みんなの議会

士別市議会 令和2年第2回定例会 2020年6月18日

環境基本計画と市街地の緑化について

2020年6月18日、士別市議会の一般質問で、国忠崇史議員が「環境基本計画と市街地の緑化について」質問し、副市長 相山佳則、建設水道部長 千葉靖紀が答弁しました。

質問者
国忠崇史 議員
答弁者
副市長 相山佳則、建設水道部長 千葉靖紀

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 12番 国忠崇史

次に、士別市環境基本計画に沿った市街地緑化をというテーマで取り上げたいと思います。この春、カラスの営巣対策で、ことぶき公園、通称ロボット公園といいますが、このことぶき公園の樹齢40年から50年のイチョウの木8本が切られました。このイチョウの木はまちなかの公園には数少ない木陰をもたらしていただけでなく、秋には銀杏取りなどを楽しみにしていた市民もいたものであります。これがカラスの営巣を根拠に伐採されたのですが、カラスの営巣と追いかけっこしても、いわゆるいたちごっこではないかと思うのです。追われたカラスは西香園など市街地の別の場所で営巣するだけではないかと思います。カラスが営巣で過敏になるのは春の2、3カ月であるから、その時期気をつける、あるいはカラスを刺激しないということで足りるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。本市は山林面積が大部分を占め、郊外や農村部では自然に恵まれている状況ですが、他方で市街地では意外に樹木などの緑が少ないといえると思います。民家だとかお寺だとかの樹木がありますので一見多いようですが、パブリックスペースの緑はそう多くはないと思います。したがって、街路樹などの計画的な育成について士別市緑の基本計画でも触れられている次第ですが、この件の街路樹の計画的な育成についての進行状況について御報告いただきたいと思います。また、市長が最初の選挙から掲げているマニフェスト事業である樹木のあるミニ公園整備とこの街路樹との関係についてお知らせください。ここでうたわれている樹木のあるミニ公園、あるいは緑の基本計画で触れられているポケットパークなるものについて、今までの整備の成果を示していただきたいと思います。この士別市緑の基本計画をひもとくと、街路樹に樹種のプレートをつけたりする計画ではありますが、それに付随して、例えば南大通りに植わっているヒメリンゴがありますが、これが食べられない、ヒメリンゴ食用不可など注意書きを添えたりする必要はないでしょうか。この件の見解をお願いします。この件の最後で、子育てと自然環境との関係について触れたいと思います。環境基本計画は、最近ごみの有料化の大きな問題がありましたので、そちらに目が行っていたところですが、もともとは地球環境だとか気候変動についての認識をもたらすための計画だと思います。子育てと自然環境について、この環境基本計画に沿って再考していただきたいと思います。考えてみると、本市では農業学習や植物についての学習機会は多いものの、山とか川に直接入り込んでの学習は市立博物館主催の折々の自然観察会などしかなく、むしろ都会の子供より学習の機会が少ないくらいであると思います。今後、気候変動の影響が次世代になるにつれて深刻になることが予想されているわけでありますから、子供たち自身が自然環境の調査や、あるいは自然環境の危機について体験的に学ぶことが求められていると思います。これにどういった施策をもって応えていくのか、認識のほどを伺う次第です。 (降壇)

答弁 副市長 相山佳則(副市長は2021年6月まで)

ただいまの御質問にお答えいたします。初めに、カラスの営巣による樹木の伐採についてです。3月から7月にかけてのカラスの繁殖期は、子育てのために威嚇行動を取ることがあり、人に危害が及ぶ場合は巣落としなどの対応が必要になりますが、多くの場合は巣の近くを通らない、近寄らないことで刺激しないことや、帽子、傘などで身を守るなどで被害を防げるものとも思われます。しかしながら、巣が住居に近いなど、なかなかそうもできない場合もあるわけであります。そうした中、本年4月上旬、ことぶき公園の近隣の方から公園の樹木にカラスが巣をつくり威嚇をされるなどの被害報告を受けたところであります。この公園では過去にも同様の報告があり、その際には巣落としや枝払いなどで対応したところでありますけれども、今回は樹木そのものに一部腐食が確認できたため、安全性を考慮し、8本の木を伐採したところであります。カラスの威嚇行動により巣の近くを通行する住民は恐怖心を抱くことから、今後も住民の安全・安心を考慮し、巣落としや枝払いなどの対応に努めていくものでありますけれども、樹木伐採の必要がある場合については、近隣住民の皆さんや自治会役員と協議しながら対応していきたいと考えております。次に、街路樹などの計画的な育成についてです。街路樹育成の年次計画については、平成29年度に策定した緑の基本計画に基づき、市街地外環状を形成する街路などを結ぶ緑のネットワークを形成するよう植樹を進めているところであります。また、風害や枯死により街路樹が欠損している箇所につきましては、道路の利用者が多い箇所や地域要望を受けた箇所などを中心として、毎年予算の範囲内で随時補植を実施し、維持管理に努めているところであります。樹木のあるミニ公園との関連につきましては、お話がありました市長1期目のマニフェストに挙げられ、駅から国道沿い中心商店街の動線づくりの一環として、丸武児童公園とあすなろ公園において、市民の意見を受けながら植樹を含めた再整備を実施したところであります。緑の基本計画においては、緑を整備する際に市民の要望を反映することとしておりまして、今後においても同様に整備を進めるとともに、市民により関心や親しみを持っていただけるよう、街路樹への樹名板の設置について、ヒメリンゴ食用不可というを御提言もいただきましたけれども、検討してまいりたいと考えております。次に、子育てと自然環境の関係についてです。本市は総合計画において水と緑の里をまち個性に掲げており、都市部に比べ恵まれた自然環境が身近なところにあります。そうした中で、子供たちにはそれぞれの時期に合わせたさまざまな学習活動の機会づくりを進めているところであります。幼児期では多種多様な動植物、土や砂、水がある生態系は、その大きさや美しさ、不思議さなどに直接触れる体験の場となります。また、身近なことについて関心を高め、飼育や栽培の体験をすることは、その関わりを通して親しみや畏敬の念、生命を大切にする気持ち、思考力や探求心などを育む機会にもなります。こうしたことから、四季折々に自然の変化が見られる水郷公園やつくも山などの自然環境に意図的に足を運ぶことで幼児の発達を支える機会となることから、幼児教育に自然環境体験を取り入れているところであります。また、就学期においても豊かな自然環境を生かして学校教育や社会教育、地域活動の中で学習活動を行っております。特に社会教育においては、昨年度、土曜こども文化村の授業としてグリーンスポーツの散策、川の水生生物の観察、雪の結晶づくり実験などを実施しております。中でも川の水生生物の観察は、天塩川に生息する昆虫の観察に加え、旭川開発建設部の住民協働水質調査として身近な環境について学習する機会にもなっております。今後も、これら自然体験を継続する中で、自然保護活動や環境保全などの学習機会について充実を図ってまいります。こうした活動を通じて、本市環境基本計画が掲げる理想的な将来像、永久に天塩の流れと緑に育まれ、豊かで環境にやさしいまち士別の実現に向けて、多くの市民の協力、参加のもとで士別の将来を担う次世代の人たちに良好な自然環境を受け継ぐ取り組みを進めてまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)

再質問 12番 国忠崇史

再質問いたします。まずは、今副市長から答弁いただいたところですけれども、本当に自然環境、特に私からは多寄の日向のキャンプ場のところを強く推薦いたします。あそこに路線バスで行って自然観察して、日向温泉のお風呂に入れば、もうそれで士別市も非常に経営的にもいいことですし、ぜひお薦めしたいと思います。それで、再質問ですが、公園の木を切るということについては、往々にして切れという人の声のほうが大きいんです。その木を残してという声よりも、切っちゃえという声のほうが往々にして大きいのではないかと思うんです。ですから、そういう問題が持ち上がったときに、どこまでの範囲で聞き取りを行うのか、向こう三軒両隣の人はもちろんですけれども、仮にことぶき公園であれば、ことぶき公園を範囲に含む自治会なのか、どこまでの範囲というのをはっきりとこの場で答えることができるかどうかちょっとお聞きしたいんですけれども、いかがでしょうか。

答弁 建設水道部長 千葉靖紀

再質問にお答えいたします。伐採に当たっての地域の方の聞き取り関係でございますけれども、まずは苦情、それから報告があった方に対しての十分な聞き取り、それから自治会の役員の方、それからお子さんを有する家庭、これは全てではありませんけれども、近隣に対する聞き取りという形になります。ただ、この苦情という部分が強いという話がありますし、安全性という部分がやはり第一と考えておりますので、カラスの部分でも危険性の部分、直接的なけがはないかもしれませんけれども、転倒するだとかという事例も過去にあったこともありますし、それから枯損については倒れてからでは遅いという部分もありますので、十分その辺を聞き取りし、確認をした中で対応している状況であります。以上です。

再質問 12番 国忠崇史

カラスとお話しできる人がいたらぜひカラスとも話して決めてほしいと思います。冗談です。

出典:士別市議会 令和2年第2回定例会 2020年6月18日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる