猿払村議会 平成23年第1回定例会 2011年3月9日
エゾシカの個体調整について
2011年3月9日、猿払村議会の一般質問で、眞田勝也議員が「エゾシカの個体調整について」質問し、村長 巽昭が答弁しました。
- 質問者
- 眞田勝也 議員
- 答弁者
- 村長 巽昭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 眞田勝也
それでエゾシカ対策、ちょっと時間がないので急ぎますけれども、2009年度で50億円の言ってみれば被害が出ていると。農林業の被害ですね。これは自然生態系に非常に大きな影響を与えると。そこで聞きますけども、農業被害、農林業という部分ではそれと交通事故だとかそういった被害もあると思いますが、実態はどのように調査されているかもしかそういう資料があれば答えていただきたいと思います。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただいまのご質問についてお答えいたします。エゾシカは村内の草地いたるところに現れその頭数は確実に増えていることは議員の言われたとおりであります。その中で牧草地等の農業被害額の算出については畑作等と違い難しいものもありますが関係機関等の聞き取りなどから昨年度21年度は牧草や乾燥ロール等の被害額として約300万円程度を道に報告しております。管内的には50万円から500万円とばらつきがございます。また交通事故被害については、その発生時間帯は午後5時以降秋口が多く昨年は19件のシカに関する交通事故が発生しております。これらの対策として、猟友会への駆除頭数の増頭や警察の交通事故防止対策情報、また宗谷総合振興局や周辺市町村と連携をとりながら具体的な対策を講じてまいります。まずは回覧等による住民への注意を呼びかけることを重ねて行うことが重要であると思っておりますので、その周知を徹底してまいります。以上でございます。
質問 眞田勝也
わかりました。そういった被害も深刻なものがあると、交通事故についても相当数あると聞いておりますから対策も必要だろうというふうに思います。それで広域的な形で猿払村だけで取り組んでもこれは大変、全く実効がないと思いますから、せめて宗谷管内で、総合的な施策が必要だろうというふうに進言しておきたいと思います。それでですね実はハンターや有害駆除に協力していただいているハンターですか、これは全道的な傾向としてはハンターの不足と高齢化が指摘されていると。これは猿払村ではどうなってるか、もしか実態がわかれば教えていただきたい。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただいまのご質問にお答えいたします。高齢化社会現象は検証はいろんな方面であらわれてきておりますが、猿払村にあっては猟友会の10年前の平均年齢が51歳であったのに対し平成22年度では53歳と着実に高齢化が進んできております。また猟友会の会員数も現在は8名で、10年前に比べ5名減少しており、管内的にも高齢化や若手ハンターの不足が見られてきております。よろしいですか。
質問 眞田勝也
わかりました。ということは若手ハンターの育成というような部分では急務だと思います。これについて対策は早めに手を打っておかなければいけないだろうというふうに提案をしておきたいと思います。それですね。次にですね白糠町ですか。先日陸上自衛隊でやったんだけれども結果的に大した頭数でもなく、最終的に28頭しか獲れなかったというのですね。駆除頭数に応じた報酬というのを出したのですけども、28頭で7万円だそうですね。だからそういうことでハンターにおいても事故の対応に備えてやはり非常勤の公務員こういった身分をやっぱり公務災害等の事を考えればですね必要だと思いますけど、村長この検討はしていただけるかどうか。それともう1点、個体を調整すると何十数万頭を捕獲をして個体を調整していくということですからそのシカ肉だとかそういった処理それとそれをどう活用するか。広域的にそれは猿払村だけの問題ではないと。これが定住自立圏だとか、そういった流れの中で共同で処理しようという方向も必要だと思いますのでこういう処理も資源になり得るということもありますのでそういう部分について村長今後考えていただけるかどうか。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ハンターの自治体での採用ということでございますが、最近道新の方でそのゾシカの特集記事が5日間ほどやっておりました。その中でも記事の中でも検討されたことでことでございますが、なかなかちょっと実際上難しいのかなと思っておりますがいろんな角度からちょっと探ってみたいなと思っているところでございます。またシカ肉の件でございますが本年度1月末現在の全道における有害鳥獣駆除によるエゾシカの捕獲頭数は、4万4000頭を捕獲しており前年対比で8000頭余り捕獲増となっております。有害鳥獣駆除は主に銃による捕獲が主であり、それらのシカ肉については、処理の時間、弾の当たった場所により商品価値のないものがほとんどでありシカ肉の活用となると生きたまま捕獲し養鹿などをしてから解体施設に持ち込んで商品化する方法しかなく、安定的に供給することは大変難しいのではないかと思います。現在、管内では豊富町にその解体施設がありますが捕獲後血抜きを上手にしてから1時間以内に持ち込みをしなければ、商品としては扱ってもらえないので猿払村から搬送することは時間的に不可能な状況にあります。猿払村としては宗谷定住自立圏形成の中でこの養鹿施設についても協議の場を提案しておりますがまだ具体的な話し合いの場になっておりませんので今後資源活用に向けた取り組みについても施設処理と合わせて提案してまいりたいと考えております。
質問 眞田勝也
前の質問でも食のクラスターということであえてその部分については触れなかったですけど、いろんな可能性という部分では追求すべきだと思います。そういうことでそういうテーマを常に頭に置いて考えると。そうすれば、邪魔なものも資源になる可能性があると。そういうことを求めているのであって処理に難しいかどうかということを聞いているわけではない。やっぱりそういう問題があるとすればそれをどうクリアしてやっていくかということを考えるとそういうことで言っているのです。これについては答弁はいいし、そのとおりだと思いますので、よろしくお願いします。それで次の最後の質問になりますけれども1番目の質問とかぶるとこもまた多いと思います。