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士別市議会 令和2年第2回定例会 2020年6月16日

学校教育と合宿関連の対策について

2020年6月16日、士別市議会の一般質問で、谷守議員が「学校教育と合宿関連の対策について」質問し、副市長 相山佳則、教育長 中峰寿彰、生涯学習部長 鴻野弘志が答弁しました。

質問者
谷守 議員
答弁者
副市長 相山佳則、教育長 中峰寿彰、生涯学習部長 鴻野弘志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 9番 谷守

2点目は、学校教育と合宿関連の対策についてお聞きいたします。本市の昨年度の合宿の実績は、大会参加を含めスポーツ・文化を合わせて508団体、延べ2万2,205人であり、このうちスポーツ合宿では前年度に比べ49団体、3,560人減少の438団体、延べ2万663人の受け入れ結果だったことが初日の行政報告でありました。減少の要因としては、2月、3月と2カ月間新型コロナウイルスの影響で受け入れができなかったことが挙げられておりました。2020年の目玉であった東京オリンピック・パラリンピックが早々にも来年に延期することが決まり、本市でも伝統あるハーフマラソンなどが既に中止の決定をしているところです。今般のコロナ禍における外出自粛、各種イベント等の中止の影響により、これから本格化してくるであろう夏合宿の中止や延期等が予想される中、本市への影響が心配されますが、どうなのでしょうか。今後、第2波、第3波への備えも考慮しながら、なかなか先が見えない状況でありますが、現在把握している合宿関連企業や団体の状況や情報、受け入れ宿泊先への対応等も含め、今後の取り組みについてコメントをいただきたいと思います。次に、今年度取りやめになった事業です。ハーフマラソンなど合宿関連にかかわらず、教育委員会関連の事業で現在まで取りやめとなった事業は、事業件数、事業額の総数でどの程度あるのでしょうか。私は、これら新型コロナウイルスの感染影響により見送った事業であることから、当初から組んでいたそれぞれの予算は単に執行残とするのではなく、減額補正の対応にてコロナ禍の種々支援策に当て込むべきと考えますが、いかがでありましょうか。教育委員会のみならず、このような事業見送りは他の部署の予算組みにも登場してきますので、ここで総体的な考え方を求めたいと思います。最後に、GIGAスクール構想です。新型コロナウイルス感染拡大の影響で休校していた小・中・高校などがいよいよ今月から全道で再開されることとなりました。学校再開に向け、これまでの取り組みや再開後の取り組み方、生徒への心のケアなど、その他たくさんお聞きしたいところですが、私のほうからはGIGAスクール構想の実現に向けてということで、その取り組み方についてお聞きいたします。GIGAスクール構想は、周知のとおり、全国の小・中学生1人にパソコンやタブレット端末を1台確保し、学校内に高速・大容量の通信ネットワークを構築する計画であります。新型コロナウイルスの感染拡大による臨時休校に伴い、パソコンなどの情報通信技術ICTを活用したオンライン学習が注目される一方で、そうした機器や通信環境を持たない家庭への対応が課題となり、子供たちの学びを保障するため、政府は当初4年間の計画を前倒しし、本年度第1次補正予算に関連経費が計上され、今年度内に実施する運びとなったところです。そこで、本市においても本定例会にこれに係る補正予算、総額1億194万3,000円が上程され、可決されたところですが、まず、この予算額の内訳について再度確認したいと思いますので、その説明をお願いいたします。次に、これを実用化するため、今後どのように進めていくかということです。当初4年間で仕上げる事業を今年度内に全国的に一気に進めていこうというものであります。急にということもありますし、ハード、ソフト、指導体制の充実など、これに向かう本市の取り組み策はこれからどうされるのか、整備時期等の見込みも含め、お知らせいただきたいと思います。時代は既に超高速の情報社会に入っています。経済協力開発機構、OECDの中で日本の子供が学習でICTを使う時間は加盟国中最下位とのことであります。本市全域でのオンライン授業の実現には光回線の環境整備の課題があり、その整備には多額の整備費がかかるなど、課題が多いところであります。しかし、そうであるならば、例えば未整備地区にはLTE回線データ量を無制限で使用できるよう国に要請するとか、本市で回線使用料の助成策を講じるか、考えるべきと思います。子供の未来にどれだけ投資するかは我々にかかっております。本市には今まで以上にこのことに対する予算づけの意識を高めていただくことを希望し、これまでの点について答弁を求め、2点目の質問を終わります。 (降壇)

答弁 副市長 相山佳則(副市長は2021年6月まで)

ただいまの御質問にお答えいたします。最初に、私から新型コロナウイルス感染症の影響により延期、中止となった事業と、今後における予算の対応について、総体的な考え方を答弁申し上げ、コロナ禍による合宿関連の影響と今後の取り組みについて及び教育委員会所管事業の中止、延期事業の状況、GIGAスクール構想については教育委員会から御答弁申し上げます。道内における新型コロナウイルス感染者数の増加から、本市においてもピヒカラ樹氷歩くスキー大会を初め、士別ハーフマラソン大会、天塩川まつりなど、市内におけるさまざまなイベントの中止、延期や小・中学校の休業、いきいき健康センターなど公共施設の休館といった事態となりました。そのため、今年度においても多くの事業で計画に変更が生じており、現時点における事業の中止、延期などによる影響額は3,000万円程度になるものと見込んでおります。今後の感染症対策に関する補正予算編成に当たっては、事業の見直しや地方交付税の算定状況、地方消費税交付金など、経済情勢に左右される歳入の影響額なども含めて総合的に勘案し、減額補正などについては第3回定例会において対応してまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)

答弁 教育長 中峰寿彰(教育長は2023年3月まで)

私から、この感染症による合宿への影響と、中止になった教育委員会所管事業についてお答えいたします。例年夏のスポーツ合宿は6月から始まり、陸上競技やスキージャンプ、ウエイトリフティングなど、多くの合宿者が本市を訪れています。今年はハーフマラソン大会を中止したことから、この大会に連動した合宿はなくなりましたが、7月4日に開催するホクレン・ディスタンスチャレンジ大会への出場とトレーニングを中心とした合宿は実施予定となっており、各チームから市内ホテル、旅館への宿泊の予約が入っています。また、緊急事態宣言が解除となり、新しい生活様式の定着を前提に、都道府県間の往来や施設の使用制限などが徐々に緩和されてきた中で、各チームとも練習環境の整った本市での合宿を強く希望されているところですが、チームが所属する会社側では今月末までの活動自粛を求めているところもあるようです。こうした中で、各競技の主要な大会も数多く中止や延期となり、合宿や日常のトレーニングに苦慮している国内の実業団や大学のチームに対して、先般、市長と合宿の里士別推進協議会会長の連名で信書を送り、本市としての合宿受け入れに向けた準備や歓迎の気持ちを伝えたところです。今後の合宿受け入れに当たっては、士別旅館業組合で定める感染症対策の申し合わせ事項を初め、合宿を行う上での一定のルールを各チームと本市との双方で確認するとともに、新しい生活様式に基づく行動を意識した合宿の里づくりを進めていきます。次に、感染症に伴って取りやめになった教育委員会所管事業の件数と事業額についてです。5月31日現在で申し上げますと、スポーツイベントではハーフマラソンなど5件で、総額は744万9,000円です。社会教育関係の事業では、わんぱくフェスティバルなど7件、70万1,000円となります。また、このほか付随する経費等で230万4,000円となるところであり、総額では1,000万円を超えるものとなっています。なお、今後の事業においても中止しなければならない場合もあり得ることから、さらに金額が増えることも想定しているところです。以上申し上げまして、答弁といたします。 (降壇)

答弁 生涯学習部長 鴻野弘志(生涯学習部長は2021年3月まで)

私からは、GIGAスクール構想への対応についてお答えいたします。本定例会初日の補正予算で計上した内訳としては、大きく6事業に区分しており、それぞれの事業概要は提案説明で申し上げたとおりですが、公立学校情報機器整備事業では、児童・生徒1人1台の端末の整備を行い、その整備台数は、市街地4校はWi-Fiモデルを1,019台、農村部6校はモバイル回線のLTEモデルとして147台を整備し、合計1,166台とし、このうち82台は学級分の教員用としています。次に、公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備事業では、士別小学校の無線LAN設備の一部追加、そのほかの市街地3校のネットワーク環境の設定変更、各小・中学校に端末充電用キャビネットの設置と一部電源工事などを行います。これらの財源のうち、特定財源では国の補助金が1人1台の端末整備分として3,155万8,000円、ネットワーク設備工事分として784万6,000円、貸出用LTE通信機器の整備分として169万円、GIGAスクールサポーターの配置分として287万5,000円を計上しています。また、ネットワーク設備工事分の地方債として1,450万円を計上しています。今後のスケジュールとしては、年内にネットワーク設備工事を実施し、充電用キャビネットの設置を行う予定です。また、工期として4カ月程度を想定しており、休日や授業終了後など学習活動に影響しないよう配慮しながら作業を行う予定です。LTEについては、通信速度試験を行った結果、授業での活用には支障がないと考えており、光回線の整備については、ICT環境づくりのための基幹インフラであることから、市長会や都市教育長会を通じて要望することや関係省庁からの情報収集を進めます。GIGAスクール構想での整備は今年度限りの予定となりますが、学校、教職員と連携し、現場の意見を反映しながらプログラミング教育はもとより、さまざまな形のICT活用方法を検討し、今後も教材や機材整備などICTを活用した教育環境づくりを一歩ずつ進めてまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)

出典:士別市議会 令和2年第2回定例会 2020年6月16日 議事録 PDF(8ページ) 間違いを知らせる