士別市議会 令和元年第2回定例会 2019年6月19日
自転車観光(サイクルツーリズム)の取り組みについて
2019年6月19日、士別市議会の一般質問で、国忠崇史議員が「自転車観光(サイクルツーリズム)の取り組みについて」質問し、経済部長 井出俊博、教育長 中峰寿彰が答弁しました。
- 質問者
- 国忠崇史 議員
- 答弁者
- 経済部長 井出俊博、教育長 中峰寿彰
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 11番 国忠崇史
最後のテーマは、自転車観光(サイクルツーリズム)の振興についてです。1つ目として、サイクリングに関係する本市周辺のイベントとしては、これまでツール・ド・北海道が士別市を通ったり、あるいはぐるっとライドという近隣市町で運営しているイベントがあります。こういったサイクリングイベントに関するこれまでの本市の関与した実績についてまず教えていただきたいと思います。次に、上川管内各市町村では自転車道の整備が進められつつあります。しかしながら、おのおのが連携をとっていないため、例えば剣淵川左岸のサイクリングロードがありますが、これは剣淵町の流域をずっと走っていますが、本市との境界でぶちっと切れております。これはこのサイクリングロードを訪れたサイクリストにとって残念ながら本市に対してはマイナスの印象を持たせる要因になるかもしれません。こういったことから、剣淵町など近隣市町とぐるっとライドでの連携を生かした自転車道整備の計画というのはお持ちではないのでしょうか、お聞きします。他方でロードバイクといいましてタイヤの細い非常に早く走れる自転車のユーザーからは、自転車動を整備するよりも通常の自動車道を安全に走りたいという要望があります。こういったタイヤの細いタイプの自転車は、道路の継ぎ目だとかでこぼこ等に非常に影響されますので、なるべく継ぎ目のない自動車道を走りたいということであります。そこで例えば上川町から層雲峡に向いた国道39号線、あるいは美瑛町から富良野市までに至る国道においては車道の左端に自転車の走行帯を示す青色のペインティングをしています。本市においてもそのような方策を一部の道路でとることは考えられるか否かをお聞きします。次に、士別市サイクリングターミナルの問題です。この第三セクターが運営している士別市サイクリングターミナルの当初の設置目的は何だったのでしょうか。ここでサイクルツーリズムの振興拠点としてもう一度再認識してみてもよいのではないかと思います。時あたかも水郷公園の中央園路が自動車乗り入れ禁止になったこともありまして、自転車振興を呼びかける場所としてもいい機会だし、またそれに適しているのではないでしょうか。最後に、乗り物と自転車の関係です。自転車は輪行といいまして、自転車を分解しまして輪行袋という専用の袋に入れればJRの車両に乗せることができます。しかし今話題に出ているのは、自転車を分解しなくてもそのまま積載できるサイクルトレインというものがあちこちで出てきております。これはこの提案を含めて宗谷本線活性化協議会などでしているところかもしれませんが、こういった自転車をそのまま乗せられるということについて、路線バスなどほかの交通機関にも積載の可否についてぜひ呼びかけていくべきではないかと思います。人間と貨物の混載、いわゆる貨客混載はやっているのですから、自転車と乗客がバスに一緒に乗っても何ら不思議はないのではないかと思う次第ですがいかがでしょうか。 (降壇)
答弁 経済部長 井出俊博(経済部長は2021年3月まで)
ただいまの御質問にお答えします。初めに、これまでの本市のサイクリングイベントへの実績についてです。ことしで3回目の開催となるぐるっとライドでは、士別市、剣淵町、和寒町、幌加内町の広域をコースとしたサイクリングイベントを1市3町の連携により開催され、協力する本市の役割として羊と雲の丘の中腹駐車場にエイドステイションと呼ばれる休憩ポイントを設置し、士別産のラム串、士別の水や韃靼そば茶などの特産品を参加者に提供しております。また、ことしで33回目の開催となるツール・ド・北海道では、市内各地区を経由するコースやゴール地点として過去数回コース設定され、直近では平成27年に本市を通過するレースが行われ、交通整理員として大会へ協力してきたところです。次に、自動車道整備の計画とペインティングなどの方策についてです。近年健康志向や環境への意識が高まっていることで、自転車は単なる日常生活における移動手段だけではなく、観光地をめぐり楽しむ周遊の手段としての利用が増加し、道内各地でも多く見られるようになりました。また、全国的に観光客を呼び込む新たな取り組みとしてサイクリングと観光を組み合わせた観光形態であるサイクルツーリズムの需要が拡大しており、自転車活用に対する機運や新たな観光の魅力創出の必要性が高まっております。本市では、ぐるっとライドへの協力を初め本年3月に策定しました士別市観光振興基本計画の中で夏の冷涼な気候を生かしたスポーツツーリズムの推進を掲げており、マラソンやサイクリングなどスポーツを通じてさらなる観光客の誘引につなげることを目指しています。情報発信や受け入れ体制の整備など課題は多くありますが、市内各地には風光明媚な自然環境や特色ある地域資源が豊富にあることから、サイクリングを含むスポーツツーリズムを推進していくことで新たな観光資源としての価値創造が期待されます。そこで自動車等の整備についてですが、まず、ぐるっとライド参加者へのニーズ調査を実施するなど、地域の課題など現状を把握した上で他地域で実施されている事例等を参考にしながら、本市におけるサイクルツーリズムのあり方や効果的な展開方法について検討していかなければならないと考えており、その中で自転車道の整備や自転車走行帯を示すペインティングの必要性についても総合的に検討してまいります。次に、サイクルツーリズムの振興拠点としての考えです。士別市サイクリングターミナルの設置目的は、青少年の健全育成と体育の振興を図るため昭和54年に開設され、これまで多くの方に利用されてきたところです。振興拠点として質の高い体験型観光が求められる中、地域の特性や利用者の多様なニーズを踏まえた情報発信拠点として、令和3年4月ごろ開設予定の(仮称)まちなか交流プラザの活用も想定されることから、今後関係機関と協議を進めていき、市民や観光客が気軽にサイクリングを楽しんでもらえるよう、例えばサイクリングターミナルではサイクリストをターゲットにした宿泊拠点施設、(仮称)まちなか交流プラザでは市民や観光客をターゲットに5丁目を起点とした市内の観光資源をめぐるサイクリングコースの設定とレンタサイクルの実施など、施設機能に応じた使い分けができる仕組みなど、魅力を感じられる受け入れ環境づくりの実現に向けて検討してまいります。最後に、サイクルトレインにつきましては、目的地の移動範囲が広がり公共交通機関の利用客の増加にもつながることから、自転車を使った新たな観光の楽しみ方としての取り組みが全国で実施されてきております。そこで路線バスなど他の交通機関にも自転車の積載について呼びかけていくべきではないかという御提言についてです。自転車の積載には、スペースの確保など車両構造上の制約等の解決していかなければならない課題が多くあると理解しています。そのため、利用者や公共交通機関の実態やニーズの確認を行い、サイクリングトレインやサイクルバスについての必要性や可能性について今後検討してまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)
質問 11番 国忠崇史
バスと自転車の関係についてはもう5、6年前にも取り上げたことがあって、そのときの答弁では市民からそういう要望が出ていないので可能性はないという答弁だったので、私も市民でこの場で要望しているではないかみたいな話をしてしまったんですけれども、今回本当にちょっと検討され、可能性を残してくださったので私としては一歩前進かなと思っています。それで再質問なんですが、ぐるっとライド参加者へ意識調査を行うということだったんですけれども、ふと疑問に思ったんですけれども、これまでそういった自転車競技というスポーツに親しんでいる人が士別で合宿だとかをやったことというのはあったと思うんです。以前今大きなデモで有名な香港のチームが何人か来て、もう自転車ばっと走って、それこそ上紋峠とかを上っていったりされた記憶があるんですけれども、そういった自転車で合宿していた人へのアンケートというか、もっとこうしてほしいとか要望を受けたとか、そういう事実は今までなかったですか。
答弁 経済部長 井出俊博(経済部長は2021年3月まで)
お答えします。市内での自転車に係る競技という部分での合宿というのがなかなかうちのまちはそんなに多く受け入れていることではなく、また一方では合宿される方、例えばジャンプの方ですとかそういった方々の合宿において自転車を活用したトレーニングというのはあると聞いております。ですから、そういう部分でいきますと、そういう今自転車を使ってそういうふうに取り組んでおられる方々に今言うような状況を聞くということに関してはこれからもできるかなと考えておりますが、ちょっと私のほうで把握している部分では、自転車に係るその今質問いただいている部分については把握していないというのが現状です。
答弁 教育長 中峰寿彰(教育長は2023年3月まで)
合宿に関係するお話もございましたので私から。今お話がございましたのは、トライアスロンの合宿に入られた際の3種ありますので、その中のバイクのほうの練習のことだと思います。実際に入っていただいて、海外もそうですけれども国内のトライアスロンチームも合宿に入ってらっしゃいまして、それぞれこの周辺を含めてコースを実際に走る前に下見をしていただきながら、その中で実際に活用できる練習コースを選定いただいて使っていただいています。そんな中で合宿全体として今後例えばこういうものがあるといいなという話も含めて、そういう御要望や御意見なんかは承ったりもしていますし、その時々に対応させていただいている部分もあります。そんな経過もあって、昨年も実は日本スケート連盟のナショナルチームの合宿の際にも自転車を使うことがありましたけれども、そのトライアスロンでの練習の際のコースを情報提供いただきまして、私どもからチームのほうに提案させていただいたということもありますので、この地域の特性でもある交通量が比較的少ない部分も含めてそういうような活用はしていただいているという状況にあります。以上です。