猿払村議会 平成24年第4回定例会 2012年12月12日
地域経済の活性化による村づくりについて
2012年12月12日、猿払村議会の一般質問で、眞田勝也議員が「地域経済の活性化による村づくりについて」質問し、村長 巽昭、産業課長 伊藤浩一、副村長 三浦高志が答弁しました。
- 質問者
- 眞田勝也 議員
- 答弁者
- 村長 巽昭、産業課長 伊藤浩一、副村長 三浦高志
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 眞田勝也
それでは、質問通告書に基づきまして、1点質問させていただきます。細かくは、項目については6点掲げておりますけれども、いずれにしても、全て関連する質問ということで御理解いただきたいと思います。それでは質問に入らせていただきますけども、先ほど同僚議員と村長とのやり取りの中で、村長の基本的な考え方としては、地域経済の活性化による村づくり。これをなくしては村の存続はあり得ないという、そういう趣旨の発言がなされました。私も全く同感でございます。そういう視点で、今回の質問をしたいと思います。それで、今までのやり取りを見まして、現状、この二、三年を見ますと、果たして地域経済の活性化に結び付く事務事業が成されたのだろうかというような部分で、私なりに考えてみたのですけれども、事務事業の執行の中で、基本的に予算を考察してみますとですね、活性化に結び付くような事務事業というのは、何か乏しいような気がして、寂しい感じで議論してきたという経過がございます。というのは、財政状況で、かなり厳しいという問題もございますし、活性化に結び付けるといっても、相手があることですね。したがって、その相手が、きちんと理解してくれなければ、なかなか入っていけないという事情もあるはずです。しかし、いずれにしても、議論することが修繕や改修。こういう議論で進んでくると、極めて寂しい感じがしておりました。それで、きょうは村長とですね、そういう形ではなく、もう少し新しいものに取り組んでいくと。目を輝かせて議論できるという、そういう形で進めていきたいなというふうに思いますので、答弁のほうも、よろしくお願いしたいと思います。それでは入っていきますけども、本村の農業、漁業、過去には林業というような三大基幹産業があったわけですけども、今、林業は極めて衰退しております。そういった意味では二大基幹産業というような部分で表現させていただきますけども、この地場産品の新しい製品、研究、開発、加工、ブランド化。これは一次加工に終わることなく、地域の雇用と所得を確保して、若者や子どもが地域に定住できる地域をつくっていくのだと。それは村長も基本的に就任当初から、これについては基本的な考え方で述べていますから、私も全く、これについては同感で、そういう地域なくして地域の存続はあり得ないだろうというぐらいに思っております。各地域の自治体を見ておりまして、どんどん北海道全体が衰退していっているという現状を見ますと極めて寂しい感じがしますし、私たちの地域もそういう中に、どっぷりと引っ張られていってしまうのかなと、そういう心配も実はあるわけですけども、しかし村長も、いろいろな所で、資源がある、可能性があるのだという部分では、私も全く同じなのです。そういう資源もあるし、可能性もあるのだと。しかし、それを、どう応用して作っていくか。または加工していくか。アレンジしていくかということが、地域の存続に係わることなのだろうと。こういうことなくして地域の維持はあり得ない。私は、そのくらいに思っております。したがって、一次だとか二次産業、三次産業。そういう枠を超えて、有機的に連携して、新たな製品開発や販路の開拓、いわゆる1.5次産業、又は六次産業というような部分で、これを連携してやっていくことが喫緊で最重要の課題だろうと私は思います。それに基づいて、以下、具体的な質問に入らせていただきますけども、まず、地域資源を活用した産業振興による雇用の場づくりについては、過去の議会で村長と何回もやり取りしています。その後の経過では、村長は、この必要性は理解しました。しかし、果たして議論されて、その後どうなったのかというのは、私も見えておりませんし、その経過は、どうなっているのか。また、それにはですね、行政だけで何もできるわけではないのです。これは官、民、農、水、商、工の連携。そういう形で全て連携して初めて戦略が練っていけるのだろうというふうに思います。そういう意味でですね、農水、特に農水商工との連携というような部分で、これは農林水産省とも、言ってみれば国レベルでも、こういう形でやらなければいけないよと。そういう形でやっていきましょうという提唱されておりますので、そういうことも含めてですね、これを猿払村においては、どういうふうに進めようとしていっているのか。改めて、基本的な考え方をお聞きしたいと思います。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただ今の質問にお答えいたします。先ほど、質問に当たりまして、前段で、厳しい財政状況の中で、漁業、農業、等に関して、なかなか施策とか事業とか見えない、非常に寂しい思いだということがございましたが、言い訳を言わせていただきますとですね、財政難ということもございまして、なかなか、村の事業として行う事業は、実際的には非常に難しいと。しかし、その分ですね、ほかの補助事業、国営事業、また道営事業等によりましてですね、漁業に関しましても、農業に関しましてもですね、我々、産業課と共にですね、全力で大きな課題に当たってきております。なかなか、姿は見えないかもしれま せんけども、我々としては、一つ一つ宿題をやってきたと。そういうふうに思っております。さて、質問に入りますが、異業種での連携という御質問であったかと思います。いつも申し上げておりますが、猿払村は豊かな水産資源、酪農資源を中心に、豊かな地域資源を持っております。これは何度も申し上げております。これを活用すれば、これからも発展可能な地域であることは、間違いございません。そのためにはですね、地域の一体感が必要であり、開村90周年も、その契機にしたいということを常々話しております。つまり、地域が連携すれば、この地域は発展することができるわけであります。昨年より、漁協、農協、商工会を中心といたしました経済団体を中心に懇談会親睦会を開催し、異業種での連携が取れるように、行政としても働きかけております。各団体間にですね、ある程度の理解が深まれば、今は目に見えませんが、次のステップに進んでいけるのではないかと考えております。以上でございます。
質問 眞田勝也
認識としては共通の認識を持っていますから、細かいことについて今さらやり取りをしても仕様がない。前議会でも懇談会という部分についてはお聞きしましたし、理解をされるためには、そういう懇談会が必要で、それにも時間が掛かるという部分で理解します。しかし、どうすれば理解を得られるのだろうかと。やはり、待ったなしに、早いうちに、今、何とかしなければという思いで、私は質問しているわけですから。それで、国のほうではですね、農水省のほうでは、雇用と所得を確保し、若者や子どもも集落に定住できる社会を構築するため、農林漁業生産と加工、販売の一体化や地域資源を活用した新たな産業の創出を促進する。いわゆる六次産業化。これは農水省で、こういう表現をされております。これはホームページを見れば誰もが見えることですけども、どこの地域でも、これで悩んでいるというのは明らかですよね。国そのものが、こういう形でやっていこうという地方に呼び掛けをしているというのは、皆、悩んでいるから。やりたくても、なかなか、やっていけないという事情があるから。その、やれない事情を何とか克服して、やらなければ地域維持は成し得ないです。だから、私は言うのですけれども、今は農水省で、そういう話がされましたし、こういう部分で、例えば国で、こういう推奨をしているわけですから、北海道を通じてですね、地方公共団体には、こういう形で事情の説明があったり、協議機関があったりということは、産業課長、こういうのは、今までになかったのでしょうかね。国でも良いし、道でも良いし、当然、国からの、そういう流れがあって、道でも、そういう話が地方に下ろすという手順になると思うのですけども、そのあたりを、ちょっとお伺いしたいと思います。
答弁 産業課長 伊藤浩一(産業課長は2013年6月まで)
すいません、六次産業の関係でしょうか。その関係について、私も今、初めて、説明会という形の中では、宗谷総合振興局も含めて、道のほうとの説明会は出席しておりませんし、会議の案内も今のところはな かったかと思います。
質問 眞田勝也
財政難ということもあって、今までに、なかなか取り組めなかったというのは、事実なのだろうと思います。しかし、今のままでいけば、ますます財政という部分では厳しいです。税収もないし、自主財源がおぼつかなくなってくるわけですから。これに今、一次産品に付加価値を付けて、どう売り込んでいくか。それを表現していくのが猿払村の今後の生き方だというふうに私は思います。したがって、それをやることによって、自主財源、税収もアップするでしょうし、地域も活性化してくるでしょうし、いろいろな部分に波及効果が出てくるというふうに思うのです。それで、商工の連携については、また後ほど、議題に挙がると思いますけれども、例えばですね、顕著な例が、私、ふるさとの家に行って、土産品が、あそこで売ってるのが、いろいろな商品がありますけども、猿払村で作っている、生産されているという部分については、本当に僅かしかない。実は、つい、こないだも見て来たのですけども、地元産品だけありました。貝柱、ソフト貝柱、玉冷、アイスクリーム、バター、牛乳、みみくん。そのほかに私の知ってる範囲では、ホタテカレーだとか、いろいろありますね。だけども、両手で数えられるくらいの加工品しかないのですね。 一次産業で、日本一のホタテの村と言いながら、あまりにも寂しくないでしょうか。村長、どうでしょうか。私は、やはり、日本一という名が付くのは、相当の商品があるのです。幌加内町に行って、ちょっと調べてみたのですけどね、30品以上あるのですね、いろいろ加工したものが。地元で加工したものですね。そう考えると、ちょっと少な過ぎやしないかと。酪農のまちであり、ホタテのまちである。先日、村内行政視察で、長原副議長も行って、見ていただいたら、ちょっと少ないなと、早速、漁協でも少し頑張って何か一品、作ってくれたようですけども、皆で、そういうことをやっていく必要があるのだろうというふうに思うのですね。そこで提案なのですけども、どうですか、村長。いろいろと、ほかの町村でもやっています。給食に地場産品を加工した何かを使ってね、いろいろな献立を作ってみるとか、小中学校の家庭科のときに、村の産品を使って何か新たな、牛乳とホタテをあわせて何かできないかと、いろいろ研究したり。子どもたちと一緒にですね。それと、主婦を対象にしたグルメコンテスト。こういったものを仕掛けて、やっていく必要があると思いますけど、村長、これについて、ちょっとお願いします。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただ今の質問にお答えいたします。確かに議員おっしゃっているとおり、ホタテ、又は牛乳に関する加工品は、ほかの町村に比べて少ないのかもしれません。今後におきましてはですね、この後の質問にもあるとおりでございますが、付加価値を付ける工夫を行ってまいりたいなと考えております。私も、この村長という職に入りましてですね、この立場になりますと、経済をですね、マクロ(巨視的)という世界から見ることができるようになりました。昔は、もうミクロ(微視的)の世界しかございませんでしたけども。そうすると、この猿払村というのは、基幹産業の資源であるホタテ資源が、大雑把に申し上げますとですよ。その年によって価格も違えば、数量も違いますから、正しい数字ではございませんが、感覚的なお話をいたしますと、大体、毎年40億円くらいの原料があると。そして、それに伴う加工品が80億円くらいございます。また、牛乳に関しましても、生乳として、原料として、これも40億円近く生産されると。そして、そのほかのですね、建設業、土建、観光、その他諸々の産業として、大体、今、ちょっと売り上げが減っているかもしれないですけど、40億円近くございます。合わせてですね、大体200億円ぐらいの売り上げ。合計ですよ。合計がございます。そのうちのですね、先ほど申し上げました、水産、漁業ですね。漁業の資源40億円のうちの、ほぼ半分近く。半分近くというのは、漁業協同組合も委託工場とか地域外に持っておりますので、それらの付加価値も考えて生産されますから、それらも管外に流出すると考えれば、半分ほどの資源が村外に流失しております。酪農の資源にいたしましても、これは生乳で管外に出るわけでございますから、これも、原料として管外に流出すると。そして、その他の産業に関しましてもですね、付加価値については、ほとんど管外で作られると。このように計算いたしますと、半分以上のですね、我々の資源が管外で使われているという計算になります。この資源をですね、できるだけ我々の地域の中で付加価値を付けることができれば、この地域は、まだまだ発展するし、人口も増えていくというのが私からの、かねてからの考え方でございます。その付加価値を付けるためには、どうしたら良いのかというのが、おそらく、今回の眞田議員の質問の主旨ではないかと思って議論してまいりたいと思います。
答弁 副村長 三浦高志(副村長は2013年9月まで)
私のほうから、眞田議員のほうからありました村の産品といいますか、付加価値を、どうやって付けていくかと。特産品を皆で作り上げる方法はないのかという御提案に関してですね、若干、情報をお伝えをしたいと思います。前段で、ほかの議員さんからの開村90周年事業の御質問もありましたけれども、議会とは別に時間をいただいて、90周年事業の関係も御説明をしたいと思いますが、その中でですね、村民の方々からの提案、そういったものを基に整理をしているわけですが、村のイメージアップ事業、あるいは、新たな魅力を発見する事業というジャンルの中でですね、整理をしていきますと、実は、特産品を使ったグルメコンテストを是非、実現してもらえれば、という提案もございました。これは、実行委員会の中でもですね、それは早速、方向付けをして、そして、村のホタテ、あるいは乳製品等々、村の、そういった食材を使った新たなグルメの発掘を目指すということで、子どもたち、あるいはお母さん方、そして、高齢者の経験の中から、そういったクラスでですね、いろいろ分けて募集をした中で、そして、今、御指摘があった土産店にもですね、産品として置けるような、そういったものが、何とか皆の力で作り出せないだろうかということをですね、是非、90周年の事業の中では、遅まきながら実施をしていきたいという企画を持っているところであります。以上です。
質問 眞田勝也
そういうことで、基本的な考え方は一致しておりますから、この部分についての議論は、さて置いてもですね、しかし、そういう位置付け、きちんと方向性を一次産業者と共通理解に立たなければ、なかなか進んでいけないという問題がございますね。だから、そこが今、難しいところなのだろうと、私は思います。しかし、それは粘り強く、辛抱強くですね、ア タックしていく。そして、コミュニケーションを図っていくという形の中でしか解決できないことだと、私は思うのですね。きっと分かってくれると。そうしなければですね、この地域を維持できないのですよ。私、どう考えても。それをなくしてですね、今のままで地域維持できるというふうには考えないです。今月に入ってからですか、日刊宗谷で、先ほどの同僚議員の質問の中にもありましたけども、出生数が40名を超えたと。これは、自然減として前年度、三十数名の方が亡くなっているわけですから、自然増なのですね。あと、自然増の所は ほかの管内には、おそらくないのではないですか。ということは、可能性がある若い村だということがいえると思うのですね。これは後で話ししますけども。だから、そういう理解をしていただくという取り組みが非常に大切で、これなくして、この問題については語れないというふうに、私は思います。これについてね、村長の考え方はね、きちんとして、何とかして、皆さん分かってくださいと。 一次産業の方。やはり、そういう形で、土下座してでも、これをやっていかなければ、なかなか解決していけない問題なのだろうというふうに思いますね。辛いけれども、そういう必要性も、やはり粘り強くコミュニケーションを取っていくということが大事だろうと。これは担当課長についても、さらに、こういうことが要求されているのだろうと思いますので。これについては、もう、そういうことで終わりたいと思います。そういう覚悟を持って、努力していただきたいということで、終わりたいと思います。それでですね、次に入りますけども、地域資源を高次加工するというような部分では、試験研究施設だとか、そういった部分の建設。これは過去の議会でも、いろいろ私は提案しています。これは早期に作るべきだと。こういうことをやって意気込みを示せば、相手も分かってくれるだろうと、私は、そう思います。どっちが先か。鶏が先なのか卵が先なのかの議論になるかと思いますけども、平行して、こういう部分で努力していかなければ、なかなか進んでいかないと。そういうふうに思いますので、これについて、村長の考え方を2番目にお伺いしたいと思います。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
2番目のですね、高次加工研究施設の質問ということで捉えてよろしいでしょうか。ただ今の高次加工研究施設についての質問ということで、お答えいたします。来年度からですね、先ほども申し上げましたが、人口増加のための施策を具体的に考えてまいるつもりでございます。そのためには、雇用確保、地域経済活性化のためにも、今ある資源の高次加工の研究は大変重要であると位置付けをしております。このたびの第6次総合計画の中におきましてはですね、平成26年、27年の2か年において、水産加工品の保管施設整備が計画され、来年度から具体的な設計に入る予定であります。今、非公式ではございますが、加工協と関連団体から要望等を聞いております。その中でですね、今、議員がおっしゃった新製品、いわゆる高次加工に類するものになりますが、これの研究施設等の要望も上がってきております。私は、できるかどうか分かりませんが、この施設の中にはですね、酪農製品も含むことができないのかなということも、今、検討しております。少し時間は掛かりますが、今後じっくりですね、産業界の皆様から様々な御意見を賜りながらですね、将来の猿払村の発展に繋がる施設を、是非、研究したいと思っているところでございます。
質問 眞田勝也
そういうことで、人口増の対策という部分で、人口増というのは、言葉で言うのは易いですが、なかなか大変なことで、これに向けてということですから、私たちも、これに向けて努力していかなくてはいけないと、気持ちを新たにしておりますけども、私は、新たな研究施設の新設が先なのか、既存の施設を使いながらでも、何とか、今すぐにでも、そういう動きをするのかと。やはり、今すぐにでもすべきだと。そして、新たなものが必要なら新たなものを建設していくと。そういった部分で、今、農業の部分もと、村長が言われました。今の既存の施設で、牛乳と肉の館についても、随分と、補助金の適正化法という法律の中で建設目的以外の利用について云々という、それがネックになって、館も随分と使われにくい施設になっていた。それでは駄目なのですね。今は使えるのですよ。だから、なぜ、ああいう施設を活用して。そういう動きをすればですね、村長が先頭を切って、あそこを使って何とかやれば、そういうアクションを見せることによって、一次産業も村長の意気込みが伝わると私は思うのですね。どんな施設でも良いから、やってみる、ということ。見せるということでね、アクションを。ただ、どこだからできない、施設がないからできない、あれがないからできない、と言っているから、一次産業も、なかなか理解していただけない。私は、そういうふうに思います。だから村長も、そういう意気込みを示してね、よし、職員に発破を掛けて、一緒にやるぞと、そういうメッセージを一次産業に伝えるということも重要な役割だというふうに思いますので、是非、その部分でですね、現状の施設を、そのまま使ってでも良いから、今すぐでも、やれる部分は、 やっていくと。そのような意気込みを示していただきたい。それと、枝幸町で、実は、去年だったか一昨年だったか、加工施設ができましたね。研究施設も含むということです。これについての資料をいただいたのですけども、産業課長、これは効果的に使われているという認識はされておりますか。
答弁 産業課長 伊藤浩一(産業課長は2013年6月まで)
ただ今の眞田議員の御質問ですけども、枝幸町で先日できました枝幸町水産物鮮度保持加工処理施設の関係だと思いますけども、この部分については、ほとんどが冷凍施設と、それから、トンネルフリーザーという施設の中で有効利用されているかと思います。ただ、先ほど村長が答弁のほうでさせていただきました、本村においても、これと類似したような施設を、複合施設的なものを検討してですね、水産のみならず、農業も含めた形で建設をしていきたいというような話もありましたので。うちのほうとは、若干、加工場の形態が違います。本村の加工場においては、ほとんどの加工場において、トンネルフリーザーをですね、有しております。枝幸のほうは、ほとんど有していない加工場が多いので、そういう設備をしながらですね、作っていった部分がありますので、今、村長が聞き取りをしているという部分については、本村において、果たして、どういうような目的で使っていくのか、ということも踏まえてですね、今後、検討していきたいなというふうに考えていますので、よろしくお願いいたします。
質問 眞田勝也
私も枝幸の資料を見てですね、トンネルフリーザーというのは、うちでは大半が持っているのではないかなと。なぜ、このようなものが必要なのかなと。事情は分かりました。地域の実情にあったような施設ということになりますから、そういうことも含めながら、一つ、急いで、これを協議していくべき必要があろうと思いますけども、これは、補助のメニューにもあるはずなので、そのあたり、一つ、よろしく手続というか、協議のほうを進めていってもらいたいなと。それには一次産業も含めてね、農業のほうも含めて、一緒に何かを作りましょうという意気込みを見せて、やっていただきたいなと。それには、既存の施設があるわけですから、今年からでも、できるのです。問題もありますけども。そこで、ちょっと関連してお伺いしますけども、実は、決算委員会の中で、牛乳と肉の館の利用について、畜産振興公社との役割分担というか、直営の職員2名と、公社の職員2名で、どういう体制で、あそこが運営されているのかというのが。私、何回も言っています。指定管理として、あそこの施設は馴染むのですかと。馴染まないのではないですかという、今から五、六年前に何回も、そういうふうに言っています。馴染まないよと。指定管理としては馴染まない施設だから止めたほうが良いと。委託なら委託で良いでしょう。直営なら直営でやったほうが良いと。今、直営の職員2名、公社の職員2名ですけども、どういう指揮命令になって運営されているのかというのが、どうしても見えてこないのですね。そこの整理は、どうなっているのか。もしか、なっていないのなら、早くに整理しなければ、違法行為になるのではないですか。派遣ということになるのか、公社の職員なるのか。そのあたりが、ちょっと分からないので、できるだけ早くね。それは副村長でも、ちょっと答弁いただきたいと思います。
答弁 副村長 三浦高志(副村長は2013年9月まで)
それでは、お答えをさせていただきます。実は、副村長という立場で、畜産振興公社の副社長という、経営のですね、一端を担うという立場に、実は立っております。牛乳と肉の館の設置及び管理に関する、あるいは、業務に関する条例がありますので、そこに照らしてですね、実は、私も中に入っている二つの立場を持ちながらですね、係わらなければならないということで、御指摘の矛盾をですね、抱えながら、実は、畜産振興公社の社長ともですね、お話をしているところもございます。業務に、この条例に規定されているですね、加工品の研究開発というところもありますから、そういったところを誰が担うのか。施設そのものを誰が管理をするのか。そういった仕切りでは、畜産振興公社そのものが、あの建物を管理をすると。具体的な業務をですね、そこで行うべき業務を、研究開発とは別としてですね、今、行われている部分を進めていくというところも含めて、指定管理をさせていると。そして、私は立場を変えれば、受けているという状況になろうと思います。その中で、御指摘の、経営を含めたですね、管理運営システム、人的体制がどうなのかというところをですね、やはり、ここに係わる問題が内在してるというふうに思っておりますので、目的に沿った管理をする部門と、それから、もう一つは、加工施設が行う業務のうち、開発だとか研究、それから指導、そういった部分を、きちんと仕分けをして、できる体制を整理をしていかなければならないという課題を持っているということで、お伝えをしておきたいと思います。
質問 眞田勝也
そういう課題を持ちながらですね、数十年ですね。何年も、これについては。ここが上手くいけばですね、まだまだ早く、もう少し、いろいろな繋がりができてきたのだろうなと、私は思うのですね。一次産業の理解も得ながら、1.5次産業、六次産業まで発展していけるような、そういうような方向性が見い出せたのではないだろうかと。そのぐらいまで思っています。ですから、何とか、そのあたりを早く整理をして、今年中にですね、平成25年中に整理をして、きちんとした形でやっていただきたいと。新たな施設は、村長も先ほど、新たな施設の建設も考慮に入れてますから、それが、できるまでにはね、もう既に、試験的に、そういう施設が運営できているような形。そういう形にしていただきたいというふうに思います。これは要望で、是非、課題として、来年度までには整備をしていただきたいと。次に移ります。3番目ですけども、地場産品の加工による地域経済に与える影響と雇用計画の分析は。これは答弁はいらないです。質問は、もう既に、やり取りしていますから、これについての効果というのは非常に大きいと。それは共通に認識されて、よろしいですね。そういうことで。したがって、今はですね、今、ちょっと開いてもらったら、確か5年ぐらい前に、私、一般質問で、ホタテに限って言いますけども、村外で48パーセント、村内が52パーセント。村内のほうが若干、多かったというような記憶がありますけども、もう少しこれを、地元加工量を増やすことは可能ではないのかと。そのあたりが一つの鍵だろうというふうに、森村長の時代に話したような気がしますけども、いずれにしても、今、ハーフ・ハーフ、50パーセント・50パーセントですから、もう少し理解を得れればですね、あと10 パーセントぐらいは、ここで、1.5次産業、六次産業に結び付いていくような事業展開すれば、地域が、また違ってくる。それこそ村長、人口増も夢ではないと私は思うのです。何とか、そこを努力していただきたい。さらに言わせていただければ、11月30日と12月2日の日刊宗谷に何か出てました。出生率が大量40人。猿払村の新生児の増加。少子化どこ吹く風、と新聞に出ています。やはり、なぜなのだろうと。これは、やはり一次産業の基盤が しっかりしているからです。これはハッキリ言えますね、村長ね。これは、お互いに議論する必要ない。その基盤がしっかりしている。一生懸命、皆が作ってきてくれた。そこに感謝しなければいけない。そのとおりだと。したがって、地域維持にとって、それを、さらに付加価値を高めることによって、ますます良い地域をつくっていけるのだという可能性を示している。私は、このニュースを見て、そう思いました。村長も、倍にできると。倍は無理かもしれないども、しかしイメージとして、そのぐらいの意気込みを持っても良い。したがって、私はね、そのニュースを見て、やれば夢も現実になるのだと、そういうふうに思ったのですね。それと、過去の議会でですね、一昨年あたりですか。私、人口の問題で一般質問していましてね、現在2,870人。うち65歳以上612名で、高齢率が約21パーセント。こういう村は、ほかにないですね。率が低いということですよ。それだけ若いということ。それと、まだ明るいデー タというのは、死亡という自然減が31人くらいで、出生が40人に近いということで、逆転現象ですから、当然、ほかの町村、自治体では逆ですね。40人減で30人増というのが本当の数字なのでしょう。それで、どんどん自然減していくというのが現状なのですけども、うちは違いますよと。それだけ若い村なのだ、可能性がある村なのだ、というふうに理解したいのです。この認識について、村長どうでしょうか。一言で結構ですけども。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
これは、もう私が常々申し上げていることでございまして、猿払村は若くて、これから発展する可能性が十分にある地域であることは間違いございません。それを、どのように生かすかということが、これからの課題であります。今、議員おっしゃったように、村外に出ている資源をですね、できるだけ村内に回して、できるだけ付加価値を付ける、六次産業を考えていくべきだという意見もございますし、私も、 もっともだと思っております。先日、このようなお話しをして良いのかどうか、ちょっと私も分かりませんが、ふれあいトークを拓心中学生と行いました。その中の、ある生徒の一人が、このようなことを申し上げておりました。漁師になりたい人が必ず漁師になれるようにしてくれないかと。非常に、私もドキリといたしました。これは、御存じのように、今、漁業協同組合が、後継者を一人にするという方針を出したことに基づくものだと思っております。その場におきましては、私は、私の答えられる問題ではございませんので、後ほど組合長とお話しいたしましょうということにしましたけども、ただ、組合の皆様もですね、もちろん組合経営も、とても大切です。守るということは、これは非常に大切なことだと思いますけれども、もし、その余剰人員がいるのであればですね、その人たちで加工場をやるとか、新たな加工場を作って、新たな製品を作るとかですね。また、逆に言えば、加工場でなくてもですね、違う魚種を求めるとか、違う魚を獲るとかですね、そういう、そちらの方向にですね、前向きに向かって行っていただきたいなと思ったものです。あとで副組合長から怒られるかもしれませんが、敢えて言わせていただきました。
質問 眞田勝也
副組合長も当然、そのあたりは理解してくれるはずだと思いますので。絶対に協力してくれるというふうに私は信じておりますし、そのような方向になっていただきたいなと願っております。それでは、次の質問に入りますけども、話しているうちに4番目の質問について、やり取りしなくても分かりますね。基本的には一次産業と行政が、どのようにコミュニケーションを、きちんと取れて、共通の理解に立つか、ということしかない。それが、1.5次産業、六次産業に結び付いてくるのだろうと。それをなくして、あり得ないと。そういうふうに私は思うのですよ。だから、これは何も一次産業だけの問題でもない。行政だけの問題でもない。両方に、今言うようにね、子どもたちと、ふれあいトークですか。そういう意見が出るということは、やはり地域に愛着があり、私は次男、三男に生まれたけれども、ここで、そういうことを、やっていきたいという希望があるなら、叶えてあげるべき。それが漁業で叶わないなら、加工もあるでしょうし、先ほど村長が言いましたけれども、新たな魚種をね、育てるとか。これ、また後で質問に出てきますけども、いろいろな手法があると思います。だから、そういうものを村長が、考え方を、メッセージを、きちんと一次産業の人に伝えていく。それを伝えない限り、やはり現状維持という形でしか、ものは進んで行かないだろうというふうに思います。是非ですね、村長は強力なメッ セージを、姿勢で見せていただきたい。そういう必要があるのではないかというふうに思います。それで、行政の果たす役割ということは、そういうことだろうと思います。やり取りの中で、それは理解できましたので、答弁は不要です。次にですね、5番目に、村長のメッセージと同時にですね、1.5次産業、六次産業とか、そういうものを進行していくという、そういう組織が、私は必要ではないかという気がするのですよ。それが、村長の強烈なメッセージになるのではないかと。そういう人たちを、日常的に一次産業、経済団体の所に行って、常時、貼り付けになって話をして、何とか、こういうものを進行していくというような。そういう組織を作ったということは、村長の強烈なメッセージになるはずだと、私は理解します。そのようなことで、村長、これについては、いかがでしょうか。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
振興室の設置に関してでございますが、その前に、強力なメッセージという、お話がございました。本当を言いますと、あまり強力なメッセージを発したくないと思っております。ですが、私の任期も、あと1年となりましたけども、今まで内緒にしておりましたけども、私が村長になった最大の思いはですね、この村に日本一の食料基地をつくる、という思いであります。自分は事業者であります。自分が村長をやることが本当に良いのかどうか、随分と迷いました。今でも正直に言って、私は企業が大切、自分の会社が大切であります。ですから、本来なら、私は村長をするべきではなかったと、今でも思っております。ただ、なるときに思ったのは、村長になることが会社のためにもなると。会社のためになることは村のためにもなると。そういうことが、納得がいきましたので、村長に出ることを決意いたしました。この村には本当に、豊かな資源があるし、皆で、この地域をつくろうという気持ちになれば、まだまだ発展する可能性があるわけでございます。私の思いを発するときは、まだまだ後だと思っておりましたが、つい言ってしまいました。誠に申し訳ないですけども、本当に、福祉も大切だし、ほかの行政も大切だと思っております。でも、本当の私の目的は、本当に、ここで産業振興させて、豊かな村をつくると。豊かな食料基地をつくるということであります。その意味から申し上げれば、今、私の思いの中では、様々なことが課題となっております。確かに原料がここで加工できれば一番良いのでございますが、ただ、受ける側にもですね、それを全部、付加価値を付けられないという状況も実際はございます。それは、労働力の不足でございます。この問題も、我々は何としてでも解決しなければならない課題だと思っております。そしてまた、今、議員がおっしゃったような付加価値を付けるための研究施設の工場ですね。これも準備段階に入っております。また、この日本一の食料基地をつくるためにはですね、酪農とともにですね、臭気対策とか、また、衛生管理とか、そういう環境も整えていかなければなりません。そのようなことを考えていてけばですね、直轄のですね、直属の振興室を作りたいという思いはございますが、なかなか、今の現状の組織の中では難しいのかなと思っているところでございます。
質問 眞田勝也
難しさは理解できます。私も、そちら側にいた経験の中から言えば、今の縦割りの組織の中で事務事業を執行していくことになれば、どうしても自分の守備範囲が一つの壁になる。例えば、同じ課にいても、係が違えば全く違うことをやっている。しかし、今、必要なのは、農業と漁業、一つ取っても、水産と農業、これを同じ共通な認識で仕事をやってもらわなければ、どうしようもできないのですよ。こちらがバラバラであれば話にならないのですよ。仕事など、やっていけないのですよ。それが連携というものなのですね。果たして、それが、きちんと縦割りの組織の中で、それが、きちんと理解されて、やっているのだろうかという心配も、私はしています。それがあるうちは、村長が言葉で言っても、なかなか実現が難しい組織ということになります。心配されます。私がいたころも、そういう体質がなかったわけではない。だけど、今は強すぎる。それも、一つ配慮していただきたいなというふうに思います。それは、上手く、同じ課にいて、隣同士でコミュニケーションを図りながら仕事を やっていくというのは、重要な位置付けだというふうに思いますので。今すぐ、振興室ができなくてもですね、何とか、そういう形でですね。どこも悩んでいると思うのですね。日本一のホタテの村です。しかし、昨年でしたか。蕎麦で日本一の幌加内町で、蕎麦の振興室。これは、我々が一杯飲みながら話をしていたら、突然でき上がったのですね。新聞を見てビックリです。実は、一昨日ですか。石川県の羽咋市という所で、『鶴瓶の家族に乾杯』といいましたか、その番組を見ていましたら、私たちが自費での視察研修に行った高野誠鮮(たかの じょうせん)氏という、スーパー公務員といわれていますけども、彼が出てきました。彼は、視察に行った当時は、産業課の課長補佐だという、そういう名刺だったというふうに思うのですけども、今は違うようですね。テレビで見たら、1.5次産業振興室の室長という、そういう現在の肩書だというふうに聞いております。『鶴瓶の家族に乾杯』でも、最後に彼が出てきました。いろいろと、まちおこしに一生懸命やっているというような部分で、スーパー公務員ですね、言ってみればね。だから、やっている所は、あるのですよ。強烈なメッセージなのですよ。市民に対してのメッセージを発したということなのです。だから、皆が彼を求めて、いろいろなことをやってくださいよと。頑張ってやってと応援をしている。だから、これはね、村長が意気込みを示すということは、そういうメッセージを伝えることが、もの凄い大事なのだと。先ほどから何回も言いますけども、あらゆる角度から村長は、そういう メッセージを発していかなければならないだろうと思います。これについてですね、今すぐでなくても結構ですから、これは庁内議論していただく機会を持っていただけるかどうか、ちょっとお伺いしたいと思います。副村長でも結構です。
答弁 副村長 三浦高志(副村長は2013年9月まで)
職員のですね、やる気を引き出すという部分については、これは村長がトップでは、もちろんでありますけれども、事務方の職員をですね、是非、私がまとめながら、職員のやる気を、もっと皆が持てるようにですね、議論をして作ってまいりたいと思います。
質問 眞田勝也
是非、努力いただきたいと思います。最後に、新たな地域資源づくり。沿岸増養殖事業の展開、水産増養殖種苗施設も含めての話と捉えていただきたいと思いますけども、先ほど村長、答弁いただきました。これについては。ホタテのみにならず、いろいろな魚種、そういったものを展開していかなければならないだろう、というふうに答弁いただきましたから、これについては、やはり、一つの魚種で、ちょっと私も、ホタテだけというは、ちょっと自然ではないというふうに、海の生態系がね、自然ではないというふうに思いますし、素人だから、素人が何を言っているのだと、そういうことで聞いていただきたいのですけども、北海道に五つの海域があって、オホーツクも、その一つの海域の中で増養殖事業をやられていると。これについては、前にも質問しました。ということは、なぜ、この質問をするかというと、担当課長は良く聞いていただきたいのですけども、やはり、猿払から斜里まで、オホーツク海域の中で増養殖。これはニシンとナマコだったですかね。それが主要な増養殖の対象魚種だったというふうに理解していますけども、まだまだ、ありますね。カレイだって、ソイだって。だから、このオホーツクの猿払村の海で根付く魚というと、あまり移動していない魚、何かは良く分からないですけどもね、そういうのも研究して、道あたりと折衝してね、種苗施設を、うちに作ってくださいというような働きかけを、産業課長、常時する必要があると思いますけども、努力していただけますか。
答弁 産業課長 伊藤浩一(産業課長は2013年6月まで)
眞田議員の御質問にお答えします。確かに道内各地に、いろいろな研修センター等が、種苗センターも含めて、ございます。猿払村から斜里町に関しては、稚内市ですとか、もうちょっとオホーツク海に行くと釧路だとか、そういう所にありまして、この猿払村には正直言って、道の種苗センター、若しくは研究センターはございません。そういうことで、道のほうも財政的な問題はありますでしょうけども、先日、村長と出札したときにも、村長にも、あちこち連れて行っていただきましたので、いろいろな顔繋ぎもさせていただきましたので、今後は、そういう所にですね、惜しげなく足を運んでまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。
質問 眞田勝也
国の職員であれ、道の職員であれ、やはり人間と人間の繋がりですから、常にそういう所に行って、コミュニケー ションを図って、繋がりを持って、人間的に理解をしていただいて、お願いするところはする。主張するところは主張する。そういう、きちんとした形を作っていかなければ。そして、うちには国の機関、北海道の機関も含めて、何もないない づくしですね。何か一つぐらい猿払村に持ってきてよと。日本一のホタテの村ですよ。それを意識しながら、進んでもらいたいなというふうに思います。以上で終わります。