みんなの議会

斜里町議会 令和4年9月会議 2022年9月14日

(1)多目的トイレに紙おむつが入るサニタリーボックスの配置を/(2)高齢者等の「紙おむつ」のゴミ無料化を

2022年9月14日、斜里町議会の一般質問で、木村耕一郎議員が「多目的トイレに紙おむつが入るサニタリーボックスの配置を」「高齢者等の「紙おむつ」のゴミ無料化を」について質問し、町長 馬場が答弁しました。

質問者
木村耕一郎 議員
答弁者
町長 馬場

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

町のサイトの一般質問の一覧ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 木村耕一郎

私は、2項目にわたって質問させていただきます。まずはじめに、多目的トイレに紙おむつが入るサニタリーボックスの配置を、という題で一般質問をさせていただきます。質問に入ります前にお答えをしておきたいと思いますが、最初に久野議員が男性トイレにサニタリーボックスを、ということの2項目めに質問がありました。この質問をする前にこの情報源、ニュースソースが実は久野議員と全く同じ情報源でありまして、私もそれにはびっくりしたところでございますが、決して久野議員と打ち合わせしながらこのニュースソースを手に入れて質問したわけではございませんので、何とぞご理解のほどよろしくお願いを申し上げたいと思います。それではニュースソースについて、6月20日付けの読売新聞、読者投稿欄の記事によると、男性汚物入れ歓迎、の見出しで福島県郡山市の会社女性役員の投稿が掲載されていました。その一部を紹介します。生理用品を捨てるためのサニタリーボックスを男性トイレにも設置しようという動きが、さいたま市などで広がっている。前立腺がんの治療や加齢に伴い、尿もれパッドなど使う人たちに喜ばれているそうだ。きっかけをつくったのは、白血病を患った経験をもとに骨髄バンク設立をしたことで知られる、全国骨髄バンク推進連絡協議会、前会長の大谷貴子さんで、男性たちが困っている現状を知りインターネットなどで繰り返し声を上げた結果、市議会で取り上げるに至ったという。同じ白血病の元患者として彼女をずっと尊敬してきた私にとっても嬉しいニュースだ。困っている人をほっとけない、そんな大谷さんの前向きなパワーがサニタリーボックスとともに全国に広がってほしい、との内容です。さいたま市議会では大谷さんの訴えを知った市議が問題を指摘し、市が調査したところ、市の施設333施設のうち男性トイレに汚物入れを置いていたのは8施設で、その8施設の設置根拠は、使用済みパットの放置やトイレの詰まりがあったことが設置の理由ということです。その後、さいたま市は市役所の男性トイレに汚物入れを設置、今後、体育館や文化施設にも順次拡大する方針です。その動きは他の自治体にも広がっております。この広がり方については、久野議員のほうが詳しく述べておりますし、また、各企業体の広がりについても久野議員は述べております。事業費は少額ですが、この大事な視点をこれから高齢化社会と医学の進歩により、尿もれパッドや紙おむつをしながら日常活動される町民の方々が増えてくると思います。そこで私は、町内の主だった施設の多目的トイレに紙おむつが入るサニタリーボックスがあるか調査してみました。しかし、サニタリーボックスは設置されておりますが、紙おむつが入る大きさのものではありませんでした。不便を感じている人に社会参加の促進を図る意味でも、多目的トイレの共有スペースに紙おむつが入るサニタリーボックスを順次配置していく、配置して改善を図る考えはないかを伺います。次に、2項目めですが、高齢者等の紙おむつのごみ無料化を、斜里町では紙おむつ支援事業を行っており、利用者の人々にとっては好評な事業で、最初は現物支給でありましたが、次に紙おむつ引換券、そして現在は現金給付と利用者ニーズに応えた適切な対応変化にも高い評価をするものであります。また、斜里のごみ事業の中で申請時の届出時に、30リットルの一般ごみ袋100枚、転入者では0歳児のいる方には同じ枚数を、また1歳児のいる方には30リットルの一般ごみ袋50枚の配布を行っており、これも喜ばれている事業の一つであります。しかし、この配布方法では生活実態に合致しているとは言いがたく、贈呈の色彩も入っている事業との認識を持っているところであります。そこで他の市町村が行っているように、乳幼児のいる家庭、または前段述べた高齢者等の紙おむつを使っている家庭が紙おむつのごみを出すとき、透明もしくは半透明のビニール袋に入れてごみステーションに出してもらい、町は無料で回収する考えはないかを伺い、私の一括の一般質問は一応終わります。

答弁 町長 馬場

木村議員のご質問にお答えいたします。はじめに、1項目めの、多目的トイレに紙おむつが入るサニタリーボックスの配置を、のご質問にお答えいたします。前段、久野議員の一般質問と同様の趣旨と理解しておりますことから、改めて、多目的トイレへのサニタリーボックスの配置について、施設の規模や利用状況を調査の上、紙おむつにも対応するサイズのサニタリーボックスを配置できるよう準備を進めていくことを申し上げ、1項目めの答弁といたします。次に、2項目めの、高齢者等の紙おむつのごみ無料化を、のご質問にお答えいたします。まず、斜里町におけるごみの全体量に占める家庭から排出されるおむつの量ですが、おむつを分別して収集している網走市における数値を参考にしまして、全体のごみの量に対し約8.2%、約220トンがここ数年の平均として排出されていると推計しています。この数値からごみ処理手数料の金額は、約200万円と推計でき、乳幼児のごみ袋の配布実績分を差し引くと、約150万円をおむつの処理費用として町民の皆さまに負担していただいていると認識しております。この金額について、町で負担し無料で回収すべきとのご質問ですが、斜里町においては、平成18年度に開始したごみ処理の有料化から一貫して、処理に費用がかかる一般ごみ、生ごみ、粗大ごみについては有料、リサイクルルートが確立されていて処理費用が抑えられる資源物については無料で回収することで、資源物への排出を誘導しており、ルートが新たに確立できた小型家電、衣類は無料で収集するよう追加もしております。したがって、現在一般ごみとして処理を行っているおむつについては、今後も有料で回収させていただきたいと考えております。ただし、全国的に高齢化社会が進み、成人おむつの排出量が急増しているため、環境省は2020年3月にリサイクルに関する自治体向けのガイドラインを策定、紙おむつメーカーにおいてもリサイクルの研究が急ピッチで進められている現状にもあり、一部で実証実験も始まっております。今後新たな資源とするリサイクルシステムが確立された段階においては、おむつを資源物として無料で収集したいと考えており、自治体やメーカーの取り組みについて情報収集に努めてまいりますことを申し上げ、木村議員への答弁といたします。

再質問 木村耕一郎

それでは再質問させていただきます。まず、1項目めについては、配置できるように準備を進めていくと、こういうふうなご回答いただきましたので、ありがとうございます。この部分につきまして確認をしたいと思いますが、いわゆる既定予算、大した事業ではない、事業費がそうかかる事業ではないので既定予算で実行するのか、もしくは別な予算というか、わざわざ予算をつけ直すということはないだろうと思うのですけれども、そこら辺の考えについてご答弁をいただきたいと思います。

答弁 町長 馬場

最初にお答えしましたとおり、紙おむつ、尿パッドではなくて、そういうものだとどうしても大きなサニタリーボックスが必要になる。それをするにはやはり大きなスペースがないと置けないという部分を考えますと、やはりおっしゃるように多目的トイレがふさわしいだろうと。そこでの利用の実態というのでしょうか、これからやることでありますけれども、どの程度この紙おむつによって行動しているか、どのぐらいの頻度で日常の中で取り替えたりされているのか、そういったものも一定程度調べたうえで、そして段階的にしていきたいなというふうに考えております。場合によっては一遍にやる場合もあるでしょうし、少しずつということになろうかと思いますが、既定予算でできる部分はそのとおりやりますけれども、男性トイレのこともありますから、その辺の中でどういう所要額になるか、その辺も詰めた中で判断をしていきたいと考えております。

再質問 木村耕一郎

先の6月議会ですか、北見市議会でもこの問題を取り上げまして、北見市の場合は多目的トイレがある施設が77カ所あり、そのうちサニタリーボックスがある施設は37カ所だったと。その中で紙おむつが入る大きさの施設は5カ所となっていた。早速この質問を受けた市長は、順次配置をしていくと、このような答弁でございました。前向きな答弁でございますのでこれ以上質問しませんので、次に2項目めの高齢者と紙おむつのごみの無料化について、ご質問をさせていただきます。まず、数字が出てまいりました。実はこれ全体ごみの出した8.2%で斜里は約220トンが、大体毎年このおむつ類がごみに出されているだろうと、こういう答弁であります。この部分は網走市が紙おむつ分別収集してございまして、町長が言われたとおり網走市の分別収集を参考にされていますけれども、この実態についてご存じであれば教えていただければと思います。

答弁 町長 馬場

紙おむつの収集、そして処理が課題だということは聞いておりますが、詳しい内容までは承知しておりません。

再質問 木村耕一郎

網走市は、実は答弁の中にもありましたように環境省が2020年から今研究して、研究開発して全国自治体にこの紙おむつの再利用化というか、それをどうしようかと、資源化していきましょうと、こういうスタイルで進めていますけれども、その前に網走は資源化しましょうと、こういう取り組みを行って今進めている最中でもあります。ですから資源化するためには当然、紙おむつだけを別に分別収集して、そして進化していくと、ただ残念なことにシステムはうまくいかないのが今の現況であります。そして、しまいに資源化をしないがために、あそこは埋め立てですから、埋め立て場がどんどんと増えてきていると、こういう現況にあります。新しい考え方というのは極めて大事なのですけれども、どうしても新しいものにはそういう不具合が生じてしまうと。うちの町もそうなのでしょうけれども、そういう今現状にあります。そこで私の質問は基本的に事業系、いわゆる施設に入っている、もしくは病院に入っていて紙おむつをしている方々を対象にはしてございません。網走は全事業系のごみ、それから病院に入っている方々の紙おむつ、それからもう一つは同じ紙おむつ系統ですけれども、ペットのシート、これも全部合算して回収をしてございます。先ほど言ったようにこの分別収集していますので、そこで数量がある程度把握はできるのですけれども、この8.2%は全体のごみの。これはあまりにも多過ぎると。全国の一般ごみに対して紙おむつの比率、これは5%未満なのですよ。なぜ網走だけ8%になるのか、8.2%なのか。これは単純に紙おむつそのまま回収しますと、紙おむつの重量の4倍になっているのです。4倍。例えば一つの紙おむつが100グラムあるものは、使用済みの紙おむつになると400グラムになってしまうと。これを単純に重量計算して8.2%になっているだけの話なのです。私はそう思うのですよ。網走市民、また子どもたちが特別多くてという訳ではなく、全国5%ですよ、これは環境省のデータから明らかなのです。何で8.2%になるのですか。そこら辺の数字をもう少し厳密に出していただきたい。ましてや推計推移で基本となって答弁での数字ですよ。もう少し精査してください。答弁を求めます。

答弁 町長 馬場

一つの紙おむつのごみ量の推計として、参考までにはじいたということでありまして、これが多いから少ないからどうこうということでこれを示しているわけではないのです。実際にはこういうことになるのではないかということで、ご答弁させていただきました。

再質問 木村耕一郎

そのあとに、ごみの処理手数料の金額は200万円と推計できますと、こうなっているのです。いわゆる推計するためにどのぐらいの紙おむつで、一般ごみ収集にどのぐらいのお金が掛かって、30リットルか45リットルかわかりませんけれども、一般ごみの袋いろいろ買えます、その中に紙おむつ皆さん入れます、この推計とすると200万円ですねと、そちらが言っている話なのですよ、私が言っているのではなくて、その推計推移というのは数字も、いわゆる事業推計もそちらが立てているのです。だから推計水準は大事なのだけれども、8.2%というのはいわゆる重量換算でやっている可能性も非常に高い。つまり30リットルとか45リットルというのは容量換算なのです。使った紙おむつが使わない紙おむつよりも4倍も大きくなる、そんなことはあり得ません。重さは大きくなりますよ。つまり30リットルとか45リットルとか15リットルというのは容量換算なのです、あくまでも。そこからはじいた金額が200万円となっているから、それは少し違いますねと。私の推計でいくと、それは大分落ちますねと。それから事業系の、事業者の紙おむつ、これはどこの自治体も今無料というのが結構流行っていますから、どこの自治体も事業系のごみは有料ですよと、取りませんと、無料には対処しませんと。それからもう一つはペットのシート、私も犬を飼っていますけれども、必ずペット用のシートは置いています。そういうシートも無料にはしませんと。網走は全部合算してこちらに入れているのです、この8.2%に、うちのやつはこうですねと、それで200万円と推計しているから、それは違うのではないですかと言っているだけです。約その半分だと私は計算しています。そうすると先ほど一般質問したように、100枚、50枚、30リットルの一般ごみ袋を配布してございます。この金額を引く、つまりその配布実績から見たら、例えば一般ごみ袋100枚だったらいくらとなるわけです。配布実績からいったら50万円を引くのでしょう。多分その答弁だと思います。いわゆる200万円から50万円引いていますから実際150万円ですねと、こうなるのですけれども、私は100万円から50万円引けば、50万円ですよ、事業実績は。それで50万円の事業が、いやいや金が掛かるとここには書いてございませんけれども、先ほどのずっと一般質問を聞いていても少子化対策、これは喫緊の課題でもあるし子育て支援どうしますかという、総合トータルの中でも一つは加えられる話なのです。その一環で斜里町が紙おむつ、これ贈呈ですよ。たまたま身近に私の孫もいますけれども、2歳までしか想定していませんよね、紙おむつは。私の孫はどうも遅くて、大体上の子は3歳まで紙おむつをしていました。下の子は2歳半ですけれどもまだ紙おむつをしています。それ実態とはかけ離れ、だから私は贈呈事業だと言っているのです。それからもう一つは、実際に私も知っていますけれども、たまたま斜里町で新生児が生まれた家庭で一般ごみ袋をもらった方もいらっしゃいました。でも家庭の事情ですぐ転勤せざるを得なかった、その一般ごみは皆さんに配布していましたが、それは本来幼児用として配布したのでしょうけれども、先ほど言ったように贈呈事業ですから、その方があちこちに配布しても全然おかしい話ではなく、もらっているわけですから、自分が。それから例えば0歳まで100枚ですけれども、転入者の方々の、申請時は町外から呼ばれた方でしょうけれども、たまたま1歳未満の方が転入されました。1歳と本当の僅かで0歳、1歳未満だったと、この人も100枚もらえるのです。その人については3歳ぐらいまで、そちらの計算でいくと3歳まで無料なのです。この制度についてだけ考えると相矛盾しているのですけれども、私はこれを一つの贈呈事業だと思って、目を瞑ってしょうがないと、こうなるのですけれども、いかにも現実に即した対応ではないということは明々白々なのです。配布事業については、私が言っているように現実にしっかりと不公平なくやっていると、こういう切れますか、ご答弁をいただきたい。首をかしげているから。

答弁 町長 馬場

今現実に即していないという、その現実がよくわからないのです。

再質問 木村耕一郎

再質問的な部分です。時間を止めてください。それで現実的な部分というのは、私はしっかり説明したと思います。本来は、例えば新生児が生まれましたと、できれば紙おむつを使っている時間、子どもはずっと無料のほうが望ましいのです。子どもによっては早く紙おむつが取れる場合もあるし、遅い場合もある。斜里の場合は2歳までですよと、そしてなおかつみんなが新生児に配布するなら一定の公平性を保てますので、新生児に30リットルのごみ袋100枚と、みんながですよ。ところが転入者もいるわけです。では転入者のときにどうしているのだろうと、これは原課でも調べました。そうしたら、転入者は0歳児までは同じように配布します。新生児と同じように配布し、それから1歳から2歳まで、これは半分の50枚にしますということなのです。それはわかりますね、実際そちらがやっている事業ですから。ここで相矛盾をしてくるのは転入者と新生児の間柄なのです。同じ子どもなのですけれども、同じ4月1日に生まれたのだけれども斜里町で生まれた子が100枚、例えば同じ4月1日でも12月なり3月に転入した、そうするとその子は何枚もらえるかというと100枚もらえる、いわゆる1歳未満ですから。つまり同じ子どもでも0歳と11カ月、何日からでも100枚もらえると、こういう相矛盾が出てくるということもあります。それから実態として2歳で区切っている。私も孫の例を挙げたのですけれども、実態として本当に2歳で全員紙おむつが取れるのかと、取れない子もいます。そこら辺の実態と全然違うのではないですかと、これを言っているのです。

答弁 町長 馬場

そもそもこのごみ袋の新生児に対して配布するという事業は、一つの誕生のお祝いの意味合いで始めたことです。このおむつの処理というのは、やはりそれなりのコストがかかる。ごみとして出さざるを得ませんから、その負担を少しでも軽減することで支援の一つにしようということで始めたものでありまして、細かく使った部分、例えば3歳になってもおむつが離れない、その部分を充てるとかそういうことではなくて設計をしたということです。そういうことで、2歳で区切っていいのかというお話ですけれども、一つの基準としてそれを定めてやってきたと、こういうことでございまして、それは結果的に何かというと、ごみの袋の有料化という部分の軽減につながるということで、子育て支援にもつながると、お祝いであり子育て支援にもつながるという趣旨で始めた制度でございます。

再質問 木村耕一郎

いまの答弁というよりも、その前に私が説明した部分はそちらが実態と合致してないという、私は一般質問でも書いていますから、きちんと、先ほどやったときも。そのときに首をかしげていたので、質問原稿にも書いてあって、今言っていて実態と合致していないと言ったら首をかしげていましたから、あえて説明をさせていただきました。そしてなおかつ、私は贈呈の色彩も入っている事業と認識しておりますと、ここまでも言っています。今、町長も言った答弁と同じです。認識を同じくしているのです。つまり実態とかけ離れているけれども、贈呈の色彩も入っているからしょうがないと、こういう認識なのです。ただ本当に今、町長も子育て支援をしっかりとしようと実態に合わせたり、その生活支援の部分について公平にという視点から見た場合、やはりそれは実際に必要な人に必要な分だけ配付するというのは一番の公平公正で現実に即した事業だと、私はこう思っている一人なものですから、そこら辺を言わせていただいたけの話です。ずっと一般質問を聞いていますと、私も子育て支援は非常に大事な事業であって、子育て支援自体は総合的トータル事業だと思っています、個別ではなくて総合トータルの中でいろいろな事業をやっていくと。なぜ少子化が喫緊の課題かといいますと、少子化の原因をよく追求しなければならない、そうするとやはり一番子どもを産まなくなった要因は何か、これはやはり経済的不安が大きくのしかかっていると私は思っております。その不安を少しでも取り除く、それからずっと答弁を聞いていますと国や道の事業、それが国や道が言ったらやりましょう、というふうにしか私には聞こえません。むしろ馬場町政の中で、町単独事業でも全国に先駆けて特出した子育て支援やれるのだ、というぐらい胸張ってやっていただけると私は期待をしていつも見ているのですけれども、なかなか一歩二歩、前に進んで来てございません。総合計画の質問もありましたけれども、どうか総合計画の中でここら辺をぜひ強化して、この10カ年子どもが住みやすい、子育てしやすい、そういう施策を打っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。それを言って私の質問を終わります。

答弁 町長 馬場

特出したそういう子育て支援の目玉的な、そういうことが一つできれば、それはそれでアピールもできるし、子育てするなら斜里町へと、こうやっていることが望ましいのだろうなと私も思います。しかし、それだけ他がやっていなくて独自の部分というのはなかなかそんなに簡単にできるものではありません。もちろん職員たちにもいろいろ支援のための方策は考えるようには言っていますし、私自身も考えているつもりではございますが、そう簡単なものではないというふうに思っております。また、国がやったからやりましょうというお話もありましたけれども、国に対して全国的に先ほどの子どもの医療費云々で言いますと、結構やっているところが多いのも事実です。ということであれば国が率先してこの子育てはやるのだということが一つあるだろうということで、それに対する国への働きかけ、これは町村会ですけれどもやっているという、そういうつもりでお話ししたのであって、国がやったらやりますというそういうことを私は言った記憶はないのです。いずれにしても今少子化のお話とおむつの無料化の話が一緒になって出ているのですけれども、子育て支援の一つという部分はわかりますけれども、少なくとも私どもがこの事業を始めたのは、先ほどの繰り返しとなりますが、新しい命の誕生をお祝いするということと、子育て支援の一助にということでやらせていただきました。細かく言えばそれは確かに、お一人お一人にいつまでおむつ使っていますかと、それに対して申請を上げてくだい云々とやるのも一つのやり方かもしれませんが、それをまた申請の手間と手続きをする手間等々を考えたときに現実的ではないと私は思っていますので、そういう一つの一定の割り切りというのは必ず必要だというふうに思っています。そういう中でのゼロからプラスにして今までやっておりました。そういうことで、今後その内容について見直しということはあり得ることとは思いますけれども、今の段階では特に考えておりません。さまざま、木村議員は子育て支援に対する経済的な不安、これはもうそのとおりだと思います。ただ、だから全て何でもかんでも子育てに関わるものは無料にするというほど潤沢な財源を持っているわけでないことも議員ご承知のとおりでございますので、そういう意味では、そういう中でのこの配分をいかにしていくか、財源の有効活用をどうしていくかということが、常に課題であるというふうに私は捉えております。

再質問 木村耕一郎

先ほどの質問で終わりにしようと思ったのですけれども、町長の答弁が、私のやり方だと事務的に煩雑になるという趣旨の答弁をされました。私はそれもずっと考えました、できるだけ事務的に煩雑は避けましょうと。窓口で子どもがいる家庭、いわゆる新生児が生まれたときには、今言ったように100枚の、それから転入者で2歳未満児がいるかいないか、これをまずやっています。私はその窓口はもう要らないねと、簡単に言うと。どういうことかというと具体的にも書いていますから、透明・半透明のごみ袋、これは紙おむつが入っているかどうか確認のために、どうしてもやはり半透明のごみ袋、ビニール袋は必要なのですけれども、それを一般ごみ収集日に置いていただければ、今までも一般ごみで収集していますのでそれで事足りるのです。一番シンプルで一番簡単な話。そんな私は1回1回、窓口で2歳だけど紙おむつしていますかしていませんかとか、それだったらまた配布します、こんなことは言ってございません。つまりそれで済む、事務がかなり省力化になるだろうと私はこう思っておりますが。それからもう一つは、財源の話も町長はされました。だからこの話が出てくるのだろうと、最初に。それで答弁に書いているように200万円と推計できる、この推計数値はどこから出たのだと。本当に正しい推計数値なのかと。私は網走のごみの収集状況も全部知っています。そして、環境省も全国ベースも推計数値も知っています。そこから離れているから言っているだけの話であって、そうすると金額が減るのではないですか。実際には100万円を切ると私は思っています。それが高いか安いかは、それぞれ個人の話ですから何とも言えませんけれども、私はその金額が町民のちょっとした幸せなんだで安いもんだという視点で質問させていただいているのですけれども、そこについてもう一度答弁をいただきたい。

答弁 町長 馬場

答弁の中で網走市のごみ処理の量、それの割合をあてはめながら所要額ということをお示ししたという中では、議員おっしゃるように実際実態とは乖離しているのではないかと、そういう意味では参考になるようなデータではなかったのかなと、そこは反省をしているところでございます。ただ金額で今回の提案に対してお答えをしたというよりは、これまでのごみ処理について無料、有料、両方あるわけですけれども、基本的には全てのものをリサイクル資源、ごみは資源にと、どうにもならない部分を活かすという部分と、処理に直接かかわりの強いものはごみ袋を有料化することによって一定のご負担をいただくという、この原則にのっとってこれからもやっていきたいというお話をさせていただいたつもりです。これだけ増えている紙おむつ、必需品です。これがごみとして厄介者になるというのはなかなかつらいものがありますので、そういった意味でも技術開発によってリサイクルが進んでいけば本当にいいことでありますし、その辺を期待しつつ、そのときに無料化をすると、無料化というか分別によって実質無料になるというような、そういう方向で取り組んでいきたいという考えでお答えをさせていただいたつもりですので、ぜひその点についてご理解いただければと思います。

出典:斜里町議会 令和4年9月会議 2022年9月14日 議事録 PDF(55ページ) 間違いを知らせる