斜里町議会 令和3年12月会議 2021年12月15日
今こそ「ポイ捨て禁止キャンペーン」を実施すべきではないか!
2021年12月15日、斜里町議会の一般質問で、今井千春議員が「今こそ「ポイ捨て禁止キャンペーン」を実施すべきではないか!」について質問し、町長 馬場が答弁しました。
- 質問者
- 今井千春 議員
- 答弁者
- 町長 馬場
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 今井千春
私からも1点だけ、先の海道議員、また小暮議員と重複する部分があるかなというふうに思いますが、私の視点で一般質問をさせていただきます。表題は今こそ「ポイ捨て禁止キャンペーン」を実施すべきではないか。平成21年4月から、斜里町ポイ捨て禁止条例が施行されているにも関わらず、近年、ますますごみ捨てに対し、マナー違反が著しく見受けられます。ご承知のとおり、ここ数年にわたり、各団体が率先して、ごみ拾いにご尽力されているのが現状です。このままの状態であれば、世界自然遺産を有する我が町としては、景観を損なうものであり、いかがなものかと危惧せざるを得ません。道路海岸等にごみを捨てる行為は、不法投棄等と同等と考えるべきであり、ポイ捨て禁止キャンペーンを実施し、対策を講じなければならないと考えます。早急に環境整備費の予算化を図り、特にごみが散乱している場所等には監視カメラを設置したり、さらには通報システムの構築、ごみ袋無料配布キャンペーン、さらに立て看板、ステッカー作成などの対策が必要ではないかと考えます。さらに、観光シーズン、釣りシーズンには、広報車による巡回など方法論はいくらでもあるのではないかと考えます。以上、町長の所見を伺います。
答弁 町長 馬場
今井議員の、今こそ「ポイ捨て禁止キャンペーン」を実施すべきではないか!についてお答えいたします。海道議員のご質問に対する答弁の繰り返しとなりますが、町としても道路・海岸等にごみを捨てる行為は、不法投棄と同様に捉えており、身元等が割り出せた場合には、警察へ通報するなど、厳正に対処しているところです。対策につきましても、議員ご指摘の監視カメラの設置や、町民や関係機関からの通報受付とその対応、清掃活動に取り組む団体への公共ごみ袋の配布、特に投棄の多い個所等への看板設置、職員の巡視等には既に取り組んできたところです。これらの対策を行っても、状況が顕著な改善につながっていない現状であることは認識しているところですが、限られた人員と予算の中で担当職員も通報の都度、対応に奔走している現実もご理解いただきたく存じます。いずれにしましても、本議会において、議員の皆様からいただいたアイデアも参考とさせていただきながら対応してまいりますことを申し上げ、今井議員への答弁といたします。
質問 今井千春
町長、これは昔から本当に悩ましい問題なのです。私も若いときというか、20代のときに、観光協会の事務局を預かった、そこにいたときがありました。やはり当初から、観光客がどんどん年々増えてきまして、ウトロ自治会だとか、そのときに漁師の方々からも、観光客がごみ捨てていくのだよと。観光協会何とかしろ、みたいなことも言われまして、そのときに、振り返ってみますと、もう45、46年前です。ウトロ自治会がゴミ護美大作戦、それこそ自治会をあげて1日、行政、漁師さんにも力を借りながら、ウトロのごみ清掃に当たったことを今でも思い出しますが、いずれにしてももうこれはいたちごっこかなというふうに思います。私は、町がいろいろな対策をしているということも承知しています。今年もある団体に参加して、前浜清掃も1時間ぐらいしたのですけども、ありますね、本当に。もう、いろいろな団体さんが一生懸命やっていたのだけれども、次から次へとやはりシーズンですよ、観光シーズン、または釣りシーズンなのです。いろいろなアイデアも私こういう方法どうかな、ああいう方法どうかな、なんていうふうに考えているのですけれども、ちまちました立て看板だとか、そういうふうにやるのも、適材適所に置くのも方法かなというふうに思うのですけれども、町の中の清掃は、住んでいる我々がみんなで、自治会または班の組織のもとで美化清掃していくのは本当に、協力し合ってやっていかなければいけないことかなというふうに思います。ただそれにプラス、やはり人口増、観光客ですから、あんまりそういう町のことを考えずにぽんぽんと捨てていってしまうのかなというふうに思うのです。そこで、やはり人間の心理として、聞かされるよりも見せるというか、目で訴えるという、これ人間の心理ではないのですけれども、聞くよりも目で訴えられたほうが強く印象に残るのです。ですから、斜里町に観光客が、町外の人も入ってきますよと。そうした場合に斜里町は町民が一生懸命清掃、美化運動しています。きれいにしています。そしたら今度はその先ですよ。そうすると、そこに大きなやはり立て看板、今、知床は、玄関口でもいいですよ、3号道路の。ですからそういうところに大きな看板、ポイ捨てではわからないからごみを頭につけて、ごみポイ捨て禁止ですよ、このキャンペーンをやるべきではないか。そしてその次どこですか、一番多いのは。今のところ釣り客が多いのは遠音別です、遠音別川。あそこにも大々的に、建てることも必要だ。それから先に行くと、今度はウトロのトンネルです。トンネルはトンネルの手前に、ウトロに入る手前に、やはり大きな看板で、横断幕でも何でもいいです。目で訴えるようなことをしていかないと、やはり皆さん守ってくれないのかな、そんなふうに思うのです。各団体に、町長の回答の中にありましたけれども、公共のごみ袋も配布しています、私が意図している部分、これは、どうせ、町職員も本当にいつも大変だなというふうに思うのですけれども、特に釣り客のところには、どうせ巡回というか巡視しているのですから、ごみ袋を提供していくぐらいの、どうですか、土曜、日曜あたりが一番多いのかな。だから何かステッカーだとか、そういうチラシだとか、一緒になったものの配布のキャンペーンをするとか、もう条例をつくってから何年ですか、12年ぐらい経つのですか。もうこれでもか、これでもかとやっても、全然収まるとは私は思っていません。延々にこのごみ本体が続くというふうに思うのですけども、やはり少しでも意識というか、住んでいる我々は、当然ながらも町外から入ってくる人たちにも、やはり少しでも斜里町、また知床自然遺産、やはりきれいにしなければいけないのだ。昔やっていたごみ持ち帰り運動、これも必要なのだなと、やはり意識させていく、そういうことが私は必要ではないのかな、そんなふうに思いますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 馬場
なかなか、実効性が上がらないといいますか、根絶が出来ないというのが、このごみの問題の、実情だというふうに私は捉えております。どうやって、それをなくすかということで、一つは観光客を対象にごみが一番出そうな、例えばウトロまた遠音別、トンネル、大きな看板でというお話でしたけれども、伝えることはそれで目を引いて伝えられるのですが、先ほど海道議員のときにもお話しましたが、ほとんどの人はごみを捨てたら駄目だという意識を持っていて、捨てているということなのです。だからそう思っていても、そういう行動に移さないために何をしたらいいかということを、やはり私が考えていかなければならないことかなというふうに思っています。実は先ほど紹介した中で、ごみのポイ捨てを抑止するために研究されている方の資料がありましたが、その中で一般的な対策としては、清掃活動、ごみ箱の設置、ポイ捨て禁止の看板、張り紙の設置、罰金や取締り、こういったものを我々は行っているのですけれども、これがまず有効であろうと、それでもということが今なのです。それに加えて、これは今のは直接的な対策なのですが、間接的な対策としては、きれいな環境ではポイ捨てしにくくなると。だから花壇を設置して、きれいな環境を見せて、捨て難くする。もう一つ、これはなかなかありかなというものなのですが、他人の存在、他者の存在によって、悪いことするのを抑止する。それに代わるものとして言われているのは、先ほど目を引くという話をしましたが、まさに、目のイラストをある程度のところに出すことによって、見られているという意識を喚起させるということも一つの要素ですよというお話がありました。それは、人の目、直接、実際の目ではないけれども、目を感じさせる実証実験をやったのも出ていましたけれども、それも一つありかなというふうに思っています。そういう意味で看板、あるいはキャンペーン、いろいろそれはあるのでしょうけれども、具体的なものがないとキャンペーンも伝わってきませんので、どんなキャンペーンがいいのか。例えばごみポイ捨て禁止キャンペーンをやっているのですよと言っても、毎度毎度やるわけにはいかないのです。やはり一定の期間を定めながらやることだからこそ、効果があるというふうに思いますので、そういう具体的なものは、やはりしっかりと検討していかなければならないなというふうに思っています。釣り客のごみ、これは本当に悩ましい課題でありまして、そのためにごみ袋を渡してはどうかというご提案ですけれども、これについては、ごみ袋を渡してもそれを捨てられては意味がないわけです。そういうトータルの仕組みを考えながら、やらなければなりませんので、その辺も踏まえながら、どうすることがより抑止効果があるのか、これを突き詰めていく必要があるなというふうに思っております。
質問 今井千春
そうですね町長、私もいろいろな町へ行って、結構お花できれいに飾っている町があるではないですか。国道沿いにも、ちょっと脇道にも。そしたらそういうところにそのままごみなんか捨てるなんて、これは罰が当たるぞみたいな感じで思わされるではないですか、人間として。だから、ごみを捨てては駄目なのだというふうに思っているにも関わらず、今度は捨てさせないためにどうしたらいいかなということをやはり考えなければいけないというふうに思うのです。だからそこら辺を、やはり行政、いろいろな各団体も今のところ協力してくれていますから、それも含めて、これやっても駄目なのだよな、あれやっても駄目なのだよなということではなくて、少しでも減らす。これ、ごみは絶対なくならないというのは私もわかっています、ずっと。だけれどもこんなに減ったな。それから斜里町に行ったらごみが落ちていないわ。自然遺産に行ったらますますきれいできれいで、いやあ、これは空き缶なんて、そこに辺に飲んだ缶を捨てられないわという形のことを、やはり見せつけるというか、訴えていくというか、そういうことのキャンペーンというか、みんなで各団体とも協力し合いながら、やっていったほうがいいのかなというふうに思いますが、その辺はいかがですか。
答弁 町長 馬場
おっしゃるとおり本当に少しでも減らす。なかなか一気に、全く見えなくなったというのは、難しいと思います。少しでも減らすという意識を持って、やれることを一つ一つやっていくということが本当に大事だなというふうに思います。それから、斜里町はごみが落ちていないね。世界遺産の知床はきれいだねというふうに見せつけるというお話がありましたけれども、街の中で言いますと、友好都市の弘前市の皆さんからよく言われるのです。きれいなまちだねと。弘前も十分きれいだと思うのですが、そういうことを言われるのです。そうすると本当に私たちもうれしくなるから、汚くすると言ったら変ですけれども、そういう行動はやはり出来なくなる。そういういい循環をするような持っていき方もあるのかなというふうに思っています。キャンペーンというのはなかなかイメージ的に難しいのですけれども、少なくとも、このようにごみに対する対策、これをしっかりしなさいということ、それからポイ捨て条例が十分認知されていない。ポイ捨て条例どころか、ごみを捨てることは法律違反だと。このこと自体も理解されていないのかもしれないのです。そういうことを改めて、こうやって何人かの皆さんにご指摘を受けながら、アイデアをいただきながらやっていますので、そういうことを、やはり強く訴えかける機会を、何らかの形で広報だとか、チラシがいいのか、そこは考え方なのですが、そういうことに取り組む必要があるかなというふうに思うところでございます。
答弁 町長 馬場
今井議員。
質問 今井千春
観光客が来たから、全部が全部ごみをポイポイ捨てて行っているのかといったら、全然違いますから。特に観光バス関係は、ガイドさんが観光バスの会社が常にごみ袋だとか、あるときはこの袋に入れてくださいと、団体の場合は、そういうふうにお客さんに頼んでというか、しているみたいなのですけども。もう極端なことを言ったら、個人で旅行に来られる方、それから、釣り客ですよ、はっきり言って。だからそこら辺の対策をどうするかなのです。だから交通安全啓蒙ではありませんけれども、それに合わせながら、足りないかもしれませんけれども、やはりパンフレット、ごみ袋をやって、ごみも持ち帰ってくださいだとか。極端なことを言ったらこの先知床へ行ったら、ごみ箱は全然ないんですよ、みたいなね。何か極端なこと言ったら、そういうような対策も必要でないのかな、そんなふうに思います。最後に、やはりそこら辺のトータル的に、いろいろなことを質問しましたが、町としてもう一度、対策というか姿勢をもう一度聞かせていただければ、これで終わります。
答弁 町長 馬場
今井議員がおっしゃったように、本当にいろいろな手を、これ一つが特効薬だとか、決定打ということはないと思っています。そういう意味でいろいろな対策を組み合わせながらやっていくことが大事でありまして、まさにトータルに考えて、何をどのようにということが、私たちに求められていることだというふうに思っております。おっしゃられたように捨てている人は一部の人なのです。ほとんどの人は捨ててはいないのですが、一部の人がいるということがある。その一部の人にどうやって届けるか、駄目なのだということをわかって行動に移さないように留めるかということが課題なのです。先ほど目のお話もしましたが、このポイ捨て条例でも、みんなが監視員なのですよと。町民みんながという呼びかけも行わせていただいていますけれども、まさに今、1万1000人の町民ですけれども、2万2000の目が見ているのだというような感じで、いつも見られているという意識につなげていくことも大事かなというふうに思いますので、それは一つのアイデアというか呼びかけですけれども、さまざまな考えられることを、うまく組み合わせて訴えていくことが、今後とも大事だろうというふうに思っております。