更別村議会 平成29年第4回定例会 2017年12月14日
少年団はこのまま衰退するのか、スポーツを通した子どもたちの健全育成
2017年12月14日、更別村議会の一般質問で、太田綱基議員が「少年団はこのまま衰退するのか、スポーツを通した子どもたちの健全育成」について質問し、教育長が答弁しました。
- 質問者
- 太田綱基 議員
- 答弁者
- 教育長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 太田綱基
質問事項ですが、少年団はこのまま衰退するのか、スポーツを通した子どもたちの健全育成について、質問要旨ですが、教育長の少年団などに対する意見と今後の計画についてです。少子化や共働きなどの時代の変化により、更別村の少年団も団員数が減少し、スポーツを通した子どもたちの健全育成が危ぶまれる状況にあります。そこで、教育長の少年団に対する現在までの見解、見通しと今後の計画についてお伺いいたします。少年団は、このまま衰退していいのか、それとも推進するのか。団員数減少は少子化、共働きの時代の変化によるものは理解できますが、更別村の学童児童数は約70名と多く、村が抱える課題となっていますが、これを教育委員会はどう受けとめ、少年団の推進を図っていく考えなのでしょうか。指導者、後継者不足の課題対策等も教育委員会としての考えを持つ必要がありますし、社会教育にかかわる助成も含め、全体的に見通し、立て直しを図る必要性があると感じていますが、いかがでしょうか。
答弁 教育長
太田議員ご質問の少年団はこのまま衰退するのか、スポーツを通した子どもたちの健全育成についてお答えしたいというふうに思います。まず、少年団に対する現在までの見解、見通しと今後の計画についてお答えしたいというふうに思います。本村のスポーツ少年団数につきましては、更別地区に野球、柔道、スケート、水泳、バレーボールの5団体、そして上更別地区には1団体としてバドミントン、水泳、スケートの3種目の部が活動しております。また、活動の範囲を更別、上更別の枠に関係なく自分の好きな団体に所属する子どもたちも多く見受けられます。それぞれが教職員、保護者、地域の皆様のご指導のもと、活発な活動を行い、すばらしい成績をおさめているところであります。しかしながら、少子化などの影響により年々子どもたちの数が減少し、少年団活動の中でも団体協議においてはチームを編成するための人数を確保することが困難となることも危惧されておりまして、管内では他の町村の学校と合同でチームを編成して大会に出場するなどして子どもたちの活動の場を失うことがないように努力している団体もあることから、本村も将来的にはこのような連携策を考えていかなければならないと考えるところでございます。近年は子どもたちを取り巻く環境も変化してきておりますので、学校現場、そして保護者、子どもたちの意見も聞きながら、学校、家庭、地域が連携、協力し、また他町村の動向も注視しながら、少年団活動を通して子どもたちの成長につながるよう、それぞれの状況に応じて支援、指導を行い、少年団活動が衰退しないよう推進していきたいというふうに考えております。次に、学童保育所を利用している子どもたちの増加と少年団の団員数の関連性ということでございます。更別村の学童保育所では少年団に登録している子どもでも通うことができますので、現在学童保育所に登録している子どもたちのうち、少年団に加入している子どもたちの割合は約7割となっております。核家族化、共働きの増加や女性の社会進出などの要因もあり、子どもたちの居場所としての学童保育に対する需要が高まったと考えられますが、その増加が少年団の加入にどのように影響しているのかわかりかねるところでございます。次に、指導者、後継者不足の課題解決についてですが、指導者の発掘、養成については、その必要性を感じているところであり、そのための支援も行ってきております。子どもたちのスポーツ活動については、体力の向上のみならず、健全な心身の育成、人間関係を通して社会性を養うなど、教育的な意義は大変大きいものと考えておりますので、村の子どもたちは村が育てるという強いメッセージを発信して、地域の皆様のご協力を求めていきたいと考えております。次に、社会教育にかかわる助成を含めた全体的な見直しについてでございますが、現在少年団に対する助成については、その運営に対する助成と各種大会への派遣に対する助成を行っておりますが、いずれも社会教育団体の自主的な活動に対する支援として行っているものでございます。多様化する昨今の子どもたちの活動に対する支援については、社会教育活動に対する支援の枠組みとは別に、21世紀を担う夢を持った子どもたちの健全な育成の推進を図ることを目的に、個人や団体が実施する特色ある新たな取り組みや体験、交流活動等の視野を広げる活動に支援を行うこども夢基金を活用した助成を行っておりますが、基金創設後10年が経過しておりますので、その運用の範囲を適宜検討しながら、時代に見合った活動の支援のあり方を模索していきたいと考えております。以上、答弁とさせていただきます。
質問 2番 太田綱基
学童に関して、学童に加入しているうちの7割が少年団に登録しているということですが、私が言いたいことは、学童、このようにさまざま多様化してくる子どもたちの活動実態が変わってきた中で、どのようにすれば少年団の数は減らずに、衰退せずに継続していけるかということだと思います。それには、どこか魅力の低下、少年団の団員数、子どもの数が少なくなればやれるスポーツも減ってくるだろうし、そういったことでの魅力の低下というものが挙げられると思うので、そういったことも意見の聞き取りについては子どもたちから、どういったスポーツだったらよかったのだろう、またはそれを保護者から聞き取るときには、ただ単純に保護者にどうだろうと言うのではなく、参観日などの後の懇談会の後でたくさんの保護者がいる中でそういった意見の聞き取りを進めていけば、よりよいものになるのではないかなと思っております。そして、少年団活動に対する後継者や指導者等に関しましても、ボランティアの時代ではなくなってきていたりだとか、後継者という面で次の担い手というか、人はいるのでしょうけれども、スポーツを教えられる人はいるのでしょうけれども、引き継ぎというか、そういったものがなかなかうまくいかないところもあるのではないかなと思っております。そういったところの考えは、教育長の中でどの程度の認識があるのか。そういったところは、私は今見直しにきている時期にあるのではないかなというふうに思っております。そういったことも含めまして、こども夢基金というものがあるわけですが、今は割と限定された基金の利用にとどまっている状態です。今この基金の全体の金額ですが、残高で1,154万5,100円残りが、残高があります。基金があります。こういった基金が今年度も補正で約270万の補正をかけて、ここの基金はふえるだろうと。子どもに関するふるさと納税に対する期待も多い中で、ただこの基金のあり方というものも適時検討していくということなのですけれども、子どもたちのこと、指導者のこと、今後の少年団のあり方全体を通して基金のあり方というものを探っていってほしいと思います。具体的に約1,000万以上の基金があるわけですが、この基金の具体的な、今の先ほどの答弁の適時という範囲ではなく、これからもうちょっとこういうふうにという発展していったご答弁がありましたら、ご回答いただきたいと思います。
答弁 教育長
ただいまのご質問の中で、まず子どもたちや親の意見を聞いて魅力のある少年団のあり方をどうするのか、それから指導者、要するに子どもたちを指導する立場の人はどういうふうに育てていくのか、あと基金の運用ということだったのですが、まず今の少年団を取り巻く環境、とりわけ学校についてどういう状況にあるのかということを地域の人が知らなくてはいけないというふうに思っているのが私の第1なのです。それで、きのう道新の記事の中で先生の働き方改革ということで記事がありました。長時間労働を問題視している教員のあり方について、この中教審の考え方なのですけれども、特に負担が大きい部活、これは必ずしも教員が担う必要はないということで、今後は将来的には地域単位の取り組みへ移行するべきだというような考えが示されております。ということは、地域が、今のは部活の話なのですが、少年団活動についても同じことが言えるのかなということがあります。そういうことを考えれば、地域の方が今学校現場でどういうことが起きているのかということをまず知って、その上で地域で活動している社会教育的な少年団活動についてどう取り組むのかということが必要になってくるのかなというふうに考えております。それで、コミュニティ・スクール、法律が変わりまして導入が努力義務化されておりますが、コミュニティ・スクールでは地域でどのような子どもたちを育てていくかということがまず第一に検討していかなければなりません。その中で、今学校が置かれている状況を地域の皆さんが知って、学校と一緒になって地域が子どもたちをどのような子どもたちに育てていくかという部分をもう検討していかなければならないという状況にきておりますので、ただいまご質問のありました子どもたちのスポーツに対する、少年団に対する魅力づくりのお話ですとか、あるいは指導者、今学校はこういう形に置かれているという部分をコミュニティ・スクールの中できちっと議論して、熟議して検討して、地域の方の協力を引き出していきたいなという思いがあります。それと、あわせて夢基金の使い方なのですが、今の夢基金については、利用範囲というか、助成の範囲が非常にすぼまっておりまして、最初の私の答弁の中でもお話ししましたが、よその団と組まないと要するに活動ができないとか、あるいはことしもありましたが、小学生の女子児童が全国大会に行った。それでも、夢基金の範囲の中に入っていないということで、同じ村の子どもたちが同じように活躍しているのに、片方はそういう形で支援を受けて片方は支援は受けられないと。そういう部分につきましては、きちんと今後の見直しの中で考えていかなければならないのかなというふうに考えております。夢基金については、子どもたちの健全育成に使ってほしいというような思いで寄附されたものですから、その意向に沿った形で、あるいは先ほど言いましたコミュニティ・スクールの運営協議会の中で正しい運用、使い方についてきちんと協議していきたいなというふうに考えております。具体的にどのような部分でという部分につきましては、まだそこまで検討進んでおりませんので、この場ではちょっとお話しできませんけれども、そういった意味を含めてきちっと協議して、健全に子どもたちが育つような方向でもって支援をしていきたいというふうに思っております。
質問 2番 太田綱基
今後変わっていく地域活動のあり方というものも教育委員会が主導となって推し進めていってほしいと思います。その中で、後継者に関しては、ボランティア活動の中、時間を割いていただいているところもあります。そういったことの時代の変化、先生方から地域活動での少年団にあるものならば、そういったことの考え方も改めて考え直さなければいけないのかなと思っております。だからといって、先生が少年団の活動に何もしない、そういうことにもなってこないと思いますので、その辺は教育長の腕の見せどころ、よりよい先生、スポーツに熱心な先生の受け入れに対して、少年団推進に対して熱心な受け入れをしていってほしいと思います。何せ子どもたちが夢を持てるスポーツを通した健全育成というものは、本当に心、体、いろんな仲間を通して育まれるものだと思っております。大切だと思っておりますので、そのように今後進めていってほしいと思います。それでは、私の一般質問をこれで終わらせていただきます。
質問 2番 太田綱基
答弁よろしいです。