みんなの議会

名寄市議会 令和5年第1回定例会 2023年3月14日

(1)物価高騰による市内経済・市民生活にかかわって/(2)人権尊重と男女共同参画にかかわって/(3)宗谷本線活性化推進協議会の取り組みにかかわって

2023年3月14日、名寄市議会の一般質問で、富岡達彦議員が「物価高騰による市内経済・市民生活にかかわって」「人権尊重と男女共同参画にかかわって」「宗谷本線活性化推進協議会の取り組みにかかわって」について質問し、産業振興室長 田畑次郎、健康福祉部長 馬場義人、こども・高齢者支援室長 松田慎司、市民部長 廣嶋淳一、総合政策部長 石橋毅、経済部長 山田裕治、市長 加藤剛士が答弁しました。

質問者
富岡達彦 議員
答弁者
産業振興室長 田畑次郎、健康福祉部長 馬場義人、こども・高齢者支援室長 松田慎司、市民部長 廣嶋淳一、総合政策部長 石橋毅、経済部長 山田裕治、市長 加藤剛士

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 富岡達彦

それでは、通告順に従って、質問をさせていただきます。大項目1、物価高騰による市内経済、市民生活に関わって、小項目の1、中小企業、個人事業者への支援について。市内の中小企業、零細個人事業者は長引くコロナ禍に加え、急激な物価高騰が追い打ちをかけ、厳しい経営状況を余儀なくされています。仕入れ原材料の高騰分を簡単に価格に転嫁することも顧客離れを懸念して、値上げをちゅうちょせざるを得ない状況に追い込まれています。事業者の多くは、利益を減らしても値上げを極力抑えて、こらえているのが実情ではないでしょうか。また、本市の基幹産業でもある農業、酪農関係事業者も肥料や飼料をはじめ輸入原材料の価格高騰により厳しい経営を強いられています。これまでの国からの臨時交付金による本市の事業者支援によって辛うじて事業継続を図ってきたものの、出口の見えない原材料の高騰によって長期にわたりに大きく影響を受けるものと推察します。市内経済の底辺を支える事業者に対してさらなる支援が必要と思われますが、市内事業者の実態調査に基づく今後の支援策について現時点での考え方をお伺いします。小項目2、生活困窮者への自立支援について。コロナ禍に次いで物価高騰の追い打ちを受け、市民生活にも大きな影響が出ています。失職や収入減少などにより自助努力だけでは生活が立ち行かなくなり、生活困窮状況に追い込まれている人も少なくありません。生活困窮者への継続支援が急務と思われますが、対策について伺います。また、生活福祉資金特例貸付けや総合支援特例貸付けなどの返済も始まっています。返済が困難な市民へのフォロー体制について伺います。小項目の3、中高年シングルへの支援について。不安定な雇用形態、賃金格差、負担の大きい衣食住、そして削られる年金、さらに追い打ちをかけるような物価高騰による生活の不安の中で、薄氷を踏むような生活を余儀なくされている生産世代のシングルマザー、シングルファーザー及び中高年シングルの市民が一定数いらっしゃいます。そうした生活の悩みを抱えている市民に対する本市の相談体制と支援策について伺います。大項目の2、人権尊重と男女共同参画に関わって、小項目1、差別のないまちづくりについて。人は多様であり、一人一人の個性が尊重され、誰もが不当に差別されることなく、自由を制限されることなく生活をする権利を有しています。この考え方は、日本国憲法の基本的人権、そして国際令和5年3月14日(火曜日)第1回3月定例会・第3号的人権条約でも規定され、保障されています。本市においても名寄市総合計画(第2次)後期基本計画の基本目標のⅠ、市民と行政との協働によるまちづくりにおいても人権尊重が記されています。後期基本計画では、併せてSDGsの目標が掲げられ、人権尊重の理念として誰一人取り残されないための多様性認知と社会包摂がうたわれています。改めて包括的な差別解消へ向けた本市の取組と見解を伺います。また、人権を尊重し、差別を撤廃することを趣旨とした条例の制定や宣言の発出について考えがあればお知らせください。小項目2、同性婚の法制化、選択制夫婦別姓に対する本市の考え方について。同性婚の法制化に関して、2月1日の衆議院予算委員会で岸田首相は全ての国民にとっても家族観や価値観、社会が変わってしまう課題だと答弁されていましたが、同性婚の法制化や選択制夫婦別姓の課題に関わって本市はどのような見解であるかについてお知らせください。小項目3、LGBT理解増進法案に対する本市の考え方について。日本が議長国を務める主要7か国首脳会議G7サミットが5月に広島で開催されます。G7の中で婚姻の平等を示す法律や性的少数者の人権を守るための差別解消、差別禁止を規定する法律が整備されていない国は、残念ながら日本だけです。国連の人権理事会は、2月3日、日本政府に対して性的少数者に対する差別の解消や同性婚を合法化する旨の勧告を含めた報告書を採択しています。本市におけるLGBT理解増進法に対する現時点での考え方について伺います。また、昨年の第4回定例会でも質問いたしましたが、こうした情勢の変化を踏まえて、パートナーシップ宣誓制度の導入について改めて現段階での見解を伺います。小項目4、第3次男女共同参画推進計画でのジェンダー平等の考え方について。この計画は、名寄市男女共同参画条例に基づいて規定されるもの令和5年3月14日(火曜日)第1回3月定例会・第3号ですが、男女共同参画社会の実現と推進に関してどのような取組に重点を置いて進めていくのかについて伺います。大項目の3、JR宗谷本線活性化推進協議会の取組に関わって、小項目1、宗谷本線名寄以北の並行バスの実証事業について。宗谷本線活性化推進協議会は、宗谷本線名寄から稚内間の普通列車相当の時間帯に並行する国道などにバスを走らせる実証事業を行うとの報道がありました。宗谷本線の将来像を含め実証事業の具体策と実証事業が宗谷本線の活性化や維持存続に資する布石となるのかどうなのか、現時点での考え方をお知らせください。以上、壇上からの質問といたします。

答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)

富岡議員から大項目で3点御質問いただきました。大項目1、小項目1は私から、小項目2は健康福祉部長から、小項目3はこども・高齢者支援室長から、大項目2は市民部長から、大項目3は総合政策部長からの答弁となりますので、よろしくお願いいたします。初めに、大項目1、物価高騰による市内経済、市民生活に関わって、小項目1、中小企業、個人事業者への支援について申し上げます。新型コロナウイルス感染症については、国は大型連休明けの5月8日から感染症法上の位置づけを現在の2類相当から季節性インフルエンザと同じ5類に引き下げることを決定しました。順次イベントの規制やマスク着用のルールなどが見直されており、社会生活、経済活動の正常化に向けて大きな転機になると期待しているところでございます。一方で、様々な国際情勢や円安などによる原油価格、物価高騰は事業者の経営を大きく圧迫するものであり、出口が見通せない経済状況は続いています。本市では、昨年5月に新型コロナウイルス感染症の長期化に加えて、原材料費高騰など厳しい経済状況が続くとして、地方創生臨時交付金を活用して売上げや利益が減少した事業者に名寄市地域経済再生応援金を給付し、事業の継続及び地域経済の再生を図ったところです。その後は、限られた財源の中で市民や事業者のためにより効果的な対策として広く市民、市内事業者の水道料金及び下水道使用料の基本料金を減免しているほか、厳冬の生活を支えるために市内全世帯に1万円分の燃料購入券を配布したところであり、引き続き国や道の施策を注視するとともに、名寄商工会議所が四半期ごとに実施している景気景況調査の結果を参考にしながら、産官金連携なよろ経済サポートネットワークを通じて名寄商工会議所、風連商工会や市内各金融機関と連携し、適宜必要かつ持続可能な対策を講じてまいります。以上、私からの答弁とさせていただきます。

答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)

私からは小項目2、生活困窮者への自立支援について申し上げます。新型コロナウイルス感染症の発生に端を発した休業や失業等に対応するために令和2年3月から貸付開始となった生活福祉資金特例貸付けや総合支援特例貸付けが一部本年1月より償還開始となりました。償還の事務等を取り扱っております名寄市社会福祉協議会によりますと、名寄市内での貸付実績は90人、177件となっており、うち129件が令和4年3月末までに申請された緊急小口資金及び総合支援資金初回貸付分として令和5年1月より償還開始の対象となっております。コロナ禍や物価高騰の影響により国民の生活は依然として厳しさを増す中、昨年10月に国から緊急小口資金等の特例貸付けの借受人へのフォローアップ支援についての事務連絡がありました。主な内容といたしましては、償還免除の対象者に対し免除申請を行った後のフォローアップとして、家計改善相談事業などを通じて以降の生活再建に必要な支援を行うことや償還免除対象者のうち免除手続を失念している方に対する注意喚起、また償還免除に至らないものの、償還が困難な方に対しての償還猶予や少額返納の案内で既に北海道や名寄市の社会福祉協議会から借受け者に通知されていると伺っております。これらの取組に対する相談は、名寄市が生活困窮者自立相談支援事業を委託しております名寄市社会福祉協議会生活相談支援センターが窓口となり、個別の生活相談に対応しているところであり、2月末現在で31件が償還免除になっていると把握しております。今後も生活相談支援センターをはじめとした各相談機関と連携を図り、個々の状況に寄り添った対応に努めてまいります。以上、私からの答弁といたします。

答弁 こども・高齢者支援室長 松田慎司(こども・高齢者支援室長は2024年3月まで)

私からは小項目3、中高年シングルへの支援についてお答えをいたします。昨年末より続く原油価格やエネルギー、資材、食料品などの物価高騰は今年に入っても続いており、民間データバンクが実施した価格動向調査におきまして今年の4月までに値上げされる品目は1万5,000品目を突破する見込みと推測をしており、市民生活はもとより、様々な事業活動において影響が出ているところです。国では、物価高克服経済再生実現のための総合経済対策として、本年1月より毎月の電気料金などの請求額から直接値引きを行う電気・ガス価格激変緩和対策事業や妊婦、子育て家庭への伴走型の支援と経済的支援の一体的実施を目的とした出産・子育て応援交付金など、物価上昇の影響を受ける家計や価格転嫁の困難な企業への負担軽減を目的とした対策を進めているところです。本市におきましては、昨年10月より原油価格や物価高騰の影響を受ける低所得者世帯に対し生活費の一部を支援する暖房費用緊急支援事業や全世帯を対象に灯油やガソリン、プロパンガス料金に使える冬の生活応援燃料券事業を実施してきたところです。物価高に関す令和5年3月14日(火曜日)第1回3月定例会・第3号る相談窓口は特別に設置してはおりませんが、生活に関する相談場所として消費生活センターが実施する市民相談や社会福祉協議会が設置する生活相談支援センターのほか、無料法律相談などがあります。相談内容に応じて行政の各種窓口と連携をし、必要な支援につなげられる体制を確保しているところです。今後も必要とする人に必要な支援がつなげられる相談窓口の体制維持に努めてまいります。以上、私からの答弁とさせていただきます。

答弁 市民部長 廣嶋淳一(市民部長は2024年3月まで)

私からは大項目2、人権尊重と男女共同参画に関わって、最初に小項目1、差別のないまちづくりについてお答えいたします。日本国憲法が国民に保障する基本的人権や法の下の平等などをはじめ、人権は人間の生存にとって欠くことのできない権利であり、あらゆる差別は許されないものであると考えております。また、SDGsが記載されております2015年9月の国連サミットで採択されました持続可能な開発のための2030アジェンダ前文では、誰一人取り残さないことが誓われています。本市においては、教育や福祉をはじめあらゆる分野において人権や公平性を基礎とした施策を展開するとともに、相談体制の構築や人権に関する広報活動を展開しているところであり、現時点では人権や差別に関する条例の制定や宣言発出の予定はありませんが、今後においても差別のないまちづくりに努めてまいります。次に、小項目2、同性婚の法制化、選択制夫婦別姓に対する本市の考え方についてお答えいたします。配偶者同士が法的に同姓か別姓が選べる選択的夫婦別姓や同性カップルの結婚が法的に可能になる同性婚の実現に向けた活動が活発になってきていることや実現を求める声も大きくなっていることは、様々な媒体を通じて認識をしているところでございます。本市としましては、現在同性令和5年3月14日(火曜日)第1回3月定例会・第3号婚の法制化や選択制夫婦別姓の課題について国の動きを注視しているところであり、現時点において賛成や反対という視点で発言する考えは持ち合わせておりません。続きまして、小項目3、LGBT理解増進法案に対する本市の考え方についてお答えいたします。同性婚の法制化や選択制夫婦別姓と同様にLGBT理解増進法についても本市では国の動きを注視しているところであり、現時点において賛成や反対という視点で発言する考えは持ち合わせておりません。性の多様性に関する市の取組としましては、昨年の第4回定例会でお答えしましたとおり、性的マイノリティーに関する正しい認識や理解を広げることや関連した悩みを持つ方の相談窓口を周知することを目的に周知ポスターを市公共施設や小学校から大学までの学校施設への掲示や市ホームページに相談窓口の掲載、加えて市広報へ性的マイノリティー等の記事掲載を行っているところです。パートナーシップ宣誓制度については、制度を設ける考えには至っておりませんが、道内都市の一部で導入、または導入に向けた準備を行っていることから、先進地の事例について調査を図りたいと考えております。次に、小項目4、第3次男女共同参画推進計画でのジェンダー平等の考え方についてお答えいたします。第3次男女共同参画推進計画は、男女共同参画社会の実現に向けた意識づくり、あらゆる分野における男女共同参画社会の推進、安全で安心して暮らせる環境づくりの3つの基本目標で構成をしております。この3つの基本目標に対して8つの主要施策、さらに主要施策に係る16の基本事業を掲載し、これに基づき男女共同参画の推進を図ってまいりますが、特に基本計画で数値目標に掲げた社会全体における男女平等感、行政委員会、審議会等における女性委員の割合及び女性委員長の比率、女性のためのがん検診受診率、それぞれが目標値に到達できるよう、広報啓発活動の充実や、各方面への呼びかけを重点として取組を進めてまいります。また、性的指向と性自認を含めた人権という視点についても今回新たに本文の中にうたわれており、今後関係部署や法務局など関係機関と連携をして取組を進めてまいります。以上、私からの答弁といたします。

答弁 総合政策部長 石橋毅

私からは大項目3、宗谷本線活性化推進協議会の取組に関わって、小項目1、宗谷本線名寄以北の並行バス実証実験についてお答えいたします。宗谷本線活性化推進協議会は、沿線と周辺26市町村などで構成されておりまして、利用者の利便性向上や沿線地域の振興に寄与することを目的として様々な事業を実施しております。御質問いただきました実証事業の背景といたしまして、昨年7月に地方鉄道の在り方を議論する国交省有識者会議から輸送密度が1,000人未満などの線区を対象に鉄道の利用促進策やほかの交通手段への転換などを検討することが提言されました。また、2018年に国土交通省からJR北海道に出された監督命令では、事業者と地域が一体となって利用促進などに取り組み、事業の抜本的な改善方策を2023年度までに総括的な検証を行うこととされております。国は、持続性と利便性の高い地域公共交通の再構築を促進していくため実証事業を実施し、実効性を検証するための支援メニューを創設いたしました。宗谷本線活性化推進協議会としては、持続的な鉄道網の確立に向けて鉄道の優位性を発揮できる仕組みや2次交通も含めた交通体系の検討をするために名寄稚内間において利用客の少ない普通列車に併せてバスなどを運行させることにより、地域住民の満足度や利便性向上の検証をする方向性を確認いたしました。また、医療事情の厳しい道北地域において、医療との連携やサイクルツーリズムなど観光資源を生かすために宗谷本線を有効活用する取組も併せて確認しております。今回の確認は、防衛や物流の面で重要な線区である宗谷本線を残していくためにJR北海道とバスやタクシーを含めた地域の公共交通が共存し、宗谷本線沿線が持続可能な交通体系を目指すため大きな方向性を確認したものであります。以上、私からの答弁といたします。

再質問 1番 富岡達彦

それぞれ御答弁をいただきましたので、再質問をさせていただきたいというふうに思います。市内経済等々に関わっての部分でございますけれども、地域の経済再生のために様々な取組をされているということは国の交付金等々もありますけれども、福祉灯油をはじめ水道料金の減免、あるいは全世帯への燃料購入券ですとか非課税世帯への給付金などなど、そのほかにも様々なこれまでいろいろな支援事業をやってこられて、市民生活、あるいは市内の中小企業等々を支えていただいたものというところは評価をさせていただきたいというふうに思うところです。市内の企業が、今後名寄市内の経済の底辺を支えていく事業者たちが今後も事業継続をしていきながら、さらに現状維持だけではなく、発展をしていくためにも労働力の確保ですとか、あるいは事業が今後継続的につかさどっていけるためのスキルアップ等というのも大事になってくるのかなと思うところなのですが、そこら辺に関しての支援に関してどんなお考えをお持ちなのかお聞かせをいただきたいと思います。

答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)

様々な支援の中で、今後市内の事業者が事業継続をしていくためのスキルアップということの御質問だったと思います。中小企業振興条例の支援メニューを今年度から新たにリニューアルをして、スタートさせていただいています。その中で人材育成の部分で名寄で人づくり事業というもの、これ昨年度までの3つの事業を統合して、より使いやすくさせていただいたものであります。こういったものを企業令和5年3月14日(火曜日)第1回3月定例会・第3号に使っていただきまして、人材の育成に充てていただければと考えております。

再質問 1番 富岡達彦

その辺の中で様々な中小企業振興条例等々を駆使しながら市内経済の安定性をつかさどっていくというような状況になっていこうかと思われるのですけれども、労働力の確保に関しては例えば名寄市内の高校を卒業された方、あるいは市立大学を卒業された方々に対してどのような働きかけをされていくのか、この辺についてちょっとお伺いをしたいのですけれども。

答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)

市内の卒業した高校生の市内事業所への就職ですとか、そういったことにつきまして、私どもの市、それから上川教育局、あるいはハローワークと共にまず3者で名寄の経済団体に高校生の就職ですとか、そういったことについての要請もさせていただいています。それから、市内の大学生につきましては、大学のほうでの助成もあるものでありますので、そういったところで名寄の大学の卒業生が市内に定着する取組は今でもしているところであります。そのほか、これは市内の高校生の定着ということにとどまりませんけれども、特に建設業の皆様が名寄市内の高校の、今後統合されていきますけれども、産業高校の統合されていくことに伴う特定の技術の学科がなくなるということについて危機感を持っておられるというところでは、建設業の皆様とも意見交換をしながら、そういった子供たちが名寄の企業に関心を持ち、定着をしていただくような取組というか、意見交換をしながら、そういった方向に進んでいけるように我々も連携をしながら協力させていただきたいと思っているところです。

再質問 1番 富岡達彦

受皿づくりをきちんと整えながら市内の事業者、あるいは商工会議所、そして高校、大学等々と連携しながら、労働力の令和5年3月14日(火曜日)第1回3月定例会・第3号確保というものに努めていかなくてはならないのかなというふうに思っております。フォローアップ体制について今後とも連携を図りながら、名寄の中小企業、中小事業者たちが倒れていかないような施策を講じていただければありがたいなというふうに思うところです。そして、昨日の代表質問の中でも議論になりましたけれども、本市の基幹産業、農業、酪農、畜産業が非常に苦境に立たされているというような状況にあるわけですけれども、とりわけ小規模農家、あるいは家庭農業されている方の原材料確保への支援、また今後の離農を防ぎながら市民が生きていくための源となっていく食と農をどのように本市として守っていくのかについて、この辺はちょっと経済部長のほうからお話伺えたらと思います。

答弁 経済部長 山田裕治

今資材高騰に苦しむ農業者に対しての考え方というお問合せかと思います。農業者、これは耕種農家も畜産業も含めてというふうになりますが、昨年の第4回の定例会におきまして化学肥料・配合飼料購入支援給付金事業、予算を確保させていただきまして、それぞれ農業者に対しての支援に取組をさせていただきました。今年の2月にそれぞれ申請いただきました農業者に対して支援の給付金を交付をさせていただいております。また、国や北海道におきましても様々な資材高騰、配合飼料の高騰対策ということで取組がされているところであります。一定程度そういった取組、支援によって農業者の持続的な経営に資する支援が取り組まれているものというふうに考えております。ただ、配合飼料等については依然なかなか高騰から値下がりするというふうなフェーズに入っていかないといったこと、肥料につきましても今後どのような価格の動向になるかというのは不透明なところが依然ございますので、これにつきましてはJAとも連絡、協議を取りながら、市内の農業者の経営の状況、そういったものを把握しながら引き続き必要な対応について検討していきたいというふうに考えております。

再質問 1番 富岡達彦

分かりました。農業振興計画等々もここからまた新たに進められていくというような状況だと思いますし、またなかなか飼料、肥料、輸入に頼っているという状況の中で自賄いができないというような部分が結構ネックになってきているのかなというふうにも思いますので、JA、あるいは個別の農家さん、あるいは法人農家さん等々と話をしながら、ぜひともその辺今後とも支援体制を強化していくような方向で取組を進めていただきたいなというふうに申し上げておきたいと思います。生活困窮者のほうなのですけれども、昨年の出生数が80万人を割り込んだという状況があります。そしてまた、国民の所得に占める税金や社会保険料の負担割合、こちらが財務省からの提示によりますと今年度は47.5%に負担率が上がるというような見込みの発表がありました。そして、この負担増というのは低所得者にとってみれば死活問題に直結する部分なのかなというふうにも考えるところなのですけれども、貯蓄どころか日々の生活にあえぐ市民も少なくないという状況において、30代から40代、生産世代の子育て年代において減収傾向が強く、色濃く出ているという状況というのは非常に懸念すべき状況なのかなというふうにも思っておりますし、また高齢者世帯においては介護保険、あるいは国保の改定、見直し、そして年金の減額等々によって苦しい状況というのが引き続き続いているという状況であります。自助努力や自己責任においてやれる範疇をもう既に超えてきてしまっているのかなというふうに思うのですけれども、改めて生活困窮者を含めて市民生活の経済的なセーフティーネットをどのように担保していくというようなお考えであるかについてお聞かせをいただきたいと思います。

答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)

ただいま富岡議員からは様々な経済状況、社会情勢が厳しい中においてどのような対応を市として行っていくのかというお尋ねだったかというふうに思います。今月初め、先月末でしたか、いわゆるZ世代といいますか、今の若い方々がお子さんをもうけたくない理由というところの部分で、自分たちのことを振り返った内容のアンケートの総数が数が多くなかったようでございますので、それが全てかどうかというのはちょっと何とも言えない部分がございますけれども、自分たち振り返って、お子さんをもうけたくないという理由がそういった自分たちの奨学金だとか様々な経済状況だとかによって影響しているというような報道がなされているのを私も拝見させていただきました。コロナ禍だとか経済状況だとかで情勢がかなり厳しくなってきておりますけれども、先ほども答弁で申し上げさせていただきましたが、本市では市をはじめ社会福祉協議会のほうで生活相談支援センター、様々な相談機関を設けさせていただいているところでございます。そういった中で、いろんな支援や制度につながっていらっしゃらない方々もきっとたくさんいらっしゃるというふうに思いますので、相談支援に携わる市の職員も含めた相談者の方々にはそういったアンテナを高く張っていただきまして、そういった方がしかるべき支援につながるような対応を今後も取っていきたいと思っております。以上です。

再質問 1番 富岡達彦

社会福祉協議会等々との連携等々というのはすごく大事になってくると思いますし、やはり相談窓口までたどり着けていない市民の方というのがある一定数いらっしゃるのかなというふうにも思っておりますので、ぜひともワンストップできちんと対応のできるような窓口体制を整えていただきたいなというふうに思令和5年3月14日(火曜日)第1回3月定例会・第3号っております。今部長からZ世代のお話出ましたけれども、生産世代のシングルの方々というのは、いわゆる今30代から50前後の方々というのは、ロスジェネ世代と言われている世代、就職氷河期を経験されてきた方々なのだろうなというふうに思っております。レールに乗れた方はそこそこいいとしても、レールに乗れなかった、非正規雇用でずっと暮らしてこられている方々というのはなかなかその辺格差が大きく広がってきているという実態があるのかなというふうに思っているところです。労働者の派遣法の改正によって働き方の改革ですとか、あるいは同一賃金同一労働、待遇改善などが盛り込まれてきているところでありますけれども、現実的な問題としてなかなか低収入だったり、生活困窮という生活を余儀なくされている方も多くないようなのが現状だというふうに思っております。厚生労働省、生活困窮者自立支援の在り方に関する論点整理についてというのが昨年の4月26日に公表されてきているわけですけれども、支援に関しては従来法の伴走型の支援の実践というのが難しくなってきていると。法の理念が揺らいできているのではないかという観点から9つの論点がまとめられて、提示をされているところです。社会保障審議会生活困窮者自立支援及び生活保護部会で議論をして、令和5年度の法改正を視野に入れて議論を、検討を重ねているという状況でございます。本市も、先ほどから御答弁にありましたとおり、生活困窮者自立支援事業、様々な角度から進めていることは承知している部分ですけれども、論点整理が示された9つの項目について本市はどのように事業に反映させていくのかについてお伺いをしたいなというふうに思うところです。それと、その論点整理の中では自立支援の制度と生活保護の制度が重なり合う支援というふうに掲げられておりますけれども、生活保護支援の部分で一番ネックになっているのが恐らく現在の扶養照会の在り方だというふうに考えているのです令和5年3月14日(火曜日)第1回3月定例会・第3号けれども、その辺について扶養照会について見直しを含めた考え方についてあれば、お聞かせをいただきたいと思います。

答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)

ただいま富岡議員から生活困窮者の自立支援制度、生活保護に絡みながらの話をいただきました。先ほどのコロナ禍の特例貸付けの中でも当然いろんな連絡を取らせていただいて、相談に乗らせていただいている中で、先ほど申し上げましたように、償還免除になられた方もいらっしゃいますし、中には償還免除にならないで、生活困窮者自立支援事業の中でその支援を支援に入れて生活改善の相談をさせていただいている方もいらっしゃいます。また、一方では生活保護の受給を決定して、生活保護の支給を受けていらっしゃるという方もいらっしゃるというふうに伺っております。包括的な相談支援であります自立相談支援事業につきましては、福祉事務所を持ちます主に支部で行っているというふうに承知しておりますので、本市においても社会福祉協議会にお願いをして、一部事業を行っていただいているというところもございますので、今後も社会福祉協議会と連携しながら、主に担当は社会福祉課になりますけれども、状況をつまびらかに把握しながら今後とも進めてまいりたいというふうに思っております。また、先ほどの申請の際のミーンズ調査というか、資力調査の部分でしょうか、ミーンズテストの部分だったというふうに思いますけれども、生活保護につきましては国で実施しておりますナショナルミニマムの制度でございますので、今後も国、道との通知の中で対応を柔軟的にできるというものが出てまいりましたら、アンテナを高く張らせていただきまして、照会を行う中で保護の要否判定については適切に実施してまいりたいというふうに考えております。以上です。

再質問 1番 富岡達彦

承知をいたしました。いずれにしましても、憲法25条で規定されている健康で文化的な最低限の生活を営む権利を有するということは、全ての市民にも関わることだというふうに思っております。できるだけ相談窓口を広く、そしてアンテナを高く張りながら、これからデジタルトランスフォーメーションも進んでいきますので、オンラインを含めた相談体制等々を整えていただくことをお願いをしたいなというふうに思います。大項目2に移らせていただきます。現在日本において差別を禁止する法律というのは男女雇用機会均等法、あるいは障害者基本法、アイヌ施策基本法、障害者差別解消法などがあるわけですけれども、これら基本的人権に基づく包括的な差別を禁止する法律というのが日本にはないような状況であります。総合計画の中の人権尊重の項目をさらにブラッシュアップをさせていきながら、本市のダイバーシティー・アンド・インクルージョンに力を入れていくということは市内外に含めて差別解消、人権尊重に関わる取組を一生懸命やっているのだよということをお知らせすることにもなろうかと思うのですけれども、いま一度差別に関する部分の条例、あるいは宣言等々の発出について考えを深めていただきたいと思うのですけれども、いかがお考えかお知らせをいただきたいと思います。

答弁 市民部長 廣嶋淳一(市民部長は2024年3月まで)

先ほども答弁させていただきました条例の関係、それから宣言、いわゆる人権擁護、市でいいますと都市宣言的な部分についての考え方ということでございます。道内でもそういった都市宣言ですとか、それから新型コロナに関して、それも含めた人権を擁護する条例だとか、そういった条例を策定している自治体もございます。人権の部分、この部分の取組の中でこういったことを広く市民に伝えていくということ、いろんな形、いろんな事業に取り組んだりだとか講演会、セミナーをやったりだとか様々な取組の中で啓発を図っていきたいと思いますけれども、そういった中でこういった条例だったり、それから宣言であったり、そこの部分についても取組の中で先行事例、そういった部分も参考にさせていただきながらこの取組を進めていきたいというふうに考えております。現在のところまだ発出なり条例という部分については検討しておりませんけれども、今後の中でまた改めて学んでいきたいなというふうに考えております。以上です。

再質問 1番 富岡達彦

ぜひとも前向きに進めていっていただきたいなと思うのですけれども、先進的な自治体ですと川崎市ですとか明石市、あるいは国立市、そして新発田市あたりが人権を尊重して、多様性を認め合う差別のないまちづくりの条例というのを制定されているというようなこともありますので、ぜひともその辺も含めて検討していっていただきたいなというふうに思うところです。同性婚や選択制夫婦別姓の部分についてなのですけれども、同性婚については憲法24条は同性婚を認めていないという誤解が割と多く広まっているところですけれども、2021年の衆議院の予算委員会での回答でしたか、衆議院の法制局はむしろ憲法が同性婚の法制化を要請しているという考え方について十分成り立ち得るという答弁をされているということが報道でされております。まさに憲法13条の自己決定権、そして14条の法の下の平等というものを根拠にされているものだというふうに思うわけですけれども、世論調査の中でも同性婚は賛成多数で、FNNとか産経新聞の世論調査では71%が賛成という回答を示しているという状況であります。ですので、同性婚について、あるいはパートナーシップ制度の導入に反対したり、ちゅうちょをするということに関してはもう合理的な理由が認められないというふ令和5年3月14日(火曜日)第1回3月定例会・第3号うに考えるところです。そして、本市との親交の深い台湾におかれましては、同性婚の法制化がなされてから、2019年からなのですけれども、2023年、先月2月の末までの間で同性間の結婚数が合計で1万135組を数えているという状況です。パートナーシップ宣誓制度については、正しい認識を持ってもらうという啓発活動というのも大事なのですけれども、それをもう待っているような状況ではないというふうに私は考えております。北海道でも札幌市、函館、北見、江別、帯広に続いて苫小牧、岩見沢が導入しています。旭川市、小樽市、滝川市も来年導入に向けて予算づけをされて、網走市も前向きに検討を進めているという状況であります。国の動向ですとか道の動向、あるいは横にらみをしている必要はもうないのではないかというふうに思っておりますけれども、進められていかれない状況についての明確な理由があればお知らせをいただきたいと思うのですが、やれない理由を。

答弁 市民部長 廣嶋淳一(市民部長は2024年3月まで)

昨年の4定でも御質問いただきまして、お答えさせていただきました。やれないという部分での大きな障害というのはないかなと思っておりますけれども、導入することによってのいろんなメリット、全てメリットということであれば導入も必要なのかなというふうに考えますけれども、実際に取り組んでいる、宣誓を行っている自治体の中でもマイナスの面ももしかするとあるかもしれないということで、そこについてもそれぞれ先行しているところから情報を得たりだとかというところで、今そういう段階になっております。実際に取り組まないというふうに思っておりませんけれども、今後そういった状況見ながら、また担当課の中でも学習しながら前向きに進めていきたいなというふうに考えております。以上です。

再質問 1番 富岡達彦

ぜひ一緒に考えていきたい、進めていきたいことなので、また今後ともいろいろとよろしくお願いしたいなというふうに思っております。1月21日に開催された男女共同参画セミナーの講演の中で、私はちょっと参加できなかったのですけれども、配付された資料の中に非常に興味深い項目を1つ見つけまして、先ほど馬場部長からもありましたけれども、いわゆるZ世代と言われる20代を中心とした若い人たちの価値観の変化を示す意識調査の中で、関心のある社会的課題のトップテンの中にほかの世代では見られないジェンダー平等が第6位、そして性的少数者差別という課題に関してが第7位にランクインをされています。こういった形で恐らく社会ニーズというのは私たちのような中高年世代の価値観とは明らかに変わっていく方向に動いているのだろうなというふうに思うところです。その辺も含めて、今後男女共同参画を深めていく上でも、苫小牧市が市長とのジェンダーミーティングというのを市内の大型ショッピングモールで開催されているのです。これなかなかすごくいい取組だなと思って、私もちょっと注目をしているのですけれども、時代が求めているニーズに応えていく上でもそういった形でスピーカーゲストをお招きしながら市長が町なかに出ていく中で、ジェンダー平等というものを考えていこうという仕組みというのをどっかこっかでつくっていくというのは非常に有意義なことかなというふうに考えるのですけれども、その辺市長はどのようにお考えになりますでしょうか。

答弁 市長 加藤剛士

ジェンダー平等に関して様々な機会を設けて市民の理解を深めていくということは大変重要なことだというふうに思いますし、今後ともそうしたこと、いろんな事例も参考にしながら進めていきたいというふうに考えているところであります。

再質問 1番 富岡達彦

市長にはこの第4期目の中でぜひともジェンダーに関する部分も大きく前進をさせていっていただきたいなと思います。JRの宗谷本線の実証事業についてになりますけれども、衆議院の国土交通委員会の中では地域公共交通の活性化及び再生に関する法律の一部改正について専門家を呼んでの参考質疑というのが17日の金曜日に開催されるということを伺っております。北海道も令和4年度の補正予算の中でJR単独維持困難8線区への支援事業としてこのような、先ほど来お話しいただいております実証事業等の支援に関わる予算として3,425万円を計上しているということを伺っているところですけれども、1つの協議会の実証事業の支援策の上限額というのが2,000万円というふうにされているようですけれども、今回提案のこの実証事業に係る費用をどの程度見込んでいらっしゃるのか、具体的な話まだ決まっていないかもしれませんけれども、分かる範囲でお知らせいただければ。

答弁 総合政策部長 石橋毅

今回報道のほうでいろいろバス転換の実証事業ということで出ておりますけれども、これはあくまでも考えの方向性を確認したというだけであって、実際に足回りを担っていただくバス事業者、本当にドライバー不足の中でこのような環境を用意できるのか、そんなところもこれから詰めなければならないといったことで、金額的なものはまだ全く想定しておりません。それから、北海道の補正予算のお話出ましたけれども、国がこの実証事業を支援するためのメニューというのが実はまだ要綱が出来上がっていません。なので、国の支援策がまだはっきりと見えない中で、我々は急に出ても間に合うようにまず議論だけはさせていただいたという段階ですので、よろしくお願いいたします。

再質問 1番 富岡達彦

承知をいたしました。バスドライバーの不足というのはこれかなり深刻な状況であるのかなというふうにも思っているのですけれども、大型2種免許の保有者、北海道内でも9万6,000人余りしかいないという状況で、現役のバスドライバーの年齢構成が60代以上が64%、50代が23.5%、40代以下というのが13%未満しかいないという状況で、少子高齢化が進んで、出生数も減ってきている状況の中で今後それが増えるというような要素というのはなかなか見られないという状況ではあろうかと思うのですけれども、だから2次交通を含めての新たな交通網の再編というのは議論をしていくのは非常に大事な部分でありますけれども、一方でそうしたドライバー不足の問題というのが顕著に出てきている状況であります。都市部においても路線の再編ですとか、あるいは減便、そういうようなこともされているという状況で、深刻な状況になっているのかなというふうに思っております。地域の公共交通のインフラの再構築ということになりますと、やはりこれまでも議論されてきたように、シームレスな交通網体系を構築していくというのは非常に大事な部分になるのかなと思うのですけれども、鉄道でやっぱり通院、通学などの地域需要が今後も増大していくということは恐らく見込めないというのは、私もそこは承知している部分であります。ただ、その中でやはり同時に今の交通弱者の足を支えているドライバーたちの高齢化ですとかドライバー不足ということを含めて考えますと、なかなかその辺もうまいこといかない部分が出てくるのかなと思います。その辺も含めて今後地域の公共交通、あるいは外から来る方の足を確保していくためにどのような考え方を今お持ちになっているのかお聞かせをいただきたいと思います。

答弁 総合政策部長 石橋毅

今富岡議員のほうからは非常に道北地域というか、広域的な公共令和5年3月14日(火曜日)第1回3月定例会・第3号交通の整理の仕方という大きな視点での御質問いただいたのかなというふうに受け止めました。まず、鉄道に関しては、富岡議員は十分御承知だと思いますけれども、今回も千歳空港に向かう快速エアポート、あのエアポートですらあれだけ人を乗せても赤字が出ると。そういうのが、実際蓋開けてみると鉄道というのはそういうものだということで、我々がどんなに利用促進をしたとしても、この地域を黒字にするというのはまずなかなか現実的に難しい状況となった中で、今回の方向性の確認をさせていただいた中では、普通列車というのは実際に片手いないぐらいの方しか乗っておられない。そんなときに、であればしっかり足を残すためにはバスをしっかり走らせて、乗ってみていただいたらどうだと。ただ、そこに取り組む前提として、我々は宗谷本線は絶対残るから、こういうことやる。残すためにどうしていくのだといったところが一番大事な根幹のところで、これはお伝えしなければならないところだと思っています。そこの強い思いを持ちながら我々もできることをしっかり考えていくといったことでの今回の方向性をということで、まだまだちょっと全体的な確認作業、やっぱり協議会としての確認作業も経なければならないと思っていますので、一定程度の方向性というか、考え方の確認はしましたけれども、もう少し丁寧な議論をしていきたいなというふうに今のところ考えております。それから、バスのお話も出ましたけれども、これは実際に運転手不足、圏域的にも当然顕在化してきます。その中で実際にバス路線を落としていくとそれなりに重複して、それぞれの自治体が抱えている路線が重複しているところもあったりするものですから、そういったところは広域的な見地から北海道にしっかりとリーダーシップを取っていただきながら広域の2次交通、バス路線についても一からやっぱり考えていかなければならないのではないかと、効率化を図らなければならないのではないかと思っていますし、まずはその中令和5年3月14日(火曜日)第1回3月定例会・第3号の幹線の位置づけとして我々はしっかり宗谷本線、特急を走らせながら、そこの鉄道が幹線としてしっかり2次交通、そして地域をしっかり結んでいくという大きな視点で公共交通を捉えながら今後議論を進めていきたいなというふうに考えております。

再質問 1番 富岡達彦

分かりました。地域外からの需要というのも高めていくということもすごく大事になってくると思います。それにはやはり普通列車による観光列車の構築とか、そういったことも含めて考えていく必要があるのかなというふうにも考えております。その辺も含めて今後ぜひとも一緒にまた知恵を絞りながら可能性を探っていっていただきたいなというふうにお願いを申し上げて、質問を終わります。ありがとうございました。

出典:名寄市議会 令和5年第1回定例会 2023年3月14日 議事録 PDF(113ページ) 間違いを知らせる