猿払村議会 平成26年第1回定例会 2014年3月12日
誰にでもやさしいまちづくりについて
2014年3月12日、猿払村議会の一般質問で、眞田勝也議員が「誰にでもやさしいまちづくりについて」質問し、村長 伊藤浩一、保健福祉課長 荒井輝彦、教育長 大石真が答弁しました。
- 質問者
- 眞田勝也 議員
- 答弁者
- 村長 伊藤浩一、保健福祉課長 荒井輝彦、教育長 大石真
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 眞田勝也
次に移ります。誰にでもやさしいまちづくりについて、お伺いいたします。村長は就任時の所信表明で、誰にでもやさしいまちづくりを柱に、健やかで夢や希望・生きがいのあるまちづくり、人を育み思いやりの心を育てるまちづくりを標榜しております。生涯学習、生涯現役、子育て環境、高齢者福祉、障害者福祉、健康づくり、次代を担う子どもの学習支援の推進を掲げております。全くもって現状に合った、タイムリーな施策だというふうに、私は理解しておりますけども、この分で、以下について質問していきたいというふうに思います。これは政策提言という部分が主になると思いますんで。決して、これを否定するものではないです。大賛成。むしろ積極的に推進すべきという立場で質問していきたいと思います。生涯現役意識、活動、それを促すことの重要性の認識は一致してる。その効果についても私は認識しているつもりです。積極的な社会参加の創設など、今、考えられる具体的な施策について、お伺いしたいと思います。
答弁 村長 伊藤浩一
ただ今の議員の御質問にお答えさせていただきたいと思います。猿払村におきましては、高齢化率は全道的に低い方向ではございますけれども、高齢化の波が押し寄せていることにつきましては、皆様が共通をしている認識だというふうに思っております。また、何十年も精一杯働き、定年後に、やっとのんびり過ごす時間ができたと余生を過ごす選択をする方、数年後に認知症を発症したことなどということも、よくあると伺っております。私は、生涯現役には、健康、自立、活動という三つの要素があると思っております。これは、病気や障害があっても、仕事や趣味、ボランティアなど、地域において生き生きと活動していることが障害現役であろうと、僕は思っております。そこで今、考えられる具体的施策につきましては、生涯学習の一環として、地域に貢献することの価値を見い出す機会のノウハウを学習するセミナーの開催。また、子育て、生活支援、介護などと いった分野や、福祉などを支える有償・無償ボ ランティアの制度化について今、検討するよう指示しております。今までは、無償という形の中でボランティアをやっていただいております。ただ、やはり中には60歳定年を迎えて、それでもやはり就労したい。食べていかなきゃならない。年金が今年から61歳からになりました。将来的には、33年か37年くらいから、今度は65歳になりますよね。その部分では、どうしても就労をして、給料をもらわなきゃ生活していけないという方もおられるというふうに僕は考えますので、そういう中で有償のボランティアの制度化に向けても検討していきたいというふうに考えております。以上です。
質問 眞田勝也
地域の貢献、生活支援、介護、ボランティア。全く同感です。65歳以上のね、日本でいう平均的な就業率っていうのは20パーセントぐらいだろう、というふうに言われてますね。そんなことで、就業している人と、してない人の、健康状態はどうなんだ、という比較したデータもあるようです。随分と差があると。就業してる人、生きがいを感じてる人は健康だと。あまり医療費も使わない。そんなようなデータが、はっきり出てるようです。それは新たに、お互いに勉強して、やがては、そういうものを示していただきたいなというふうに思います。それで、生涯現役という部分で社会実験してる千葉県の柏市というのがあります。きのうもテレビでやってまして、私も見ました。いろんな部分で、例えば、何かやって、起業して、社会のために、自分の生きがいのために何かやりたいという人もいるでしょう。バックアップすべき。やっぱり金銭的なバックアップも考えるべきだ。精神面でも。そういうことも当然でしょうし、それと社会参加、言ってみれば、社会に参加して、生きてる実感が感じられる施策を求めてると思います。余計なことは、もう時間がないから言いませんけども、就業は、どんな時間でも、まちまちでもいいんです。1年に2回、3回、何か技術を持ってる人が、住民に何かを伝えていくということも生涯現役という、一つの取り組みだと思うんです。週に1回でも2回でもいい。年に3回でも4回でもいいんです。まちまちでいいんです。そんなことを是非、検討していただきたい。それと、いうそういう意味では、村長が言う生涯現役っていうのは、全くタイムリーだなというふうに思うんです。昨年ですか、安倍総理大臣が言ってますね。健康長寿社会、生涯現役社会の実現がどうのこうのと。そんなものと私は全然関係するものではないんですけどね、言ってみれば、とにかく、どんな人間であっても、あしたしなければならないことがある。したいことがある。行きたい所がある。行く所がある。いろんな人と関わることができる。笑顔で目を輝かせて生きていくことができる。それが生涯現役社会だと。私は、そういう捉え方です。そういう意味でですね、是非、社会参加をできる機会を作っていただきたい。そういう意味も含めて、先ほど言った複合施設なんていうのは、そういう機能もあるんですよということも理解していただきたい。関連してるんです、全部。そういうことで、これについて検討願いたいが、いかがでしょうか。
答弁 村長 伊藤浩一
そういうことも含めましてですね、就業の機会といいますか、就業の場の提供も含めてやっていきたい。また、道の駅という形になりますと、各地域から集ってこれるような交通の手段も含めてですね、あらゆる面から考えてまいりたいというふうに思っております。
質問 眞田勝也
次に入りますけど、高齢者・障害者福祉施策。過去の議会でも、いろいろ提案して、議論を進めてきておりますから、ここでは、あえて深くは言いませんけども、昨年、障害者で猿払以外の地域で生活している人たちの生活実態について、調査するべき予算が計上されておりますけども、これについての調査の結果によって、共生施設だとか、生きがい施設。ハード部分ですね。就労の施設等の整備。その基本計画を立てるというふうに理解しますけども、これでよろしいでしょうか。
答弁 村長 伊藤浩一
昨年から保健福祉課のほうで進めていただいている、障害者のニーズ調査も含めてですね、結論が出たという形の中で、先般、保健福祉課長のほうから資料をいただきました。それを基にですね、これからの高齢者・障害者の共同の施設に向けて取り組んでまいりたいというふうに考えております。
質問 眞田勝也
是非、その部分で慎重に議論して、スピーディーにやっていただきたいと。これはやはり、これからの地域づくりは大変な時代になる。前の一般質問で、2040年の猿払村の人口は、いくらになりますか。高齢率は三十数パーセントになります。2000人を切るか切らないかの厳しい状態になりそうだと。隣町の浜頓別、豊富においても猿払村と同じぐらいの数字になってしまう。ということは、猿払村が リーダーになる得るということですね。地域の中心地になり得る。そんな要素も秘めてるんですよ。だから、1年遅れるごとに10年置いていかれると、そんな思いで取り組んでいってもらわなければ、これは地域として生き残っていけないと。正に地域の競争なんです。是非、押さえていただきたいというふうに思います。これで次に入ります。住民の健康づくりについては、もう時間がないから、あえて言いません。住民の健康、それは自らの責任。当然です。一つだけ例を言います。新潟県の見附市。市内の17か所にトレーニング施設を設置したと。用具も置いた。そしてデータを出した。利用している人と利用していない人の健康状態を比較したと。圧倒的な差だった。医療費で10万円の差がありましたと。その施設を、きちんと有効に利用している人たちというのは健康だということですね。そのぐらい大事だと。それと、これも新聞の受け売りですけども、枝幸町で健康10年計画というのを作りましたね。具体的な数値目標、具体策を、こんなことをやるんだと示したものです。これについて、村も具体的に、そういう計画を作る考えはないかどうかお伺いします。
答弁 保健福祉課長 荒井輝彦(保健福祉課長は2015年3月まで)
お答え申し上げます。ただ今、猿払村でも平成21年に、健康さるふつ21というのが10年計画で持っております。その中間年評価ということで、25年度に予算をいただきながらアンケート調査をいたしました。そして今月末で、健康増進計画中間の残りの5年分を作り上げたところでございます。
質問 眞田勝也
その健康計画を作り上げたっていうのは、おぼろげながら承知はしておりました。25年うんぬんと。しかし、それが事業実施に、どうつながってるのか、っていうことなんですよ。計画を作ればいいっていうことを私は言ってるんじゃないんです。その目標に向 かって何をしたか、っていうことを言ってるんです。どの程度の健康度が達成できたのか、っていうことを聞きたいんですよ。それは時間がないから、あえて言いませんけど、私の今の認識を荒井課長、理解していただけるでしょうか。
答弁 保健福祉課長 荒井輝彦(保健福祉課長は2015年3月まで)
議員のおっしゃった部分につきましては理解しておりますし、担当係のほうも十分、しっかりと増進計画に基づいて、いろんな事業を展開してくれるというふうに考えております。
質問 眞田勝也
そういった部分で、保健福祉センターで、いろんな健康づくりについての事務事業を実施しているということについては、感謝しております。それを全くやっていないと私は否定しているつもりはございませんので、さらに充実を図っていただきたいと要請しておきます。次に入ります。介護する人の健康施策づくりについて、お伺いしたいと思います。
答弁 村長 伊藤浩一
ただ今の議員の御質問にお答えさせていただきたいと思います。家族を介護される方の御苦労と、それに報いる施策につきましては、これまで皆様の御意見をいただき、昨年、寝たきり老人介護手当の引き上げを改正させていただき、僅かばかりではございますが、金銭面での支援充実を図っております。介護する御家族への身体面での支援という点では、現状は、介護保険を利用したデイサービスやショートステイのみでございます。このサービスも、事前の予定が立っていることが前提で、利用には制約があり、突発的な事態に必ずしも対応できるものではないというふうに承知しております。今後は、求められることは、利用したいときに利用ができる柔軟な対応、受け入れができるサービスであると認識し、今後は、福祉施設の基本設計の仕様を考えながらですね、そういうことも含めて、これから予算計上を上程をさせていただきましたので、青図を描きながら、どういう形がいいのかということも検討してまいりたいというふうに考えておりますので、御理解をお願いしたいと思います。
質問 眞田勝也
時間がありません。何回も質問してるのは、介護してる人の健康状態、する側の健康状態が大変な心配です。365日、24時間、いつ果てるとも分からない、そういう状況の中で続けていくということは、非常に大変なことだろうと。経験した人でなければ分からない。はっきり言って、私も女房に任せてて、分からないのかもしれない。しかし、定期的な休暇は絶対に必要だ。それを確保して、初めて良質な介護ができるんだと、私は絶対、そういう信念を 持ってますから、それを一時的に、1週間に1回、完全に休暇を取れるような制度の確立。こういうものは、やすらぎ苑、それと、ヘルパーさんの充実を図るということも含めながら、そのあたりの検討をしていただけるかどうか、今一度。
答弁 村長 伊藤浩一
僕も、今、眞田議員のおっしゃられたことに、賛同といいますか、そのとおりだと思います。ですから僕も、介護する人の身体的・精神的ケアのために、新年度予算で上程をさせていただいておりますけども、障害者・高齢者の共生できるような施設の検討について、基本設計という部分で計上させていただいております。そういう部分で今後、進めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
質問 眞田勝也
今、福祉の基本計画が立ってますね。その中に、執行方針とは、ちょっとずれてる部分がありますね。高齢者福祉についての基本計画はするけれども、障害者福祉についての基本計画は、うたわれてないんですよ。そこを一緒にやっていただけるんですね。
答弁 村長 伊藤浩一
高齢者と障害者が共生できるような施設を何とかできないかなという形の中で今、考えております。
質問 眞田勝也
何回も、やり取りしてるんです。この執行方針の中で、高齢者の福祉について基本設計の業務を実施しますと書いて るんですけども、障害者福祉には全然うたわれてないんですよ、これ。障害者の福祉計画を27年から29年に策定すると。計画はいいんです。実施はどうするかっていうことで連動してないから、あくまでも、今まで議会でやり取りしてるのは共生ですから。障害者と高齢者と、さらに言えば、一般の健常者も含めて共生するっていう、特にその施設を、きちんと。だから、そういう部分は基本計画に、きちんと仕様として、障害者も入ってますか。障害者の就労の分は入ってますか、ということを聞きたかったんです。
答弁 保健福祉課長 荒井輝彦(保健福祉課長は2015年3月まで)
お答え申し上げます。今、足りない部分とおっしゃってたのは、執行方針にきちんと書かれてないと、おっ しゃってた部分でございますね。基本計画の考え方としましては、今、議員がおっしゃるとおり障害者、それから高齢者、その部分で村長の考えも取り込みながら基本設計業務に当たっていきたいというふうに考えております。
質問 眞田勝也
安心しました。ありがとうございます。是非そういう方向でお願いしたいと思います。それと4番目に移ります。子どもの学習支援についてでありますけども、これまで何回か議論されてきた経過がございます。昨年12月の村長の所信表明の中で、推進について明らかにしておりますね。それと教育行政執行方針でも、北海道教育大学との連携による小中学生学習意欲向上サ ポート事業、北海道工業大学との科学実験教室、学官での教育機会を作ると明らかにされております。すごいことだろうと私は理解しておりますし、試験的に事業化されているという新聞報道もございますから、全く期待しております。今後においても、現状にとどまることなく、さらなる産学官官連携という部分で提案しますけども、ということは、道の機関や国の機関と積極的に関わって、新たな食品の開発とか、商品開発だとか、そういったものを、どんどん相談して、連携して、そういうものを作り上げていく、そういう努力が必要だという意味で、官官ですね。産業もしかり。学は当然。農業についても、東京農業大学の網走の教授も、いろいろ相談もしてくれてますし、さらに言えば、いろんな資源がある中で、それをどう商品化していくか、高めていくかということになれば、いろんな学者の意見も聞くということも参考になるでしょう。それと、いろんなプランナー。地域づくりのプランナーだとか、農業プランナーだとか、いろんなプランナーがおります。だから、そういったものも含めてですね、さらに郷土研究の場を作ったり、地域力の向上のため、頑張っていただきたいが、これについてお伺いしたいと思います。
答弁 村長 伊藤浩一
ただ今の議員の御質問にお答えさせていただきたいと思います。私の所信表明の中でもですね、子どもたちの学習支援サポートいう部分については、村出身の子どもたちに協力をしていただきながら、副村長、教育長が中心となって、タイムリーに実施をしていただきました。今後も、議員提案のとおり産学官、又は子どもたちの力を借りながら、今後も引き続き学習支援サポート、それから、議員から御提案がありましたけれども、商品開発につきましても今、ある大学のほうと話を煮詰めておりまして、子どもたちの力を借りながらですね、猿払村の地場産品を 使った商品開発についても取り組んでいただけるように今、協議を進めてる最中でございますので、今後とも、こういうような形で進めてまいりたいというふうに考えております。
質問 眞田勝也
そういった意味でですね、これは非常に効果が期待できる大きな事業だというふうに私も思いますし、是非、この振興を、どんどん進めていただきたいと。私が今まで問題提起して、いろいろ議論されておりますけども、これは全て連動してるんですね。つながってるんですよ。一つ一つの点での話じゃないんです。全部つながるんですよ、これ。線であり、面であると。そういうことが、きちんとなされないで。これは人づくりも関わってますよね。地域をつくるために人が必要なんですよ。人がいなければ、できないんですよ、地域づくりは。停滞してし まって、水がよどんでしまったりして。だから、是非そこを意識して。これは一つの人づくりですよと。それが連動して、いろいろな事務事業に発展していくんですよ、という押さえを。そして、思いやりにつながっていくんですよ、ということを意識していただきたい。それと、子どもの学習ということですから、教育長、これは今まで私は、いろいろなことで余計な提案をしてきておりますけども、これは全部、点での話じゃないんです。全て連動した話。全く、つながらないかもしれない。道の駅の複合施設と何の関係があるんですかと。実は、つながるんですよ。福祉もつながるんです。学習支援は障害者の思いやりにつながるんです。全て、そうだと思うんです。そういった意味で、私は学習支援というものに期待しております。これを、まだまだ幅を広げていっていただきたいという思いから、教育長から一言だけ、お願いします。
答弁 教育長 大石真(教育長は2016年3月まで)
人づくり。まちづくり。それは全てつながっているんだと。私も、そのとおりに思います。社会参加をしていくような人育てをしていく。それが、これからの、まちの大きな発展になっていくだろうし、そして、その人づくりの中で、人と触れ合う中で初めて、心が豊かになってくというふうに思いますので、そのようなスタンスを持ちながらですね、これからも教育行政のほうを進めていきたいというふうに 思っております。
質問 眞田勝也
是非、頑張ってやっていただきたいと思います。