士別市議会 令和3年第4回定例会 2021年12月14日
「士別市農業・農村活性化計画」第4次計画の策定について
2021年12月14日、士別市議会の一般質問で、大西陽議員が質問し、経済部長 鴻野弘志が答弁しました。
- 質問者
- 大西陽 議員
- 答弁者
- 経済部長 鴻野弘志
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 14番 大西陽
次の質問に移ります。最初に、通告書には、士別市農業・農村活性化計画の第3期、あるいは第4期と通告をさせていただきました。これは、私もいろいろと議論する中で、次の第3次、第4次と改めたと理解していまして、この件、失念をしておりましたので、この場で訂正をさせていただきたいと思います。それでは、第4次計画の策定についてお伺いいたします。本市では、まちづくり基本条例で総合計画をまちづくりの最上位計画と位置づけており、その中で農業の振興については、士別市農業・農村活性化計画に基づいて、安全・安心で収益性の高い魅力あふれる農業の確立をはじめ、豊かな生産基盤の確立、担い手の確保と安定的な経営体の育成、自然環境と調和した農業・農村の機能増進、活力ある農村の構築に努めるとしていることから、総合的な推進を図るため、士別市農業・農村活性化条例の第4条に基づき、分野別計画として、士別市農業・農村活性化計画、これを平成12年度より策定し、5年ごとに改定する中で、時代に合った農業政策の方向性を示してきました。平成30年からの第3次計画からは、総合計画との整合性を図るために、実行計画期間と同じ4年間の計画としております。そこで、平成25年度からの第2次計画と30年度からの第3次計画を少し比較をしてみると、例えば農産物の振興については、第2次計画では、水稲及び畑作の作物別に課題を整理して、目標とする目指す姿、目標達成に向けた推進事項がそれぞれ記載されております。一方、第3次計画では、水稲をはじめとして各作物別の現状は記載されていますが、具体的な推進方策が見えにくい内容になっているような気がします。また、畜産の振興についても、第2次計画では、畜産全体の状況と、乳用牛、肉用牛、養豚、農用馬、綿羊、養鶏、これら畜種ごとに現状と課題、目指す姿及び推進事項がそれぞれ記載されていますが、第3次計画では畜種ごとの詳細が示されておりません。さらに、農作物に深刻な被害をもたらす鳥獣被害の防止については、第2次計画では重要な対策として、現状、課題、目指す姿、推進事項と整理されております。一方、第3次計画では、農産物の安定生産の中で現状と課題が記載されているのみで、目指す姿、推進事項に対する記載がないということであります。このことから、次期計画策定に当たっては、内容の精査と、項目によっては数値目標が必要ではないかと感じております。また、それぞれの推進事項に併記して、関連する取組と予定する事業名を記載したほうがより見やすくなるんではないでしょうか。そこで、次期計画を見やすく、より実効性のあるものにするためには、現計画の検証により精査が必要であることから、その検証結果、または検証予定と次期計画の重点項目及び新たな取組の考え方について、まずその概要をお伺いいたします。次に、計画策定プロセスについてです。令和3年第1回定例会の大綱質疑で、私に対する答弁によると、次期計画の策定に当たり、幅広い世代の方々、消費者の方々、それから商工会議所などの幅広い御意見を聞きながら進めたいとしておりました。さらにJA北ひびきも、令和4年から第2次地域農業振興計画、JAの中期経営計画がスタートすることから、行政との連携の中で何ができるのかも含めて意見交換をさせていただくとのことでありました。現在までの取組経過と今後の進め方について、改めてお伺い申し上げます。 (降壇)
答弁 経済部長 鴻野弘志(経済部長は2024年3月まで)
ただいまの御質問にお答えします。初めに、現在の第3次計画の検証結果、または予定についてです。現計画は、足腰の強い農業・農村を目指すため、農業・農村活性化条例の基本方針に沿って、土づくり、収量アップ、人づくり、農村づくりを4つの柱に据えて、各種施策を推進してまいりました。計画期間は本年度が最終年度となるため、昨年、現計画に対して農業者を対象に施策の内容ごとにアンケートを実施し、その集計結果等を基に市内7地区で意見交換会を開催しました。意見交換会では、新規就農者の確保に向け、就農希望者受入体制の見直しや継続したPR活動の必要性、また就農後の経営安定化への懸念や将来の地域コミュニティー維持を含めた地域内での議論が必要であるとすることなどが主な意見として出されました。労働力支援では、春先のもみまき時期や秋の収穫時期の短期的な労働力確保や人材不足により、省力化が図られる作物へシフトされていることなどの意見が出されたところです。経営の多様化による所得向上については、経営面積を拡大している中で、6次産業化に取り組むのは難しい、規格外品を利用してトマトジュースの加工を行ったが収益が上がらない、農業者は農作物生産のプロであるが、加工、販売は違う技術が必要なので、取り組める農業者だけ実施すればいいと思うなどの意見が出されていたところです。そのほかGAP推進については、安全・安心という担保もついているので推奨すべき、農家の収益につながらず特に恩恵を受けないなどの意見や、スマート農業の推進では、労働力の削減、作業の効率化が図られているなどの意見が出されていたところです。これら意見やアンケート結果を基に、A、推進できた、B、やや推進できた、C、あまり推進できていないの3区分で評価し、士別市農業・農村活性化審議会での協議結果に基づき、現計画を検証しました。評価の結果については、A、推進できたが6割、B、やや推進できたが4割であり、全体としては、おおむね推進できたものと考えているところです。第4次計画の策定に当たっては、現計画の検証等を踏まえ、基本目標を持続可能な生産体制の確立として、4つの柱である人づくり、農村づくり、土づくり、収量アップごとに重点項目を設定し、その項目に対して推進事項を設定し、主な取組を実施する内容としております。また、数値目標については、まち・ひと・しごと創生総合戦略の農業分野で掲げた内容との整合を図りながら、盛り込む項目を精査してまいりたいと考えています。新たな取組といたしましては、農業研修者の受入れまでの流れや農業研修者の受入体制への理解等を図るためのフロー図の作成について、大西議員からいただいた御提言を基に本計画へ掲載し、農業研修者の確保、育成などの推進に努めてまいりたいと考えています。次に、計画策定プロセスについてです。第4次計画の策定に当たり、農業者等から改めて意見を伺うため、本計画の素案を作成し、本年11月下旬から12月上旬にかけて、市内7地区で意見交換会を実施してまいりました。意見交換会の参加者は、コロナ感染対策の観点から参集人数に配慮しつつ、農業委員や中山間の地区代表、JA北ひびき本所・各支所職員、地区受入農家協議会代表、JA北ひびき女性部から参加をいただきました。このほか、JA北ひびき等は、本計画策定に関わる部分を含め、担い手確保・育成、労働力支援、作物振興などについて、数度にわたり協議してきたところです。また、今月中には庁内での協議を経た後、士別市農業・農村活性化審議会を開催いたします。この審議会は、農業者、農業委員、農業協同組合、土地改良区、森林組合、消費者協会等で構成されておりますが、本年度新たに、これも大西議員の御提言により商工会議所からも推薦をいただき、12人の委員で構成されているところです。これらを踏まえ、明年1月にはパブリックコメントを実施し、2月に再度士別市農業・農村活性化審議会で協議をいただき、令和4年3月末までの策定を目指す考えです。以上申し上げ、答弁とします。 (降壇)
質問 14番 大西陽
1点、提案を含めてお話をさせていただきたいと思うんですが、この活性化計画については、本市農業の全てがこれに網羅されている。政策、それから目指す姿と解釈をしております。それで、農業についても随時環境が変わっていますから、毎年見直しが必要だなという気はしております。そういう意味では、私も過去の反省から、この計画を策定する上でこれに全力投球をして、できたらこれをどうするか。大事にしまってしまうということでなくて、常にこの計画に基づく市政執行だという感じで、例えばこれを加除式に何か工夫をして、あまりお金をかけないで、変更、見直しがあれば差し替えるということで、常に携帯ができる。携帯をしたほうがより実になりますから、そんな作り方を検討してみてはどうかと思いますが、見解があればお伺いします。
答弁 経済部長 鴻野弘志(経済部長は2024年3月まで)
再質問にお答えいたします。今、議員から御提言いただきました。やはり見ていただける計画、これは本当に大事なことであると思っております。そんな意味では、我々も今、見やすさも含めて、実はいろいろと知恵を絞っているところでございます。また、この後、今回、向こう4年間ということでありますが、その間についてもということであれば、今この時代でありますから、様々なツールを使った中で何か工夫ができるか、この辺りも十分考えてまいりたいと思います。以上です。