更別村議会 平成30年第3回定例会 2018年9月18日
移住、定住化対策の推進
2018年9月18日、更別村議会の一般質問で、上田幸彦議員が「移住、定住化対策の推進」について質問し、村長が答弁しました。
- 質問者
- 上田幸彦 議員
- 答弁者
- 村長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 上田幸彦
それでは、通告書に従い、一般質問させていただきます。質問は、更別市街地における住宅団地の造成と定住化促進住宅の整備など移住、定住対策の推進についてであります。この件に関しては、以前にも市街地や郊外型の団地造成と定住化促進住宅の必要性で大規模な魅力ある団地造成の考えと新たな定住化促進住宅の建設について質問をしたところであります。そのときの村長の答弁では、団地造成については市街地の村有地を活用した小規模の分譲を行っていきたい、また定住化促進住宅の建設については2戸ある現施設を可能な限り利用し、定住に結びつく制度の検討を進めたいということでの回答でありました。本村の住民基本台帳の人口は、ことしの3月31日現在で3,213名、5年前の平成25年と比較すると186人の減、これは毎年に換算すると約40名減っていることになるわけであります。このままだと3,000人を割るのも時間の問題で、何としても人口減少に歯どめをかけなければならないというふうに思うわけでありまして、この対策が必要だと思っているところであります。本村には、子育てのための認定こども園、保育所や幼稚園も設置されているほか、大型農業を中心とした経済活動や医療、福祉、介護なども充実されております。位置的にも空港から15分、飛行機を利用すると都心まで2時間というふうになってございます。帯広までは車で30分という立地条件にも恵まれているなど、環境的にも非常に可能性のある地域だと私は思っているところであります。住宅団地の造成や多くの人に更別を知ってもらうための定住化促進住宅の整備は、第6期総合計画のテーマでもある住みたい、住み続けたいまちを着実に推進するためにも必要なことだと考えていることから、次の点について質問したいと思います。まず、1点目であります。一昨年整備した緑町団地の5戸分がことし完売となっております。現在コムニ団地の2戸のみというふうに団地の残りの戸数はなっているわけですけれども、早急に新たな団地造成が必要だと思うが、その予定はあるのかどうなのか。2つ目です。すずらん団地にある商業用宅地について1戸分だけいまだに買い手がついておりません。商業用として無理なら用途を変更し、一般宅地として売却することができないのかどうなのか、これについての回答もいただきたい。3つ目です。更別市街地にある定住化促進住宅は、お試し住宅を含めて2戸しかありません。全国に向かって更別をPRするためとしては、余りにも消極的ではないかと思います。したがって、今後増設する考えはないのか。以上、3点について村長に考えをお聞きしたいと思います。
答弁 村長
上田議員のご質問、移住、定住化対策の推進についてお答えをいたします。団地造成につきましては、基本的にはこれまでどおり市街地の村有地を優先的に活用していきたいと考えております。上田議員ご指摘の本村の人口減少につきましては、安村議員のご質問とも関連しますが、平成27年度に策定した総合戦略における各種施策の実行により、総合的に対策を実施しているところでございます。一方で、本村の人口の推移を見ますと近年減少傾向に十分な歯どめがかかっていないものと認識しており、非常に危機感を持っているところであります。日本全体、その中でも地方における人口減少は避けられないものと感じておりますが、一方では自治体の努力により社会増を実現し、自然減を補っている自治体もあります。議員ご指摘のとおり、医療や福祉、子育てなどの充実した生活環境、あるいは立地条件などを積極的にアピールしていく必要があると考えております。さて、ご質問の1点目の新たな団地造成につきまして、早急な整備が必要であると考えております。現在のところ更別市街地の村有地に小規模な造成を検討中でありますが、周辺環境や諸条件について調整が必要なことから、具体的な場所については差し控えさせていただきたいと思います。一方、更別幼稚園前分譲地は3年間で完売しており、公営住宅、民間賃貸住宅に空き家が少ない状況、さらには交流人口、関係人口の拡大に向けた取り組みにより本村への移住相談についても増加の傾向となっております。このような流れから、一定程度の分譲地が必要であると認識しております。子育て世代の住みかえやUターン、あるいは本村への移住に関心を持つ方など、ニーズに対応できるよう候補地の検討を進めてまいりたいと考えております。次に、2点目のご質問、すずらん団地商業用地の宅地としての販売についてであります。当該用地につきましては、平成17年度に販売を開始しています。分譲面積3,496平米のうち区画割りをしないで購入希望者が協議により分譲面積を決定していくコーポラティブ手法という方式を採用し、販売を進めてまいりました。これまで2軒の店舗兼住宅、1軒の賃貸住宅が建設され、残る分譲面積は1,236.1平米となっております。議員のご指摘のとおり、当該地は販売開始から既に13年が経過をしております。完売に向けた方策を検討する必要があることから、一般宅地としての売却も有効な選択肢と考え、前向きに検討してまいりたいと思います。3点目のご質問、定住化促進住宅の今後の増設についてであります。定住化促進住宅につきましては、現在更別市街地に2棟、農村部には昨年度改修工事を行いました昭和区の住宅が1棟、計3棟となっています。過去には、村内において十分に活用されていない入居可能な住宅を村が取得、最大で5棟を所有し、定住化の促進を果たすべく利活用してきた経過がございますけれども、老朽化に伴う解体等により現在は3棟となっております。移住、定住対策の強化として、お試し暮らし体験も含めた定住化促進住宅の増設を検討してまいります。検討に際しては、更別市街地において今後増加が見込まれる空き家の有効活用を視野に入れつつ、効果的な移住、定住対策となるように進めたいと考えております。以上、答弁といたします。
質問 5番 上田幸彦
今村長から答弁があったわけなのですけれども、まず1点目、私は大型、大規模な団地造成の必要性について質問しているわけなのですけれども、今までにも定住化対策の必要性についてはいろんな角度でしつこいぐらい質問してきたわけであります。その主は、やはり人口の推移はその市町村の活気のバロメーターだというふうに私は常日ごろから思っていまして、どうしても人口に対しては強く思いがあるわけであります。その中で具体的に進めるためには、もちろん政策、施策、いろんな部分を充実させていかなければならないですけれども、その器である団地だとか、そういったものができなければやはり人口はふえないのだろうということでしつこく言ってきたわけであります。先ほどの答弁では、小規模な部分で今ある村有地を利用した団地造成を考えているということを聞きました。もちろんそれも必要でしょう。私もそういうふうに思います。私若葉町にある現在のコムニ団地の入居者の中身調べてみました。そうすると、3分の1の方が村外者です。やはり大規模な部分をやることによって、村外の人が安心してここの町村に来れるという一つの流れがあるみたいです。村長ご存じかもしれませんけれども、その中には学校の先生が6世帯あります。何かその人方の中でも更別の魅力について大分語り合っていて、今後も可能性があるのでないのかなというふうに期待をしているところであります。したがって、現在ある村有地を云々ではなくて、もしなければ来年度の予算でも予算づけをして新たな団地を購入すべくやっていただきたいなということで、その点についてもちょっと村長に伺いたいと思います。来年度の方向づけ、そういった思いがあるのかないのか、これからも検討するで終わらせてしまうのかどうなのかも含めてご回答いただきたいと思います。
答弁 村長
今上田議員ご指摘のとおり、小規模分譲ができたとしても幼稚園前の分譲地が3年間で完売をしたという状況、あるいは公営住宅建てかえ中でありますけれども、民間賃貸住宅に空き家が少ない状況、非常に住居が不足しているという状況があります。独身を対象にした賃貸等々、民間あるいは公営住宅ですか、それに類する住宅も少ないということを考えると、間もなく20戸程度の大規模分譲地が必要だというふうには思われます。関係人口の増加にもより、今お話もありましたけれども、本村への移住相談は件数はちょっと明らかにできませんけれども、増加傾向にあります。子育てとか、いろんな部分も含めまして住みよい環境にもあるということで、そういう要望が強いということです。一方で、リラクタウン用地が最有力候補地というお話もありますけれども、これは計画策定に2年から3年かかります。それでは、タイミングを逃すおそれがあります。したがって、その場合の候補地を用意する必要があるのではないか、そして村有地ではなくて民有地も含めた考え方が必要ではないかということ、さまざまな意見もいただいていますし、その辺も私は加味して考えなければいけないなというふうに思っています。一方、市街地も農村部もそうですけれども、今後見込まれる空き地、空き家の状況も踏まえてやっぱり大きく言えば市街地の再編とか整備も考慮した判断が必要ではないかというふうに思っています。今の所有者の方にも売却を積極的にしていただくとか、村への情報提供とか、いろんな形をしていただく中で進めていかなければならないというふうに思います。ただ、やみくもに市街地の範囲を拡大することはできないですけれども、拡大するなら例えば民有地も含めて、民地等の取得による分譲はこの辺までだと。あとの以降については、空き家あるいは空き地の活用を集約的に力点を置くというか、集約です。空き地、空き家の集約に力点を置くというようなシナリオがやっぱりある程度必要ではないかというようことを思っています。私自身としては、そのような形で、決して小規模等、村有地にこだわっているわけではありませんし、その辺の検討ということは何回もご指摘をほかの議員の皆さんからも受けておりますので、住環境の整備ということは人口増、やはり定住、移住にかかわっては大変重要になってくると思いますので、その辺はしっかり提案をさせていただきたいというふうに考えております。以上であります。
質問 5番 上田幸彦
それでは、最後の質問になりますけれども、確かに更別は十勝管内で唯一都市計画がないというふうに理解しておりますけれども、都市計画がないということは具体的に更別の市街地の青写真がないということにもつながっていくわけなのです。ですから、団地造成する場合、そういった市街地をどこまでするのか。例えばふるさと館までにするのか、基線までするのか、横はどこまでするのか、そういった具体的な将来に向けた計画が必要になってくるのだろうというふうに私は思っております。それで、定住化促進住宅の増設についてでありますけれども、ご承知のように今から17年前、平成13年に村が所有する空き家を改修して、当時更別市街地に3戸、郊外型として勢雄と上更にそれぞれ1戸ずつ、計5戸の定住化促進住宅として平成13年にスタートしたというふうに思っておりますけれども、人を介して全国に更別をPRする。当時としては画期的な事業だったというふうに思っておりますけれども、残念なことに今は先ほど村長が言ったように更別市街地に2戸、新たに昭和区に1戸ということで、余り普及していないのが非常に残念だというふうに私は思っております。現在更別市街地にある2戸の住宅は、旧普及所住宅であって、築約40年も経過しているわけであります。非常に魅力に欠けている住宅だと言わざるを得ません。したがって、新たな住宅を確保する、あるいは建てかえをする。答弁にありましたけれども、空き家を利用してどうのこうのするということになると、これから空き家を見つけて定住化にするということになれば、これは全国的に今空き家対策というのは問題になっているわけでありまして、今やらなければならないのは定住化を進めるために定住化促進住宅が必要なのだということですから、空き家対策とは違うのだということは理解していただきたいなというふうに思います。したがって、私は住宅を確保して、全国に積極的にPRしていっていただきたいということで、この点について村長、どのように考えるのか、これを私の最後の質問とさせていただきたいと思います。
答弁 村長
今上田議員さんご指摘あったとおり、今の2戸ですけれども、新栄町、旧普及所の住宅でありますよね。昭和54年建設ということで、既に39年が経過をしております。平成13年度に村が取得し、使える間はできるだけ使うということで、いろんな改修を行ってきました。それが今2戸ということです。また、旧上更別の消防住宅、平成13年、これは解体しております。旧勢雄小学校校長住宅、平成13年ですけれども、これは売却ということになっています。旧農協住宅、平成15年、寄附受領、これは平成23年度に解体をしております。同時期最大5戸で運用したわけですけれども、その部分については今の2戸と昭和区、平成19年建設、平成28年取得、平成30年より利用開始ということで、30年度から利用していただけるということになっています。答弁の中にも申し上げましたとおり、住宅、移住、定住対策の強化としてお試し暮らし体験も含めた定住化促進住宅の増設を検討してまいりますということでお話をしてあります。私もやはりいろんな要望、ニーズに応えるために、あるいは定住、移住の促進、そして人口増です、究極的には。その部分については、やっぱり増設をきちんと図っていかなければならないというふうに考えております。ただ、空き家の部分有効活用を視野に入れるということは、これは空き家対策の部分もありますけれども、その辺も視野に入れつつということですので、これを完璧な空き家対策と考えてその部分をそれにすりかえるというようなことは考えておりません。その部分も視野に含めながら考えていかなければならないということであります。今定住化促進住宅の増設ということで、お試し暮らしも含めてしっかりとこの増設についてやはり検討というのですか、本当に着手をするような検討をしていかなければならないというふうに現段階では認識をしております。以上であります。
質問 5番 上田幸彦
以上で終わらさせていただきます。