士別市議会 令和3年第2回定例会 2021年6月16日
児童生徒の心身の健康の充実について
2021年6月16日、士別市議会の一般質問で、喜多武彦議員が「児童生徒の心身の健康の充実について」質問し、生涯学習部長 三上正洋、市長 牧野勇司が答弁しました。
- 質問者
- 喜多武彦 議員
- 答弁者
- 生涯学習部長 三上正洋、市長 牧野勇司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 5番 喜多武彦
次に、感染症拡大に伴う学校給食・食育の諸課題に関する調査研究等について伺います。この事業においても、文部科学省では放課後児童クラブとの連携や学校給食事業者と学校設置者とのキャンセル料、新型コロナウイルスの特徴を踏まえた衛生管理の在り方に関する調査、指導の徹底について調査を行うことになっています。そこで、本市におけるこれらの対応について伺います。コロナ禍において、本市も感染拡大の状況により長期の臨時休業が想定されます。その際、保護者が働いていて子供たちだけで自宅にいることができない場合、本市では昨年、放課後児童クラブに通える対応をしていましたが、その際にどのような対応を取ったのかを含め、お知らせいただきたいと思います。また、学校給食事業者と学校設置者とのキャンセル料の契約関係についても、急な臨時休校により食材納入業者からキャンセル料が発生した場合の対応と、給食の休止で発生する食材の食品ロスの対応についてもお尋ねいたします。最後に、コロナ禍の中での衛生管理においては、本市だけではなく全ての自治体が子供たちのために安心・安全な給食提供のために取り組まれていると思います。本市の給食センターにおける新型コロナウイルスの特徴も踏まえた衛生管理の在り方についてもお知らせください。(降壇)
答弁 生涯学習部長 三上正洋(生涯学習部長は2025年3月まで)
ただいまの御質問にお答えいたします。児童生徒の近視実態調査事業は、文部科学省が令和3年度の新規事業として民間事業者に業務委託して実施するものであり、小学1年生から中学3年生まで全国で合計9,000人程度を対象に調査が行われます。具体的な調査内容は、視能訓練士が測定装置を用いて遠視、乱視、近視の程度などを測定し、調査結果を集計・分析することによって視力低下を防止するための有効な対策を検討するものです。この調査に関わって、北海道内での実施予定について確認したところ、北海道教育委員会としても、道内での調査実施については把握できていないとのことでした。現在、全国的に各学校の身体測定において視力検査を実施しているところであり、本市においても同様に視力検査を行っています。現在のところ、近視実態調査事業のように専門的な検査を実施することは考えていませんが、今回の調査結果については、その内容や今後の対策について情報収集に努めてまいります。次に、デジタル教科書実証事業についてです。北海道教育委員会として割り当てられる学校数が限られていた中で、本市では士別小学校、上士別小学校、多寄小学校、上士別中学校、朝日中学校の5校においてこの実証事業に参加しており、上士別中学校では2教科、それ以外の学校については1教科についてデジタル教科書を使用しています。このデジタル教科書に関わって、文部科学省の有識者会議では、次の小学校用教科書の改訂時期である2024年度から本格的な導入を目指すべきとしていますが、視力など健康面への影響や読解力の低下につながるとの懸念もあり、現段階では紙とデジタルのよさを適切に組み合わせることが重要との考え方から紙の教科書と併用する方針が示されたところです。また、GIGAスクール構想において整備した端末の利用に当たっては、各学校において積極的に活用するよう努めていますが、その一方で児童・生徒の健康については改めて配慮が必要であるとも考えています。本年4月には、児童・生徒、保護者のそれぞれに向けた啓発リーフレットが文部科学省で作成され、各学校を通じて配付したところであり、今後の積極的な活用の一方で、留意すべき点など理解を図る取組も進められています。授業で端末を使用する際は、教師から児童・生徒に対し端末の適切な使用方法について指導するよう要請するとともに、本年は青少年指導センターが隔年で実施しているスマートフォン等情報通信機器の利用に関するアンケート調査を行う予定であることから、この結果も踏まえ、学校はもとより、家庭での生活習慣の改善やインターネットリテラシーを含む適切な情報通信端末の利用などについて啓発と注意喚起を行うとともに、課金等の問題も含めた安全な使用などについても周知してまいります。次に、感染拡大に伴う学校給食・食育の諸課題に関する調査研究等についてです。本市において、放課後児童クラブに該当する施設は、あけぼの子どもセンター、ほくと子どもセンター、朝日学童保育所まなべーるの3施設があります。これまでも、学校の休校によって子供たちが朝から放課後児童クラブ等を利用する場合は、夏休みや冬休みと同様に弁当を持参していただくなどの対応を保護者にお願いしてきているところです。この間、こうした状況での給食提供についても検討しているところですが、配送や配食等での衛生管理体制、利用者数による食数の把握や食材の調達・調整など課題が多く、給食の提供は困難なことから、現時点においては感染拡大などによって再び休校となった場合においても同様の対応をせざるを得ない状況であります。したがって、全ての子供たちが昼食を摂取できるよう引き続き保護者に協力を求めていくことになりますが、今回、国で実施される調査・研究の結果も踏まえ、対応について検討してまいります。次に、学校給食事業者と学校設置者とのキャンセル料等の契約関係等についてです。本市においては、学校給食事業者である士別市学校給食会と学校設置者である士別市との間で契約関係はない状況にあり、食材の発注後に学校臨時休業によって納品業者からキャンセル料が発生した場合は、学校給食会が負担することになります。しかし、昨年の2月と3月の一斉休校の際には、国の学校臨時休業対策費補助金が交付されたところであり、この補助金を活用し、補填の措置を行ったところです。また、給食の休止によって生じた未使用の食材については、学校給食衛生管理基準や衛生管理責任者の判断に基づき、原則廃棄処分等の対応を行っていますが、一方で、長期保存が可能な食品や温度・品質管理が容易な食品については、献立を変更することや大量調理を伴う他の施設での有効利用に充てるなど、食品ロスを最小限に抑えるよう努めてきています。次に、新型コロナウイルスの特徴も踏まえた衛生管理の在り方についてです。学校給食センターでは、日頃から衛生管理において文部科学省の学校給食衛生管理基準に基づき、北海道教育委員会が作成した学校給食衛生管理マニュアルに沿って対応しているところであり、施設と従事者の衛生管理については、学校給食日常点検表や学校給食従事者個人別健康観察記録表での記録により点検や体調チェックを行っています。また、納品食材については、検収表の温度・ロット記録等により品質や鮮度の確認をしています。さらには、職員間のコミュニケーションを十分に図ることにも努め、従事者の体調管理についても注意を払っているところであり、今後も児童・生徒の心身の健康の充実を担う安全・安心な学校給食の提供に努めてまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)
再質問 5番 喜多武彦
確認と再質問とさせていただきたいと思います。まずは、近視実態調査については行わないということで確認をさせていただきました。大事なことは、いつも思うのですけれども、文科省が示したから行うのではなくて、やはりいろんな事業を出されたときに精査をしながら取り組むということが物すごく大事だと私は考えています。この事業というのは大事だなと、やはり思うのですけれども、ただ、今現状、現場は少ない人数の中で取り組んでいるわけですから、現場の負担を軽減させることにもつながるので、よいのではないかなとは思っています。ただ、デジタル機械の普及によって家庭内でも当然普及がされていて、テレビを見る機会、あるいはスマートフォンを使ったり、あるいはゲームをしながらということで、非常に子供たちの視力低下が懸念されることは皆さん御承知だと思うのですよね。どうやって啓発をして注意を喚起していくのか。先ほど話の中でありましたけれども、具体的にどういうふうにするかというのをまずお聞かせいただきたい。それから、GIGAスクール構想においてのことに触れていましたけれども、現場の教職員も少ない人数の中でやりくりをしながら、研修を含めて現場を離れている時間もかなり出てきていることを考えていったときには、研修をするのは必要なんですけれども、離れたときに、やはり学校が人数が少なくなって、非常に授業がちょっとおろそかになってしまうんじゃないかという懸念もあります。そこで、文科省のほうでは、こういう事業もありますよね、GIGAスクールサポーター配置促進事業、これも新年度の中で予算が新規事業の中で10億円をつけていただいているわけですから、ここは人数をやはり現場に出してあげる、こういうことを利用しながら現場にやはり人数を送り込んであげることも必要ではないかな。こういう事業をどんどん新規に採用していくのも必要ではないかなと私は考えます。そのことをお伺いしたいことと、それから最後に、ぜひお聞かせいただきたいのは、実は市長にお伺いしたいと思います。昨日、12年間の思いをお伺いしました。市長は子供は宝だと言っていただいています。国のほうでも当然、国もこういうふうに書いています。学校を核とした地域力強化プランの中では、学校を核として、地域住民等の参画や地域の特色を生かした事業等を展開することで、まち全体で地域の将来を担う子供たちを育成するとともに、一億総活躍社会及び地方創生の実現を図るとなっております。市長はこの任期の中で、こども夢トーク、こども議会を通しながら多くの子供たちとお話をされています。ぜひその多くの子供たちと接したことの中から、次代を担う、この士別の将来を担う子供たちに期待のメッセージを最後にいただきたいと思います。以上です。
答弁 生涯学習部長 三上正洋(生涯学習部長は2025年3月まで)
再質問にお答えします。私のほうからまず2点。1点目につきましては、啓発リーフレットのことについてのお尋ねでした。先ほども答弁で触れましたが、啓発リーフレットにつきましては、実際に家庭で扱う情報通信機器、これは本当に、親から与えられているスマートフォンですとか、中学生だと与えられていると思うのですけれども、またテレビゲーム、そして情報通信機器ですからテレビもそれに当たるかと思います。当然、学校のほうでは、先ほどの答弁の中でも申し上げましたとおり、1人1台端末の使い方、また、それをもし、今後、持ち帰り等があったときにどういうような活用をするか。また、自宅においても、先ほど申し上げました情報通信機器、それを総体的に見て目を休める、体を休めることにもつながるんですが、そういった内容が啓発リーフレットの内容ということですので、これを学校のほうから児童・生徒、保護者に向けて配付をして、そこを周知、目だけではなく本当に、寝る前にタブレットを見ないですとか、体を休めるといったこともやはり体調管理の健康の在り方の一つだと思いますので、そういった、今後、周知の仕方をしていきたいと思っております。もう1点、GIGAスクールにおける研修、先生方の研修の部分についてです。今、喜多議員からもお話がありましたとおり、GIGAスクールのサポーター配置促進事業、これについても、当然これが研修も大事なんですが、それにおいて児童・生徒の学習に迷惑をかけるということは本末転倒であると思いますので、今の喜多議員の御提言を十分に生かしながら、学校のスケジュール等々を含めまして、当然先生方の研修もしつつ、子供たちの授業に迷惑がかからないような形の取組を教育委員会として各学校にお願いをしていきたいと思っております。以上です。
答弁 市長 牧野勇司(市長は2021年6月まで)
喜多議員の再質問にお答えいたします。私の任期の定例会、定例会でいえば今定例会が最終ということになるわけでありますので、定例会における市長の席からの答弁はこれが最終かなと、このように考えます。今、デジタル社会におきまして、特にGIGAスクールについても具体的に端末利用が始まりますし、私どもの小・中学生の時代と違いまして、今は非常に画面に接する、子供たちがスマホを含めて非常に多いと。視力低下が心配であるということは答弁でも申し上げたとおりです。やはり弱視あるいは斜視、予防医学の中でいち早くそれを発見して、治療をする、予防をする。極めて重要なことだと思います。ですから、これは家庭、そして学校教育、地域の中でも連携取りながら子供たちの健康維持は努めていかなければならない、こう思います。士別市でも各種委員会、審議会あるのでありますが、特に今、画面を見る機会が多いということで、子供たちの視力について非常に心配する声もありますので、そういうデータも我々頂いていますから、しっかり連携を取らなければならないと思います。そこで、来年の多分夏頃になると思うのでありますが、昨日も申し上げましたが、士別市に待望の眼科医の先生が来ていただきます。今は市立病院にも月に一度ほど来ていただいているのでありますが、医大の先生です。今、出張医で眼科を賄っているのでありますけれども、この士別市で開業していただく医師は、お話を伺いますと、子供たちの斜視だとか弱視、私はしっかりと見詰めていくと。ホームドクターという役割をしながらしっかり予防策も講じていきたいと、こういう強い意志のある先生でありますので、ぜひこの地域の中において、高齢者の白内障だとか、そういった問題はもちろん士別市で手術できるわけでありますけれども、子供たちの部分についても連携取りながらやっていかなければならないなと、こう思います。私は、子育て日本一というキャッチフレーズの下に取組を進めてきました。健康長寿日本一もあれば、個性あるまち日本一、数多くの日本一を掲げましたが、何をもって日本一と言えるのかということについては議会でも議論をさせていただいたところです。それぞれのまちによって違うのでありますけれども、私は子供たちも行政も議会も市民も家族もみんなして、子供たちをしっかり育てていく。そして日本一を目指すということで、指標を設けずにみんなで頑張っていこうということを申し上げながら、本当にそれぞれ皆さん方が頑張っているんですね、士別市は。小さなときから本当にすばらしいです。例えば、むっくりで行っている「きら」なんかについても、士別以外からお母様も一緒に来て、士別はすばらしい子育てやっていますねということ言っていただける。頑張っている市民がいるんですよね。ですから今回、コミュニティ・スクールを全ての学校に配置をした。そしてまたそこには地域住民も一緒になって頑張ってくれている。例えば上士別なんかであれば、アジア・アフリカ米ということで、田植から始まって収穫まで子供たちと一緒にやっていって、これも大臣表彰までいただいている、子供たちが一緒に行って表彰までいただいてきている。そしてまた、子ども文化村ということで、企業の皆さん方が、士別で行っている現場に行って、子供たちに案内をしてくれたり、いろんな取組をやっていただいている。ですから、そういった取組が評価をされて文部科学大臣表彰を教育長が授与したのでありますけれども、まさに地域みんなで頑張っているということが本当に証明されたということで、これをこれからもより一層みんなで力を合わせて取り組んでいければいいなと思います。それと、新聞社の方々にも言われたことあるのでありますが、士別市は、こども議会が非常に活発であると。ひょっとすると議員の皆様方の意見よりもこども議会の意見のほうが市長は聞いているんじゃないだろうかと、こんな評価もされたことあるんでありますけれども、本当に子供たちも真剣に、8回ほど、議会の皆さん方からも議会はどうなのかという講義もいただいたりしながら、勉強して、そこの場所でしっかり提言するんですよね。どうでしたかと聞きますとね、いやあ、本当に震えましたと言うんだけれども、堂々たる発言力ですよね。発表するんです。それに我々もしっかり答えていく。ですから、子供たちの意見が市政にしっかり通ってきているということは間違いなく言えます。これは昨日申し上げたとおり、まちづくり総合計画、子どもの権利に関する条例、これを定めていますので、よりこれからこれも発展していただきたいし、私と教育長が、こども夢トークで学校に行ったときも、小さな学校では大体子どもたち十数人とたっぷりと意見交換する。大きな学校に行きますと体育館でマイクで、体育館にみっちり集まって、マイクで意見交換をやる。こんなことも実はやってきているところです。そして、八十数人、こども議会にいますので、子供は元気ですね。道路で会うと、市長、牧野市長と言ってくれるんですよね。僕、今年こども議員ですなんて、大きな声で発言もしていただける。だから、そういった意味では子供たちは地域・日本の宝であるし、まさに財産でありますので、みんなでしっかりと育てながら、この地域にまた残っていただく、戻ってきていただく、そんな形でみんなで連携を取っていければいいなと、そんなふうに思う次第であります。言いたいことはたくさんありますけれども、このくらいで終わります。以上です。