猿払村議会 平成25年第4回定例会 2013年12月11日
特別養護老人ホームの入所について
2013年12月11日、猿払村議会の一般質問で、太田宏司議員が「特別養護老人ホームの入所について」質問し、村長 伊藤浩一が答弁しました。
- 質問者
- 太田宏司 議員
- 答弁者
- 村長 伊藤浩一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 太田宏司
次の質問に移らせていただきます。同じく、厚生労働省が示した改革案で、特別養護老人ホームへの入所を、原則、介護の必要性が高い中重度者に限定する。要介護3以上にするということですが、1段階下の要介護2。今回、見直された部分ですが、要介護2の認定の目安は、身だしなみや掃除なりの身の周りの世話の全般に助けが必要。立ち上がりや歩行、移動に何らかの支えが必要。排泄や食事に見守りや手助けが必要なときがある。問題行動や理解の低下が見られることがある。要介護2と3の介護認定の目安は、助けがいるか、一人でできないかの違いだと思います。介護は自宅で受けたいと多くの方が思っていると思いますが、連日連夜、在宅で介護を行っている方の苦労は大変なものがあろうかと思いますし、介護したくても仕事、家庭の事情で介護ができないこともあろうかと思います。特別養護老人ホームへの中重度者に限定されることに対し、現在の入居者、待機者の影響はどのようになるのか、質問いたします。
答弁 村長 伊藤浩一
ただ今の太田議員の御質問にお答えいたします。前段で若干、説明をさせていただきましたけれども、先日、厚生労働省は、特養への新規入所を要介護3以上の人に限定する方針の修正案を10月30日の第51回社会保障審議会介護保険部会に提示し、同部会では、特養は在宅での生活が困難な中重度程度の要介護者を支える施設としての機能に重点化すべきであり、入所を要介護3以上に限定すべきと、基本的な方針は維持しつつ、軽度の要介護者であっても、やむを得ない事情により特養以外での生活が著しく困難であると認められる場合には市町村の関与の下、施設ごとに設置している入所検討委員会を経て、特例的に特養への入所を認めることとしてはどうかという考えを示されております。要介護1、2でも入所が必要と考えられる、やむを得ない事情の特例要件として厚労省が示した案は、認知症高齢者であり、常時の適切な見守り、介護が必要であること。知的障害、精神障害等も伴って、地域での安定した生活を続けることが困難であること。家族によるサポートが期待できず、また、現に地域での介護サービスの生活支援の供給が十分に認められないこと。家族等による虐待が深刻であり、心身の安全、安心の確保が不可欠であること。この4点が掲げられております。既に入所中の者や、要介護3以上の新規に入所した者が、入所中に要介護1又は2となった場合でも、特例要件に該当する場合には継続して入所ができるものとなっております。現在、やすらぎ苑の入所者30名のうち、要介護1が1名、要介護2の方が2名。また、入所申請されている待機者は14名おり、うち、要介護1が2名、要介護2が5名おります。今後、入所判定をしていく上で、やむを得ない事情等を考慮し、関係機関との一層の連携の下に、配慮をする必要があると考えます。また、私の意見としては、今、国のほうでは要支援1、2を廃止して、要介護1から5までにすると。その中で今、太田議員が質問あったとおり、中度の部分だけの施設入所という形の方向に持っていって、あとの部分については在宅介護のほうに振り向けていって、医療費の削減を図っていこうというような考え方が示されているようでございますけれども、この部分については、私は非常に不満であります。反対であります。実態が非常に分かってないというような状況の中で、それぞれの自治体、地域が受け皿をきちんと整備した後で、こういうことをやられるならまだしも、何も、猿払村においても今のところ、やすらぎ苑しかありません。この中度の方々以下の方が、もし在宅に帰されたり、地域で見る状況には、今のところは非常に厳しい状況であります。ですから、地域で受け皿がある程度整った段階で、こういうことが話されるのは僕は構わないとは思いますけれども、今の現状では、私としては反対の意向を示して、何とか違う方向に持って いっていただけるよう要請してまいりたいというふうに考えております。以上です。
質問 太田宏司
要介護1、2、その人たちの介護をするといっても大変だと思うんですよね。自宅で介護したくてもできない、いろいろな事情があると思います。しかしですね、ここの受け皿であります、やすらぎ苑に入所することができれば、事情が許す限り会いに行き、また状況、状態を知ることができます。村としてね、でき得る限り、その要望にこたえて、村の発展に尽くしてくれた方々を地域で介護できる体制を築いていくべきだと私は思いますが、今、村長が言ってました唯一の受け皿であります、やすらぎ苑のですね、体制づくり。増床を含めて、どのように考えているのか、もう一度、答弁いただきます。
答弁 村長 伊藤浩一
やすらぎ苑は今現在、30床という形の中でありますけども、これを単に増床したいからといって簡単にできません。宗谷管内で特別養護老人ホームが何百床という形の中で設定がされておりますので、その中で、空きがなければ増床ができないという形になっております。前村長、巽村長からも、特別養護老人ホームやすらぎ苑の増床という形で、したいというような巽村長の方針等もありまして、いろいろ検討はさせていただいて、現在に至って、何も解決に至ってないというのが正直なところ、現状ではございますけれども、その中で、今、示されている国の方針の中で、私がやはり、こだわりたいのは、やすらぎ苑とサービス等がダブるかもしれませんけれども小規模多機能、もしくは、それに類似した介護施設の建設が必要だろうと。それがなければ、今、やすらぎ苑を急に増床するといっても難しいので、前の、福祉寮的なものという形の中で話は進んできておりますけれども、それも何とか、福祉寮になるのか、小規模多機能型の施設になるのか、そういうことも今後、介護施設の検討としてやってまいりたいというふうに考えております。以上です。