富良野市議会 令和7年第4回定例会 2025年12月9日
(1)河川の維持・管理について/(2)公共交通機関体制について
2025年12月9日、富良野市議会の一般質問で、石上孝雄議員が「河川の維持・管理について」「公共交通機関体制について」について質問し、市長 北猛俊、建設水道部長 西出正人、総務部長 関澤博行が答弁しました。
- 質問者
- 石上孝雄 議員
- 答弁者
- 市長 北猛俊、建設水道部長 西出正人、総務部長 関澤博行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 13番 石上孝雄
-登壇-通告に従い、順次、質問をしていきます。1件目、河川の維持管理についての河床しゅんせつについて伺います。近年の異常気象は、高温、干ばつの年が長く続き、本市の基幹産業である農業は、水や雨のありがたみがつくづく分かる年がしばらく続いております。しかしながら、ここ2年ほどは高温多雨が多く、水、雨は恨めしく思える天候状況にあります。特に、今年にあっては、6月26日、午後からの東山の大雨警報から始まり、毎週末の降雨は、一度降り始めると50ミリを優に超える雨量となりました。この気温と雨量は、20年前の東北地方の春から秋にかけての気温と雨量に当てはまるそうです。このような異常な雨の降り方は、未舗装の道路の砂利を流出させ、砂利は側溝へ、川へと流れ込んでいます。また、傾斜地の畑では、静かに染み込むような雨ではなく、一気に表土を流し、一度流出した場所は水みちができてしまい、雨が降るたびに流されてしまいます。そのように、砂利も、土も、最終的には川に流れ込み、河川の土砂の堆積が非常に多くなっています。河川の断面積が減少し、最近の大雨では河川の最大限の能力が発揮できている状況にないと考えますが、河川の最大限の能力を発揮するための治水対策をどうしていくのか、河床しゅんせつが最も有効と考えますが、見解を伺います。また、中長期的な計画は策定されているのか、伺います。次に、公共交通機関体制についての旭川-富良野-幾寅間の時間調整について伺います。JRから代替バスになり、3年余りがたちました。旅行をする人たちや乗り鉄と言われる方々の道北と道東を旅する人々のバスと鉄道のネットワークは良好で、あまり問題はないようですが、路線バスと言われる以前のふらのバス、富良野-西達布間に比べると、朝1便、午後から夕方に1便が減便となっています。特に、高齢者の通院には、朝が早く、帰りの便が早いし、また忙しいし、足の弱い方には大変な労力です。富良野市内での病院通院では、ふらのりなど、体制はある程度整備ができており、富良野市内での病院の通院は完結できるのではなかろうかと考えております。また、大きな問題はないと考えております。しかしながら、富良野から旭川方面に向かうバスとの接続が僅か10分ほどの違いで旭川方面のバスに乗れない状況に現在あります。旭川方面のバスに乗るには、富良野まで自分で運転してくるか、バス以外の方策を取らないと旭川方面のバスには乗車できません。また、免許を返納した人たちはこの手段も取れません。公共交通という機能が果たせているのかという点では、いささか疑問点が残ると考えます。バス時間の改正に向けて、関係機関との調整が必要と考えますが、関係機関との調整ができるのか、伺います。以上、1件目の質問を終わります。
答弁 市長 北猛俊
-登壇-石上議員の御質問にお答えします。1件目の河川の維持管理についての1項目め、河床しゅんせつについてでありますが、河床の土砂堆積につきましては、地域要望や河川パトロールなどの現地調査により、一部の河川では土砂堆積が進んでいる状況にあると認識しております。このことにより、断面積が減少している箇所もありますが、河川断面には一定の余裕があり、本年度の大雨時にも、一部河川で水位上昇が見られたものの、氾濫や重大な被害は発生しておらず、計画配水量の確保という観点からは、直ちに支障を来す状況ではないと考えております。しかしながら、近年の気候変動により、ゲリラ豪雨や集中豪雨など、従来の想定を超える雨量が発生しており、排水能力の確保は重要であると認識しております。このため、河川しゅんせつについては、緊急性の高い箇所から順次対応するとともに、中長期的には、堆積している土砂量の調査を行い、河床の状況を継続的に把握し、必要に応じ、しゅんせつを実施することにより、安全・安心な河川管理に努めてまいります。2件目の公共交通機関体制についての1項目め、旭川-富良野-幾寅間の時間調整についてでありますが、東山、幾寅方面から富良野市内に向かうバスの運行時間につきましては、ふらのバスが運行する西達布線では、令和6年4月の運行開始以降、他の公共交通機関への接続性に影響が及ぶような改正は行われておらず、西達布線の始発便に御乗車の方がJR富良野線に乗り継いで旭川方面に向かう場合は、通学生をはじめとした利用者には特に問題なく利用いただけているものと認識しております。一方、旭川線ラベンダー号につきましては、地域からの要望に応え、新たな停留所を設置することになったことなどから、本年10月に運行ダイヤが改正されたところであります。この改正に伴い、西達布線始発便の利用者がラベンダー号の2便目に乗り継ごうとした場合、従来は待合時間が24分であったものに対し、改正後は、同便が西達布線の車両到着の6分前に出発してしまうため、この車両には乗車できないこととなり、次の便の出発については2時間半後となるため、この時間の旭川方面への乗り継ぎは、事実上、JR富良野線の利用に限られてしまう状況となっております。一例として、旭川医科大学病院への通院を考えますと、JR富良野線の列車を利用した場合は、旭川駅で路線バスに乗り換えて病院に向かうケースが多いものと考えられますので、ラベンダー号利用の場合と比較して目的地までの所要時間などの負担が大きくなることが想定されることから、このような状況を踏まえ、運行事業者に対し、接続改善の申入れを行ったところでございます。改正時期や新たな運行ダイヤなど、具体的な内容につきましては次回以降のダイヤ改正に向けての検討となりますが、早期に不便が解消されるよう、引き続き、運行業者に対し、働きかけを行ってまいります。以上でございます。
質問 13番 石上孝雄
ほとんどが満額回答といったところなのですけれども、河川のしゅんせつは、やはり、いま市長がおっしゃるとおり、今回は支障があった箇所はないと認識していると。自分もそうですけれども、やはり、あってからでは遅い。特に、最近の大雨はどれほど降るか分からないような降り方になってきています。長期というと、何年を指すか、分からないのですけれども、やはり中長期的な計画をしっかり練っていくのが最善の策ではないかと。それから、最近でいえば、事後措置よりも予防措置というような、早期の整備で、いろいろなところで、建設関係でも経費を落としていく、また、経費を落として時間も短縮して有効的なものをやっていこうという風潮が、日本中でそういうふうな考え方になってきています。その辺の中期・長期計画をどう考えているのか、あればお聞かせ願いたいと思います。
答弁 建設水道部長 西出正人
石上議員の再質問にお答えいたします。河川のしゅんせつということでの再質問ですけれども、議員がおっしゃられるように、令和7年度の雨の中では河川からの被害というのはなかったものと理解しております。ただ、土砂が堆積している部分というのがあるのも確認しているところでございまして、そういった部分につきましては、計画配水量を処理する断面として確保しているものの、大雨などに対応するため、土砂のしゅんせつを行いながら河川の断面の確保というものが必要になってくるかと考えております。中長期的な計画ということでございますが、河川のしゅんせつにおきましては、地域の要望ですとか、あと、私どものほうでの河川パトロールなどを見ながら、箇所を決めて河川しゅんせつなどを行っているような状況でございます。中長期的な計画につきまして、年度を決めてどこの河川をやっていくというようなところは、なかなか、いま現在、決めている計画というのはございません。ただ、市長答弁にありましたとおり、今後、土砂量の調査を行いながらやっていきたいということを答えさせていただきました。これにつきましては、地域の要望からも、市の河川のしゅんせつ要望が出てきておりますけれども、1河川で、例えば、大きいところで3キロメートルを超えるような長い河川もありますので、そこを一時期にやるというのはなかなか現実的に無理なところもあります。また、複数年に分けても、その河川だけにかかるということではなく、ほかの河川の要望もありますので、そういったところは土砂量の調査をしながら複数年の計画を立てていきたいと考えております。また、土砂しゅんせつを行った場合に、その土砂の管理ということも出てきます。そういったところは、近年、盛土規制法なども改正されながら、厳しい面もありますので、工事残土も含めた、そういった土砂の堆積場所の確保といったところでも、土砂量を考えながら、延長の長い河川については複数年度の計画ということを今後考えていきたいと考えております。以上でございます。
質問 13番 石上孝雄
しゅんせつのほうは了解いたしました。公共交通機関の時間調整についてなのですけれども、旭川駅のラベンダー号が10月に時間が改正されたということなので、これは、意は取っていただいて大変ありがたく思うのですけれども、ラベンダー号が10月に時間の改正をするとなると、直近で、ダイヤ改正は春と秋だと思うのです。早くて2月か3月、遅ければ秋になると思うのですが、いつぐらいの想定を期待していればいいのか、伺います。
答弁 総務部長 関澤博行
石上議員の再質問にお答えいたします。公共交通、西達布線からラベンダー号への接続の関係についてでございますけれども、事業者には、一番近い段階でのダイヤ改正で見直しをしていただくことを要望してございます。民間事業者がダイヤを組んでやっているものですから、いまの段階で確約というわけにはまいりませんけれども、強い申入れをしているところでございます。以上でございます。