猿払村議会 平成24年第2回定例会 2012年6月27日
バイオガスプラントについて
2012年6月27日、猿払村議会の一般質問で、金子清議員が「バイオガスプラントについて」質問し、村長 巽昭が答弁しました。
- 質問者
- 金子清 議員
- 答弁者
- 村長 巽昭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 金子清
以上でこの質問を終わらせていただきまして、2番目のバイオガスプラントについて、お伺いいたします。昨年の12月の定例会と、今年の3月の定例会の一般質問で、バイオマスの話で、同僚議員が質問されております。それで、私は今回、5月10日の勉強会に参加させていただきました。バイオガスプラントについてお伺いいたしたいと思います。このことにつきましては、猿払村地球温暖化対策地域協議会で検討されていると思いますが、今後の計画の見通しをお伺いいたします。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただ今の質問にお答えいたします。バイオガスプラント設置の計画につきましては、昨年、地球温暖化対策地域協議会の先進地視察に同行して以来、地球温暖化防止、臭気、環境対策、再生可能エネルギー活用と、様々な課題に有効な施設であるとの認識を持ち、本村の実情と照らし合わせながら、設置の可能性を探っていくことを議会の場又は村政執行方針において述べてきたところであります。この考えに基づきまして、本年度には、4月23日に、猿払村地球温暖化対策地域協議会を開催し、その本会議終了後に協議会内部に設置した、バイオガスプラント導入検討会において、より具体的なイメージの形成と、設置計画に至るまでの検討事項や今後のスケジュールを協議していただいたところであります。また、5月10日にはバイオガスプラントの技術的アドバイスをいただいてきております、帯広市の株式会社土谷特殊農機具製作所の御協力の下、バイオガスプラントの仕組みや、臭いの解消と液肥の効果等についてと、バイオガス発電施設についてと題した勉強会を開催し、現在稼働しているバイオガス施設の実例を紹介していただくとともに、再生可能エネルギーの固定買取価格制度の内容につきましても説明をいただいたところであります。さて、今後の見通しという御質問でありますが、施設の有効性という点におきましては、疑う余地のないものと考えておりますし、技術的にも道内の稼働実例が示すとおり、ほぼ確立されたものと感じており、本村の糞尿の性状や特有の気候などを考慮する必要はあるものの、プラント稼働に大きな不安材料となるものはないと考えております。しかし、これまでに申し述べておりますように、設置に多額の費用が必要でありますと共に、バイオガスプラントにより処理する量や範囲といった点、さらには糞尿や消化液の収集、散布といった運営面の検討には至っていない段階であり、これらを明確に位置付けることができるように、調査検討を進めてまいりたいと考えております。なお、バイオガスプラントの設置に関しましては、当然のことながら、農協、農家の皆様の御理解、御協力が不可欠でありますと共に、村としての費用負担が発生することとなる場合におきましては、その目的や成果といった点を含めて、村民の皆様に御説明を申し上げ、御理解をいただくこととしてまいりたいと考えております。以上でございます。
質問 金子清
5月10日の講習会に参加させてもらったときに、大変にいい話でありましたし、協議会の中でも、やはりこれはやってみたいという希望を持ってる人もいるという話もお伺いをしております。それで、村長の答弁の中で、農協との関係の問題、資金面の問題、それと、どういうふうにするかというのは、例えば、個人で今の牛舎に400頭であれば2億3000万円くらい確か掛かるような、この前説明されていましたけれども、個人の400頭規模でやっていくのか、また村が、例えば公園あたりに糞尿を運んできて、あそこで、ふるさとの家から公園内の電気だとか、そういうのを活用していくと。また熱資源を利用して、いろいろなことを考えていくという方法とか、いろいろ出てくるかと思いますけれども、まだ、この段階ではどっちでいきますと聞いても無理なことだと思うので、より具体的に早く進んで、本当にできるのか、できないのかも、早いうちに態度を示していかないと、7月1日から買取制度も始まりますし、対応面で、やはり農協も考えてもらわなくてはいけない部分も結構出てくる面もあろうかと思うので、できれば日を置かないでいろいろな話を協議していただきたいと思います。私の感じを申し上げさせていただきまして、 2番目ですけれども、この計画には糞尿の臭気対策ということで、農協の総会などでも同じ仲間が堂々と臭気対策のことを言う時代になってしまいました。それで、農協は何か考えているのか、という議論も随分されましたけれども、農協としても考えていて対応策を今、練っていると思いますけれども、これで、この計画で、例えば今、スラリーといわれる牛舎を施設でやっている農家の人の頭数でいけば、やはりプラントでは、400頭規模であれば5基か6基作らないと、臭気対策というのも全て解決できないと思いますけれども、その村長の考えをお伺いいたしたいと思います。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただ今の質問にお答えいたします。まず先ほどの、最初の質問の中でのお話でありますが、議員おっしゃったとおり、今このプラントには個別型と集合型、両方ございます。今、両方の可能性を探っているところでございます。しかしながらですね、結論が早いのは、やはり個別型だと思っております。そして、現実性も早いのが個別型だと思っておりますので、まずは今、個別型でしっかりとした設計を作って、募集をかけたいなと思っているところであります。そして集合型に関しましては、原料の運搬、液肥の使い方等、個々に課題がございますので、それらの課題を一つずつ潰していき、そして当然ながら集合型ですから、参加する方も、たくさん、いらっしゃるわけございますから、ちょっと時間が掛かるので、これについては少し、じっくりと腰を据えてやっていきなさいと。そのように今は指示をしているところでございますので、御了承ください。さて、糞尿対策についてでございますが、先ほども述べましたが、このプラントには多くのメ リットがございます。温室効果ガスの排出削減に役立つ、そして新エネルギー、有機肥料を算出する、さらに今の臭気対策に効果があるということでございます。このプラントは、地球温暖化対策地域協議会の中から生まれた事業であり、地球温暖化対策の一環でありますが、大震災後のエネルギー政策の検討もあり、今国の支援と追い風を受けております。しかし、当初この事業が協議会の中で検討されており、私が最も興味を持った大きな理由の一つが、臭気対策でありました。何度も同じことを言いますけども、孫の代まで安心して暮らせる地域をつくるのが私の目標でありますが、孫の代まで安心して暮らすためには、臭気対策も重要であると私は考えております。誰もが憧れる職業に水産業も、酪農業も、そして製造業もならなければならないと、私は思っております。担い手対策、花嫁対策にも臭気対策は必要だと思っております。このプラントで、臭気対策全てが解決するとは思っておりません。私は、臭気対策は、やれる人がやれる方法で検討してくださいと農家の方にお願いをしております。このプラントにより、誰かが臭気対策を解決すれば、必ず波及効果が期待できます。また、先ほど議員もおっしゃっておりましたが、このプラントを私が実行したいと意思表示したことにより、賛成する人も反対する人もおりますが、臭気対策がですね、多くの場で議論されております。私は、それだけでも十分効果があったと考えております。臭気対策にですね、しっかりと皆様が真正面から目を向ければ、私は必ずこの問題は解決すると思っているところでございます。以上でございます。
質問 金子清
今のお話の中ですけれども、臭気対策というのは、今まで道北地域というのは意外と対策が遅れていますけれども、道東、道央の向こうのほうは、かなり昔から、いろいろなバイオですとか、いろいろな形の中で試行錯誤でやっているようです。そういう中で、例えば、去年は凄く臭気も臭いもなくなりましたけれども、今年は同じ薬というか、そういう製品を使っても効いていないと。そういうようなケースも随分聞いております。ですから、いろいろな形の中で対応しておりますけれども、なかなか100パー セント、これで消えるというのはないようです。ですから、このバイオガスプラントというのは、比較的、やはり有効な手段になるのかなという気はしますけれども、ただ凄いお金が掛かるという現実がありますので。それと、この前の講習会でちょっと気になったのは、雑排水なども処理できるということでしたけれども、例えば、雑排水がなくて水道でやったら、散布するときに全体の量が増えるという問題が今度。現在の牛たちが出した量よりも、希釈することによって量が増えるということも、ちょっと気になった部分はありますけれども、使わないでやれば問題があるのか、ないのか。その辺も メーカーの人の説明も、きちんとやはり聞いてもらいたいと思いますし、私は村民の皆さんにもある程度理解をしていただきたいと思います。というのは、牛の糞尿というのは、これを畑に散布するというのは牛乳のコストを、まず下げます。それは、肥料代が糞尿を散布することによって、半分近くまで下がる可能性を持っております。また肥料代というのは、皆さん御存じだと思いますけど化学肥料です。それを例えば、バイオガスプラントでできた糞尿というのは、先ほど村長も言ってましたけれど、有機肥料です。ですから、要するに化学肥料を減らして、有機の肥料を散布する。そういう効果もあると思います。農協も今、協議を始めたと思いますけれども、糞尿の散布の時期、年がら年中ルールなしに散布するのではなくて、風向きだとか、雨降りだとか、できることから、我々も行っていきたいと思うので、是非、村民の皆さんにも凄く有効的な資源でもあるということを理解していただきたいと思います。最後にお願い方々がありましたけれども、これで私の質問を終わらせていただきます。