士別市議会 令和2年第1回定例会 2020年3月3日
ジェンダー平等の達成に向けた施策について
2020年3月3日、士別市議会の大綱質疑で、国忠崇史議員が「ジェンダー平等の達成に向けた施策について」質問し、企画課長 大橋雅民、総務部長 中舘佳嗣が答弁しました。
- 質問者
- 国忠崇史 議員
- 答弁者
- 企画課長 大橋雅民、総務部長 中舘佳嗣
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 国忠崇史
2つ目のテーマは、ジェンダー平等の達成に向けた施策についてお伺いしたいと思います。このジェンダー平等というのは、持続可能な開発目標SDGsの17目標の一つになっております。具体的に言いますと、17のうち5番目に書いています、ジェンダー平等を実現しよう。ジェンダーの平等を達成し、全ての女性と女児、女の子です。女性と女児のエンパワーメントを図る。力をつけると、エンパワーメントを図るということです。ジェンダーとよく言いますけれども、ちなみに解説しておきますと、いわゆる生物学的な性別のことではないです、ジェンダーというのは。社会的、文化的につくられる性別のこと。例えば料理は女性がやるもんだぞとか、男は家庭内のことでなく、外に働きに行くべきだとか、そういったいわゆる型にはめられた性別のことをジェンダーと言います。ですから、そういうジェンダーへの先入観を排して、ジェンダーの平等を実現しようというのが、このSDGsの一つの目標になっています。そこでお聞きしますが、男女平等参画についての新年度の取り組みは、どのようなものを予定しているかということをまず、お聞きいたします。次に、同性パートナーシップ制度というのがあります。例えば最初は東京都の渋谷区から始まった。そして、道内では札幌市に同じように同性でも一種、財産権なんかも結婚と同様に扱う同性パートナーシップ制度ができた。婚姻届を出すわけじゃないですけれども、この2人は同じ性別ではあるけれども、結婚と同じように相続だとか、財産分与だとかするときにパートナーと認めるということです。それで、この同性パートナーシップ制度について、本市でのこの制度の研究状況についてお聞かせいただきたいと思います。最後に、いわゆる性的少数者LGBT、Lはレズビアン、Gはゲイ、Bはバイセクシャル、Tはトランスジェンダーと言われています。LGBTへの理解を進める啓発や教育などをどの程度進める考えか、お聞きいたしたいと思います。この問題、都会だと当事者がかなり名乗り出て発言していただけることもあると思うんですが、なかなか小さいまちでは当事者が名乗り出て、こういう施策が欲しいと提言するのは、なかなか難しい面もありますけれども、ただ、いろいろ本市の施策を見ていると、農村の婚活事業とあります。グリーンパートナー制度ですか。ああいうグリーンパートナー事業のように、必ず男女がくっつくように婚活事業をすると、それはそれでいいんですけれども、性的多数派向けの施策ばかりじゃなくて、性的少数者でも住みやすいまちにしていくことも大事なんじゃないかと。そういう人はむしろ、士別市は、結構そういうLGBTへの理解もあるんだなということで、極端な話、移住してくるということもないわけではないと思いますので、そういった少数者でも住みやすい士別市にするという意味でのLGBTへの施策というのは、どの程度考えていらっしゃるか、この場をかりてお聞きいたしたいと思います。以上です。
答弁 企画課長 大橋雅民(企画課長は2022年3月まで)
私から、新年度の取り組みと、同性パートナーシップ制度の研究状況についてお答えさせていただきます。まず、男女共同参画の新年度の取り組みについてです。全部が継続事業になっています。広報誌による啓発、それから男女共同参画週間などの取り組み、それから学びと暮らしのフェスティバルへの出店、託児サービスの実施といったような予算計上になっております。同性パートナーシップ制度の研究状況についてでありますけれども、私ども企画課も含めて、市民から戸籍や住民票を交付する市民課などへの相談は、今のところないということになっています。同制度については、事業内容の情報収集を中心に現在行っているところです。また、LGBTの理解促進などを目的に、札幌市で開催されています札幌レインボープライドの公式ガイドブックには、市長のメッセージを寄稿させていただいておりまして、一人一人の多様性を尊重し合える社会の実現を目指しているところであります。今後におきましては、市民から相談があった場合に対応できるように、国からの指針ですとか、他市、自治体の取り組みなどを把握していこうと考えているところです。私からは以上です。
答弁 総務部長 中舘佳嗣(総務部長は2022年3月まで)
私から、LGBTへの理解を進めるための施策の考え方についてですが、本市におきましては、第3期士別市男女共同参画行動計画の中におきまして、基本方針として、LGBTの生き方を尊重していくという考え方のもとに、性的指向ですとか、性同一性障害、こういったものに対する偏見をなくすような取り組み。多様な性に対する理解と配慮の促進ということをうたっております。ただ、実際にここにきちんとターゲットを絞った施策が積極的に展開されているというところには至ってはいないんですが、今後の考え方としては、御提言にありましたように、そういった住みやすいまちの中には、例えば直接的に移住施策ということではなくても、そういった環境を整えることによって、いわゆる多様性を認め合う社会、こういったものにつながっていくという効果もあろうかと思います。そういう意味では、そういうのを理解を助けるための施策という意味では、やはり国忠議員お話があったような、そういう啓発というのも、具体的に我々としても今後取り組んでいくと。あわせて、この地域で、なかなかその市民団体の動きというのが見えるわけではないんですけれども、こういった分野というのは、やはり市民活動などを通じた意味でのその広がりというのも期待ができる分野だと思いますので、そういった点も踏まえたこの取り組みを考えていきたいという考えであります。以上です。