斜里町議会 令和3年3月会議 2021年3月8日
(1)新型コロナウイルス感染症ワクチン接種実施時に高齢者の交通支援を/(2)外国人技能実習生への日本語習得支援について
2021年3月8日、斜里町議会の一般質問で、若木雅美議員が「新型コロナウイルス感染症ワクチン接種実施時に高齢者の交通支援を」「外国人技能実習生への日本語習得支援について」について質問し、町長 馬場が答弁しました。
- 質問者
- 若木雅美 議員
- 答弁者
- 町長 馬場
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 若木雅美
私は、2項目質問いたします。1項目めは、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種実施時の高齢者の交通支援について質問をします。新型コロナウイルスの感染者が国内で初めて確認されてから1年以上が過ぎました。国内、全世界、各地で猛威を振るう新型コロナウイルスは、瞬く間に多くの命を奪い、感染への恐怖が広がり、これまでの日常が奪われました。この間、新型コロナウイルスにより亡くなられた方々に謹んでお悔やみ申し上げるとともに、療養中の方やご家族の皆さまに心からお見舞いを申し上げます。さらに、最前線で命と健康を守るために、医療従事者や介護従事者の皆さまの献身的なご努力に感謝を申し上げます。このような中、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めをかけることを目的に、新型コロナウイルスのワクチン接種に向けた体制整備が各地で進んでいます。斜里町においても、町政報告にありましたとおり、2月10日付けで、新型コロナウイルスワクチン接種推進室が設置され、全庁をあげて、接種体制確立に向け、準備が進められています。斜里町のワクチン接種については、ゆめホール知床とウトロ漁村センターなどを接種会場とした集団接種と、施設入所者や従事者、訪問診療対象者への個別接種を組み合わせ、ワクチンの供給に合わせて、接種を進める考えです。今後、国からの情報をもとに、町民への情報提供を行い、周知を図り、予定では、医療従事者などへの優先接種後、4月中旬から65歳以上の高齢者の接種が始まります。今回のワクチン接種においては、さまざまな課題が指摘されています。その課題の一つは、無駄なくワクチンを使う体制づくりです。厚生労働省が承認したアメリカファイザー社製のワクチンは、零下70度前後の保管が必要で、解凍後は5日以内に、医療機関で希釈した後は6時間で使い切らなくてはいけないためだからです。さらに、ワクチン1個の容器で5人分接種できることから、予約のキャンセルや体調不良で打てなくなった人がいて、同じ会場の接種予定者が5の倍数でなくなった場合、余ってしまう問題が生じてしまいます。また、ワクチン接種の予約は、電話やインターネットでの事前予約制です。密を避けながら、予約の日時通りに接種を進めていくことが非常に重要です。以上の課題などから私は、4月から始まる65歳以上の高齢者のワクチン接種を実施するときには、接種会場までの交通支援を行うべきと考えます。具体的には、車を運転できない方を対象に、ハイヤー券の配布を行い、予約日時通りに接種を終えられるようにすべきではないでしょうか。町長の考えをお聞きします。2項目めは、外国人技能実習生への日本語習得支援について質問します。町内においては、外国人技能実習生を受け入れる事業所が多くあり、一次産業や加工、製造業、さらに介護事業など他業種に渡っています。実習生の皆さんは、3年間、町内で暮らしながら技術や資格の習得をめざし、実習を積まれています。職場で技術などを学ぶときに限らず、生活していく上でも、日本語が話せることが重要ですが、日本語習得状況は個人差があるのが現状です。一方、2019年4月に外国人技能実習制度の改正が行われ、通算で5年、日本に滞在できる特定技能1号と、残留期間に上限のない特定技能2号という、新たな在留資格が設けられ、資格を得られると、日本で働くことが可能となりました。町内で実習を積まれている実習生の皆さんが資格を得ることで、引き続き町内で働いてもらえることは、人口減少による町内課題の、労働力不足の産業や人材不足の介護現場の解消につながり、期待したいところですが、制度では、資格習得後の4年目以降の働く場所は制限がないことから、引き続き斜里町で働きたいと考えてもらうためには、斜里町の魅力を実習期間中に多く知ってもらうことが大切です。これは、知床などの自然環境の魅力だけではなく、さまざまな交流による町民とのつながりによる魅力も必要と考えます。町民との交流をする際、日本語で交流できれば、より多くの町民との交流が可能となり、より良いコミュニケーションもとれるのではないでしょうか。以上の考えのもとで、私は、町内で実習を積まれている実習生の皆さんの日本語を習得するための支援として、地域おこし協力隊制度を活用し、指導に当たる日本語講師を確保し、日本語教室を設置し、支援すべきと考えます。町長の考えをお聞きします。
答弁 町長 馬場
若木議員のご質問にお答えいたします。はじめに、1項目めの、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種実施時に高齢者の交通支援についてお答えします。ワクチン接種につきましては、先の町政報告及び補正予算提案でも、ご説明したところでありますが、議員ご指摘のとおり、ワクチン供給状況などの不確定要素もあることから、最新の情報を確認しながら接種計画の見直しを繰り返しているところであります。実施主体である斜里町として、今後の接種券発送から接種の予約、そして集団接種等に至る一連の接種体制づくりに万全を期していく考えであります。高齢者の接種会場までの交通支援を行うべきについてでありますが、市街地、郡部地域、ウトロ地域のそれぞれの交通事情に合わせた対応が必要であると考えており、これについても対応する補正予算を計上し、3月2日にご承認をいただいたところです。次に、ハイヤー券の配布は、ワクチンの接種率向上と交通支援の両面から有効な手段であると考えておりますが、国の通知によると、交通費の補助については補助対象とならいこととされており、送迎を自治体が行う場合は、補助対象となりますことから、市街地にお住まいの方については、しゃりぐるの停留所として、新たにゆめホール知床を追加し、接種の際にご利用していただけるよう協議を進めております。また、郡部地域及びウトロ地域にお住まいの方について、ハイヤーをワクチン接種の専用送迎車両として、委託が可能かどうかを検討しているところです。いずれにしましても、はじめてのしかも大規模な形での新型コロナウイルスワクチン接種となりますことから、医師、看護師等との協議や実施訓練を綿密に行い、町民の皆さんに分かりやすく情報をお伝えできるよう、またワクチンの確保が確実となった場合には、速やかに接種を開始できるよう準備を進めてまいりますことを申し上げ、1項目めの答弁といたします。次に、2項目めの、外国人技能実習生への日本語習得支援について、お答えいたします。まず、斜里町に在留する外国人は昨年末現在190名で、そのうち製造業や建設業等に従事する、いわゆる技能実習生がその7割弱を占め、次にホテル等観光関係で2割弱となっております。8年前の平成24年末時点の残留外国人数が54名であったことと比較すると、大幅な増となっております。人口減少と慢性的な人手不足が続く中で、在留外国人の皆さんは貴重な力であり、今後さらにそのニーズは他職種も拡大すると思われることから、町内在留の外国人数は増加するものと予想されます。町内に在留されている外国人の皆さんも一町民であり、暮らしの中での困りごとや、地域コミュニティとの橋渡しなどに対する支援など、行政が取り組まなければならない課題は多数あるものと考えております。言葉の問題も、その課題の一つであることは想像されますが、日本語を体系的に教える能力を有した人材は、全国的に不足している状況と認識しているところです。しかしながら、現状では斜里町で暮らす外国人の皆さんが実際にどのようなことで困られているのか。何を必要とされているのか、事業所側からの具体的提案や要望含め、行政として十分な実態把握ができていないことも事実です。まずはその把握を行い、そのうえで町として、できることが何なのか精査し、具体的な施策に反映できればと考えておりますことを申し上げ、若木議員への答弁といたします。
質問 若木雅美
1項目めの、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種実施時の高齢者の交通支援について、再質問いたします。今回初めての大規模な形での実施ということで、先ほど言いましたとおり、接種において無駄なくワクチンを使う体制づくりというのが重要で、さまざまなご苦労が現場ではあるのではないかということをご推察いたします。今回の接種を実施してみて、いろいろ改善した中で継続できるというところはいいのですけれども、その中で、まず高齢者から始まるという点がとても心配しています。この予約制を自分でされて忘れてしまったり、そういうことも心配する、そういう忘れてしまわないような手だてでも必要ではないかなと思うものですから、そういうものも含めた準備を進めていただきたいと思います。その中では実施訓練を行っていくという考えも確認できましたのでそのような中で、取り組んでいただければと思います。私は今回、交通支援のことでお話をしまして、まず1点目にしゃりぐるについてですけれども。すいません、しゃりぐるの前に、今回、交通費の補助については、補助の対象とならないということで、行政が行う支援で郡部地域およびウトロ地域にお住まいの方についてハイヤーでの送迎、専用送迎車両の委託を検討されているということですけれども、この事業については、先ほど言われた交通費の助成の補助対象とならないものではなくて、対象となると考えてよろしいのでしょうか。
答弁 町長 馬場
その通りです。
質問 若木雅美
地域をウトロと郡部だけではなく、これを町全体に広げる考えがない点はどのような理由からですか。
答弁 町長 馬場
町場の方もそうやってハイヤーで送迎うんぬんもできれば、それにこしたことはないかなというふうに思いますが、一つは物理的にハイヤーの数、これが充足するかどうか、それは郡部とのやりとりも、先ほど言った郡部、ウトロとのやりとりも含めて考えていかなければなりませんので、まず、いずれにしても郡部から町場に来なければいけないわけですから、その部分を優先しているということです。
質問 若木雅美
ハイヤーの数が限られているというのは、ウトロも本当にそのとおりだと思って私も感じていましたが、今回は自由な時間ではなくて、接種というのは、あらかじめ時間が設けられていますので、デマンド方式のような、予約時間がきちんと分かるものですから、予約制をとる形での運行になるのではないか。送迎も行うのではないかと思いますので、その点でいけば、限られたハイヤーの台数の中で、別に利用する一般町民の方の利用を妨げることを避けながらでも実施できるのではないかと思うのですが、この点はどうでしょうか。
答弁 町長 馬場
1日の接種者数は、現在180から190人を見込んでおりますから、それを全てやってということには、なかなかならない。もちろんマイカーを持って自分で来ることができる人がそこにはいるわけですから、全てではありませんけれども、まずは優先ということで郡部、ウトロ、ここを考えているところでございまして、その下に予算も勘案した内容でございます。
質問 若木雅美
今、180から190という人数でしたけれども、もちろん65歳以上で、まだまだ健康で運転できる方もいらっしゃいますし、そのご家族の方もいらっしゃいますので、本当に利用される方というのは限られてくるのではないかなと思います。ぜひこの点は国の補助対象になるということもお聞きしましたので、ぜひもう少し細やかに検討していただければと思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 町長 馬場
接種会場までの足のお話でやっているのですが、先ほどから答弁の中でもお話しているように、非常にさまざまな要素を組み合わせて、この接種作業をしていかなければならない。そういう意味でここも加えていきますと、ますます仕組みというのでしょうか、流れというのでしょうか、そういうものが複雑になってくることは間違いないことなのです。そういった意味で、予約を受ける段階で、その辺はどんな状況なのか、それを見極めることも必要なのかなあというふうに思いますので、今さまざまなシミュレーションをしながら準備を進めているところでございますので、そのシミュレーションと予約の状況を見ながら可能な部分は柔軟な対応ができるかなというふうに思いますが、今の段階で、必ず市街地もできるというところまでは行けないかなというふうに思います。
質問 若木雅美
ワクチン接種を、同調圧力によってみんながしなさいということはしてはいけないというのは十分わかっているのですけれども、やはりこの1年活動に制限があったというところでいけば、ワクチンを接種できることで高齢者の方々の集まりが可能になったりだとか、活動の広がりにも期待できますので、距離が遠いからだとか、交通手段がないからといって、接種を諦めることのないようなそういう視点でもって、交通支援を考えていただきたいと思います。今回しゃりぐるについて、ゆめホールの停留所を新設するというお考えをお聞きしました。私はこの点もぜひ実施していただきたいと思っていたのですが、そのほかに臨時的にもう少し増やす考えは、停留所を増やす考えはないでしょうか。
答弁 町長 馬場
しゃりぐるで会場、ゆめホールまでの停留所は設置するとお話をしましたけれども、どこから乗るかという部分をたくさんつくれというお話だと思います、極端なことを言いますと。たくさんつくれと、乗り場を、停留所を、というお話ですよね。だから、どこまでするかという部分はなかなか難しいものがありますので、そこまでは今の段階では考えておりません。
質問 若木雅美
短期間の中での整備をしなくてはいけないので、その点は無理なのかもしれないのですけれども、もう1点このしゃりぐるについては、しゃりぐるを利用して接種会場に来ていただける方には往復の無料券なり、接種日は終日無料にするとだとか、そういう考えはございませんか。
答弁 町長 馬場
しゃりぐるを利用して、ゆめホールで、ゆめホールで降りて接種しないで、ほかの用事というのもないわけではないでしょうけれども、そこで乗り降りする人は無料ということで決めております。
質問 若木雅美
先ほど言いましたとおり、高齢者の方が悩みながら接種を決めたときに、スムーズに予定どおりいくというところも大切だと思いますので、予約を忘れてしまわないような手立てをしながら対応に当たっていただければと思います。交通支援の方もよろしくお願いいたします。次に、外国人技能実習生日本語習得支援について、再質問いたします。この中で、8年前より4倍近く外国人が斜里町で増えているというところは、私の想像以上で大変驚きました。今回、2019年4月の法改正で、この制度の視点が変わったのではないかなと私は考えています。今までは、斜里町にこの技能実習生でいらっしゃっている方は、3年間の中で技術を取得して帰られて、その技術を取得するために来日されるという方だったと思うのですが、今後はその技術を取得した後に、その取得した資格を生かして日本で働けるようになったと思うのです。その中では、先ほど言いましたとおり、斜里町で取得したから斜里町で働いてもらえるという確約はないということですので、今まで斜里町に住みながら技術を学んで帰国した外国人の方が、斜里町でこのまま働きたい、一旦帰国した後にもう一度斜里町を訪れたい、選んでもらえるための支援をすることが必要なのではないかと私は考えますが、町長は、この法改正に伴う制度変更などについてどのように、この外国人の技術習得者の方々の変化というのをどのように捉えていましたか。
答弁 町長 馬場
もともと能力の高い方がこの日本に来て、さらに研修を深めて技能を身に着けて、今までは戻っていた。それから、さらにこの日本で働くことも可能になったという意味では、大変私は喜ばしいことではないかなというふうに思っています。というのは、さまざまな分野で人員、人材不足が言われている中で、これからは外国人に頼らざるを得ない部分が間違いなく起きておりますし、これからも続くであろうことを考えれば、それは好ましいことではないかなというふうに私は捉えています。
質問 若木雅美
斜里町の抱えている高齢化による人材不足や、技術を持った職種の方が見つからないというところでは、この制度で、資格を得た方が斜里町で働いてもらえることは本当に、とても喜ばしいことだと私も思うのですが、これについてまず、これまで十分把握をしてこなかった、まずその把握をすることが先だということのご答弁でしたけれども、具体的に把握するには、どのような方法を考えていらっしゃるのでしょうか。
答弁 町長 馬場
単純な数字というのは、住民の戸籍上、住民登録しますからこれは分かるのです。ただ、それぞれの事業体で、どこの国の人が何人で、どのような仕事をして、また、ご提案は日本語の習得等々にお話しされていますから、そういう面で困っていることは何なのか。まず、困っているのかいないのか、そして困っているとすれば何なのか。それを今まで直接町の方に、こんなことで困っているというお話はなかったのです。だからわからないということでお話ししているのですけれども、それをしようということであります。当然のごとく事業所から、それはヒアリングというのでしょうか、ご協力いただいて聞かせていただく。そういう方向になろうかと思います。ただ、事業所を、全てを出せるかどうかというのは、あくまで事業所の判断でございますので、そういう意味では、お聞きできる範囲は限られるかもしれませんが、そういう方法をもって把握をしていきたいというふうに考えております。
質問 若木雅美
具体的に町としてできることは何なのかを精査し、具体的な施策に反映できればというお考えでしたけれども、町としてできることを考えるときの視点としては、先ほども言いました、人口減少や労働力の確保というところで住み続けてもらうということの視点だと思うのですが、その点は同じ考えでしょうか。
答弁 町長 馬場
縁があって、斜里町で研修を受けられた。そして3年、5年と長期にわたって住んでいただいて、働いて、この町のよさをわかっていただいたうえで引き続き住み続けてもらうと、それは本当にうれしいことだなというふうに思いますけれども、今それぞれの状況がつかめていない中では、まず現状を把握することが優先だろうというふうに思っています。
質問 若木雅美
私は今回、日本語の習得支援ということだったのですけれども、町長の答弁で、今後については、言葉の問題はその課題の一つとして想像しています。ただ、教育に当たる方の人材が全国的に不足しているという認識を持っているというお考えですけれども、そうであれば想像しているから手を打つのではなくて、今回の制度も変わり、斜里町に縁があって働き始めた方がもっと続けてもらえるためにというのであれば、事業所のニーズというものを把握することも大切ですけれども、全国的に不足しているものをいち早く、取り込むために声を上げなければ、着手しなければ人材確保というのは、斜里町ではいろいろな分野でも足りないので必要ではないのかなと思うのです。それで今回、斜里町が募集しやすくなった地域おこし協力隊制度を活用して、指導に当たる人を確保すべきではないのかなという質問をさせていただいています。なかなか人、そういう人材はいないと言いますけれども、介護や保育の部門について斜里町は募集をかけていますので、こちらについても積極的にするべきではないでしょうか。
答弁 町長 馬場
ただ今、若木議員からは、地域おこし協力隊の活用を図って1日でも早く日本語の習得をというお話でございました。先ほどから実態が把握できていないというお話を、率直にお話させていただいていますけれども、そんな中で、この質問の通告をいただいた以降、休み中だったので本当に一部の意見しか聞けなかったのですが、実際に雇用されている事業所に照会をして回答を得たお話からしますと、日本語で今困っていることはないという回答を得ているのです。それだからといって、全てが困っていないと言い切るわけにもいきません。だからこそしっかりと事業所を把握した上で対応していく必要があるだろうなというふうに思っていますので、今そういうふうにはっきりしない中で先駆けて行動するということにはなかなかならないだろうという意味で、まずは状況把握をしてというお話をさせていただきました。
質問 若木雅美
町長が短い時間の中で調査していただいた結果はそうですけれども、私のお聞きしているところでは、日本語をやはり学びたいという方、学ばせたいという事業所がありまして、日本語を教えることはとても難しい。事業所の一担当者としては、とても日本語というのは難しいのだというお話を、私は聞きました。やはり把握をしていただきながら、その困り事が、一つの事業所だけだからということで検討を外すのではなくて、そのことがより斜里町に住むということ、人口減少というところの課題にもつながっていきますので、重要視した形で、調査した結果を反映していただければと思います。また介護の現場でも今回大きく受け入れを検討されているのですけれども、介護の場合はサービスを受ける側の方もいらっしゃいますので、そこのコミュニケーションという部分でいったら、日本語がとても大切になっていくと思うのです。その点でいっても、やはりこの日本語を習得していただくというか、より多くの日本語を知ってもらうのがサービスを受ける側にも、町民のためにもなると思いますので、その視点でいっても必要ではないかなと思いますが、この点についてはどうお考えでしょうか。
答弁 町長 馬場
ただ今、介護の分野でも外国の人材が必要になってくるだろうという中で、利用者のことを思ったときに日本語のレベルアップというのでしょうか、そういうことが必要ではないかというお話かと思います。基本的に介護はまさにコミュニケーションができないと仕事にならないわけですから、来るに当たっての条件として、N4という一定の段階をクリアしないと来られない。ですからそれ以上、それで全て賄えるかというと、介護の部分ではそれで間に合うということでやっているのですけれども、より密なコミュニケーションを考えたときには、それはさらにレベルアップできた方がいいと思います。ただ、先ほど何度も言っているように難しい日本語です。教える人がなかなかいらっしゃらないという中では、その辺の見通しも含めて考えていかなければならないというふうに思っています。
質問 若木雅美
講師に当たる方の人材を探すのが難しいということは、私も感じています。困ってから始めるより、長期展望の視点に立って、必要であれば早めの手立てが必要ではないかなということを、私は思います。あと町長は、外国人の方々も一町民であるということで、暮らしでの困り事や地域のコミュニティの橋渡しも、行政としてはしていかなければいけないということが書かれています。町民との交流をすることで、町に愛着を持っていただけるというのもありますので、そのうえでは日本語もとても大切です。私の知っている外国人の実習生の方は、植樹祭に参加されたり、町の行事、図書館にも出向いたりだとかしてさまざまな活動を、斜里町と交流したいということでされていますが、やはり言葉の壁があるということも聞いていますので、その町民がフレンドリーにやれるような環境も整えていっていただきたいですし、もうすでに中学校の授業の中で、食文化で交流をされたりだとかしていますが、そういうことも、もっともっとすることで日本語を学びたい、日本語が必要になってくることの重要性ももっと認識していただけるのではないかと思いますので、そういう橋渡しも必要だということを言っていますので、そういう町民との交流をもっと、場面を増やしていくような事業というのですか、そういう機会を設けていっていただきながら、外国人の方がこの町でどのように暮らして、どのように交流しているかを広く見届けていただきながら、日本語を取得する視点を、必要かどうかを見極めていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 町長 馬場
実際に外国人実習生を受け入れているところは、そのようなところは十分把握をされているというふうに思いますので、そういう状況しっかり押さえて、どういう方法がいいのかを考えられるかなというふうに思います。