猿払村議会 令和2年第1回定例会 2020年3月10日
最終処分場の延命について
2020年3月10日、猿払村議会の一般質問で、小山内浩一議員が「最終処分場の延命について」質問し、村長 伊藤浩一、住民課長 坂本秀喜が答弁しました。
- 質問者
- 小山内浩一 議員
- 答弁者
- 村長 伊藤浩一、住民課長 坂本秀喜
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 小山内浩一
また次に2項目。これも非常に予算が厳しい施設ではあると考えます。一般廃棄物最終処分場施設について、お聞きしたいと思います。現在、使用中の一般廃棄物最終処分場が平成30年度に行った調査で、令和6年度で処分受け入れが限界になることが昨年報告されました。個別施設計画の中でも、総事業費が12億円を超えるという予算規模になってます。また計画では、令和2年度に1千万円の予算で、基本計画設計を行うことになっておりますが、計画の進捗状況、新年度予算には計上されてないと私は理解しました。進捗状況についてお聞きしたいと思います。
答弁 村長 伊藤浩一
ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいというふうに思います。現在の一般廃棄物最終処分場におきましては、これまで2度にわたって実施した残余容量調査では、平成27年度の調査では、令和7年2月まで、平成30年度の調査では、令和6年11月で受け入れ量が限界になるとの結果でありました。平成27年度の調査以降、令和6年度中の新施設の供用開始を目指し、防衛省や環境省補助事業の実施に向けた協議を行っておりますが、村が示したスケジュールでの採択は厳しいとの返答でありました。この返答を踏まえ、現処分場の利用期間の延命化を図るため、本年度に場内の金属粗大ごみのリサイクルや可燃粗大ごみの焼却処分場への搬出を実施したところであり、その成果と今後も同様の搬出を行うことを前提とした、残余期間の調査を新年度に改めて行う予定でおりますので、その結果とこれまでの協議を基に、改めて新設に向けたスケジュールを作成していきたいというふうに思っております。以上です。蛇足ですけれども、建設する計画は5年ほど前から、ある程度計画をしていって、最終的には5年後に完成という形になっております。ただ、現在の防衛施設局の補助を受けて、民生安定で受けた補助事業も最近は厳しいと。それと、環境省の方もなかなか補助率が少ないという形の中で担当課長も含めながら、鋭意努力をして両方の補助を向けられるような形の中で、この計画も含めて、進めていきたいというふうに考えています。
質問 小山内浩一
一般廃棄物処分場については、私たちが一番身近にあるごみ問題でございます。また今、村長の方から5年間で建設にかけて年度を変えるということは、令和6年で満杯になる。令和7年度から供用開始というふうになると、もう令和2年度から動き始めなければ5年という時間がない。今まで言った除却や建て替えの建物というのは、維持管理をしながらでも使っていける施設でもありますが、最終処分場については、使っていけば最後に使えなくなるというのははっきりしている。村民が利用できなくなる施設というのと、あと予算の平準化を、いつも予算の話の中で出ることを考えれば、もう令和2年度、新年度には載っていないですけれど、補正予算を組んででも、設計化に入るような予算措置が必要ではないかなと。突然、3年間でその事業をやるとなると、予算規模でいくと約12億2千万円ぐらいなので、4億円を超える予算を村の方から支出しなければならないということが単純にもわかります。今年度からでもそういう計画とかをやる意志、またやらなければならないと私は考えるのですが、その点についてお聞きしたいと思います。
答弁 住民課長 坂本秀喜(住民課長は2020年3月まで)
ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。村長からの答弁にもありましたとおり、現在防衛省の補助金と環境省交付金、両方での対応に向けて、それぞれに北海道・防衛省と協議をしている段階であります。残量調査の結果といたしましては、令和6年11月で持ち込み可能限界になるという状態ではありましたが、今年度、金属製の粗大ごみのリサイクルとしての搬出、あと可燃性の粗大ごみの搬出合わせまして、約40トンの処分場内からの搬出を実現することができました。事業については、令和2年度以降も引き続き行っていくという考えでおりますので、これまでどおり使用されたとしても、残余期間、受け入れ限界となる期間ももう少し伸びるだろうという段階で今収めております。平成30年度の調査地点の航空写真と昨年11月搬出が終わった段階で、村ドローンによる写真撮影を比較した段階では、おおむね2年ほど遡っての投入量になっているというのが見えましたので、防衛省とは令和8年建設完成に向けて、実は協議をしていると。その基礎資料として、新年度において、改めて残余容量調査をして、その見込みが事実であるかどうかを調査した上で、防衛省もしくは環境省と協議を進めていきたいというふうに考えております。以上です。
質問 小山内浩一
今年度、最終処分場から可燃ごみや金属類のごみを搬出したということで、2番目の質問にも書いてあるのですけれど、延命措置の為に、今年はたしか予算規模では、150万円か160万円ぐらいだったかと思います。最終処分場から金属類と可燃大型ごみなどの搬出を行いました。排出されたものを選別して搬出し、処分場の延命を図るよりも、不燃ごみの元々の出し方というのを考えることも必要ではないかと思います。不燃ごみ、大型ごみの分別方法を細分化して、去年からカセットボンベの収集方法が、各ごみステーションに袋で設置されて、事故もあった経過もあると思いますが、カセットボンベだけちゃんと穴を開けて網に入れるようになる。あれは金属なので、リサイクルされているとは思うのですが、そのような形で金属類、また可燃大型ごみなどの箱などを設置し、出していただくような収集方法も村として提案したらどうかと思います。それによって、処分場の延命や廃棄物、一般に対する村民の意識改革を促すような施策が必要と考えますが、村長の考えをお聞きいたします。
答弁 村長 伊藤浩一
ただいまのご質問にお答えさせていただきたいと思います。収集委託業者からは、ごみに分別状況などについて、随時担当者も含めた報告を受けており、現在も分別の不適切なごみ袋が、収集日ごとに排出されている状況にあります。悪質な排出には、注意書きや回覧での改善を求めておりますが、それでも改善されない時や排出者が不明の場合には、やむを得ず担当者やごみ収納庫の利用者、自治会の役員の皆さんなどに適正に分別をし直していただくように、現状で努めていただいております。不燃ごみにつきましても、空き缶や空き瓶、ペットボトルの資源物が混ざった排出が見られ、適正な分別対策が必要であるとの認識をしております。議員ご提案の金属類等の分別回収については、想定する量や方法にもよりますが、収集人員の確保や現有の車両数での対応が難しく、さらにはリサイクルセンターでの収用も限界であり、ごみ処理経費が増加するなどの課題があります。これらの点からも、適正な資源化に向けた、広報活動による処分場への搬入量の減少と、現在も搬入時に処分場内で、置き場を別にしております粗大ごみの搬出を行いながら、議員のご提案も含め、延命化に向けた取り組みについて、引き続き検討してまいりたいというふうに考えております。また何よりも、やはり排出していただく住民の方々への啓発啓蒙、これを徹底してやっていかなければならないというふうに考えております。平成10年から、このごみの分別収集が始まりました。もう21年から22年経ちますけれども、最初は悪かったのですけれど、当時からは非常によくなってきて、猿払村の資源物については、もう全国一だというような形の中で、最高点の150点ももらっていただいた経過もあります。また今後、ある程度いろいろな方々が、猿払村に転入をしてきています。そういうところにつきましては、窓口できちんとごみの分別等についての、昔はカレンダーなどもつくりましたけれども、現在もそういう形の中で、猿払村独自の排出の分別、排出の資源化に向けての指導というのもやっていかなければならないだろうなというふうに考えておりますので、ご理解のほどをよろしくおねがいしたいと思います。
質問 小山内浩一
今、村長が答弁したとおり、広報活動・啓蒙活動が非常に重要だと考えます。また私のイメージですが、令和6年から令和7年に一般廃棄物最終処分場は満杯になるということを知っている村民がどれぐらいいるものなのか。多分、ほとんどと言ったらちょっと言い過ぎかもしれませんが、半分ぐらいの人が知らないんじゃないかなと。その辺のところも、村として啓蒙活動をして、なんとなくですが緑のゴミ袋、何でも入れていいようなイメージがあります。先ほど金属ごみや大型ごみの分別方法を変えると、収集業者の負担やお金、予算の措置もかかると思いますが、実際出してもらったものを村の予算で150万から160万円をかけて、また今年もゴミ捨て場から金属類を拾って、さらに出す。もう明らかに金属とわかるものは、村民の意識改革を図って、金属として出してもらうような施設、リサイクルセンターの容量にも限界もありますし、従業員の方々にも負担をかけるというのも重々承知ですが、啓蒙活動をやるに当たっても、村民に今のごみの状態を知らせるというのも、村の大事な仕事ではないかと思います。村の予算の平準化を図るためには、この一般廃棄物の最終処分場の予算・計画は、非常に大事な案件だと考えます。1日も早い計画、また補助金の策定をお願いして、質問を終了します。