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士別市議会 令和元年第2回定例会 2019年6月19日

改元と「10連休」との市民生活への影響は

2019年6月19日、士別市議会の一般質問で、国忠崇史議員が「改元と「10連休」との市民生活への影響は」について質問し、副市長 相山佳則、総務部長 中舘佳嗣、教育長 中峰寿彰が答弁しました。

質問者
国忠崇史 議員
答弁者
副市長 相山佳則、総務部長 中舘佳嗣、教育長 中峰寿彰

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 11番 国忠崇史

2つ目のテーマとして、改元に伴う10連休の市民生活への影響について取り上げます。本年5月1日から元号が変わりましたが、行政に使われているコンピューターシステムの改修について以前見積もりをお聞きしましたが、実際のところの結果として費用は幾らかかったのかをまずお聞きします。次に、ゴールデンウイーク10連休を実際に取得できた市職員の割合はどの程度でしょうか。連休中盤に特別開庁日とした5月2日や連休明けの5月7日における市立病院外来や市役所窓口の混雑状況はどの程度であったのか概括をお願いしたいと思います。次に、10連休中の市立3保育園の保育状況について概括をお知らせください。また、連休中の保育に対して政府の助成金が出るという話がありましたが、詳しくはどのようになるのか、仕組みについてお知らせください。さて、ここで一つ苦言を呈したいと思います。役所のやり方がお役所仕事、もしくは民業圧迫といわれる一つの典型として、10連休前の4月26日金曜日に諸文書、諸届け出の締め切りを設定したことが挙げられます。従来はゴールデンウイークの前半と後半との間に平日があったため、もっとゆっくり仕事ができたし、届け出の締め切りなど、そういった中日に設定している例が多くありました。また零細企業など平日は現場が忙しいため、デスクワークなどを土日に回している社長などは、私のような怠け者の節句働きをする人間を初めとしてあまたおるわけです。来年からは特に電子メールなどで届け出が済む物件などは、連休明けの朝に締め切りを設定するなどの配慮はしないのでしょうか。それともやはり連休前に書類が耳をそろえて提出され、役所の職員が大手を振って連休に入れるという気分的な満足感のほうが大切でしょうか。次に、行政文書の西暦表記についてお聞きします。同じ西暦2019年が平成31年と令和元年とに分割されたことで、公文書管理などに問題は発生しないのでしょうか。少なくとも必ず西暦を併記すべきではないのかと思いますが、いかがでしょうか。そしてもっとわからないのが年度の表示であります。例えば私たちは令和元年度の当初予算について論議した記憶はありませんが、後から事後的に年度が変わるのはとても違和感を感じます。年度初め、今年度なら平成31年度という表記で1年間継続すべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。途中から事後的に年度が変わるシステムについて、子供や外国人にもわかるように説明してみてほしいのですが、それは可能でしょうか。なお、私は議会広報特別委員長を務めていることもあり、年度の表記問題には議会広報の中でもこれから悩みの種になりそうではあります。ちなみに昭和から平成への改元の際には、それが1月7日であったために、昭和64年というのは6日間しか存在しませんでした。したがって、その年の4月からの学校や官公署は問題なく平成元年度に入ることができたわけです。ところが今回に関しては、平成31年度が存在する分野があったり、10月始まりの路線バス関係の事業年度のように、平成31年度が存在しない業界もあったり、非常に複雑です。繰り返しますが、この年度についての事後変更について、わかりやすく、かんで含めるように御説明願います。最後に、この元号を将来推計にまで使っていくのかという点をお聞きします。近年の学校統廃合を決定づけた文書である士別市小・中学校適正配置計画を見ると、平気で平成45年、平成57年などの表記が見られますが、西暦の併記もしていないため、今となっては正直何年のことを指すのかすぐにはわからなくなっています。今後も行政の各種計画などで将来について令和50年、令和75年などとあらわすのかどうか、この際見解をいただきたいと思います。 (降壇)

答弁 副市長 相山佳則(副市長は2021年6月まで)

ただいまの御質問にお答えいたします。初めに、新元号への移行に向けた情報システムの改修経費についてです。現在使用している各種情報システムのうち、住民基本台帳や税、年金や選挙などの総合行政システム、家屋評価システム、上下水道料金システムなどについて、本年度予算計上しているものを含めますと約311万円の改修経費となりました。このほか市立病院で使用しているオーダリングシステムや維持管理システムなどの改修経費については約937万円となったところです。また、戸籍システムについては、使用している機器のメーカー保守が終了したことから、システムの更新の中で新元号に対応したほか、その他のシステムについては保守契約に含み、改修をしたところです。次に、10連休を取得できた市職員の割合についてです。図書館や博物館、市立病院における入院患者への対応など、休日にかかわらず開館している職場や臨時開庁に対応した職員もおり、調査できた範囲においての取得率は非常勤職員なども含めて約46.8%という結果でありました。次に、臨時開庁時等における混雑状況についてです。5月2日の臨時開庁日の窓口への来庁者等は約100人、市立病院の臨時開院では外来患者数は約300人となり、10連休明けの7日の窓口への来庁者や来院外来者は、通常の週休明けの月曜日よりは少し多くなったところでありますが、特段の混乱は見られない状況でありました。次に、連休中の保育園の対応等についてです。認可保育園においては通常土曜日は開所しているため、皇位継承に伴う連休については最大9連休となったことから、特例措置として5月2日の市役所の臨時開庁に合わせて認可保育園3園での通常保育と、あいの実保育園及びあさひ保育園での一時保育を臨時開園したところです。認可保育園のほかにも市立病院の臨時開院に合わせた院内保育や上士別保育園も開園しており、また、こぶたの家保育園についてはその他の開園日も設けられたとお聞きをしております。認可保育園における臨時開園日の利用人数は、通常保育ではあいの実保育園で23人、北星保育園で21人、あさひ保育園で4人の合計48人で、全園児の23%の利用となり、一時保育ではあいの実保育園内まつぼっくりで11人が利用され、あさひ保育園での利用はありませんでした。今回の10連休に対応した保育における国からの助成については、その対象を市町村が実施主体の一時預かり事業とされ、本市ではまつぼっくりとあさひ保育園での一時保育が助成対象となり、利用児童1人当たり日額2,260円が措置されることになっております。次に、諸文書や諸届け出の締め切りについてです。市への諸届け出についてはさまざまな業務等において書類提出を求めているところであり、規定などにより提出期限を定めている場合は十分な期間がとれるよう配慮し、早目の通知などを心がけたところです。しかしながら、国や道が実施する事業に対して緊急的に申請しなければならない場合や会議の開催に当たり関係者の都合等を確認するなどの日程調整が必要な場合など取り急ぎの提出を求める場合もあります。諸届け出等の提出を求める場合の期限については引き続き十分な期間がとれるよう努めてまいります。次に、公文書における西暦の使用についてです。昨年の第4回定例会でもお答えしたとおり、本市の公文書における日付の使用は国や道に準じて和暦を用いることを基本としつつも、条例等の例規や戸籍関係事務など法令等の定めがあるものを除き、平成10年から和暦に加え、括弧書きで西暦を併記しているところです。次に、年度の表示についてです。今回の改元にかかわる本市における年度の表示等については、国からの改元に伴う元号の年表示の取り扱い通知に基づき取り扱うこととし、会計については本定例会初日における一般会計補正予算の提案説明のとおり、一般会計のほか全ての会計年度について令和元年度予算としたところです。今回の国の取り扱いについては、国民生活への影響をできる限り少なくし、円滑な事務手続に資することを基本とされており、平成と令和が混在する年度となりますが、公文書の年度表記については令和元年度で統一した取り扱いとしたところです。最後に、各種計画における年号の表記についてです。小・中学校適正配置計画については、平成23年3月の当初計画を平成29年2月に改定したところであり、改定時点では天皇の退位等についての方向性が示されていなかったことから、平成表記とせざるを得なかったところです。改元後においては昨年お答えしたとおり、まちづくり総合計画を初めとする各種計画書の作成に当たっては和暦と西暦を併記するほか、今後においても将来推計など西暦を用いたほうがわかりやすい場合などについてはケースに応じた使い分けを行ってまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)

再質問 11番 国忠崇史

再質問の前にちょっとお話ししますが、北海道新聞の調べによると、大体道民で10連休を取得できたという人は3割から4割の間くらいだという推計が以前記事に出ていました。市の職員は46.8%、半数近い方が10連休がとれたということでそれはよかったと思いますが、やはり公務員と民間と比べるとやはり民間のほうがあまり休みはとれなかったと思います。全体をならしたら3割から4割ということなので。私なんかも10連休のうち5日くらいは休みましたけれども、なかなか10連休をとるというのは難しかったです。再質問はこの年度についてです。年度について子供にもわかるように説明してくださいと言ったんですが、どうしてかというと、この質問は子供の発言、中学生の発言を実はもとにしています。教育長、よく聞いていただきたいんですけれども、今年度4月に入学した小学生、中学生、多分いろいろな祝辞の中で平成最後の入学、1年生だねということを言われたと思います。1年生の子たちは私たちは平成最後の入学だと言っていたと、それでしばらくしたらことしは令和元年度です、あなたたちは令和元年度の入学生です。では令和最初の入学生というのはいつなのですかといったら令和2年度の入学生です。これはおかしいよねと中学1年生の子と話したときに言っていたんです。この子はかしこいと思ったんですけれども、そういうふうに世の中の現象に疑問を持って聞くと。大人は何となくわかったような感じで、改元したから年度も変わるんだろうということで、テプラというテープで平成31年度予算というのを令和元年度予算へとシールを張って変えられますけれども、やはり子供たちは平成最後の入学生だねということを入学式で言われてしまっているわけです。それで年度は令和になったと。だから元号自体はもちろん法令でちゃんと官報にも載って平成から令和に変わりました、それはいいです。外国人にもある程度わかりやすいと思うのですけれども、年度について後から、4月の件はあれは平成31年度だったんだけれども、後から令和元年度にしますというのは、ちょっと僕は子供には相当わかりにくいのではないかと。だから学校現場などでどうするんだろうと思ったんです。繰り返しになりますけれども、平成最後の入学生だと言われながら令和だと後から言われるみたいなことについて、何か教育関係で特に違和感は出ないですか、どうですか。

答弁 総務部長 中舘佳嗣(総務部長は2022年3月まで)

私のほうから当初の御質問にもありました予算の議決の点もございましたので、その観点からお答え申し上げます。今回読みかえということで、第1回定例会で議決をいただいた平成31年度予算を、今回の第2回定例会においては補正予算において、その総則で元号を定める政令施行日以降は31年度予算の名称を令和元年度とし、予算書において該当する元号の年表示を令和に読みかえるものとするということで議決をいただきました。繰り返しになりますけれども、これはやはり国民生活を考慮した国としての柔軟な対応という意味合いもあって、それにのっとった取り扱いということになるんですが、私どもといたしましてもこれを読みかえないで行った場合どうなるかということを考えますと、例えば議決の中でも債務負担で将来にわたった年度の議決もいただいているわけですけれども、それは平成から令和にわたるような、長期間にわたるような債務という意味です。それを一つ一つ修正の議決をとるというのは、現実的には予算書ではできるかもしれませんけれども、国民生活全てにおいてそれをやるというのは非常に煩雑で、しかもそれが意味があることなのかということも考え合わせた上での措置なのかなということで、確かにこの取り扱いも全国の市町村統一されているわけではございませんで、議員御提言のように31年度のままで、政府が読みかえと言っているんだからそれはそれでいいんだという取り扱いもありますし、さまざまだとは思います。ただ我々としては、そこは提案説明でも御説明し、議決においてもいただいて、このまちは令和元年度予算ということで、決算においても全て統一した取り扱いをしたいという趣旨でこのような取り扱いになったという経過でございまして、ちょっとこの説明がわかりやすいかと言われますとちょっと難しい部分があるかもしれませんけれども、そういった実際実務上のいろいろな煩雑さも勘案した上での取り扱いということで、今回このような経過となったということで私どもから御説明させていただきました。以上です。

答弁 教育長 中峰寿彰(教育長は2023年3月まで)

教育委員会の見解というところのお話もありましたので少しだけお答えさせていただきたいと思いますけれども、私の記憶違いだとこれは申しわけないんですけれども、少なくとも平成最後の卒業生という言い方をしていましたけれども、入学時にあえて平成最後の入学という言い方というのは比較的少ないのかなと思います。あえてそこは元号が変わるタイミングですので、あまりそれを意識するよりも、逆に言えばこれはどの場面でどういうふうに言ったかというのは記憶が定かではありませんので確定的なことは申し上げられませんけれども、どちらかと言うとことしいわゆるその元号が変わるとか、あるいは士別でいうと開拓120年とそういった意識づけのほうがある意味必要なのかなというか、それが適しているのかなと思ってきたところです。ただ、いずれにしても元号それから西暦の取り扱いについては、やはりこれまでもさまざまな議論やあるいはそれぞれのお考えもあった中で、これを一つの、西暦については万国共通の年代あるいはその時々の数え方ですけれども、元号については日本の固有の長い歴史の中での一つの文化といいますか、そういった位置づけもあるということで、やはりそれは子供たちにもそういうこれまでの昔からの元号というものがあるんだという理解をしてもらうということを含めて、途中で変わっている部分はこれまでありましたので、そこはいずれかの時点でやはり理解してもらうようなことが必要なのかと。確かにそこに疑問を持つというのは、その視点は一つだと思いますけれども、一つの文化という押さえの中で指導していくのが、あるいは学んでいただくのがいいのかなと思っているところです。以上です。

出典:士別市議会 令和元年第2回定例会 2019年6月19日 議事録 PDF(29ページ) 間違いを知らせる