みんなの議会

更別村議会 令和元年第3回定例会 2019年9月18日

ひとり親家庭等の医療費助成における親への支援拡大

2019年9月18日、更別村議会の一般質問で、小谷文子議員が「ひとり親家庭等の医療費助成における親への支援拡大」について質問し、村長が答弁しました。

質問者
小谷文子 議員
答弁者
村長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 小谷文子

ただいま議長の許可をいただきましたので、通告に沿って村長に質問させていただきます。質問事項は、ひとり親家庭などの医療費の助成における、親の支援拡大についてであります。時代は、まさしく少子高齢化社会に突入し、声高に対策はどうあるべきなのかと日本国中が悩み、問われ続けている状況です。昨年3月、国勢調査をもとに地域別将来推計人口が公表され、2015年から2045年の30年間で人口が半減する市町村もあるとのこと。あくまでも推計ですが、更別村の2045年人口も2,425人、高齢化40.4%、増減マイナス23.9%とありました。今日更別村における平成30年度の出生は22人、自然減は40人、また子どもの出生率は平成28年度十勝総合振興局発表によりますと1.60人、ちなみに全国は1.45人、北海道1.31人の出生率であります。今を生き抜く子どもたちが健やかで心豊かに成長するよう願うのは、いつの時代も皆同じはずですね。更別村では、切れ目のない支援や業務を打ち出し、他の町村よりも一歩先んじた子育て応援課設置が平成29年でした。これは、皆様もご承知と存じますが、保健福祉課で担当しておりました児童福祉部門と母子健康部門とを業務統合し、1、子育て応援係、2、母子保健係の2つの係を設置したわけであります。さて、村長は平成29年1月1日に更別村子ども・子育て応援宣言を発表いたしました。ここに抜粋させていただくことをお許し願いまして、その宣言には「子どもたちは更別村の宝であり、更別村の未来そのものです。その子どもたちが夢に向かって成長し、心豊かに育つふるさとをつくるためには、安心して結婚・出産・子育てできる環境を充実させ、地域ぐるみで子どもを守り、育てることが大切です」。中略。「日本一の子育ての村を目指し、ここに「更別村子ども・子育て応援宣言」を行います」とございます。この宣言を踏まえまして、村長にお尋ねさせていただきます。子どもの幸せは親の幸せであり、誰もが望み、そう願います。しかし、多様性の今の時代、さまざまな親と子どもの事情などや家族のあり方などもしっかり受けとめて、子育て応援課を始めとした心優しいサポートを期待するところです。そこで、現実ひとり親家庭も仕事、子育て、保育、教育と、いずれもとても大切ですが、一番大切なことはともに暮らす親の健康ではないでしょうか。更別村は、医療費の助成対象者としてひとり親家庭の親の入院、20歳未満の児童の入院と通院とあります。音更町では、上記の助成対象者をひとり親家庭の父か母、20歳までの児童で病気やけがで医療機関を受診したときとございます。つまりひとり親の通院は更別村では医療費助成の対象外となります。確かに村の子ども・子育て支援はとても手厚いと村民の方もおっしゃっておられますし、私もそう思っております。あわせて、子育て環境も親の健康もまさに欠かすことはできません。そこで、もう一歩踏み込んで、日本一の子育ての村を目指すならば、いま一度申し上げます。ひとり親家庭などの医療費の助成を親の通院まで拡大はお考えいただけませんでしょうか。以上、村長の子ども・子育て応援宣言に大いにご期待申し上げつつ、全ての子どもの未来と幸せのために、親は太陽なのですから、前向きなお答えをぜひとも村長にお願い申し上げます。よろしくお願いいたします。

答弁 村長

小谷議員さんからのひとり親家庭等の医療費助成における親への支援拡大についてのご質問にお答えいたします。議員のご質問にあるひとり親医療費助成制度は、北海道医療給付事業を基本として実施し、道の基準のとおり助成分に関しては北海道から2分の1の補助があります。その他各町村が独自に対象者、自己負担額等を拡大して実施している場合があり、更別村の場合、3歳未満児の初診時一部負担金、3歳以上18歳までの年度末までの子どもがいる非課税世帯の初診時一部負担金、住民税課税世帯の児童の1割自己負担分を給付することにより拡大して実施をしているところであります。また、所得制限があるため、その制限枠を超えたときには、ひとり親医療費助成制度の対象とならなくなるので、子どものみ更別村子ども医療費助成制度の対象とし、子ども分に関しての自己負担が出ないように対応しているところであります。議員のお調べになられた音更町は、中学校3年生までの非課税世帯は全額助成、ただし課税世帯の小学校1年生以上中学校3年生は通院1割負担として拡大実施しております。更別村は、子どもの医療費に関しては18歳の年度末まで自己負担の分の全額助成を行っており、管内でも手厚い制度となっております。音更町と比較し、劣っている点は、議員の質問にあるとおり親の通院費用の助成で、音更町では非課税世帯に対しては自己負担分全額、課税世帯に対しては自己負担分の3割を1割負担としている点であります。議員のおっしゃるとおり、子育て環境に親の健康は欠かせないと私も考えます。村としても重度身体障害者医療費助成、乳幼児医療費助成、子ども医療費助成もあることから、その他の制度と均衡等も考え、子育て支援策の充実を図る上でより効果的な方法を検討してまいりたいと考えております。以上、答弁とさせていただきます。

質問 3番 小谷文子

ご答弁をありがとうございました。ただいま道の基準分、また本村から拡大しての補助分も私も理解したところでございます。ただいまのご回答の中で、村長ははっきりと更別村と音更町との比較ではひとり親の通院費用が劣っているとおっしゃいました。つまり私が申し上げたとおりだとお認めになったということではないでしょうか。そこで、つけ加えさせていただきますが、私だけではなく、多くの方が子育ての喜びの反面、大変さもあることは承知しているところであり、ましてやライフスタイルもさまざまであります。家族のあり方や暮らし方を地域の中で見守りつつ、先ほど子ども・子育て応援宣言の中にも見守りというところがございました。私たち村も応援、支援は必要であると考えられます。とりわけひとり親家庭では、そのかなめである親の存在と健康は最も大事であるわけですから、入院など大ごとに至るその前に通院で体調回復がなされ、元気に仕事や子育てできる状態がベストだと私は考えているところであります。十勝の中でも一歩先を走っている更別村ゆえに、ひとり親家庭などの医療費の助成で通院まで支援拡大を村長にいま一度お伺いさせていただきます。お願いいたします。

答弁 村長

今小谷議員さんおっしゃったとおり、子ども・子育て応援宣言を出しましたし、今子育て世代には更別村のネウボラということで妊産期から出産、そして学童期に入るまで、あるいは高校生までの医療費等を無償にするということで、子育て世代を手厚くというふうな形で考えております。この部分が本当に十勝管内あるいは道内を見ても、全道的に見ても、総務省の統計から見れば、更別村は子どもの人口に占める割合が多い。そして、若い女性の割合が多い。そして、生産労働者の割合が多いということで総務省からもお話がありました。私は、その施策等が現実に、今お話ありましたけれども、振興局の調査では1.60となっていますけれども、独自でやりましたら、出生率の調査では1.87という数字も出ております。今2人目、3人目、4人目というご家庭もふえています。確かに人口減少率は、そのときによって社会減は大きく左右するわけですけれども、昨年の自然増減がマイナス15であったということで、お亡くなりになる方々もご不幸にして多かったですけれども、しかし生まれてくる子どもたちも多かったということで、結果十勝管内では自然増減が最少の15に抑えられていたということからも、出生率を上げつつ、子育て支援をしつつということで考えていきたいと思います。小谷議員さんおっしゃったとおり、やっぱりひとり親家庭の父、母あるいは要保護世帯の保護者の方々におきましては、子どもたちを育てていくのに親御さんの健康というのは非常に重要な部分であるというふうに考えております。私としても、ぜひこれについては音更町さん、あるいは全国各地の状況も調べさせていただきましたし、課のほうでも数値も計算しております。条例制定には若干の時間をいただきたい、そしてその効果についても検証したい、財源をということを鑑みながら、ぜひとも前向きに実現に向けて、これについて取り組んでまいりたいというふうに思います。以上であります。

質問 3番 小谷文子

大変わかりやすくご回答いただきまして、ありがとうございます。ただいま村長のお話の中で若い女性が多いというのはもちろんよいことでありますし、私たちもかつて若かったわけであります。そして、生産人口が多いというのも、もちろんよいことでございますし、最初のお答えの中でたくさんの子どもへの助成があるのですとおっしゃったのも、私も全部ではございませんけれども、確認しているところでございます。関連性がございますので、2点ほどお話を申し上げ、お伺いさせていただきたいと存じます。1点目、少子化対策と人口減少、これは日本中の問題とこのたびの質問前段にて申し上げました。きょうやあすに特効薬のような2つのこの解決策はあり得ませんけれども、そうは言いつつも、私はもしも関連してあるとしたならば、魅力ある村づくりがキーワードだと勝手ながら思っております。住んで安心、みんな幸せな村であることは願いであり、重要であります。るる住まいなどの住環境や子育て環境、保育、教育はもちろん、医療、福祉、そして地域コミュニティーと全てにおいてこの更別村のよさと住みやすさも含めましてPRあるいはアピール、またお勧めできるとしたならば必ずや住んでみたいと、そういった移住も含めて村の人口増加にもつながることであると考えます。そして、村のホームページの有効利用も当然ながら、これからはもっともっと発信の必要性が求められると考えますが、どのようにお考えをお持ちでしょうか。そして、2点目、私からの今回の質問は、特別に優遇を望んでいるものではありません。この更別村での生活を続ける上で軽減がなされるならばとの思いからでございます。このことを初めといたしまして、村民全てが幸せであるよう、そのさまざまな支援や制度がわかりやすく、また知らずに1年も過ぎてしまうというようなことがないように周知、お知らせなど、きめ細やかな行政サービスを希望してやみません。しかしながら、何度も申しておりますが、暮らし方や生き方の状況は人それぞれですし、自助努力はもちろん必要です。全てを村任せにして、何でも支援などが必要と思っているわけでもありません。本村では、住民サービス、そして制度が充実した中で村民がさまざまな事情や状況になったときに安心してその悩みや困り事などの相談がなされるような窓口や各課の体制であってほしいものでございます。この点につきましてもどのようにお考えかと、以上2点、これは期待も私から込めまして、最後に村長の見解をお伺いしたいと存じます。お願いいたします。

答弁 村長

少子高齢化を迎えるところでありまして、非常に大きな課題もあります。ただ、子どもたちも元気でお年寄りも非常に活発に活動しておられます。その点につきましては、やはり生きがいの持てる、本当に住んでよかった、住み続けたい村を持続可能な村を実現していかなければいけないというふうに思います。その点におきまして、1点目にありました子育て支援策とか、いろんな部分で発信が足りないのではないかというようなことをいろんな方から指摘をされます。村内の方はもとより、村外の方からも指摘をされております。今若者のプロジェクトの中でSNSを使って村の情報を発信したりという方法も必要ではないかということで具体的に検討しておりますけれども、子育て支援策あるいはさまざまな村のそういうような部分について、発信力を高めるようにPR、アピールできるようにしっかり取り組んでまいりたいというふうに思います。2つ目ですけれども、その点につきましては村民の方に、特に子育て世代も含めまして、さまざまな行政サービスがどのように行われているのかということにつきまして、窓口をワンストップサービスにするとか、いろんな点で努力をしておりますけれども、その部分でもしっかりと村民の皆さんにわかりやすく、そして本当に活用していただけるような、いろんな困り事とか相談事に速やかに対応できるような、そういうような行政のあり方を目指していきたいと思います。総じて、今本当にやらなければ、いろいろな課題が山積する中で持続可能な豊かな村の実現、継続というのは非常に厳しい状況に立たされていると思います。その辺を職員一同、私もともに自覚をしまして、一つ一つのライフラインを含めまして村政にしっかりと取り組んでまいる所存であります。以上であります。

質問 3番 小谷文子

ありがとうございました。これで終わらせていただきます。

出典:更別村議会 令和元年第3回定例会 2019年9月18日 議事録 PDF(36ページ) 間違いを知らせる