みんなの議会

猿払村議会 令和5年第1回定例会 2023年3月7日

障がい者福祉施策について

2023年3月7日、猿払村議会の一般質問で、笠井哲哉議員が「障がい者福祉施策について」質問し、村長 伊藤浩一、保健福祉課長 石田博史、教育次長 阿部孝好が答弁しました。

質問者
笠井哲哉 議員
答弁者
村長 伊藤浩一、保健福祉課長 石田博史、教育次長 阿部孝好

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 笠井哲哉

それでは障がい者福祉施策について、2点ほど質問させていただきたいと思います。猿払村では、障害者基本法に基づく市町村障がい者計画として、令和3年3月に第3期障がい者計画を策定し、住民の誰もが、障がいの有無にかかわらずその能力を最大限発揮しながら、安全で安心して生活できるまちづくりを行うとともに、障がいのある全ての人の自立と社会参加の実現を目指して障がい者施策を推進していることと思われます。計画策定直後から、コロナ禍の対応に追われ、対策に苦慮されたことと思いますが、令和5年度、計画の最終年度に向け、障がい者の現況、それから障がいの区分、それから年齢の分布、それと以前、設置を見送った共生型住宅についてのお考えをお聞きしたいと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまの笠井議員のご質問にお答えをさせていただきたいと思います。質問の内容につきましては、3点ほどあったかと思いますけども、3点について答弁をさせていただきます。まず障がい者の現況として、各種手帳の所持者数につきましては、身体障害者手帳をお持ちの方が93名、知的障害者の療育手帳をお持ちの方が22名、精神障害者保健福祉手帳のお持ちの方が22名となっております。また身体障がい者の区分は、1級から6級までとなりますが、1級から4級までの方がそれぞれ20名前後おり、障がい者の部位別では、肢体不自由や心臓、腎臓などの内部障害が全体の9割を占めております。年齢区分につきましては、ばらつきはありますが、高齢化が進んでいる傾向にあります。障がい者の活動として、村の身体障害者福祉協会では、ゲートボールやパークゴルフなど、管内のスポーツ大会への参加やイチゴ狩りなどのレクリエーション活動を徐々に再開しているところであります。また保健福祉課が担当しております精神障がい者のつどいた「たんぽぽ」を月1回開いておりますが、コロナ禍により、外出を控える方も多く、参加者は以前よりも少ない状況となっております。次に共生型住宅についての地域包括ケアの観点から村民が住みなれた地域で安心して暮らせる施設として、楽楽心の隣接地に建設する構想を持っておりましたが、現段階では、鬼志別地区にあります高齢者向け村営住宅の入居状況も鑑みながら、当面の間はこちらで対応できるものと考え、現在、事業の実施を見送っているところであります。ただ、これから高齢化、独居老人が進んでくる中で、共生型住宅は私の村長就任当時のお約束でもありますので、決して諦めたというわけではなくて、今後こういうような高齢者向け村営住宅の入居状況も鑑みながら、将来的にどうしていくかというところについては、事あるごとに検討していければなと考えております。

質問 笠井哲哉

障がい者の状況なのですけども、令和2年時から比べるとそんなに変わっていないのと、少し減っているのかなと気はしています。私勉強不足で知らないからなのかもしれないのですが、特別支援クラスに通っている子どもは、現在村には小・中学生合わせて17名いるのですが、その人たちは障がい者のくくりというところには入らないのかその辺、お聞きしたいと思います。

答弁 保健福祉課長 石田博史

お答え申し上げます。手帳交付とか、先ほど村長が説明したような手帳が交付されていれば障がい者となりますけれども、そのような部分がなければ、障がい者ということにはなっていないということです。実際には、例えば進学とかそういうときに手帳とかが必要になるときがありますので、そういうときに申請するケースが多くなっております。以上です。

質問 笠井哲哉

障がい者の区分というのは厚労省のほうでは、手帳を給付、これは任意の申請ということなので、障がい者の区分の中には入ると思うのですがその辺はどうなのでしょう。

答弁 教育次長 阿部孝好

お答えいたします。先ほど、今年度、特別支援学級に在籍している17名ということなのですけども、必ずしも身体障害者手帳を交付されている方を要件としているわけではなく、情緒に不安がある知的発達の遅れが見られるとかそういった、もろもろの要件を総合的に鑑みまして基本的には、小学校入学時の段階で、普通学級相当の入学が妥当か、特別支援学級で個別のケアが必要かという判断のもとで、決定されておりますので、その時点で障害者手帳の有無については要件としておりませんので、若干その辺での、障がい者というくくりに、必ずしも入らないのではないかなというふうには思います。以上です。

質問 笠井哲哉

私の勉強不足もあるかもしれないのですが私の読んだ資料、厚生労働省の資料の中には障がい者という区分、必ずしも障がい者の支援を受けるには手帳の申請とかをしなければいけないというのは書いてあったと思うのですけれども、それを受けない人間は、必ずしも健常者ではないはずなので、支援を受けている。だから、そういう子どもたちも当然、障がい者という区分で捉えなければいけないのではないかと思うのですが、その辺はどうなのかな。

答弁 保健福祉課長 石田博史

お答え申し上げます。難しいところなのですけれども障がい者としての区分をどこまで入るのかということなのですけれども、手帳が申請されてなければ障がい者ではないというくくりだと思うのですけども、障がい者でなくても先ほど教育委員会のほうから説明ありましたように、特別支援学級ができると。親御さんの気持ちもあると、必ず保護者の気持ちも考えながら支援はしていくというところでは先ほど説明したとおり、例えば特別支援学校に行くとかということになれば手帳が必要になったりしますので、そういうところでははっきり区別しないで、子どもや親御さんの気持ちを考えながら進路とともに手帳の交付を進めていったりしているというところで、白黒はっきりつけるのはちょっと難しいところもあると思っております。以上です。

質問 笠井哲哉

くくりの部分については、のちのち調べて、私も誤解があるかもしれないので、その辺については理解します。それと、稚内の施設に幼児が未就学児10名、取りあえず通うということになっているですが、その子は障がい者の中には、加えられているということなのでしょうか。

答弁 保健福祉課長 石田博史

お答え申し上げます。先ほど笠井議員さんのほうからの質問は、多分稚内のほうにある早期療育通園センターのことだと思います。保育所のほうと協議しながら児童相談所と相談して、まさしく早期に療育したほうが、少し遅れが戻るのではないかというようなところの方が、最近うちのほうと保育所と専門家と児童相談所で早めに対応して、というところで対象者もだいぶ伸びて10名以上なっているのが現状です。

質問 笠井哲哉

その子たちというのは、医療とか看護とかそういうのが必要な人間なのかそれとも、知的なのか精神なのか身体なのか、どの障がいに入っているのか。そして当然、未就学児なので、いずれは小学校に入る、その時点でまた特別支援学校行くのか、あるいは、普通の学級の特別支援クラスに入るのか。その辺は個々の規模でいろいろあると思うのですが、どうお考えか。

答弁 保健福祉課長 石田博史

お答え申し上げます。いわゆる早期療育ですので、まだちょっと言葉が遅かったり、いわゆるちょっと子育てしにくいだとか、ちょっと昔でいうと少し自己中心的というのか、もう少し慣れていけば普通学級にも行けるというような子が、いっぱいいろいろな事例がありますので、ここですぐこのケースはこうなるというところはなかなか難しいので、育ちにくいところから少しずつ皆早めに、昭和の時代はそういうのはなかったですけども早く、療育して、そういう機関のところで、医療的というよりは、いろいろなアドバイスを受けながら、集団生活に慣れていくというような子どもたちだというふうに理解してもらえばいいと思います。

質問 笠井哲哉

はい、理解を一応しました。誰もが希望するような形で、援助を受けられるよう体制というのは、大事だと思うのです。私の知っている、そのように言っていた子どもを持つ親の話なのですが、その人は、子どもに養護が必要なのだけど、無理やり退所させて、一般の保育所で特別の児童も扱ってくれる保育所に入れたのだそうです。入れて、その子は地域でそのまま根差して、何々ちゃんと地域の方からも認められて、その子が小学校上がるときに、相談したら、学校のほうからは、この子はもっと支援が必要なので、特別支援学校に行ったほうがいいですということで、泣く泣く特別支援学校行ったそうです。特別支援学校に行っている間も、地域の学校にお願いして、何回か一般の子と一緒に授業参加して、友達というか、人間関係を築いた経緯がありました。結構、重い障がい持っている子だったのですが、特別支援学校を卒業した後に、中学校は普通の中学校に入って、苦労はしたけれども、その人間をつくる形の中で、すごいいい経験をしたとおっしゃっていました。ですから、そのような場のつくり方、一方的にこの子は特別支援学校に行かなければいけませんよとか、あなたは特別支援学校でなければ駄目ですではなくて、その親御さん、子どもの気持ちを十分考慮して対策に当たってほしいなと思います。これは、余談でした。次に障がい者の「65歳の壁」問題というところなのですが、障がい者の年齢が65歳になった時点で、社会保障制度の原則である介護保険優先という考え方で、サービス内容や機能から、障害福祉サービスに相当する介護保険サービスがある場合は、原則、介護保険サービスにかかるという、原則、介護保険サービスに係る保険給付を優先しているというところがあるのですが、それに対して、1割ぐらい負担が増えてしまうということで、それをカバーするために、新高額障害者福祉サービス等給付費を創設し、今後、この制度を利用した障がい者は、自治体全体の平均で3.4人、1人当たりの年間の支給額は14.3万円となっているというデータがあるのです。この制度について積極的に周知していない自治体や支給実績のない自治体もある程度存在すると聞いております。本村については、そういった事例は、ないと思うのですが、それに対しては問題ありませんね。それと、また村内の福祉事業者が、共生型のサービスの指定をきちんと受けているのかどうかその辺をお聞きしたいと思います。

答弁 保健福祉課長 石田博史

お答え申し上げます。私自身もちょっと勉強不足のところもありますが、障がい者のというところではやすらぎ苑のほうも、ヘルパーとかのサービスも受けられることになっておりますので、対象になっているということで、ご理解いただければいいと思います。以上です。

質問 笠井哲哉

はい、分かりました。そこで、先ほど言った共生型住宅、村長は諦めたわけではないという、ただ現状では公営住宅で対処できているので、そこでやっていこうということなのですが、実際、訪問介護とかをされているような在宅の方はいらっしゃらないのですよね。

答弁 保健福祉課長 石田博史

お答え申し上げます。今のご質問で訪問介護ということですので、ヘルパーとか在宅のサービスだと思います。そちらのほうの利用は減っておりますが、それぞれホームヘルパーがやすらぎ苑のほうには2名ほどおりますので、障がい者のほうは、今のところはうちのほうはいないというふうに押さえております。以上です。

質問 笠井哲哉

取りあえず、そんなに介護も必要な障がい者の方は、いないという捉え方でいいのかなと思います。理解しました。それで、共生型の住宅、グループホームですね。これは重度の心身障がい者とか知的障がい者や認知高齢者が一つ屋根の下で、年齢や障がいの内容、程度を超えて、地域とのかかわりの中で生きがいや役割を持ちながら豊かに暮らすことを目的とした、ケアつきの住宅なのです。村でも徐々に高齢化が進み、障がい者の世界も同じようなことが言えます。最近、親亡き後というワードをよく耳にしますが、これは障がいのある子どもの親である自分が高齢で万一の事態が起きたときに、子どもが安心して暮らせる場所を用意しておきたいという考えから、また親自身が認知症になり子どもの面倒を見られない、子どもも親の面倒を見るのも不自由になるという、そんなときにグループホームというのは、親と子が一緒に入居できるケアを受けられるという必要性というのは、利点もあるし、今後出てくるのではないかと思いますがいかがでしょうか。

答弁 保健福祉課長 石田博史

お答え申し上げます。親亡き後というところでは、そういうことがよくあると思います。実際にうちも障がい者の方が20代30代で親御さんが60代の方で今後どうしていこうという方もおります。村にはそういう方はいませんけども、稚内市だとか名寄市とか、近々ですと昨年あたりもそういう理由で将来稚内市に住みたいというところを見学している。先ほど村長の説明したとおり、たんぽぽの会でそういう視察を行ったりとかはありますし、実際に名寄市とか、稚内市でグループホーム的なところで暮らしている人もいますし、アパートのようなところで食事だけ集団で食べてプライバシーを持っておられるような、どちらかというとお子さんのほうはそちらのほうが望みのようですので、そういう施設に入居しているという方もおります。うちのほうでは、なかなか村でというのは難しいですけど、障がい者を含めてということになりますけども、障がい者の方の対象の施設は周辺にありますので、そういうところを見学したりしているところもあります。以上です。

質問 笠井哲哉

グループホームとかそういうところが村にはないということで、現状を必要性に駆られた人たちというのは当然、どこかある施設を紹介してもらってそちらに行くという方法しかないのです。障がい者福祉計画の中でうたっているように、自分の住み慣れた地域で一生社会と関わりながら生活できていけるように目指しますと村でも言っているわけですから、こういうところでは施設をある程度整備するような方向性が必要ではないのかなと思うのですが、どうでしょう。

答弁 保健福祉課長 石田博史

お答え申し上げます。担当のほうとすれば、そのように住み慣れた地域で地域包括ケアというのですけれども、高齢者も含めて障がい者もということになるのは、目標なところがあるのですけども、やはり財源的な問題もあって、共生型住宅というのはそういうところでは障がい者も高齢者もというところで、なかなか障がい者だけに特化した施設を設けるというのは、現状はまだ難しいかなと思っています。実際には先ほど村長の答弁がありましたとおり、北町の村営住宅のほうでも障がい者の方も一緒に暮らしてヘルパー、65歳以上の方ですけども、そういうところでは現状、対応できているのではないかなというふうに思っているところです。以上です。

質問 笠井哲哉

国のほうとしても、地域移行という施設利用者については、地域のほうに生活できるような方策をとってほしいという方向性であると思うのです。2月12日の北海道新聞に出ていたのですけども、グループホームで自立して暮らす地域移行の割合が2017年から20年にかけて、北海道の率というのが全国平均するよりも1.5%も下回る3.4%で、北海道の場合、特別雪もあるというのでそういう地域特性というのもあると思うのです。国のほうとして目標としていた9%には全国でも届かないのですが、その原因としては地域理解の不足と、そもそもグループホームという施設が足りないと。だから障がい者に対する偏見や理解不足が解消されていないという現実があると思うのです。村のほうとしても障がい者とそれから普通の人間との隔たりをなくして、何の偏見も持たない社会をつくろうという方向を目指して、啓蒙活動もされていると思うのですが、実際、活動が住民に浸透していないのではないのかというのが現状にあると思うのです。村のほうにグループホームを運営してもらえるような事業者さんがいればいいのですけど、例えばやすらぎ苑でもやる気になればできるのです。だから別に新たに箱物をつくって、新築して、そこでやるということだだけではなくて、今おっしゃったように公営住宅を改修して、そこでグループホームにするという。その利点というのは、人との付き合い、関わりを持てるということなので、今の公営住宅に入っている人は独居だと思います。そうすると、どうしても地域とのつながりとかそういうのが欠けてくると思うのです。認知の度合いも進んできたり、いろいろな障がいが出てくると。ですから本当に新築ではなくてもいいですし、古い公営住宅を改修したり、あるいは公設民営という形で運営してくれる業者をお願いするとか、そういう方向で、グループホームというのを設置の方向をもっと考えてもいいのではないかと思うのですが、いかがでしょう。

答弁 村長 伊藤浩一

当初計画の中で認知症のグループホームだとか障がい者に対するグループホームを建設する部分については、計画をしっかり立てた中で建設は可能だとは思いますけれども、ただ障がい者のグループホームつくったというだけではなくて、失礼な言い方ですけど、障がいの程度にもよりますし、3区分の障がい、精神、知的、身体という形はありますけども、そういう方々を地域でどういうような形で活躍をしていただくか、社会とつながっていけるかというところが大事だと思うのです。だからグループホームをつくってそこに入居していただくということではなくて、その方々をいかに地域と結びつけていけるかというところが大事なのではないかなと思いますので、この後の議員さんの質問にも出てきますけれども、障がい者雇用だとか、きちんと整備した中でそういう軽度・中度・重度のグループホーム的なものも必要ですよねとなっていけば、また検討していかなければなりません。けれども、ただ建物だけ建てて、そこに障がい者の方々に住んでもらうというだけではなくて、社会参加していただくという形の中で就労支援だとか、今の猿払村としては、ほかのところに頼ってしまっているというところもあるかもしれませんけれども、そこでしっかり、やっていかなければならないなと思っていますけども、早急には難しいですけれども、そこのところは今度の計画の中でしっかり練り込んで、これは行政だけではなくて、民間の力もお借りしなければなりません。これもう官民一体で、議員からご提案のあった形の中で、取り組んでいければなと思っております。

質問 笠井哲哉

今すぐ、つくれというのではなくて将来の展望として制度設計をしてほしい提案なのですけれども、間違いなく、今必要な時代が絶対来ると思うのです。障がい者にも働く場というのが提供していかなければいけない。だから、就労B型の支援、あるいは就労A型の支援、次の質問に、絡んでくるのですけども、取りあえず1問目の質問はこれで終わらせてもらって、2問目に行きたいと思います。2問目なのですが、村では、障がい者福祉施設が設置されていないので入所等が必要な障がい者は、村外施設に依存せざるを得ないというのが現状であります。障がい者計画の中で、地域活動支援センターを設置するという検討して、計画期間の最後ですから、今年中に目指したいというような話があったのですが、それについてお伺いします。

答弁 村長 伊藤浩一

地域活動支援センターは、身体、精神、知的障がい者の方などが利用でき、創作的活動や生産活動の機会の提供、困り事の相談などを行う障がいのある方のサポートを行う施設として、これまで障がい者計画等策定委員会の中で、設置に向けた検討を進めてまいりました。現在は、事業に係る実施要綱の作成を進めているところでありまして、今月下旬に策定委員会を開催した上で、設置を決定することとなっており、まずは本年4月に月1回のつどいから進めていきたいと考えているところであります。この支援センターの運営には、関係団体やボランティアの方も多く含め、多くの方々の参加が不可欠でありますので、継続的なご協力をお願いしたいと考えております。

質問 笠井哲哉

この地域活動支援センターというのは、自治体に課せられた努力義務があります。だから、必ず設置しなければいけないという施設です。形態はいろいろあろうとは思うのですが、取りあえず村としては、自前でその施設、保健福祉総合センターの中でそういう活動をしていこうという考えなのかもしれないのですが、具体的に今のたんぽぽのような活動の仕方なのか、あるいは、本格的にきちんとした施設運営していくのか。その辺ちょっとお聞きしたい。

答弁 保健福祉課長 石田博史

お答え申し上げます。地域活動支援センターは、国からの地方交付税が交付されるようなところから、市町村の任意ものと交付されるということになると1回10人以上来なければならないということですので、まずは市町村独自のもので、サロン的なところから始めたいと思っております。まずは、保健センターで月1回からというところで、たんぽぽと違う曜日に、設定して進めたいと思っておりました。実際には、他の市町村のところの状況をみながらというところで、昨年の10月から思っていたのですけども、コロナ禍であって、なかなか受け入れてくれる施設もなく、勉強会を開こうと思っていたのですけど、講師もなかなか見つからないというところで、これらの施設でクラスターを起こして、なかなか進まなかったところもあるのですけども、浜頓別町を例で言いますと、週1回、ボランティアも含めて10人くらい社会福祉協議会が委託を受けてやっていますので、そこを少しモデルにしながら、管内は枝幸町とか豊富町とか大きなところもありますけども、まずはしっかり月1回から集めて、先ほどの村長答弁のとおり、月1回、ボランティアも含めて協力してもらえればいいなと考えております。以上です。

質問 笠井哲哉

今の回答でしたら、取りあえず国の補助は受けないで、ただ、村独自に月1回ぐらいの支援を行うということなのですね。地域活動が大きいところというか、人員の縛りとかそういうのもあって、なかなか大変なのだろうとは思うのですが、別に10人ぐらい簡単に集まるのではないのかなと、現状では思うのですけどどうなのでしょうですか。そうすると、本格的な国の補助もいただいた上での施設運営というのが可能になってくると思う。基礎的なサービス、要するに今、村がやろうとしているようなことを主体として、実は、AとかBとか、あるいは、1型から3型まで、運営の仕方あるのですが、そういうところは、現状としては目指さないということなのですね。

答弁 保健福祉課長 石田博史

お答え申し上げます。地域活動支援センターについては、10人以上なのですけども国の地方交付税が交付されるということですけども、まずはしっかりと地固めと言いますか、どれだけ集まるのかというところで、進めながら、10人以上であれば補助申請とかのほうも必要になると思いますが、今までの他町村とかを見ると、なかなか人数が集まらないと。例えば身体障害者協会のほうの皆さんもいろいろスポーツ活動もやられている、ゲートボールとか、独自の活動もありまして、なかなか忙しくて集まれないというところもあるので、しっかり、月1回ずつ進めていきたいと。それから、いろいろな方向も考えていきたいのですけど、今から大きな目標にしないというわけではありませんが、しっかりここが1番スタートだと思います。ほかの町村を見ますと、浜頓別町にしても、枝幸町にしても、平成20年前後に地域活動支援センターができています。ここまで来るのに10年以上かかっていますので、そうなりますとしっかりと年齢も変わりますし、状況を見ながらしっかり、地場を固めていたほうがよいのではないかなと思っております。まずは現実でしっかり、積み上げていきたいなと考えております。以上です。

質問 笠井哲哉

稚拙に事業を進めても、きちんと成功するという保障も何もないので、計画は十分に練った上でやるというのは必要だと考えます。もうちょっと話戻りますけど、何でこの地域活動支援センターについて質問したかというと、将来的に2階層の部分の1型、2型、3型をどれにしようが人数さえそろえば、設置可能なわけで、それが将来的には、就労支援のAなりB型なりというのが、一緒に可能になるのではないかなと思ったわけなのです。そういう方向を目指そうすると、子どもたちが、子どもに限ったわけではないのですが、どうしても村から出ていき、村以外の施設に入って、就労に目指して活動しているという部分、B型に現在通っている子どもが13名いますよ。その子たちもグループホームに通いながら地域で生活しているわけなのですが、だから、その子たちを極端な話、また村に戻ってきて、受け入れるような施設というのをつくってもいいのではないかと思うのですが、その辺はどうなのでしょう。

答弁 保健福祉課長 石田博史

お答え申し上げます。いろいろな思いがあると思います。将来的にもし、人数がそろうのであれば施設のほうも必要かなと思っております。私のほうで調べている中では、お子さんの思いと親御さんの思い、親御さんはこちらにしてほしいと。また実際にこちらのほうに勤めている方もいらっしゃいますと、半年に1回ぐらいのモニタリングも行っているのですけども、お子さんですので、都会のほうが、いろいろなものがそろっているのでいいというふうな考えのほうもいますし、帰りたいという方も中にはいると思います。若い人なので、いろいろなものがそろっている方がいいというところでは親との考えに違いもあるのではないかなと思っております。また将来的にも障がい者の法改正が頻繁に行われていくと、今回の障がい者の計画のほうにもこれからまた盛り込んでいかなければいけないものが後から国から示されるようです。昨日も実は全国のZoomの説明会があって、今、国は、お子さんの関係で、こども家庭庁ができて、それぞれの市町村に子どもたちの支援センターをつくりなさいということに今なってきているのですけど、児童相談所の機能もあるような、今度は障がい者の支援センターもつくって、令和6年をめどにつくってくださいということになっております。そうなると専門職、保健師、社会福祉、そういう職員も雇用していかなければならないと。どんどん国のほうから法改正が来て、要望が来ると。そこには財源措置もあるということなのですけども、専門職を雇うだけでも、人材確保できないというところが現状です。ということですので今のところ、こういう現状なのですけども、委員会の中で継続的に会議を開いております。また3年に1回、計画は更新になりますので、その中で継続的に考えていければいいかなと考えております。以上です。

質問 笠井哲哉

村の置かれている現状とか、それから考え方というのも理解しました。それで、村には取りあえず、障がい児の支援を目的に活動している団体あります。皆さんご存じだと思うのですが、残念ながら、まだ認可事業所ではなく、金銭的にも結構厳しい状況だと思うのです。今、地道に少ない金額で放課後塾というような活動をして、放課後デイサービスに近いような、活動を行っているわけなのですが、いかんせん人数が足りなくて認可に至らない。それで今後は、多機能型にすると面倒ですが、その人数が例えば6人とか10人という、その機能によって変わってくるわけで、実現の可能性というのが高いのかなと思うのです。それに向けて活動しているようですが、村としてもハードとかそういう部分ではなくてソフト面でもっと積極的に関わって、事業者ができるということは、村にとっても利益になると思うのです。その辺をもっと進めていってほしいなと思います。障がい者にも、いろいろな形がありますので、その一つ一つに真摯に向き合って、誰も残さない、それから引きこもりの人も、ずっとそのままにはしないというような、受動的ではなく能動的に積極的にサービスする事業を展開していってほしいなと思います。以上です。終わります。

出典:猿払村議会 令和5年第1回定例会 2023年3月7日 議事録 PDF(8ページ) 間違いを知らせる