上富良野町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月13日
人口減少時代の中における今後の広域行政の在り方について
2024年6月13日、上富良野町議会の一般質問で、金子益三議員が「人口減少時代の中における今後の広域行政の在り方について」質問し、町長 斉藤繁、教育長 鈴木真弓、町立病院事務長 長岡圭一、保健福祉課長 三好正浩が答弁しました。
- 質問者
- 金子益三 議員
- 答弁者
- 町長 斉藤繁、教育長 鈴木真弓、町立病院事務長 長岡圭一、保健福祉課長 三好正浩
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 金子益三
本日最後でございます。どうぞよろしくお願いいたします。私はさきに通告してあります1項目5点について、町長及び、大変お待たせ申し上げました、教育長に私擬をお伺いしたいと思います。人口減少時代における今後の広域行政の在り方についてお伺いいたします。近年、全国的に加速する人口減少社会の中で、我が町上富良野町もその問題は深刻になってきております。既に人口も昨年3月末には1万人を割ってしまい、この4月末日現在、上富良野町の人口は9,719人、男性4,969人で女性は4,822人となっており、民間有識者でつくる人口戦略会議におきましては、2024年4月24日に北海道内179市町村のうち約65%に当たる117の自治体が「消滅する可能性がある」との報告書を発表したところであります。ここ上川管内におきましては、富― 34 ―良野市、士別市、当麻町、比布町、愛別町、上川町、そして上富良野町、和寒町、剣淵町、美深町、音威子府村、幌加内町などが報告されております。上富良野町の人口予想も2050年には5,887人。2020年から比べて20代から30代の女性人口が58.9%減少の330人へ減少するとの予測が立てられておりました。しかし、これは現状のままであればこの予測数値に近づくだけでありまして、何らかの方策が取られた場合には、消滅可能性自治体から脱却ができるということも大いにあると考えます。しかしながら、一方で人口減少というのは自然減、社会減という、どうしても止めることができない要因も多々あるのも、これも現状であります。今後、上富良野町の人口減少が進んでいった場合に、これまで行ってきました様々な公共サービスの維持が安定的にできるのか、将来像をどのように描いていくのか、次の5点についてお伺いいたします。1点目は、2013年に協定を結んでおります定住自立圏の中におきまして、医療分野での協定が行われております。令和7年には上富良野町立病院が改築を迎えるところでございますが、その後のこの富良野定住自立圏での協定内容について、第2次定住自立圏での協議はどのようなものがありましたか、お伺いいたします。2点目は、定住自立圏協定では福祉等の取組も行われておりました。特に近況は、介護分野では富良野圏域全体での施設介護の介護施設での人員不足が懸念されております。そのような中で、南富良野町、富良野市、中富良野町、そして上富良野町にある介護施設間での広域的な取組は今後どのように行っていく考えであるのか、お伺いいたします。3点目は、このたびこどもセンターが新たに上富良野町において新築されました。こども未来班を設置して、子育てに対する政策が充実されたと考えております。現在、これは過去からもそうですが、中富良野町と合同で発達支援等の事業を行っております。そのような中で、人口減少の中でもこの発達支援について増えていくニーズに対しまして、我が町のスタッフで対応がこれが持続できるのか、今後さらなる広域化を進めていく考えがあるのかをお伺いいたします。4点目は、クリーンセンターの長寿命化を現在も取り進めているところでございますが、可燃ごみの取扱いについては富良野圏域においてそれぞれ取扱いが違うところでございます。5市町村における共通の取組を進めていく考えはないのかをお伺いいたします。5点目は、今度は広域連合で今現在進めております四つの事業のうち、上富良野町にあります給食センターの老朽化が著しくなっておりますが、今後の改築等の考えはあるのかをお伺いさせていただきます。
答弁 町長 斉藤繁
5番金子議員の人口減少時代の中における今後の広域行政の在り方についての4点の御質問にお答えいたします。まず、1点目の定住自立圏での町立病院改築に伴う協議についてでありますが、医療分野での協定事項につきましては、一つ目に救急医療の維持・確保、二つ目に圏域の医療体制の充実となっております。協定に基づき地域センター病院であります富良野協会病院における第2次救急医療体制の維持・確保と初期救急医療の確保、圏域医療における各町村の役割分担の下病病連携、病診連携、ネットワーク化を推進し、医療体制の充実を図っており、町立病院の改築においてもその役割は従来どおり変わらないものと考えております。次に、2点目の介護分野の人員不足における介護施設間での広域的な取組ついてでありますが、現在は介護人材に対しての広域的な取組は行っておらず、各自治体やそれぞれの福祉事業者にて介護人材の確保に努めている状況であります。定住自立圏協定における福祉分野の内容につきましては、介護認定審査会の共同設置、障害者福祉の推進、子育て支援の連携についての締結のみとなっております。介護人材だけでなく保健師、看護師等のエッセンシャルワーカーについての確保も課題となっておりますので、民間事業所などの意見も伺いながら、広域的な取組による有効な手段があるのであれば検討してまいります。次に、3点目のこどもセンターにて実施しております発達支援等の事業につきましては、現在当町では、発達支援センター事業について、上富良野町発達支援センター事業の事務委任に関する規約(各町で平成15年3月議会議決)に基づき、中富良野町と業務委託契約を締結しております。近年の少子高齢化等による人口減少はあるものの、現在のところ療育支援が必要な児童の減少傾向は見られておりません。当町の職員で両町の児童の療育支援が対応できるかとの御質問でありますが、現在管理者1名、児童発達支援管理責任者1名、療育指導員につきましては正職員3名、会計年度職員4名体制となっています。数年前から職員の受持ち担当児童が増加している課題があることから、令和6年4月より正職員の― 35 ―配置を1名増やして指導業務に当たっております。中富良野町の通所児童は全体の2割弱となっており、今後においても当町と同様に通所に必要な児童が見込まれることから、今後も療育指導のスタッフの安定的確保を図りながら、両町の児童発達支援事業を継続して運営していく考えでありますが、今のところ、さらなる広域化についての考えはございません。次に、4点目の富良野圏域における可燃ごみの取扱いについてでありますが、富良野圏域においては、一般廃棄物広域分担処理検討会議を構成し、廃棄物の処理に関しましては各市町村が分担して処理を行っており、当町におきましては、市町村間の協定に基づき、焼却施設とリサイクル施設において受け入れております。ごみの分別につきましては、施設ごとのごみ処理及び分別方法に沿って行っており、可燃ごみについては、当町のほか、富良野市の衛生ごみ、中富良野町及び南富良野町の可燃ごみをクリーンセンターで燃焼処理を行っており、当面は現行の処理を行ってまいります。また、可燃ごみに限らず、廃棄物の広域分担処理の推進につきまして、将来ビジョンにおいて「一般廃棄物の安定的な処理を維持・確保するため、広域分担による廃棄物処理と圏域内施設の広域利用を促進するとともに、より効果的・効率的な処理方法について調査・研究を図る」としており、富良野生活圏において共通の課題であるごみ処理施設の老朽化と施設更新につきましては、これからも一般廃棄物広域分担処理検討会議において調査・研究を進めてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。
答弁 教育長 鈴木真弓
5番金子議員の人口減少時代の中における今後の広域行政の在り方についての5点目、上富良野学校給食センターの今後の改築等に関する御質問にお答えいたします。上富良野学校給食センターの運営につきましては、平成21年4月から、富良野広域連合学校給食共同調理場設置条例に基づき、設置、管理運営しておりますので、私からは、管理者であります富良野広域連合教育委員会及び上富良野学校給食センターに確認し、お答えさせていただきます。上富良野学校給食センターは、昭和54年の建設から44年が経過しており、現在、町内小中学校4校の児童生徒、教職員及び上富良野高校の希望者に対して年間約190日、1日当たり約880食を提供しております。施設につきましては、建設後44年経過している建物でありますことから、状況に応じた改修に努めております。富良野広域連合教育委員会では、広域連合に移行後も富良野、南富良野、上富良野の3センターが、それまでと同様に自賄い方式で運営を継続することとしております。令和5年度に策定いたしました富良野広域連合第4次広域計画学校給食運営の今後の方針におきましては、当面は3センター方式を継続し運営してまいりますが、児童生徒数の推移や各施設の状況も含めまして、関係市町村間で共有し、将来の運営体制について検討を進めることを確認しておりますので、御理解賜りたいと存じます。
再質問 5番 金子益三
それでは、再質問させていただきます。まず1点目の病院に関するところ、定住自立圏のところで再質問させていただきます。そもそもこの定住自立圏、2013年に始まっておりますけれども、当時の自治体の総研のデータによりますと、2010年の富良野圏域の人口が4万5,500人くらいだったのです。将来像ということで、2040年には3万2,000人ということで約3割程度減るという予測なのですけれども、実際にはもう少し速いスピードでもう少し多い人口減が起きているところでございます。この定住自立圏が始まったのは、まさに町長の答弁でもありましたけれども、医療の問題から始まっていきまして、いかにしてこの圏域の救急を守っていくかというところが主軸で始まったと思っております。しかし一方で、これ実は相互相対する関係でありまして、富良野協会病院の救急を守るということは、実は上富良野町の町立病院の救急がまさにゲートキーパーといいましょうか、この圏域の門番となっているところなのです。そういった意味では、上富良野町のまず救急をしっかり守っていきたい。そして、加えて圏域の協会病院も守らなくてはいけない。ただこれは、5市町村の中で共通の認識でありましたから、そこにある程度自治体がお金を出し合っていくという、これは全くやぶさかではない話であるのですが、その後、なし崩し的というわ― 36 ―けではないのでしょうけれども、いろいろな要因が重なって、周産期のところについても自治体間で出生数に応じたお金というか、支援金を出しましょうということになってまいりました。本来こういったものというのはなかなか難しいのではないかなと思うところでございますのは、やはり我々は自治体病院を持っております。富良野市が持っているのは、自治体病院ではなくあくまでも協会病院ということでございますので、もう少し本来であれば自治体間の中でしっかりとお話合いがあって、この定住自立圏をつくっていくところであると思っております。しかし一方で、子育ての枠で考えますと、周産期医療は非常に大事ですから、これは地域・圏域で守っていくということは全く問題のないことだという理解も一方でございます。現在、札幌市界隈においても非常に周産期医療不足しておりますので、何とか子どもを安心して産み育てる地域を守っていくという意味では、この富良野圏域の定住自立圏、これからも5市町村がしっかりと力を合わせて、この医療、地域医療を守っていくことは肝要であるというふうに捉えております。そのような中で、改めてお伺いするのですけれども、センター病院ということで富良野協会病院が位置づけされておりますが、本来であれば医師のやり取りであったりとか、病病連携をもう少し踏み込んだ中のものができればいいのですが、この間、残念ながら上富良野町立病院におきましても、眼科がなくなり、泌尿器科がなくなり、そして循環器内科がなくなりといったことに加えて、医師不足、そして看護師、コメディカルである様々な医療スタッフが不足している状況にあります。この状況を今後、広域定住自立圏を踏まえた上で、町長はこの富良野協会病院並びに、また旭川医科大学とどのような連携を図っていきながら診療体制の維持・確保、また拡充についてお考えであるかお伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
5番金子議員の御質問にお答えしたいと思います。センター病院として協会病院、中核といいますか、センター病院であって、いろいろそのほかにといいますか、救急と周産期の二つに限っては圏域で応援しているというのは議員おっしゃるとおりで、それと自治体で病院を持っている、中富良野町も無償になりましたけれども、中富良野町と上富良野町と、あと診療所なんとかにもあって、自治体で病院を持っている自治体と、富良野市は本当、おっしゃるとおり協会病院、民間ですので、そこのなかなか温度差がといいますか、財政的な出し入れどうするというのは議論になります。今言われた救急と周産期は応援してやっておりますが、それ以外の部分をどうするかというのは、けんけんがくがくといいますか、なかなか自治体持っていて、病院を持っている自治体が、さらに一般の協会病院の経営が確かに苦しくて、助けてあげたくても助けてあげるのはどうなのかとか、いろいろ難しい問題があって、それはやはり病院を持っている自治体としては、いろいろ言わなければならないことも多々あって、なかなか一筋縄にはいかない問題がありますが、取りあえずその二つ、救急と周産期だけは圏域で持っていますよという現状になっております。医師の派遣については、医師が潤沢にいれば、上富良野の町立病院も含めてなのですが、協会病院もいれば、以前は泌尿器科とか、曜日によって外来の診療を協会病院のほうから医師を派遣してもらっていたこともありますが、やはり最近は向こうも、協会病院のほうも、センター病院のほうも医師不足がありまして、なかなかそれも今はありません。ただ、連携しておりますので、コロナのときの日曜日、休日のワクチン接種のときは、協会病院のほうから先生を派遣してもらいまして、会場かみんで集団接種をしましたので、全く医師のやり取りの連携がなくなったわけではございません。もちろん医師が潤沢におれば、そういう連携もスムーズにいくのかなと思っております。それらも含めて、センター病院と町立病院が全く疎遠になったわけではございません。ただ、医師の不足が非常に大きな要因なのですが、併せて御指摘の旭川医大の医局との関係も、医局も非常に医師不足でありまして、なかなか今、常勤の医師が2名ということで、本当は3名だったのですが、その補充もなかなか、お願いはしておりますが、そもそも医局にそれほど余裕がないのでそれもかなっていないのですが、引き続き医大のほうには要請はしていきますが、併せて協会病院のほうとも、実際の連携というのは目に見えなくなりましたけれども、全くゼロになったわけではありませんので、センター病院との連携、そして医大との連携は継続して粘り強くお願いして、解決するのかどうかというのもありますけれども、医師不足ですので、町村としてできることがあれば、医局との意見交換の中で、またあるいは協会病院、センター病院との中で、何かいい方法が見出せれば、それはその方向に、一致団結してといいますか、圏域で進んでいくのかなと考えております。以上です。
再質問 5番 金子益三
まさしく旭川医大との連携、この間上富良野町立病院、上富良野町が第1外科と第3内科、本当に密接な、深いつながりがあり― 37 ―まして、この間、医師の皆様を上富良野町立病院に派遣してきていただきました。近年と申しましょうか、富良野協会病院の院長先生につきましても、非常に、もちろん旭川医大出身の方で、医大の医局とも良好な関係でありますし、当時上富良野町に各週で来られていて、非常に上富良野町のこともよく分かっていらっしゃる院長先生であられますので、ぜひこういった機会にセンター病院とともに力を合わせてといいましょうか、こういったときこそその広域の力を利用して、医大のほうに医者派遣のお願いをする、単独の上富良野町だけということではなく、もう少し踏み込んでこの圏域で、せっかく定住自立圏がありますから、このパワーを生かしていくべきだと考えます。そこでまたお伺いしたいのが、この北海道医療構想に基づく動きがこの間ございました。高度急性期及び回復期、慢性期の病床に関するところでございますが、こちらも北海道医療計画の中である程度、一方的と言ったらちょっと語弊がありますけれども、この地域の実情にそぐわないような形でベッド数というのが掲示をされた経緯がございます。それに100%従わなければならないということではなかったのですけれども、この間、上富良野町、令和7年に開業する病院につきましても、当然北海道の地域医療構想のことを全く無視するわけにはいかないと思うのですけれども、44床から30床に一般病床がなりました。加えて介護医療につきましては増床ということになっておりますが、これはやはり北海道の医療計画に基づいた医療構想におけるこの富良野圏域のこのベッド数の中での取組ということで理解してよろしいですか。
答弁 町立病院事務長 長岡圭一
5番金子議員の御質問にお答えいたします。北海道医療構想におけるベッド数ということで、今この新病院を改築するに当たりまして、基本計画の策定時に富良野圏域の地域医療構想調整会議というものがございまして、そちらのほうで我々が目標というか計画しておりました、今、議員がおっしゃいました一般病床30床、そして介護医療に40床ということで、うちのほうで示しました。そしてその当時、その富良野圏域の医療構想調整会議では了承をしていただいているところでございますので、そこから北海道のほうの医療構想ともつながっていると私は認識してございます。以上です。
再質問 5番 金子益三
ありがとうございます。まさにその計画に基づいたこの病床数になるということでございます。私、言いたいのは病床数があるということは、当然そこに医療スタッフ、医師も含めた中で、ここは私たちも北海道医療構想の言うことを聞いたということではないですけれども、従ってきちんとのっとった病床数を提示しているのであれば、これはやはり圏域の中の問題としてしっかりドクターの配置を、これは北海道も応援してもらうようなことで我々この圏域で進めるべきことだと考えますが、町長、いかがでしょうか。
答弁 町長 斉藤繁
5番金子議員の御質問にお答えしたいと思います。議員おっしゃるとおり、町単独でもちろん医大と話をすることもありますが、圏域でまとまってやはり動くことも非常に大切なことだと思っております。いずれにしても、この圏域で医者が人手不足でありますので、まとまって動くということは非常に重要なことかなというふうに今後思っております。
再質問 5番 金子益三
分かりました。医療については十分理解いたしました。続いて、介護の状況についてお伺いします。これも定住自立圏の中では、医療、福祉、教育、産業、そして地方公共交通、ICTインフラ、交通インフラ、交流移住、そして人事交流、その他というところ、ここが取り組むべき内容でスタートしているのですが、残念ながらなかなか進んでいないのが現状の中で、うちのやはり介護施設の状況、まず我が町の介護施設の状況というのは、町長、どのように認識されているかお伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
5番金子議員の御質問にお答えしたいと思います。我が町における介護施設は、民間も含めて複数ありますが、やはり特別養護老人ホーム、これはやはり民間でも昨今非常に厳しい状況で、町が営業、直営でやっておりますが、これがなくなると非常に困るなというふうに思っておりますし、一応今ありますが、そこに働いている人の、どこもほかの民間の介護施設、そうかもしれませんが、人材不足というのは非常に喫緊の課題なのかなというふうに認識しております。
再質問 5番 金子益三
まさにもうそれぞれの単体自治体、またそれが単体の施設、これは官も民も問わずですけれども、それが成り立たなくなってきている現状ですよね。道北のほうの小さい村は、民間― 38 ―でやっていた事業所が撤退することによって、何時間もかけて札幌市にある介護施設に自分の親を入れなければいけないような状況になったとかということもこの間ありました。それで、やはりこれはまさに広域で進めるべくものにもうなっているということではないのかなと思うのです。自治体間でスタッフを取り合うということではなく、例えばそれが官と民をまずまたぐというのは難しいのであれば、官と官、公と公のところでやっているところ同士からまず協定を結んでいくような形でやっていって、そのスタッフを集約することによって、これ広域のメリットを生かすとすれば、集約化を図ることとプラスサテライトを図っていって、そのダブルでこの介護をきちんと人員を配置していかないと、もうこここそがまさにこの定住自立圏であり、広域のメリットが生かせるところだと考えますけれども、今、町長として自治体間同士でこの施設介護を集約サテライト化するようなお考えというのはお持ちではございませんか。
答弁 町長 斉藤繁
5番金子議員の御質問にお答えしたいと思います。官民を問わず、非常に状況が厳しい中で、みんなでスクラムを組んで人員を確保したいというのは、できればと思っております。ただ、官でやっているのは、うちのラベンダーハイツとの中富良野町のこぶし苑ぐらいで、ほかは全部民なのです。民民とか、官が混じるとしたらその二つで、なかなか今まではそういう機会がなかったのですが、今後はやはりそういうことも含めて、どこかで、ここでなのか、もっと、ここがいいのか、どこがいいのか、場所をともかくとして、話し合っていかなければ、問題解決をしていかなければならない時期には来ているのだろうというふうに思っております。圏域内で取り合いではなくて、議員おしゃるとおり、一体となって来てもらうという、それは非常に重要なことなのではないかなというふうに感じております。
再質問 5番 金子益三
いや、まさしくもう2025年問題が来ております。団塊の世代の方全てが75歳以上の後期高齢者に、75歳でも皆さん元気ですから、すぐ施設介護に入るわけではないから、これは来年すぐ大変なことになるということではないですけれども、ただやはり2025年問題、そして2040年にはもう人口が大きく減るというのがある程度予測されていますから、この中でやはり先手先手でやっていかないと、私は町長が常に取られている、この住み慣れた地域で、ついの住み家として公がしっかり担っていくということを尊重するのであればあるほど、そこに固執して大都市に最終的に依頼することというよりは、せめて富良野圏域の中でしっかりと高齢者の介護、それを施設での介護を守っていくということがやはり望まれるというふうに考えますので、ぜひそのようなことも御検討いただければというふうに思います。それで三つ目の、今度は子どものほうに入りたいと思います。これも、しっかりと定住自立圏の中では、本来福祉の中では、介護認定であったりとか、障害者であったりとか、発達支援というところもあった中でございます。その中で、これ中富良野町と業務委託契約の締結が結ばれているというところで、これは、近年また職員を増やされたということ、これは大いに評価いたしますし、町長御承知のとおり、上富良野町のあの発達支援センター、募集定員に上限がないといいましょうか、よそはある程度ここまでとやっているのですけれども、受け入れている状況にあります。それがとてもいいことなのですけれども、反面、職員にとっては非常に重荷になるということで、今回、人員が配置されたというところでは高く評価いたしますし、また町長がおっしゃった、これ以上手を広げて、富良野、南富良野のほうまで全部網羅しますよというのではなく、中富良野と一緒にこれを進めていきましょうというところは、私もそのほうが大変望ましいのではないかなというところで同じ考えなので、これはもう非常に高く評価できるところでございます。そこでお伺いしたいのが、今後において、これ上富良野にあります認定こども園ですとか、小中学校とこれ、どういった今後、発達支援療育に関しての連携を取っていくような施策があるのかをお伺いいたします。
答弁 保健福祉課長 三好正浩
5番金子議員の御質問にお答えさせていただきます。今の御質問の中身につきまして、今後の発達支援における学校とかの関連の状況ですが、これからこども家庭庁の状況だとか家庭センター、その辺の組織改革のほうも関連してくるとは思うのですが、今は発達支援センターのほうというのは、学校とも当然連携をさせていただいていますし、今後においてもそういった体制のほうは整えていくというようなことで、今後計画していかなければならない問題ですし、子ども計画というのも今年度策定しておりますので、そういったところでも今後の将来的なことにつきましては検討してまいりたいと考えております。
再質問 5番 金子益三
大変分かりやすい御答弁、― 39 ―ありがとうございます。町長、それでこども家庭庁ができて、いろいろ子ども・子育てのことでやっていきます。先ほどの第一答弁の中にもありました、介護士ですとか看護師等のエッセンシャルワーカー、これ大変不足しているところも一生懸命、町長、守っていかなければならないという答弁があったように、これ子育て支援に関わります、これ保育士や、それから発達支援に関わります職員のこの確保についても、ぜひここ、いろいろなインセンティブが必要なのではないかと思いますし、ぜひこういったところは、本来であればこの圏域というか、さらにこの上富良野を、どうしても都会に行ってしまいたいという傾向が強く見られますので、ここ確保しようとする町長の何か方策などがもしありましたら、お聞かせ願いたいと思います。
答弁 町長 斉藤繁
5番金子議員の御質問にお答えしたいと思います。今おっしゃられました保育士はじめ看護師、介護士含めて、本当に大変な状況で、ちょっと広域の連携まではいってないのですが、今年の春には町長の指示事項として、特に保育士はじめその他のエッセンシャルワーカーということで、各課長に何とかしようやということで策を考えてほしいというのは春に指示しておりますので、うまい、いい策が、方策が見つかればまた皆さんとお話をして、それが実現できるのかどうなのか、したほうがいい、もっと違うのがあるのか、いろいろ議論していきたいなと考えております。
再質問 5番 金子益三
本来、単独の自治体でできれば、最高でございます。それが駄目なら、もう本当に広域でも、大都会、都心部にどうしても集約しがちなそういったエッセンシャルワーカーを少しでもこの地域に分散していきながら、乳幼児から子ども、児童生徒、そして支援を受ける子どもたち、そしてお年寄り、病人の方、介護を受けられる方全てのエッセンシャルを必要とされる方がこの地域でこれからも暮らせるような方策をぜひ取っていただきたいというふうに思います。続きまして、クリーンセンターの長寿命化と最終処分場の延命化、いろいろこの間取組を行っております。焼却施設を持っているのがこの圏域でいうと上富良野町、そしてリサイクル施設を持っているというところでございます。これ、なかなか難しいことだと思うのですけれども、富良野にあります衛生センターは、生ごみですとかし尿の処理をこの圏域一本化されてやっておりますし、何とか本来であれば、この5市町村が一つの一元化した形でやっていければ、例えば隣にあります、美瑛町、東川、東神楽町の中で取っているようなごみの在り方というのが、本来、私、望ましいスタイルだと思うのですけれども、そういったことというのは今後どのように進むか、もし分かればお伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
5番金子議員の御質問にお答えしたいと思います。うちは、クリーンセンターで焼却の可燃のごみを受け入れておりますが、御存じのとおり富良野はまた違う方法で、燃やさない方法でということで、それはそれ、富良野の自治体の決定ですからそれはいいのですが、要するに焼却炉を使う、利用している圏域の人口が富良野以外のということになってしまいますので、どうしてもそこが一つになっても少ないぐらいですので、今もう十勝ですと1か所で十勝の全部という、そういうのもかなり広域進んでますので、今後の焼却炉の在り方については、富良野市は違いますので、処理方法が違うので、それ以外の今受け入れている中富良野のも受け入れてますので、そういうところと関係市町村、もちろん富良野も入れて協議はしますが、何せ先がもう長くありませんので、それを至急、方向性は決めていくということでしております。以上です。
再質問 5番 金子益三
本来の広域のメリットが生かされるように、ぜひ首長同士で重々煮詰めていただければというふうに思います。教育長、お待たせいたしました。給食センターに。本来、給食センター運営に関しては、広域連合ということを私も従々承知しているところでございますが、広域のお話でございますし、それこそ自賄い方式で、建物に関して言えば、これ上富良野町の単費でやっているというところでございますので、ひとつ理解をしていただきたいというふうに思います。既に、私もそうですし、同僚議員におきましても何度もこの間、この44年経過した上富良野学校給食センターの建物については、るる質問をこの間させてきていただきました。安心で安全、そしておいしい学校給食提供のために、現在の給食センターの改築というのはお考えはあるのか、まずお伺いをいたします。
答弁 教育長 鈴木真弓
5番金子議員の給食セン― 40 ―ターの改築についてお考えはあるのかという直接的な御質問を受けたところなのですが、今、この立場におきまして、今、改築するとかしないとかという論点の言葉ではなくて、それも含めまして、この第4次計画の中で、富良野広域連合の中で、今、審議されているのは、3施設の中でも一番施設的に課題はあるのは、上富良野町はちょっと大変だねということでの、連合教育委員会の中でも委員のほうの情報共有は先日の会議でされまして、これに向けて上富良野町が今後どのような方向性で行くことがいいのか、自賄いがいいのか、3センター全体で少し考えなければいけないのか、南富良野町はどうするのか、そこも含めまして、この3センターの中で検討を進めていこうということで確認をしたところでございます。以上です。
再質問 5番 金子益三
確かに立場で建てます、直します、直しませんと言えないのも重々理解します。ただ、広域計画第4期ですか、広域計画の中で私も資料を読ませていただきました。この間、空知のほうの自治体で起きました食中毒を機に分散させようという動きがずっとこの間、2期、3期と続いておりますので、私はそれはそれでいいと思うのです。ただ、一番懸念するのは、ハードも当然そうです。この間、我々同僚議員、いろいろあそこが壊れている、ここが暑い、あれが重い、ここが濡れている、ここがどうだ、ああだというのもありましたし、それに応じて、スチームコンベションを入れ替えましたよとか、ボイラーを改修しましたよとか、食洗機を買いましたよとか、いろいろなパーツで変えてきていただいて、そしてさらにちょっと小さいですけれどもクーラーを入れたとかというところの努力も私重々見てますから認めますけれども、ただ、もっともっと根本的なものが出てくると思うのですよね。近年にはお弁当の日もなくなりまして、当然その分、施設、そしてスタッフにもその負荷がかかっている状況であります。快適な環境での効率的な給食を作る作業に向ける方策、快適性であったりとか、安全性の確保だったり、そういったものというのは何か今、現段階ではお持ちでしょうか。
答弁 教育長 鈴木真弓
5番金子議員の御質問にお答えします。これまでも学校給食センターに対しましては、議員各位、また保護者の方からも、様々な御意見も賜っているとお伺いしております。学校給食センターの運営委員会の中でも御審議いただきまして、やはり改善しなければいけない点、先ほど金子議員からもお話いただきましたお弁当の件もそうですし、今年度も来月、第1回目の学校給食センター運営委員会も開催し、やはり皆様に安心・安全でおいしい給食を提供するために、今後の給食センターがどうあってほしいか、どう中身について課題があり、それを改善していくのかをやはり審議していくのが私どもの役割だと思っています。それをもって広域連合教育委員会給食センター部会においても御審議を図り、また、私ども自賄い方式でありまして、各施設につきましては、町の予算において各議会においても御審議賜る場面がこれまでもありましたし、これからもそのような形の計画もされていったときには、十分協議の場面が必要かと思いますので、十分そこにつきましては町とも協議しまして、教育委員会としての方向性については検討していく内容かと思っております。いずれかにしましても、もう6年度からの第4次計画でこの3センターの方式も踏まえまして、今後の方向性につきましては、今回の広域計画の中にも表現されておりますけれども、今後の方向性については、これまでの計画の表現とは一歩踏み出しまして、さらなる施設のことも含めまして検討を進めるように、先日確認・合意しておりますので、この辺の状況につきましても少し進めた状況について、お互い相互において組織の中で情報を共有していければと考えております。以上です。
再質問 5番 金子益三
せっかくですからもう少し。私が懸念しているのは、すばらしい給食センターのスタッフの皆さんのおかげでこの間事故もなく、食中毒等も起きなく、いろいろな事故が起きていない。ただ、道内のある給食センターにおいては、スタッフがちょっと引き上げてしまったという、御存じだと思うのですけれども、私、やはり一番懸念するのは、劣悪な就労環境の中においてスタッフが募集しても集まらないですとか、今、一生懸命頑張っていらっしゃる方が1人欠けて2人欠けてなんてことになってしまっては大変だなと思いますので、建物は古いけれども、しっかりと快適な環境の中で安心・安全の給食が作られますよという、そこからでも私、いいと思うのですけれども、そういったところからまず第一歩ができないのかなと思うのですけれども、そういったものはどうでしょうか。
答弁 教育長 鈴木真弓
5番金子議員の給食センターにおける調理師等の人材確保についての御質問にお答えさせていただきます。― 41 ―これまでも学校給食センターにおきましては、新型コロナ禍においては、家族等の感染により調理員が半減するということで、いっとき5日間ほど学校給食を止めざるを得ない事態も生じたところであります。本当に議員御心配のとおり、調理員、現在も定数には達してはおりません。現在もやはり募集をさせていただいているとおり不足している状態で毎日の給食調理業務に当たっているというふうに報告を受けていますので、私、教育長としましても、この給食センターの運営につきましては、やはり適正になる人材を確保して調理業務に当たっていただくことが、調理員がやはり自分の労働力に対する満足と、子どもたちに提供する質のいい給食ということでの、そこの相乗効果によっての提供だというふうには考えておりますので、それにつきましては、人材確保につきましては、昨年、大変申し訳ないですけれども、多少ではありますが賃金アップを図りながら、他の民間事業所とちょっと奪い合いにはなるのですけれども、少しでもうちの給食センターでも働いていただけるような見直しもしたり、あと福利厚生上についても少し職員とのコミュニケーションも取りながら、意向等も聞きながら、やはり働いていただける職場環境は第一というふうに考えてまいりますので、ただ施設環境の設備につきましては、なかなか一部分的なまだ施設改修でしかちょっとできる状況ではなく、今、総合計画の中でも実施しかまだ検討できてませんので、それも踏まえて、さらにそれが最良の方法なのか、先ほどもお話しさせていただきましたが、給食センター、広域連合の中で、3センターの中での上富良野町の給食がどのように提供されていくべきなども含めまして、今後検討すべき内容と課題だというふうに感じておりますので、御理解いただきたいと存じます。以上です。
再質問 5番 金子益三
広域連合でございますから、せっかくの広域のよさということ、この4期の中でもうたわれておりました給食配送の効率化というのもたしかあったと思うのですけれども、そういった中で考えますと、これあくまでも広域ですから、広く考えた中においては、例えば今、お隣の中富良野町においては、義務教育学校ということで集約されておると。たしか平成31年のときの給食数は918食だったのが、今、令和5年で上富良野町791食に減っているのです。中富良野町についても、平成31年は503食だったのですけれども、今は令和5年でいうと417食ということで、まだちょっとキャパオーバーなのかなとは思っておりますけれども、これちょっと令和10年ぐらいの推移を見ると、高校は別です、高校は別として小中学校だけで見ると、上富良野町については677食程度、中富良野町については385食。恐らく上富良野町のそのマックスの機能でいけば1,015食ぐらいは出せるはずだったので、頑張ればこれは何とか両町分のやつはクリアできるし、もうちょっといけばもうちょっといいやつを建てて、上中、これは配送も一緒に兼ねた中で。そうすると上富良野町学校給食センターで培われた安心・安全で、かつ、おいしいこの給食が、この近くで温かいうちに届けられるようなこともあるので、ぜひそういったことも考えていただければということなのですけれども、ちょっと行き過ぎて申し訳ないのですけれども、そういった広域性の優位性をぜひこの4期の中で確立させていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 教育長 鈴木真弓
5番金子議員から、富良野広域連合の第4次計画における給食センターの提供数につきましても、御発言いただきましたとおり、数値につきましては私どももそのように確認させていただいております。ただ、上富良野町と南富良野町は高校にも希望者数に提供しておりますので、かなりこの計画数につきましては、実際に提供している地元高校の高校生についても、必ずここの数字だけではなくて、実際にもう提供しているので、そのときには提供しないということではないので、これはどうなのだろうという議論は教育委員会議の中でもされておりますので、きちんとその辺については共有をして、給食というものがどういう対象の方に対して提供されるのかもやはり担当間の中でも協議していっていただきたいと。まだ一例に聞きますと、富良野市の中でも上富良野町と南富良野町で給食が出ているのであれば、来年からは高校も一つになるのだから富良野高はどうなのだろうというふうに一部動きもあるというふうに聞いておりまして、今現在、それは富良野市としてはまだ検討に至っていないと言われていますので、その辺も含めまして、いろいろと数についての議論というのは、これからまだされるかと思います。以上です。
再質問 5番 金子益三
これは広域連合の仕事にもなりますので、これ以上は踏み込みませんが、ぜひ今後いろいろ考えていただきたいというふうに思います。最後に、令和3年に残念ながら上富良野町、過疎指定が受けてしまうことになりました。そして、今― 42 ―般は消滅可能性自治体という烙印ではありませんが、非常に悔しい発表をされております。ただ、消滅可能性自治体、脱却した自治体もたくさんございます。近郊でもあります。ぜひ人口減少時代ではございますけれども、少子高齢化の中であっても、町長が掲げております子育て支援、そして現状の高齢者の健康寿命の延伸をしっかりとこれからも遂行していただきながら、近い将来においては、まず消滅可能性自治体からの脱却、行く行くは過疎指定が外れてでも独立してやっていける自治体を目指すということを、町長の固い決意をいただきまして、最後の私と質問に代えさせていただきます。
答弁 町長 斉藤繁
5番金子議員の御質問にお答えしたいと思います。人口減少で過疎指定にもなりました。そして、最近といいますか、昨今、消滅可能自治体にも指定されましたが、それだけが全てではありません。本当に人口が全てであれば、人口が5,000人であれば不幸になるかといったら、今5,000人の町が不幸になってしまう、そういうことは決してないと思います。ただ、このまま行けば、何も考えないで行けば、人口が減ったときに困ることがたくさんあるので、そういうことを一つ一つクリアしていって、人口がある程度減っても回るように、福祉しかり、子育てしかり、産業もちろんそうです。その辺をしっかり見据えて行政運営していくことが非常に重要なのかなと思っております。住んでいる町民の皆様が、幸せ、いい町だなと思ってくれることが最終的な目標でありますので、それに向かって、また皆さんのお力もお借りして頑張っていきたいと思っております。以上です。