斜里町議会 令和4年12月会議 2022年12月14日
(1)継続的に物価高対策を!!/(2)今後の「知床斜里町観光協会」と「一社知床しゃり」の役割分担は?/(3)温浴施設の実現に向けて!/(4)今年度の全国学力テストを見て今後の対策は?
2022年12月14日、斜里町議会の一般質問で、今井千春議員が「継続的に物価高対策を!!」「今後の「知床斜里町観光協会」と「一社知床しゃり」の役割分担は?」「温浴施設の実現に向けて!」「今年度の全国学力テストを見て今後の対策は?」について質問し、町長 馬場、教育長 岡田が答弁しました。
- 質問者
- 今井千春 議員
- 答弁者
- 町長 馬場、教育長 岡田
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
町のサイトの一般質問の一覧ではこの議員の件名が 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 今井千春
先ほど、町長の答えを確認いたしましたので、ますます先々の選挙になるかならないか、わかりませんけれども、本当に当選した暁にはエキサイティングな行政を期待しております。その中で私は今回4項目、質問をさせていただきます。まず1点目は、継続的に物価高対策をしていただきたい。今期はいまだ落ちついていないコロナ禍から始まり、今年の大きな海難事故により、いまだ行方不明の方々が見つかっておらず悔しい思いが尾を引いているのが現状です。さらにはご承知のとおり追い打ちをかけるように日常生活必需品はじめ、電気、ガス、灯油、ガソリンなど、町民はもとより各産業界が大打撃を受けているのが現状であります。今回の補正予算ではそれなりに予算化されていますが、新年度予算においても特に低所得者層と観光産業に対しては継続的な対策をするべきと考えます。この点について、町長の所見を伺います。2点目、今後の知床斜里町観光協会と一社知床しゃりの役割分担は、ということで質問いたします。令和元年度から町と観光協会および商工会が出資し一社が設立し運営されていますが、いまだ社団法人から株式会社になっていないのはなぜでしょう。この点についてお伺いをいたします。また計画では、翌年には法人化になると理解していましたが、法人化にできない問題点などがあるのでしょうか。また町として観光協会と一社が今後どのような役割分担で進んでいくのか、進捗状況と合わせて町長の所見を伺います。3点目、温泉施設の実現に向けて、今まで何度か同僚議員とともに一般質問をしてきましたが、優先順位があるので今現在は老人福祉センターの温浴施設を利用してほしいなどの回答でした。そのことに関しては、私も長期的ではなく一時的な期間と理解してきましたが、町民の声はやはり憩いの場として、町内に温浴施設をぜひとも実現してほしいという声が非常に多く聞こえてきます。また回答の中では、第7次総合計画の中で云々とも言っておりましたが、長寿、少子高齢化が進む中で町民の憩いの場として計画的に温浴施設の実現が必要と考えます。3点目も、町長の所見を伺います。4点目については、教育長の所見を伺います。今年度の全国学力テストを見て今後の対策は、ということで質問をさせていただきます。これまでも種々の学力向上対策など取り組んできているのは承知しております。しかしながら今年度もいまだ全国平均よりも低い結果になっており、特に家庭学習についてはかなり低い数値になっていることから対策が必要ではないか。家庭学習が低いのであれば、それなりの学習ができる環境づくりが必要であると考えております。町長が言っておられる子どもは町の宝、そうであれば、今年度は無理としても早急的に公設民営塾など、来年度に向けて予算化し運営していかなければ毎年同じ結果になっていくのではないかと大変危惧しているところです。学校が一生懸命取り組んでいる、親御さんも子どもの教育のため一生懸命になっている、このことについては当然のことでありますが、待ったなしの状況ではないかと考えますが、教育長の所見を伺います。以上です。
答弁 町長 馬場
今井議員のご質問にお答えいたします。はじめに、1項目めの、継続的に物価高対策を!についてお答えいたします。第8波まで続いているコロナウイルス感染症の収束もいまだ見えず、また、知床の海難事故に関するさまざまな対応がまだまだこの先も引き続く中ではありますが、原油や物価の高騰による各方面への影響を引き続き注視していかねばならないと考えています。議員ご指摘の、低所得者層と観光産業への継続的な対策については、その対象の判断も含め、今後の状況を見定めた上、必要と思われる支援措置を講じてまいりたいと考えますが、その際には合わせて裏づけとなる国の交付金等の財源確保も必要との考えであることを申し上げ、1項目めの答弁といたします。次に、2項目めの、今後の知床斜里町観光協会と一社知床しゃりの役割分担は?について、お答えします。まず1点目の、株式会社になっていない理由ですが、令和元年度7月に、地域プラットフォーム設立準備法人として、一般社団法人知床しゃりが設立された後、当初の計画では、1年8カ月後の令和3年3月までに株式会社化することを目指していたことは、議員ご指摘のとおりです。約1年程度で計画を立案し、その後、株式会社としての事業計画を提示しながら出資を募る予定ではありましたが、計画立案が大幅に遅れ、かつ、令和2年2月からのコロナ禍の影響を受けて収支見通しを立てづらくなったことなどもあり、長期計画が理事会で承認されたのが令和3年6月まで遅れたものです。その後、当該法人の在り方として、産業界の連携が欠かせないとの考えのもと、株式会社化の前に、一般社団法人として農協や漁協に社員としての参画を要請したものの、社員となるメリットを説得することができず、当面は参画を見送りたい旨の返答があったと聞いているところです。この背景には、安定的に収益をもたらしているトコさんグッズ販売事業を除けば、その他の新規事業が伸びていない現状があり、公益的事業を含む一社としての事業活動への認知や成果、周囲の期待がなかなか高まってこないことが、一社としての拡大や、株式会社化への移行を妨げているものと捉えているところです。次に2点目の、観光協会と一社が今後どのような役割分担で進んでいくのかについてですが、観光協会は各種観光振興事業を推進する会員組織かつ公共的団体であり、観光案内、情報発信、PR、集客イベント実施、施設管理などを本務とする組織ですが、一方の一社知床しゃりは、DMOの機能、つまり観光地を経営するという発想で、マーケティングやブランディングを根底に置きながら、旅行者の求める情報や商品、サービスをスムーズに提供することを求められる組織です。観光振興を通じて地域を活性化させるという高次の目的は同じと言えますので、役割分担が明確にできるものではありませんが、一社知床しゃりが観光事業者、地元住民、旅行者などから信用され期待される組織となっていくことが、まずは重要と考えており、そのうえで従前からの観光事業者の会員組織かつ公共的団体としての観光協会との役割分担が整っていくものと考えているところです。いずれにしても、過渡的状況であると認識しており、私としても、さまざまな懸念を持っているのは確かですが、まずは、両組織での議論の推移を見守り、必要に応じて支援していきたいと考えていることを申し上げ、2項目めの答弁といたします。次に、3項目めの、温浴施設の実現に向けて、についてお答えいたします。私は、自らが健康であると思える町民の方が増えることにより、町民の幸せに結びつくものと考えております。そのため、一人ひとりの健康維持や増進を支援することは、私の目指すまちづくりの重要な柱の一つです。健康であるためには、栄養、休息、運動、そして、生きがいづくりや社会参加が重要であると考えており、町民同士が自治会やサークル等で楽しく交流する中で、健康であるという幸せを実感できることが大切と考えております。町民の皆さんは民間事業所の温泉や近隣の自治体温泉、老人福祉センターを憩いの場として楽しみながら利用されておりますが、温泉が欲しいというさまざまなご意見もあることは承知しております。しかし、検討にあたっての前提条件として、まずは民間との競合は避けねばならないこと、次に一番大事な視点は、運営主体の存在がなければなりません。加えて、人口減少の局面における求められる機能や適切な規模感の共有、公共施設の総量抑制方針との整合性や近隣自治体との施設相互利用の視点からの論点整理が必要です。いずれにしましても、高騰する建設費やランニングコストという難しい条件下にあっても、将来に負担を残さない慎重な判断が求められることから、まずは、民間活力による新たな投資の可能性を注視する段階であることを申し上げ、温浴施設実現に向けて!の3項目めの答弁といたします。
答弁 教育長 岡田
次に、4項目めの、今年度の全国学力テストを見て今後の対策は?については、私からお答えいたします。議員ご指摘のとおり、本年度の、全国学力・学習状況調査の結果につきましては、小学校・中学校ともに、全国の平均正答率を全教科で下回る結果となりましたが、本年9月定例会議の町政報告の中でも触れているとおり、昨年度との比較では、数学以外の教科で差を縮めている状況にあり、子どもたちの学習に対する頑張りが伺える状況となっています。一方で、家庭学習につきましては、児童生徒質問紙の回答結果から、学校の授業時間以外で、平日に1日1時間以上勉強すると回答したのは、小学校6年生、義務教育学校6年生で全国平均より12.0ポイント低い47.4%、中学校3年生、義務教育学校9年生では、27.1ポイント低い42.4%となっている状況であり、議員同様、課題であると認識しているところです。そのようなことから、家庭学習ができる環境づくりに関しましては、従来からの取り組みである学校から出される宿題や、地域の方の協力で実施されている放課後学習のほか、今年度は、1人1台端末を活用したデジタルドリルを導入し、個々の学習深度にあわせた学びを進められる体制整備を図っています。また、議員ご指摘の公設民営塾の開設に関しましては、これまでも議会において質問があり、答弁しているところですが、多額の財政負担が継続的に必要であることや、開設場所の確保、民間学習塾との関係などが大きな課題であるものと受け止めています。今後につきましては、GIGAスクール構想による学校ICT化や、通信インフラ整備等が急速に進んでいる状況を踏まえて、先進事例等を参考としながら、まずは、オンラインを活用した、学びの場づくりを優先的に検討することで、児童生徒の授業時間以外での学習習慣の定着に向けた環境整備を推進していくことを申し上げ、今井議員への答弁といたします。
質問 今井千春
まず1項目めの質問ですが、非常に基本的に、町長の回答をいただきました。わかりやすい。今までの国の補助、それから道の補助、いろいろな対策費というか予算化になって補正を組んでいろいろな、今までのマスコミ、新聞等を見ますと、ほかの市町村と比べたらその部分、全部が全部ではなくてちょっとした一項目というか施策の出す時期、これが少し遅いような気がするのです。うちでしたら道の予算だとか国の予算、それがどれぐらい出てくるのか、補助金としてくるのか、それを待たないと判断ができないというような部分も散見された、見受けられたかと思うのです。とにかくそこら辺、先手先手というか、なかなかそういう極め的な結論は出せないかと思うのですけれども、こういうような部分でそうだったと思ったときには、やはり私は特に給料アップ、所得アップというか、今なかなか斜里町でも中小企業がほとんどではないですか。そこのベースアップだとなかなかできない。その反面、低所得者に対してはやはり厚い、先々の補助体制というか、そういう部分で取り組んでいただければ、そんなふうに思いますが町長のお考えを伺います。もう少し先手、国ですとか道であるとか、そういう補助金が出てくるのを待つのではなくて、もう少し先手をとって施策を組んでいただきたいということです。
答弁 町長 馬場
さまざまなこういう支援策のようなものを、もっともっと素早く実行に移すようにという促しのことかと思います。私どもも情報は常にアンテナを立てながら、どんなものが下りてくるのか、それをどういうふうにうちでは活用できるか、そこは常に意識をしてやっております。そのうえで、本当に効果的な、ただぱっと使うのではなくて、より効果的だということも含めて検討して、タイミングを見計らい提示している。そうこうしているうちに、ある自治体ではもう早々と政策発表されるというようなこともあったりすると、どうしても遅いという印象は否めないのですけれども、その点については常に、これまでと同様にしっかりと情報を収集して、できる政策を組み立てていく努力をしてまいりたいと思います。
質問 今井千春
1項目めは、了解いたしました。先手先手の情報をつかみながら実施をしていただきたいと思います。次に、2項目めなのですが、観光協会と一社の関係、私もすごくこれ、今現在どうなっているのかと思いながら、春過ぎてからそんなふうに思っていたのです。多分3月には決算内容も出て、結構一社のほうは利益を受けたようなことも何かと耳にしたので、ここの答弁にも書かれているとおり、トコさんグッズも非常に売れ行きが良いということで利益も出たのか、そんなふうに思っています。株式会社の移行がなかなか、いろいろな問題がコロナの関係ですとか、そういう部分でなかなか今遅れているのだと、そういう部分はわかりました。次、2点目の疑問点、観光協会と一社が今後どのように役割分担していったらいいのかということで、町長の答弁を見ましたら、観光協会は観光案内であるとか、情報発信であるとか、PR観光、イベントの実施であるとか、施設管理などなど。一社のほうはDMOの機能、つまり観光地を経営するという発想でマーケティングやブランディングを根底に置きながら、旅行者の求める情報や商品を云々となっています。私、この旅行者の求める情報や商品サービスをスムーズに提供するという部分、当初一社ができる前、DMOの立ち上げで全員協議会もしました。DMO、今後のことについてという部分で、私はてっきりこのDMOに関しては観光協会が民間からであれば一番良かったのでしょうと思うけれども、観光協会がやはり音頭をとってDMOを立ち上げて観光客、旅行者の求める情報であるとか、マーケティング、ブランディングをしていくのがベターなのかなと考えていたのです。ですから、この答弁を見ましたら、まさしくサービスをスムーズに提供するという部分については観光協会がやるべき仕事ではないだろうかと、私は今までの経過の話を聞いていきましたら、そういうふうに思ったのですが、そこら辺はいかがですか。私はそうかなと思うのです。
答弁 町長 馬場
今、今井議員のお話は、旅行者の求める情報や商品サービスをスムーズに提供するのは観光協会ではないかというお話ですよね。その前段に私お話ししたように、このDMO機能ということで、今までの観光協会とは違う、経営をするという視点、マーケティングマネジメント、こういう視点のもとでやっていく、これをより強く色濃くやるという、そういう発想です。着地型観光も含めてさまざまな展開が考えられる、そういう組織に描いていたということは事実ですけれども、そこまでは行けていないと、こういうことです。
質問 今井千春
町長、この答弁の中に、先々見たらこういうような観光協会の今やっているお仕事、事業内容、そして今、一社がやっている事業内容というふうに区分して物事を考えてみると、一社はなかなかその観光ブランディングであるとか、そこまでまだ踏み込んでいっていないような気がするのです。はっきり言ってそのノウハウは、逆に言ったら観光協会のほうが持っているような気がするのです、今までの経過からすると。ですから、私が何を言わんとしているかと言ったら、一社は要するに物販販売に徹底したトップ販売、要するに農業、漁業、包括した部分での特産物もそうなのですけれども、そこで利益を上げていく、そして観光協会はいろいろなPR事業に徹底をしていく。そのすみ分けができるのではないかと思うのですが、答弁の中には観光協会との役割分担が、と考えるというのですから、その辺のすみ分けができてスムーズな運営になっていくのか。その反面、観光協会というのはネームバリューがありますから絶対これは無くすことができません、はっきり言って。当初はうやむやになったような気も、話も耳にしたのですが、私は絶対に、これは全国展開の観光協会ですからネームバリューは絶対無くしてはいけない。もう1点、もう一つの質問は、要するに一社がそれでは利益販売を上げていろいろな分野でマーケティングから、そういう部分も極端なことを言ったら商品開発やらどうのこうのというふうに、もしそういう方向性に持っていくのであれば、どうなのでしょうか。一社の中に観光協会という名前を吸い上げて、一つ屋根の下で事業展開をしていくのかという、なにか二通り、私疑問に思ったものですから。今後の方針としてそこら辺について町長はどのようにお考えですか。
答弁 町長 馬場
お答えいたします。今、今井委員がおっしゃったように後段で、一つの中で地域商社的な物産協会とも表現できるのかもしれませんが、そういう物販の部分と、いわゆる観光協会が担うような、そういうプロモーションも含めてさまざまなマーケティングマネジメントというお話をさせてもらっています。より高度にやっていくというこの機能を両方併せ持つのが一社知床しゃりという設定で、両協会だとか観光協会も、商工会もそういう認識のもとで立ち上げようとしたし、私たち町としてもそういう認識のもとで支援をするという、そこから始まっているということです。ところがそういうことには至っていないという現実の中で、どうするかというところで今いるということですから、心配されているのはそのとおりなのですけれども、もともとはそういう趣旨で始めているということです。それに近づけたいと私は思っていますけれども、やはり当事者である両協会と商工会、それぞれの思いの一致点をきちんと見ずに出さないと、そこは難しいかと思っております。
質問 今井千春
本当になかなか難しい論点かと思うのです。せっかく公共的な団体、一社は半分法人化的な部分もありますが、それも踏まえて今後行政として指導というか、なかなか難しい役員さんだとか会員さんもおられますから、そこら辺の指導であるとか、どうのこうのとはならないかと思うのです。やはり出資している以上は、出資というか立ち上げるときには町もお金を出しているのですが、そこら辺もしっかりと見つめて行政指導というか、そこら辺の監視とまではいきませんけれども、やはり方向性をしっかりと行政とも三つ巴で先々の部分を見据えて指導していかれたらどうかと思うのですが、そこら辺を再度、この質問については最後になります。
答弁 町長 馬場
立ち上げのそもそも観光協会がこのDMO機能をどんどん出していこうという、そういう意識があったのも事実です。商工会が地域商社的な、物販協会のような、そういう機能を充実させよう、これも商工業振興条例および計画の中でそれぞれ挙がっていたことです。そこをお互いが人材とともに、うまく機能させていこうということの一致をみた、そしてそういう機能、観光協会のやろうとしていることの町としての支援、商工会の商工業振興の支援というそういう部分で、私ども斜里町としてみている部分とがある意味で合致しているから一緒になって支援をしていくと立ち上げたわけではない。立ち上げたのは2社でやっているのです。そこを少し整理してお考えいただきたいのです。そこで運営の部分で、いろいろやってきました設立者の意向ということもやり取りをしながら実は今日になっておりまして、そこがかみ合っていない部分が実際はあるのかと思っております。その辺をしっかりと注視しながら、今後も私は大事な機能だと、両方ともそこがうまく回っていくようにするべきだと、強く私は思っておりますので、そういう両者の想いの下には町としてしっかり応える必要があると捉えております。
質問 今井千春
ますます良い方向に進んでいっていただきたい、そういう気持ちでいるものですから、このような質問をさせていただきました。次に、三つ目の、温泉施設の実現に向けてという部分です。なかなか難しい。この時代というか、今現状のこの世の中の背景をみますと、新規の温泉施設をつくるという、一つの建物をつくるということは、町長が懸念しているこの答弁の中に、要するに今、物価高で全てのものが上がっている、それから資材関係も上がっている、これは私もそう思います。全てが上がっていますから、この辺は理解できます、非常に。しかしながら町長、4年は早いです。あっという間に4年は過ぎるものです。せめて町長がいつもおっしゃっておられる優先順位、これはわかりません。私も何を先にやればよいか、それに付随する部分、町長が思っている部分、しかしそれは絶対的にやっていかなければならない、例えば福祉政策の部分もそうです。それから、これから出ます子どもの学校教育のこともそうでしょう。それから道路ですとかいろいろな部分、それから一次産業のこともやはり手を加えていかなければならない。補助金も出していかなければならない、そういうこともわかります。私は絶対にそういう部分はおろそかにしてはいけないと、それは絶対に町長の役目として、役割分担として、これは必要不可欠だと思うのです。私も3回目から4回目になるかと思うのですが、しつこく質問しています。全体的な何ていうのですか、回答書を見ましたら、まず1点は民間との競合を避けなければならない。これは今ある温泉施設ですよね。だからそこら辺と協議したのか、何かそういう心配があります。私の把握している部分では、そんなに長く続けられないんだ、といったことは聞いています、はっきり言って。それと、そこを利用している方々の話を聞いてみれば、そういうふうに我々も耳にしたので、早く町としても何となく施設をつくってくれたら、みたいなことはますます多くなってきています、はっきり言って、そこの利用者以外にも。この4年間なぜ早いかと言ったら、町長こういうことです。西町の温泉施設、クローズしました。お湯が出なくなったという部分、それから峰浜の温泉施設、これも民間業者に売りましだから。そうすればそこに今までかかっていた経費、人件費、そういうものも含めて近隣の温浴施設の状況も見ながらと回答には書いていますけれども、そうなった場合にすぐにとは、私はできる可能性が大きいとは思っていません。しかしながらそういう民間の温浴施設も、そういうことも踏まえながら、わざわざ近隣の温泉施設に行かなくても斜里町にこういう良い温泉があるのだと、やはりこういうことを町民が誇らしげに思わなければいけないと思うのです。だからそこら辺、建設費であるとかどうのこうのということはわかります、意図する部分はわかります。しかしながら、こういった資材が安定供給され、物価が下がるといえば、そう簡単に下がらないと私は思うのです。ですから、4年の間にある程度こういうこともしっかりと行政運営というか、町民のプラスにするため、それを実現することも町長の一つの役目かと、そんなふうに思うのですが、その辺いかがですか。
答弁 町長 馬場
町民の皆さまの、希望する人がいらっしゃるということは、否定はもちろんしておりませんし、そういう声があるのも聞き及んでおります。そういった中で本来、町も公営の今の、あるいは休養村等々それぞれの経過を経て、そういうものはつくってきましたけれども、本来行政がするべきサービスは民間ができるのは民間なのです。そういう基本でいかなければ、全て行政がやらなければならないということにはならない、ということです。ですから民間がやれるものは民間にお願いをする。そういう意味で、今現在、民間がやってらっしゃる部分がやはり大事。そこに競合するようなことは町としてはできないということで、そういった今どうなるかわからないお話もありましたけれども、その辺のところも注視しながら、確認をしていかざるを得ないというのが1点です。それから何回かお話していますが建設費の問題、以前もありますから、新たに建てているということで、もうすでに今の状態が現実ですから、これにプラスして建てるということです。そういうことが公共施設総合管理計画で、そういうものをできるだけ人口規模に応じて、減っていくから減らしていきましょうということも、これは非常に命題です。そういうことにきちんと適うのか、さらには、つくるとしてもどんな温泉かということもあるでしょうし、どんな温泉にしても運営する人がいなければ、これはできないことです。入る人だけでは、これは成り立たないわけです。しっかりそれを管理して運営する人がいて、はじめて成り立つ世界ですから、いずれの地域も簡単ではないということだけは聞いておりますので、そういった意味でしっかりそういうところがあらわれるのか、可能性が見いだせるのかということも含めて、トータルで考えなければならないと思っています。先ほど新たなものを建てるとなればプラスが生まれると。財源的に増やさなければいけないし、管理という部分を増やせない。そうすると財源的に減らす部分、私がよく言っている、足し算だけではなくて引き算という部分を考えながら判断をしていかなければならないという思いでおりますので、ニーズはニーズとして受け止めながら、そういう将来の部分も含めてきちんと判断をしていく必要が私にはあるだろうと思っております。
質問 今井千春
時代の背景ですとか、今現在の背景ですとか、そういう部分も見つめながらそれは判断していかなければいけない、それは私も重々わかります。2年前に一般質問の中で老人福祉センター温浴施設、これをとりあえず利用してくださいと、町長の答弁にもありました。その後もう少し、あそこ5、6人ぐらい入ったらいっぱいなのです。もう少し拡張できないかと、そういうような質問をさせていただいたこともあります。それはなかなか難しいと、ほかの部分も老人福祉センターについてはいろいろな補修もあるのでなかなか難しいのだと、そういうことの回答をもらったときもありました。要するに、あれも駄目これも駄目というか、こういう方法もいろいろ考えるけれども、いろいろなかなか難しい。そうであれば、なかなか温浴施設というのは依然として遠い世界なのか、私はそういうふうに思うのです。今の町長の回答をもらった部分では、こういう時代ですから一番いいのは何か、やはりもう少し研究したほうがいいのかなと思います。例えば前にも、私が議員になりたての頃、老人福祉センターかなり年数も経って老朽化しているので建て替えをする計画はないのかと、そういうような質問をさせていただきました。その時には余分なお金をかけられないと、今現在ほかにやることがあるので補修をしながら維持をしていくのだというような回答をしていただいて、そのあとは私、一切そこの部分は、お風呂の拡張ぐらいの質問しかしていません。ですから、その辺も含めて、老人福祉センターも含めて、複合的な利用価値のある温泉施設も加えて、そういうような建て方というか施設ができればいいのか、そういう方法もあるのかと思うのですが、もう一度、町長なんとか、これは町民が要望しているのですから、一つの公約でもあるのか、何か疑わしい公約かもしれませんけれども、あったか斜里町のためにも何とか。私はこの4年間で、次の町長選で当選した暁には何とかこの4年間で町民のここの部分、実現の方向にぜひとも持っていっていただきたいと。それからもう1点は、前に回答いただいたのですが第7次総合計画、これは町民から声があればそのテーブルにのせる、どうしてもどういうような形が出るかわからない、そういうことも回答していただいております。それはあたり前かと私も思っています。しかしながら、その反面、反面ですよ、何とか行政リードでそういう部分もテーブルにのせるということも第7次総合計画素案から、たたき台からつくるときにそういうことも一つの方法なのかと思うのです。そこら辺いかがですか。
答弁 町長 馬場
一口に温浴施設、しかし皆さん一人一人のイメージするものは多分違うと思っています。それを一つの言葉で議論するのは、やはり少しよろしくないと私は思っています。そういった中で第7次総合計画、こういう中でこういうものはぜひやりましょうと。でもそれをするには財源的に厳しいからこれはやめましょうとか、そういうトータルで挙げていただければ、これは実現性、可能性、十分あるということです。そういう議論がきちんとできたうえでの話だということで、私がこれは必要だという人がいるのだからやるのだ、必要だという人がいるのだからこれもやるのだ、というふうにはなかなかならない。私も公約と、まだ公約を出しているわけではありませんので今の段階では出ませんけれども、出すということは実現をする、約束をするということですので、それはしっかりと自分の中で整理ができなければ公約として考えることはなかなか難しいです。そのうえで先ほど何度も議論したように責任を持って未来につなげる、ここも大事な視点でございますので、それを踏まえて対応していきたいと思っております。
質問 今井千春
わかりました。何とか前向きな検討というか、課題としてテーブルにのせていただければ、そんなふうに思います。また後ほど、この件に関しては質問をさせていただきたい、経過を見ながら質問させていただきたいと思っています。最後の4点目にいきます。今年度の全国学力テストを見て今後の対策は、ということで、教育長の答弁をいただきました。私がこの中で一番心配していたというかびっくりしたのは、家庭学習がアンケートをとった中で非常に低かったということです。何か今後のことを考えますと、それでは家庭学習が思うようにはかどって、そういう環境にないのであれば、そういう環境づくりをしていくのが一番ベターなのだろうと、そのように思うのです。今までも前回6月にも教育長に教育関係、このときには魅力ある斜里高校を目指してという質問をさせていただいて、その中でも学力向上のことで質問をさせていただいたのですが、そのときの答弁も、いろいろ地方の成功例も研究しながら、今後も結果が出るように取り組んでいきたい、そんな回答をいただいております。しかしながら、これ毎年毎年学力テストのたびに全国平均以下、または全道平均以下が続いているような状況であれば、やはりそれはお金がかかります、一つのことをやろうとすれば。しかしながらデジタルの部分については、これは補助金が出てきますから、民営塾と捉えますと、一つの例で言うと、これは生水でやっていかなければいけない、斜里町独自でこれはやっていかなければいけない、そのように思うのです。ですから放課後の対策、この辺について教育長は家庭学習率を上げていくためにはどうしたらいいかということを具体的に回答してくれますか。
答弁 教育長 岡田
再質問いただきましたけれども、まず学力テスト、全国平均より低いということでご指摘ありました。なかなか壁を破れないというところは確かに続いているのですけれども、パーセンテージでいうと8%とか、そういう差なのです。学力テストの問題ですと大体全部で15問くらいのものなのですから、大体1問相当にあたるのです。全国平均に比べて大体1問できない問題が斜里の子どもたちは平均すると多いと、このような具体的な差なのです。その1問の差ということをどうやって埋めていくかというところが課題だと思います。ただこれは全国平均より低いといっても、児童生徒800人いますけれども、これは全ての児童生徒が全国平均に届かない学力しかないわけではないです。毎年、全道のトップレベルの高校に進学する子も何人もいますし、ただ一方で頑張りきれない子が相当数いるということで、それを全部トータルして平均すると全国に1問程度届かない、このような状況にあると認識していただきたいと思います。そこで我々は、頑張り切れない子どもをどうやって底上げしていくかということに重点を置いて、いろいろ町も独自に講師を、先生を配置するなど、いろいろなことをやってきています。補充学習もやってきていますけれども、なかなかそこが突破できないという議員ご指摘のとおりです。家庭学習に課題があるのではないかというところを重く受け止めていらっしゃると、確かにそうなのです。1日1時間以上家庭学習をするという、ここが全国の小学6年生で大体60%が1日1時間以上勉強しているのに対し、斜里町の子どもたちは5割に満たないということ。中学生も全国でいうと7割の子たちが1時間以上勉強して、斜里の子たちは40%少しということなので、これは圧倒的に学校以外の勉強の時間が足りていない、全国に比べると、ということは間違いないことなのだろうと思っていて、それが一つの結果にも出てきているのかと思います。そこでその状況をどうやって改善するかということで、何か新たな授業時間以外の勉強量を増やしていく工夫を何かできないかというようなことだと思うのです。やはり今一番そこで鍵になるのは、一人一台学習用端末の活用なのだと思っています。自分で家庭学習し勉強しろと言ってもなかなかできない、やる人はやる、やらない人はやらないという状況です。そのやらない行動をやっていこう、その気にさせるかというところが非常に大きな問題であり、そのために今の若い子どもたちに非常に親和性の高い、そういったタブレット端末というものを使って、いかに主体的に勉強する方向に持っていくかというところが今一番大事だと思っていて、大きなツールというのがデジタル、これをやっていくと自分の弱点をどんどん見つけてくれて、その子に合った問題を次々と出してくれる、あるいはどこかで積み上げ方式の算数だとか数学だとか、積み上げが必要なものというのはどこかでつまずいているかわからなくなっているわけですから、そこまで遡って問題を出すなど教えてくれるということです。やはりあるだけではなくて、これをしっかり活用してもらうということが、まずはその今後に向けて頑張り切れない、今底上げをしていく、すごく大きなポイントだと思っていますので、その仕組みづくりというのは、要点を絞ってやっていきたい、そういうふうに考えております。
質問 今井千春
その辺も私はわかります。先般、総務文教常任委員会で10月18日に所管調査を行った中で中学校の校長先生とヒアリングをしてきました。その中で熱血校長先生だと、私は印象的に捉えてきたのですが、やはりそこら辺をすごく心配されていたのです。要するに放課後、家庭学習をしないから何かいい方法はないかと校長先生自ら数人で、交代交代で放課後学習をしているそうです。その結果はまだ見えてこないけれども、これを継続することによってきっと良い結果が出てくるはずだと期待を膨らませながら一心に語ってくれました。校長先生はすごいなと私も思いました。なぜかといったら高校の進学率を上げたいのだと、現実的に1間口で入学数も少ないではないですか。校長先生はっきり言っていました、だから中学校で頑張ってもらうのだ、だから一生懸命放課後学習もしているのだということです。でも私から言わせてみたらその部分も、いろいろ指導する部分についても限界があるかと反面思って帰ってきたのです。そういう部分では、一つプラスアルファの部分でお金かかります。100万円、200万円で。
答弁 教育長 岡田
再質問を最後までお聞きしていませんので、最終的にどういったことのご質問なのかというのは想像で答弁させていただきます。中学校で校長先生からいろいろお話を聞いたと伺っています。校長先生から高校への進学率を上げるために中学校で頑張って学力をつけたいという話があったということですけれども、その部分については必ずしも中学校で学力を向上した結果が直接高校へ、地元からの進学率向上につながるかどうかということは、そこは必ずしもリンクするものではないのだろうと思っています。当然、義務教育ではきちんと社会に出て困らないような基礎学力をつけてあげるということが一番大事です。それは当然やらなければいけないのですけれども、この斜里高校の進学率向上という部分では、高校そのものの魅力化ということが何よりも大事なことだと私は思っています。単に小中学校の学力を上げれば地元の高校にみんながこぞって行くかということは、決してそういうことではないと思っています。やはり高校の魅力化ということをしっかり進める、この部分については、先ほど町長からの町政報告で申し上げましたけれども、本当に今さらここを頑張っています。地方創生政策アイデアコンテストでは全国での最優秀、これは400件くらいがエントリーしている中での最優秀、トップということですから、すごいことだと思います。それ以外にも生徒自身が開発したオリジナルアプリ、これが大きな大賞をもらうなど、あるいは地域みらい留学ということで全国から斜里高校でぜひ学びたいといって、今、毎年生徒が来てくれているということで、いろいろなことが高校魅力化という部分では本当に流れができつつあるかと思っています。その部分について我々もしっかり支援をしていきたいですし、高校とも一緒になって斜里高校の魅力そのものの価値を上げていくということに取り組んでいきたいと思っております。