斜里町議会 令和4年9月会議 2022年9月14日
「第7次斜里町総合計画」策定、町民参加を促すために
2022年9月14日、斜里町議会の一般質問で、小暮千秋議員が質問し、町長 馬場、副町長 北、総務部長 増田が答弁しました。
- 質問者
- 小暮千秋 議員
- 答弁者
- 町長 馬場、副町長 北、総務部長 増田
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 小暮千秋
私は1項目、2点質問いたします。第7次斜里町総合計画策定、町民参加を促すために。来年2023年度は現在の第6次斜里町総合計画が期間の終わりを迎えます。次期第7次斜里町総合計画の策定に向け、8月24日には第1回目の策定委員会が行われたと聞いています。この総合計画は斜里町の最上位計画であり、今後10年間の町政運営の基軸になる重要な計画です。前回の第6次斜里町総合計画は、斜里町自治基本条例制定後にはじめての総合計画策定であり、情報共有、町民参加、協働の三つの原則にのっとり、公募や団体推薦による町民委員と行政が協働し活発な協議がされました。こうした町民をまちづくりの主役・主体とし十分な協議を重ねて総合計画をつくったことは、自治基本条例を持つ斜里町の誇りであると思います。次の第7次斜里町総合計画の策定に当たっては、大きな時代の変化の中、これまで以上に難しい判断もある反面、新たな未来を描くチャンスでもあると考えます。前回以上に、町民のまちづくりに対する意識を高め、町民みんなでまちの未来を考えるきっかけとすることが大切であるという視点から、以下2点質問します。1、第6次総合計画策定時に比べ、町民委員の数が37名から28名に減っています。その理由を教えてください。2、計画策定にあたり、会議の公開、町民への情報共有はどのように行いますか。例えば特設ホームページ、報告会などは実施されますか。以上、1項目、2点について町長の所見を伺います。
答弁 町長 馬場
小暮議員の、第7次総合計画策定における町民参加についてのご質問にお答えいたします。第7次総合計画の策定にあたっては、当初4月からの取り組み開始を想定していました。しかし知床遊覧船事故対応の影響を受け、日程が大幅にずれ込む状況となってしまったものの、町民委員については6月に各団体から推薦を受けた方24名および、斜里町審議会等の無作為抽出による公募委員登録制度事業実施要綱に基づく公募委員4名の合計28名の皆さんを委員として決定させていただきました。第6次計画の総括から協議を始めることから、現行と同じ七つの部会に4名ずつ配置し、行政委員との協議を随時行っているところであります。さて、まず1点目の町民委員の構成についてですが、第6次計画策定の際には自治基本条例をつくる会からの公募委員、推薦委員を含めた合計37名を町民委員とし、協議を行ってきた経過があります。第7次計画については各部会に4名を配置することを想定し町民への構成を進めてきたことから、合計28名となったところであり、前回の委員人数より減少させるという意図があったわけではありません。次に2点目の情報共有の方法ですが、今年の3月議会の全員協議会において、広報広聴の機会として町民意識調査(アンケート)、特設サイト開設、委員会町民報告会等の実施を説明させていただきました。このうち、アンケートについては6月に無作為抽出された町民1500名を対象に実施し、ご回答を受けた内容について今後公表するとともに、第7次計画における指標の一つとさせていただくところです。また、特設サイトについては町のホームページに掲載しており、さらに広報10月号において総合計画に関する記事を掲載する予定であります。あわせて、町民への報告の場についても策定委員会同様、公開した形式で情報交換を行う考えでおります。総合計画は、個人の意見や考えではなく、町民みんなの計画であります。できるだけ多くの情報をお示ししながら、目標に向かって皆さんが一緒になって取り組んでいくための計画をつくり上げていく考えであることを申し上げ、小暮議員への答弁といたします。
再質問 小暮千秋
それでは再質問をさせていただきます。まず、町長の答弁の中より数字の確認なのですけれども、団体から推薦を受けた方24名、公募委員が4名というふうに合計28名となっています。私、それこそホームページの名簿を今確認しているのですけれども、これは団体推薦の方26名で公募委員が2名の間違いではないのでしょうか。まず確認をさせてください。
答弁 副町長 北
小暮議員からご質問いただいたことについて、私のほうから説明申し上げたいと思います。結論から申しますと、議員おっしゃるとおり26名と公募委員の2名という形でいいのですけれども、理由を申し上げますと今回委員の選定にあたりましては、それぞれの業界を代表する団体、さらにはまちづくりに深く関わる団体、これらの方に、それぞれの団体にご相談申し上げて推薦をいただくという部分を、まず働きかけしております。その過程の中でどなたを推薦していただくかという部分というのは、なかなかうちのほうではわからなかった部分であります。その中で、今回一般社団法人の青年会議所、それと子ども子育て会議、この二つの団体から推薦をいただいた方がたまたま今年の無作為抽出の名簿登載者だったものですから、その辺でとり方の違いといいますか、そういう部分の中で2名というところを4名としてしまったということでございます。決して他意はございませんので、どうぞお許しいただきたいと思います。おわびして訂正申し上げます。
再質問 小暮千秋
その点についてはわかりました。再質問なのですけれども、今回、公募委員の方が無作為抽出の公募委員からの選出ということで、2名ということで今伺ったところなのですけれども、確認したいのはこうした各審議会等で公募委員、町民委員を選出するときというのは以前のような一般公募といいますか、こういう審議会、あるいは計画・策定があります。誰でも立候補制というのでしょうか、広く一般公募をするというような考え方はもうないものなのでしょうか。私は二通りといいますか町民委員を決めるにあたり二つのパターンがあって広く一般公募する形、それからもう一つは無作為抽出で選ばれる、こういう形が二つあるのかという認識でしたけれども、その辺を確認させてください。
答弁 副町長 北
この無作為抽出の公募委員制度、広く町民の方の参画を町政に求めるということから自治基本条例にのっとった形の部分を体現するのだということで、関係するそれぞれの審議会の中での条例の項目も改正をする中でこの制度を形作ってきておりまして、もう既に経験も踏んでかなりの町民の方がこれを経験していらっしゃっているということで、非常にこういう言い方をしたら悪いですけれども、お金をかけないでも町政に広く関わっていただけているということで、大変効果が得られる内容になっているという制度だというふうに思っています。この制度ができたときに公募委員、それと識見を有する者、それと専門医という形の三つのそれぞれ特色はありますけれども、違いはありますけれども、そういう形で各専門委員会を構成しております。そういう中で従来の公募委員という方ではなくて、全て無作為抽出による公募委員という形の制度に変えていっている部分がございます。ただそこの時点では名簿登載をされた方については、まずは希望をとってどの分野の審議員になりたいかという部分を、まず事情聴取をしております。そういう中で、できるだけ希望が高かった部分のところで配置するという形になっております。当然ながら1年ではこれが成り立たないという部分がありますので、次の年も含めて名簿登載をして、その中から審議委員になっていただいているということでございますので、現在は公募委員というものについては全て無作為抽出による方式をとっているということでございます。
再質問 小暮千秋
今お聞きしたように現在のところ全ての公募委員が無作為抽出によるということを私も認識不足でございました。計画によっては、あるいは審議会によっては広く町民の方に、どなたか興味のある方、町民委員になりませんかというような働きかけがあってもよいのではないか。特に今回のような、これから10年間のまちづくりの、斜里町の大事な総合計画をつくるという場面では広いろいろな方にまずは呼びかけをする。それでも決まらなければ抽出された公募委員さん、あるいは両方があってもいいのではないかというふうに思うのです。そういう意味でお聞きしましたが、その点についてはいかがお考えでしょうか。
答弁 副町長 北
この辺も、この無作為抽出制度をとるかとらないかというときに内部でも議論した経過もございます。しかしながら、やはり無作為というところにこだわったところに狙いがあるということでございまして、やはりこの考えを大切にしたいというふうに考えているところです。それ以前は無作為でなかったということは、こういう言い方が正しいのかどうかわかりませんけれども、やはり行政側の得てすれば意向を酌んだ形のものになりかねないという部分の心配もあったものですから、こういう無作為という部分にこだわったということもありますけれども、何よりもやはり議員おっしゃるとおり、いかに広い方が町政に関心を持っていただいて参画いただけるかということを狙いとしたものでございますので、これに限らずいろいろな分野でこの範囲を広げてまいりたいと思っているところであります。
再質問 小暮千秋
無作為抽出にもそれぞれメリットデメリットあると思います。多様な意見を反映させる、聴取するという意味でこれまでまちづくりに関わったことがない方でも、たまたま抽出されて、それでやってみよう、これはすばらしいことだと私は思っております。しかし一方で、町政にいいますか、まちづくりに興味関心が高くお持ちで、こうしたことがあるなら自分もぜひ参加してみたい、そういう方のやはり出番を失うといいますか機会を失うということも、これは残念なことではないでしょうか。
答弁 副町長 北
制度でございますからどこかで線を引かないとならないわけです。そういう中では識見を有するものか、公募委員ということになりますけれども、現在はこの公募委員については無作為抽出によるものを優先していただいて、それを公募委員としているということでございます。制度の根幹に関わる部分でございますので、ここは維持してまいりたいというふうに思っております。
再質問 小暮千秋
では視点を変えて質問いたします。現在の第6次総合計画の中で重点施策11、町民参加と協働の推進とあります。その中で町民参加の推進ということで、全部は読みませんけれども、子どもがまちづくりに携われるように努めますというふうにあります。私は今回の第7次総合計画策定の際には、子どもを町民委員にしろというふうには申し上げませんけれども、例えば、小、中、高の児童会、生徒会などとディスカッションをするなど、お子さんたちの意見、子どものときからまちづくりに何らかの形で関わったというような経験をさせてあげたいなというふうに思いますが、その点についてはいかがでしょうか。これは提案です。
答弁 副町長 北
今、議員がおっしゃっていた部分、実は町長からも、ぜひそれを取り入れるようにという進言をいただいております。したがいまして、今言われた子どもの参加機会という部分は何らかの形で対応したいというふうに考えております。ただ策定委員会と関係しますので、そこは策定委員にも諮って、いい場面をつくってまいりたいなというふうには思っております。それと、積極的に関わりたかったのにという部分、議員の後の質問にも関わる部分かもしれませんけれども、原則策定委員会の会議というのは公開を考えております。前回もそうでしたけれども、公開を考えてもなかなか足が運ばれないということはあるのですけれども、そういう中ではあくまでもオブザーバー参加ということにはなるのですけれども、そこら辺は会議の中でのディスカッション、これには加わっていただく形で、そういう方の意思も大事にしてまいりたいと思っておりますので、そういう方がいらっしゃれば、ぜひ、お声かけをいただければというふうに思いますし、会議の前段には、その日程等もホームページで事前にお知らせするということを考えていきたいと思っております。
再質問 小暮千秋
ただ今答弁いただいて、後段のほうは再質問しようと思っていた内容が網羅されておりましたので、再度確認だけ。まず子どもの参加ということで、これはとてもうれしいなというお答えでした。ぜひ検討していただいて、実践していただきたいと思っております。それから会議の公開についてですけれども、これは傍聴もできる、ましてやオブザーバーとして意見も言えるという確認でよろしいですか。
答弁 副町長 北
原則公開という部分で考えたいと思っておりますけれども、当然意思形成過程に関わる部分というのはあるかと思いますので、全ての部会、細かくなれば細かくなるほどその辺というのは、内部の部分もあるかというふうに思いますけれども、策定委員会すなわち全体会議の部分の場、特に前段の学習的な部分や課題を抽出する部分だとか、そういう部分の場面については、本当に積極的に参画をお願いしたいという考えであります。
再質問 小暮千秋
わかりました。次に、ホームページのことでお聞きいたします。斜里町ホームページで特設サイトを開設ということで、策定のスケジュールでは8月に開設ということになっていたかと思いますが、私も通告する前に確認したのですけれども、どうも私の探し方が悪かったのか見当たらなくて、9月9日に更新という形になっております。何が言いたいかといいますと、せっかく8月24日に第1回の策定委員会が行われたわけで、キックオフということで、ぜひこのことから町民に広くキックオフ会議を始めますよというような周知がされていたらよかったなと思うのですが、これはされていたのでしょうか。
答弁 総務部長 増田
大変申し訳なかったのですけれども、1回目のキックオフ会議に関しては事前周知が間に合わない形になってしまいました。その結果についてはホームページも公開しているのですけれども、今後については基本的に、もちろん事前に日程を公開させていただきたいと思います。また昨日、部会長会議を、1回目の会議を開催しまして、部会長の皆さんからもホームページにどのような情報を載せたらよいかなど、参考の資料も含めて、そういうご意見もお寄せいただきたいということもお願いしています。順次充実させていきたいと思っていますので、どうぞずっと確認していただければと思います。よろしくお願いいたします。
再質問 小暮千秋
確認させていただいてよかったと思いますし、先ほど副町長からも次回の会議はいつですよというような周知もしてくださるということで、先ほど答弁いただいていますので、よかったなと思っています。ぜひこの総合計画策定、先ほど他の議員の一般質問からもありましたとおり、町民みんなでつくり上げていくものであると思いますから、最後に町長に伺いたいのですけれども、町民がまちづくりの主役である、これを具現化するものである、この総合計画策定、町長かもしっかりとその旨発信していただきたいと思いますし、情報公開を含めて丁寧に実施していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 馬場
この総合計画、まさに町の未来をどのようにするか、これを決めるのはやはり住んでいる人なのです。もちろん関係ある人の、今回の質問でもありましたように、いわゆる関係する人口、そういう方々の声もいろいろ聞き取りをしながらやっていくことが大事だと思っています。先ほど海道議員の定住人口のお話がありましたけれども、住んでいる人の計画にはなりますけれども、関係人口という関係の深さというか、浅い深いというのがあると思いますが、最初は行けば何か居場所があって用事があると、それが1カ月に1回とか、そういう回数が増えることによって2回、3回というふうに、その行きつく先は二地域居住だとか、そういうふうにもなるわけでありまして、極端にそれがいけば移住したほうが、引っ越したほうがいいということも起こりうると思うのです。少し余分なこと言いましたけれども、そういった方々も含めて、一緒になってこの町ってどうあればいいねということがコミュニケーションできるような、そんな町にしていきたいと思いますし、そういった声をしっかりそれぞれ意識をして、委員の方も自分の意見ばかりではなくて、いろいろ人の声を拾い上げるというようなつもりを持っていただきたいと思いますし、そういうことによってより多くの人が参画できて、こんなまちにしようということにつながるのではないかと思います。私はこんな町にしたい、といういろいろな人がいると思います。それぞれをフランクに、俺の言うとおりにならなかったら駄目だ、ではなくて、本当にどうしたらいいのだろうね、ということです。冷静になって考え合うということがとても大事だと思いますので、そういう丁寧に進めるということも常に事務局も意識して、行政も含めてやっていければなというふうに思っていますので、議会のほうの議論もこれから始まると思いますけれども、まさに皆さん方の、町の未来であるということも言えるわけですから、その辺のところの知恵もいろいろクロスさせながら、よりよいものに仕上げていければいいと思いますので、その点もあわせてよろしくお願いいたします。