みんなの議会

猿払村議会 平成25年第4回定例会 2013年12月11日

限界集落の振興対策について

2013年12月11日、猿払村議会の一般質問で、眞田勝也議員が「限界集落の振興対策について」質問し、村長 伊藤浩一が答弁しました。

質問者
眞田勝也 議員
答弁者
村長 伊藤浩一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 眞田勝也

それでは最後の質問に入りたいと思います。限界集落の振興対策について、ということですけども、限界集落と言い 切ってしまう部分については、ちょっと疑問があるのかなというふうに思いますから、ちょっと、そのあたりも考えながらも質問しなきゃいけないのかなというふうにも思いますけども、実は北海道で、過疎化や高齢化で衰退が進む集落への対策を、今年度から本格化させる、というのではなく、させた、というふうに理解したほうがいいんで しょうね。10年後には道内2300あまりの集落で高齢化率、65歳以上の人口が50パーセントを超える危機的な状況を踏まえて、本年度中に対応マニュアルを、今年から2年間で集中的に施策を展開する、というふうに報道されておりました。今、進んでる施策といえば、地域リーダーの養成講座だとか、地域フォーラムの開催と、そういったものが主な内容だと。対応策の検討も視野に入れながら、ということですから、まだまだ 進んでいないっていうのが現状なんでしょう。猿払村においても過疎化、高齢化に限界を超える集落が、いくつか存在しているというふうに理解しておりますけども、将来の集落のあり方という部分については、やはり真剣に考えていかなければならないと。そういう現実が重くのしかかっているというふうに私は理解しております。これについてですね、現状を村長はどういうふうに、この限界集落、とは、まだ定義はできないのかもしれないんですけども、今、うちに何集落くらいがあって、というイメージをしながら、どんな認識でいるのかということを、まずお伺いしたい。それと、6月の定例議会で一般質問しました。そういう集落に対する地域おこし協力隊の配置だとか、集落支援員の配置について提案いたしました。その答弁の中で、地域担当職員制度の充実で対応していくという答弁がございました。そこでお伺いします。現状で、地域担当職員制度は、どの程度機能しているのか。これからの可能性はどうなんだ。その後の経過についてもお伺いしたいと思います。また、今年度配置するという地域おこし協力隊員について、その後の経過はどうなったのか。これもお伺いしたいと思います。それと新年度において、これは質問というよりも提案でございますけども、作目を野菜の栽培、販売に特化した、新農業従事地域おこし協力隊員、これについての配置も政策提案しますが、いかがでしょうか。それと、限界集落という定義がされる集落に協力隊員、又は集落支援員を配置する考えはないか、改めてこれについてお伺いしたいと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

ただ今の眞田議員の御質問にお答えさせていただきます。まず限界集落の現状についてでございますけれども、村内の集落でも高齢化率が高く、近い将来に集落の維持が困難になる地域があることは議員と同じ認識であります。維持するための対策の必要性も認識しておりますので、その集落のあり方を、まちづくり懇談会の中で、ざっくばらんに地域住民の方々と意見交換をさせていただきたいというふうに思います。今は準限界集落というところが二、三地区あろうかというふうに思っておりますので、ただ、私も協働まちづくり推進課長のときに、この準限界集落及び限界集落を、どうしていくんだというような、過去に御質問があったときに、地域に出向いて、いろいろお話しをさせていただきましたけれども、なかなか厳しい現状であったと。ただ、自治会組織を合併させるだけでも3年間掛かりました。豊里地区を鬼志別東町に一緒にしていただくだけでも3年間の日数を要したわけでございますので、そういうことも踏まえながら、まちづくり懇談会の中で地域住民の方々と、ざっくばらんにお話しをさせていただきたいというふうに思っております。それと、地域担当職員の取り組みにつきましては、現在2期目の最終年でございます。述べ5年半以上が経過しましたが、この制度の目的としていた、村職員と地域住民が話し合い、個性的な地域づくり、地域活動の企画立案、行動を行う、という形には、大部分の地域ではなっておりません。それは、この目的と、地域が求める活動が一致しないということが大きな要因となっています。また、全職種、全職員が担当というフットワークの悪さも要因の一つと考えております。この3期目に向けて、より機能的なものにするために、地域や職員の体制など、地域担当職員調整会議などで協議する予定となっております。また、私が就任した折には、職員の方々にお願いをさせていただきました。元々、この地域担当職員を作った私が、協働まちづくり推進課長補佐のときに、当時、職員のほうと話し合って、この制度を作らせていただきました。それは、職員が地域に出向いて、地域住民の声を聞いて、声なき声を聞きながら、いかにそれを行政に反映していくか、ということを、もう一度職員の方々に思っていただきたい。そういう形の中で、今後は目的を一つにして、いろいろな地域のイベントだとか、そういうものをお手伝いするということもありますけれども、もう一度、高齢者や独居老人やいろいろな方々とお会いをして、お話をして、それを行政に反映していただけるようなスタイルにしていただきたいということでお願いをしております。それと、地域おこし協力隊員は、9月の定例議会で観光業務を担当する目的で予算議決された後、公募しまして、3名の方からの問い合わせがありました。しかし、書類の提出は1名のみとなり、書類審査や面接の結果、採用を決定いたしました。その後、現在勤めている会社の業務の引き継ぎなどで慰留されている旨の連絡があり、会社と退職時の認識の相違が原因とのことでした。改めて募集をするには日程的な問題もあり、また、応募された方の能力や人柄が適任と判断し、採用をそのままに、会社との協議結果の連絡を待っておりましたが、3月下旬の来村、4月から就任の予定というふうになっております。この方については、道の駅の観光のほうの業務をしていただきたいというふうに考えております。また、今後に向けては、決定している1名に2名程度を追加する方向で、予算や担当する業務の協議を行う予定でございます。その中で、集落での福祉活動などを担当する隊員の募集も考えてまいりたいと思っております。また、野菜などの栽培や販売を担ってもらう隊員については、これから農業普及センターともいろいろ協議をさせていただきながら協議をしてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。

質問 眞田勝也

今、まちづくり懇談会等での積み重ねによって、何か開ける道はないのかということで探っていきたいということなんでしょう。しかし、今までまちづくり懇談会を続けてきております。それで何の道も開けておりません。現実は難しいんです。非常に難しいことだと思います。実は道新で、幌加内の母子里地区の集落について、これは道のモデル事業でやってますね、限界集落対策。この中でも、やはり非常に難しい問題を抱えているというようなね、簡単に付ける薬はないんだと。しかし、一人でも二人でも、とにかく何かそこで、この地域を何とかしようという気持ちがある集落。皆そうだと思うんですけども、本当に腹を割って現実的にね、話し合う必要があるんだろうというふうに私は思うんですね。ただ、まち懇で意見を聞いて、それで解決できるほど簡単な課題ではないというふうに思うんですね。だから何としても。自然消滅を待つのか。村としては、一番無難な感覚は自然消滅でしょう。それまで手を付けないで、じっと我慢していると。しかし、果たして本当にそれでいいんですか。やはり、そこに生活している人たちの実態、気持ち、っていう部分を把握する必要があると。一生懸命、話し合う必要があるんだろうと。それは、まち懇ではない。お茶を飲みながら話しする問題だろうというふうに思いますんで、より小規模でもいいから。大それて、村長以下、何名も行って話し合うんじゃなく、村長一人でもいい。課長一人でもいいから行って、ざっくばらんな話し合いをして本音を聞くというようなところから、何かが生まれてくるのかなというふうに。私も、何か付ける薬があれば、すぐ提案します、こういう方法があるんじゃないかということで。ないです。全くない、というのに等しいと。だから何か、みんなで見つけていかざるを得ないんだろうな、やってみらざるを得ないんだろうなと。そういうところで、農業に特化したというような部分は、海岸から大分入ってますね、そういう集落も結構ありますね。野菜の栽培もできるんでないか。ちょっとしたら、ある長野県の山間の町に行ったきには、うちらワサビでまちおこしをした、ってね。こんな山の中で。なるほど、山の中だからこそできるのかと。いろいろなものがあるはずなんです。例えば、ここは気候が悪いから無理だろうという野菜も、最近は平気で取れるようになってきた。そして最近、剣淵で野菜を100種類も植えてるね。少量です。しかし、それが 引っ張りだこらしいですね。いろいろなスーパーだとか料理屋さんで。だから案外、そういう可能性があるのも。少量多品種で、それを道の駅で常時販売していくだとかね。そんなようなことも、何か夢を膨らませて、話しをして、そういうものを最終的に積み上げていっていただきたいなと。それは答弁はあえて求めませんけれども、そういう準備をしていくべきだろうというふうに思いますし、活性化の一つの起爆剤というような部分で、何かを見つけるという作業を一生懸命、地域の人と一緒になってやるべきだと思いますんで、努力していただきたいと。それを要請しておきたいと思います。それと最後の最後に、先月に遠別町で移住促進の初の住宅、ということで新聞に出ておりましたね。うちも、過去に同僚議員が質問したときに、協力隊の質問をしたときに、なかなか住宅がな いんだ、というような部分で、そういう課題も提起されておりましたから、そういう形は、本来的にはどうしたらいいのかという部分もね、真剣になって議論して、対応はどうする、っていうものを見つけていかないと、対策は打てないと思いますんで、是非、努力していただきたいと思います。それと、なお積極的に、議会ともどんどん協議をしながらですね、執行権者、議決権なんて、あまり、そういう意識で、ものを分けて考えないで、いろいろやっていったほうがいいと思いますんで、そういうことも視野に入れて行政運営をやっていただきたいと要請をして、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。

出典:猿払村議会 平成25年第4回定例会 2013年12月11日 議事録 PDF(42ページ) 間違いを知らせる