みんなの議会

猿払村議会 平成19年第3回定例会 2007年9月19日

猿払村の公共交通機関のこれからの在り方、整備について

2007年9月19日、猿払村議会の一般質問で、小山内浩一議員が「猿払村の公共交通機関のこれからの在り方、整備について」質問し、村長 森和正が答弁しました。

質問者
小山内浩一 議員
答弁者
村長 森和正

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 小山内浩一

次2点目です。現在の猿払村の公共交通機関についてということで、現在の猿払村の公共交通機関は宗谷バス、それと猿払村の村営バス、この2点が公共的な交通機関と考えます。まず初めに、また計数数値からの質問で申し訳ないのですが、猿払村での村営バスの運賃収入1年間の運賃収入、またその1年間にかかわる村営バスを稼動していくための村としての維持管理費も含めた経費、また次に宗谷バス、宗谷バスは民間の企業なので難しいかと思いますが、分かる範囲でよろしいです。宗谷バスにかかわっての猿払村での運賃収入、また宗谷バスには国・道からの補助金、負担金等が入っていると聞きます。またこのJR天北線、各沿線地域、自治体でも赤字補填分としての按分しての負担金があると聞いております。その数値についてお答えをお願いしたいと思います。

答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)

考え方との計数について連動しておりますので、私の方からお答えしたいと思います。まず、猿払村の公共交通機関の整備についてということで、現在の公共交通機関、宗谷バス・村営バスの役割の将来展望というような主旨のことでございますけれども、高校通学生のために欠くことのできない公共交通機関であると思っております。また、通院のための足の確保、これにも村営バス等については貢献はしていると思っているところでございます。ただ、利用者が少ないのが現状であります。宗谷バスの関係につきましては、旧天北線沿線自治体が代替連絡協議会でその運行に関し協議を進めております。区間・距離の割合で経費を負担していますが、稚内市・音威子府村等は協議会からの脱退の意向は持っていると想定をしています。そうなりますと浜頓別町、それから浜頓別町は地元ですから、高校通学のための使用頻度はかなり低いものだと考えざるを得ません。となると猿払村と中頓別で将来負担をしていかなければならなくなるのだろうと考えますと、将来展望を見据えることはなかなか困難なことだろうというふうな考え方を持っているところでもございます。また、補填する財源があるからできるのであって、財源がある、なしにかかわらずこれらについては、別途手法を凝らす考え方が必要であると考えます。協議会等でも早期にそういう詰めをしていかなければならないと考えております。今の代替輸送、当初交付された交付金がなくなってからの話しではもう遅いと考えますので、そのような話題も入れた形の中で煮詰めていかなければならない問題だろうと考えているところでございます。それと高齢化率が上がる中での猿払村の交通機関の在り方ということですけれども、今でも乗車率は最低で、空でのバス運行も見られる状況にあることは議員もご承知かと存じます。高齢化に連れ通院も多くなると考えられますが、しかし公共交通機関の利用は大変大きな問題があるのだろうと考えます。今後は利用者の動向を動態等を調査してどうあるべきかと、こう見据えたいと考えていきたいと思っております。もし、人数的に利用頻度が少ないものであるのであれば、別な手法でコストを低くした形の中での対応というものも、また必要なのかなというふうな考え方を持っているところでございます。計数的には、参考までに申し上げておきたいと思います。宗谷バスの関係でございます。これの利用量については、宗谷バスの方に入っていきますので、私達について調べることはできません。それからターミナルの利用料ですけれども、99万2,000円が入っております。それから道補助金が123万4,000円、この道補助金をもらうために空のバスを走らせているというようなことを言ってもいいのかと思いますけれども、それに増してもコストがかかり過ぎるので、道補助金をもらわなくてもその解決、問題等は対応を図っていかなければならないのかなと思っております。また、運行にかかわる経費、宗谷バスの関係ですけれども、これは年間2,546万7,000円というふうな経費がかかっております。従いまして、収入として100円上げるのに対しまして、23万2,000円の経費がかかるというような形になっておりまして、莫大な経費がかかっているということが言えると思います。村営バスでございますけれども、利用料については、72万円を当初予算で計上していることは予算書を見てお分かりのことと思います。また、地域生活路線バス運行維持費負担金、これは稚内市分の負担金でございます。2便が東浦まで行っている関係上、この負担分でございます。それから運行にかかわる経費でございますが、1,648万9,000円かかっております。これにつきましても、収入で100円上げるのに対しまして、15万1,000円かかっているというような形の状況でございます。こういうような問題も、今後厳しく行財政改革の中におかれましても、こういう問題についても当然考えていかなければならない問題であろうと考えているところでもございます。そのような状況になっております。また、考え方としてはそのような考え方で、今後村の考え方、それから宗谷バスとの考え方の調整、これらもしてまいらなければならないと考えておりますので、一つよろしくお願い申し上げたいと存じます。

質問 小山内浩一

すみません。数字をもう一回確認していただきたいと思います。宗谷バスの数2,546万円というのは、これ村単費で直接宗谷バスに払っている負担金なのか。それとあと村営バスに払っている1,648万の維持経費、それについてもこの内訳は村単費のみで負担をしているのか。その2点お願いいたしたいと思います。

答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)

お答えいたします。宗谷バスにかかる運行経費2,546万7,000円、これにつきましては、当初天北線が外される時にいただいた代替輸送機関の補助金、これがまだ残っておりますので、その中で取り崩して払われておりますので、一応特定財源扱いという形になっております。先程申しましたように、この基金がなくなる以前に何とか検討をしたいということを先程も申し上げたところでございます。村営バスについては、これは全額一般財源で対応しております。以上でございます。

質問 小山内浩一

まず初めに宗谷バスに関して、先程の質問で稚内・音威子府が脱退の意向があるという答弁をいただきました。まだ決定ではないとは思いますが、村単独で2,500万、年間も負担している民間の交通会社、確かに国・道からの補助金もあるでしょうが、国・道の財政にしたって逼迫しているのは猿払も同様同じだと思います。いつ宗谷バスに関して、その負担金が減らされる、若しくはゼロになるということも考えなくてはいけないと思います。当初、村長がおっしゃった高校生の足の確保、お年寄りのための通院の足の確保、非常に宗谷バスは公共性として大事なのは分かりますが、いつ、民間の会社です。この天北線の代替バスを終了すると言われてもおかしくない現状にあると私は考えます。そこで確かに猿払村だけがこの協議会から抜けて、コミュニティーバス等との方法を考えればいいというわけではなく。稚内・猿払・浜頓・中頓・音威子府、この5市町村の中で協議していかなければならない。これは私としては早急に協議会の中で猿払村としても提案をして、これからどうするのだ。近い将来、逆に宗谷バスが止めるのを待ってその対処を考えるのではなく、この前に各自治体としてどのような交通手段を取るのか。そういう提案を協議会の方にでも振っていただきたいと思います。その次に村営バス。村営バスも70万の収入を得るのに、年間1,500万以上の単費を注ぎ込んでいる。如何に公共性のある交通機関とはいえ、非常に収支率、お金の問題から言えば、問題視せざる得ないものかなと思います。確かに、猿払村の中で東浦を含めて、知来別・浜鬼・鬼志別を結ぶ村営バスは大事なのは分かりますが、現状のままを考えるのではなく、フリーのバスを考える。今の大きさで良いのか、確かに知来別から保育所の園児の方々も乗ってますし、浜高に通う知来別の方々も乗ってますが、あくまでも目的・時間はしっかりしてると思います。フリーの一般乗客というのは、非常に少ないのかなと、あのバスの状況見てて思うわけです。村としては、その村営バス、今、1日10便定刻で入っているものをフリーのバスにするような考え、また、法規制、条例とか色々あるとは思いますが、村営バスにしても公共交通機関の空白地帯はあるわけです。山間地域に行けば宗谷バスも村のバスも来ない所がある。確かにこの高齢化率が上がる中、非常に老人の方々の脚というのは不便を感じているのじゃないかと思います。そういう意味においても、先程の話ではないですが、ボランティア的精神の基、村民また行政職員始め、電話一本で住民のあしの確保ができる。どうでしょうか。1,500万でそういうことができないのか。ただ単に今までの現状で1,600万、500万のお金を突っ込んでいる住民のバスがそろそろ見直しにきてもいいのじゃないかと私は考えるのですが。村長、ご意見をお願いいたします。

答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)

お答えいたします。非常に大きなこれは課題だと、特に村営バスの分野については大きな課題であると考えます。また、宗谷バスにつきましては、代替協議会の中で十分な協議ができる、出来てそして単独で走らせることもこれは可能かなというふうなことも思っておりますけれども、村営バスの分野については、足の確保という問題については、宗谷バスが無くなることによって、またその裾野も、また村営バスの裾野もまた広がってくる可能性もあるわけでございまして、単なる知来別・浜鬼志別を経由して鬼志別までというわけにはこれはいかないだろうという考え方も持っております。そういう状況の中で二つ両方、宗谷バス路線と村営バス路線と噛み合わせた形の中で、総合的に考えていかなければならない問題だろうと思っているところでございます。いずれにいたしましても、住民の足の確保ということは考えなければなりません。空で走らせているバスについては、これは必要無いと思いますけれども、その他の分野については、どうしても必要な部分が出てまいりますので、そういう分野についてどうあるべきかという問題についてこれから課題として十分考えてまいりたいとこのように思っているところでございます。その点ご理解賜りたいと思います。いつからどのようにするかということについては、今の段階として相手のあることですから期限は決められないと考えているところでもございます。よろしくお願い申し上げたいと存じます。

質問 小山内浩一

それでは非常に重要な課題というふうに村長の方に認識いただいたと思います。本当に宗谷バス・村営バス含めて、4,000万強の村の、いくら基金とはいえ、村のお金でございます。4,000万強のお金がただ年間使われるのではなく、近い将来に向けて担当課・担当職員と再考し、より良い村民の為に公共交通機関を考えていただきたいと思います。これで私の質問は終わります。

出典:猿払村議会 平成19年第3回定例会 2007年9月19日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる