みんなの議会

猿払村議会 令和3年第1回定例会 2021年3月9日

令和3年度の予算編成と今後の基金収支の見通しについて

2021年3月9日、猿払村議会の一般質問で、森克彦議員が「令和3年度の予算編成と今後の基金収支の見通しについて」質問し、村長 伊藤浩一、企画政策課長 阿部真人、副村長 眞野智章、総務課長 中山誠が答弁しました。

質問者
森克彦 議員
答弁者
村長 伊藤浩一、企画政策課長 阿部真人、副村長 眞野智章、総務課長 中山誠

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 森克彦

一般質問を行わせていただきます。1項目3点の質問ということになっておりますが、まず、令和3年度の予算編成につきましては、財源不足を補うため、依然として、基金取り崩しに依存するものとなっています。令和2年度においては、普通交付税が当初予算比で、1億円ほど増加となったほか、新型コロナウイルスの蔓延により、さるふつ観光まつりなどのイベントの中止や諸議会の取り止め、さらには、国からの交付金による一般財源の振り替え等により、財政調整基金の取り崩しはゼロ円となり、財政状況は好転したような印象はありますが、基金全体においては、2億円の減額となっています。令和3年度予算も同様であります。これらを踏まえて、以下の3項目の質問をいたします。まず、1項目なのですが、昨年4月から行財政改革の専任職員を配置し、もうすぐ1年になろうとしています。定期的な会議を行っていると伺っておりますが、その中で、行財政改革の進捗状況はどうなっているのかお伺いしますということでお書きしましたが、村政執行方針の21ページに、行財政改革健全化計画ということで記載されておりまして、これは、今年度末で出来上がったということでしょうね。今日の日刊宗谷に、パブリックコメントの募集云々も書いておりました。その辺もありますが、とりあえず、この関係について答弁願います。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまの森議員の質問にお答えをさせていただきたいというふうに思います。現在の第3次行財政健全化計画が、令和2年度をもって終了となることから、令和3年度から、令和7年度までの5か年を計画期間とする、第4次強財政健全化計画の策定に向け、具体的な取り組み内容として、主に、6点を中心に作業を進めております。まず1点目に、職員一人一人の行財政改革への主体的な関わりを目的に、全庁的な取り組みとして、職員提案を募り、自らの発意による改革の提案を求めました。結果、個々の職員や各所属から、延べで100件の提案があり、有効な提案内容については、計画案に反映をしております。2点目としまして、効率的な作業を進めるため、行財政改革推進本部の下部組織である、行財政改革検討委員会に、3つの専門部会を設置いたしました。専門部会は、管理職を主体とした19名の委員を構成員として、延べで13回開催し、財政状況等の把握、職員提案の検証、補助金扶助費の点検、公共施設の課題及び今後の管理方針など、テーマを割り当てながら、情報共有と横断的な協議検討により、部会としての見解を、各担当部署や行財政改革推進本部へ提示しております。3点目としましては、扶助費及び補助金の点検を実施しております。制度ごとの判断材料の基となる点検シートを用いて、専門部会において、執行内容を客観的に分析した上で、部会としての見解を提示し、各担当部署における検討協議を経て、ヒアリングを実施し、改善等が必要と判断された制度については、予算案や計画案に盛り込んでおります。4点目に、公共施設の課題及び今後の管理方針の検討としまして、専門部会において、公共施設等総合管理計画個別施設カルテの総合的な検証を改めて実施し、部会として、評価、施設のあり方を取りまとめ、予算案や計画案に盛り込んでおります。5点目に、三役と課長職で構成する行財政改革推進本部の取り組みとしまして、専門部会からの提示事項の審議、計画に盛り込む具体的な取り組み事項の審議、第3次計画の取り組み状況の検証と進捗管理、第4次計画素案の審議など、6回にわたり開催し、第4次計画を2月上旬に確定しております。現在、第4次計画案に係るパブリックコメントを実施しており、今月下旬には、住民組織である行財政改革推進委員会へ諮問し、調査・審議を経て、答申をいただく予定となっております。以上です。

質問 森克彦

今月末までに、改革をまとめるということのお話ですが、では実際に、まだ実施はされていないと。計画に基づいての実施は、令和3年度以降ということでよろしいのですか。

答弁 企画政策課長 阿部真人

ただいまの質問についてお答えをさせていただきます。行革の計画については、令和3年度からという形になっているのですが、反映できるものについては、当初予算の中で反映しております。例えば、先ほどの村長の答弁からもあったとおり、職員提案の中でも、100項目の職員提案が上がってきたうち36項目。これについて、計画のほうに反映をしましたが、実際には、令和3年度からという計画ではあるのですが、その前に、反映できるものについては、反映させていただいております。以上です。

質問 森克彦

今、阿部課長の答弁で、計画で反映できるものを反映したというお答えでしたが、実際に、どのようなものが反映されているのか。それはお聞きできますか。

答弁 企画政策課長 阿部真人

ただいまの質問についてお答えをさせていただきます。令和3年度に反映したということで、まず、管内日当の廃止、また扶助費の整理及び廃案、また補助金の整理、合理化による行財政の健全化、公共施設マネジメントの推進、職員の定員の管理と給与等の適正化、郵便物の効率的な発送、また村議会の議案の配布の見直し、回覧等の紙媒体による情報発信の見直し。このようなものを、主に新年度に反映したということでございます。詳しい内容につきましては、例えば、扶助費の整理の部分については、要介護等の介護サービス利用支援手当の廃止と。補助金等の整理については、草地力アップの補助金ですとか、自治会連合会の補助金、交通安全協会への補助金、学校教育振興協議会の補助金の減額等々を反映しております。また公共施設のマネジメントの推進については、村営プール廃止、指定管理料の見直しを行っております。以上です。

質問 森克彦

今、何点か列挙していただきましたが、その中で、一番大きそうなのは、せいぜいプールくらいですね。あと、日当の話。これは条例改正でありましたから、分かりましたけれど、そうそう大きな金額にならないのではないかと。勝手な推計ですが、そういったふうに思います。そうした中で、執行方針にも書かれておりましたが、現在の財政運営、これは健全だと思っていますか。その辺をちょっとお聞きします。村長。

答弁 村長 伊藤浩一

令和3年度については、村税が減収になるという部分については、いろんな状況の中で、増減はするかと思いますけれども、入ってくるものと出ていくものと、きちんと精査をしながら、予算を編成していかなければならないというふうに思っておりますけれども、現在としては、極力、財政調整基金に手をつけることなく、取り組んで予算編成をしてきたつもりではありますけれども、やはり、やらなければならない事業については、しっかりこれを進めていかなければならないという観点に立ちながら進んでおりましたので、健全化かと言われれば、今のところは、しっかりと健全経営でやっていきたいというふうに思っております。

質問 森克彦

今、私が聞いたのは、財政運営が健全かと聞きました。健全運営をやっていきたいという答えですが、実際、本当に健全だと思うのか思っていないのか、その部分をお聞かせください。

答弁 副村長 眞野智章

ただいまのご質問にご答弁をさせていただきます。現在、本村の財政運営の現状の部分をちょっと話をさせていただきますけれども、やはり、地方交付税の一般財源については、近年、減少傾向にあると。その中において、やはり、今回の新型コロナウイルス感染症の影響、あるいは今後、予定される大型建設事業など、老朽化が進行している公共施設の維持管理・除却など、増大する経常経費を考慮すると、相当、財政運営は厳しいという見通しを持っているのと同時に、やはり、基金を入れなければいけないところというふうになると、議員おっしゃるとおり、健全ではないのだろうなというふうに思っております。以上です。

質問 森克彦

なんか話を聞いていると、ずいぶん無責任な答弁ですよね。健全か健全ではないか、この二択ですよ。それを、なんか人ごとのような答弁しかできない。それはいいとして、進捗状況等をお聞きしました。財政において村税が減る。それは、もう見えていることですね。ただ、村税が減ったとしても、75%分は補填されるわけですよね。ですので、特別、2億円、3億円減れば別ですが、当初予算比でいくと、1億円くらいの減で見込んでいるはずですね。ということは、足りなくなるのは2500万円程度。その程度です。それが、大きいか悪いかは別として、その程度だと思うのですよ。これは、昔からずっと、ここ8年くらい同じようなことを言っていますが、財政調整基金云々、これは、もう聞き飽きていると思いますから、とりあえずは置いておきます。それで、改めてお聞きしますが、行財政改革。これは、何を目指してやっているのか。例えば、財政調整基金に依存しない予算執行。例えば、ふるさと応援基金。これは、ふるさと納税という形で、猿払村に寄附をしていただいた。それを一旦、基金に積んで使っているということで、ある意味、税金で入ってきたのと同じ考えですよね。ただ、実際に1億5千万円程度、せいぜい、1億8千万円くらいの基金の積み増しになると思うのですね。令和3年度でいきますと、1億5300万円、令和2年度で1億8500万円、この程度が基金に積まさるということであれば、この程度までは取り崩しても、財政に影響がないのではないかと。そういった部分を目指しているというような行財政改革をやっているのかどうか。その辺をちょっと答弁願います。

答弁 副村長 眞野智章

ただいまのご質問にお答えをさせていただきます。基金をやみくもに取り崩すつもりはありませんし、行財政改革の部分については、やはり、村民の安心安全、あるいは、生活の利便性などを考えた中で、行財政改革をしっかり考えていくと。その中で、当然、財政運営も出てきますから、やみくもには取り崩せないというところもありますし、もちろん、歳出削減も大事ですけれども、歳入として、制度がある以上は、ふるさと寄付金。いわゆる、村のPRを兼ねた形の中で、財源を確保していくというかという形で、歳入面については、当然、出てくるでしょうし、歳出面については、先ほど申し上げたとおり、やはり村民の生活を重視しながら、削減できるものは削減するという意味で、行財政改革の実行には取り組んでいるつもりでおります。以上です。

質問 森克彦

村民の生活を守る。これは第1点ですよね。でも、そのためには財政ですね。財政がしっかりしていないと継続できない。その辺が、全然分かっていない。ちなみに、何年かで結構ですけれど、財政推計というのはできているのですか。

答弁 総務課長 中山誠

私のほうからお答えを申し上げます。財政推計につきましては、令和6年度までの推計ということで、最新のものがございます。以上です。

質問 森克彦

財政推計は、令和6年度までできているということでありますが、行財政改革検討委員会、こういった中にも、その財政推計は示されているのか。その辺をちょっとお伺いしたいと思います。

答弁 企画政策課長 阿部真人

私のほうから答弁をさせていただきます。住民の行革検討委員会に、示されているかという質問かと思うのですが、それについては、まだ今月末ですので、そちらのほうは、あくまでも今回については、行革の計画のみの説明ということになります。ですから、住民のほうには、シミュレーションを含めて、そちらのほうには、説明をする予定はございません。以上です。

質問 森克彦

行革推進委員会のほうには、財政推計が示されていないと。ちょっとおかしくありません。財政推計に基づかずに、行革なんてできるのですか。そもそも、私がちょっと思ったのが、以前は、行革は総務課でやっていましたよね。それがいつからか、私がしっかり見ていないから分からなかったのでしょうけれど、企画政策課でやっている。ちょっと違うのではありませんか。財政があって行財政改革。それは、一体のものではないかと。企画政策課というのは逆ですよね。それこそ、建設事業なり、そういった事業を取りまとめて、これならやろうですとか、どちらかというと、財政を無視すると言ったらおかしいですけれど、財政をあまり考えないで、企画立案するというのが、企画政策課の仕事ではないでしょうかね。財政がこれしかないから、ここまでの事業でやめよう。これ以下の事業に抑えようという形にはならないですよね。何とか財政サイドに、金が足りないのであれば、何とかしてくれというような事業にもっていくという。そういったやり方が、行政のやり方だと思うのですね。その辺を、ちょっと私はおかしいと思いますが、どう思っています。お答えください。

答弁 副村長 眞野智章

今のご質問にご答弁させていただきたいと思います。機構の関係だとは思いますけれども、基本的には、事業をやる上で、企画政策課は立案をして、そして、各課からも企画立案をするわけでございます。その中で、当然、財政への補助金を含めた、いろんな形を模索するわけでありますけれども、その部分については、企画政策課、総務課で連携をしながら現在も行っておりますし、いろんな補助金を含めた情報というのは、企画政策課にも、相当集まってきている問題だというふうに思っておりますので、どこが仕事として適正なのかというところについては、連携しながらやっておりますので、今現在としては、行財政改革の担当部署としては、企画政策課で大丈夫であるというふうに思っております。

質問 森克彦

機構に関しては、これ以上言っても仕方ないと思いますので、ただ、最低限、行財政関係改革を考えるには、将来的な財政推計、これに基づいてやらなかったら、やる意味がないと思うのですね。その辺はとりあえず置いておきます。次の質問に移ります。福祉のまちづくり基金がなくなることから、令和3年度においては、令和2年度において取り崩し予定としていた基金、それと同額以上の財政調整基金の取り崩しがされると予想していたのですが、実際、本年計上は、7千万円の計上となっています。今後の基金収支の見通しも踏まえ、その要因をお聞きします。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。財政調整基金と福祉のまちづくり基金を合わせて比較しますと、令和2年度当初予算額3億3100万円に対し、令和3年度当初では、7300万円の計上となり、差し引き、2億5800万円の減額となっております。福祉のまちづくり基金につきましては、議員のおっしゃるとおり、令和3年度をもって残額がゼロとなる見込みであるため、当基金を財源としていた社会福祉法人猿払福祉会に対する運営費補助金9300万円については、新年度は、ふるさと応援基金へ財源を振り替えて、計上しております。この部分を除くと、実質的には、1億6500万程度の減額となります。また新年度予算においては、村税収入の減少を大きく見込んでおりますが、村税に、地方交付税や地方贈与税等を加えた計上一般財源に係る対前年度比較では、合わせて6900万円程度の増額を見込んでおります。よって、これらを合わせた、歳入一般財源等の総体では、9600万円程度が減額となります。一方で、歳出では、普通建設事業費を除く総額で、前年度比1億1800万円程度が減額しており、特に、人件費や補助費等で、減額幅が大きくなっております。単純計算にはなりますが、これらの影響が、財政調整基金取り崩し額の当初計上額の減少に繋がっているものと分析をしております。

質問 森克彦

大雑把なからくりは分かりました。それで、令和3年度予算編成において、交付税の確定後に補正をしたような事業があるのか。それと、保育所の改修実施設計が組まれております。この建設は、令和3年度に行うのか。それとも令和4年度に行うのか。2点になりますが、その辺をお聞きしたいと思います。

答弁 総務課長 中山誠

お答え申し上げます。すいません、確認なのですが、令和3年度の現時点で、補正計上を予定しているものについての問ということでよろしかったですか。現時点で抑えている部分でございますが、大きなものとしては、国の3次補正で計上になっております、新型コロナの交付金事業関係ということで、5千万円程度を猿払村に交付されるということで、事業費ベースとしては、6千万円程度の補正計上を見込んでおります。内容については、これから精査することになっております。その他、大きいもので申しますと、鬼志別知来別線の冠水対策ということで、起債の計画の関係もありまして、当初では、計上を見送っております。その他、補正計上といたしましては、大きなものとしては、その程度かと思います。あとは、今年のコロナ禍の影響ということで、各事業が中止になっております。基本的には、このままの状況が続けば、計上というか実施は難しいのかなということになろうかと思いますが、情勢が仮に変わったとした場合に、実施の余地があるというところで、計上を留保しているものもございます。その辺ははっきりしておりませんが、例えば、当初見送りにしたものといいますと、生涯学習講演会の関係ですとか、村民音楽会。あと、保育所で予定しています子育て講演会ですとか、もう中止で決まりましたが観光まつり。そういった各種事業が中止になったということで、観光まつりについては、補正計上はもうないということになりますが、ほかの事業者については、若干、補正計上の含みはあるということで、理解をいただければと思います。したがいまして、おおよその補正計上額としては、諸々積み上げますと、9千万円ぐらいになろうかということで、現在把握をしております。

答弁 副村長 眞野智章

もう1つ質問があったと思いますけれども、保育所の関係でございますけれども、今回、実施設計費が、当初予算に計上になっているということで、計画としては、床の部分の補修をしなければいけないというような形の部分で、危険性も含めた形の中では、令和3年度に工事を着手したい。あるいは2か年に分けて、金額が出た段階でもありますけれど、令和3年度、令和4年度の2か年に分けて工事改修をする。あるいは、令和3年度の単年度でするというのは、これから判断したいと思います。以上です。

質問 森克彦

今の副村長の答弁によりますと、保育所は床等の改修であって、増築等ではないということでよろしいですか。

答弁 副村長 眞野智章

お答えさせていただきます。床あるいは一部、浜鬼志別保育所と合併になる部分がありますので、給食を食べる部屋とかが少し手狭になったり、保育室の利便性を考慮した形の中で、保育室ですとか、給食室ですとか、廊下ですとか、そういうところを一部、改修をしようというふうに思っています。以上です。

質問 森克彦

前に聞いた話ですと、保育所を合併するということにより、手狭になると。それで、増築するような話をちらっと聞いたような気がするのですよね。今のお話ですと、給食室等の一部改修というようなお話でした。実際に、増えるから手狭になるだろうなということは予想できていましたが、今の答弁で、令和3年度にできればという話だったので、そのほうが、園児に対してはいいことだと思いますし、やるなら早めにやったほうが良いのではないかと私は思います。ただ、そうなると、またここで起債が増えるのですね。こういった部分で、先ほど、総務課長の答弁にもありましたコロナの交付金。これは交付金で入ってきますから、大して一般財源の持ち出しはないですけれど、鬼志別知来別線、これについても、補助金なり、これも起債ですか。そのほかにある小さい部分、そういった部分の積み上げの総体で9千万円。ここまでいくかどうかは分かりません。でも、その分についても、当然、いくらかの財源はついてくる。交付税が、最終的に7月にならないと確定しないと。予算対比でも、前年度と同額程度計上していると。昨年よりも村税が減っているという中で、去年並みの交付税、これは確保できるのではないかと思うので、その辺は何とかなるかと思いますが、とりあえず、その辺は分かりました。この部分もとりあえず置いておきます。3点目の質問。令和3年度では、元金償還に対し、3億円を超える起債発行が計上されています。これは、単純に借入対償還ですね。この差額が3億円ということです。また翌年度以降の起債の発行に繋がる予算が計上されていますが、今後の起債残高の見通しをお伺いしたい。とりあえず、令和3年度については、予算の範囲内で分かっております。この後、補正計上される部分。これが、先ほどの部分である程度推計できますが、令和4年度以降において、どのような状況なのか。今から答えられないとなればそれまでですけれど、その辺で答えられる範囲でお答え願います。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいというふうに思います。その前に、2番目の質問の中で、保育所の増築というご質問でしたので、副村長のほうからは、内部改修という部分で答弁をさせていただきました。あくまでも増築ではなくて、保育所が統合されるということで、手狭になるということで、今現在、学童が使っている部屋がありますので、そこのところも、今後、見直しをかけて、新たにまた学童の児童館になるのか、いろんな学童の施設というのを、改めて新築という形の中で、今現在考えております。よろしくお願いいたします。それでは、3番目のご質問にお答えをさせていただきたいというふうに思います。現在、議員がおっしゃるとおり、令和3年度予算における公債費の元金償還額は、5億1240万円に対して、起債発行額は、8億3890万円を予定しており、差額3億2650万円の起債残高の増加が見込まれております。さらには、先ほど、総務課長からも話がありましたけれども、補正予算で計上しております鬼志別小学校グラウンド改良事業についても、繰越明許費での執行を予定しており、その財源となる起債発行予定額9860万円が、令和3年度末残高に加算されますので、現状では、4億2510万円程度の残高が、増加するものと見込んでおります。令和2年度3月補正後予算において、起債発行を予定する事業が、延べ25件であるのに対し、令和3年度当初予算では17件となり、起債事業数は減少しているものの、防災行政無線整備など、1件当たりの事業費が大きいことが、起債発行額が増加する要因であると分析をしております。議員ご質問の、今後の起債残高の見通しについてでありますが、第7次総合計画実施計画案を基にしますと、令和3年度末が、56億7千万円。令和4年度末で、60億4800万円。令和5年度末で、66億1100万円程度とそれぞれ推計しており、わずか2年で、残高が9億円以上増加する形となっております。増加となる要因としましては、小学校の長寿命化改修や給食センターの改築など、教育関連施設を中心とした大型事業が控えていることが挙げられます。これらの事業は、住民生活に直結するものであるため、起債発行額の圧縮には限界もあると考えますが、公債費の増加が、財政の硬直化を招く要因にもなりますので、各年度の予算編成時において必要な精査を行いながら、財政運営に当たっていく必要があると考えております。以上です。

質問 森克彦

今の村長の答弁で、給食センター等に触れられましたが、実際に、給食センターや児童クラブ、この2施設は、令和4年度建設になるのかなと思っていますが、実施に、どの程度までの予算規模になるのか。その辺を、今、分かっていたら答弁願います。

答弁 総務課長 中山誠

お答え申し上げます。給食センターにつきましては、もちろん概算ではありますが、工事費として、7億5千万円。実施設計費として、3千万円を見込んでおります。なお実施予定については、実施設計は令和4年度。本工事は令和5年度と予定しております。それから、児童クラブの新設につきましては、令和3年度当初予算で計上させていただいておりまして、施工については、令和4年度を予定しております。当然、これから実施設計を進めていく中で、詳細の事業費がはっきりしてくるわけでございますけれども、今時点での概算事業費としては、約1億円程度と見込んでおります。以上です。

質問 森克彦

今の総務課長の答弁では、児童クラブは令和3年度の実施でしたか。令和3年度に、実施設計が組まれているのではなかったのですか。ということは、建設は令和4年度。今、令和2年度、令和3年度と言いましたよね。違いましたか。失礼、聞き間違いです。当然、その分の起債が増えるというような形ですね。そのほかにまた、いろんな各種事業が出てくるということで、起債の借り入れは、償還を下回ることはないというふうに考えてよろしいですか。

答弁 総務課長 中山誠

先ほど、村長の答弁で申し上げましたとおりの残高を、現時点で見込んでおります。議員おっしゃるとおり、とりあえず令和5年度、令和6年度の財政推計を基にいたしますと、どの年度も、元金償還額を借入予定額が上回るという見通しに現在なっておりますので、残高については、現状の把握している範囲では、令和6年度までは増加するという形で、現在、見込んでおります。

質問 森克彦

先ほどまでの答弁で、令和5年度で、66億円くらいの残高になるということでございますが、そうした中で、一つ私が気になっていたのは、平成30年度に、村債の借り入れは、3億4千万円ほど突然減ったのですね。平成26年度から、ずっと起債残高をチェックしておりまして、そのときに、平成30年度で、3億4千万円消えたということで、ちょっと事務局のほうに確認をしましたら、楽楽心分が振り替えられたと。当然、借り入れは、一般会計で借り入れていましたよね。それが突然、楽楽心に、介護サービス事業のほうに振り替えられたと。この分が残っていれば、まだ、その分の残額が8千万円くらい残っていると。当然、その分を増えたというふうな解釈になりますよね。実際に、令和元年度から、介護サービス勘定のほうで決算が計上されているというような部分になっておりまして、言うなれば、公債比率をあたかもこれで引き下げたというような、そんな印象も受けないことはないのですよね。もし、古い話で申し訳ありませんが、介護サービスに振り替えたのかという。借り入れは、一般会計で借りていますからね。その辺の経過が分かれば、ちょっとお願いします。

答弁 総務課長 中山誠

お答え申し上げます。確かに、議員がおっしゃるとおり、建設時は一般会計で、過疎債ということで借り入れを行っておりまして、総額7億1600万円程度ということで、起債を起こしております。施設の運営をするのに当たりまして、振興局とも協議をいたしまして、あの施設については、小規模多機能居宅介護施設という部分と地域交流施設という部分がありまして、小規模多機能の部分については、いわゆる介護サービス事業勘定で行うということになっておりまして、地域交流事業については、一般会計事業ということで整理をしております。その中で、そこの案分については、面積案分を行うということで協議をして、整理をいたしましたので、借り入れ時点では、まだ施設が始まっていませんでしたので、一般会計で起債を起こしたということで、施設運営時に際しまして、50%相当を特別会計に振り替えたということでございますので、決して、公債費の見た目を操作するといった意図はございませんので、そこだけは、ご理解いただきたいと思います。

質問 森克彦

それでは、再度進めていきたいと思いますが、ここまで、1から3に基づいてやった部分と重複する部分も出てきますが、その辺は勘弁願いまして、質問を続けさせていただきます。令和2年度当初予算では、基金の取り崩し総額を6億3千万円ほど計上していましたが、本議会資料の当初予算の概要では、令和2年度末の見込みとして、4億4千万円まで減少しています。1億9千万円ほどの減少となっていますが、これは何度も言いますが、交付税の増額。それから、コロナ禍による各種事業の廃止。そういったもの、または国のコロナ対策に係る交付金の振り替え。そういった部分であり、決して緊縮財政によるものではないと。いずれ、コロナは終息するとした場合、そのときに、財政調整基金はどの程度の取り崩しになるのか。令和4年度以降になるかと思います。その辺の見通しは立っておりますか。当然、財政推計もされていると思いますので、その辺でお答え願えればと思います。

答弁 総務課長 中山誠

お答え申し上げます。財政調整基金の見通しということでございます。財政推計は立てております。先ほど、財政推計に基づいて、積算をしておりますけれども、あくまでも現状の推計ということになりますけれども、令和3年度、7千万円を当初予算に計上済みということになっておりますが、令和4年度は、約2億円。令和5年度は、約1億8千万円。令和6年度には、2億3千万円ほどの現時点での取り崩しを見込んでおりまして、これらを取り崩しますと、令和6年度末残高としては、6千万円程度ということで、推計をしているところでございます。

質問 森克彦

今の答弁ですと、令和4年度で、2億円。令和5年度で、1億8千万円。令和6年度で2億3千万円ですか、この程度が見込まれているという部分。こうした中、JR基金。これは、令和3年度の見込みでいくと、あと2年ほどでなくなりますよね。ただ、令和6年度はその分も入っているのかな。2億3千万円ということは。その辺はどうでしょう。

答弁 総務課長 中山誠

お答え申し上げます。JR基金でございますが、令和2年度末が、1億600万円ほどの残高を見込んでおりますが、令和3年度は、4千万円ほどの取り崩しを見込んでおりますので、令和3年度で、6400万円程度の残高となり、同じような金額で、令和4年度、令和5年度といった場合には、令和5年度で基金が枯渇してしまうということになってしまいます。したがいまして、令和6年度以降については、現状の体制といいますか、現状のバスの運行体制が継続するならば、その部分は必然的に、財政調整基金のほうに降りかかるというふうになろうかと思います。

質問 森克彦

さっきの答弁で、やすらぎ苑の補助金については、ふるさと応援基金、こちらから取り崩したというような答弁でございましたが、かなり、ふるさと応援基金をなんでもかんでも取り崩しているというような状況に見えますよね。ましてや、病院会計にしましても、年々増えていくと。そうした中、この程度の取り崩し、ふるさと応援基金、これは、毎年1億5千万円以上は入ってくると仮定したとしても、今の情勢でいったら、下手したら、ふるさと応援基金も取り崩してしまうのではないかと。そしたら、もっても令和4年度、令和5年度、令和6年度。令和7年度は非常に厳しい。ですが、ほかの基金を取り崩すということはできない。何度も言っておりますが、その辺をしっかり考えて、行財政運営をやっていただきたいのですよ。そのために、しっかり行財政計画を作って実施をすると。やるやると言いながら、大したことはやっていないような気しかしないのですよね。ほんとに、思い切った改革をやろうという気はありますか。何か、その財源を一気に減らさないというか、そういった考えは、そこにお座りの理事者の方はお持ちですか。お答えください。

答弁 村長 伊藤浩一

令和3年以降も引き続き、しっかりと行財政運営には、私たちも危機感を持ちながら、進めていかなければならないというふうに思っております。ただ、今後も公共施設等も含めて、大改修、それから、新築等もどうしてもやらなければならない大型事業もあるというのも理解していただきたい。ですから、その中で、いろんな財政的なことも鑑みながら、平準化をして取り組んでいかなければならないというふうに思っております。過去から、いろんな形の中で建物が建ってきた中で、どうしても、今現在、老朽化も見込まれて、いろんな施設が使い勝手が悪くなってきた、もたなくなってきたというところも、議員もご承知のことと思いますけれども、ただ、全てが起承転結で、1自治体がやっていけるものではないというふうに思っています。ですから、近隣の市や町のお力もお借りしながら、できるところは、そういうところの手助けも借りながらやっていきたい。ただ、この猿払村に、絶対なくてはならないものについては、取り組んでいかなければならない。その部分については、我々、危機感を持ちながら、どういう建物がいいのか、どういうものがいいのかということもしっかりと検討しながらやっていきたいというふうに思っております。決して、令和6年度、令和7年度で、猿払村を左前にするわけにいきませんので、その部分については、我々も危機感を持ちながら、取り組んでいきたいというふうに思っております。

質問 森克彦

今と同じような答弁、何度も聞いています。実際に、これも言ったら、令和7年度は取り崩す基金はもうないのですよ。そのためにも、何をしなければならないのか、おのずと分かるでしょう。ちなみにお聞きしますが、村長は行政マンなのか、それとも政治家なのか、どちらでしょう。お答えください。

答弁 村長 伊藤浩一

政治家だと思っております。

質問 森克彦

悪いですけれど、全く違う答弁が返ってきましたね。本来、市町村長が政治家であられるわけはないでしょう。昨年11月に、札幌の元市長、桂信雄さんが亡くなられてますよね。彼に対する評価というのは、偉大なる行政マンですよ。元北海道知事の堀さんも、行政マンとして自分のことを言っています。そうした中で、何が政治家ですか。何年か前に、ここで、私は政治家ですと豪語した方がおります。おかしいではないですか。そんな考えでいるから、ろくな行政運営ができないのですよ。その辺は分かりました。いいです。何年前でしたか、2~3年前にこういった質問をして、借金云々というお話をしたら、総務課長でしたよね。借金という要素もあるが、世代間の負担公平の意味合いもあるというような言い方もありました。それが、借金が同程度いくなら、それはまたそれで良いと思うのです。年々増えていくと、それは単なるツケの先回し。それしかないのではないですか。後年度の負担がどんどん増えていく。その辺は、ほんとにそう思っていますか。ちょっとその辺をお伺いしたいと思います。

答弁 総務課長 中山誠

お答え申し上げます。今までの質疑の流れで、ここ数年間、起債残高が増えていくというところで説明をさせていただいておりますけれども、当然、財政部局といたしましても、好ましいことではないというのは、もちろん重々承知しております。ただ、その一方で、村がある以上、工夫をしながら、起債も起こしながら住民生活を守っていくというための事業をしていかなければならないというところも一方でありまして、そこは相反する部分ではあるのですけれども、そういった中で、起債が増えてくというところ、昔の話を出すとちょっとあれなのですけれども、令和2年度末の決算見込みでいいますと、起債の残高が52億円程度ということで見込んでおりますけれども、かつて、平成15年ごろでしたと思いますが、起債が80億円とか超えていた時期がありまして、そこから、相当減らしてきたというところになっております。波ができるだけ少ないのが理想ですし、上がって下がったりが激しいというのは、財政運営上、好ましいことではないのでしょうけれども、やはり、一時期そういった事業の抑制をしてきたところで、後回しになって積み重なってきたというところも感じておりまして、そこら辺は村がある以上、住民生活を守る以上、やむを得ない部分もあるのかなというところと、当然、財政規律も守っていかなければならないという部分で、葛藤が私自身ございますけれども、また借り入れに当たっては言うまでもないですが、過疎辺地等の交付税措置に有利な起債でなければ、極力、事業をしないというようなところでも徹底している部分もありますので、できるだけ、将来に負担残さないような財政運営に、今も努めているつもりではありますし、今後も、その考えは変わらないということで申したいと思います。

質問 森克彦

今、将来云々と言いましたが、現実に借金は増えています。平成15年に、80億円。その当時、何をやったのかといいましたら、分かっていますよね。当然、その当時から3億円等の借り入れに対して、7億円の償還に充てたと。そういったことで、3億円程度ずっと減らしていった。なおかつ、その辺から、確か交付税が良くなったはずですよね。あと、民主党政権に移って、その前が小泉政権のときに、三位一体で交付税がガンガン減らされたという中で、民主党政権で復活した。それが、ずっと続いてきたのですが、そのお金で、財政状況も好転したというのは、その辺は、総務課長は覚えていますよね。ただ、今後において、交付税は増えるかといったら、そうそう増えないだろう。増えても、交付税の償還に充てる7割ですか、それが増えていくという。国が特別な面倒を見てくれれば借ります。その程度しかないのではないかと思っています。確か昨年度、国勢調査をやられましたよね。まだ、人口の確定はされていないと思うのですが、これが、その後の交付税に反映されるということになりますが、その人口が反映されるのは、いつからなのでしょうかね。分かります。

答弁 総務課長 中山誠

お答え申し上げます。昨年の国勢調査の人口については、まだ公表されていないかと思います。公表時期は、はっきり私は把握しておりませんけれども、基本的には、令和3年度の普通交付税から、その数値が用いられるということで情報は入っております。

質問 森克彦

たまたま、昨日の日刊宗谷で、管内の人口動態が出ていましたよね。これは、1月末の部分ですから、実際に、5年でどれだけ減ったのかという推計はできませんけれど、管内平均で、1.8%の減。猿払村は、2.1%の減。管内でも、2.1%を上回っているのは、枝幸町と礼文町。これが2.2%かな。0.1%が上回っているというマイナスですね。どこも減っています。当然、猿払村も、今後も増えることはないと思うのですね。そうなると、交付税に反映される人口数、これはどんどん下がっていく。国全体で下がりますから、そんなに影響がないかと思いますが、交付税は、早々変わらないかと思いますが、増えることはほぼほぼないと思います。私が勝手に思っているのですけれどね。それから、国の赤字国債、これらの990兆円。この程度あると思っていたのですが、国は、いくら借金しても良いのですね。国は、お金を印刷できます。ある学者によれば、ハイパーインフレになる寸前まで、お金をどんどん発行すれば、借金なんていくらでも返せるよというお話を聞いたことがあります。しかし、村はそんなことできませんよね。ましてや、デフォルトなんてできない。ですから、増え続ける償還に対して、本当に、令和7年度以降、財政は持ちこたえられる。本当にそう思っています。財政として、予算編成ができるか。お金がなかったらどうするのですか。起債を借りても、その事業にほとんど充当されますよね。楽楽心の運営、病院運営、やすらぎ苑、こういったところの繰出金。これは、どこから出すのですか。何かいい考えはおありですか。あればお聞かせください。

答弁 村長 伊藤浩一

今、述べられた3点の施設については、私は、猿払村にはなくてはならない施設だというふうに思っております。もし、福祉のまちづくり基金等、枯渇がするという状況でございますから、その部分については、一般財源の投入等も検討しながら、しっかりと今の3施設については、維持管理・運営をしていきたいというふうに思っております。

質問 森克彦

私も、今の3施設はいらないとは一言も言っておりませんし、今まで基金を取り崩して、充当しているということは、一般財源から持ち出せないからですよね。その基金がなくなって、一般財源から持ち出すとなれば、その一般財源は、どう穴埋めするのです。3億円になりますかね。もっとなりますか。そのお金はどこから出るのですか。打ち出の小槌でもお持ちです。1つありますよね。2つくらいありますか。今のふるさと納税。これを6億円、7億円、10億円くらい集めるという。それが可能であれば、その辺は可能になりますよね。あとは、言わなくても分かると思いますが、10億円が入ってくるという、そういった道がありますけれど、あり得ませんね。これもね。実際、どこからお金をお出しになるのかお答えください。

答弁 村長 伊藤浩一

病院については、しっかりと今後、この病院の形でいいのか。有床の診療所にするのか、無床の診療所にするのかを、検討をしていかなければならないと思っています。そのために、病院として収入の増を目指す。それから、歳出の減を抑えるという形の中で検討していかなければならない。これは、住民等の意見も聞きながら、検討していかなければならないというふうに思っております。また、やすらぎ苑等については、現在9700万円、毎年約1億円近い繰り出しをしております。この部分につきましても、しっかりと収入増の事業展開をしていただくような形の中で、何とか一般会計からの持ち出しを少なくしていきたいというふうに考えております。また楽楽心の部分についても、ケアマネの手も含めた健康管理、それから介護予防等に力をしっかりしていっていただいて、医療費と介護予防費の介護保険料等も下げていけるような形で、やっていきたいというふうに思っております。財源については、その時々の事業の精査をしっかりしながら、この施設については、必ずやっていかなければならない事業ですから、ほかの事業も考えながら、そちらのほうにしっかりと充てがって、財政を補填するような形の中で、運営をしていきたいというふうに思っております。

質問 森克彦

いろいろ、あれもやるこれもやるとおっしゃっていますが、それで、どれだけの財源が出てくるのでしょうか。全くその根拠も示せないでしょう。それが政治家のやることですか。最後になります。一つだけお聞きします。現状の財政運営において、福祉のまちづくり基金がなくなるなど、先の見えない状況となっています。その最大の要因は何か。村長、認識していますか。今の財政運営、非常に良くない状況ですね。はっきり言って悪いです。この財政運営状況に至った最大の要因、それは何かと聞いているのですよ。

答弁 副村長 眞野智章

ご答弁させていただきますけれども、基本的には、最大の要因としては、交付税の減額ですとか、国の補助制度のいろいろな制度の見直しにより、このような状況になっているというふうに、認識はしております。

質問 森克彦

今の副村長の答弁では、交付税が減ったことが最大の原因ですというような答弁でございますが、私もしっかり調べておりませんが、実際に、交付税はどの程度の変動があったのでしょうね。私が思うに1点として、楽楽心の建設、これが一番の原因ではないかと思うのです。できた当時から、福祉のまちづくり基金をどんどんつぎ込んでいる。実際に、村からの繰入金。これが、操り出し基準とかいろいろあってのこととは思いますが、最初が8千万円でしたか、それから1億6千万円前後。令和3年度は、ちょっと落ちるみたいですけれど、その程度、繰り出していると。その財源として、ほとんどが福祉のまちづくり基金、これらが使われてきたというのは事実ですよね。その辺、認識ありません。先ほども、やすらぎ苑云々、楽楽心云々と言われましたが、収入を上げる。どちらかというと、私が思うには、足の引っ張り合いをしているのではないかと、一部、競合する部分がありますよね。そういった部分があるのに、収入を増やす。どの程度できるかは分かりませんが、これから、高齢者はどんどん増えるかもしれません。でも、それ以上に経費がかかるわけですよね。ですから、簡単に収入を増やす、そんなこと言わないほうがいいと思います。とりあえず、今言った楽楽心が、一番の原因なのではないかという、その部分に対して、お答え願いますか。

答弁 村長 伊藤浩一

今、議員のご質問にお答えさせていただきますけれども、財政的な部分からいって、楽楽心の建設が失敗だったのではないか。いらなかったのではないかというようなご質問でございますけれども、ただ、その部分だけではなくて、そこを利用されている多くの方々がいるわけですよ。介護ですとか、認知ですとか、いろんな方々がそこに利用されています。その方々が、地元で利用できなくて、ほかの地域に行って、介護をされるという方々がいるわけですよ。現状として、自分たちの親は、極力、自分たちで介護、面倒を見させていただきたいというのが僕の方針です。ですから、やすらぎ苑や病院に入る場合の予防策として、小規模多機能型居宅介護として、ワンクッションを置いて、そして介護度を上げないで、何とか元気で、寿命を全うしていただきたいという思いがあります。確かに、建てた部分、運営していく多分については、お金はかかります。その部分については、私が進める介護ですとか、医療ですとか、保健ですとか、そういう部分については、しっかりやらせていただきたいというふうに思っておりますので、私は、決して失敗だったというふうには思っておりませんし、今、そこで担当している職員についても、一生懸命努力をして、取り組んでいっていただいているというふうに思っております。

質問 森克彦

ですから、私は、職員云々なんて一言も言っていないではないですか。そんな言い方もないのではないですか。そもそもの根本的な間違い、当然、介護云々、そういった部分も必要です。それについては、保健センターがあったという。保健センターで対応できない部分はかなりあったと思いますが、果たして、結果論です。言うこと分かりますよね。結果論として、今の逼迫する財政状況になった一因、その1つですと言っています。あと公債費比率。これも令和元年度で、前年比0.7ポイント増えているのですね。これが、3か年平均で、いきなり0.7増えたということになると、この先、まだまだ増えますよね。25%を超えることはないと思いますが、決して良い状態ではない。これは明らかです。令和7年度、この先、本当に笑っていられますか。答弁願います。

答弁 副村長 眞野智章

ご答弁をさせていただきます。最初に申し上げましたけれども、危機感を持って、行政運営しているつもりです。決して、笑って行政運営をするつもりはございません。さらに、10.4実質公債費比率も、やはり頭に入れなければいけないというのは、当然、私たちも分かっておりますし、その部分で、平準化も含めてしていかなければなりませんし、今の財政推計についても、今後の大きなものも含めて、どうするかというのを、総体全部が入っているのが今の財政推計でございますから、それも含めて、何を残すかというところも、もう一度、行政側もそうですけれど、議会の議員の皆さんにもお示しをして、両方で検討をしていかなければいけないというふうに考えていますので、よろしくご理解をお願いしたいというふうに思います。

質問 森克彦

副村長の答弁ですと、私の言ったことを誤解しているように思いますね。笑いながら行財政運営をやっているという意味ではなくて、令和7年度には、うまく財政運営ができているねと、そういった意味の喜び、そういった意味での笑っていられるようにという言い方をしたのですね。誤解しないでください。何かにつけて、ご理解とご協力と言いますよね。それができないから、こうやって一般質問で言っているのですよ。答弁でそのような言い方はしないほうが良いと思いますよ。これ以上言っても、だんだん熱くなってくると思いますので、今日は冷静です。とりあえず、ここまででやめておきます。だんだん腹が立ってきたので、とりあえず、この辺で質問を終わります。

出典:猿払村議会 令和3年第1回定例会 2021年3月9日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる