みんなの議会

更別村議会 令和元年第2回定例会 2019年6月6日

村の人口減少を小規模農業者の育成、保護で防ごう

2019年6月6日、更別村議会の一般質問で、松橋昌和議員が「村の人口減少を小規模農業者の育成、保護で防ごう」について質問し、村長が答弁しました。

質問者
松橋昌和 議員
答弁者
村長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 松橋昌和

通告に基づいて、一般質問させていただきます。更別は、農業がもちろん基幹の村ですから、それは商業をないがしろにしているわけではありませんけれども、それで農業について西山村長2期目に向かって少し議論させていただきます。それで、これは生産人口の減少を小規模農家の育成、保護等で防げないかと、タイトルはそういうタイトルです。これを調べますと、3月に前村瀨議員さんが質問していまして、読ませていただいてちょっと勉強させてもらったのですけれども、村瀨前議員は30ヘクタール規模程度の農家をというお話がありました。私自身は、ここに書いているのはちょっと違いまして、小規模農家、それから特殊なものをつくる人、例えば黒毛の五島とか、それで人口が減らなければすごく幸せかなと、そういうように単純に考えまして、質問をつくらせていただきました。TPP環太平洋連携協定から離脱をした米国がTPPを超える要求をしているのは、この間トランプ大統領が来ても7月までは、選挙終わるまで話はしないということは非常に後ろにおっかないものがついているのかなと、誰しも農業者は思うわけです。それで、畑作4品、ご承知のように中心に更別農業は1万1,000ヘクタール、先ほど安村議員申した50ヘクタールをもう超えようとしているという中に、将来的に漠然と不安を持っている農家もいるのかなと。それで、若干農業委員会も調べてみました。それで、一番問題になるのは、やっぱり新規後継者、既存の息子さんも含め、それから都会から戻られる方、これは通告書には書いていなくて申しわけなかったのですけれども、田園回帰と定年帰農と、それからどうしてもさわらなければいけないのでふるさと協力隊員、今回5名いると聞きましたけれども、それについてさわらせていただきます。それで、書類をもらいまして、27年5人、これは更別の新規就農者です。28年8人、これはすごいのです。平成29年3人、平成30年3人、平成31年5人、もちろん承知なのでしょうけれども、それで今恐らく220戸を切っていると思うのです。40年で経営を息子さんにリタイアする、既存の農家ですよ。そうすると、ぎりぎり5人かなと。それでも、これすばらしい数字かなと思うのです。それで、これでは人口はふえないと。調べさせていただきました。少し読ませてもらいますけれども、農業就業者の平均年齢は平成29年度、これ全国ベースでいきますと67歳の高齢化の進行と。高齢者のリタイアで農業就業者が著しく減少することにより地域の衰退にもつながると。農業就業者(基幹的農業者)、これは日本中で65歳以上が66%、40代以下が11%、著しくアンバランスな状況です。それで、新規就農者数は平成28年で6万150人、大体6万人と。その大半が農家子弟であって、自分の家業を継いだと。これは、更別も同じです。40代以下の就農者は、近年微増であり、3カ年連続で2万人を超えていると。新規参入者、これは本当に新規参入者です。土地、資金を独自に調達し、新たに農業経営を開始した人2,000人、平成24年以降。それで、更別もご承知のように新規就農者条例をやっと5年かかって新しくつくり直しました。それで、1つには、国の制度です。復習のためにちょっと調べてきました。農業次世代人材投資事業、平成28年までは青年就農給付金、これは年間150万円を最長2年間。海外研修した人には、45歳以下でまた1年延長するよと。2つ目、これは経営開始型、平成28年の交付は2,461人、これがまたすごいのです。非農家出身が63%、農家出身が37%。市町村を通じて年150万円を最長5年間の交付、これも原則45歳以下。それに農の雇用事業、これ平成28年度で7,024人、これは月最大10万円を最長2年間。④に農業経営確立支援事業、新規就農者が地域に定着し、地域農業の中核を担っていくために更別村では経営技術、資金、農地法、それぞれ対応するサポート体制の整備が重要であるということで、なかなか国も農業は大変ですから、手厚いと言えば手厚いのですけれども、そこで更別も、後から答弁あるのでしょうけれども、今それに向かって頑張っている人もいると聞いてはいるのですけれども、それで30ヘクタールと前議員が言われましたように、それでもやはり最初に成功するといったら、まず資金の問題、新規就農者ですよ。その辺の問題がやっぱり農業というのは大変だなというのを実感しているのですけれども、そこで減少しないようにするというためにはどうするかというと、これもまた難しいのです。先ほど言ったように、定年帰農の人、田園回帰の人をどうやってうまく引き込むかというのが目標で、それに前の議員が言ったように30ヘクタールでは機械も実力もない人はちょっと無理なのです。そこで、ここでもう少し整理をさせていただくと、自治体による小規模農家の育成、保護政策で定年帰農、田園回帰する若者に期待をしたいと。2018年末にTPP11が発効し、2019年秋から日米物品貿易協定TAG交渉が本格化。日欧のEPAも発効の見込みで、農業の総自由化時代に大きくかじを切るだろうと。それから、総自由化時代に農業、農村地域を守るにはどうするかと。それで、働きがい、生きがい、自然や人間との関係性を求める若者の田園回帰に期待をしたいと。次に、70歳までの就業が求められる現在、定年帰農者の増加にも期待をしたいと。それから、先ほど言いましたように地域おこし協力隊を核とした村の活性化にも期待をしたいと。有機物農産物、特産物生産、これ少数の黒毛も含めますけれども、高付加価値生産の小規模農家の育成、保護。ここが大事なのです。企業誘致に依存しない地域組織の展開を目指す、これは後から言いますけれども、例えば更別の1万1,000ヘクタールの耕地に、こういうことあってほしくないのですけれども、無人の大型トラクターで大豆、小麦の単作で、それを将来考えて作付する企業、投資家マネー、実際土に触れることない人たちがやると、それが遺伝子組み換えの趣旨で作付をされ、収穫で収奪をしていくと。既存農業者は投資家、企業に土地を奪われ、そこにいれずに追い出される可能性があると。極論を言っているようですけれども。それで、これからの更別農業を考えるとき、大規模化単作経営も否定はしませんと。だから、小規模農家の家族経営を主とした農業を守る施策の必要性が重大であると僕自身は考えています。それで、残念ながら自治体も農協も経営、業務の合理化に向けた努力が先行してしまい、少品目作物、地域の特産物の少品目に期待をかけなかったと。日本では、協同組織の農協が全国隅々まで組織をされ、信用、販売、購買、利用、営農、共済に至るまで機能は極めて充実をしていると。それで、この有利な条件を利用して地域の活性化を考えるのは当然であると。農工商の連携の調整役を果たすのがかつての市というのが今の国、地方公務員です。地域の人口減少、まして生産人口の減少を防ぐのは、大規模農家、法人経営の育成、保護ばかりでなく、小規模農家特別栽培、高付加価値の混在によって村を存続させる必要があると。そのためにも自治体、農協のバックアップが必要でないかと。これは、昨年夏に亡くなられました北大名誉教授の、僕何回か聞いているのですけれども、その先生が太田原さんですけれども、この言葉が大事だと思います。大切なことは、日本の経験が小規模家族経営の農業の可能性を事実をもって示していることである。その意味では、日本農業は人類史上実験途中で断ち切り、企業的農業に切りかえようとする蛮行を今糾弾しますと。これは、文書を読んだら書いてありました。それで、この話ばかりしていてもどうにもならぬので、次、もちろん今人口少子化ですから、例えば農業の労働力不足、村長ももちろんご存じでしょうけれども、昔農業者の受け入れ協議会というのがありまして、大樹、忠類、それから更別にあった。バス1台ずつで大体30人ぐらいで、これは80の人も来ていたのですけれども、それが非常に頑張っていたのです。そのことは、もう今さらどうしようもなくて、そんなことを今さらお願いしたって。だから、やはり70過ぎ、80過ぎのおばあちゃんがほとんどでしたけれども、お母さんもいましたけれども、そういうことが昔更別では役場が中心となって労務者の夏場の確保をしていたのが現実の姿です。それで、先般農業新聞から引っ張らせてもらったのですけれども、食料・農業・農村政策審議会の畜産部会、なぜこれを言いますかといったら、新たな酪農・肉用牛生産近代化方針、酪肉近の策定に向けて北海道、都府県共通の課題として労働力や後継者不足を上げた酪農家からの意見。それで、ちょっと気になったので、大樹町で1,000頭規模のノーザンスカイ副代表山下さん、その人が北海道の代表というか、農業新聞に出ていたやつをそのまま読ませてもらうと、酪農ヘルパー事業、需要はあるが、人員が足りない。それで、今後有給休暇取得の義務化を念頭に人材確保がさらに難しくなると懸念。ヘルパー確保のため、社会全体で支援できるような環境整備が必要。これやはり日本農業は大きな世代交代期に直面しているが、人が減るという現実を見据えた支援事業の再構築を進めなければ自治体、JAも地域で存在意義を失うと。厳しい言葉なのですけれども、まずこれが労働力不足の現状で、今さらどうなるの話でもないので。それと、もう一点、農地の問題です。これも農業委員会で調査をさせていただきました。それで、更別のうちの賃貸借面積が2,321町。貸し手人数が126で、受け手人数が183。これが詳しく中身を調べますと、法人貸し、親子貸しが400ヘクタール、それを除くと1,900ヘクタールぐらいが小作地で皆さん営農していると。それで、一番これから、ここにも書いてあるのですけれども、町場の地主さん、もともと更別で農業をやられた方がリタイアをされて、僕は知っている人が多数おられると思うのですけれども、恐らく町場でサラリーマンなりいろんなことをやっている職業の人がいるでしょうけれども、永々末代と農業委員会を通して、3町でも5町でもいいのですけれども、それが続くかなといったときに非常に不安に思うのです。親戚なら別でしょうけれども、それ以外でも……。やはりそこに5年なり10年の契約が過ぎたときに問題が起きるのでないかという気が私自身もしていますし、現実にあると思います。それで、村長のやつでも見ました。それで、これから何がやっぱり農業として……。更別は、先ほど安村議員が言いましたようにスマート農業、IT、もう大規模化に向かっていくのは当然ですけれども、ここで一つ中身を振り返って、黒毛五島の農家でもいいではないかと、70過ぎて。それで、花嫁対策も恐らく話出ると思うのですけれども、そこはやはり今の農業者は、特に若者は自分で探すというよりも、そういう組織に行ってカップリングパーティーとか、余り喜ばないと思うのです。それで、若干調べてみました。表へ出せないものですから、1割ぐらい、やはり奥さんがいなかったり、そういう人はいるはずなのです、ちょっと調べると。ただ、50になって結婚する可能性もありますし、60になっても結婚する人いるし、後継者とは言えないのですけれども。だから、その辺やっぱり個人情報ですから、表出して、ただ1割程度は離農予備群とは言いませんけれども、あるのかなと、そんな気は若干しています。だから、そこら辺も含めますと、まだまだこのままいくと農家人口は減って、耕作面積は残された農家に集約をされて、それというのは生産人口減ることと、やっぱり更別に住んでもらえばいいですけれども、いなくなると何ぼ頑張ってもその辺が突っ張りきかないのかなと思うのです。ちょっとまとまりのない質問ですけれども、この際村長と農業についてしっかり論議しておかないとと思いまして、調べさせていただきました。

答弁 村長

松橋議員さんの村の人口減少を小規模農業者の育成、保護で防ごうというご質問にお答えをいたしたいと思います。また、多岐にわたるご質問ございましたので、全部お答えできるかどうかは後でご指摘をいただけたらありがたいと思いますけれども、今私がお聞きした範囲でお答えをしていきたいというふうに思います。我が国の国際貿易交渉の動向は、議員さんおっしゃったように昨年12月のTPP11の発効に続きまして、本年2月には日欧EPAが発効されるなど急速に動き始めています。これらの協定の将来的な影響が懸念される中、ご質問にもありましたとおり米国との新たな貿易協議であります日米物品貿易協定ですね、TAGですか、の交渉が開始されておりまして、今後の日米両政府間による交渉経過を注視しつつ、農業関係団体などと連携の上に国に対し丁寧な情報提供を求めていかなければならないというふうに考えております。また、村政執行方針でも述べさせていただきましたが、本村の基幹産業である農業を安定的に持続させていくためには、いかなる国際状況下におきましても次代を担う後継者の方々が希望を持って継承できる更別農業を守ることが何よりも重要であると考えております。快適で魅力ある農村づくりの実現を目指して、各種施策に取り組んでまいりたいと考えております。本村の農業は、1戸当たりの耕作面積が50ヘクタールを超える国内最大規模の大型機械化農業が展開されておりますけれども、一方で議員のご指摘のとおり、後継者、労働者不足が大きな課題となっております。後継者対策につきましては、今年度から農業研修生を受け入れる新規就農者支援事業を実施しているところでありまして、4月以降2名の農業体験研修生を受け入れまして、うち1名は新規就農を目指し、6月1日から次の段階である実践研修へ移行しております。もう一名も新規就農に前向きな考えを持っておりまして、実践研修への移行を検討しているところであります。実践研修中に就農計画が策定された場合には、就農研修を経て新規就農へつなげていきたいというふうに考えております。また、後段ありました後継者の配偶者対策につきましては、更別村農業担い手育成センターに専門相談員を配置しておりまして、担い手相談室の開設やカップリングパーティーなどを継続して実施してまいっております。農繁期の労働力不足対策につきましては、各農家におきまして派遣会社やJAさんの無料職業紹介サイトなどで確保に努められているところですけれども、短い期間に求人が集中するために安定した確保が困難な状況にあります。こうした中で、平成28年3月に閣議決定をされました第8期北海道総合開発計画を推進する取り組みの一環として北海道開発局、帯広開発建設部が主体となって設置している十勝南モデル地域圏域検討会にも本村が参加しております。この中では、広域での農業就業者の確保対策が必要であるとの共通認識のもと、就業を希望する人と生産者とのマッチングを行う仕組みづくりが検討されていることも踏まえまして、引き続き検討を進めてまいりたいというふうに考えております。農地の借り入れ状況につきましては、経営面積の18.7%を占めております。1戸1法人の使用貸借を除きますと、実質15.6%ということになっています。現在国では中間管理機構が行う農地中間管理事業を農地の利用調整施策の柱として推進していますけれども、これは賃貸借を対象とする制度でありまして、売買につきましては同事業の特例事業としての位置づけにとどまっているところであります。自作地を求める生産者が多い中で賃貸借の期間が長期化しているケースも多く存在しております。農業委員会とも連携をしながら所有権の移転の促進に向けた制度の見直し等の要望に継続して答えられるように行ってまいりたいというふうに考えております。農業を取り巻く環境は、経済のグローバル化、少子高齢化による人口減少から生ずる新たな課題の発生など大きく変化しております。こうした中で本村農業を持続的に発展させていくためには、農業生産のかなめである土づくりを初めとする農業基盤整備事業の推進はもとより、新たな対策も講じていかなければならないと考えております。議員も重視されております人づくりを目的とする十勝さらべつ熱中小学校にも取り組んでいるところであります。この取り組みを進める中で村内外から集まった人材により農業を初めとする他産業を含めた先進技術の導入が検討されておりまして、近未来技術等実装事業を初めとするスマート農業関連事業に着手してきたところであります。全国的な人口減少というかつてない状況下におきまして、取り組みは既存農業者の労働力不足の軽減や新規就農の推進につながることで農村に人を呼び込み、働ける村、活力ある村の公約実現に近づくものと確信をしているところであります。積極的に事業を推進してまいりたいというふうに考えております。また、議員のほうから質問にありました定年帰農とか田園回帰のところがありました。定年帰農についても若干触れられておりましたけれども、定年を機に第2の人生として本格的に農業を志すものでありまして、近年は団塊の世代を初めとして増加傾向にあるものと認識しております。Uターンをして先祖代々から受け継がれている農地を生かして始めるケース、あるいは未経験者が農村に移住して始めるケースなどがあります。自己所有地を活用した自給自足的な農業を志向する場合は別として、本格的に農業で利益を上げていくためには高度な技術や経験、経営手腕が必要であると認識をしております。まずは、現在進めている新規就農者の育成確保を優先して進めたいと思います。移住対策も含め、自給農業を目指す移住希望者の受け入れは一考する必要があると認識しておりますので、今後研究してまいりたいというふうに思っています。また、新規就農者は後継者が帰村してということで、田園回帰に関する部分が述べられていました。29年に総務省がまとめた田園回帰に関する調査研究報告におきましては、都市部への住民の意識調査では何らかの形で農山村地域に移住したいという回答も3割を超えております。特に若年層での田園回帰志向が高く、総合計画の中でもありましたけれども、中学校の7割近くが将来更別村に帰ってきたいというような結果もありました。あるいは、今どんどん、どんどん後継者が帰ってきているというところを田園回帰志向が高く、やはりそれに応えるライフスタイル等が求められていると思いますし、そのことに対する村の支援というのですか、この部分をしっかりとしていかなければならないというふうに考えております。こうした結果からも、地域ぐるみで迎え入れる体制づくり、人材育成が必要となっておりますと考えております。地域おこし協力隊も含めてそうですけれども、移住される方々の相談対応等にも積極的に応えていきたいなというふうに思っています。農業基盤整備等を含めまして、松橋議員さんのご質問の答えというふうにさせていただきたいと思います。

質問 4番 松橋昌和

本当にまともな答えでありがとうございます。それで、どうやって人口をふやすか。前に消滅都市、前の地方創生機構ですか。それで、その逆の持続可能な地域社会総合研究所、これは議員に配られた冊子なのですけれども、各自治体が今後どのぐらい定住人口をふやせば過疎指定市町村でも全体の9割が残れると。これは、人口の1%未満定住増加で。ただ、長期的な子ども人口、14歳以下です。そうすると、更別は要するに32人、14歳以下。それをふやせば人口が安定すると。それで、府県では現実にそういう姿が出てきていると。それと、そういう言い方は失礼なのですけれども、田園回帰、ここが一番期待できます。働きがいや生きがい、自然や人間との関係性の中でそれを生み出したいと。経済よりもそちらが先だよと。それから、先ほど村長から言われた地域おこし協力隊、これが今全国に5,000人以上。協力隊の意義は、地域に溶け込み、移住、定住し、その地域を活性化することにあると。現実に帰農した人、協力隊員で。これは、府県ですけれども、その言葉が載っていました。協力隊として地域おこしするのであれば、明確な目標を持っていること。自分の持つスキルで自分で何かできることが明確である。協力隊の隊員になってもボランティアの人、お助け隊のようにしかとられない側面もあるから、やはり行政側と応募者の精度の高いマッチングが必要だと。それで、定年帰農、70歳まで現役、新しい就業機会の形成を目指すと。それで、全国で集落営農の数は2,017、参加農家数は51万6,817、更別村もしている多面的機能支払交付金事業にのっている組織は3万、それで集落を再編成するという意味です。1戸当たり34戸ぐらいで。やはり集落が営農できなくなっている都府県がたくさんあるという意味です。それで、やはり人がいなければ、幾らドローンがあろうが、無人トラクターであろうが、やはりどうしようもないのです。それと、家族経営の限界が、恐らくこのままいくと50を超えて100になる可能性もそれは見えてきますけれども、そうしますとやはり更別村自体の人口減少が、これは農業の話ししていますけれども、一番は人口減少をどうやってとめるかですから。うち更別村は後継者の数も、子どもさんの数も実際ぎりぎり頑張っているかなと、僕自身は思っているのです。減り方もスローですし。ふえてはいませんけれども。やはりその辺、農業を基幹とした更別ですから、申しわけないのですけれども、どうも熱中機構から始まりまして、全部IT、ドローンなり、それから無人トラクターも恐らくそうなっていくのでしょうけれども、肝心かなめの人づくり、ちょっと書きましたけれども、それから土づくり。単作経営になりますと、これは大事なことで、成功例もあるのです。TMRと、それからコントラと、それから育成。だけれども、だんだん大規模になっていくということは、単作化にしていくのです。そして、電力の問題もありましたけれども、堆肥の処理が困っていると。昔家族経営でやっていると、わら堆肥ですから、自分の牧草畑にまいて、今はもうどうしようもないから、今度堆肥を集めて電力という。だから、何かそこが本当に最終目標なのかどうかというのを論じて、表ばかり見るのはというか、上行くのはいいですけれども、その辺最後に村長の考え。

答弁 村長

松橋議員さん、ご指摘のとおりです。やはり基本は、これまで更別農業はここまで発展して大型化して、これだけ盤石な肥沃な大地をつくったのは、先達の皆さんの土づくりにかける思いとか、本当に血と汗と涙で苦労してきた基盤整備作業、行政もそうですけれども、農協さんもそうですけれども、それがやっぱり基盤にあるのです。そこがやっぱり盤石な上に立って今の大型農業とかやらされますけれども、日本一のそういう大規模農業というふうなことを言われますけれども、私はそのことに来ておりますし、やはりそこは基本中の基本で、幾ら先端技術と、いろんな導入もありますけれども、それはそれでいろんな技術の開発とかも必要ですけれども、やはり基本は土づくり。そして、農業基盤整備が根幹に行政としても据えなければならないというふうに思います。そのことがあって、その次にそういうような先端技術とかいろんなことについて考えていかなければいけないのではないかなというようなことを考えております。人づくりもそうですし、今何点かおっしゃられました家族経営の限界、これはどんどん、どんどん大規模化してくるとそうなっていきます。決して私は、AIにビッグデータを登載することだけが全てとは思いません。やっぱり今までおじいちゃん、おばあちゃん、先代たちが培ってきた経験とか勘とか、いろんなものが全てをAIに登載したらビックデータに置きかえることはできないと思います。それは、脈々と100年ぐらいにわたって培われてきたところですし、本当に自分は思っていますけれども、やっぱり十勝管内で一番最後に入植者が来たと。湿地帯であって、とても農業をするには非常に大変苦労されたという話を聞きました。だから、テレビとかいろんな部分でも今注目をされていますけれども、やっぱりそれは脈々とそういう人たちの努力があって、今それを引き継いでまた新たな挑戦をされている方の延長線上に私はあるというふうに考えていますので、その部分で過去、現在、未来のそういうような流れをしっかり受けとめながら農業の未来に向かって、本当に若者が夢と希望を持って担える農業づくりにしていかなければいけないというふうに考えています。コントラやいろんな部分で畜産クラスターの関係とか、今本当に喫緊の課題となっている電力の問題等でいろんな共同作業とか行われていますけれども、やっぱりバイオガスというか再生可能エネルギー、この部分は単に畜産のし尿処理というのですか、そういう部分ではなくて、循環してそこをいかに利活用していくかというところの部分で環境にも優しく、そして循環農業でもあり、そしてしっかりと液肥とか、あるいは電力に換算していくというところで村のそういうような、本当にインフラ等の整備にもかかわっていく重要な根幹であるというふうに思いますので、そこをしっかりやっていかなければいけないというふうに思っています。私は、基本はやっぱり村づくりは人づくりだというふうに思います。やっぱり人が全てです。農業も商業も工業も中小企業もそうです。だから、人をいかにして育てるか。ただ、熱中小学校も今やっていますけれども、それが全てではありません。やはりいろんなところで研修とかいろんな部分で人を育てる活動、行いは今まで続いておりますし、その部分を含めてしっかりと取り組んでまいりたいというふうに思っています。さまざまなご指摘ありました。増田レポートに消滅になるだろうというような、そういう記述がありましたけれども、でも一方でおっしゃったとおり持続可能なのです。自治体とかそういうような研究所、私も田園回帰の本を10冊ぐらい、全部読みました。その中で議員さんおっしゃったとおり、1%回帰の問題とか人口をふやすには本当に多面的支払いとか、いろんな部分を含めていろんな取り組みが全国でなされています。その一つ一つをしっかりと実践をしていけば人口減少は、減るのはこれはとめることは無理かもしれないですけれども、とどめて、そしていわゆるその中でも自治体機能とか住民生活が守られ、そして安心して暮らせる村づくり、自治体づくりができるのだというふうに確信をしておりますので、その部分また私も研究を深めながら、ご指摘を受けました部分もしっかりと村政に反映させながらしっかりと取り組んでまいりたいというふうに考えております。以上であります。

質問 4番 松橋昌和

これ通告していませんから、答弁よろしいですか。実は、今度総務厚生でもちろん障害者の仕事というかやらせてもらうのですけれども、ちょっと勉強不足で申しわけないのですけれども……

質問 4番 松橋昌和

議長が言いますけれども、議会の答弁を、僕通告していないから答弁は要らないけれども、やりますよと言っているだけでこれで終わるのですけれども、それもとめますか。

質問 4番 松橋昌和

総務厚生で会期中の、要するに所管事務調査をやらせてもらうよと言っていることですから。それで近々に、というのは実は6月1日に……もうやめれと言うからあれですけれども、農業新聞の1面に農福連携、それできょう道新に北斗の農福連携、それをやらせてもらうと、それを伝えるだけですけれども、それを中心に。そうやって議長が言うのなら終わらせていただきます。答弁、通告していませんから、全然いいです。それを中心に、私は今回閉会中の所管事務調査をやらせていただきたいと。それもとめるのであれば、議事録削除してください。終わります。

出典:更別村議会 令和元年第2回定例会 2019年6月6日 議事録 PDF(30ページ) 間違いを知らせる