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猿払村議会 令和元年第2回定例会 2019年6月27日

広域行政の推進について

2019年6月27日、猿払村議会の一般質問で、山森清志議員が「広域行政の推進について」質問し、村長 伊藤浩一、総務課長 中山誠、副村長 眞野智章が答弁しました。

質問者
山森清志 議員
答弁者
村長 伊藤浩一、総務課長 中山誠、副村長 眞野智章

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 山森清志

次の質問に移りたいと思います。2番の広域行政の推進について、お伺いいたします。平成28年度に第2期宗谷定住自立圏共生ビジョンが策定されていますが、中心市との定住自立圏形成協定に基づく施策で、本村にとって利点が期待されている事業として、どのようなものが現段階で示されているのかお聞きします。また、近隣自治体との連携を密にするとの基本方針のもとで、さまざまな事業を推進していくと認識していますが、その一つとして東京都港区との広域連携事業が進められております。今年度においてその他の連携事業が示されているのか、さらにこれの近隣自治体との広域行政での事業を計画されているのかをお聞きします。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。今、議員のご質問の中身にありましたとおり、平成28年度から5年間と定めて、現在、魅力と活力に満ちあふれた圏域づくりという形の中で、12の分野に分けて取り組みを現在進めております。まず、1点目の定住自立圏の形成協定に基づく施策でございますけども、本村にとっての利点が期待されている主な事業としましては、まず産業振興の分野における圏域観光の推進においては、宗谷観光連盟や北宗谷広域観光推進協議会等を中心とした、宗谷地域の広域観光推進事業や、広域観光周遊ルート事業等が現在進められており、本村の観光振興にも繋がっているものと考えております。また、その他としまして宗谷管内の自治体や観光協会等で組織する新規DMOの設立に向けた検討を現在進めております。また、機関の共同設置の分野では、公平委員会の共同設置により効率的な事務の推進が図られております。その他の分野におきましても、稚内市を中心に管内の自治体と連携し共有しながら取組みを進めており、市町村長懇談会や担当者会議等を開催し、必要に応じた共生ビジョンの改定を行っております。また、広域連携とは異なりますが、宗谷町村会が東京都港区との間で実施しております地域間連携につきましては、お互いの地域特性を生かし、趣向を凝らしながら物販や人的交流を主とした連携事業を現在、展開をしております。本年度の新規事業としましては、港区民が宗谷管内の町村に短期的に滞在し、地域の仕事のお手伝いをしながら地域住民との交流や暮らしを体験する宗谷版ワーキングホリデーと題した取組みを展開しております。続いて、議員のご質問のその他の連携事業や近隣自治体との広域行政による事業展開についてでありますが、前段で申し上げました宗谷定住自立圏共生ビジョンの推進・港区との連携事業のほか、石川県内灘町との友好都市交流事業の継続をまずは優先させていただきたいというふうに考えております。現段階では、近隣自治体との広域行政での事業計画はございませんが、今後首長会議の場で検討事項として、私のほうから提案をしながら近隣の自治体と何か手を組んでできることがあるかないのか、そういうことも含めて会議の場で提案をさせていただきたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。

質問 山森清志

この第2期宗谷定住自立圏共生ビジョンですけども、12分野あります。ありますけども、なかなか目に見えたものが現れてこないと。これ、私以前、定住自立圏についてお伺いしましたけど、その後すぐにこのようなものができ上がってきたのですけど、なかなかやはり中心市があっての話ですから、なかなか上手くいかないというのがあります。でも、それは猿払村だけでなく、例えばほかの町、中心市以外のところでも私いろんな人とお話しする機会があるわけです。やはり同じことを考えているのです。中心市とやってもなかなか進まないと。仕方がないことなのですけどそれは。どこの地域にいってもそうなのだろうと思うけど、なかなか利害関係がいろいろあって生まれて、どうしても我々は下になってしまう、はっきり言ってしまうと。という部分があって、やりたいことができないふうにおっしゃっておりました。ただ、定住自立圏は定住自立圏でそれはそれでいいのですよ。立派なこういうものができ上がってきていますから、その中の項目もできることをやっていけばいいわけですから。ただ、やっているだけというのがあって、やって満足というのがあるわけです。それはやめてほしい。やって満足なら、やらないほうが良い。ちょっとでも結果が出るものをやってほしいという気がします。あとは、ほかになかなか上手くいかないんだよねという町ですか。ほかの宗谷管内のところと直接何かいろんなことをやっていいんだと思うのですよ。定住自立圏は定住自立圏で置いておいて、中心市でやっていただけないのであれば、我々がやりますと。その言葉で言えるかどうかわかりませんけど。やってみておかしくないと思うのですけど。これは、あくまでも私の提案というか考えですよ。その一つとして例えば、稚内市の下に猿払村があって、向こう側に行くと日本海側にほかの町があります。例えば、森林組合は一緒ですよね。あそこと。今、猿払村に林業はありませんけども。やっている方は。事業所はありませんけど、もう一つのほうは、すごく一生懸命やっているのです。林業のことに関して。もう十数年前ですか。猿払村、最後の製材所がなくなってしまって、職員の中にも林業に対して明るい方がいないというのがたぶん現状だと思うのですよ。それだけ経っちゃうと。勉強会でも何でも開いて向こうの職員の方に教えていただくなり、森林組合のあそこにいる参事の方、お呼びしていろんなことを勉強していただくというのもあるだろうし、くしくも今、森林環境譲与税ができあがってきて、いろいろ林業のことに関して注目を浴びている時期でもありますし、私も2回ぐらい林業に関して質問をさせていただいて、昔いたあそこの参事の方とも直接行って話をいただいたこともありますけど、やってみるべきだと思うのですけど、あくまでも提案ですけど。一つの提案として林業のことしか今は言えませんけど、できることとは、そういうことなのですよ。繋がっていくものと一緒にやっていかなければだめなわけですから、それを連携して物もつくっていってもいいのではないかと。もちろん、話をして計画は進んでいても、5年や6年は黙っていてもかかるのでしょう。何か事業をするにしても。やはりそういうことを含めて、漁業・農業、もう一つの1次産業の柱になる林業も活性化していってもいいのではないかなと思うのですけども。なかなか単独でやるのは難しいわけですから。もしくはほかの町、定住自立圏の中心市となかなかできない歯がゆい思いをしている町があるとしたら、宗谷管内の中で。そこと一緒に手を組んで何かいろんなことをやって、何かできないかという考えをまず持ってほしいなと思うのですよ。考えるとなかなか。私は何かできないかといつも思っているから出てくるのですけど、やはり村長含めて、職員の方にも何かやれることがあるのではないかと、たとえ皆様、職員同士の交流もあるわけですから。いろんな情報が入ってくると思うのですよ。で、そういうものを村長なり副村長なりに提案していって、できないですかというぐらいのことができないかなと思うのですけど、私は一人でいつも空回りして終わってしまうのですけど。ぜひ、前に進められるような事業計画を立てていただきたいと思うのですけど。話が替わりますけど、港区の連携をやっていますけど、今年度の計画を予定されているのでしょうか。

答弁 総務課長 中山誠

ただいまのご質問にお答えさせていただきたいと思います。今年度の宗谷地域と東京港区との連携プロジェクト事業計画でございますけども、まず、先ほど村長の答弁で申し上げました新規事業として、宗谷版ワーキングホリデーと題しまして、港区民を対象にして宗谷に来ていただいて、短期間、こちらであらかじめ用意をしたメニューになりますけれども、お仕事の手伝いをしていただきながら地域住民等との交流等を体験するという部分を今年から始めております。全町村で受け入れができれば良かったのですけど、今回は期間的な問題もあり、今年は豊富町と礼文町の2町で受け入れをするということになっております。あと、例年行っております、みなと区民まつりが10月にありますけれども、こちら各町村がブースを構えて物販のヘルパーを行っているということで、これについては継続をして実施をしていきたいと思います。その他、宗谷イチ押しプロモーションと題しまして、管内町村が自分のまちのプレゼンをするような形で港区のイベントホールをお借りして、それぞれまちのPRをするということで去年から行っておりまして、うちで用意した部分としては、ホタテ釣りということでそういったものを気軽に楽しんでいただけるような取り組み等を行ったところでございます。あとこれはまだ決まっていない部分ですが、港区長さんのほうでお考えになっている部分があるようですが、港区の職員を宗谷地域に冬の期間に派遣して、冬の暮らしを体験させたいということで、一例として、高齢者の住宅の除雪等々で冬でなければ体験できない部分のメニュー等を職員に体験させたいというようなお考えがあると聞いておりまして、詳細については今後事務局を中心にして協議を進め実施したいということで、受入町村があればぜひお願いしたいということで事務局から提案があったところでございます。

質問 山森清志

今の課長の答弁の中にあった宗谷イチ押しプロモーションですか。職員のみですよね。やっているのは職員同士のものでやっているわけですね。例えば、今言ったホタテ釣りをやっていて、定年になった漁師の方を連れて行くと、すごく臨場感があると思うのですよ。誰でもいいですよ。漁師でも何でも、ホタテに関して言えば。ホタテに詳しい人を連れて行って説明しながら、ホタテを釣ってもらうとか。親近感が湧くと思うのですよ。もちろん予算は掛かりますけど。職員だけでやっても別に問題ないですけど、地域住民との交流という部分で、ワーキングホリデーだって豊富と礼文であって、地域の住民と交流するわけです。住民同士がある程度交流があるわけです。それもやはりそういうものにも活用というか考え方を持ってやってもおかしくないと思うのですけど。あともう一つは、港区職員の方が冬期間に来ていろんな雪投げなり何なりと今言いますけども、これはすごく良いことだと思います。その間でやはり職員だけでなくて、地域住民との触れ合いというのが大事だと思うのです。なかなかそういうことまでは行き届かない点もあるのかもしれませんけども、それも含めて何かやっていただきたいなと。やはりそういう触れ合いというのが大事ですから。職員がやってしまうとやはり仕事になってしまうわけですから。ではなくて地域住民との触れ合いという部分でやると、別な広がりができると思うのですけど。どうなのでしょうか、その辺は。なかなか仕事として始めたことを地域住民も巻き込んでというふうに持っていくこと自体、なかなか抵抗があるのか厳しいのかわかりませんけど。仕事として終わりたいということがあるのかもしれませんけど、地域住民は仕事ではないですから。面白がって、たぶんお付き合いしてくれると思いますよ。港区の人が来てこういうことをやるから、手伝ってくれないかということでやってもらうと面白いことになってくると思うのですけど、どうですか。そういう考えでやってみるかなという。課長、思いませんか。どうですか。

答弁 総務課長 中山誠

貴重なご意見として。ただ、管内町村全体でやっている取組みですので、猿払村だけでというところも難しくなりますので、そういった部分は今後の担当者会議等で意見反映をさせていただくとともに、首長会議等もあると思いますので、そういった場で村長からも話をする機会があるかと思いますので、そういった部分を通じて、反映させていきたいなと考えております。

質問 山森清志

もちろん他の自治体もあるわけですから、でも提案することはできると思うのです。ぜひ検討していただきたいと思います。最後に、もう一つお聞きしたいことがあるのですけど、定住自立圏の共生ビジョンについて、一つだけお伺いします。資料、私もあるのですけど、その中に宗谷定住自立圏共生ビジョン懇談会構成員というのがあります。もちろん、これを作るのは中心市ですから、中心市がこういう方達と一緒にいろんな意見を聞いてというのはわかりますけど、オブザーバーとして他の町村があると。振興局もオブザーバーとなっている。このオブザーバーというのはこちら側から意見というのは述べられないという感じのオブザーバーなのでしょうか。あくまでも外から見ている段階で、出てきたものを良い悪いという判断をするということしかできないのかっていう部分を聞きたいですけど、わかる方がいらっしゃれば答弁を願いたいと思います。

答弁 副村長 眞野智章

ただいまのご質問のご答弁をさせていただきます。議員お持ちだと思いますけども、資料の中で構成員を含めた部分については、ほとんどが稚内の業者さんとか行政関係とか観光関係とかという形にはなっていると思います。それでオブザーバーとしては各町村が入っていますけども、猿払村としてこの共生ビジョンをつくるにあたって、どのようなことが中心市等含めてこの広域でできるかというところを、最初に出しているというのが実態でありまして、この改正、2期の計画をつくるにあたって、首長を含めていろいろ副村長段階でもいろんな意見を交えて、最終的なこの計画の調整を図っているというふうに思っておりますので、この中のすべて、この構成員だけで決めているというところではなくて、村の意見もきちんと反映した中でこれは作られているというふうに思っています。ただ、なかなかでは何が進んでいるのかというところについては、先ほど来、申し上げているように、共同設置、公平委員会の共同設置とか、いわゆる本当に職員研修の何回かというところでとどまっていたり、あるいは今実績としては稚内消費者センターのほうへ圏域を利用して、いわゆるオレオレ詐欺とかそういう消費者の不平・不満を共同で、広域で相談に乗っていただいているというところで、猿払村としては実はこの3年間でおそらく12件の相談がここで解決をしていただいているというところもあります。この計画については、やはりもともと村として関与をしながら進めていかなければいけないというふうに思っておりますので、今後についての稚内市の担当者の方を含めて、協議をさせていただきたいというふうに思っております。ちょっと蛇足にはなりますけども、ほかの町村との部分の連携というところにあたっては、数年前を含めて職員の方から戸籍の共同電算化の提案もいただきながら、中頓別・浜頓別を含めた共同電算の動きもさせていただいておりますし、保育所も含めた各管内のうちの村で研修があった場合については、稚内市とか幌延町とかそういうところの保育士さんもここに来ていただいて、実際に研修をしていただき、あるいは村のほうからもし、ほかの副町長の間では、ほかのまちで研修がある場合については職員研修のほうに案内を積極的にいただきたいということもご了解をいただいてはおりますので、その部分を含めて進めていきたいというふうにも思っています。また今後、今、国の動きが共同の本当の統一化の電算という話が出てきております。住民基本台帳が今進んでおりますけども、今後においては税・賦課の部分を含めた資産の管理とかそういうところの全国的な統一のシステムを国のほうから示すというような動きも出てきておりますので、今後ますます、議員のおっしゃるとおり、広域化の部分については重要になってくると思いますので、その辺について情報も含めて、いろいろやる時には議員の皆さんのご理解をいただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

質問 山森清志

なかなかこの定住自立圏というのは難しい部分があると思います。中心市が中心になってやるわけですから、ただ、せっかく先ほど言ったように共生ビジョンができ上がったわけですから、オブザーバーとして猿払村も入っているわけですから、今、副村長が言ったようにこちら側からも提案できるものは、提案していくということも大切だと思います。すべて向こうにお任せするということもできないわけですし、向こうだってそんなことやりたくないわけですし。それはほかの自治体も思っていることだと私も思っています。実際やっているのが、いわゆるソフト面の部分が大半であって、ハードの部分というのはこの共生ビジョンの中に入っておりますけど、なかなか手がつけられていないというのは実態だと思うので、これはできればもちろん最高なのですが、そうではない部分というのは地域間連携で何とか事業はできるものを探すという、言い方が少しおかしいですけど、必要な事業をお互いに自治体と連携していくというのは、ほかの自治体のほうも思っていると思いますよ。私が個人的に話をした時には、やはり同じレベルで話ができますから、たぶんそういうことがあると思います。なかなかできることとできないことの区分けが難しいですけど、できることをやっていただきたいと思います。この件に関しては具体的なものが示されていないので、難しいので答弁はいりませんけど。また、これはいずれいつか一般質問をしていきたいと思いますので、その時はまたもっと前に進んだものを示していただきたいと思います。答弁はいりません。質問を終わります。

出典:猿払村議会 令和元年第2回定例会 2019年6月27日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる