みんなの議会

更別村議会 令和2年第1回定例会 2020年3月11日

更別村市街地活性化実施計画終了に伴う次期計画

2020年3月11日、更別村議会の一般質問で、上田幸彦議員が「更別村市街地活性化実施計画終了に伴う次期計画」について質問し、村長が答弁しました。

質問者
上田幸彦 議員
答弁者
村長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 上田幸彦

それでは、通告書に従い、一般質問させていただきます。質問は、更別村市街地活性化実施計画、平成22年度から31年度までですが、今年度で終了することから、次期計画策定の必要性とそれらに基づく政策効果の検証、改善等が行われる結果重視の政策についての質問であります。ご承知のように、この計画は本村の第5期総合計画において、誰もがいつまでも住み続けたいまちづくりが継続されている中で、更別、上更別の市街地区が住民生活の拠点として多くの人が集まる場所として位置づけられているものの、少子高齢化や人口減少などでにぎわいが喪失されるなど、市街地の活性化に向けた喫緊の課題としてそれを取り組むこととして、平成20年度に基本計画、平成22年度に実施計画が策定されました。この間、交流拠点施設マナカを初め、市街地への誘導看板の設置や開発庁舎跡地の利活用、歩道や道路の整備、公園の大型遊具の完成など、上位計画である総合計画を着実に進めるべく、市街地を中心とした事業がこれらの計画により進められたと思っているところであります。第6期総合計画が平成30年度からスタートしている中で、本村の人口は1月末現在で3,163人、10年前のこの計画のスタート時から比較すると323人が減少するなど、まち・ひと・しごと創生総合戦略や各種計画に基づいて政策が実施されているものの、人口減少には歯止めがかかっていないところであります。市街地を初め、村全体の活性化に向けたさらなる事業の展開が必要だと思うことから、次の点について質問させていただきます。1つ目として、今年度で終了する市街地活性化実施計画に代わる次期計画として、地方創生交付金を活用したさらべつまるごとブランディング計画の策定業務が現在進められていると聞いておりますけれども、その進捗状況はどのようになっているのか。2つ目として、現計画で実施されなかった廃屋撤去に係る支援制度は、安全、安心な住民生活と市街地景観の確保を目的としたものと理解しているところでありますけれども、これが実施されなかったのはどうしてなのか。また、実施に向けての計画がないのか。これが2点目であります。3点目、提供できる宅地用の村有地がゼロとなった今回の団地造成は、遅過ぎる計画だったと私は思っているところであります。移住、定住を推進するためにも住居の確保が絶対に必要であります。団地造成を初め、定住化促進住宅や公営住宅、民間アパートの増設など、将来を見据えた居住対策が必要だと考えているところであります。以上3点について村長に質問したいと思います。

答弁 村長

上田議員さんの更別村市街地活性化実施計画終了に伴う次期計画についてのご質問にお答えをいたします。更別村市街地活性化計画につきましては、平成20年度に策定した更別村市街地活性化基本計画に基づき、平成22年に商店街を中心とした豊かで活力のある地域社会と市街地の形成に向けまして、実現性や優先度の高い事業を具体化した計画として策定しました。期間は平成22年度から31年度、令和元年度の10年間であり、にぎわい創出プロジェクト、健やか安心プロジェクト、町並み快適プロジェクトの各分野に事業を位置づけるとともに、策定に当たっては事業の推進との関わりの深い商工会や地域の代表、関係団体等の参画により市街地活性化協議会を設置し、議論を深めた中で事業計画を取りまとめております。ご質問の1点目、さらべつまるごとブランディング計画の進捗状況につきましては、平成30年度から3か年の事業として取り組んでいるところであります。1年目に観光協会、農協、商工会など関係する団体のご協力によりさらべつブランディング協議会を設立し、郊外地のブランディングについて協議を重ねております。また、本村に訪れた方にアンケートのご協力をいただき、村外からの視点による本村の強みや弱みなどの意見や提案をいただいております。2年目の本年度は、これまでの市街地活性化計画が最終年であることを念頭に置き、市街地のブランディングについてワークショップ形式などにより協議を進めております。これまで市街地活性化計画の中で実施を進めてきた業務等について意見や評価を伺うとともに、将来にわたって更別に残したいもの、にぎわいをもたらす方策などについての議論を深めてまいりました。この2年間の協議を経て、具体的な提案としまして、キャンプ場に限らず、村内どこでもキャンプができる環境の整備、観光集客施設のネーミングの再考、案内看板の統一化などがあります。また、実現に当たっては、制度的な課題とともにブランディングや活性化を推進する人材の確保を提起されております。令和2年度が最終年度となりますので、本村の課題を受け止めつつ、交流人口の増加に向けたプランの具体化と本村にふさわしいブランド化によるにぎわいの創出を目指し、ハード、ソフトの両面からの実施計画を策定してまいりたいと考えております。続きまして、ご質問の2点目、廃屋撤去に関わる計画についてでありますけれども、ご指摘のとおり、現在の市街地活性化計画における事業として計画はしておりましたが、これまで具体的な実施には至っておりません。今後高齢化や人口の減少に伴い、市街地の空き家が徐々に増加することが想定されます。ご承知のように、村では空き地・空き家バンクを設置して、所有者の方の意向を調査しながら、空き家の活用が進むように取り組んでおりますが、現状では所有者の事情により貸し出せない、あるいは新たな空き家が生じても借り先が既に決まっているという状況となっております。現状では空き家の利活用を優先して取り組んでおりますが、空き家が長期にわたれば廃屋という好ましくない状況にもなります。引き続き空き家とともに廃屋の状況を把握するとともに、本村の良好な景観形成に向けまして今後のブランディング計画における課題として調査検討を進めてまいりたいと考えております。ご質問の3点目、将来を見据えた居住対策についてであります。宅地造成を初めとする住まいの場については、転入、転出や自然増減の動向など状況を把握しながら適切に確保する必要があることと認識しております。分譲地の状況や公営住宅、民間賃貸住宅の入居状況等を踏まえ、昨年9月には補正予算により民間賃貸住宅の建設助成を行ったところであります。また、公営住宅につきましては、計画に基づき解体と建て替え整備を実施しており、曙団地公営住宅につきましては令和2年度の整備をもって計画は完了予定となっております。移住、定住における全体的な対策としては、総合計画とともに次期総合戦略においても引き続き住宅建設補助事業の推進、また住宅リフォーム制度の実施、民間賃貸住宅建設促進事業の推進を盛り込んでまいります。これらの施策を総合的に進めつつ、住宅あるいは宅地の需要と供給の状況を見据えるとともに、令和2年度におきまして予算提案させていただいております宅地分譲につきまして、販売の推移を見きわめつつ次の分譲計画を検討してまいりたいと考えております。以上、答弁といたします。

質問 2番 上田幸彦

全国的に人口減少が進む中、本村の人口とにぎわいを確保するということは、言うのは簡単に言えますけれども、非常に難しいいうことはご承知のとおりであり、私もそこは自覚しているところであります。ですけれども、これは最大のチャンスなのだということを捉えて、いろんな政策に向けてやっていただきたい、そんなふうに思っているところであります。ここで再度2点に絞って質問させていただきたいなと思います。1点目ですけれども、先ほどの廃屋撤去の答弁の中にもありましたけれども、課題として検討していく、ブランディング計画の中にも、のせていくという考え方なのでしょうけれども、私はやはり美しい環境を守るためには個人の責任で撤去していただくというのは、これは大原則だと思うのです。これを忘れてはならない。これは、当たり前のことなのです。ですけれども、現状を考えていけば、やはり個人の財産ですから、当然いろんな考え方を持っている人います。そこで、考えていただきたいのですけれども、更別村には景観保全条例というのがあります。これは、要するに更別の景観を守っていくのだ、そしてそれを将来に残していくのだ。自然環境をです。それから、環境美化のためには廃屋等の撤去も当然なのだというような、そんなふうにつくられたのがこの条例なのだろうというふうに思っているところであります。したがって、その中にもちょっと書いてありますけれども、必要な措置を講じることができる。必要な措置を講じるのだというようなことをうたってあるわけなのですけれども、したがって支援制度をやっぱり真剣になって考えていかなければならない。以前にも質問させていただいておりますけれども、十勝管内でも8町村、そういったことをやっている、それからやった経験がある町村があります、現実に。だから、一つのきっかけづくりとして、やはりこういったことも考えていかなければならないのだろうというふうに思っているところであります。2点目です。更別村定住化促進住宅についてでありますけれども、市街地と農村部には今3戸の定住化促進住宅があるわけなのですけれども、その中で、つい最近やったのですけれども、農村部にある1戸の住宅のことであります。何回も私個人的にも見に行っているわけなのですけれども、農村部にあるということで、それも低地にあるというようなことで、非常にそこに住むのに環境がいい場所ではないなというふうに理解していたところ、なかなか更別をPRするための定住化促進住宅としては難しいのだろうな、魅力がちょっと足りないのかなということから、どうにかならないのかなと思っていたところ、要するにその住宅の購入希望者がいるというような情報もありました。まず、この際、売却も検討したらどうなのだろうと。ただ、いろんな場所があると思うのです。いろんな場所の中でいいところ、悪いところあると思うのですけれども、悪いところは完全に個人に売ってしまえるところは売ってしまう。その代わり村で造るところは造るのだ、そんなような考え方を検討してみたらどうなのかなというふうに思っているところであります。そして、もう一つ、市街地にある2戸の住宅についても、これずっと言い続けているのですけれども、非常にやっぱり古いですよね。だから、魅力あるように建て替えなり、それから2戸ではなくて、PRするためにはまだまだ増設していかなければならないのだろうというふうに思っているものですから、この2点についてどうしてもブランディング計画の中に入れて、村民の皆さんの意見も賜りながらやっていっていただきたいなと、そんなふうに思っておりまして、この2点について再度質問させていただきたいと思います。

答弁 村長

今ご指摘の点いろいろとありましたけれども、1番目の廃屋に関しては、これ上田議員さんからも安村議員さんからも織田議員さんからも何回か本当にたくさんのご質問をいただいて、ちょっと反省をしているのですけれども、そのために廃屋関しての道の有識者会議に基づく、空き家の措置法に基づく条例制定の件、あるいは町村会の北海道の会議に行きましたときに、町村会での空き家対策についての廃屋についての分科会等に委員として参加もさせていただきましたけれども、全道的にはしっかりと取り組んでいる自治体もたくさんあるというふうに認識をしております。空き地対策につきましては、基本的には上田議員さんおっしゃったように所有者の責任においてということもありますけれども、現在の状況あるいは人口減少等の状況を鑑みまして、やはりその部分についてはある程度の支援策、条例等の制定は今後、今まで検討します、検討しますということで回答を申し上げてきましたけれども、一歩前進をして、本当に周りの自治体の部分とかいろんな部分を調査しまして、その部分にしっかり事前に早めに手を打って、そういうような制定についても前向きに検討していく必要があるのではないかというふうに今考えております。そういう点で、空き地、空き家対策、村が定めている環境条例もありますし、その部分に抵触する部分は出てくるというふうに今後考えられますということで、環境保全条例の趣旨に見合う良好な環境づくり、村づくりに向けてしっかりと取り組んでまいりたいというふうに考えております。2点目の定住化促進住宅についてでございますけれども、これについても農村地区、それと市街地区、今お話ありました。これまでもいろいろな形でこの部分については質問もされてきました。定住化促進住宅につきまして、本当に利用者等もいるわけですけれども、老朽化している部分もあって、これの建て替えが必要ではないか。促進住宅でありますから、やはり魅力的な、そういうようなソフトの部分もそうですけれども、ハードの部分として住んでいただけるような環境もしっかり整えていかなければいけないのではないかというふうに考えております。ただ、今農村地区にある部分ですけれども、購入希望というお話もあるというふうにはお聞きしていますけれども、この改修等に係りました交付金、考えますと、いろんな制約があるということでありますし、その部分ではしっかり勘案しながら考えさせていただきたいというふうに思いますし、今のところはちょっとハードルが高いといいますか、そういう点でありますし、逆に言うと、住んでいただけるということであればかえって本当にありがたいことであるというふうに私は思っていますので、そういう点で何かいい方法が見つかればなというふうなことを考えておりますので、善処させていただきたいというふうに思っております。以上であります。

質問 2番 上田幸彦

最後の質問になりますけれども、本村には第6期総合計画を初め、様々な計画があるわけでありますけれども、私の言いたいのは、事業の着実な実施と常に検証と改善が行われ、その結果村としての成果はどうなったのか。こういった結果重視の政策が必要であり、そこに向かってやってきたとは思うのですけれども、その点村長はどんなふうに考えているのか。要するに計画ありきではなくて結果ありきでやっていただきたいなと。もちろん計画をつくって結果を出すまでには、いろんな人の意見を聞くのは当たり前のことなのですけれども、その点どのように考えているのか。これを私の最後の質問とさせていただきたいなと思います。

答弁 村長

今検証、それとしっかり実施をして、そして結果を出すということであります。それは、行政の施策としてもいろんな部分につきまして当然であると思いますし、そういうことをやっぱり責任を持ってやっていかなければいけないというふうに思っています。ブランディングにつきましても、商工会青年部、女性部、観光協会、農協青年部、多くの振興公社、スピードウェイとか、熱中の機構とか、いろんな形で協議会を形成しております。様々な議論がなされていますし、真剣にまちづくりを本当にどうしていくのかということで、前にもご質問にお答え申しましたけれども、実際に今関係人口、交流人口が大型遊具とかでたくさん来ているわけです。そういう点でいうならば、今拠点として市街地活性化実施計画の中で実現をしましたマナカでありますとか、商店街の人の動向を考えますと、この間も私の構想でちょっとお話をしたのですけれども、まちの駅構想でありますとか、どういうふうに人をつくり、そして特産品をどういうふうに販売し、そしてそれを有機的に市街地のにぎわいと村の観光資源とを結びつけていくかということは、これを本当に前向きに考えて計画を立てていくべき段階にあるというふうに私自身としては考えています。これまでの活性化実施計画の総括、そして評価、そしてなされなかったこと、また今ブランディング計画の中で様々な計画もなされていますけれども、実際にその意見を意見として聞くのではなくて、実際に計画に上げ、そしてそれを実現する。それを何年計画でいつまでに本当に結果を出すのかということをしっかり目的、目標を持って具体的に取り組んでまいりたいというふうに考えております。以上であります。

質問 2番 上田幸彦

どうもありがとうございました。

出典:更別村議会 令和2年第1回定例会 2020年3月11日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる