猿払村議会 平成18年第4回定例会 2006年12月19日
農業政策について
2006年12月19日、猿払村議会の一般質問で、眞田勝也議員が「農業政策について」質問し、村長 森和正が答弁しました。
- 質問者
- 眞田勝也 議員
- 答弁者
- 村長 森和正
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 眞田勝也
それでは一般質問の通告書に基づきまして大きく4点について質問していきたいと思います。農業政策について2点質問させていただきます。オーストラリアとの経済連携協定この交渉について、この内容について質問していきたいと思います。まず日本とオーストラリアの経済連携協定締結この締結に向けて、二国間で交渉入りをするということで正式に確認されております。連携協定の柱となる自由貿易協定交渉、これは、農業の自由化これが最大の焦点になろうかと思います。牛乳や小麦、乳製品、砂糖これ重要4品目の関税撤廃これが大きな柱、これがオーストラリアの要求だというふうに理解しております。仮に関税の撤廃または大幅な引き下げ、こういう状況になった時について、国内の農産物、これは経営の規模から言って価格面ではとても太刀打ちできない。おそらく3分の1の価格で入ってくるだろう。そういうことが予想されます。そういうことでは北海道農業、また日本の農業、それと北海道農業、猿払村の農業、酪農主産地である猿払村この部分においては壊滅的な打撃を受けることが予想される。これ全く非常事態と位置付けざるを得ない。農業は各国の社会基盤、世界のどの国においてもこれを維持し発展させていかなければならない世界共通の課題だというふうに位置付けられると思います。これは各国共通だろうというふうに認識しておりますけれども、農業の多面的機能、食料安全保障というような部分では、これは配慮し合える交渉結果を絶対的に確保しなければならない。そういうことで、村長は今のオーストラリアとの経済連携協定この交渉内容について先程も行政報告で若干触れられておりますけれども、これについての思いこれをまず1回聞かせていただきたい。
答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)
眞田議員さんがおっしゃるようにこの関係が自由貿易ということになりますと、日本農業、特に本道農業については壊滅的な打撃を受ける事は事実でございます。今現在私が入手している内容の状況でございますけれども、FTAこれは自由貿易協定となる交渉が日本農業と特に本道農業に大きな影響を及ぼす結果となっております。先般12月12日交渉が合意に達したとの事でございます。少なからず農業だけでなく他産業に多面的に日本経済に与える影響は計り知れないものがあるというふうに考えます。行政報告もいたしましたが、政府間共同研究会では両国が他の諸国と締結したEPA、これは経済連携協定の意味でございます。重要な品目であり、輸入の増加によって国内経済、社会的悪影響の恐れのある品目、重要品目の扱いを検討した上で重要品目を取り扱う最良の方法は柔軟かつ建設的なアプローチが求められる交渉通してであるということに合意した結果というふうになっております。更に研究会では段階的削減のみならず、除外及び再協議を含む全ての柔軟性の選択肢が交渉において使い得るべきであることにも合意をしているところでございます。また両国の農林水産品、輸出機会の増加による事にも合意しているところでございます。また、両国の相互の利益を創出すべきであることも合意としております。その交渉内容の概要でございますが、一部述べさせていただきます。交渉はあらゆる品目と課題が取り上げられ、また階段的削減のみならず除外、再協議を含む全ての柔軟性の選択肢が用いられるものとして開始される事になっております。EPAこれ先程も言いましたように経済連携協定ですけれども、包括的なものとすると交渉は物品及びサービスとの貿易、投資資源、食料の供給の安定確保、税関手続き、原産地の規則、それから非関税措置、貿易の技術的障害、衛生植物検疫の課題に関する協定、貿易円滑化、政府調達知的財産、競争の政策、透明性並びに紛争解決を含むというふうにこの協定はしているところでございます。経済連携協定は今WTO協定に整合性なものとして可能なあらゆる場合に同協定以上の内容を目指す事というふうになっているところでございます。経済連携協定はバランスの取れた成果を実現するために、一括受託方式によって合意されるもの。このような形になっているところでございます。これが日本とオーストラリアの経済関係の連携協定についての私の知り得た範囲でご答弁を申し上げたところでございます。ただ、このことは崩れて一国アメリカ等からこのような問題が同じような問題がまた取り入れられるということになれば、これはまた大変な事態に遭遇するというような実態になろうかというふうに思います。そのような形の中で今回のFTAの自由貿易協定に関する分野については認識しているところでございますので、ご理解を賜りたいと思います。
質問 眞田勝也
私の聞き方がまずかったのかもしれないですけれども、どんな思いでいるのかという部分では、これは影響も含めて農業交渉、この今の経済連携協定の内容について私質問したわけじゃないのです。こういう重大な問題どういう抑え方をしているのかなという部分で村長に聞きたかったということですけれども、オーストラリアというのは日本に取って5番目と言ってます。輸出輸入総額で5番目の重要な貿易相手国だと、そしてオーストラリアからどんなもの入って来ているかというと鉄鋼石だとか石炭・天然ガス、固物エネルギー資源の主要な日本の供給国だということです。そういう意味でいけば日本経済に取ってはむしろプラスになる、トータルで考えれば、そういう状況もはっきりしているわけです。経済団体等についてもむしろ主要の閣僚の間でもむしろ完全撤廃をすべきだとその方が日本経済のためにプラスになるのだという閣僚も堂々と発言している。この部分については、政府与党としては重要品目には配慮していくと言いながらも先程村長が答弁しましたけれども、重要4品目については交渉の対象除外はしないのだよとこれ明らかになっている。そういうことを最後まで今国はこの4品目を守り抜くという状況ではないのです。政府一丸となってそういう形で行くということではないのです。かなり温度差があるということです。消費者も経済団体も国も含めて、大変な事なのです。そういうことで仮に完全撤廃された場合、道の試算ですけれども1兆4,000億円こういう影響が与えるのだと、これは決して大げさな数字ではないと思います。それとこれは猿払村においても同じ事言えるのです。地域が崩壊するかどうかの瀬戸際だと私は認識しているのです。今一度この問題について村長の強い思いというものをもう一度簡単に内容の説明についてはいいですから、村長これに向かってどうするのだということは別にして、この思いはっきり伝えてもらいたい。
答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)
お答えいたします。私も眞田議員さんの考え方に私は同調するものでございます。このような形の中で重要品目その他の問題等につきましても一定程度の日本としてのプラス経済というものもあり得るということも認識をしているところでもございますし、そういう部分ではこれが果たして結果として協定が悪いものであるというふうには私は捉えていないところでございます。よろしくその点についてはご理解賜りたいなというふうに思っているところでございます。
質問 眞田勝也
聞き取れなかったのですけれども、この協定について悪いものでないという村長の認識だということで理解してよろしいですか。
答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)
お答え申し上げます。部分的には日本に打撃を与える分野も多々多くあります。しかし、他の面においてもその自由貿易協定によって色々な面でのメリットというものも出てくる関係上、必ずしもこの交渉が果たして一概に悪いものだというふうには私は考えておりません。そういうことです。
質問 眞田勝也
村長は大変な認識違いしているのです。この日本経済全体をトータルで考えればというと私も同じ事言ったのですけれども、それはプラスに作用されるものもあるでしょう。しかし、村長も言ってるじゃないですか。常々言ってませんか。多面的機能だとか食料の自給率の問題だとかそういった部分では決して農業は蔑ろにしていけないのだと村長言ってなかったですか。これは今重大な問題なのですよこの連携協定というのは、それを今の4品目を対象から除外するかしないか大変な問題なのです。段階的な関税を下げていくといっても大変な影響を与えるじゃないですか。酪農成り立たなくなるのです。そういう状況の中でこの協定の交渉については悪いものではないと、そういう位置付けなのですか。そういう位置付けなら位置付けで結構ですけれども、しかし、これはオーストラリアの酪農と放牧中心ということになりますから、低コストです。大量飼育が可能だ。生乳だとか肉牛共に3分の1の価格になる。それ以下の価格でしょう。それと米を含めて主要な5つの重要品目、全て北海道が主産地なのです。米を含めれば5つになりますけれども、しかし、本州府県では米は守られるだろうと、北海道の農家の一部にあっても米農家については大丈夫だろうと、そういう安易な空気もあるのです。村長の考え方とまさに一緒なのです。危機感が薄いというか、これは国内の地域毎にもバラツキもあるし国の政府関係者についてもバラツキがあります確かにこれは。しかし、これは単に生産者だけの問題ではないのです先程言ったように、昨日もテレビで放映されてました。オーストラリアでは今年地球温暖化の影響で小麦が全滅、壊滅状態だった。オーストラリアでも自殺者が出ている農家の間で、昨日テレビでやってました。それと日本は80数%、90%近く小麦は輸入に頼っているのです。オーストラリアがそういう状況で打撃を受けた、そういうことで小麦が入って来なくなる。今讃岐うどん香川県辺たりでもその小麦の確保に四苦八苦している。これは受給率が低すぎるからこういう状態になるのです。村長そういう所がしっかり口では言っても、そういう認識がきちっと出来ているのか。私は疑問に思います。そういう意味でいけばこれは生産者だけの問題じゃないです。消費者も経済団体も行政も議会も含めて当然相当な危機感を持っていかなきゃならないと思うのです。そういう部分でこの交渉の成り行きをただ指を加えて見ているということにはならない、行政はどういう動きをするのか。消費者を含めて議会も含めて相当な議論をしなければならない。先程村長は行政報告ありましたけれども、町村会で一緒になった団体でパラパラッと行って何の効果があるかと、それも効果のひとつでしょ。しかし、地域からそういう声を起こしていかなきゃならない。そういう認識に立たないかどうかお答えいただきたい。
答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)
お答えいたします。先般、農業協同組合長も役場の方にまいってその関係について若干の話し合いをした経過もございます。また、年内に重要な詰めをする予定でもなっております。そういう状況の中で団体としてはこの協定が出る前に陳情は要請はしておりますけれども、また当村の農協といたしましての考え方も十分まだ聞き取っていない、その時点ではこれから協議をするというような段階にも入っておりますので、その段階で一緒になって地域団体と一緒になって要請をしていく活動というものが必要だというふうに認識をしているところでございます。以上でございます。
質問 眞田勝也
そういうことで、単純に農業団体と協議をしながらと村長今述べられましたけれども、リードしていくのは行政なのですよこの問題は。地域の崩壊が掛かっているのです。地域維持出来るかどうか係わってきている。そういった意味では村長がリードしていかなくてはならない。むしろ農業団体と一緒になって携えて、村長が全国規模で村長がリードしていけとは言いません。村長は猿払村から何を起こすかです。それを北海道にどう繋げていくかそれもまた全国展開していくというそういう流れが必要なのです。そういった部分で村長のリーダーシップというのは非常に大切だというふうに思われるので、その分については要請していきたいと思います。この問題については以上で終わらせまして、次BSEの関連についてお伺いいたします。2001年の9月10日、これは千葉県で国内初のBSE、それから2ヵ月後に国内2例目となるBSEが猿払村から確認された。この発生農家の打撃は図り知れない、農家全般、行政・農協、これは筆舌につくし難い苦難と傷跡を残しながら、それを乗り越え現在に至っている。発生直後から猿払村の酪農家が中心になって国に強力に訴えてきました。行動しました。それで家畜伝染病予防法の改正を勝ち取りました。疑似患畜範囲の見直し、BSE対策特別措置法の制定、色んなBSEに対する対策事業の整備、全頭検査・特定危険部位の除去これが義務付けられたという部分で、今まで国ではこんなスピードで物事解決したこと無いだろう。だけども解決した、こういう部分で非常に大きな進歩をした。これは記憶に新しい所、これは通告通りの事です。猿払村の酪農家個々の危機意識と努力が国も動かしたというふうに私は理解しています。発生当初は牛肉の安全性に対する信頼感が崩れた、消費者の牛乳離れこれも起き、全頭検査の義務付けられたことにより、現在はある一定程度収縮されている。しかしながら、まだまだ課題は多いと言ってます。感染源や感染経路は未解明のまま、消費者や生産者の不安が完全に取り除かれたわけではない。BSEの専門家も当面はまだまだ感染牛がでるだろうとコメントしております。予断を許されない状況だ。安心してはいけないということです。そこでお伺いいたしますけれども、5年前、猿払村で国内2例目となるBSEが発生した段階で村長の就任間近だった、直近だった就任してすぐだったということで対策の難しさは確かにあったでしょう。そういうものも含めて対策について、行政として問題がなかったのか。反省点はなかったのかどう総括するか、特に発生農家に対してこれについてお伺いしたい。
答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)
発生農家に対する問題でございます。当時私も就任直前の問題でございました。それから農林水産大臣も来庁されまして農協の方々と色々な話をされました。それ以前に私達は農協の理事さん達と一緒になって国の方に向かって声を大きくしたということが一気にBSEの問題がある程度方向性が出たということは私は良かった事だというふうに感じているところでございます。酪農家に対する発生された酪農家に対するものに対しましては大変私としては申し訳なかったなというふうな感情を持っているところでございます。2,000万円交付金を寄こすと言いながらも、2,000万円来なかったということに対しては大変残念な事だったということに思っておりますけれども、この2,000万円を農協へBSE対策本部への方へ出す時に支出する時に、当時の経営者である佐々木さんへの過分にと申し上げておけば私は良かったのかなというふうに思っているところでもございます。そういうような状況でこの件に関しては反省する所が私は多いのではないのかなとこのように感じているところでございます。また、今後発生しないと確実に先程議員もおっしゃったように言えるわけでもございません。今後BSE発祥の地として私は何らかの手立てを考えていかなければならないと考えておりますと同時に、跡地を有効に使うためにも担い手対策等にも入っていただくということも今後考えていかなければならないというふうに思っているところでございます。そのような状況でございましたことを、内容的には議員さんも内容についてはご理解をしていただいているというふうにも思っているところでもございますので、答弁についてはこの程度にしておきたいというふうに思っております。佐々木さんへの問題、この部分につきまして配分するときに過分な配分をと申し上げておけば私は良かったというふうに考えていたしますし、私の不徳の致すところであったというふうにも思っているところでございます。以上でございます。
質問 眞田勝也
村長から言ってみれば対策に若干の否はあったとそういうふうに理解していいのかどうか。それは後で答弁いただきたいと思いますけれども、2,000万円の約束されたものが来なかったと、そういう状況もあるでしょう。それと助成金として2,050万円支出をしておりますけれども、その段階でこれ発生農家として今この問題についてかなり問題視されている部分もある。これは整理しなければいかないです。このまま放っておくわけにいかないと私は思います。理解してもらうところはもわらなければならないという事がありますから、一般質問になるかどうかは別にしてもこれははっきりしておかなければならない。そういう事でお話しますけれども、発生農家に対して2,050万円、当時の2,050万円の助成金の使い道を営農を継続するものに絞って出したと、これについては私はそれはそれなりに村長の考え方でしょう。地方の考え方でいいでしょう。しかし、ここで考えなければいかないのは、発生農家との色々村長に色んな問い掛けをしております。その他に文章の中に問題があるのです。発生農家のためにこの助成金を使うのだよ、国から指示されている、道から指示されているがごときの文書が行っているのですけれども、それは根拠があるものかどうか、お答えいただきたい。
答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)
当時家伝法というものについては、きちっとした問題も整理されていなかったということもございますし、また保証問題についてもこれは4月1日現在で施行された法律でございまして、その時点ではそのような問題も無かったというような事もございますし、私としては村独自あるいは道でその辺についてはきちっと対応をしていかざるを得なかった問題であろうというふうに考えているところでございます。そういうことでご理解を願えればというふうに思います。そういう面で先程BSE対策本部に出した補助金についても、ある一定程度過分な発生農家へというような事を申し上げたつもりでございますので、ひとつよろしくその点についてはご理解賜りたいと思います。
質問 眞田勝也
この問題については、先程村長言ったように就任当初もこんな難しい問題が出てきた。それと国も北海道も2例目ということでまだ対策マニュアルはっきりしていなかった。そういう状況の中であたかも発生農家に対して営農継続するものは国から道から指示されたもののような内容で実は村長から通知が行っているわけです。それについてはどうなのですか。国では継続するものに対してだけしかやっちゃいけないよというものがあったのかどうか。そこだけ先に確認。
答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)
お答えいたします。それにつきまして、当然そのような道から指示される私は何ものも無い。村がやるべきものは村がやるということが本来の姿であろうというふうに考えております。先程から申しますように、私の当時就任前で発生した事であって、中身について特別なBSE対策本部の中身についても教えてもらっていなかったというような事もございますし、そういう部分では反省すべき点は反省しなければならない事であるというふうに考えているところでございます。
質問 眞田勝也
村長まさに地方分権という部分で地方の事は地方でですよ。そういう対応をすべきなのです。国から示された道で示されたマニュアル通り運んだら行政いらないのです。支所で十分なのです。何のために猿払村という地方自治体があるのか、基礎自治体があるのかということをきっちり弁えれば自ずと答え出てくるはず。あの文章は発生農家に対して出した文書の虚偽の文書ということになりますよ。それも含めてきっちり整理して、理解してもらうという事が必要だろうというふうに思います。平成14年の10月2日発生農家から農水省に生産局の畜産部BSE対策特別チームの田中さんという人が文書回答していただいておりますけれども、まさに同じなのです。村長言っているとおりです。これについては私も文書みますけれども端折っていけば特別交付税の対象となる具体的な取り組み内容は、当該の自治体の判断により決められるものですよということを言っているのです。特別交付税はあくまでも独自の地方・地域独自の取り組みに対する措置なのだと、明言しているのです。あたかも国から道、その辺りから指導を受けたが如くの今までのやり取り聞いているとどうもそういう逃げをしている。私はそう思うのです。村長は担当部局も含めて助役も含めてみんなで協議して2,050万円の助成金についてどういうふうにやったらいいのだと、そういうことを内部できちっと整理をしてから対策本部に助成をするという格好が筋なのですよ村長。これについてはどう思います。
答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)
当然内部できちっと精査した形の中で補助金を交付するということが本来の筋であろうというふうに思いますし、先程も言ったように地方分権の指針に則った自分達のまちは自分達でというようなことをきちっと見極め、私も以前から言っているとおりでございますけれども、そういうような方向性があったらこのような事にはならなかったというふうに私は特に反省をしているところでございます。そういう部分につきまして理解を賜りたいなというふうに思っております。
質問 眞田勝也
あっさり村長から反省の声が聞かれると予想はしてなかったですけれども、そうだと思うのです。手続き上の誤りは否は否としてきちっと村長位置付けるべきだとそういうふうに思いますし、例えば今後の問題も含めてBSE発生したと、どこで発生するか分からないのです。当時でいけば家畜伝染病法でいけば飼育頭数の8割が疑似患畜扱いされている。そういう状態です。この精神的にも継続したくても営農継続したくても出来ないぐらい精神的に追い込まれるのですよ村長。例え制度が確立しなくても、猿払村の酪農家は自分達で1頭ずつ拠出してでも何とかという話し合いまで出ていたそうです。これも理解しております。非常に有難い問題だろうというふうに思います。しかし、やっぱり離農した者しか対象にしないという形では村長暖かみが無いじゃないですかあくまでも。離農してしまったのだからそういうもの対策は一切しなくていい。債務は出ていった人はいい、後の債務誰が背負うのですか。保証人・父親・肉親が背負わなければならない事じゃないですか。そういう部分については全く何の対応もしない。これは国で決められている範囲、共済組合での範囲でしかない。村で何やったか、何十万かの見舞金を払ったということは聞いております。これについても、こういうことで今後の生活の目途さえ立たない状況に追い込まれるわけです。そういうことを何とか救わなければならないはずなのです村長。これが行政というものじゃないですか。そこを今一度。先程色んな事を言いましたけれども、跡地利用についても新しい担い手にどうのこうのと言いますけれども、こういう部分を軽々しくまだあそこに住んでいる人が居るわけです。権利は農協に移ったのですか。あの土地の所有者は。そういうことも含めて村長の思いつきでなく、実際対象となっている農家と直に話をするという手続き上、そういうことが必要だと思います。それと合わせて今、村長否を認めたわけですから、きっちりとそれは発生農家の関係する部分についてはきっちりとした村長の謝罪をすべきだと私は思います。1回それで私も中に入ってしたはずですよ村長に、正式に謝罪してくれと私は私なりの考え方があるから議会はまた違った意見でしょうけれども、それについて村長頭下げるところは下げると、やっぱりきちっと意思表示してください。
答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)
私も家族である池田さんが参ったときにも役場の方に私の所にまいった時にもとりあえず謝罪はいたしました。とりあえずと言い方はおかしいですけれども、謝罪はいたしました。そういう状況の中でこれからの問題としてこのBSEの問題、この問題についてこの時点できちっとしていかなければならない問題であろうと、離農したからどうのこうのというような問題で無くして、今後発生してくる農家に対してもきちっとした対応をしていく必要性というものも十分今の段階としては私は感じとっているところでございますので、これからのそういうBSEばかりでなく、色んな病気が今発生している段階でもございます。そういう状況も含めた形の中で対応もきちっとしていかなければならない問題であろうというふうにも考えております。そういう事でご理解願えればというふうに考えているところでございます。以上でございます。
質問 眞田勝也
そういう事で村長は正式に対策本部に責任があるわけでもないです。村長として内部できちっと村長の考え方を担当部局の方できちっと調整を図って無かったからこういうことになる。助役以下担当部できちっと村長の考え方が浸透していたかどうかというものに私疑問なのです。やり取り聞いていて、そこに間違いがあったというふうに私理解するのです。はっきり聞いてみたいですよ、私は。助役、内容について全て承知しているのか聞きたいぐらいです。あえて聞きはしないですけれども、そういう問題があるという事です。だから村長は一人で物を考えるのではなく、慎重にその辺りを今後進めていってもらいたい。そういうことで謝罪も曖昧な事じゃなく、やっぱり謝罪すると正式に、そうでなかったらこの問題解決しませんよ。ここで答弁いただけませんか、それ。
答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)
以前にも先程も申しましたように謝罪はしているというつもりでおります。当時池田さんとそれから奥様とそれから門脇さんと言いましたか、浜頓の頓別に居る娘さんです、こられた時に私は一度その時に謝罪をしておりますし、議会においてもそのような同じような方向できちっとした謝罪をさせていただきたいと思います。
質問 眞田勝也
そういうことできっちりやっていただきたいと、それと色々生産者というかBSEの発生農家に対しても言い分はあるでしょう。やっぱりきちっと聞きあって、安易にこの問題はこうだよと事務的にやるのではなく、きちっと相談乗ってやってもらいたい。そういうふうに要望しておきますし、村長も約束していただいたというふうに理解します。次に移ります。今後2番目に入りますけれども、BSEだとか他の家畜疾病が村内酪農家で発生した場合に発生農家に対して具体的にこういう支援をしていくのだと、行政および生産者としてこんなことを対応していくのだと、これを発生してからでは遅い。発生する前にそういうことを予測しながら具体的な対策マニュアル、こういったものを早急に確立すべきだとそういうふうに私思いますけれども、これについてお答えいただきたい。
答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)
お答えいたします。BSEの全発生農家、これらを教訓といたしましてBSEばかりでなくして、その他色んな病気があるわけでございまして、それに対するマニュアルづくりにつきましては、関係する特に農協の方の団体等とも十分連携をとりながら議員ご指摘のとおり実施をしてまいりたいというふうに考えます。
質問 眞田勝也
そういうことで行政として出来ることは何か、色々あるでしょう。そういう指導もあるでしょうし、色々農業団体との色々相談しながらこういう部分では支援対策基金を設けるだとか、色んな手法があると思いますので、その辺り発生した場合はどういう系統でどういう流れで対応していくのだということも含めてこういうことをやっていただきたいというふうに要望しておきます。よろしくお願いいたします。それと、消費者が一時不安によって消費が一時期ドーンと落ち込みましたけれども、これは何で回復したかというと、全頭検査をやったということですよね。だからこれによって信頼回復が若干消費者の信頼回復が出来たのだと私思うのです。これがなければならない。ところが国の検査条件が緩和されました。これについて村長は怒り心頭に達していると思いますけれども、これについてお答えいただきたい。
答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)
この消費者の食の安全・安心の観点から申し上げます。これらについては当然食料企画という省というよりも機関もございます。そこできちっと精査をしていただければなりませんし、そこで精査出来なければ私達としてはその辺についてはものを言う、権利を持たなければならないというふうに思っております。このような全頭検査をすることによって食の安全・安心が図られると、これが緩和されることによって例えば先程言ったように自由貿易協定の中でオーストラリアまたアメリカ等からそのような全頭検査をしないで入ってくるというような形になってくると、おそらく日本はそういうような態度を取ればおそらくそういうような形になってくるでしょう。そうなってくると大変危険な形にまた陥ってくるというような事もあります。これについては緩和策は取って欲しくないということは私ははっきり申し上げておきたいと思います。
質問 眞田勝也
限られた時間ですから、まだ問題も残ってますからあれですけれども、全頭検査についてはアメリカからの牛肉の輸入の条件緩和というような部分で、それに合わせたのだろうというふうに言われてます。20ヶ月昨年の8月から20ヶ月以下の牛を全頭検査の義務化を除外したと、それを地方自治体に任せたと、自主的にということ、やらなくてもいいということなのです。自主的にということは、そういうことじゃないですか。それを今は地方自治体が自主的にやっているのです。これは時限ですよ。3年間ですよ。国の補助金が3年間は出すけれども後は補助しませんよと言っているのです。とすれば全頭検査するためには地方自治体が全て責任負わなければならないということになりますよ。これについては村長認識されておりますか、きっちり。
答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)
当然そのような考え方で認識をしているところでございまして、当然4年後には市町村が持たなければならないということになりますと、これは大変な痛手になってくるわけでございまして、これらにつきまして時限立法であろうと引き続き国に要請して全頭検査というものをやっていただく必要性というものを重々と感じているところでございます。以上でございます。
質問 眞田勝也
こういう問題については、通告してからの時間が短いということもありますから、この辺りは担当部局と十分相談日常的に相談していくべきだと私は思います。それで次に移りますけれども、こういう部分については全頭検査の継続という部分には国の責任でやるべきだと強く訴えていくべきなのです村長は。次に移りますけれども、消費者の国内産の全頭検査をやってもさらに感染源や感染経路は未解明のまま、消費者の不安が完全に取り除かれたわけでないのです。全頭検査の徹底したり、感染源とされる動物性たんぱく質飼料の禁止をしたり、そういうことだけの措置だけで消費者が求める安全、安心の確保がされたというふうに私思わないのです。どんなことをすればいいのか。これ村長にお尋ねしたいと思います。どういう認識されているか。
答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)
お答えいたします。私も安全・安心が完全に確保されたというふうには感じてはおりません。発生する前にその肉が例えば食べられている可能性というものもあるわけでございまして、そういう部分も含めた形の中では安全・安心であるかどうかということについては、きちっと国が農林水産省で消費安全局というものもございますし、こういう段階できちっとそういう部分を見極めていただく要請をきちっとしていただければならないというふうに私は思っております。これは広域的な観点もございますから、村独自でどうのこうのということにはこれはならないかというふうには思いますけれども、そういう分野できちっと食の安全・安心というものを取り上げていただきたいなと、このように考えている次第でございます。以上でございます。
質問 眞田勝也
どうも抽象的な村長の答弁で、非常に掴み所がなくて困るのですけれども、最近の消費者は値段が若干高くても、今1リッター当たりでいけば140円というのもあります。170円が一般的にそんなものでしょう。しかし、500ccで300円という品物もございます。これは札幌生協で私調べて見ましたけれども、非常に伸びているのですそういう消費者が、そういうものを求めている。何故なのか。自然放牧だと謳っているのです。これは健康的で良い。自然放牧の牛乳を求めているのだよと消費者は、そういうデータもあるわけです。ニュージーランド、オーストラリアも含めてこれは自然放牧近い形でやっています。こういう部分でいうと北海道は半年が雪の下だと、ニュージーランドとは違うという事もあるでしょう。それと経営の方針は穀物飼料大量に喰わせて、大量に搾って利益を上げるという方法もあるでしょう。それは個々の考え方なのです。経営の考え方だと思うのです。しかし、最近全道の酪農家の約4%に当たる500戸が自然放牧に近い形で切り替えている。そういった部分で収益率が逆に穀物飼料をこれを10年前に比べて3割から4割減ってきている。自然放牧に切り替えることで、収益率が20%から40%に改善されたという報告もされております。それで今多頭・多量飼育で機械的にといってもまずいですね。そういう言い方まずいですけれども、利益が出ているのだからいいのではないかという考え方もあるのです。それは経営者個々の判断でしょう。しかし、これからトウモロコシが穀物飼料の主流を占めているわけですけれども、これは中国などが良い例ですけれども、経済成長だとかそれによって大量に欲しい。そういう自動車燃料として需要高まるエタノールだとかそういうもの転用していく。そういった部分で品薄になるのですこれ。ただホクレンだとか農協系統というのは穀物飼料を売って差益を取って自分達の組織の運営に当たっているわけですから、自然放牧なんておおよそ酪農には推進しないのですこれ絶対。そういう農協形態になっているのです。村長それは十分承知でしょう。なかなか難しいと言いながらも、更には消費の低迷によって今年の春900トン投げたじゃないですか。大量廃棄したじゃないですか。こういうことも考えていけば、ただ生産量を増やして利益を上げるという部分よりも低コストですむ自然放牧というものもこれ検討して研究していく価値が私はあると思うのです。価値があると、それが良ければ奨励していくという事も行政では必要でないだろうか。そんな事も考えます。足寄町の一部ではもうすでにそういうの取り組んでおりますから、この部分について村長知っている範囲・知識の範囲でいいですけれども、お答えいただきたい。
答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)
お答えいたします。今回放牧などの関係につきまして、フォーラムが実施されたというような事もございます。また、スローフードの問題につきましても、このような関係で色んな効果が公益が上がっているということも言えるというふうに思います。しかし、この問題については酪農家個々の経営の問題ということは一番重視しなければならない問題でないのかなというふうにも考えます。確かに生乳生産沢山牛を買って乳を搾っていくということになりますと、今の現状からいたしますとまた生乳生産調整という問題も付きまとってくる分野もございます。放牧酪農という形になりますと、牛10頭が限度かなというふうな感じもしているところでもございます。そうなってくると果たして個々経営が果たして成り立っていくのかどうなのかということも考え合わせた形の中でこれは個々が考えるべき性格のものではありましょうけれども、行政としても一体的な形の中でどういう分野がいいのかと、生乳生産調節されて減益になるということであればまたこれもひとつの大きな問題でありましょうし、そういう部分を含めた形の中でどちらが良い・悪いということは今言えないとは思います。しかし、将来的な方向に向かってこの問題等については、考えていかなければならない問題であろうかなというふうには私今考えているところでございますので、その点について、農協関連そういう分野等も色々と相談を申し上げながら進めるべきものは進める方向で考えてまいりたいなというふうに思っている次第でございます。
質問 眞田勝也
そういうことで、行政だけでどう出来る問題でもないです。農業団体、酪農家、個々の問題そういったものを複雑に絡めておりますから、行政がリードするような形でそういう研究検討と奨励というのが最後に繋げていってもらいたい。要請しておきます。