更別村議会 令和3年第2回定例会 2021年6月17日
更別村における移住、定住対策
2021年6月17日、更別村議会の一般質問で、小谷文子議員が「更別村における移住、定住対策」について質問し、村長が答弁しました。
- 質問者
- 小谷文子 議員
- 答弁者
- 村長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 小谷文子
それでは、ただいま議長の許可をいただきましたので、通告に沿って村長に更別村における移住、定住対策について質問をさせていただきます。初めに、平成30年度から令和9年度は10年間の第6期更別村総合計画で基本目標1として、便利に生活できるまちづくりとし、住民や村を訪れる人たちが便利さや快適さを村全域で感じられるようなまちづくりとございます。特に重点施策2では、新たな人の流れを増やし、住んでみたいまちをつくると示されており、移住、定住に結びつく環境の整備や効果的な情報、サポートに努めるとあり、そのためには移住相談ワンストップ窓口の有効活用が今後ますます期待されます。次に、更別村の総人口ですが、令和3年3月末時点では3,160人で世帯数1,349世帯、移住、宅地分譲状況は平成30年から令和2年の3年間で27人、20世帯の方々が移住され、新コムニ団地24区画中14区画決定済み、上更別オークヴィレッジ20区画中、残り6区画と売り家1戸(5月19日時点)とも伺っております。定住化促進住宅も活用されているところであります。さて、村での新たな取組は、村内5地区での5G通信サービスが開始され、スマート農業はもちろん、4月に内閣府に申請の更別村スーパーシティ構想で特区選定を目指しているところと承知いたしておりますし、一方で2年の農村地域予約型タクシーの実証実験から、高齢者等移動手段や新たな村内の交通手段として更別村乗り合いタクシーを来たる10月より本格運行方針とのこと。これらを基に村長に質問させていただきます。1、様々な取組は、暮らしの利便性と満足度につながる魅力ある更別村のあかし。村に関心を持った方へのワンストップ窓口対応にはスピード感が必要であり、ホームページ、移住、定住内容の充実も必要だと考えますが、村長の考えをお伺いさせていただきます。2、定住化促進住宅と宅地造成は、移住、定住施策に有効と考えており、今後村としての方向性を村長にお伺いさせていただきます。お願いいたします。
答弁 村長
小谷議員さんの更別村における移住、定住対策につきましてのご質問にお答えをいたしたいというふうに思います。先般北海道が公表いたしました2020年、令和2年国勢調査の速報値によりますと、本村の人口は3,080人で、2015年、平成27年の国勢調査から105人、3.3%の減少となり、2010年、平成22年の前々回調査に続いての減少となりました。減少率につきましては、前回の6.1%から抑制されたところでありますけれども、引き続き危機感を持って対策を講じてまいりたいと考えている所存であります。こうした中で現在取り進めている第6期総合計画並びに第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略では、移住、定住対策を重要課題として位置づけ、鋭意取り組んでいるところであります。ご質問の1問目にありますが、全国で地方創生の取組が進められている中、移住に関心を持つ方への対応にはご質問にありますとおりスピード感が重要であります。村では、企画政策課を移住相談ワンストップ窓口とし、住まいや子育て支援などに関する情報のほか、無料職業紹介所の併設により仕事に関する情報を集約し、移住に関する相談や問合せに随時対応しているところであります。情報発信につきましては、村ホームページでの移住関連情報の発信のほか、フェイスブックやスマートフォンアプリなどを活用し、村の出来事やイベントなどの多彩な情報を含む内容の充実や更新頻度の向上などに努めてまいっております。現在コロナ禍にありまして、これまで仕事と住環境の関係を根底から覆すような価値観の変革がもたらされ、ワーケーションといった新たな動きや人口が集中する都市部を離れて地域への移住を求める声の増加が見込まれております。こうした社会環境を取り巻く変化に遅れぬよう、適切な情報発信に努め、必要な施策を実施してまいりたいと考えております。2点目の定住化促進住宅と宅地造成の今後の方向性についてでありますが、定住化促進住宅につきましては現在昭和区に1戸、更別市街地に2戸を整備しており、更別市街地の2戸につきましては昨年全面リフォームを行い、現在入居者を募集しているところであります。昭和区の1戸につきましては、平成30年から入居されている方が現地での定住を希望しておりまして、地域からのご要望もいただいておりますことから、売却について検討を進めてまいりたいと考えております。売却に至った場合、更別市街地の2戸のみとなることから、新たな住宅の整備について検討を進めたいと考えておりますが、農村部の定住化促進住宅につきましてはこれまでも勢雄区、昭和区に整備したところですけれども、今回の申出も含め、いずれも現地での定住を希望されております。農村部と一口に申しましても住宅周辺の環境は様々であり、入居者にとっては入居中に築いてきた地域の皆さんとのつながりも含め、他の土地へ移り住むことは容易でないということがうかがわれます。こうしたことを踏まえ、農村部における定住化促進住宅につきましては売却を視野に入れつつ、民有地の空き地、空き家などの利活用も含め、新たな仕組みについて検討してまいりたいと考えております。また、宅地分譲につきましては、本年から分譲開始となった新コムニ団地の24区画のうち14区画が申込み済みとなっております。先般報道されておりました世界的な木材価格の高騰によるウッドショックの影響も懸念されるところでありますが、早期完売に向け、PRを行ってまいります。新たな宅地造成につきましては、新コムニ団地の販売状況を見定めながら、宅地不足を起こさぬよう適切に計画してまいりたいと思います。なお、今議会で議決をいただきました民間賃貸住宅でありますけれども、住宅建設促進費でありますけれども、現在建設主体の募集を開始したところであります。以上、お答えといたします。
質問 3番 小谷文子
ただいまご回答をいただきました。村長、ありがとうございます。ただいま令和2年国勢調査速報値伺いました。更別村人口が3,080人で、平成27年、5年前の調査から見ますと105人、3.3%の減少であるともお話ございまして、危機感を持って対策を講じていくというお話をいただきました。質問の1点目、その対策となる一つが第6期総合計画での基本目標、そして重点施策に表れ、新たな人流増、住んでみたいまちづくり、そして移住、定住に結びつく環境の整備、これは常に一歩先を更別村が行っていると私も思っているところであります。さらに、情報提供、サポートに努めるのが移住相談ワンストップ窓口だということで、これは共通認識かと思われます。令和2年度まで3年間でおよそ27人ほどの方々が移住をされたということは、これを多いとするのか、また少ないと見るのかは分かりませんけれども、私は一人でも問合せをいただいて、来ていただき、また見て納得、確認をされ、そしてたくさんある自治体の中からこの更別村を選んでいただき、一大決心をしてくださったことを大変うれしく思っているところであります。共々に村づくりの一員となられる方に私たちもウエルカムな気持ちでこれを大切にしたいと思うところであります。このほかにも人数です。聞くところによりますと移住を希望された方々もおられたということでございます。様々な思いやニーズ、それのマッチングは大変であろうと推察するところであります。つまり移住、定住対策は誰のための何の施策なのかというのが私は重要だと思っております。大事なのは、私たちも新たに住まわれる方も皆さん一緒にまちづくりをしていきましょうということではないでしょうか。加えて、村民へのこの施策の周知あるいは啓蒙活動など、共々に開かれた情報提供、これも折に触れながら大切と考えるところでございます。また、情報提供では、村外に向けましても村ホームページでは移住、定住ガイドとして2019年9月からと記されております。この世の中、刻々と変化、変動する社会におきまして、更別村としても適宜村のニーズ、ニュースやトピックスを織り込んで更新されてはいかがでしょうか。私が申し上げたいのは、生きた情報を発信を時折していただけたらなという思いであります。方策といたしましては、春、夏、秋、冬のすばらしい写真も織り込まれておりますが、目を引きます。もう一歩踏み込んで動画映像などもインパクトがありまして、来訪のきっかけになるのではないでしょうか。しかし、最も大切なことは、私が思うに心豊かな温かな対応から人と人がつながり、顔の見える、今はオンライン対応とか、それから来訪の際のことも踏まえまして申し上げております。顔が見えて安心、信頼、信用。更別村としても安心、信頼、信用につながるのではないでしょうか。そして、2点目のお答えも頂戴いたしました。定住化促進住宅の昭和区の1戸の方が定住希望から、売却の検討をされているとのこと、こちらは理解させていただきました。宅地分譲では、新コムニ団地が好調と伺い、ニーズに対応でき、今後も期待するところでございます。また、上更別オークヴィレッジでも残り少ない区画となりまして、プロポーザル方式ということでありますから、期待もし、もう一息といったところでありましょうか。団らん、安らぎ、交流スペースの提供と書いてございまして、村長も以前上更別でのにぎわい、にぎわいのあるところにしたいとおっしゃっておられたかと思います。今後の乗り合いタクシー運行等、住みよい一助と上更別もなればと期待しております。今後の新たな宅地造成は、更別村の将来に向けて必要度により、住み続けたいまちとして、そして住みたいまちとして移住、定住にも必須の条件と考えております。大変理解させていただいたところでございます。2回目の質問のほうは、最初のほうの1点目の質問のほうでお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 村長
小谷議員さん、大変ありがとうございました。いろいろとご指摘の点ありまして、また一定の評価もいただいているということで大変うれしく思っております。これに気を緩めることなく、しっかりと人口減少に対応した村づくりをしていきたいというふうに考えております。1点目のPRあるいはホームページの更新とか等々で、従来から議員の皆さんからもご指摘ありましたように、情報提供が非常に弱いというようなことがありまして、例えば宅地分譲する前に子育て支援策、あるいは充実している部分とか、そういう部分が浸透をなかなかしていないということでいろんな方から近隣の市町村にそういう方たちが移住先を決めているよというようなことがありまして、もったいないですよというような話がありました。しっかりそこは発信して、子育て支援も胸を張ってできる高校生までの医療費の無料化でありますとか、給食費の補助とか、保育料、幼稚園の、両方とも今は保育料ですか、というようなことも補助がありますし、いろんな形の支援策もしております。あと、高齢者との部分もしておりますし、その点で第6期の総合計画、あるいはまち・ひと・しごとの総合戦略に掲げました目標、重点施策に従ってしっかりとやっていくためには、その辺のPRとかしていかなければならないと思います。また、たくさんの方来られているわけですけれども、この部分については、小谷議員さんおっしゃったように、主体者となってもらうということで、村の村づくり、まちづくりの主体者となって住民主体の、あるいは住民中心のという形ですか、という形で一緒にやっていくという機運を広げていかなければいけないのかなというようなことを思っています。その点はご指摘のとおりでありますし、今いろんなパンフレットがあって、更新しなければならない時期とかの部分もあるところもありますけれども、その部分についてもしっかり動画の対応を取り入れるとか、SNSとか、いろんな形でやっていきたいなというようなことを思っております。今上更別地区も市街地区もおかげさまをもちまして5Gが屋外では使えるような状況になっています。村内5か所ということで、それだけの整備をされているところはほかにはないと思いますけれども、5Gが来ている住宅地である、市街地であるというようなところは、これは大いに宣伝してもいいのではないかなというようなことを思っていますし、いろんな子育て支援等々、施策等々もしっかりとPRをしながらやっていきたいと思います。まち・ひと・しごとの5年間の計画では、本当にKPIは大胆な提案をしております。移住者数を5年間で50人にする。あるいは、定住化住宅の入居者数も増やす。あるいは、住宅建設申込みを5年間で40件にする。これは達成できない目標ではないというふうに考えておりますので、今までの実績等を含めましてしっかりと対応していきたいなというふうなことを思っております。移住、定住、第6期の総合計画の最初にも述べておりますけれども、人口減少に対してしっかりとした対応を今取らなければ、20年、30年後の豊かな継続できる村はあり得ないということを肝に銘じながら、しっかりと取り組んでまいりたいというふうに考えております。以上であります。
質問 3番 小谷文子
ただいま詳しくお話をいただきました。今やらなければというお話がございました。さきに、更別に住みたい、移住したいけれども、私もマッチングという表現をさせていただきましたけれども、様々な思いやニーズと、もちろん一生懸命やっておられるのも伝わっておりますが、よそに行ってしまうというのは残念だなとは思っておりますので、そこのところの方策というか、そういうのも煮詰めていっていただきたいと思っております。人口減少、すぐに増えるものでもございませんけれども、産業構造、まちとしての成り立ち、村長おっしゃっておられました保育、教育、そして生活、医療、介護、また基本である行政、財政運営など、全ての機能、つまり更別村の地域社会にこの人口減少が大きな影響を及ぼすということは誰しもが分かっていることで、明らかであります。昨今ライフステージ、ライフスタイルの多様性、コロナ禍で拍車をかけたのがおっしゃっておられましたようなテレワークではないでしょうか。テレワークの中にも様々あるようでして、サテライトオフィスやコワーキングスペースの施設型、また仕事と休暇でワーケーション、そして在宅勤務、これは自宅利用型と表現しているようでありますけれども、いずれも働き方の変容、改革であります。つまり転職なき移住型、移住も可能ということで、そんな時代が来たというわけであります。十勝管内でもテレワークを視野に自治体もしのぎを削る。上士幌さんですとか、いろんなところでしのぎを削る状況が出ているかと思います。一方で、更別村のよさは決して忘れてはいけませんし、私たちもPRしていかなければならないところであります。皆さんよく御存じではあろうかと存じますが、アクセスのよさはもちろん更別の強み、帯広空港から15分、帯広から40分、札幌から3時間20分、そして日高山脈を背景としたダイナミックでのどかな風景、子育て環境や医療、買物など、コンパクトシティーで静かで心豊かな住環境から、住みやすさのアピール、このことから更別村の将来、未来に思いをはせますとき、村長は20年後、30年後のこの村があり続ける姿をいつも熱く熱く語っていらっしゃいます。過日、帯広青年会議所によるSDGs、2030年に向けての取組を十勝管内市町村にも広げていこうということで、管内では8番目、村も連携協定を結ばれたとお伺いしております。このことは、持続可能な地域社会、更別村として協働の村づくりのためにも移住、定住対策、施策はこの先も大変重要と考えます。最後にもう一度お伺いをさせていただきます。
答弁 村長
様々なご指摘を伺いました。今お話ありましたように、青年会議所と、報道はされませんでしたけれども、8番目にSDGsということでお互いに協力してやっていきましょうという連携協定を結びました。また、サテライトオフィスですけれども、これについては先日、道の応援、知事が肝煎りでやっている事業がありますけれども、そこの部分で実はサテライトオフィスの数は北海道の中で更別村は札幌市に次いで第2位であります。10の企業、あるいはそういう方が村において、場所はそんな多くはないですけれども、サラパークのオフィスですとか、いろんなところでやっておるということで、道の会議の中で更別村でのテレワークのなぜそのように多く都市から来ているのかというようなことで、会議にも参加させてもらいまして、更別村での取組を発表させていただいております。また、十勝ワーケーションガイドブックの中でも更別村が非常にたくさん大きく取り上げられているということで、非常に注目を浴びているということで、アクセスが本当に、東京から今スーパーシティの関係で企業さんもいっぱい来ていますけれども、こんなに近いとは知らなかったと、東京を出て、会社を出て何時間後にはもう村役場に来れるというような状況がありまして、そういう点では空港からのアクセス、そして2分か3分で高規格道路に乗って全道各地に行けるわけですから、そういう点では交通の便とかアクセスが非常によいということで、これは本当に伸びますよねというようなことで、いろんな問合せがあったり、あるいは老舗の神奈川の方が新しく飲食業とかいろんな形で開店を目指して頑張っておられるというような話も来て、いろんな話が今来ております。そういう点では、その一つ一つを大事にしながら、またチャレンジしたいという方には村のチャレンジ資金とか、いろんなものを活用していただいてしっかりと取り組んでまいりたいというふうに思っております。そういう点では、自分としては本当に今やらないと、持続可能な村という点ではすごい危機感を持ってやっております。本当に高齢者が幸せに年を重ねられる、そういう社会、あるいは人口減少の中でもしっかりと基盤をつくってやっていく。先ほど申しましたように、賃貸民間住宅の建設の関係でも議決をいただきましたけれども、前回に至っては2棟とも建設中に募集がというか、居住者の希望が満杯になるという、そういう状況でありました。宅地も遅きに失したのかなということで、すごい勢いで今購入をいただいておりますけれども、次のところを見据えて宅地分譲と居住、そして「わくらす」にも載りましたけれども、移住してこられるためには雇用がないとということもありますので、そこをしっかりと確保しながら、しっかり施策について取り組んで、目標値を達成できるように、そして皆さんが幸せに暮らせる更別村をしっかりと目指していきたいというふうに考えております。以上であります。
質問 3番 小谷文子
ありがとうございました。移住、定住対策、期待いたしております。