更別村議会 令和5年第2回定例会 2023年6月8日
農業生産資材・飼料等高騰対策への支援措置の必要性
2023年6月8日、更別村議会の一般質問で、安村敏博議員が「農業生産資材・飼料等高騰対策への支援措置の必要性」について質問し、村長が答弁しました。
- 質問者
- 安村敏博 議員
- 答弁者
- 村長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 安村敏博
それでは、議長の許可をいただき、通告に基づきご質問させていただきます。今回は、農業者への生産資材等高騰対策措置の必要についてご質問させていただきます。よろしくお願い申し上げます。農業の経営継続に欠かせない肥料、飼料、燃油等の高騰による影響は、基幹産業の衰退だけではなく、営農継続そのものに影響を及ぼし、残念ながら昨年末においては酪農家の営農休止などが発生するなど、極めて深刻な事態となっています。加えて、年明けの畑作経営に必須である肥料等価格が現在進行形でありますが、80%以上高騰している現状、さらに電気、燃油等価格の高騰推移から経営継続に対する懸念も加わり、予断を許さない状況でございます。このことは、更別村の経済、及び、行政執行に多大なる影響を及ぼすものと推測され、支援に向けた諸対策が必要と考えますが、令和5年度当初予算には骨格予算であるといえども、残念ながら具体的支援対策が盛り込まれていませんでした。村長は、今般選挙公約として農業生産資材高騰への対応を掲げていますが、公約実現に向けての具体的対策があってのことと思いますが、早急なる対策実現に向けた考え方を明確に示していただきたいというふうに思っております。道は、今臨時議会において物価高騰支援として配合飼料価格安定制度の生産者積立金、配合飼料トン当たり600円、これは全額生産者負担という形の積立金でございます。乳用牛確保のための種つけ費用、1頭当たり6,800円に対する支援を表明していますが、村として更別版独自支援対策案があれば説明をいただきたいというふうに思います。次に、要約事項について村長の見解並びに施策の説明を求めます。1番目、令和5年度農林水産費予算において、土づくり等支援対策が組み込まれていません。畑作農業に対する飼料、燃油等高騰対策への経営安定支援対応の必要性について見解を求めたいというふうに思います。2つ目、酪農家戸数の減少対策は喫緊の課題であると考えます。生産生乳枠も固定され、粗飼料生産面積拡大も困難な状況下に鑑み、飼料、燃油高騰等における酪農畜産経営継続に対するさらなる支援が必要と考えますが、見解を求めたいというふうに思います。よろしくご回答願います。
答弁 村長
安村議員さんの農業生産資材・飼料等高騰対策への支援措置の必要性についてのご質問にお答えをいたします。昨年より続く肥料、飼料、燃油等の高騰につきましては、昨年では一部値下げの報道はあるものの、依然高止まりの状況であります。基幹産業である農業の経営に大きく影響を及ぼしているところであります。これら切迫する農業者に対して、昨年度は、酪農等飼料価格高騰対策事業助成金、肥料価格高騰対策支援事業補助金、酪農経営支援対策資金利子助成の支援をJAと協調して実施してまいりました。また、年末には村独自として畜産飼料価格高騰対策助成金を実施し、JAにおきましても事業分量配当金において畜産関係に特別配当を実施されたように聞いているところであります。まず、ご質問の1点目である土づくり推進事業助成金につきましては、JAさらべつが所有する堆肥熟成施設で生産された堆肥の購入経費の一部を助成し、利用促進を推進することにより地力向上を図ることを目的に事業を行っているところであります。本年度につきましては改選期ということもありまして、政策予算として、当初予算ではなくて本定例会の補正予算として提案をさせていただいて、ご承認をいただいたところであります。大変ありがとうございました。まだまだ足りないというふうに思っておりますので、また今後検討させていきたいと思います。畑作農業者への肥料、燃油等高騰に対しての支援の必要性については、まず国の肥料価格高騰対策事業による支援が実施をされますので、関係機関と協力して、給付に向けた事務をしっかりと迅速に行い、営農に対する影響度を確認の上、関係機関と協議を踏まえながら、必要な支援策検討をしてまいりたいと考えております。続きまして、2つ目の酪農戸数の減少対策につきましては、酪農業につきましては生乳の生産抑制、牛の個体販売の下落、配合飼料の高止まりなどから、引き続き厳しい経営環境となっているところであります。特に配合飼料につきましては、若干価格の減少は見られるものの、価格安定制度による補填金の減少により生産者負担は増加している傾向にあります。今後の国や関係機関の対応が早急になされることが必要であるというふうに考え、また中央要請等も積極的に行っていかなければならないと考えているところであります。このような状況の中、酪農生産者に対しては議員も言われているとおり北海道において飼料対策、乳用牛確保対策の支援が昨年度に引き続き示されているところであります。村においても、これらの影響を鑑み、昨年と同様、JAと協調し、酪農等飼料価格高騰対策事業助成金を本定例会に補正予算として提案し、ご承認いただいたところであります。今後電気料の値上がり等も実施される中、農業経営の影響が危惧されるところであります。今後ともJA、関係機関との協議を重ね、村独自あるいは有効な対策をJAさんと共同歩調を取りながら実施していきたいと考えております。以上、答弁といたします。
質問 2番 安村敏博
ただいまご回答いただきました。今のご回答の中に、本当に昨年度酪農等飼料価格高騰対策ということで9月に590万円、JAとの協議の中で590万円の措置をいただきました。加えて、11月15日に飼料価格高騰対策支援補助金として1,972万2,000円の措置もいただきました。さらには、要望も含めて村長、お聞き入れていただいてありがたかったのですけれども、本当に年末のぎりぎりになったのですけれども、12月15日に畜産飼料価格高騰対策助成金ということで1,235万4,000円の助成措置をいただいたということで、これについては本当に感謝を申し上げたいし、多くの、多くといいますか、酪農家の方にとっては、いわゆる中規模、私も現地確認をさせていただいておりますけれども、中規模農家の方々、非常に年末の厳しい中で助けられたという声を多くいただいております。私もうれしかったですし、多分村としての方針も含めてすごく有効な手法であったというふうに、高い評価を得ているというふうに私は思っております。ありがたく感謝を申し上げたいと思います。それでは、いま一度説明内容につき、なかなか皆さんに実態数字分からないという部分もありますので、私なりに今般、農協の第75回通常総会の資料、お手元に頂きましたので、それに基づいて、あるいは令和5年度農業組合員勘定、いわゆる組勘という勘定の計画に基づいた形で経営の実態の厳しさ並びに今後の在り方も含めてご質問させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。主要項目についてのみ申し上げたいというふうに思います。令和5年度営農計画書に基づいての説明でございますけれども、肥料費25億3,000万円の計画予算でございます。過去実績の平均を見ますと、おおむね17億円ぐらいでございますので、対比しますと150%近い、5割近い価格高騰で営農計画を立てざるを得なかった。なおかつ、前年度ある程度もう既に肥料価格が高騰するということでございますので、令和4年度の営農計画の中で前倒しして、かなりの部分が実態的に前倒しした支払いがなされているということでございますので、実質的には多少は今、化学肥料等下がったといえども、おおむね180%とは言いませんけれども、やっぱり170%近い値上がりがしているのかなということで推測しているところでございます。次に、飼料費でございます。これは、今年度計画が15億1,000万円の営農計画でございます。過去実績14億円程度ですから、対比しますと107%程度の増ということで、おおむね1億ちょっとの増ということでございますが、実質的には過去実績の酪農家戸数が38戸並びに40戸程度あったということで、今年の中では、さきに補正予算で審議、承認いたしました酪農家戸数32戸プラス養鶏農家1戸ということで33戸ですので、実質的にかなり戸数が減っているということをしんしゃくしますと、かなりの部分、120%近くの値上がりになっているのかなというふうに推測されているところでございます。また、農薬については、本年度計画が9億6,000万円ということで、過去実績はおおむね9億円ぐらいの実績でございますので、農家の手法として何かやりくりしながら農薬の安いものと言いませんけれども、有効利用を図るということの軽減も含めてということで努力していこうという姿が見えるのかなということでございますけれども、それにしても105%以上の値上がりという形になっています。加えて心配するのが、最後ですけれども、水道光熱費3億2,300万円の営農計画の計上をしてございます。数字の羅列でごめんなさい。過去実績が2億7,000万円ぐらいでございますので、実質的には17%以上の現状での値上がりということでございます。これら含めて、使用費用についての現況を今、数字をもってご説明させていただきましたけれども、経費増大は、これはもう事実としてあるということを踏まえると、本当に近々の課題であるということが現実としてうかがえることができるのではないかというふうに思ってございます。すなわちこれらのものに対して、極論になってしまいますけれども、それから生ずる資金不足あるいは運営不足については、これはもうやむを得ず各農家さんの蓄えの切り崩し、あるいは借入金で賄うという形になってくるかというふうに思ってございます。なぜそういう言い方をするかというと、確実性がまだ確定しているわけではないということでございますけれども、令和5年度の農産販売の計画数字が90億8,500万円です。それに対する肥料比率がおおむね27.8%、現実的にはかなりあり得ない数字になっているということだけはお含み願いたいと思います。加えて、酪農畜産の関係でございますけれども、酪農畜産34億4,600万円の計画でございますけれども、そのうち生乳販売が27億4,000万円ということで、これは飼料費と乳代との比率を勘案しますと、55%を超えるという形になります。よろしいでしょうか。単純に割っていただければご理解いただけると思います。これらの一般的な経営分析、酪農の経営分析からおける一般的なものからいって、多少上がっていますから、多少の誤差はあるかもしれませんけれども、おおむね適正とされるべき数値は35%から38%でございます。それを裏返したときに、どのような経営状況になるかは、もうこれ以上説明する必要はないと思ってございます。これら実態数字、現実的には多少変わるかもしれませんけれども、この実態数字による経営悪化というものに対するものは、もう現実的に生じているのだということを十分ご理解いただいた中で支援対策は必要不可欠であると考えますので、これらに対する支援対策について、まず所見をいただければというふうに思っております。加えて、村長が今ご説明いただきましたけれども、JAにおいての事業配分量についての説明をいただきましたけれども、具体化の数字を出させていただきたいと思います。農協の決算における部分で、組合員の支援対策実績ということで、これは決算資料からでございますけれども、畑作農業者に対しては、これは100%畑作農家ということでないです、肥料の関係ではですね。酪農家も一部使っているという、デントコーンや何かで使っているということありますので、それの分類ができなかったので、ごめんなさい。それに対する、いわゆる配当、農協配合肥料、一般肥料を含めて5,337万円の還元を図っております。5,337万円の費用対策でまず還元を図ってございます。農薬に対しては、3,488万円の還元を図ってございます。また、畜産酪農家に対しては、費用対策として3,655万円を配分させていただいているところでございます。また、特別として、今年令和4年度の決算についての特別対策として、生乳支援ということで、これは本当に特別対策です。乳量1キロ当たり0.4円の配当ということで、これが1,547万円の還元を図っているということで、合わせて1,400万円強の支援対策を図っている。これは、あくまでも自主財源の中の農協の在り方ですので、そういう配分も含めてということでございますので、一概に全てが全てということは言えないわけですけれども、実質的にはやはりかなりの部分を組合に還元している。いわゆるこれは、元をただせば飼料、肥料、燃油等の高騰対策に対する、やはり組合員支援ということで、組合員の足腰を強くするという、いわゆる農協の在り方論だと思います。それに対してという比較は失礼なのですけれども、やっぱりそういう部分があって、何とか今、組合員が頑張っている、農業者が頑張っているという現状でございます。これらに対する、村長の公約にもありますように、いま一度どういう形のものが大事だというこれからの検討も、農協あるいは関係機関との検討も必要ですけれども、やっぱり独自対策というものをできるのかできないかというよりも、やるべきだと私は思っていますので、端的にそういうふうに申し上げたいのですけれども、そういう意思構えをきちっと行政の段階で示していただければというふうに思ってございますので、その点のご答弁をいただければというふうに思います。
答弁 村長
安村議員さんのおっしゃるとおりであります。私も今回の選挙出たときには、一番先に掲げたのが農業危機突破を、村内回るときにも関係機関の皆様にもそういうような形で、まずは農業危機突破なのだと。今、いろんな飼料、肥料、農業資材の高騰、円安、ロシアのウクライナ侵攻等、多大な影響を、酪農家が大変な状況に陥っているわけですけれども、本当にこれから秋肥とかいろんな、ちょっと値下がりの傾向あると思っていますけれども、ただ高止まりなのです。これについては、根本的な解決になっていないというような状況ですので、そこはしっかりやらなければいけないなというふうに思っています。最初冒頭に安村議員さんおっしゃったように、私も12月に独自の支援策を打ったときには、本当にそばまで来てくれて、酪農家の方がありがとうと言ってくれました。金額は問題ではないのだと。そういう村の姿勢が、私は安村議員さんからご指摘を受けて、そこはいの一番にやらなければいけない。何のためにこの危機を突破できなくて行政があるのかと、役場があるのかということをお話しさせてもらいましたけれども、やっぱりその辺で実施をしてよかったなというようなことを思っております。今回も本当に、あれは12月から営農計画を出して、組勘等々の、あまり中へ突っ込んだ話はできませんけれども、お話があったとき、今まで利子補給とかいろんな村はやってきました。でも、実際に利子補給をしたところで、コロナが始まったときの、いわゆる融資を受けた部分というのは、やっぱり返していかなければいけないのだぞというふうなことを言われました。根本的にその部分がなくならない限り、利子補給をされても、それはやっぱり小手先の支援としかならないと。本当に酪農家の方がおっしゃっていましたけれども、令和5年、1年もつかどうかの瀬戸際なのだというふうにお話をされました。だから、その辺で村長はしっかりそのことを受け止めて、いろんな国や道の、今、道も本当に、招集の挨拶等々で述べさせてもらいましたけれども、道はかなり早い段階で支援策、安村議員さんおっしゃいましたけれども、手打ちました。本当は議長さんとか選ぶ最初の臨時会ですけれども、その場において農業危機突破の様々な、中小企業も商工振興含む支援策をどんどん打ち出しております。それを、やっぱり村としてもそれを受けて、しっかり支援をしていかなければいけないというふうなことを思っています。営農計画を立てるのが立たないと。これ、率直なお話を安村さんからもお聞きしましたけれども、ここにあるのだと。ただ、今、資料で見ますと、非常に高止まりの高い影響で、150%とか、やっぱり資料を見れば分かるわけです。営農計画の年間の最終的なトータルを見れば、いかに苦労して、いかに困難な状況にあるかというのは如実にそれは物語っているというふうに私は思っています。だから、本当に抜本的にやっぱりその辺の部分、言ってみれば単一農家1件だけで、この問題を経営努力とかで済まされる問題ではないというふうに思っています。本当に従業員の給料とか法人の方、あるいは生活費とか、そこまでもう来ているのだと。蓄えがあるうちは何とか持ちこたえられるけれどもということで、残念ながら、これはもう村の責任だというふうに感じておりますけれども、4件の方が業態を変えたり、酪農から離れて、本当に悲しい事実ですよね。私が村長になったときも酪農家が半減するという状況になって、哺育育成牛の預託の施設を皆さん方にご承認いただいて、今、カーフセンターもちょうど軌道に乗り始めたところだったのです。ところが、このコロナ禍でどんどん、どんどん上がって、非常に厳しい状況になるというふうな現実があります。だから、本当に安心して、担い手も戻ってきているのですけれども、若者たちも戻ってきていますけれども、本当に未来の農業に夢と希望を安心して持てるのかというところは、やっぱりそこは村長としても行政としてもしっかり考えていかないと、本当に何のために村があるのかということは、私は試されているというふうに思っていますので、そこのところは安村さんおっしゃったように、第1の質問の中でも大がかりなところで、やっぱり営農がしっかりできるように、生産者の努力が報われるように、そして今、危機に直面して、本当に努力をしていらっしゃる生産者の方々の支援というか、しっかり一緒になって、気持ちを一つにしてやっていくことであると。そういう姿勢をやっぱり村が示すということが、安村議員さん、常におっしゃっていますけれども、そのとおりだというふうに思っていますので、私はしっかり取り組んでいきたいというふうに思っています。農協さんの総会も行ってきました。安村議員さんからも資料をいただきました。通常総会資料で、先ほど数字の紹介ありましたけれども、事業分量の配当金、これも本当にすごい、JAさんも生産者の皆さんに対してやっぱり危機的な状況を打開するためやっているということで、私もJAさんこれだけやっているのだから、村もやっぱりしっかりやらないと駄目だよというふうな話も伺っております。だから、その部分については、農協さんに見合うような配当金と同レベルとまではいきませんけれども、今、協議もるる重ねています。その部分で、やっぱり独自に打たなければいけないような施策は、自分としてはもう3期目になってから絶対やらなければいけないというふうに考えていますので、その部分については産業課、関係部門に指示をしてありますけれども、その部分でしっかり皆さん方にまたご提案をして、何とかこの農業危機を突破していく。それと、中央要請ですね、いろんな団体に行って、昨年はたくさんの方に会いました。組合長さんとか農民連盟の方とか会いましたけれども、どんどん、どんどん議員会館とか国会に押し寄せています。だから、本当に全国的に見ても大変な状況でありますから、そこは首長としても昨年三十五、六人で農水省に本当に団体交渉みたいに行きましたけれども、これで農業者の生活とか十勝の食料が危機に至ったら、日本全体の食料自給率とかに響くのですよと。やっぱりそこは真剣に国が考えて、今やらずしていつやるのですかというようなことを話してきましたけれども、そこはしっかり自覚して行動し、生産者の皆さんの努力に報えるような施策を執行していきたいと考えております。以上であります。
質問 2番 安村敏博
るるご説明いただきましたけれども、なかなかこれからなのでしょうか、具体的対策が示されなくて、ちょっと不満です。正直言いまして。最後の質問とさせていただきますけれども、基本的にただいまるる説明をいただいた中に私ちょっと気になっていることがございまして、今回の補正に計上した土づくり対策の700万円の計上でございます。これについては、振り返れば私も深く関与した経過がありますので、あまり言えない部分あるのですけれども、平成元年に、これは道営事業として実施した、土づくり対策、環境対策も含めてという施設でございまして、それを道が施設を造り、そして村並びに農協に譲渡したという形でございます。それを、なおかつ農協が委託管理も含めて受けて、三十数年たっているという計画がございます。これを考えますと、私のうがった考え方かもしれませんけれども、これは村と農協というか、村も含めて全体的に取り組む課題であって、これが政策予算でということで補正で出てくるというのはいかがなものかということで苦言を呈させていただきたいというふうに思っています。いわゆる当初予算で、やっぱりしっかりとそこを酌むべきではなかったかなというふうに思っています。それと同時に、やはりこれは6月末で肥料年度の改定期が来ますので、やっぱり6月末までに何らかの具体的な対策を示した中で、畑作農家なりの支援というものを少し具体化した提案がまず欲しかったなというふうに私は思っています。ちょっと残念です、その点。愚痴はこのぐらいにして、農業者の営農に関する影響度、これはもう前段で数値についてしっかり説明させていただきましたから、まずはその認識をお互いに共有すべきだというふうに思っていますので、よろしくお願いいたします。加えて、畑作農家では、これは一方的に経営がつらい、つらいという話ばかりをしておりましたけれども、まず畑作においては主要品目、いわゆる更別の主要4品目のうちの1品目であるてん菜、いわゆるビートの生産面積が拡大できない、縮小傾向にある。国の買入れ糖量数も上限が55万トンあるいは50万トンという部分までも、消費の低迷も含めてということでしょうけれども、そこまでの制限が加えられてきている。これからどうなっていくかという部分が非常に心配されるということです。加えて、農産物生産量の部分の不確定さ、実質的には更別は130から140億円、農業生産額を上げなければならないのだけれども、昨年の実績が127億8,000万円ぐらいですから、実質的には思惑よりは12億円ぐらい少ない。これは、本当に大きなことなのです。同じ面積の中でそれだけ上げる上げないは、割り返したら分かりますよね。そういう部分での、10億円、20億円が非常に大事な財源になってくるということだけは、これも含めて共通認識でお願いしたいと思います。では、片や農産物価格、どういう傾向にあるのかというと、はっきり言ってほかのものはすごく高くなっている。だけれども、農産物価格、先物含めて見ていただければ分かりますけれども、小豆だとかそういうものを見ていて分かりますように、全然価格、昨年末から動いていないのです、実質的には。小豆は少ないという話で、面積拡大しなさいということでありますけれども、結局は価格的なものに多岐に反映されていない現実があるということも踏まえた中での対応をまず考えなければならないということがあると思うのです。一方、酪農畜産においては、もう周知のとおり、生乳生産枠の確保、これはいわゆる生乳の消費低下に基づくものという一因で、それが要因でということで丸められていますけれども、実質的には抑制されている、生産量の抑制。更別特有かもしれませんけれども、粗飼料面積の拡大、これはやはり難しい。今の更別村、2,200ヘクタール程度の粗飼料面積、デントコーンも含めての二千五、六百の部分で、これ以上拡大するというのはなかなか難しい。そういうことを含めて考えると、やっぱりそれらの農業者の努力では解決できない部分がもう来ているということは、これは事実ですので、それらは深く受け止めて、やっぱり対策を具体的に示していただきたいという質問にさせていただきたいと思っています。もう一度確認させていただきますけれども、財源確保についてご答弁ありましたように、農業経営安定化対策という部分から考えれば、当然国、道への要請はしっかりと強固に図っていただきたい。これは、本当に当然のことであり、大切なことであると思います。しかし、村として基幹産業である農業に対する村の対策立案がどうあるべきなのか。極めて大切だというふうに私は考えております。ですから、村長がどういう公約の下に、ただやります、やりますでなくて、公約を公然と街頭の中で述べたわけですから、その点についての思いというか、どういう対策をきちっと図るのか。主要項目でいいです、それをまず示していただきたい。いわゆる更別村の1万1,000ヘクタールの農地の保全並びに農家戸数も200戸ぎりぎりで来ています。これの戸数の維持、いわゆるそれプラス農業人口の維持など、これはやはり更別村の下支えする対応、対策、これは絶対必要だというふうに思うのです。その点を十分考慮いただいて、村としての強い対策支援をお願いしたいと思いますし、いま一度やっぱり独自対策、村長やると言っていますので、実際的にどういう項目が該当になってという部分も含めて、いま一度説明いただければありがたいと思います。以上です。
答弁 村長
本当に現実が大変厳しい状況ということで、何とか早くしなければいけなかったので、土づくり等々、平成18年から26年度まで1立方メートル当たり500円の助成、27年から現行350円の助成、予算規模も1,000万円から700万円ということで縮小して、今見直しとかいろんな堆肥製造施設における堆肥の生産量が上限に来ているということもあって、やっぱりその辺は調整もしていかなければならないということでありますけれども、おっしゃるとおり当初予算にしっかりのせてやっていくべきではなかったかというふうに私自身としては反省をしております。その土づくりの部分を含めて、畑作支援ということでるるお話ありましたけれども、特にビートのところ、土づくりのところもそうですけれども、2番目のビートの生産抑制とか、ほかに転嫁するというような状況ありました。これは、昨年も嫌というほど感じたのですけれども、農水の幹部が、ビートが簡単にほかの作物に転化できると思っているのです。それで、できるでしょうと。その部分を、今、消費が低迷しているし、価格も非常に不十分な状況であるから、それだったら違う作物にというような。それだったら奨励金等々考えますよというような話もあったのですけれども、首長から出たのは、そんな簡単にいかないのだと。これは、輪作体系の基本をなしているところでもあるし、ビートをそのまま次の作物というわけにいかないのだよと。そんな簡単に考えているのかというようなことで、かなりの反発がありました。また、生乳関係も、本当にここでお話しするのが悔しいですけれども、全く抑制、それまではどんどん、どんどん整備をして、そして施設設備をやってくださいと、頭数も増やしてくださいと。開けたら、はしごを外されたわけです。だから、そうなると、それは生乳の価格は下がるわ、消費はできないわ、ある町の生産者の話聞くと、涙ながらに言っていましたね。俺は、毎日涙流しているのだと。こんなのでは、もう息子たちに継げなんて言えないよというような話もありました。そういうような状況でありますし、具体的に数字が物語っています。やっぱり具体的な対策を立てなければならないということで、土づくりも含めまして、畑作、今から本当に農業新聞等で高値がつく肥料価格に対する農水省の方針ということで、堆肥や下水道汚泥の国内資源の活用とか、肥料代の直接補填は事務が大変煩雑になるから大変だとか備蓄をとかと言っているのですけれども、やっぱり根幹的な解決にはほど遠いなというようなことを思って、これは国に行ったらきちんとほかの首長さんと一緒になって言ってこなければいけないというふうに考えています。今年に入ってからは、12月終わってから、産業課等々に、農協との話合いも進めていますけれども、具体的に畑作とか、酪農はもう当然でありますけれども、酪農畜産関係もそうですけれども、畑作に対しても何にも困っていないわけではないし、同じような状況に置かれているわけです。だから、そこのところも含めて具体的な施策を、支援あるいはそういう部分をタッグを組むことも大事ですけれども、村独自としてもしっかり手当てできるようにやっていくということで指示はしてあります。今、具体的に名称とか、具体的にどうとか言いませんけれども、私自身はもう去年の12月過ぎてから次のことはしっかり考えようと。どういうふうな形で今、困難な状況があって、どこの部分が困っているか。肥料なのか飼料なのか、あるいは営農全体の部分含めて、その部分にスポットを当てながら具体的な施策として組んでいくことが必要であるというふうに考えていますし、その部分でしっかりと、多岐にわたるわけですけれども、その部分を含めて皆さん方に提示をして、そして早急に支援策を講じていきたいと。もちろん農協さんともタッグを組んでやりますけれども、村としてもやっぱり安村議員さんおっしゃったように、そのことはすごく重く受け止めていますので、これは農業だけの問題ではないので、基幹産業の農業が厳しい状況にあるということは、商工業も全て、あるいは物価高に苦しんでいる村民の生活も非常に厳しい状況で、今回いろんな手だてを講じていましたけれども、それでも私は不足だというふうに感じていますので、何とか安心して農業経営、展望が持てる経営ができるように、しっかりと支援をしていきたいと。具体的な施策については提案をさせていきたいというふうに思っていますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。以上であります。
質問 2番 安村敏博
ありがとうございました。せっかく補正で酪農等の飼料対策、378万円補正しているわけですから、その点有効利用が図れるように努めていただきたいと思うし、また畑作においてもるる説明させていただきましたけれども、重く受け止めていただきたいと思います。以上です。終わります。ありがとうございました。