士別市議会 令和3年第3回定例会 2021年10月28日
図書館の管理について
2021年10月28日、士別市議会の一般質問で、国忠崇史議員が「図書館の管理について」質問し、生涯学習部長 三上正洋、教育長 中峰寿彰が答弁しました。
- 質問者
- 国忠崇史 議員
- 答弁者
- 生涯学習部長 三上正洋、教育長 中峰寿彰
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 12番 国忠崇史
2つ目のテーマは図書館の管理についてです。緊急事態宣言期間中に休館あるいは市民のみに貸出ししていましたが、利用状況をお伺いします。人数、冊数、それから通常との比較でお願いします。2番目として、苫小牧市立中央図書館など道内の幾つかの図書館では、令状なしに警察に対して貸出履歴などを開示し問題になっています。本市の図書館での対応は、その辺どうなっているでしょうか、お伺いします。 (降壇)
答弁 生涯学習部長 三上正洋(生涯学習部長は2025年3月まで)
ただいまの御質問にお答えいたします。初めに、緊急事態宣言期間中における図書館の利用状況についてです。今年、国から発令された緊急事態宣言は、それぞれ当初の設定期間が延長されたところであり、結果として1回目が5月16日から6月20日まで、2回目が8月28日から9月30日までとなりました。この期間においては北海道からの要請や協力依頼に基づき、本市の社会教育施設についても、市民の皆さんへの周知期間を経て順次休館等の措置を講じてきたところであり、図書館についても5月18日から休館といたしました。しかしながら、期間の延長を受けて、6月3日からは市民を限定に図書の貸出し、返却のみの利用を可とする措置を講じたところです。また、2回目の8月28日からの臨時休館においては、当初から市民に限って貸出し、返却のみの利用を可能としたところです。このような状況から、宣言期間中の図書館の利用状況は近年の同時期と比較して、全体としては2割程度減少した中で、6月3日の一部利用再開の際には、この2年間の同時期の貸出冊数の約2.5倍となる345冊の貸出利用もあったところです。また、2回目の臨時休館に関わっては、直前の8月23日から27日まで蔵書点検のため、休館していたこともあってか、8月28日の利用は昨年、一昨年の貸出冊数の約半分となります221冊となりました。なお、一部利用再開直後における館内の状態について、利用者同士が密になるようなこともなく、利用に当たっては混乱することはありませんでした。一方、朝日図書室については8月30日から9月3日までの期間、貸出し等を行わず休館といたしましたが、9月3日には移動図書館車を朝日地区に臨時運行することで利用者へのサービス提供にできるだけ配慮したところです。この間の一部利用再開に際しては、公益社団法人日本図書館協会の図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン及び本市の社会教育施設における新型コロナウイルス感染症拡大予防ガイドラインに基づく対策に努めるとともに、利用者にも御協力をいただきながら感染拡大防止等に意を配し、利用を再開しております。次に、図書館利用者情報の警察への情報提供についてです。まず、本市図書館における警察への情報提供に関しましては、日本図書館協会の図書館の自由に関する宣言の中で示されているように、図書館は利用者の秘密を守るという理念のほか、本市における個人情報保護の考え方、さらに公共における守秘義務の観点からも、利用者の氏名、住所をはじめ貸出履歴や予約状況などの利用者情報を本人の同意なく目的外に使用しないこととしております。また、令状主義を原則に、憲法第35条に基づく裁判所の令状を確認した場合以外は利用者の読書事実を外部に漏らさない考えであり、警察からの情報提供依頼があった場合においても、同様の対応としております。なお、これまで本市図書館において捜査協力の依頼を受けたこともなく、それ以外のケースを含めて利用者状況の提供及び開示を行ったこともありません。図書館で所有する利用者情報は個人のプライバシーに属し、貸出履歴などの情報は利用者の思想・信条をも推知し得ると解される場合もあることから、その取扱いには特段の配慮を要するものと考えているところであり、今後においても、利用者に関する情報の取扱いには細心の注意を払ってまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)
質問 12番 国忠崇史
図書館の自由に関する宣言、1979年に改定です。最初が1954年で、79年に改定。図書館は資料収集の自由を有する。図書館は資料提供の自由を有する。図書館は利用者の秘密を守る。図書館は全ての検閲に反対する。この4つが主要な図書館の自由に関する宣言です。それで、士別の図書館、借りて返したら履歴も出ないんだという、履歴は消えてしまうんですか。それともあるけれども出ないのか。そういうふうに聞いたんですけれども、その辺どうですか。いいですか。
答弁 生涯学習部長 三上正洋(生涯学習部長は2025年3月まで)
ただいまの再質問にお答えいたします。図書を借りた際の部分の履歴ということですが、返す際にはカウンターで返される場合、または閉館時間帯においては返却ポスト等々で返される場合があります。返したときに、借りたときの履歴が残っておりますので、その履歴は残っている、誰が借りたかというのは残っている形になっておりますので、返したから、その履歴がなくなるという形ではございません。以上です。
質問 12番 国忠崇史
そうしたら、1年前にこういう本を借りたよというのは、返したからなくなっているわけですか、それは残っている。基本的に令状によらずに警察の方が来た場合に、1年前にこの人はこれを借りたよと答えられるのかどうか。一応聞いておきたいですけれども。
答弁 生涯学習部長 三上正洋(生涯学習部長は2025年3月まで)
ただいまの御質問にお答えいたします。先ほどの私の答えの部分の修正も含めてですが、借りた履歴は残っております。当然返してもらったというところもあれですけれども、返してもらった部分については、そのデータが抽出できないような形に今システムでなっているということなので、1年後も残っているかというところについては、その履歴は残っていますけれども、それは抽出して確認はできないような形になっております。失礼しました。よろしくお願いします。
答弁 教育長 中峰寿彰(教育長は2023年3月まで)
若干の補足ということになります。データとしてはきちんと、それは残っています。ただ、それをすぐにアクセスして見る状況はできない形に逆にしています。システム上、そこは1つ手間を加えて、今は業者さんの仕組みを使っていますけれども、そこのシステムエンジニアがたどっていかないと出せないということで、ロックを掛けて、やたらに出てこない、そういう形になっているということです。残してはいるけれども、一般に見えないというところです。以上です。