猿払村議会 令和4年第2回定例会 2022年6月28日
猿払村の農地の維持管理について
2022年6月28日、猿払村議会の一般質問で、高橋透議員が「猿払村の農地の維持管理について」質問し、村長 伊藤浩一が答弁しました。
- 質問者
- 高橋透 議員
- 答弁者
- 村長 伊藤浩一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 高橋透
それと関連しますので、3番目の猿払村の農地の維持管理についても一緒に質問させていただきたいと思います。酪農にとって、良質な基礎飼料の安定確保が重要であります。農協との協議によって、計画的な草地の更新を行うべきではないかと考えますが、村長のお考えをお伺いいたします。ということでこの2つについて一緒にご答弁いただきたいなと思います。
答弁 村長 伊藤浩一
まず1点目のご質問にお答えをさせていただきたいと思います。村営牧野の業務縮小の件については、東宗谷農協から具体的な説明をお受けした経過は、村としてはございませんが、この件を含め農協側に早急に実情の聞き取りを行ってまいりたいと考えております。このほかにも本村の酪農業全般について、東宗谷農協と継続的に協議を行うなど酪農振興の在り方を考えていきたいと思っております。1つの例として今議員がおっしゃられたとおり、いろんな法人をつくってやられている酪農業の方もおります。ただ、ほとんどの方は、家族経営ということも含めると1つの例として特にコントラクター事業なんか今は家族の中でやっていくのは非常に難しい。そうするとコントラクター事業に委託して、牧草の収穫を担っていただく分、酪農業としての重労働の軽減だとかヘルパーをある程度利用することも考えられますけれども、この村営牧野の人材の確保は、村としても非常に危惧してるところですし、そこで中心となって働いている方々もある一定の年齢になってきておりますので、今後そういうところの職員の配置、人材も含めて、農協側と協議をしていきたいというふうに思ってますが、人事の関係ですから村がどうのこうのという形にはなりませんけれども、指定管理を受けていただいておりますので、村としても基幹産業という形の中で農協と協議をしていきたいと考えております。また草地の関係でございますけれども、農地の維持ということに含めまして、基礎飼料の安定確保は当然重要でありますので、今後も東宗谷農協と協議を先ほどのお話を含めて、協議をした中で道営事業を活用しながら、草地整備を継続して実施していきたいと考えております。
質問 高橋透
ぜひ農協と協議していただきたいなと思っております。酪農家への支援というのは、そういったことだけではなくて、まだまだ細かく言いますと制度資金の利子補給ですとか新規就農者への支援、それから道営草地整備事業、これも大きな負担を村がしていただいている。あるいは自衛防疫組合やヘルパー事業、乳牛検定組合などの支援、そして1番大きいのは、最近では中山間の事業への負担、それぞれいろんな大小様々な支援があるのですが、この猿払牧場についての委託事業にも多大な支援が組み込まれていると私は理解しております。JAとの指定管理契約では、預託事業だけでは運営できないと。要は農家負担が大きくなり過ぎるからということからコントラクターだとか、それから優品事業とか堆肥の処理だとか草地更新なども農協の事業としてやって、牧場で農協としては利益を得ているということです。その利益を猿払村に少し返していこうと言っても村長いいのではないかというふうに思います。そのために人材をヘッドハンティングしてでも確保してくださいということを私から言えませんので、村長から組合長にぜひ強く言っていただきたいと。でなければ、先ほど言われたようにコントラクターだとか個別経営の部分では今までかなりやっていただいて、経営が成り立っていたということはあります。それがあるいは今のTMRセンターとかそういうところで請け負ってできるのかといいますと、そう簡単にいかないと思います。それは自分たちでつくってきた組織の中で、リスクを抱えながらやるところや料金の問題だとか、いろんな作業の流れを含めても簡単にいくものではないなと思うのです。問題はそのことによって、自分の経営ができなくなった、牧場も応援してもらえない、やめるのかという判断にならざるを得ない農家もあるということだけはちょっと認識していただきたいと思います。そんな農協は大丈夫か。逆に、本当に組合長何とかしてくれよと言いたくなるのですが。それでもう一つ、私はこの猿払牧場というのは、草地管理に貢献してきたと理解しています。今言ったコントラクター事業、サイレージの調整作業もやってきております。昨年終了した国営農地防災事業、これ聞いたら1056ヘクタール整備されています。それから中山間地の事業からの土地面積で示されているこの面積が4608ヘクタールと伺いしております。この試算です。猿払村の試算、この農地によって牛乳を生産していただいて、農家も潤ってそこにぶら下がる世帯も潤っていく基幹産業だということで面積を適正に管理するためには、更新をかけなければならない。昔ですと、土地改良資金だとか15年ぐらいの長さの資金を借りてやっている場合があるのですが、自力更新の場合、自分でやる場合、あるいは先ほど言ったその牧場が行ってやる場合とあるのですが、なかなか自分でやるとことはできないのです。それで村でも道営草地整備事業を入れていただいて、村に負担していただいたり、土壌改良剤の支援もいただいてやることによって進んでいると。こういったこと全部を牧場の職員で更新できるかといったら無理なのですが、事業が入ってほかの業者さんも来ていただいて、あるいは自分でできる人は自分でやったほうがいいのだろうけども、そういった計画というのをきっちり先ほど酪農の基本になる部分ですから、その土地を守るために適正に管理するために、長期的なビジョンを立ててもらえないかなと思うのです。それは農協にも組合員さんからの聞き取りも必要ですし、要望を聞きながら猿払村4600町の農地をどう管理していけばいいのだということなのです。何年にどこを何年に更新かけたら、全体の基礎飼料がいいものとれるのだということを更新していないと生乳に響かない。要は右肩上がりの牛乳生産をするには、土地をちゃんとしないと駄目なんだと組合長本人が言っておりました。ですから、そういった認識はお持ちだと思いますので、それを猿払村全体として、どういった取り組みをすればいいのかということを検討していただきたいなと。それと同時に、そのために猿払牧場の機能強化していかなければならない部分を含めまして対策をしていただきたいなと思っております。こういった取り組みについて、村長どういうふうにお考えになるかお聞きしておきたいと思います。
答弁 村長 伊藤浩一
今、いろいろ勉強させていただきました。どうもありがとうございました。細かいところも含めて、東宗谷農協は二町一村でうちだけではないですから、当然二町一村の首長も含めながら、JA関係者も含めて、今後どうしていくかしっかり検討していきたいと思います。村営牧野がなくなると非常に困りますし、また個々の酪農家さんが離農されることにつきましては、村としても損失が伴いますので、先ほどのコントラクター事業や牧野で担っていただいてる事業はたくさんありますので、今後どうしていくのかも含めながらしっかりと検討していきたいと思います。
質問 高橋透
猿払牧場だけで土地更新など農家の全ての事業をやることが不可能です。村長にお伝えしておきたいのは、長年こうやって村と指定管理契約を結んで非常にうまく行ってきていると私は認識してますし人材も優秀な人間がいます。それも猿払村の宝でないかなと思っています。農協も理解していると思うのですが、後継者をつくりながら継続して酪農家のために猿払村が間接的に牧場を使って農家を支援しているのだということを伝わるように、これからも努力をしていただけたらなと思います。この件については、これで終わらせていただきたいと思います。次の基幹産業の水産業の展望についてということで、1番目の屋根つき岸壁についての質問については、この港が道の所管に入るということでお聞きしておりますので、この質問については割愛させていただきたいと思います。