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斜里町議会 令和2年6月会議 2020年6月24日

これからの子育て支援にオンラインを活用しては?

2020年6月24日、斜里町議会の一般質問で、小暮千秋議員が「これからの子育て支援にオンラインを活用しては?」について質問し、町長 馬場が答弁しました。

質問者
小暮千秋 議員
答弁者
町長 馬場

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 小暮千秋

これからの子育て支援にオンラインを活用しては?というテーマで質問させていただきます。緊急事態宣言に伴い斜里町では子育て支援センターや児童館など、子育て中の保護者が子どもを連れて遊びに行ったり育児相談できる場所は休館となりました。これは、新型コロナウイルス感染症が未知のウイルスであり、感染拡大防止の観点から必要であり、やむを得ない対応だったと思います。しかし、今回の約3カ月にも及ぶ緊急事態宣言期間中、出かける場所も限られ、常に家庭でお子さんと過ごす中で、虐待寸前だったという声も多く耳にしています。緊急事態宣言は解かれましたが、新型コロナウイルスは終息したわけではなく、いつまた外出自粛が求められるかはわかりません。また今後、新たな感染症や災害など予期せぬ事態がいつ起きるかわかりません。今回のことをきっかけに、これからの時代の子育て支援の在り方について早急に検討すべきと思い、三点質問いたします。一つ目は、緊急事態宣言中、子育て支援センター、子ども通園センターでは電話相談窓口を開設していましたが、寄せられた相談件数を教えてください。二つ目、オンラインでの相談窓口の開設は検討されていますか。三つ目、未入園児を対象とした情報発信が必要ではないですか。以上、三点についてお考えをお聞きします。

答弁 町長 馬場

小暮議員の、子育て支援のオンライン活用、のご質問にお答えいたします。新型コロナウイルス感染症の影響により、約3カ月にわたり社会活動全体が自粛を余儀なくされる中、町内では保育園、保育所等の一部施設を除き、子育て関連施設は感染拡大予防の観点から利用を休止してきたところです。まず、一点目の、子育て支援センター等の電話相談窓口の相談件数についてのご質問ですが、緊急事態宣言中、子育て支援センター、子ども通園センターでは、通常行っております電話相談の実施について改めてほっとメールでお知らせしたところですが、相談はありませんでした。ただし、子育て支援センターについては、利用休止の長期化を受け、5月7日から13日にかけて、登録をしているご家庭41件に対し、電話による様子の確認を行ったところです。二点目の、オンラインでの相談窓口の開設についてですが、子育てに関する相談窓口は、対面による相談が基本であり、訪問や来所を主としながら、電話相談については受け付けておりますが、オンラインでは実施しておりません。SNS等を活用したオンラインによる相談には気軽さがあり、軽微な事案については利用しやすい利点がある一方、相談者の顔が見えず、背景なども掴みにくいという側面もあります。また、ビデオ通話のような顔が見える方法につきましても、相談員の配置や専門性の確保が大変重要であると認識しておりますことから、まずは先行事例の調査等に努めてまいりたいと考えています。三点目の、未入園児を対象とした情報発信についてですが、現在は子育てガイドブック、広報しゃりや各子育て関連施設で発行しております通信が主となっております。情報発信の方法としては多様な手法がありますことから、今後のさまざまな利用ケースを考慮に入れながら、今の子育て世代にとって簡単でタイムリーに情報を受け取っていただける方法についてあらためて検討を進めていきたいと考えております。最後に、令和4年度に開設を目指している子育て世代包括支援センターにおいても、より相談しやすい体制づくりに努めてまいりますことを申し上げ、小暮議員への答弁といたします。

再質問 小暮千秋

再質問させていただきます。一点目の、子育て支援センター等の電話相談窓口の相談件数についてですが、今回は相談件数ゼロ件ということで、お聞きしました。今回、電話相談窓口を開設してくれたこと、とてもよかったと思っています。子育て世代にとってどこにも行けない、本当に追い詰められた時に電話をかければよいという安心感につながったと思います。しかし、残念ながら相談件数はなかったということですが、これは見方によってはそれほど深刻な状況ではなかったと思えば大変結構なことです。しかし、もしも子育て世代の方がいろいろな思い、悩むことがあってなかなか相談に一歩踏み出せなかったと捉えると、行政が子育て相談窓口を設ける目的、これは深刻なケースの受け皿であるということが一つ。もう一つは、そこに至る前に小さなSOSを受け止めるという二つの役割があると思います。今回は小さなSOSを発信しづらかったとは考えられなかったかと思い、電話というツールが今の若い世代にとっては少し気軽さに欠けるといいますか、こんなことで電話してよいのかと感じるかと思いますので、町長には行政の相談窓口の役割として、深刻なケースのみならず小さなSOSも受け止める役割があると思いますが、町長はどうお考えかお聞きします。

答弁 町長 馬場

お話のあった小さなSOS、構えて相談まではいかないけれども、こんな感じで困っているというものが日常の中でいろいろあるかと想像できます。そんな時にじいちゃん、ばあちゃんがいたり相談相手が身近にいればよいですが、そうでない事例は今の時代結構多いのではないかと思います。そういった意味で、誕生のお祝いのスプーンを提供する時に子育ての冊子をお配りしながらということと、ほぼ近い誕生された親御さん同士のつながりの機会にしていますが、そういう中で、同じお子さんを持つ仲間としてのやり取り、こうなんだろうどうなんだろうという困りごとができるような関係がこれからも続けられればよいということで、その取り組みは今もやっていると捉えています。加えて、専門的にもう少し相談したい、仲間の人には相談できないけれどもという部分をキャッチする意味では、一定程度そういう受け皿というのでしょうか、そういうものがあると、より安心につながるのかなとその点については思っているところです。

再質問 小暮千秋

町長のおっしゃっていた、お母さん同士のつながりがあること。これも大いにあると思います。残念ながら今回の緊急事態宣言、3月、4月、5月と3カ月間ちょうど異動の時期になり、よそから転入して来られた保護者の方は、この町でのつながりが希薄な中でどんな思いで子育てされてきたかと感じます。そうした時に、やはり一番相談しやすいのは行政ではないかと思います。今回の相談窓口は、そうした思いもキャッチしたいと思って開設してくれたと思いますし、普段では子育て支援センターや児童館、保健師さんなど専門職の方がそうしたことは受け止めてくれていると思います。しかし今回は、対面でも相談できない、来所ができなかったことから、ここでオンラインの活用というのはこういうところから生まれるのではないかと思います。そこで、オンライン相談にどのようなイメージを持っているかを整理してお伝えしたいと思います。一つは、入口としてのオンライン活用です。これは現在、対面や電話で相談を受けていますが、これにもう一つ、オンライン。例えばメールやメッセンジャーやトークなど使うものによって名前はいろいろなので、この場ではメールとさせていただきます。オンラインでのメールでの、対面の打ち合わせ、日時の調整など、直接のやり取りもオンラインでできることのつながるための入り口の選択肢の一つとして、このオンラインの活用があると思います。もう一つは、出口としての活用です。つながったものを今度は止めないということです。町長の答弁にもあるようにビデオ通話、ビデオ通話は旭川市でちょうど始めたというニュースが先日流れていました。これは本来であれば対面で行ってきたことをオンラインの手法で行うことです。子育て中は、新型コロナウイルスのみならずさまざまな感染症にさらされているので、対面での面談を予約していてもお子さんの体調によって今日は行けませんということもあると思います。また、冬場の吹雪で行けませんなど、そうしたこともこれまでもあったと思います。しかし、新型コロナウイルスで外出できないことで、新たなオンライン相談窓口、育児相談が始まったということは、よいきっかけにしていくべきと思います。私の考えているオンラインの活用はこの二点です。入口の選択肢を一つ増やすということ、もう一つは、出口にあたる選択肢の方法を一つ増やすということ。この二点、ご理解いただけますでしょうか。

答弁 町長 馬場

つながるための入り口の一つとして、直に会ってプラス電話プラスもう一つの方法としてメール、メールと言ってもいろいろありますが、小暮議員がおっしゃったようなさまざまなものを含めてメールという手段を取ってはどうかということです。もう一つ、出口で実際に相談の部分でオンラインによって、映像を伴った対面の道を用意することかと思います。基本的な考え方として気軽に相談ということから考えると、まず入口で増えることは何ら問題ないと思います。もう一つ、出口の部分ですが、実際に来られないということでこの方法はどうかということですが、さまざまなオンラインでの講演、座談会、飲み会もありますが、そういうことが普通に今できる時代になっています。まさに一緒に何かをしている、意見交換をしたり学ぶ機会があったりということが、普通にできる時代を実感しています。この出口の相談についてもズームを使うかビデオ通話にするかいろいろあるでしょうが、その道は十分あり得るのではないかと思います。ただ、そういう意味で考えていくつもりでいることは答弁させていただいたとおりですが、その時に気掛かりなのが、子育て支援センターを主に考えた時に、実際に来られて相談したり遊んだりという部分があるので、そこでどれだけスタッフを割けるかということと、そのやり取りの部分で時間を限らずにやることが物理的にどの程度大変なものかその辺が気掛かりなので、それについては十分検討していかなければならないと思います。専門の職員をそこに配置するまではなかなかいかないと思いますので、現有体制の中でどういうことができるのかを含めてこの可能性について検討したいと思います。

再質問 小暮千秋

確かに、さらに人手不足の中で特別に相談員を配置することにはなかなかならないだろうと思います。しかし、対面でのやり取りを基本としながらも、もしできない場合、第3波、第4波、あるいは他の感染症や災害などで家から出られない時には、元々予定していたものはすみやかにオンラインでとなるように今から活用について検討し、どんどん進めていくべきではないかと思います。町長の答弁にありました、専門性の確保ですが、おっしゃっていたように簡単にこうした機能は使えますが、行政で取り組むとなるとセキュリティの問題やいろいろなことがあると思います。しかし、テレワークをこれまで推進してきた斜里町ですから、そうしたことに長けた職員の方が多くいらっしゃると思いますし、これまでの企業とのつながりの中で、アドバイザーという方がたくさんいるのではないかと思います。ぜひそうしたことを生かして早急に進めるべきと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 馬場

相談スタイルを来られない時にはすぐに切り替えてというお話をいただきました。そういう転換を柔軟に対応するようなシステムはできるのではないかと思います。常時開設をしながらいつでもよいというのはなかなか難しい面があると思いますので、来られない、今後もコロナの状況がわからない中で、仮に外出自粛の事態が起きた時には、すぐできることをやれるようなことを早急に検討して臨めるようにしたいと思います。

再質問 小暮千秋

せっかくの相談の機会を止めないということで、ぜひ検討を進めていただきたいと思います。三つ目の、未入園児を対象とした情報発信について、なぜ未入園児を対象としたかというと、今回の緊急事態宣言中にもし自分が子育てをしている母親としたら、どういうことが課題になるかという思いで、斜里町が発信する情報について注目していました。現在、斜里町では、ホームページ、ほっとメールしゃりでさまざまな情報を発信していますし、今回の緊急事態宣言中は、ほっとメールしゃりがたくさん入っていました。その中で、例えば子育て支援施設についての情報を得ようと思った時に、ほっとメールに登録していなければ見られないので、まず登録することが大事だと思います。さかのぼって、あの施設はどうだったかと思った時に、たくさんの情報の中からたどり着けないと思いました。ホームページを開くと、トップページには新型コロナウイルスの対策があり、それは非常に結構ですが、その中から施設情報を拾い出す作業が大変でした。これがもし各施設の情報にぽんと飛んで、そこにいついつまで休館しています、電話相談を受け付けていますという情報が反映されていれば便利だったと思います。その中で、一番子育て情報を受け取るべき0歳から3歳の、つまり未入園児と書かせていただきましたが、その世代の方に一番情報が届いていないのではないかと思います。なぜなら、入園や入学をするとまちcomiメールの活用が始まります。これは、対象となる園、学校、学年プラス、昔でいえば連絡網の代わりにこの大変便利なまちcomiメールを活用しています。非常に便利なものと思います。しかし、どこにも入園していない段階では、そうした対象を絞った方への情報発信が現在欠けていると思いました。乳児検診やワクチン接種などそうしたことはきちんと郵送で送られてきますし、そうした大事な健康に関する部分が欠けているとは思いません。しかし、今回のように外出自粛の中で子育て関連施設が休館している、あるいはいつから開くか、電話相談があるということについては、少し欠けていたというか弱いというのが今回の気付きです。ぜひこの気付きを生かしていただいて、どのような形でしてくださいとは私の口からは申し上げられませんが、いろいろな方法があると思います。ぜひ検討すべきと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 馬場

実際に外出自粛中の公共施設もさまざま閉館していたり、利用ができない状況がありました。それらについては、都度ほっとメールでいつから閉館します、休館しますなど流していましたが、それらが知りたい0歳から3歳の保育所、保育園に入っていない方には届いていない実態があるというお話です。そういう方々にどうやったら情報を届けることができるか。その方法について、いろいろお話がありましたので、現状と出し方について、一つのツールで全てを届けることはできないと思いますので、いろいろ補完しながらになるので、ほっとメールの登録をスプーンの贈呈式の時には必ずしてもらうなど、まちcomi的なものができるかどうかは検討させてもらいたいと思います。こういった児童館の情報などさまざまな情報を知りたい時にどのようにたやすくアクセスできるか、この辺についてはホームページの作り、情報の提供の仕方を含めて考えていきたいと思います。

出典:斜里町議会 令和2年6月会議 2020年6月24日 議事録 PDF(64ページ) 間違いを知らせる