みんなの議会

士別市議会 令和3年第4回定例会 2021年12月15日

子ども食堂への支援策は

2021年12月15日、士別市議会の一般質問で、国忠崇史議員が「子ども食堂への支援策は」について質問し、健康福祉部長 田中寿幸が答弁しました。

質問者
国忠崇史 議員
答弁者
健康福祉部長 田中寿幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 12番 国忠崇史

2点目、子ども食堂について取り上げます。実際に子ども食堂を手がけている方に伺うと、小・中学生の子供1人だけで飲食店に行ってはいけないというルールがネックになっているとのことだったが本当にそんなルールはあるのか否かをまず伺います。実際に子ども食堂をやっている方って苔口議員なんですけれども、まず伺います。子ども食堂の運営を考えると、最適なのは土曜日の児童館ではないかと思うんですが、いかがでしょうか。その理由は、遊びに来る子と区別がつきにくく、あの子は昼御飯当たらない子のようなスティグマ、烙印を回避できる。もう一つ、現在、土曜日の児童館は閑散としていますので、やりやすいんではないかという提案です。市として、土曜日に児童館を子ども食堂の事業者に開放する気はあるのかないのか、伺いたいと思います。よろしくお願いします。 (降壇)

答弁 健康福祉部長 田中寿幸(健康福祉部長は2022年3月まで)

ただいまの御質問にお答えします。子ども食堂は、一般的に子供やその保護者に無料もしくは低価格で食事を提供する場として、その活動は全国に広がっています。この活動は、東京都大田区において貧困により朝御飯や晩御飯を十分に食べることのできない子供たちがいることを知った事業者が自ら温かい食事を提供したのが始まりと言われ、主にボランティアで賄われ、近年は貧困対策だけの目的ではなく地域のコミュニティーの場として機能している食堂もあると認識しています。そこで、子供だけで飲食店を利用する際のルールがあるのかとの御質問がありました。お話のあった内容については、教育委員会、市のこども育成担当、防犯担当、教職員、PTAなどで構成している士別市青少年指導センターが青少年健全育成と非行防止活動の推進を目的として、校外生活の決まりの中で示しているものです。具体的には、児童・生徒の帰宅時間や外泊に関することをはじめ飲食店の利用、カラオケやボーリングなど遊戯場の利用について示しています。この中で、飲食店の利用について、小学生の場合は、レストラン、食堂は保護者と一緒に利用するようにと示しています。ただし、家庭の事情や状況によって子供だけで利用しなければならない場合は保護者の許可を得ることを求めているところです。また、中・高生についても、保護者の許可の下にレストランや食堂を利用することとしています。このように一律に子供だけでの飲食店の利用等を禁止しているものではなく、放課後や休日、さらには長期休業中などの過ごし方に関わって、青少年の健全育成、非行防止、防犯などの観点から各学校の決まりなども参考に推奨する生活や行動の指針として示しているものであり、保護者の判断と責任の下に、例えば子供たちだけで食事に行くことを認めることについて制限するものではありません。次に、児童館での子ども食堂の運営についてです。市の児童センターは、登録児童が通う放課後児童クラブと不特定多数の子供が自由に利用できる児童館機能を併せ持つ施設であり、昼食についてはいずれもお弁当を持参していただいています。児童センターでは特別な場合を除き、トラブルを防ぐため現金の持込みを小学校と同様に原則禁止としており、仮に児童センターで子ども食堂を行うとした場合、公平性の観点からも食事の提供は無料が望ましく、さらに小学生が1人で遊びに来ることのできる施設であるため、食物アレルギーや食事制限など子供だけでは判断が難しいことへの配慮も必要です。これまで児童センターでの外部からの食事の提供は、昨年3月の緊急事態宣言下において、株式会社翠月様の御厚意により、子供向けお弁当の提供をいただきましたが、その際にも事前に食物アレルギー等の調査を実施する中、対応いただいたところです。現在、事業所の方からの児童館の開放に関するお話を伺ってはいませんが、仮にそのようなお話があった際には、その目的や料金設定、食物アレルギーへの配慮等の内容をお聞きし、慎重に検討してまいります。なお、貧困等により食事が十分に取れていない子供への対応については、学校や児童相談所など関係機関と十分連携を図りながら引き続き適切な支援に努めてまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)

質問 12番 国忠崇史

公平性という言葉が出ましたのでお伺いしますけれども、一般の弁当を持って来館する子供と子ども食堂を利用する子、仮に児童館がその場所になった場合に公平性が問題になると。子ども食堂を利用する子供とお弁当を持ってくる子供、公平性だと言うんですけれども、でも昼御飯当たらない子と、当たらないというか昼御飯が主要な栄養源になっている、平日は学校の給食とか保育園の給食がメインで、そこで栄養が取れているという子供と、それから、一応3食、親が用意してちゃんと取れている子供と、公平性も何もないと思うんです。それは公平というかスタートラインが全然違うんです。だから、本当に昼を用意してあげないと栄養が取れないんだという子供のことをもうちょっと考えてあげてほしいなと思います。だから、この子ども食堂に関しての施策はどうも士別市は遅れているなと。言いにくいですけれども、苔口さんがいろいろチラシを入れようとしても、教育委員会はお断り願いますみたいな感じだったりしていて、公平性を盾に児童館での実施に乗り切れないというのは、今の現状を考えると非常に遅いなと思います。いかがでしょうか。

答弁 健康福祉部長 田中寿幸(健康福祉部長は2022年3月まで)

答弁の中で公平性ということを申し上げたのは、料金を、児童館で仮に子ども食堂を展開するということになった場合については無料が望ましいと。その根拠として公平性の観点と申し上げたものですので、子供たちの食生活の状況の公平性ということではございませんので御理解いただきたいと思います。以上です。

出典:士別市議会 令和3年第4回定例会 2021年12月15日 議事録 PDF(30ページ) 間違いを知らせる