猿払村議会 平成23年第4回定例会 2011年12月14日
高齢者の健康増進について
2011年12月14日、猿払村議会の一般質問で、佐々木淳議員が「高齢者の健康増進について」質問し、村長 巽昭、保健福祉課長 伊藤浩一、教育長 三浦高志が答弁しました。
- 質問者
- 佐々木淳 議員
- 答弁者
- 村長 巽昭、保健福祉課長 伊藤浩一、教育長 三浦高志
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 佐々木淳
次に、高齢者の健康増進についてお伺いします。正確には朝15分夕方15分と書いてあるんですけれども、死ぬまで寝たきりにならない体をつくるという本がありまして、同僚議員も何回か質問をされておりますが、運動用具の整備は進んでいるのでしょうか。また、計画はありますか。健康増進、体力づくり、健康で暮らしたい誰もが願うことだと思いますが、冬は雪が多く滑るので危ないから雪が解けてから歩こうと思っていたが、春はキツネが多くて外は歩きにくいとも思っているなど、運動自体がなかなかできないと思っている方も多いのではないかと想像します。高齢者が健康で安心な高齢期を営むことのできる社会を構築すれば、高齢者に係る医療費等の社会的コスト低減に資するだけでなく、若者など非高齢者の負担を軽減することもできると思います。高齢者の健康増進計画があればお伺いをしたいと思います。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただいま質問にお答えいたします。今年度保健福祉総合センターに運動器具の導入をすべく検討してまいりました。運動器具等の設置場所につきましては、床面を若干修繕しながら、ほぼ決定しておりますが、運動器具につきましてはすべて新規購入ではなく、国保病院で未使用になっております器具を保健福祉センターに移設などをして再利用するように進めております。十分でない場合におきましては、新規購入も含めて来年度の早い段階で準備してまいりたいと考えております。続きまして健康増進計画の件でございますが、高齢者に特化した計画はございませんが、猿払村全体といたしましては健康さるふつ21を策定しております。この計画は、2000年3月に厚生労働省が策定した21世紀における国民健康づくり運動の趣旨を踏まえ、村民の健康寿命の延伸並びに豊かな生活感のある長寿社会の実現を目的として策定しました。この計画策定に当たりまして、19歳から79歳の329名の方からアンケート調査を実施しております。計画期間は平成19年度から平成28年度の10年間とし、平成21年度に達成状況について前期評価を行っております。また、今年度末には、目標の妥当性について中間評価を行います。そこで、評価に基づきながら見直しが必要な部分については、随時見直しを行ってまいります。主な重点項目としましては栄養と食生活、身体活動と運動、休養と心の健康、たばこ、アルコール、歯の健康、糖尿病、循環器病、がんなどに重点をおきながら、中間目標及び最終目標を設定して取り組んでいるところでございます。以上でございます。
質問 佐々木淳
今のご返答では、正直言ってあまりよくわからなかったというのが正直な感想でありまして、具体的に保健福祉課長にお伺いしたいんですが、実際的にその高齢者ばかりでなく、特に高齢者と思うんですが、主体的に何か介護予防事業のような実際に運動とかされているのであればそれを具体的に教えていただければありがたいのですけれども。あるいはまた、していないのであればしていないで結構なのですけれども。
答弁 保健福祉課長 伊藤浩一(保健福祉課長は2012年3月まで)
高齢者に特化したような事業ということでご説明させていただきますけれども、今やっております事業としましては、介護予防教室これが月2回実施しております。内容としましては、健康体操ですとか調理実習及び工作作業などを実施しております。対象者ですけれども対象者につきましては、一次予防、二時予防といいまして、要支援だとか要介護になる前の方々を対象としておりまして、また64歳以下の予防の必要な方、これは保健師の方で発見をしながらやっていますけれども、この方についてはだいたい約1回、月2回やっておりますけれども、1回の参加者につきましてはだいたい18名程度参加されております。それと対象者の方からみる出席率については、だいたい69%ほどが出席率としてあげられております。また、次に足腰元気教室これにつきましても月2回実施しております。内容につきましては、禎心会病院の方から稚内の禎心会病院の方から、理学療法士と、作業療法士、交互交互に先生を招聘して運動しております。この教室につきましては、60歳以上の方元気な方ですね。60歳以上の元気な方を対象に実施しております。大体1回の参加者については12名程度、対象者60歳以上ですから630名ほどの対象者からみると1回の出席率については2%ほどという形になっております。それと機能訓練教室、これは毎週火曜日に実施しております。訓練教室の内容につきましては、一応エアロバイクだとか運動マット等を使用した下半身上半身の運動、またはパズルを用いての頭や指の運動という部分について保健師が付きながら実施をしております。この部分につきまして、訓練を必要としている方については対象を絞りますので、その対象者については33名おりまして、ほぼ全員毎回参加されております。それと参考までですけれども、高齢者に特化したような事業ではないのですけれども、一応エアロビ体操、エアロビクス教室ですね、この部分については、毎週月曜日参加者の方に、これは運動している先生のDVDをお見せしながら、参加者が自由にそれを真似て運動していただいております。参加者についてはだいたい1回当たり7名程度という形になっております。
質問 佐々木淳
年齢制限は。
答弁 保健福祉課長 伊藤浩一(保健福祉課長は2012年3月まで)
ありません。エアロビクスですから、動かしますのでそこそこ元気のいい方でないとちょっとついていけないのかなと思っております。また、ヘルスアップ教室、これは月2回実施しております。これにつきましては札幌の方から講師を招きまして健康運動指導士等の講師を招いて筋トレや有酸素運動これもエアロビですけれども、そういうことを実施しております。参加者については1回10名程度の参加者になっております。以上です。
質問 佐々木淳
先ほど来、同僚議員が例えば特養老人ホームのこととか、そういった要は病気になるということを、なってしまっている方も多いのですが、そういったことを前提としてお話しを質問をされていると思うんですけれども、私はもう1歩踏み込んで、未病というか、私もこの寝たきりにならない本を読んで、ものすごく考えさせられたのですけれども、本当に5年ぐらい前までは別に運動しなくても普通に筋力が落ちるということはなかったんですけれども、ここ1年ぐらいですか、黙っていると筋力が落ちていくのがわかるんですよね。それぐらいにこの何というのですか年齢とともに衰える肉体というものを感じるようになりまして、しかし今長寿社会ですから平均年齢が80を超えていると思うんですけれども、長生きで健康で長く生きるということが実は幸福なんだということにみんな気が付いているんですけれども、今福祉課長から説明を受けたように、非常に取り組みが少ない。気が付いてはいるんだけど、なかなかな体が動かないとかね、行動できないという。そうこうしているうちに不具合が出てきて、なおさらまたまた動きにくくなって、ついには今日は1日ごろ寝でテレビを見ると。そういうことを繰り返しているうちに寝たきりに、寝たきり予備軍のかなり近い方に行ってしまうと。そういうことが例えば介護福祉の基金とか、あるいは健康保険料の会計の赤字にどんどんどんどん負担が増えていくわけですよね。今時代は子どもを、今の風潮は子どもはもう社会全体で育てた方がいいという考えが浸透してきましたよね。それで児童手当から子ども手当へとシフトしました。金額は、残念ながら、満額にはいきませんでしたが、しかしその子どもを社会全体で見ようという意識はだんだんだんだん根づいてきたような気もします。それと同じように、少子高齢化の時代においても高齢者を社会全体で面倒を見ようという意識が高まってくると思うんですよね。というより社会全体で面倒を見なければいけないような、子どもも少ないですから、当然昔みたく我々の年代みたく大きくなったら親の面倒は多少見なきゃいけない、あるいはそういう教育もされてきましたし、先ほど保健福祉課長もおっしゃっていましたけれども、だんだんだんだんそういうことが難しくなってきたということは時代であります。確かにそうだと思います。だからこそ行政、国全体でそういった高齢者を面倒を見るというふうにならなきゃいけないと思うわけです。そうなってくると、当然消費税とかそういったものの負担を上げて健康保険税とか年金等に使っていかなきゃいけないと。しかしですよ、それが高齢者が元気だったらそんなにそんなに病院代もかからないし、健康保険料もかからなくなるわけですよ。ですから私が望むのは、ぜひ地方行政の猿払村であったとしても、お金をかけないでそれほどお金をかけなくても啓発するだけで、例えばそんなに施設を充実しなくても踏み台が1つあって、それにちょっと指導してくれるアシスタントというか指導してくれる方がいて、ちょっと足踏みとかそういった柔軟体操とかそういったことが気軽にできるようなことができれば、かなりこの負担が軽減されるのではないかと。そしてなおかつ健康でありますから、自由にどこにでも行けると、そういったことが増えれば社会全体の負担の軽減、そしてなおかつ幸福につながっていくのではないかと思うのであります。ちょっとくどくなりましたが、そういった活動を村で、これはやっぱり行政で、個人でやるとなかなか難しいと思うんですけれども、行政の力でもってこの啓発活動をしていく。筋力を使わないと、ここでちょっと教育長にご質問したいと思うのです。というのは、教育長というのは非常に体育系の大学も出られているということで、また非常にウォーキングもされているということでありますから、この寝たきりにならないために3つのこの運動能力が必要だと言われているんですよ。もし、おわかりになるのであればちょっとそのことをお答えしていただければなと思うのでありますが、想像するだけで結構、もしおわかりにならなかったら、それはそれで結構ですけれども、ちょっともしできればお願いしたいのですが。
答弁 教育長 三浦高志(教育長は2012年3月まで)
ご指名をいただきましたけれども、3つの健康を保つための。
質問 佐々木淳
運動能力です。
答弁 教育長 三浦高志(教育長は2012年3月まで)
運動ですね。運動に必要なということです。
質問 佐々木淳
そうです。寝たきりにならないという。
答弁 教育長 三浦高志(教育長は2012年3月まで)
寝たきりにならないということですね。残念ながら私はその3つはわかりませんけれども、しかし私の経験から、そしていろんな実践からわかっているのは1つだけあります。やっぱり筋力なのですね。それから、その筋力はどこが必要かというと、寝たきりになる一番の要素としては足腰なのですね。転倒するということが一番寝たきりになる要素としてはリスクが高いことになります。転倒をどうしないかということは、実は大腰筋というのがありまして、足を、ももを持ち上げる力、それからつま先を上げるという、こういったところというのは非常に大事なところです。したがって歩行をきちっとできると。それをいつまでも保てるということは非常に大事なことだと思っています。歩くスキーをもう20年以上もやっているんですが、一緒にやった仲間といいますか大先輩たちが80を超えた人が何人もいるんです。毎年10日も十何日も歩くわけです、シーズンの中で。それも山の中を歩くのです。これはやっぱりもともと丈夫だったということではなくて、そういう動きを、運動を続けてきたからだというふうに私は思っています。寝たきりにならない大事な要素が何かということについては十分な答えになりませんけれども、筋力それも足腰にかかわるところというのは非常に重要なことだと。したがって、それに必要な訓練あるいは手だてというのが保健サイドでもっていろいろな形でやられていると、そういうことだというふうに私は思っております。
質問 佐々木淳
私が今教育長に突然質問したのは深い意味はなくて、ただ割とさすがに体育系の大学を出られていて、その辺のノウハウ、ほとんど正解に近いんですけど90%以上合っているといっても過言でないのですが、ただ、ほとんどの人が知らない方が多いのでないのかなと思うんですよ。この本によりますと、ただ歩いているだけではやっぱりだめだと。今おっしゃったように足を上げたり、それからとりあえず転ばない能力を付けるというのは、ただ歩くだけでは付かないそうなのです。それから上半身の腕の筋力も重要な役割をしていると。そういったことを啓発するだけでも、やはりだいぶん違うんですよね。誰も寝たきりになりたいと望んでいる人が、もしかして1人でもいるのかといえば多分1人もいないと思うんですよ。ただ、そういった知識がわからない、またそういったなかなかその気にならない、昨日まで健康だったんだから多分今日も健康だろうと。私も50歳過ぎまでは肉体的にも自信が多少はあったんですけれども、50歳後半になって、最近全然運動しなくなってからこんなに筋肉が落ちるのかと愕然としていまして、多少なりとも自転車をやったりダンベルを振りまわしたりとかやっているんですが、なかなか長続きしないということで、多分私だけがきっと長続きしないんじゃなくて、多くの方々が長続きしないんじゃないかなと思うわけであります。ですから、ぜひ行政の力で啓発していただいて、なおかつ負担はやっぱりみんなで負わなきゃいけないということになるわけですから、ぜひそのことを踏まえて村長にお願いしたいと、こういうことなのですが、よろしくお願いします。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただいまの質問にお答えいたします。もちろん議員のおっしゃるとおり人間は健康であるのが一番でございます。健康で少しでも健康な状態で長生きすると、これが一番でございますので、啓発活動ほか、その健康、高齢者の方が健康であるためのお手伝いを行政としてしていきたいなと思っているところでございます。以上です。