みんなの議会

猿払村議会 平成20年第3回定例会 2008年9月17日

後期高齢者の医療制度について

2008年9月17日、猿払村議会の一般質問で、眞田勝也議員が「後期高齢者の医療制度について」質問し、村長 森和正、保健福祉推進課長 眞坂潤一が答弁しました。

質問者
眞田勝也 議員
答弁者
村長 森和正、保健福祉推進課長 眞坂潤一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 眞田勝也

次に5番目、後期高齢者の医療制度についてお伺いいたします。4月に導入された後期高齢者の医療制度、これによって西濃だとか何か色々な運輸会社がありますけれども、大企業の健康保険組合こういったものももう耐えられないから解散しますと、国民健康保険に入ってやりましょうとか、厚生年金・社会保険で対応出来る、それも厳しいから国保でどうだろうかと色々な検討されている。支援金という後期高齢者医療制度の財政調整分の4割、これみんな押し付けた結果がこういうふうな状態になった。言ってみれば70%の組合が赤字で、保険組合が解散に追い込まれたというケース今西濃の部分ありますね。それと後期高齢者の医療制度については、当初は後期高齢者本人の負担ばかりが議論されていた。しかし現実はどうでしょう。現役世代にも非常に大きな負担を強いる。そういうことが明らかになりました。言ってみれば北海道の後期高齢者連合組合で財政調整負担、言ってみれば支援金として4割、こういう形を保険の事業、保険者それとそれに入っている被保険者、国民健康保険も被保険者、両方とも耐えきれないだけの状況になってきているのです。村長これ承知されていると思いますけれども、猿払村も支援金として3,000万円北海道の連合から広域連合から支援金として請求されたと、だからその分に見合うだけ国民健康保険税を改正しますということで改正しましたね。臨時議会でいや改正したのは専決処分で改正されたはずです。これは通知来てびっくりですよ。本当に住民の人達にこれだけの負担を背負わすということを村長正気でないなというふに私考えましたよ、後で通知を来てですよ。実はここははっきり言いますけれども、稚内市でこれは大変だということで問題起こすということで、署名活動やろうという組織されたようですけれども、頓挫しちゃった、その人亡くなって、そんな実態で猿払村はまだそういうことないから良いけれども、大変なやっぱり負担なのです。だからこれは200万円、300万円という世帯がものすごい大きいしわ寄せ、中間層にしわ寄せが来ているのです。これからは、これについて例えば国民健康保険会計で国保の加入者に全額支援金として請求する、きた分だけ賦課をするというあり方について今後も続けるつもりかどうか、お答えいただきたい。

答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)

後期高齢者医療制度の問題でございます。私もこの制度については大変疑問を持って、疑問というよりもなくした方が良いのかなという感じで思っております。4月に導入され後期高齢者医療制度、大企業の保険組合が苦境に立たされ支援金という後期高齢者医療制度の財政調整の名目で支援金を押し付けられた結果、赤字で保険組合が解散に追い込まれたケース、これは13件今現在であるそうです。13件の中にうち2団体が自治体だそうです。自治体まで追い込まれていると、これはそれぞれ独自でもっている団体ですね自治体でも、それが追い込まれていると、これは全部政府管掌保険に入っていっているというふうな実態、どこに政府管掌保険に入っていたとしても、国の財源的な部分にしてみますとそう大した変わりはないと私は思えるのです。だからその支援金の部分の制度についても国がきちんとやはりそういうような形をとれれば何のことはないのではないのかなと、そんなに国保の中堅層に負担をかける必要性というのはないのではないのかなと思っているところでございます。やはり今現在としてこの制度ですね、高齢者支える側の現役世代と双方が納得出来る制度何て私はあるのだろうかというふうに考えます。これからもっともっと高齢者が多くなってくる、医療費もかさむと、そして支援する人達が少なくなっていく、そしたらどうなっていくのかと将来、そんなことを考えた場合に非常に恐ろしいような感じしてなりません。そういうことを灸に据えた形の中で早くこの後期高齢者医療制度というものをどうするのかということをやはり責任を持って国として考えなければならないし、要するに見切り発車したっていう部分が広域連合を作って見切り発車したというところに一つは大きな問題があると思います。それとまた支援金の十分な説明がなされていない中で見切り発車と、何故このような形で急いだのかというようなことを非常に疑問に思っているところでございます。そういう意味におきましては、私はやはり村民にそんなにそんなに負担かけるわけにはいかないだろうとは思っております。そういう状況の中ではやはりそれ相応のそういう状況になった場合については軽減措置の対応なり、当面取組む必要性というものもあると考えているところでもございますので、一つその点ご理解を賜ればと思っているところでございます。非常に制度的には良いのか、悪いのか解らないような制度でございます。以上でございます。

質問 眞田勝也

全くそのとおりなのですね。はっきり言って、今高齢者の今の保険制度は現役世代も一緒に支えると、それは十分に理解出来ます私も、当たり前のことだろうと、そしたら年齢一斉に区切ってやる必要ないと私は理解するのです。それでうまくいかなかったら公費を投入すべきだと言っているのです。ただ、自治体の首長としてその不足分を連合から要求されたから即条例改正をして増税をしていく、それが当たり前なんだという感覚が恐ろしいと私言っているのです。疑問を持つべきだというのですそこで、何故そこで国はおかしいぞと、そういう流れの中なら解らないわけではない。国から言われてきた当たり前でしょうと、それで上げてしまう。それも極めて高い率で上げてしまう。住民の生活を全く考慮していないと、見ていないのか、見れないのか、そこは解らないですけれども、そういうその例えば国民健康保険税にしてもおかしいぞと、そんなふうに思うのです。そして私は国費、公費の投入をすべきじゃないのですかと、村長は主張すべきだと思うのですよ。何故、4割も現役世代無理ですよもうこれ以上と言うべきじゃないですかと、それ平気で条例改正で上げてしまう、解らないのですね。私から言わせれば国保の中でさえ4割分をそしたら公費で村の激変緩和は措置として何か公費でそしたら我々もちょっと公費で負担しようかと、そういうこともやっぱり考えないで要求されたものを100%乗せて専決処分でやってしまうというその手続きに私問題だというふうに思います。この反省、村長ございませんか。

答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)

お答えいたします。当然、手続き上の問題についても、またその支援金の部分についても条例改正したことについて非常に今になってみますと疑問に、非常に疑問に思っておりますし、疑義を感じておりますし、これからの部分についてはきちんと整理をした形の中で国保の問題、国保税の問題等も含めた形の中で考えていかなければならない問題だろうというふうにも思っております。まず、今の問題も大きな問題ですけれども、これからがまだまだ大きな問題になっていくだろうと思っておりますので、そういう部分も含めた形の中で考えてまいりたいと思っております。

質問 眞田勝也

今日のテレビで朝出る前に後期高齢者のその保険料の問題で、世帯分離をすれば保険料、極端に安くなるのだと、知っている人間はそれを利用する、知らない人間は知らない、知り得ってやつ、福祉の保健福祉推進課長これの実態について理解されていますか。

答弁 保健福祉推進課長 眞坂潤一

お答えいたします。確かに世帯分離することで税が大幅に減るという事例は確かにございます。実際のところ村内でもそういう事例はあります。

質問 眞田勝也

それでやっぱり国民健康保険税にしても同じことが言える、介護保険についても同じことが言えるというのが事例があるようですね。今回のことでこういう問題が分かったと、それである市は世帯分離については足かせをかけたと、そういう所もあるようです。やっぱりまだまだこの制度については不透明とおかしな部分たくさんあると、そういうことなのです。それで村長にお伺いしますけれども、国民健康保険税の限度額の問題になりますけれども、この課税限度額と自主課税権という部分ではどういう位置付けなされていますか。

答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)

お答えいたします。国民健康保険税限度額等については地方税法等で、また村税条例等でその限度額が決められているところでございますので、自主課税権という部分も当然ございますが、何も限度額いっぱいまで持っていく必要性というものでもまたこれはないわけで、前は限度額をいっぱいまでいかなかった時期もあったわけでございまして、そういうような形の中でこの限度額の分野、部分を考えていく必要性というのもまたあるのかなとは思います。以上です。

質問 眞田勝也

この度の条例改正で限度額も変わりましたね。59万から今度は50何万になりましたか、ちょっと数字は忘れましたけれども、であればこの課税限度額というのは条例の中でその限度額は設定することは可能だというふうに理解してよろしいでしょうか。

答弁 保健福祉推進課長 眞坂潤一

お答えいたします。条例で定めることは可能でございます。

質問 眞田勝也

やはり何故こういう質問もしたかと言いますと、やっぱり年収1,000万円の人と300万円、500万円で例えば500万円と1,000万円比較しますと、税額が保険税だけで言えば上限の例えば前の額で言いましょう、59万円だとしたら500万円では47万円ぐらいの計算になります10万円ぐらい、1,000万円で10万円高い、やはり1,000万円であって10万円高くても大したことはないと、しかし年間130万円の人が10万円も20万円もといったら大変な話しですよ。そのレベルの話しだから、確か村長は前の私の答弁の中に、保険税は北海道で2番目だ、1番目だ、いや違う3番目だ4番目だという議論ありましたけれども、この前の議員研修会での資料によれば北海道2番目です。鶴居村の次に猿払村となっていました。そして、それはこんなに高いのおかしくないかと私言いました。いや年収が高い人が多いのだとうちは、そう言いましたね。そしたら当然高くなって当たり前だと、なるほど分かりました。然からば、医療給付費は何ぼになっているのでしょうかと言いました。北海道で中位です。だと思った確か記憶違いでなければ、であれば会計の運営ってものすごい楽じゃないですか。給付は少なくて、入りは多いのですから、そういうからくりあるのですよ。であればまだまだ公費として若干の余裕はあるのだというふうに私は他の町村から比較すればあると思うのです。会計を単独、自主単独で独立採算でやるのであれば徹底してやれば良いし、出来ないのですよ今の状況の中で、独立採算でやれば住民に負担が耐えれないのですよ。そういうこと村長、その現象をどう感じます。今の医療給付と保険税。

答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)

お答えいたします。議員の調べた中におかれましては保険税で2番目に高いと、給付は中位だということであれば会計自体はっきり言いましてこれは楽ですよね。それが楽でないというところに問題がある。どこにあるのかということを私はやはりその問題点を探る必要があるだろうと考えております。どこにあるかというその問題点をやはり私は担当職員と一緒になってやっぱりその辺を探っていかなければならないかなというふうに思っているところでございます。

質問 眞田勝也

探っていくという状況ではないでしょう。もう恐らくこういう状況はもう分析して公費の負担もやむなしという判断にたたなければならない。住民にこれ以上求めていけないよと、だけれど平気で増税する。そういう考え方に言っているのです。これについては村長十分考えていただけるというふうに理解しました。それで自主課税権で認められていますから色んな税体系というのは分権議論の中では町村自ら独自な課税方法って色んなこと検討して可能になってきたわけです。だけれど限度額もある部分では引上げ出来ると、何故今回の改正で限度額を下げて中位のもの上げたのか。そこを村長お伺いしたい。明確に理由があるかどうか。

答弁 保健福祉推進課長 眞坂潤一

限度額の下げた理由ということのご質問だったかと思います。20年度、昨年度19年度までは医療分で限度額56万円、それから介護分で9万円の設定で合わせて65万円、最高限度で65万円ということでございました。20年度についてご存知のとおり支援金という形で新しい項目が出たということで、支援金の限度額が12万円という設定となった。それで介護は変わらず9万円、そして医療費分については支援金という新しい項目が出るということで、国の税法の改正の限度額に沿った形で47万円という形でうちの条例の方も設定をさせていただいたわけですけれども、総体で言えば12万円、9万円、47万円ですので、68万円ということでは19年度よりは限度額は3万円程増えているという形でございます。お答えになったかどうかは解りません。そういうことでございます。

質問 眞田勝也

だから1,000万円を超える所得と、200万円、300万円、500万円とそういう状況の中で40数万の負担と、バランスが私は著しく欠いているというふうに感じるのです。だから1,000万円であれば100万円の範囲ということであれば理解もすると思いますよ。ところが年収300万円ぎりぎりで40数万円、率からいっても大変な負担だと思うのです。もう少しそのあたり村長計算し直して、これについて検討を加えてもらうというお約束をいただけないでしょうか。

答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)

大変中堅層の負担が大きいという形の中で、確かに1,000万円と300万円との負担の比率というものについては非常に大きなものがあろうというふうに考えます。そういう状況の中では十分検討を加えた形の中で精査をしてまいりたいと考えておりますので一つよろしくその点ご理解賜りたいと思います。

質問 眞田勝也

その点やはり最終的に、後期高齢者医療制度そのものが欠陥だらけだと、矛盾が渦を巻いているというこういう状況、村長も十分今の答弁の中で知りましたし、これやっぱり廃止という方向を訴えていくべきだろうと思うのです。これって一時的な手直しで果たしてこれがきちんとした運用を成されるというふうに私理解しないのでよ。やはり足りない物は国費の投入をやっぱりきちんと対応していくという流れの中でなければ、これは対応出来る制度ではないというふうに私は思うのです。これ1年やって2年やって、また足りなければどんどんどんどん膨らんでいく、高齢者はどんどん増えていく、そういう状況の中でいつまで続けられて、続けていけると思いますか村長これ、支援金と称して連合で、広域連合の中でこれを算定していけば来年度は4,000万円、その次は5,000万円、その次は6,000万円という形はもう見え見え、ありありですよ。根本的にこれ国の政策として公費の投入を図らなければ、このまま制度についてやっていけないと私は思うのですよ。村長その理解はどういう理解されています。

答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)

お答えいたします。同じような理解をしているところでございます。当然、このような形の中でやはり対象者の意見も聞かずに見切り発車したと、この制度を見切り発車したということについてはこれは大きな問題だと、国の責任をきちんと明確にしなければならないという問題は私はあると思います。そういう中では保険者にどんどんどんどんと負担をかけるのではなくして、やはり公費を投入して国の費用を投入してどんどんどんどんといく、また市町村の保険税の部分についても一定程度の水準で保っていくということがやはり私は必要だろうと思っておりますし、やはりこの問題については大都市優遇政策みたいなものだろうなと私は考えるのです。要するにそういうような大都市であれば人口も多い、被保険者も多いという形の中でやはり全国画一的にその小規模町村も大都市も政令都市も一緒になって同じなことやるなんて当然無理な話しなのですはっきり言って、そういうところにやはり大きな欠点というものがこの制度の中にはあるのだろうと私は考えております。そういう状況の中で、当然そういう要求等も含めた形の中で対応してまいりたいと思っております。

質問 眞田勝也

そういうことで村長は、常日頃やっぱりそういう疑問に感じている部分ははっきりさせて、この制度はもう一回出直すべきだと、廃止すべきだという形で訴えていくべきと私は思います。それで国の骨太の方針ということで、今年も概算要求されて既に2,200億円は毎年削っていくという方向は、概算要求の中でも減らしてきているという状況ありますね。今回議会の中で意見書を提出するというふうに私も意見書の中身で提出者となりますけれども、当然そういうことを議会としてやりますけれども、首長としてもそれ廃止に向けてこれもう一回見直してやり直せと、やっぱりそういう形を訴えていく必要があると思うのです。最後にその部分だけで、廃止に向けては是非頑張りたいとこの問題については、そうでなければ小規模町村の持ちきれないぞというところも含めて、最後答弁いただいて終わりたいと思います。

答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)

私も要請、中央に向かって要請するといっても独自で出来る問題でもないです。従って町村会の一員として、町村会ではそういう保険・財政等の常任委員会等もございますので、そういう所にでも働きかけてそういう方向性に持っていってもらうような形のことを目指していただきたいなと思っておりますのでひとつよろしくお願いいたします。

質問 眞田勝也

終わります。

出典:猿払村議会 平成20年第3回定例会 2008年9月17日 議事録 PDF(35ページ) 間違いを知らせる