みんなの議会

猿払村議会 平成23年第2回定例会 2011年6月27日

防災対策について

2011年6月27日、猿払村議会の一般質問で、眞田勝也議員が「防災対策について」質問し、村長 巽昭、総務課長 眞坂潤一、教育長 三浦高志が答弁しました。

質問者
眞田勝也 議員
答弁者
村長 巽昭、総務課長 眞坂潤一、教育長 三浦高志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 眞田勝也

災害に遭ったとしても、被災の程度が軽く収まるような日頃の心構えが必要だろうという観点から、猿払村の防災対策についてお伺いしたいと思います。まず質問に入る前に、被災された方々に対して心からお見舞いを申し上げながら質問に入らせていただきます。平成23年の3月定例議会中の3月11日に、東日本大震災が発生しました。ここにも通告書にも書いておりますけれども、1万5千数百人の死者、行方不明は8000人に及ぶ地震津波被害、さらには原子力災害も伴う過去に例を見ない大災害をもたらしたところでございます。過去に何回も津波被害に頻繁に襲われて、対策や住民の心構えもある程度整った状況にあった東北地方であっても防ぐことができなかった想定を超える大規模なものであったのだろうというふうに考えます。近年、世界的にも各地で異常気象による各種災害が発生しております。また津波地震被害が頻発しております。日本においては、北海道南西沖地震、阪神淡路大震災など多くの犠牲者を出したことは記憶に新しいところございます。幸いにして、本村においては大きな災害もない状況ではありますが、東日本大震災は大きな教訓を残してくれました。本村においても災害対策というものについて、改めて対策については、急を要するものと考えます。そこでお伺いします。災害対策基本法の規定に基づき平成2年に本村も地域防災計画を樹立し、災害対応がなされてきたところでありますが、北海道南西沖地震津波をきっかけとして防災計画の大幅な見直し、改定を余儀なくされてきたところでございます。平成15年に新たな猿払村地域防災計画が策定されたと記憶しておりますが、これは改定前の防災計画がそうであったように、行政、防災関係機関、住民ともども防災計画が大きな簿冊として残っていた計画ありきで、計画に基づいた防災意識対策そういったものが機能していなかったと、そういうことが改定のきっかけとなったわけでございます。それとさらには、今回も平成15年に計画された防災計画も計画はあるけれども、本当に機能しているんだろうか。みんな紐解いて日ごろから災害があった場合に、それにどう対応していけばいいのか、心構えだとかそういった認識が欠落している部分がないのだろうか、そういった部分が極めて疑問な部分も私にはあるわけですね。そういった部分で、この計画そのものを今一度やっぱり検証する必要もあろうと考えますが、いかがお考えでしょうか。

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

ただいまの質問にお答えいたします。議員ご指摘のとおり、これまで国内で大規模な地震災害等が発生したのち、都道府県単位の地域防災計画の大幅な見直しが実施され、それに伴い各市町村計画の見直しが実施されてきました。大きな災害のあとは行政としても危機意識を高く保ち、防災意識啓発のための資料配布や、防災備蓄品の整備等を進めておりましたが、年月の経過とともにその対策が残念ながら低下していったのは事実でございます。比較的災害の少ない地域である猿払村にあって、今回の東日本大震災のような災害は今の地域防災計画では想定されておりませんし、津波避難計画にあっては、海岸から内陸5キロメートルに位置しているものの、海抜5メートル以下の位置にある施設を避難所に指定しているなど、避難場所や避難経路を含めて大幅な見直しが必要と考えております。多くの犠牲者を生んだ今回の津波被災地は、過去に幾度も津波被害に見舞われたことのある地域でありましたが、その避難率は15.6%と言われております。自治体や自治会を中心に津波対策は十分にされていたと認識しておりますが、これだけの犠牲者が出たという事実は、日ごろからの防災意識と対策がいかに必要かということを私たちに投げかけているものと思いますので、直ちに現行の地域防災計画の内容・対策についての検証を進め、実のある改革に改定すべくその準備を進めてまいりたいと考えております。以上でございます。

質問 眞田勝也

現状での防災計画そのものの内容をどう改正していけばいいのかというような部分では、先ほど同僚議員も質問があったようなハザードマップ、避難所、果たしてこれでいいのだろうか、北海道新聞で報道されておりましたけれども、猿払村の避難所においても10メートル以下2か所、5メートル以下1か所と記憶しております。そういうものはやはりきちっと見直さなければいけないと、ハザードマップもきちっと作らなければいけないと、それも理解できますし、ぜひそういう改正が急がれるのだろうなというふうに思います。それと先ほど村長も同僚議員の質問の中で、今日の新聞でもそういう計画は新たに云々というような部分で出ていました。当然そういう必要性があろうかと思います。早急にそういう対応を求めたいと思います。さらに、私はこの防災計画そのものを改正する必要性の内容という部分はそう多くない、今言ったような内容だろうと。しかし必要なのは計画に網羅されている内容がきちっと実行されるのか、いざというときに本当に機能するんだろうかということが心配なのです。そういう趣旨で今ちょっと質問をしているのです。そういうことでは住民の生命、身体及び財産を災害から保護するため、防災の万全を期すために防災計画を策定すると。防災の組織に関すること、災害予防に関すること、救済云々という災害防災訓練について、防災思想の普及についていろいろ位置づけされております。個別具体的な課題検証確認これが大事だというふうに私思うのです。それは日常的に取り組まれるというような雰囲気にぜひ持っていっていただきたいなと。特に防災計画の中に、防災会議というのもございます。災害対策本部というのが組織されております。しかし、本当にいざという時これは機能するのだろうかと、そういうチェックも当然しなければいけないだろうというふうに思いますし、災害を想定してそういう組織が機能するかどうかの訓練をやはりしていくべきだろうというふうに思います。先ほどいろいろ同僚議員との質問もダブる部分は省いていきますけども、これについては、やはりぜひそういう訓練をやっていただきたいなというふうに思います。それと、過去において浜鬼志別で津波を想定した避難訓練を行いました。ということを実は消防の支署長にいつだったとそういう形で平成9年だったですか、どういう内容でやったか記憶にちょっと薄らいでいるものがあったものですから再確認をしたというころで、一番の課題は災害に対する意識が薄いということがまず第1だったのですね。もう意識を高めるという、住民の意識を高める、危機感をちょっと煽るというような部分で効果があったのかなというふうに思いますし、さらに災害弱者というのですか、1人で逃げられない高齢者だとか病気がちな人だとか子どもたちだとかいろんな対象を誰がどうしてどういう経路でそういう人たちを避難をカバーしていくか、お手伝いしていくかというようなことも含めて、これは確か避難訓練をやったというふうに記憶しております。重点的にはそういうことなのですね。しかしやはり熱心な防災関係者がいればそういうことをやるのですけど、継続すると思いますけれども、やはり関心が薄らいでいくとそれが尻つぼみになってしまうと。やはり大切なのは継続してやっていくことでないかというふうに理解しますので、村長これについてぜひ組織的な訓練、それと先ほど同僚議員も言いました地域での住民での避難訓練、そういった意義を確認しながらぜひやっていただきたいと思いますけれども、これについて何か意見があればお伺いしたいと思います。

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

ただいまの質問にお答えいたします。私もほぼ議員の意見と同じでございます。先ほども同僚議員への一般質問でも答えておりますが、やはり今議員がおっしゃったとおりこの計画が形だけのものにならないように常に危機感を職員、住民含め常に危機感を持てるような状況を保っていきたいと思っておるところでございます。そのためにも今、皆さんはこの大震災を毎日目の当たりにいたしまして非常に危機感が高まっている時期でございます。このようなときだからこそ、先ほど申し上げましたとおり、9月1日の防災の日前後に全村レベルで本当の震災があったという想定のもとで大規模な避難訓練を行いたいと思っているところでございます。以上でございます。

質問 眞田勝也

ぜひそういうことで努力していただきたいと思います。さらに1点言わせていただければ、災害はすべて行政・防災関係機関が対応するものではないと。防災計画の位置づけの中でも村民の責務というのが表現されております。やはりみずからの命はみずから守っていかなければならない、そういう教育がなされなければならない、こういうことも観点の1つ。それとお互いに助け合わなければならない。災害弱者に対してどういう対応をするのか。系統が系列化していかなければならない。先ほどの情報の中では自治会である程度弱者対策についての対応ができているというふうに答弁されておりましたけれども、いざというときに本当に対応できるのか。2重3重の対応を考えていかなければならないだろうとふうに思いますので、そのあたり、より厳しい形で対応いただきたいというふうに要請しておきます。それと防災計画の災害の自主防災組織、これも私自分で担当しているときに、ぜひこれは組織しなければいかんというふうに考えていたんですけども、できなかった。結果的にできなかった。先ほど総務課長から同僚議員の質問で自主防災組織は可能であればそういうことで資器材の整備も含めて考えていきたいという答弁がありました。可能であればということではなく、ぜひこれは作っていかなければならないと思いますね。自主防災組織は。それとやはりきちっと防災計画にもそれが表現がされております。できるような指導を行政が仕向けていって、これを一つぜひ頑張ってやっていただきたいなとそういうふうに思います。これについてはあえて答弁は求めませんけれども、そういった意味も含めて先般的に防災計画をもう1回紐解いてみると職員全体で議員も含めてそういう作業、それとそれを住民に徹底していくという作業を積み重ねる必要があるというふうに訴えて、この質問は終わりたいと思います。続きましてすべての住民に使い勝手の良い交通輸送事業であることを願って、目的や年齢制限のない、さらには中心市街地の活性化、商店の地元の消費を促したり、高齢者の活発な活動を促すことは極めて重要だという観点から、猿払村福祉輸送事業について質問したいと思います。今議会に提案されております猿払村が福祉輸送事業は平成18年10月に道路運送法の改正によりまして許可制度から登録制度として取り扱いが明文化されました。市町村運営有償運送・福祉有償運送・過疎地有償運送等の制度の中から福祉輸送事業を選択したものとは理解しますが、以下の点について質問いたします。道路輸送法改正前は許可制度であったと、それを登録制度に改正されたと、どういう意図で改正されたのか現状で認識理解されている事項があればお伺いしたいと思います。

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

ただいまの質問にお答えいたします。市町村バスやNPO等によるボランティア有償運送については、バス・タクシー事業者によっては十分な運送サービスが提供されない場合に、地域の足を確保する重要性を鑑み、公共の福祉を確保する観点から、従来、自家用自動車による有償運送の例外許可が行われてきたところでありますが、過疎化の進行や少子高齢化の進展により、生活交通の確保が大きな課題となり、今後、こうした運送サービスは、バス・タクシー事業者によるサービスを補完するものとして重要になると考えられております。このため、こうした運送サービスがより一層安全・安心なものとして利用者に提供されるよう、例外的な許可ではなく、法律上の位置づけが明確化され、具体的には、実際の運送形態を踏まえ、新たに登録制度が創設されました。猿払村においては、法改正以前から、協議会の協議結果に基づく地方公共団体が自らバスの運行を行う場合の有償運送許可を取得しており、法改正により登録を受けたとみなされる地方公共団体として始まり、現制度の規定の適用となっております。以上でございます。

質問 眞田勝也

わかりました。ひな形にもそういうことで書かれております。それについては理解はするんですけれども、であれば、であればですよ、許可制度から登録制度に変えたということは、市町村の自主性を重んじた、実態にあった輸送施策が可能となるべく登録制度に変えられたというふうに私は理解します。地方自治法に基づく普通地方公共団体に対する国だとか北海道、我々の自治体にどこまで関与できるのか、関与の基本原則これはやはり我々の地方公共団体の自主性及び自立性に配慮しなければならないと。地方分権一括法地域主権に基づくもので地域の実態に合った事務事業事務事業の実施が担保されるそういう方向に変わってきたんだろうというふうに思うんですね。ところが福祉輸送で考えるならばいろんな制限がございます。年齢の制限利用者の制限がすごいんです。なぜ制限をみずから課さなければならないのか。地方の実態、猿払村の地域の実態に合った施策を講じるべき、足の確保、運輸政策という、それが例えば今回この条例で提案されておりますけれども、基本的に70歳以上でなければならないと、なぜ。自分たちの地域の住民が利用しやすいような条例を制定しなければいけない、これは条例の精神だというふうに思うんですね、私は。そこがどうも理解できない。なぜ福祉有償でなければならないのか。何回もこれについては議論しております。議会の中で。なぜ福祉に限定した施策政策でなければならないのか、運輸政策でなければならないのか。目的を多く持って効果的に運行できる輸送方法がなぜできないのか、どうにも理解できない。国の関与があるとすれば、制度があるとすれば、どんなところなのか。国の関与というのはまず法定主義の原則というものがあります。法律に基づいて条例ではこういう制限を設けなければならないと、そういう場合。それとこれが大事なのですよ。必要最小限度の原則245条の3項に謳われております。目的の達成のためには国の関与は必要最低限度に止めなければならないというふうに表現されているのです。だから地域の実態に合った運行をみずから考えて実行しなさいと、するべきだと。住民の側に立った住民が使いやすい事業実施でなければならないと私は思います。これについてご意見いただきたいと思います。

答弁 総務課長 眞坂潤一(総務課長は2014年12月まで)

ただいまの眞田議員のご質問にお答えしたいと思います。今回なぜ福祉輸送事業というさまざまな制約を持ったものを取り入れたかという、最終的にはそういうご質問の内容でなかったかと思います。どんな方でも気軽にご利用できる輸送方法ということになりますと、今回ご提案申し上げました市町村運営有償運送・それから福祉有償運送・過疎地有償運送という枠を超えてしまうということに、簡単に言えばそういうことになります。つまり、イコール簡単に言いますとタクシー事業ということを市町村で業者が参入できなければ市町村で運営しなければいけない、そういう方法も可能ではあります。ただし、今回ご提案したような低価格での料金設定が、タクシー業となるとできなくなってしまうのも事実であります。いろんな法の制約があってというお話しでございましたけれども、今回ご提案申し上げるまでには、さまざまな手法をそれぞれいろいろさまざま検討した中で、今すぐ村で導入できるものはという、10月1日という宗谷バスの海回り路線の改定等もあって、空白交通地帯が今度は知来別線から小石線に変わるという大きな問題もあったりした関係もありまして、作業的には急いだ部分も確かにございます。ですが、さまざまな要件を検討した結果、住民の方にもさほどご負担をいただかない範囲内で村としてもすぐ取り入れることが可能な事業ということで、今回の福祉輸送事業という形でのご提案を差し上げてまいった次第でございます。そういうことですので、よろしくご理解願いたいと思います。

質問 眞田勝也

これは自家用有償旅客運送の概要ということに基づいてこの改正がなされて、改正道路運送法というのですか、それが許可制度から登録制度に変わったと。それとこの中でなぜ国土交通省、運輸の方で一定の制限を設けなければいけなかったのかというのはこれはバスだとか既存のタクシー業者そういう業種に圧迫を加えてはいけないよと、過度な競争を煽って共倒れになるようなことを避けようという意味で実は白タクだとかそういった部分の一定の規制、それと新たな輸送方法に規制をかけてきたわけですね。しかし現状では先ほど村長が明確に答弁をいただきました。バスやタクシー事業十分な輸送サービスが提供されない、そういう条件にないところ、そういう所がたくさんあるよと、それに対応するために皆さん考えていろんな対策を実行するようなそういうような手段を確保してくれたというふうに私は理解するんですよ。というのは、地域主権を国も意識したと、そういうことなんですよ。だから言ってみればタクシーを運行して、今福祉輸送であれば利用者が500円負担して1,000円を村で補助して1,500円ですよね。そういう形でいいじゃないですか。タクシーでは誰でも乗れますよ。まちの活性化も図れますよ。鬼志別に来ていろいろ娯楽も楽しめますよ。お酒をちょっと飲む機会もあるでしょう。食事をすることもあるでしょう。福祉有償そういう限定された制度の中でそういうものに利用できないじゃないですか。なぜそういう制限されたことをみずからつくるのか。国にがんじがらめに、法律でがんじがらめになっているものであればしょうがない部分もあるかもしれません。しかし職員としては村長の立場とすればちょっとしつこくなりますけれども法令順守ですよね。しかし我々の立場は法令遵守よりもむしろ住民が使い勝手のいい方法は何かないかというふうに考えるのですよ。これは違いですね。執行権者と議会との違いだと思うんです。ただそれだけでない、歩み寄れるところはあるのではないですかと私言いたいのです。なぜそこを何回も議会でも提案しているんだけどもある一定程度タクシーも検討してくれて、いいところまでいったなと思ったら、がくっと変わってしまっている。これしか方法はございません。本当に住民がこれが使い勝手のいい制度なのか極めて疑問だということで、総務課長にこれちょっとお伺いしますけれども、運営協議会というのがございますよね。市町村運営有償運送にあって、地域公共交通の会議を持つこの中で猿払村にも存在しますよね。なぜこういうのを設けられたのですか。こういう会議を。これは国の方もですよ、陸運支局から恐らく入っているのではないですか、メンバーに。ということは陸運支局も国の立場ばかり法律ばかり盾に云々ということを言わない、地域の実態に皆さんの協議している中で地域の実態にあったことは登録制と認めていきますよという姿勢じゃないですか。そのあたりちょっと位置づけ、総務課長の判断。

答弁 総務課長 眞坂潤一(総務課長は2014年12月まで)

確かにおっしゃるとおり今回の福祉輸送事業を実施するに当たってはこの協議会の決議がなければ旭川支局の方に登録をすることができません。その登録の前には必ず協議会の決議が必要だという組織でございます。もちろんその中に旭川陸運支局の方も入っております。構成のメンバーがもしご必要であれば後で資料等をお届けしたいと思いますけれども、この場でこの協議会で決定した事項ですべてが協議会の中で決まったことがすべてその分で登録できるかということになりますとまた若干話は変わってくるのでございますが、今回の福祉事業については一応その協議会決定のもとに登録制度になるということでご理解いただきたいと思います。

質問 眞田勝也

今言う運営協議会が決めたことがすべて登録の条件ではないと、協議会で協議がなされてことがすべて登録制度で認められるか、そうはいかんというそれはわかります。しかしこの協議会というのは地域の自主性自立性を促し地域の実態に合った運輸行政を実行する機会を与えてくれたというふうに私は理解するのです。それは総務課長そういうことですよね。だからそういうことで対応する側もこういうことを視野に入れて住民が利用しやすい誰もが利用できるような制度として今後は発展させていくべきだとこういうことを訴えているんですよ。村長ご理解いただけましたでしょうか、言っている意味が。どうもちょっとしつこいようですけれども。そういったことで進めていきますけれども、今度の登録制度の中で福祉有償運送と過疎地有償運送というのがございますね。これはなぜ過疎地、そちらの方、過疎地の方は制限もあまりないようなふうに思うんですよね。福祉とつくから非常に難しい今後対応が迫られると、これは後でまた議論されますけども、わかれば、明確にここが違うんだということがわかればあとでよろしいですから教えていただきたいと思います。これについては答弁いらないですけれども6月16日ですか。どさんこワイド179というものがありました。テレビ放送。そこで見られた方もいると思います。遠軽町旧生田原町、交通サポート、住民が担う公共交通のNPO。それと富良野市の東山地区地域によるコミュニティ・カー、市が事業主体になっております。住民がボランティアで公用車で送迎サービスを行うものです。現在の登録運転者数は10名だそうです。利用料は一般について100円、高校生は50円、利用制限はほとんどない、そういった公共輸送手法を取り入れた自治体が現実にあると。だから限られた目的での運行ではなく、車を持たないそして免許も持たない、または高齢で運転免許も返上してしまっていると、そういった交通弱者の対策は重要ではないですか。ここで何回も議会で訴えております。それと先ほども同僚議員が暮らし応援商品券の効果について云々という質問もございました。効果を上げるという観点からも足を確保してやらなければうちの地域性ではどうしようもできないじゃないですか。猿払・浅茅野。商店も無いところもあります、浜猿払。そういう人たちは足の無い人はどうします。商品券なんて使えませんね。いろんな住民の批判もそういうところに暮らしの応援商品券は理解するけれどもどうもそういうところにはそういう対策が本当にどうなんだろうかという疑問を呈する住民もいるということをわかっていただきたい。そういうことをまず訴えておきたいと思います。それと村長これは認識が一致すると思います。すべて行政に議会側が求めているのですね。こういう対策について。やはり他の市町村ではやっぱりNPOだとか団体だとかボランティア団体が立ち上げて、自主的に運営しているのですね。村長それを求めるでしょう、おそらく。なぜそういう住民の意識が育たないんでしょうか。育たないとすれば、その理由は何か村長わかりますか。やっぱり育てていく努力が必要だと思いますね、対策が。今後これから教育長も変わりました。教育長、これからはそういうボランティア意識そういったものの住民学習を十分してですね、そういったことを住民に求めて十分教育してから、住民に対してもあなた方の責任みずからという形が筋じゃないかと。だから、それができてないから、どうしても行政に何とかしてくれ何とかしてくれとなってしまうと。そういうことで、今までの話でちょっと長くなりまして、村長感想がありましたら。教育長も何かそこで感想がありましたら一言で結構でございます。

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

ちょっと質問が少し長かったようでございまして、ちょっと要点を整理つかないのでございますが、今質問等を聞いておりまして、私もこの事業については非常に切なく思っているところではございます。しかしながら、今、現状の、現状において、現実的なのは今のこの制度を使って行うのがよろしいのかなと思っているところでございます。少なくとも今村民の皆様には今回は使える方は一部ではございますが、村民の皆様にはタクシーに近い事業ができるということが周知されるわけでございますから、これをやることによりまして、これから本当に皆さんが使えるような有効なタクシー事業を目指していくまでの段階と捉えて、もう少し時間をいただきたいなと思うところでございます。まず、先ほどの制度の話もしておりました。議員もおっしゃるとおりこの当地にあって一番有効的なのは私もこの3つの中では過疎地有償運送になるのかなと思うところでございますが、しかしこれも今のところでは当地では難しいんではないのかなという見解をいただいております。宗谷バスも走らず、全くの交通空白地帯となればそういうことも可能かもしれませんが、現状では少し難しいのではないのかなという判断をいただいているところでございます。先ほどもおっしゃった質問等にありましたけれども、この過疎地有償運送と市町村が行う市町村運営有償運送との違いは主体が村であるかNPO等の非営利法人になるかの違いでございます。私もできればですね、とりあえずこの地域ではまだ認められてはおりませんが、できればNPO等によって、このタクシー事業が行われるのが一番現実的可能性があることではないかなと思っているところでございますが、正直言いまして先ほども議員の言葉の中にもございましたけど、なかなかそれをやってくれる人たちが集まらないというのが現状でございます。私も何人か正式ではございませんがお頼みした経過もございますが、なかなかそのような人はできないとをいうのが現状でございます。それはなぜかと今問われたのでございますが、なかなかこの長い歴史の中で、当地域では育っていないというのが現状でございますし、またそのような地域をつくるというのが私の目標でもございます。そのためにもいつも申し上げているとおり村がひとつとなりまして共通の認識のもとにこの村を本当によくするんだと、自分たちはこの村で一生を終えるわけでございますから、この村をよくし、そして息子にも喜んで帰って来てもらうし、また孫にまでも帰って来てほしいと、帰って来たくなるようなそんな地域をつくるのが私の目標でございますので、何とかそのような地域になるよう最大限努力してまいりたいと思っているところでございます。以上でございます。

答弁 教育長 三浦高志(教育長は2012年3月まで)

ボランティア、あるいはNPO等、住民の方々が自主的に、主体的に行動すると、そういった措置があって初めて行政と連携をしながら地域づくりが展開をされていくと、効果が上がっていくんだろうという議員のご指摘そのとおりだというふうに考えています。教育委員会のかかわりの中ではいわゆる生涯学習それぞれの世代それから青年少年婦人そういった対象に応じた生活課題というのがやっぱりあるんだろうと思いますからそういったところにどうやって住民の方々が踏み込んで学習をして学んで生活に生かしていくかとこういった視点では住民の方々が自主的に活動していくための教育行政の役割というものがあろうというふうに考えています。それはとりもなおさずボランティア、あるいはNPO法人の設立活動というところに結びついていくんだろうというふうに思っていますが、従来教育行政の中ではやはりいろんな制約や限界があって一生懸命職員が動く時代からできるだけ住民の方々が自主的に展開していただくような、そういった時代に変遷をしてきたというふうに私も理解をしておりますけれども一報で情報だけはきちんと流れるようになったけれども、その情報を、心を打ってではやってみようと学んでみようとそういったところにやっぱりつながっていくような手だてというのは少しおろそかになってきたのではないだろうかという、そういった個人的には反省を持っております。就任をさせていただきまして教育委員会事務局の中で職員たちと実は1度話をさせていただきましたけれども届ける情報それから学びたいというふうなそういった気持ちにも心を打つ取り組みというのはただ流せばいいというものではなくて、できるだけ直接届けるようにしようと、そういうような実はご相談もさせていただいたところです。教育委員会の生涯学習推進という部分ではそういった方向でできるだけ情報をそれぞれの地域や個人の方々に届いてやってみようとそういうふうに思っていただけるような努力を、今後していきたいというふうに思っております。直接のお答えにはなったかどうかわかりませんけれども姿勢だけを今お伝えをしておわらさせていただきたいと思います。

質問 眞田勝也

村長の言う答弁についても十分理解できますし、なかなか理想と現実というギャップいたし方ないと理解はしますけれども、かといってあきらめては何もできないということもありますから粘り強くやはり対応していかなければいけないだろうと思います。これは答弁は求めません。それと今教育長から答弁いただきました。これはやはり、そういう住民を育てるというのは教育の分野でもあると。やはり生涯学習というような部分ではこれからの教育のあり方については力を入れて頑張っていただきたいなというふうに思います。それとこの部分の質問を終わらしていただきまして、最後にちょっと心配もございます。500円です。輸送事業、ちょっと高過ぎるというふうな心配も実はあるんです。もしも70歳、70歳未満は使えないことになるのですね。夫婦でパークゴルフに今日は天気がいいから行ってみようかと。2人で1,000円、往復2,000円になります。パークゴルフ300円ずつ払えば600円になり、2,600円を支出させるの今の国民年金でのぎりぎりの生活実態の状況の中で1回パークゴルフ行くのにそれだけかかるのかけなければいかんの余りにも実態とをかけ離れてはいないか。そういったことを当然見直しの対象として今云々というものではないですけども検討していただきたいというふうに思いますし、それと今高齢者のサービス調整会議というのですか支援会議というんですか、やられていますね。そういう対応の中で通院だとかそういったものの対応が無料でなされております。消防やなんかについてもこれやってますね。対応をされていると思います。車両も持って。そういう人たちの無料での扱い、小石のデマンド70歳以上無料整合性がないんですよ。もう少し精査をしなければいけないですこういうものは。やっぱりやる上ではそれとだから今言うように500円が安いのか高いのかという議論は使う人が実は369人という説明受けました。この福祉輸送事業の中で。少なくてもその事業の対象者の合意を得て理解を得た上での事業化なんだろうなというふうに思いますけれども、本当に事情はありがたい、村長よく取り組んでくれましたと言いたいんですけれども使われなかったらどうしようもできないですよね。無駄ですね。まったく無駄です。これは細部にわたっては条例の中でまた新たに整理成立させてもらいますけども質問させてもらいますけども今やっている既存の事業ですよ。通院サービスなんてすばらしい事業だと思うんですよ、私。みんながいろんな部署を乗り越えて枠を乗り越えてみんなが対応しているのですよ。そういうものと競合してどうなりますか。こっちはただ、こっちは有償だからそれを整理されなければだめですよ、村長。整理しなければ。しないうちのあれは無理。こういう部分はまた新たに条例の中で審議させていただきますけどもぜひ、そういう部分をもしか矛盾があるとすれば、住民が今後利用しやすい状況をつくり上げて下さい。私は無料で結構だと思いますし、年齢の制限を設けるべきでないと。タクシーも運行させなさい。一般の利用者については一般で利用するという部分については普通のタクシー並みの料金をとっても構わないと思います。そんなことも考慮に入れながら条例は別にしてもやっぱり半年ぐらいで見直してもらわなければやはりいけないと思いますよね、実態に合うようなそういうことも要望しながら、質問を終わりたいと思います。

出典:猿払村議会 平成23年第2回定例会 2011年6月27日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる