猿払村議会 平成23年第2回定例会 2011年6月27日
猿払村の観光振興について
2011年6月27日、猿払村議会の一般質問で、小山内浩一議員が「猿払村の観光振興について」質問し、村長 巽昭、産業課長 小林勝彦が答弁しました。
- 質問者
- 小山内浩一 議員
- 答弁者
- 村長 巽昭、産業課長 小林勝彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 小山内浩一
質問通告書3項目、7点ほどについて質問させていただきます。まず最初に、猿払村の観光振興についてということで、私もこの場に立ち4年以上が過ぎ、2回に1回くらいは道の駅の問題トイレの問題、人事交流や国際交流での猿払村観光の発展等の質問を、自分でもちょっとしつこいなと思うぐらいに質問しているところでありますが、この質問通告書にもあるとおり、今猿払村は行政の中、また観光協会、観光の核となるホテルさるふつの問題と、いろいろいろんな問題が今ターニングポイントというか、転換期を迎えている時期と考えて、このたび、また同じような質問をちょっとさせていただきます。まず1番目。新年度より猿払村観光協会に新たな補助金を予算化し、また役場職員も道の駅の事務所に常駐するようになりました。この北海道観光、宗谷の観光は、震災等の影響もあり、さらに厳しさを増すと考えられます。猿払観光の拠点となる道の駅さるふつ公園の、これからの振興策についてお聞きしたいと思います。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただいまの質問にお答えいたします。ただいま議員のおっしゃったとおり、猿払村における観光は、各施設が老朽化も進み、年数も経っているということ、観光業務自体がこの数年道北地区においては減少傾向が続いております。そして、今回の大震災等、景気不況が続いている中で、大変厳しい状況になっているものと認識しておるところでございます。さて、ただいまの質問にお答えいたしますけれども、昨年は、宗谷管内的にも観光客の入り込みが減少した中で、猿払村においては宿泊は減少したものの、日帰り通過型の入り込み数は多少ではありますが、増加したところでございます。このことは、1つに、道の駅管理棟のトイレの改修や駐車場を含め公園全体の利用のしやすさ等が、口コミ等で観光客等に浸透してきた結果ではないかと思っているところでございます。村といたしましても、このような状況を把握しながら、リピーターをより多く迎えるため、また、猿払村の観光振興を図ることを目的に、猿払村観光協会の体制を強化充実していただくため、専任職員の経費等についても助成をしてまいりたいと考えているところであります。今後は、観光協会がこの専任職員を活用し、独自の事業展開に向けた企画立案、イベント開催等について、道の駅さるふつ公園を核として、積極的な協会運営を期待するとともに、支援体制も継続して観光振興を図ってまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。
質問 小山内浩一
今、村長のお答えにあったとおり、昨年は村長の目で微増というか、少しの増加ということがありましたが、先々週の報道では約25%のアップという報道がございました。猿払村に住んでいて、他の他町村が微増または減少の中、猿払村だけ25%アップというのは喜ばしいこと反面、実感がないのが寂しいという気持ちでございます。そこで振興策として具体的な、私も何かと言われてこれがということはないのですが、ホテルさるふつふるさとの家、またトイレ、道の駅と、ここ2、3年の間に道の駅も改修をして充実をしました。そのようなハード面の振興策が徐々に進む中、どうも猿払村において、ソフト面の振興策が非常に遅れているという感が否めません。この場でも、人事交流や国際交流を含めて人材の育成が大事ですねと、村長とともにこの場でもやりとりをしてきましたが、観光協会へ新たな人材、または役場職員が常駐というところで、次に今年からやることは、ソフト面での観光振興への村でのテコ入れというか、先ほど同僚議員の質問にもありましたが、何もかも猿払村行政やお役所にお願いするのではなく、観光協会独自も頑張らなければいけないし、観光協会に携わっているという業者、私達村民もその一人ではあると思いますが、ソフト面の振興策が充実していなければ、猿払の観光振興策はあり得ないと考えられます。今猿払村は、酪農業、漁業と安定した一次産業を持っています。今この時期に、ソフト面の振興策を図れるのは今しかないと私は考えておりますが、村長の考えをお聞きしたいと思います。
答弁 産業課長 小林勝彦(産業課長は2011年12月まで)
ただいまの小山内議員の質問の中にもありましたけれども、昨年の観光客の入り込みの関係でございますけども、猿払村においては、村長の答弁にもありましたとおり、日帰り客が昨年21年度から比べますと、22年度の実績としましては日帰り客が19万6500人と、それから宿泊客が13100人というこということでもって、日帰り客が21年度に比べましてわずかでございますが伸びております。ただ宿泊客が19900人、21年度はありましたけども22年度につきましては13100人ということで落ち込んでいるといった中で、この公園の基地となっているふるさとの家を始め、全体的な観光客の宿泊が減っているという面で、なかなか実感的なものも表れてこないのかなというようなことも理解できるようなことでありますけれども、ソフト面の関係についてということで、先ほども申し上げておりますけども、観光協会の、やはり何といっても観光協会自体がそういった意味で独自の独特のある地域の実情に合った中での観光施策みたいなものをやっぱり独自に計画をしてもらうことが一番いいのかなというふうに考えておりまして、そのための支援としましても昨年、21年度にも羅臼町の観光協会の事務局の方にも来ていただいて、観光についてどうあるべきかというようなことも勉強会等も開いておりまして、そういった中でのソフト面からの観光協会の体制の強化を図っていくことが行政としても必要ではないのかなというふうに思っておりますので、今後もその辺に向けて、観光協会独自の中で、いろんな対策が組めるような積極的な協会として運営してもらえるよう、今後指導と言ったらおこがましいんですけども、その辺について観光協会とも話を進めていった中で、さらにあの公園全体を有効活用できるような体制の整備をしていきたいというふうに考えております。答弁になったかどうかあれなんですけども、一応私の方からこのような形でもってお答えいたしたいと思います。以上でございます。
質問 小山内浩一
ソフト面の振興策ということで、課長のおっしゃるとおりです。観光協会がもっとしっかりして、もっと元気になって、独自色を出して、猿払村を出して行動していただくということが大事ではないかという、逆に質問されたか、ご意見をいただいたような感じになったのですが、観光協会の副会長としても、その辺のことは重々わかっているつもりで、この場に立って質問してるのですが、今までやっぱり観光協会事務局が役場の中にあって、役場に依存体質であったことは否めません。これから新しい観光協会の形を作っていくためには、役場職員が外に出ていただいた、道の駅に常駐していただいた、また新しい職員が観光協会に雇われるということではありますが、より一層観光協会独自で、ハード面は村の行政の方でしていただいた。ソフト面に関しても、まだまだ産業課とともに、道の駅やホテルやパークゴルフ場、さまざまな施設全体を考えていく上で、産業課との連携は絶対必要だと私は考えるところでありますので、ぜひ民間は民間なりで頑張れるところがあります。行政は行政で頑張れるところがあります。その2つがうまく手をつなぎながら、タッグを組みながらこれからソフト面での振興策を図っていきたいと考えるところです。次に、2番目の質問ですが、今まで猿払村の観光の核となるホテルさるふつふるさとの家も、来年度より新しい形での経営形態に移行すると聞いております。まだこの時期ですし、詳細は決定しないと思うところですが、現段階での村長の構想をお聞きたいと思います。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただいまご質問についてご答弁申し上げます。議員がただいまおっしゃったとおり、現在ふるさとの家の管理運営については、さるふつリゾート開発株式会社に指定管理を行っておりますが、本年度をもって第2期目の指定管理に関する協定が期間満了となり、平成24年度から新たに協定の締結が必要となっております。そのことも考慮した上で、今後のふるさとの家の管理運営については関係各位と協議した結果、先ほども申し上げましたとおり、昨今のホテル業界の厳しい状況や社会情勢などから、今後第三セクターとして管理運営することが一番望ましいのではないかと判断しているところでございます。よろしくご理解お願い申し上げます。
質問 小山内浩一
平成24年度から第三セクターという新しい形でのという、村長の構想をお聞きしたところでございます。まだ半年以上あり、いろいろな問題が多数あると考えられます。まず私は、1つお願いというか質問、第三セクターや、直轄や民間になる方向3つがあると考えられ、今までどおり公設民営化でやる、第三セクターでやる、村直営で村営としてやるという3つの方法が考えられる中、村長は今第三セクターと。まず質問が1つ。まず既存のリゾート開発に勤めている方々の従業員の安定的な生活と不安を払拭することは今大事なことではないかなと考えるところです。村民一人ひとりが猿払村の貴重な財産です。その後働いている方々に不安を与えることなく、スムーズな移行を私は望むと、望まれることだと考えますが、その点についてお聞きしたいと思います。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
これからのホテルふるさとの家の経営方針等につきましては、これから分析し、そして検証をしていく段階でございます。その結果によりますが、原則的には雇用の確保は維持したいと思っているところでございますが、ただこれからの分析によりまして、第3セクターでやることによりまして、縮小等とかこれからの方針としてそのような縮小その他の変換変更などという結論が出た場合におきましては、若干の合理化削減、雇用者に関しましても縮小ということもありうるとは思っておりますが、ただその人たちもそういうことがありましても、現在働いている人は他の場で雇用するとか、そのようなフォローはするつもりでおります。以上でございます。
質問 小山内浩一
私は、村長の答弁には、安定的に従業員の方々は皆第三セクターになっても、直轄になっても雇用できる体制をという答えを望んでいたのですが、これからのホテルのあり方によっては、そのような可能性もあるということ。私の願いとしてはやはり、今まであそこの施設の中で、どんな方であってもプロとして接客もしてきたし、調理も担当してきたし、管理もしてきた方がいるわけですから、できればあの方々と一緒になって私は新しい形をもって、ホテルが運営されることを願います。また、1つ目の質問でもあったとおり、ソフト面でのこれからの観光振興を図るに当たっても、やっぱり人間というのは非常に大事な観光の材料だと考えるところでございますので、ホテルの問題に関しては、経営者の問題やさまざま問題がこれからも発生することとは考えますが、できれば私の考え方としては、村民の方々があそこでより多くの方がさらに働いていただく。逆に村長は縮小を考えて他のところで働いていただくという考えを示されましたが、私はこれからはソフト面の振興を図って、ホテルで働く人が1人でも2人でも増えるような、その策で何があるんだ小山内と言われれば非常に難しいものありますが、村と一緒になって、あそこで働く人が増えるような観光振興策になるようなことを祈って、次の質問に移りたいと思います。