みんなの議会

士別市議会 平成31年第1回定例会 2019年3月5日

地域おこし協力隊活動事業について

2019年3月5日、士別市議会の大綱質疑で、苔口千笑議員が「地域おこし協力隊活動事業について」質問し、総合企画室長 東川晃宏が答弁しました。

質問者
苔口千笑 議員
答弁者
総合企画室長 東川晃宏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 苔口千笑

2つ目は、地域おこし協力隊活動事業についてお伺いいたします。御承知のとおり、地域おこし協力隊は、一定期間地域に移住して、地域ブランドや地場産品の開発、販売、PRなどの地域おこしの支援や農林水産業の従事、住民の生活支援などの地域協力活動を行いながら、その地域への定住、定着を図る取り組みです。本市においても、平成31年度は、3名が地域おこし協力隊の隊員として務められるとのことで、引き続き、ますますの御活躍を大いに期待しているところでございます。昨今の動きといたしまして、国は、平成29年度で4,830人とされている協力隊員の数を5年後の平成36年度には8,000人に増員するとしています。地域おこし協力隊の大幅な拡充に向け、国を挙げた動きが進められている中、本市の地域おこし協力隊活動事業費の予算は大幅に減額となっております。平成30年度は3,541万7,000円を予算計上し、任期中4名のほか、新たに5人の隊員を募集し、合計9名の隊員で地域協力活動を行い、地域の活性化を図るとされましたところ、平成31年度予算では、任期中3名に加え、新たに必要な人材を募集するという内容にとどめられており、予算も1,799万4,000円と約半分程度に減額されております。地域おこし協力隊事業は、開始当初に比べ全国的にも制度が定着しつつあります。数ある定住政策の中でも仕組みとしてでき上がりつつある、定住につながる可能性の高い、大いに活用すべき事業であると考えておりますので、本市が地域おこし協力隊事業に対して消極的と捉えざるを得ない予算とされましたことについて、本市の見解を求めます。加えて、本年4月からは隊員の任期途中での退任を減らすことを目的として、2泊3日のおためし地域おこし協力隊制度が創設されるとのことですが、こちらについてはどのようにお考えでしょうか。制度の導入を検討されているのかどうかも含め、本市の見解をお聞かせ願います。

答弁 総合企画室長 東川晃宏

私からお答えをさせていただきます。昨年度の予算と比較して大きく減額になっているという、まず理由についてお答えいたします。議員お話しのとおり、30年度の予算は、現役の隊員4名、そして新規の隊員5名、延べ9名分の報酬や活動費、募集に要する経費などとして3,541万7,000円を措置していたところであります。それが新年度の31年度予算では1,799万4,000円ということで、前年比1,742万3,000円の減という形になっています。予算の内訳としましては、議員お話しのとおり、現役の隊員3名に加え、新規募集隊員1名分の報酬や活動費、募集に要する経費などを予算要求したところであります。そこで、この減額の理由というところですが、これまでの当初予算につきましては、現隊員のほか、新たに募集する隊員の報酬や活動費、そして募集経費など全てを計上していたところです。しかし、募集数に対してその応募が少ないといったような場合には、年度末にその予算を減額補正しておりまして、30年度分につきましても、これは最終日となりますが、1,898万円の予算を減額する予定としてございます。協力隊の報酬などにつきましては、特別交付税で措置はされますものの、当初の予算では一般財源を充当しなければならず、任用予定者数の増加に伴いまして一般財源を圧迫するということになっていた状況であります。新年度の予算は、引き続き隊員となる3名と新規募集1名の報酬や活動費などを予算要求しているものですけれども、今回につきましては、必要最小限のものを計上しているため減額となっているところであります。そういった中で、どんどん活用すべき事業であり、消極的な形と捉えかねないといったようなところですけれども、予算のほうは減額とはなっておりますけれども、協力隊の活用を縮小させるという考えはございません。平成31年度には7名の任用を予定しておりますけれども、当初予算に計上している1名分を除くそのほかの6名分については、実際に任用を行おうとする際に補正予算で対応してまいる考えでございます。続きまして、おためし協力隊の導入の検討といったところでございます。制度の概要につきましては、まず、ことしの1月8日、上川総合振興局を通じまして、総務省からの情報として提供がございました。現在のところ、私たちのところにお聞きしている内容としましては、地域おこし協力隊としての活動の前に、自治体と地域が協働で候補者を受け入れ、2泊3日以上の地域交流を含む体験プログラムを実施するものという形でお聞きしています。人材の掘り起こしや、あらかじめ本市を訪れ、協力隊の活動内容を実際に体験するため、任期途中での退任、いわゆるミスマッチの解消に向けて、これは有効な施策になると考えております。その対象の経費につきましては、都市部での募集やPR経費、体験プログラムに要する経費として1自治体100万円を上限として特別交付税が措置されるというところでありますが、参加者が実際に士別市まで移動して来る経費については、その対象外となっているところであります。現在のところ確認しているところでは、国の平成31年度予算が可決された後、国は地域おこし協力隊の制度要綱を改正すると。そして31年の4月中に自治体のほうに通知を出すという予定ということでお聞きをしております。そこで、本市の導入に当たっての考え方ですけれども、これまでも羊の飼養経験のなかった隊員を任用するに当たり、あらかじめ本市で2泊3日程度のプログラムを体験した後に任用し、その方は現在も任期途中で退任することなく活動を継続するなど、既に私たちのところでは実施していた内容でもありました。協力隊や自治体、地域にとって好ましくないミスマッチといった部分を防ぐ意味でも高い効果があるものと考えておりますので、本市において、今後どのような手法をとっていくことが望ましいのか、庁内の各部署や、あとは受け入れ機関などとの協議のもとに導入に向けて補正予算での対応も含めて検討を進めてまいる考えでございます。以上です。

再質問 3番 苔口千笑

再質問させていただきます。まずは確認です。採用の予定をしている7名の内訳ですけれども、7名というのは、3人は現在任期中の協力隊、残りの4名を新しく追加するという認識でよろしいでしょうか。

答弁 総合企画室長 東川晃宏

今年度において募集をしようとしているところは、新しく新規に7名でございまして、内訳としては、農業の関係で2名、羊の飼養の関係で2名、観光の分野を担う協力隊として2名、そして合宿のほうを担う者として1名、合計7名でございます。ですので、全員が任用されるということになれば10名体制という形になります。

出典:士別市議会 平成31年第1回定例会 2019年3月5日 議事録 PDF(38ページ) 間違いを知らせる