猿払村議会 平成23年第4回定例会 2011年12月14日
高齢者の福祉対策について
2011年12月14日、猿払村議会の一般質問で、眞田勝也議員が「高齢者の福祉対策について」質問し、村長 巽昭、保健福祉課長 伊藤浩一が答弁しました。
- 質問者
- 眞田勝也 議員
- 答弁者
- 村長 巽昭、保健福祉課長 伊藤浩一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 眞田勝也
それで次の質問に入ります。高齢者の福祉対策についてでございます。通告書にも書いてあります。この国が世界的に類を見ない少子高齢社会へと向かう中で、村長は就任時に孫子の代まで安心して生活できる地域づくりそういう施策を標榜されました。全く私もそのとおり。何とかそういう方向でというふうに、同じ共通理解だと。しかし高齢者福祉その中でも孫子の代まで安心して生活できるというのは、やっぱり高齢者福祉の充実、これもやっぱり雇用の場も大事ですけど、これも大事ですね。これも重点項目のひとつだと考えます。我々高齢期の人生をいかに豊かに過ごすか。今孤独死だとか無縁社会といった言葉が氾濫する時代で、高齢者が目指す生き方はいろいろあるでしょう。多種多様だと思います。行政、地域、ボランティア、サークルいろんな形が連携した取り組みが今求められているだろうというふうに思います。従来の枠組み、行政が提供する形だけの福祉行政では限界だというふうに言われております。しかし、こういう通告をしたんですけれども、私ちょっと認識この2,3日で変わったんですね。いろんな新聞の報道等についてね。そういうことが提供型の福祉行政だけでは限界があると、それはもう事実でしょうけれども、そこでそれを前提にお伺いしますけれども、過去の家長制度、長男が親を見て三世代が同居して豊かな人生をまっとうできる、そういう時代、それだとか共同体、向こう3件両隣、隣近所助け合って生きていこうやという、そういう枠組みが崩れちゃっているんですよね。全然崩れちゃって個人主体の社会となった。子どもに頼らないで人生を全うしなければならない時代になったし、今の介護保険制度の中で在宅、予防医療、予防介護、いろいろ言われております。しかし、それは厳しい現実です。しかし、いつまでも行政頼みというのも難しいと。行政や社会福祉協議会そういったことが中心なってやっぱり助け合う、協調し合い支え合う、そういう地域づくりが必要だろうなというふうに思うんです。そこで、猿払村のオリジナルでの高齢社会に対するグランドデザインというのはやはり必要になってくるのではないだろうかというふうに理解しますので、村長の現状認識と対応についてお伺いしたいと思います。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただいまのご質問に答弁させていただきます。議員もおっしゃるとおり私も孤独死、家族の絆の希薄化など無縁社会問題は次第に深刻になっていると思います。私ども以上の年代の日本は3世代家庭が普通であったように思います。しかし、経済発展と同時に進行する形で、核家族化が進行してきました。こうした中で、さまざまな問題も出てきたわけです。とりわけ、子育て問題や孤独と経済的な不安から自殺する老人も増えていると聞きますので、そういうことがないように、地域福祉が重要であると思っております。確かに議員の言われるとおりすべて行政で住民のニーズに応えていけるわけではないと思っておりますので、今後も地域住民やボランティアサークルの方々の協力を得ながら、また、住民を育て支援できるネットワークづくりに取り組みながら共に助け合い、充実した生活を享受できるようにしてまいります。また行政、地域、住民共同での新たな猿払村オリジナルでの高齢社会に対するグランドデザインの構築につきましては、現状では第6次猿払村総合計画や高齢者保健福祉、介護保険事業、障害福祉、次世代育成支援などの各種計画に基づいて事業展開をしているものと認識をしておりますし、それぞれの計画に当たりましては住民公募等をしながら策定委員会を立ち上げ、検討協議をしていただきながら策定をしてまいりました。また、今後の対応としましては、猿払村の保健・福祉・医療の全体構想を構築できるよう検討してまいりたいと思いますし、その全体構想に基づいて各種計画の中でアクションプランを網羅していければと考えております。その場合におきましては、当然のことながら、住民の方々にもご協力を願わなければならないと思います。以上でございます。
質問 眞田勝也
つい先日の新聞の記事によりますと、国が2012年度の診療報酬と介護報酬の改定に向けた議論が始まったというふうに報道されております。改定案の内容とはどういうことなんだろうかと。改定案については、言ってみれば在宅に力を入れる、この1点です。施設介護については、保険料の問題で、これは後でまた議論しますけれども、そういうふうに移行せざるを得ないという社会状況だと。したがって、医療や介護の値段が変わってきますよということですね。利用者の負担増や介護事業者の医療機関、そういったものの収益に影響が出るような改正の内容だというふうに理解しますね。経営の視点、例えば介護事業の経営の視点で考えれば、やっぱり収益性がある方に重点的に投資します。収益性が低い部分はサービスが低下するという基本的な大きな問題がはらんでいるのですね。儲からない方はサービス低下、そんなことが心配されるような改定内容だというふうに、そういうふうにやっていこうとする方向になってきているということは、やっぱり共通認識としてしっかり捉えていただきたいというふうに思います。それと、さらには医療から介護にということは、病院から追い出して介護の方に回そうと、介護はあくまでも在宅ですよというような、それと施設から地域へ、そういう流れなんですね、改定案というのは。国もそういうふうに動いています。昨日も実は長妻元厚生労働大臣と元自民党の厚生大臣がいろいろやりとりしていました。その中ではっきり言いますね、在宅の方。しかし、高齢者が地域において豊かで安心して生活ができる地域づくり、そんなもの簡単ではないと。極めて難しいそういう状況だというのは、村長も先ほど答弁いただきましたから十分理解できます。しかし、住民同士が支え合う地域づくり、心身ともに健康な住民をつくる体制づくりというのはどんな方向にあってもこれは変わるものではないと。しかし、そういった地域づくりというのはすべて解決できる問題ではないということ、これも理解できます。そこで昨日の道新で、みんなでともにという記事が出ていました。北竜町の若年認知症家族の会というような、これは福祉課長当然承知しているだろうと。23人で発足して、現在4人の患者を32人のサポーターで支える、そんなことが記事に載っておりました。やはりそういう取り組みが今後必要なんでしょうね。だから、そういうことを学んで、いいところはそういうことをどんどん導入していくという考え方も今後必要になってくるんだろうというふうに理解します。それでこの部分については終わりますけれども、ちょっと考え方が変わったというのは、私は予防医療、予防介護、言うは易い、しかし非常に難しい問題だと、そういうふうに捉えておりますから、そういうことを認識しながら次の質問に移りたいと思います。北海道でこの前調査表が出ておりました。特別養護老人ホーム入所希望をしながら満床のため入所待ちしている人が道内で2万6,000人いたと。村における実態と今後の対応についてということで通告しました。同僚議員がこれについては、やっていただきました。そうした質問は避けようと思います。答弁の中では待機者が13名。それと昨年1年間で高齢者対策云々検討しました。庁内で。緊急性があまりないと判断したと。しかし、今後も引き続き検討の余地があるというふうに村長答弁いただきました。これは重複するから、それ以上の質問はこの部分についてはしません。特別養護老人ホーム、今やすらぎ苑も含めてやっぱり入所待ちが2万数千人。それと猿払村で12名ですか。そういう不足しているという実態は何だろうかと。これはやっぱり介護保険法に基づく財政の介護保険会計の財政の圧迫でしょうね。そういうことを恐れて自治体も新設したり増設したりそういうものに慎重になっているという答えが、今回の答えでないのかというふうに理解するんです。国は先ほども言いましたけれども、施設から在宅の方針。しかし、核家族化や老々介護、これは家族での介護力の低下、それと在宅介護支援策も不十分。結局のところ、やっぱり施設入所の希望が増えているというのが現実なんですね。やはり現実だと思うんです。1週間前の道新の記事、新聞記事が主になります。これを見るとやっぱり大変ですよね。病気を抱えての老々介護、家族が使命、睡眠薬に頼る日々、道内最多2万5,000人を超します、待機者がですね。こういうふうに新聞報道されました。これはついこないだなのですね。1週間ぐらい前に、通告の後で。実態は。それと一人世帯の高齢者、現実は3割を超えていると。現在ですよ。それが団塊の世代と今60数歳になりますけれども、75歳を迎えるのには2025年ですね。さらに12,13年後には厳しい現実が突きつけられていると。それをさらに在宅在宅と、在宅の医療、在宅の介護そういう強化をするということで、言うは易し行うのは難し、そういう限界が感じるのです。そこで施設については急を要しないというような庁内論議がされたということですけれども、私はちょっと考え方を変えました。変わりました。こういう実態を見るとき昨日テレビで、たまたま見ていたんですけど、羽幌町で老夫婦が2人無理心中を図りました。60数歳の夫が病弱で、70数歳の奥様は介護をもうこれ以上できないと限界を感じて2人で無理心中を図ったと。こんな痛ましい報道がちょこちょこちょこちょこ出てくるんですね。やっぱり本当に在宅でやれるのかと。本当に思いやりを持てば、もうちょっと真剣に、やっぱりそういう家族の構成によって、家族状況によった、こういう厳しい現実があるんだという、やっぱりきちっと認識した上でこういう方向を出すことがものすごく大事なことだと。優しさ、いたわりの心、自分でそういう体験をしてきていれば一番よくわかると思いますけれども、いかんせんそういう体験、私は若干の体験がありますけれども、自分が介助したわけではない、女房が介助した、任せっきりだったと反省をしています。そういう意味からいけば、施設を充実するということはやっぱり必要なんだろうと。在宅だけではこれは限界があるよというふうに考えたのですね。私もつい先ほども昨日通告してからやっぱりちょっとおかしいよなと考えるようになったのです。それで変な屁理屈かもしれないです。やすらぎ苑ができたときに今職員数は何人いるのか。私わかりませんけれども、正確な数字はわかりません。相当数おります。しかし、介護保険制度の中の負担、そういったものより結論から言えばですよ、施設があることによっての雇用効果・経済効果こういうものもやっぱり考える必要があるのかなと。ひとつの産業として捉えることはできないのだろうか、雇用産業という部分で。そんなこともちょっと思い付きで話しするのは全く失礼だというふうに思います。しかし、介護保険法の中で負担だけを云々議論するのではなく、掛かった費用に対してどんな効果があるかという算定をしていければ、一般財源の投入もこれはやぶさかではないのではないかというような、私はそんな考えにもなったんですけれども、この部分について担当課長、これについてお答えちょっと先にいただけないでしょうか。あまり長過ぎてわけわからないかな。もう一回言います。施設の増床の経費、それだとか維持管理、経営する経費、それだけを議論するのではなく、増設することによっての雇用に産業として位置付けできないのかとか、それによっての経済効果はどうなんだとかって量りにかければ必要があるんじゃないかと、そういう必要があって、もしもプラスであれば一般財源の投入も私はやぶさかではないというふうに考えますけど、そのあたりの数値的に数字的に出してみなければわからないと思いますけれども、やる値があるかないかだけでも結構ですけれども、答弁をいただきたいと思います。
答弁 保健福祉課長 伊藤浩一(保健福祉課長は2012年3月まで)
お答えしたいと思います。申し訳ございませんけれども、今やすらぎ苑に職員が何人いるかというのは私の方で押さえていなくて大変申し訳ございません。仮に、福祉会議の中で今ある30床から40床50床という形の中で検討してまいりました。その中で、従業員何人ずつ増やせばやっていけるかという部分もありますけれども、職員が来るか来ないか別にして10人20人増床した場合、それに対して職員が何人いて、そこにまた職員用の住宅を建設して、またその人方がいろんな形で地域に貢献してくれることを考えるという経済効果の部分については、正直そこまでは検討はしておりません。ただ、問題的には増やすことによって介護保険料がどのくらい上がるのかとか、先ほど野村議員からご質問があった認知症のグループ型のホームワンユニット9人になりますけれども、これでワンユニットがいいのかツーユニットがいいのかという部分で、それを建設した場合のコストだとか、それを建設した場合の介護保険料の上がり幅だとか、そういう部分については検討してございますけれども、その増床した場合、職員が採用になってきた場合について、その人方の村に対する経済効果というところまでは、申し訳ございませんけれども、検討しておりませんでした。
質問 眞田勝也
全くどこの町村も皆同じだと思います。やはり施設介護には金がかかるんだと。在宅でやっていながら、施設介護にどんどん投入しちゃうと在宅の方がおざなりになるとか、そういうマイナス効果もあるでしょう。しかし、やっぱりちょっと視点を変えれば雇用産業という位置付けではどうなんだろうかという視点、これはやっぱりやってみる価値があると思うんですけれども、これについて村長どうでしょうか。価値があるなしに関わらず1回やってみるという、数値的にですね。そういうものを検討していただけるかどうお伺いしたい。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただいまの質問にお答えいたします。先ほどの同僚議員への質問の中にも出てまいりましたけれども、私が就任した後にこの福祉対策として、高齢者福祉施策会議を作っていただいて、検討させて、その結果に基づいて、やすらぎ苑なりグループホームなどは直近の緊急なあれでないということで今回やめた経過がございます。しかし、まだこの会議はそのままございますし、はっきり言いますと高齢者福祉施策会議というのは私はその当時増床する考えがございまして、その増床への根拠付けをしてくれるのかなという思いで作った会議でございましたが、残念ながら私の意図とはちょっと反して、逆にそれこそ緊急の事柄ではないですよというそういう結論が出ましたので、その中でさまざまなシミュレーションを行って、慎重に検討した結果、そういう結論が出ましたということで、私はそれを尊重した経過がございます。確かに今議員のおっしゃったような角度から分析もなされていなかったようでございますし、それと同時に、肝心の理事者である私がまだまだちょっと勉強不足で、福祉の方が詳しいことがわからなかったということもございましたので、このような結果になったと思っております。私ももう3年目に入るわけでございますから、少し勉強するとともに、高齢者福祉施策会議がまだ存続しているわけでございますから、そのような観点からもう一度検討させてみたいと思っております。以上でございます。
質問 眞田勝也
その部分についてはよろしくお願いしたいと思います。基本的には今、施設介護と合わせて在宅の部分でのやり取りをしましたけれども、いずれにしても在宅に移行していくというのはこれは現実、しかしやっぱりだとするならば、やはり介護者を抱える家族の負担を軽減するというのは大変大事なことになってきますね。そこで、休養のための定期的に施設に受け入れる受け皿を広げるだとか、自宅で介護する家族の支援体制を強化する、これはやっぱり今後も継続してやっぱりやっていかなきゃならんことだろうと思います。その意味でいけば、やはり在宅介護といっても生活実態だとか経済状況さまざまだろうと思うのですね、個々によって。やっぱり柔軟な対応が求められる、そういう意味では行政でも福祉、担当者にあってはやっぱり細やかで温かみのある対応、そういったものの学習を深めていただきたいと要望しておきたいと思います。次に移ります。体は元気でも心に寂しさや不安を抱えている高齢者が多いと。高齢者が人生を豊かに過ごすには、地域の人間関係、居場所、役割の3つが欠かせないというふうにこれも新聞の記事です。こう書かれておりました。65歳以上の人が高齢者施設等でボランティア活動すると介護保険料を間接的に軽減するだとか、または自分で貯めて一生懸命ボランティアをやって貯めたものが、自分の介護を受ける段階でそこを使える貯金をすると、言ってみれば。それはボランティアバンク、こういう自治体もあるというふうに、どこかよくわからないのですがあるというふうに私認識しています。そういう意味では一挙両得、社会参加をして豊かな生活を送れることと、やがてそれがみんなで支え合うという、そういう意識の醸成にもなると。こういうことが期待を大きくできると思いますけれども、制度の検討の考えはないかお伺いしたいと思います。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただいまの質問にお答えいたします。私も豊かな経験・知識、技能を持った高齢者の方が健康で生きがいを持ち、積極的に社会参加していくことは介護予防や認知症予防につながるだけではなく、社会全体の活力を維持するためにも必要なことだと思いますので、社会福祉協議会とも協議しながら介護保険料の軽減だけではなく、いろいろなボランティアバンクについても検討してまいりたいと思っております。以上であります。
質問 眞田勝也
わかりました。よろしくお願いします。前の質問に戻りますけれども、在宅という基本の流れの中では先ほど同僚議員も質問しておりました。グループホームだとか、小規模多機能型だとか、そういった居住の環境をどうするのかというの部分、これをあわせてやっぱりセットで考えていかなければ、これはこれ、あれはあれという流れにはならんと、そういう部分も同僚議員も同じ意味でやっぱり質問したのだろうと思いますし、私も同じ思いですからそのあたりよろしくお願いしたいと思います。次に移ります。それともうひとつ、高齢者にとって地域の人間関係はものすごく大事なこと、それは当たり前です。自宅以外での居場所、たまり場、サロン、自分の役割があれば人生豊かに過ごせるというふうに私簡単に証言したんですけれども、この3つの考え方について保健福祉課長、何かこれについて意見があれば。あればですけれども聞いてみたいと思います。
答弁 保健福祉課長 伊藤浩一(保健福祉課長は2012年3月まで)
今村長の方からも答弁がありましたけれども、保健福祉課長の立場として3年目になりますけれども、その現状をいろいろ保健師の方から話を聞いたり、住民の方から話を聞いた中での、ご答弁になるかどうかわかりませんけれども説明をさせていただきたいと思います。これは猿払村全体のご家庭だとか、いろんなご家庭に当てはまることではないので、そういう家庭も中にはあるんだということを前提にして、ちょっとお話しをさせていただきたいと思いますけれども、まず議員の質問は、その人間関係というのが非常に難しい問題でございまして、私から見るといろんな施策を進めていく中で、どうも家族間の絆というのが非常に希薄化してきているような気がするんですね。特に親子関係において、親が子どもに遠慮して、なかなかものを頼めないというような状況も中にはあったりして、頼めないから行政の方に頼みに来るというような、現実そういう問題もあります。どうしてそういうことになってしまったのかなと。先ほど村長答弁にもありましたけれども、僕たちの年代でも貧乏でしたから、どうしても3世代で経済的に裕福でなかったので3世代で過ごさざるを得なかった状況もありますけれども、やっぱり現状としては今親も子どもに気を遣いたくない、子どもも親と一緒に住みたくないという状況の中で、親も定年退職すれば年金だとかいろんな形の中で生活が安定してある程度老後を過ごしていけるという状況もある中で、だけど将来的にはやっぱりどっちかが亡くなるわけですよね。そうなった場合、やはり子どもはやっぱり最低限できることをやることを、除雪をしてみたり、通院をやってみたり、そのくらいは手助けできるのではないかなと。それがどうも親は子どもに頼めない、頼みづらいというような環境というのは、やっぱりこの人間関係というのは大人になってからの人間関係でなくて、これは教育時代から教育委員会の方も関係あると思いますけれども、子ども時代からいろんな人間関係は発生すると思うのです。同級生だとか学校の先生との関係もありますし、社会に出れば上司、部下、同僚の人間関係もありますし、また地域とのいろんな形の人間関係というのは、これは人間生まれてからずっと究極の問題でありますから、それが人間関係がうまくできる人とできない人は中にはいると思いますし、当然親が子どもにものを頼めない、子どもが親にいろんな事情があって、云々かんぬんという場合については、当然福祉サイドとしては福祉とか医療が必要だという人についてはこれは真剣に取り組んで提供していかなければならないとは思いますけれども、まずその親子関係とか家族関係というのをもう一度見直していただけるような機会が各家庭だとか各職場であればいいかなというような、まず印象が1つとして人間関係としてはあります。また居場所といいますか、その居場所の部分につきましては、眞田議員からご提案があって保健福祉総合センターの方でたまり場という形の中で今年6月からオープンさせていただきました。その中でいろんなお母さんとか、母子の方が遊びに来たりとか、いろんな形でのおしゃべりに来たりとかという部分もありましたし、つい最近では、高齢者が団体で自分たちでたまり場を利用して、企画をして自分たちでゲームをしたりとか、そこで何かをしたりという部分が出てきました。非常にありがたいことだなと思っ、て毎週月曜日のお昼から10人以上の方が来てやられているんですけれども、そういう部分でのいろんな形でのたまり場を利用してもらうのも構いませんし、行政が今回はたまたまご提案があって行政の方から提供させていただきましたけれども、高齢者の方からそういう提案をどんどんどんどんしていただけると、私たちもそれに手助けをできるんじゃないかなというふうに考えておりますので、高齢者の方もどんどんどんどんそういう形の中でご提案をしてきていただきたいなというふうに思っております。それと生きがいというのは非常に難しいんですけれども、高齢者の方についても定年してすぐ現役を退いたから、今までは高齢者の人方に与えてきたから今度は自分はあてがってもらうんだというような、急にそういうように落ち込まないで、一生現役だというような形で意気込みの中でやっていただいて、当然これからは現役を退いた方にひとつのボランティア活動のお手伝いをしていただかなかったら、現実この今の、猿払村高齢化率が21%程度で、将来的に平成31年には27%ほどになるというふうに推測はしておりますけれども、そういう状況の中でやっぱりそういう高齢者、元気な高齢者がいるわけですから、65歳以上75歳以上いるわけですから、そういう人方についてもどんどん積極的にボランティア活動に参加していただきたいと。それがまたその方々の生きがいにもなって、病気の予防だとか介護の予防だとかという部分にも当然つながってくるんじゃないかなというふうに思います。そういう部分についても、村長の方もいろいろ協議を進めていっておりますけれども、中には現実になっていないという部分もありますから、その部分については今後うちの担当課として保健福祉課、社会福祉協議会、また病院だとかいろんな教育委員会だとか保育所とかいろんなところを巻き込みながら、横断的にやっぱり協議を進めていかなければならない、保健福祉課だけではとてもできることではありませんので、そういう部分での高齢者福祉施策会議という部分についても視野を広めながら検討していければなというふうに考えております。ちょっと過激なことも申し上げてしまったかもわりませんけれども、その部分についてはちょっとご勘弁をいただきたいというふうに思いますので、一応担当課長としてのご意見として述べさせていただきたい思います。以上です。
質問 眞田勝也
今答弁いただきました。そういう形だろうと思います。子どもが親の方に気を遣うと。親が子どもに気を遣うのが、また同じ生活しながら生活のちょっと時代が違うわけですから、いろいろそういう行き違いがあるんでしょう。しかし、そういう家長制度というものは言ってみれば崩れてしまっている現実があるのですね。これはいかんともしがたいものです。それと、やはりそういうことも含めて親を大切に、当たり前の話のことなんですけど、これは生涯学習なのですよね、すべて。社会参加も居場所もみんな生涯学習だと思うんです。そういう観点からいけば、教育委員会も含め、すべてのセクションで一緒にものを考えなきゃいかんと思うのですね。ボランティアとはなんですかと言えば、人のために何かを施すことではないと。自分がある部分に役割を果たすことによって、自分が満足を得るというふうに私はそういうふうに捉えているのですね。自分のためにやっているんだと。これもやっぱり生涯学習というふうに思うのですね。ただそういう部分では、縦横関係ないと。横断的にとにかくみんなでこれを考えなきゃならんと。災害に対する消防なんか特にそうでしょう、教育委員会もそうでしょうし、財政を預かる部分もそうでしょう。みんながそういう考え方でこの問題にかかっていかなければ解決できない問題だというふうに認識を要求して、この問題について終わりたいと思います。それと昨日実は保健福祉センターに行きました。ちょっと相談がありました。そしてたまり場のサロンを見ました。そしたら高齢者が何か荷物が置いてあって、高齢者はあそこでいろいろゲームをやったり何か楽しんでいました。13人か14人いたというふうに。すごい明るく生き生きとしているのですね。しかし、何かまだまだパイはあるんです。一生懸命参加してもらわなければならないですね。受け皿を作った場所を作りましたよ。使わないのはあなた方が悪いではだめなのですね。作ったんだから使ってもらわないと、そういう努力はまだまだしてもらわなければならない。それと昨日サロン行ったときに、お年寄りだけではなかったですね。若い夫婦が赤ちゃんを連れてあそこで滑り台のこんな小さいのがあって、そこでやっていました。ここにたまたま来るのって言ったらいやいや今日が初めてと言っていました。やはりすごいことですね。やってくれることが大事なんですよ。できないことをごたごた言わないでやってくれることが大事なんです。さらにこれについては充実していただけるように要望して、この問題は終わりたいと思います。それと次に、一人暮らしまたは二人で認知症だとかそういうふうになって、判断力が低下したという場合に、地域の後見人制度というのがあって、ボランティア精神で手助けする介護保険法改正によって、市町村が市民後見人の育成や活用に努めるように促したものだというふうに書かれておりました。これはもう新聞の掲載です。村でこの問題についてどういう認識をされているか。それとまた、今後どういうふうにこの制度について考えているかお伺いしたいと思います。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただいまの質問につきまして答弁させていただきます。まず、村の実態といたしましては、1名の方が任意後見人として選任されておりました。この成年後見制度につきましては、障がい者制度改革推進本部等における検討を踏まえて障がい保健福祉施策を見直すまでの間において障がい者等の地域生活を支援するための関係法律の整備に関する法律、大変長い名前でございます。この法律の概要の中で示されておりますので、今後はこの青年後見制度利用支援事業が必須事業事業化となりますので、村といたしましても、条例等の制定をしていかなければならないと思います。また、10月には宗谷圏域障害者相談支援センターから講師を招いて地域包括支援センター職員、社会福祉協議会、やすらぎ苑職員、民生委員、児童委員などを対象とした勉強会を開催しておりますので、今後は住民向けにも勉強会を開催してまいります。以上でございます。
質問 眞田勝也
実は今年の春だったと思うんですけれども、鬼志別である人が亡くなりまして、葬儀に参列しお参りしました。その際に故人には身内はありましたけれども、一人で奥さんがおりました。私のたまたま知人で後見人なんだと、実はと、そういう話を聞きました。やっぱりあれっと。初めて知ったんですね。私大変な感動を覚えたと。こんな人が鬼志別にいるんだなという思いだけで胸がいっぱいになったというような記憶をしておりますけれども、やはり後見意欲だとか崇高な精神によって為し得るものだというふうに思いますから、誰もがなれるものではないと思いますけれども、やっぱりこういうものの養成・拡大を図っていく必要があるんだろうなというふうに理解します。これからこの部分についてはぜひ検討してこういう制度も制度化にしながら、また人を育てていく努力をしていただきたいと、そういう願いを込めて質問を終わります。