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士別市議会 令和2年第2回定例会 2020年6月18日

新型コロナウイルスに関わる諸事について

2020年6月18日、士別市議会の一般質問で、苔口千笑議員が「新型コロナウイルスに関わる諸事について」質問し、市長 牧野勇司、健康福祉部長 田中寿幸、生涯学習部長 鴻野弘志が答弁しました。

質問者
苔口千笑 議員
答弁者
市長 牧野勇司、健康福祉部長 田中寿幸、生涯学習部長 鴻野弘志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 3番 苔口千笑

通告に従い一問一答で質問いたします。初めに、新型コロナウイルスに関わる諸事についてを取り上げさせていただきます。緊急事態宣言が解除され、少しずつ日常を取り戻すべく動き出し始めております今日において、今後は新型コロナウイルスの感染リスクに対してどのように向き合っていくかが肝要であると考えます。そこで感染防止策についてを主軸に通告をいたしておりましたが、そのうちの各施設ごとにおいてどのような感染予防対策が図られているのかにつきましては、昨日、おとといと既に御説明をいただいておりますことから割愛をいたしまして、私からは、各施設における感染防止策の一つとして光触媒を用いることを検討していただけないかという提案をさせていただきます。近年、光触媒を用いることによる細菌やウイルスなどの不活化に向けた研究が目覚ましく、ワックスや床材、壁材などさまざまな製品開発が進んでいることを目にする機会が随分と増えてまいりました。これらの中には一度施工いたしますと半永久的に効果が得られるものもあるとのことですので、新型コロナウイルスの感染防止策を契機に、何らかの形で光触媒を取り入れておくことにより、結果的に既に毎年の感染リスクが生じておりますインフルエンザですとかノロウイルスといった季節性のあらゆる感染症に対して、今後、長期的に予防の効果を望めることにつながるものと思われます。どの程度、どのような形で取り入れていけるかにつきましては、これからの調査段階であると思いますけれども、子供や高齢者が集う施設から順にそういった予防措置を取り入れていけるよう、先般成立されました2次補正の中から予算組みを検討していただけないでしょうか。今回の2次補正予算にとどまらず、今後に向けても前向きな検討を望みます。次に、共通の感染防止策と思われますマスクや消毒液について伺います。入手困難な一時期に比べ、ようやく流通は回復したように見受けられます昨今ですが、必要十分な量が各施設へも行き渡っているのでしょうか。各所においてマスクの寄贈や作成ボランティアを呼びかける動きなども目にしておりましたが、実際にはどの程度集まり、どのように生かされたのかも把握されておられる範囲で構いませんので、お知らせ願います。なお、マスクにつきましては、着用することによる熱中症等の健康被害への懸念が日に日に高まり、各機関からも注意喚起がなされておりますことは御承知のとおりです。2歳以下の幼児につきましては着用は危険であるとの見解が日本小児科医会から提示され、学校においても早期から体育の授業に関してはマスクの着用は不要との見解が示されておりました。しかしながら、それ以外の校内においては基本的にはマスクの常時着用が望ましいとされているようです。さきに述べましたとおり、これからの季節はマスクを着用することによってかえって健康に被害を及ぼすであろう状況が明らかでありますことからも、マニュアルベースの一律な対応ではなく、状況に応じた柔軟な対応を改めて関係機関に要請していただくことを強く望みます。最後に、緊急事態宣言のさなか、今国会で諮られておりました法案について伺います。種苗法につきましては、昨日山居議員が質問されておられましたことから割愛いたしまして、私からは、国家戦略特区法について伺います。スーパーシティ法案とも呼ばれております本法につきまして、本市は特区の自治体ではございませんけれども、本市でも総合戦略に掲げておりますSociety5.0の具現化であるスマートシティを超えた2030年頃の実現を目指したスーパーシティに向けての先駆けた動きでありますことから、そう遠くはない先に本市にも十分に関係してくる内容であると思われますので見解をお聞きしまして、質問を終わります。 (降壇)

答弁 市長 牧野勇司(市長は2021年6月まで)

苔口議員の御質問にお答えいたします。初めに、私から国家戦略特区法について答弁申し上げ、新型コロナウイルスに関わる感染防止策については健康福祉部長から答弁申し上げます。感染症に関しましては、本日まで議員各位から多くの御提言、御質問をいただきましたが、これまでに経験のない状況の中での対応ということで、課題もあったものと認識をしています。感染症との闘いは今後も長く続くことが予想されますので、本会議でのさまざまな御提言も踏まえ、これまでの取り組みをしっかりと検証しながら、市民の皆様とともに感染防止対策に万全を期していく所存です。国家戦略特区法の改正についてです。議員お話しのように、先月27日に国家戦略特別区域法の一部を改正する法律が成立し、今後はスーパーシティ構想の実現に向けた取り組みが具体化していくものと考えます。スーパーシティ構想は、エネルギーや交通、医療、行政手続、キャッシュレスなどの生活全般にわたりAIなどの最先端技術が取り入れられ、ビッグデータが連携することで市民の暮らしを向上させるものです。現在本市ではモネ・テクノロジーズと公共交通などにおける路線の最適化について検討を進めていますが、こうした取り組みも将来のスーパーシティにつながるものと考えており、引き続き連携しながら本市に見合った交通体系の構築を目指します。一方、スーパーシティの実現に向けては、行政や企業などのさまざまなデータを横断的に連携することが増えることにより、個人情報保護の観点から慎重な対応が求められている点にも十分な配慮が必要です。本市においても地域の特性を踏まえ、次世代の技術を生かしたまちづくりへ向けて、まずは規制改革も含め、先端的サービスのあり方や連携するデータ基盤の整備など、調査・研究を進めてまいります。以上申し上げ、私からの答弁といたします。 (降壇)

答弁 健康福祉部長 田中寿幸(健康福祉部長は2022年3月まで)

私から、新型コロナウイルスに関わる感染防止策についてお答えいたします。初めに、各施設への感染防止策として光触媒を用いてはという提案についてです。光触媒については、過去に消臭を目的に堆肥化施設、日向温泉の食堂などで使用した実績はありますが、抗ウイルス性については全てのウイルス、あるいは特定のウイルスに対する効果を保証するものではなく、新型コロナウイルスに対する抗ウイルス性は現段階で確認できていない状況にあります。ただし、現在新型コロナウイルス向けの高ウイルス性試験を開始している光触媒メーカーもありますので、今後、商品開発等の情報を注視してまいります。次に、マスクや消毒薬の確保についてです。高齢者施設や障害者施設、児童福祉施設などの各施設には、国が4月中に布マスクを配付しており、消毒薬についても備蓄調査に基づき納品しているほか、市民からの手づくりマスクの提供もあるなど、現在は各施設においてマスクや消毒薬が不足して困っているといった相談はなく、流通も徐々に回復している状況にありますことから、必要十分な量が各施設に行き渡っているものと認識しています。マスクに関するボランティア活動の状況につきましては、社会福祉協議会にお聞きしたところ、4月下旬からマスクづくりの活動が始まり、6月5日現在1,965枚の寄贈があり、5月20日から順次保育園や幼稚園、児童館、自治会などに1,600枚ほど配付し、利用されていると伺っています。また、学校へは市民や企業、給食センターで作成したもの、台湾の鼓山高級中学校、中国ジャンプナショナルチームからそれぞれ寄贈いただき、総数としては4,200枚が生徒や教員に配付されています。多くの市民のボランティア活動によるマスクづくりがマスク不足の解消につながったと感謝申し上げます。次に、マスク着用による健康被害の防止に関する御提言についてです。基本的に学校ではマスクの着用が原則ですが、体育の時間にはマスクの着用は必要としません。また、熱中症が心配の場合やスポーツのときには必ずしもマスクの着用は必須ではありませんので、密とならないときにはマスクを外し、会話時にはマスクを着用するなど柔軟に対応するよう指導し、健康被害を起こさないよう努めてまいります。また、保育園においては、北海道として1回目の緊急事態宣言が発出された2月28日以降、ゼロ歳児から2歳児までの園児にはマスクは着用せず、3歳児からマスクを着用しています。幼児のマスク着用には課題があり、自己管理が難しく、口元周りが過敏でマスク着用を嫌がる子もおりましたが、繰り返し着用することにより徐々に慣れてきている様子です。マスク着用時の健康管理については、戸外・室内にかかわらず、熱中症の心配があるときや運動活動場面ではマスクを外すなど、子供たちの体調を注視して柔軟な対応を行うことにより、健康被害を及ぼすことがないよう、今後とも努めてまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)

再質問 3番 苔口千笑

学校内でのマスク着用について再質問をさせていただきます。言葉尻を取るようで大変恐縮なんですけれども、密とならない場所においてはマスクを外すようにという、ただいま答弁がございましたが、学校生活というのはほぼ校内で過ごすことが多く、そして非常に密となっている状況が多いという前提であると思います。もちろん体育の授業、校外活動ということがその中に一部含まれはしますけれども、ほぼほぼ校内で過ごす子供たち、そしてこれから暑くなる季節ということに関しては、常にではなくとも、例えばこのマスクというのは、せきエチケットというところにつながるお話なんだと思うんですけれども、要するに飛沫を飛ばさないという意味合いでお互いにマスクを着用してくださいというお話だと思うんです。なので、仮にマスクがなければハンカチで口を覆うですとか、それぞれのせきエチケットを既に公表されておりますけれども、仮に少し暑い時期にはマスクを外しても、そういった手でハンカチなどを使用して覆うですとか、何らか少し外しても大丈夫だよという状況をつくることを、容認していただくようなことをしかるべき場所で言っていただかないと、本当にこれからどんどん気温が高くなったときに、実は熱中症で子供たちにこういうことがありましたよということが後から起きてくる可能性というのは私は十分にあると考えております。先週も水曜日、木曜日でしたか、非常に気温が士別でも高く上がりましたけれども、それでも校内ではマスクを外していいよといった、状況によってそういった対応というものを、私も子供たちに聞いてみましたけれども全くないということで、やはりそこの現場レベルまでというところの配慮ということを、しかるべき機関、それは校長会なのかどういった場所かは分かりませんけれども、いま一度しっかり伝えていただく必要が本当にこれはあると思っておりますので、もう一度そこをお願いできないでしょうか。御見解をお願いします。

答弁 生涯学習部長 鴻野弘志(生涯学習部長は2021年3月まで)

学校内ということでございますので、私のほうから再質問にお答えをいたしたいと思います。今回のこの一連の関係の中では、特に学校においては、学校における管理マニュアルというものに沿って今いろいろな施策を進められているところであります。その中でもマスクの着用というところでは、このマニュアルにも記載しておりますけれども、会話に関して、5分間の会話は1回のせきと同じということでもございます。そんな中で、基本的には常時マスクの着用ということでありまして、もちろん議員お話しのように、健康被害が発生する可能性が高いと判断した場合にはということで、これを柔軟な対応ということになっているところであります。我々教育委員会あるいは各学校においても、これを基に進めているところではございますが、一方現場では、なかなかその度合いといいますか、どの時点でのということはあるかもしれません。それぞれ我々、あるいは各学校もなかなか手探りで、どこが一番いいのかということを今探りながらという現状もございます。そういった意味では、議員からもお話がありました校長会、あるいはそれ以外の集まりの中、あるいはそれも臨時で開くことも場合によっては考えられることでもありますから、やはりこのマニュアルに沿うことはありますけれども、何が一番ベストかということを探りながら進めてまいりたいと思います。以上です。

出典:士別市議会 令和2年第2回定例会 2020年6月18日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる