みんなの議会

更別村議会 平成29年第4回定例会 2017年12月14日

観光と交流人口対策の体制強化

2017年12月14日、更別村議会の一般質問で、髙木修一議員が「観光と交流人口対策の体制強化」について質問し、村長が答弁しました。

質問者
髙木修一 議員
答弁者
村長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 髙木修一

通告書に従い、一般質問をさせていただきたいと思います。今回一般質問させていただく内容としましては、観光と交流人口対策の体制強化についてということで、主に観光の取り組みの今後の方向性、関係団体との連携強化について、さらに庁内の機構改革等についてご質問させていただきたいと思っております。現在北海道や十勝においては、食と観光に重点的に取り組みを進めております。十勝管内連携のものや南十勝での連携と観光の活性化が進んでいる現状です。シーニックの南十勝夢街道、日高東部との日勝半島道の駅連携、サイクルツーリズムの推進、農村体験等さまざまな観光の形で行われております。村では、PR事業や特産品開発を中心とした観光を行ってきているわけですが、西山村長就任以降積極的に交流人口増に向けた取り組みが行われています。常日ごろから村長は南十勝に今風が吹いていると言われるように、高規格の延伸、大樹の航空宇宙基地、熱中小学校、大型遊具、スマート農業と可能性を探る機会です。村では、トラクターBAMBAを初めさまざまなイベントを実施していますが、観光の取り組みには多くの選択肢があります。これらの村の方向性についてお考えを伺いたいという部分であります。さらに、村の観光の体制は産業課に事務局を置いていますどんぐり推進部会、観光協会という、さらに3名の地域協力隊という部分が主に担っているわけであります。村では、物産の民間連携が他町村に比べて少なく、イベント、特産品開発や物産協会等を設置する連携強化、体制強化の検討をすべきではないだろうかと思います。村の産業形態や農業形態などから、他の自治体と同じようにはならないような観光の状態でございますが、それは十分理解しているわけですが、これからきっちりとした体制づくりを進めていかなければならないと思っています。総合計画も策定され、スノーピークとの協定締結、さらにカントリーパークの改修等、観光事業が増加している中、庁内の業務のあり方、受け入れ態勢の充実が求められています。職員定数など課題が多く、なかなか職員の拡大、業務の効率化等難しい部分がございますが、専門的な部署の設置、協力隊のあり方も含め、機構改革に取り組んで、さらに観光と交流人口の増に向けた取り組みをしていただきたいと考えております。このことにつきまして村長のお考えをお伺いしたいと思っております。よろしくお願いいたします。

答弁 村長

髙木議員の観光と交流人口対策の体制強化について、質問にお答えをしたいというふうに思います。ご質問にありますとおり、昨今の観光産業を取り巻く情勢は海外からの観光入り込み数の増加による経済効果が注目されてきたことから、国や北海道においても観光を対象とした新たな事業の創出が活発化しております。自治体間においてもさまざまな枠組みの広域的な連携による観光事業の取り組みが増加をしているところであります。こうした中で、観光をなりわいとする事業者の少ない本村においては、道の駅、オートキャンプ場、どんぐり公園、大型遊具など観光資源の整備や各種イベントの開催支援を行うほか、熱中小学校における人材育成事業を通じた交流人口の増加対策に努めてまいっているところであります。また、民間事業者や更別農業高校における特産品開発も活発化しております。毎年のように品数がふえてきている状況にありますが、昨年は自転車を使った体験型観光を提供する事業者の開業もあり、村全体で村のPRに取り組んでいただいていると実感しているところであります。今後もこうした自主的な活動が観光ビジネスとして成立し、交流人口、滞在人口の増加や地域経済活性化につながるよう、効率的な情報発信などの支援を行う必要があると考えております。村の観光業務の推進体制につきましては、産業課が所管をして観光協会やどんぐり推進部会の事務局が担うほか、地域おこし協力隊、ご指摘のとおり配置をしているところであります。また、自然環境を含む村内の観光資源の磨き上げを行うとともに、これらの資源を有機的にどう結びつけるかということで、交流人口を増加させ、地域の活性化を図るため、先般株式会社スノーピークと包括連携協定を締結したところであります。この包括連携協定を実効あるものとして進め、幅広くまちづくりに関係させていくことから、企画政策課等もその中に入って所管をしているところであります。髙木議員さんのご指摘もありますとおり、観光に関する業務は増加傾向にあり、いろいろなチャンス、お話も来ております。村としても官民を含む多様な連携の枠組みを効果的に活用していきたいというふうに考えておりますし、今加速度に状況変化が起きているという状況にあります。現在は、業務体制の変更について具体的にという、喫緊の課題であるということは私も認識しておりますけれども、現段階では限られた定数の中で業務を推進していきたいというふうに考えておりますけれども、状況変化によりましては速やかに体制強化、あるいは地域おこし協力隊の配置等々を含めまして検討を前向きにしていきたいというふうに考えております。以上、お答えとしたいと思います。

質問 3番 髙木修一

答弁どうもありがとうございます。前段本多議員も施策等も含めて今までの村長の実績も含めて質問した中にも、観光という言葉が多く出てきております。観光といってもさまざまな形がございますので、何に向かっていくのかというところが非常に難しいところで、どこを重点にするのかというのも本当に一番難しいところで、間違ったところの方向性に進んでいくと何も進んでいかないというのが現状です。特に更別は、先ほど村長が言いましたように観光に関する事業所等も本当に少なく、今まで観光のビジネスという部分については管内のほかの町村に比べるとどうしてもまだおくれている部分があるのだろうと思っております。しかし、ここにきて北海道で観光審議会ということの中で知事のほうから諮問を受けて、今さまざまに取り組みを行っている中で、今後の観光振興に対する財政の調査も今始まっているところであります。今後北海道も含めて、大きく観光に向けての取り組みがどんどん本当に加速化している状況です。今南十勝におきましても、帯広の商工会議所も含めてですが、日高東部との部分含めまして、あとシーニック、さらに先日も振興局と開発の地域づくりの懇談会もありました。その中においては、十勝南モデル地域圏域検討会ということで立ち上げも始まった中で、どうやって南十勝でつくっていくのかいうことも今検討がまた始まりました。これだけ今南十勝、大樹の航空宇宙の関係もございますし、本当に伸びる要素をたくさん持っている南十勝が今十勝の中でも注目を浴びているという中で、今の現状の更別村の観光に対する体制で十分にそれが補っていけるのか、おくれをとらないのかと。ほかの町村に負けないでついていくためには、やっぱり体制の強化、関係者の連携、こういうものを今強化しなければ、どうしても更別村だけ置いていかれる可能性が強いのではないかという懸念がとてもあります。こういう部分でしっかりと行政が先頭になって、そういう部分をきっちりとケアしていかなければならないと思っております。今までの更別村の観光協会の事業にしましても、十勝観光連との事業内容の関係での連携とごく一部のイベントという中で、余り大きく重立った事業という部分も今観光協会の中では行うような会員のメンバーでもございませんから、行政が観光協会にどうしなさいということはちょっと言えませんけれども、もちろんそれは観光協会がみずから変わっていくということが必要ではありますが、村が頑張るので、観光協会もという連携の仕方もあるのかなと思っております。さらに、物産に関しましてはどんぐり推進部会が担っているわけですが、これについては開発研究、調査と、こういう部分が重立った部分の事業の内容でありまして、物産販売という部分については民間の産業振興公社が担っている部分、一手に担っているわけで、そういう部分ではもう少し他の事業者含めたきちっとした物産協会並みの連携という、組織づくりというものも今後はやっぱり検討していかなければ、今エア・ウォーターと農業高校の特産品開発というプロジェクトもどんどん進んでいるわけですから、そこも含めた中でどうちゃんとした組織としていくのかということも課題の一つではないかなと思っております。こういう部分も含めて更別村の観光に関連する体制づくりをどうするのか、もう少し何か具体的なお考えがもしあれば、お聞かせ願いたいなと思っております。よろしくお願いします。

答弁 村長

全く髙木議員さんのご指摘のとおりであります。今は、体制強化も含めまして、本当に大きな課題として捉えています。それは、先ほど議員さんもおっしゃったように、南十勝に関してさまざまな国の指定、道の指定、あるいは日高を含めた圏域、広域圏域、いろんな部分で来ています。あと、個別の課題としてもいろんな形で、観光については資源乏しいというふうにお話もありますけれども、決して私は更別村は魅力のない、そういうものではないと思っていますし、資源はたくさんあると思っています。第6期の総合計画の中でも、観光関連産業ということでかなり重点を入れるということで、資源の充実と観光情報の発信、イベントの開催、広域連携による観光の振興、あるいはお土産とか特産品のPRということを含めると、ご指摘のとおり、今の体制の中ではかなりいろんな課を横展開もして縦断的に横断的にやっていくときもあるのですけれども、かなり私としては厳しい状況にきているのではないかなというようなことを思っています。窓口がいろいろと対応等についてもどこが担うのかというような部分もありますし、そういった部分でお隣の中札内村は観光協会ということで強化をされましたようです。そういうような部分もしっかりとやりながら、でもいずれはということではこれは間に合わないというふうに考えています。今本当に、この間ロケットのときも宿泊施設はほぼ南十勝全部満杯です。あいているところは一つもないというような状況、あれだけの人数が来る。あるいは、イベント等についてもいろんな形で来て、この間はインバウンドも含めましてそうですけれども、ミャンマーの中小企業家の商工会の方が見えられて、17人、JICAを含めると20人近く村で泊まり、村を見学し、そして村の食材でおいしく食べていただいたということがふえてきています。きのうはウガンダ、そして土曜日にはフィリピンから留学生、日本語スピーチに来る留学生がホームステイに来ます。外国との部分も含めてしっかりやっていかなければいけない。それには、やっぱり体制強化なのです。今私の中では、地域おこし隊の役割とか、更別産うどんを生産している部分もありますけれども、いろんな部分で力がそがれているとは言いませんけれども、適材適所といいますか、あるいは本当に思いきって人材をふやして配置をして、そしてやっていかないと、今からの状況の中では本当に厳しい状況なのかなというようなことを思っています。かなり注目されていますので、その部分でしっかりと対応、受け入れ、あるいはアピールも含めましてやっていかなければいけないというふうに考えています。スノーピークさんとの提携により、地方創生の観点から、そういうばらばらになった観光資源をどういうふうに有効的につなげていくかという部分については、コンサル等にかけて提案をしていただきたいというふうに考えておりますけれども、内部の体制強化も非常に大きな部分ありますので、その部分今本当に検討を産業課等の中でしておりますので、これも近いうちに具体的にお示しをできればいいのかなというようなこと思っていますし、その部分はしっかりと私自身としては速やかに解決しなければならない課題であるというふうに認識をしております。以上でございます。

質問 3番 髙木修一

ありがとうございます。今後検討しながら進めていただくという話もありますが、ここでまたもう一歩先に踏み込んだところで質問させていただきたいなと思っております。今更別で観光部門にかかわってくるなという部分では、熱中小の中の事業展開もそうですし、スマート農業もそうですし、施設もそうですし、イベントも、多種にわたっています。こういう部分で担当課についてもいろいろなところに広がっているという部分で、実際にどこが窓口なのだろう、どこが中心なのだろうということで、本当に統一性がちょっとつくれない状況の中に今いるのだろうと思います。そういう部分で、もちろん庁内で連携すればいいだけなのですが、ただそれだけでは追いつかないぐらい今さまざまなことができ上がってきていますので、ここはきっちりと本当に誰が責任を持って進めるのかという構築というのはどうしても重要になってくるのだろうなと思っております。観光協会につきましても、隣の中札内村については村の設置ではあるのですが、事務局長を設置して、事務員まで置いてと、一応個別のような形でしっかりと活動を独自の形でしているという、管内においても何町村かそういう形で行っております。更別の観光協会は、よそに比べるとやっぱりまだ少し弱いという部分がどうしても否めない部分があるだろうと思っております。ただ、今管内の観光協会どこも岐路に立っているみたいで、どこも課題を多く抱えているのが現状ですので、本当に新たに形をつくっていくのであれば、今皆さんが抱えている課題も含めた中でのきっちりとした検討をしなければ、スタートしたはいいけれども、先に進まないということもありますので、この辺はじっくりと検討が十分必要ではないかなと思っております。それと、地域おこし協力隊ということで現在3名設置しているわけですが、30年度の事業予定という中にも3名分記載されております。観光1名、特産品開発2名という形での設置になっております。実際にここで地域協力隊の特産品部門のこの2名については、もういいのではないかと。うどんづくりの部分については、これはもう民間に預けて、村として地域おこし隊にやってもらう事業ではないという段階にもう来ているのではないかなと思っております。現在においても、村の協力隊がつくって、民間がそれを販売しているというか、取り扱っているわけですから、ここはもう民間につくるところから預けて、3名の観光の地域おこし協力隊をつくって、しっかりとその3人で構築していくというのも一つの方法ではないかと思っております。うどんの製作につきましては、前岡出村長のときに提案がありました開発跡地のうどんの工房も含めて、それについては我々議会のほうも先の部分も含めて否決という形で一度ストップしている部分がありますので、それを今ここで民間にとなるとまた少し難しい部分あるのかもしれませんが、村としてはもうここまで村のうどんづくりについては軌道に乗ってきているわけですから、ここはさらに民間の募集をかけることも必要でしょうし、少し考える時期に来たのではないかなと思っております。話を聞きますと、うどんの売れ方が最近余りよくないというような話もありますので、ちょっと苦労しているという部分もありますので、これはもう少しやり方を変えるためには、もちろん今販売している公社の努力も必要でしょうけれども、もしさらにどんどん広げていける事業所が手を挙げるのであれば、そういうところに預けていくということも一つの選択肢にはなってくると思いますので、ここは思い切って、職員定数の問題も含めて庁内の部分も含めてなかなか新しい課をつくるのは今難しい、さらに人員をふやすのも難しいというのであれば地域おこし隊を活用するしか、一番の早く動けるのはそこにくるのではないかなと思いますので、この辺もある程度検討を始めていただくというのがいいのではないかなと考えておりますが、そういう部分も含めて、身近な庁舎内、さらにそういう関係者の団体についての考えがもし何かあれば、最後によろしくお願いいたします。

答弁 村長

髙木議員さんの考え方と私一緒であります。地域おこし隊、今頑張って3名来ています。いろんなイベントとか、特産品開発とか携わっておりますけれども、私はうどんをつくっているときには必ずそのうちの何回かはのぞきに行くことにしています。かなり彼らは朝から頑張って、午前中だけの子もいますし、一人で頑張ってずっとやる子もいます。本来的にはここに地域おこし隊として来たときには、うどんをつくるということではなくて、いろんな特産品をつくりたい、あるいは観光に対して自分が持ってきたノウハウ、いろんな職種のスペシャリストもいるわけですから、そのことを、自分の力をその部分でこの村に生かしたいのだということを聞いています。その部分では、自分としては彼らの思いを生かし切れていないというのが率直なところだと思いますし、今おっしゃったとおり、うどんづくりを民間、あるいは熱中とかもいろいろありますけれども、いろんなところの部分でそのラインをつくって、そこに任せるということも一つの方法でありますし、本当に課を設置したりというのはかなり厳しいような状況もありますし、人員の定数の問題もありますけれども、本来的にはそういうのが確実だとは思うのですけれども、今本当に検討できるとすれば、私もずっとそのことについては各課と話をしていますけれども、地域おこし隊の活用を新たな形で、うどんづくりではなくて、そこはほかにお任せして、彼らの力を観光とかいろんな部分で発揮させるようにしてはどうかというようなことで実際に話はしております。議員さんおっしゃるとおり、髙木議員おっしゃるとおりだと思いますし、私もそういうような方向でしっかりと検討を進めてまいりたいと思います。観光協会のあり方、それとか窓口が企画だったり、産業課であったり、非常に多岐にわたっているので、私も混乱する場合があります。今いろんなお話が来ていて、例えばアジアの映画のロケ地とか、いろんな部分のお話も来ています。ただし、それで下見に来るといったときに、それをどの部分で担ってもらうのかということであるのですけれども、観光部門とか、産業課とか、いろんなところもありますけれども、インバウンドだったら国際的な交流ということから企画とか、いろんなところにもいくわけですけれども、そこのところはきちんと整理をして、どの部署がどういうふうに責任を持っていくのかということをやっぱり整理しなければならない時期に来ているのです。だから、ご指摘のとおり検討を前向きに進めさせていただいて、体制強化に向けて本当に真剣に取り組んでまいりたいというふうに思っております。以上でございます。

質問 3番 髙木修一

どうもありがとうございました。これで一般質問を終わりたいと思います。

出典:更別村議会 平成29年第4回定例会 2017年12月14日 議事録 PDF(46ページ) 間違いを知らせる