更別村議会 令和8年第1回定例会 2026年3月11日
幼児教育、保育施設3園体制の将来像と検討手順
2026年3月11日、更別村議会の一般質問で、太田綱基議員が「幼児教育、保育施設3園体制の将来像と検討手順」について質問し、村長が答弁しました。
- 質問者
- 太田綱基 議員
- 答弁者
- 村長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 太田綱基
それでは、通告に従いまして一般質問させていただきます。質問事項は、幼児教育、保育施設3園体制の将来像と検討手順についてということでございます。質問の要旨ですが、園児数の減少が続く中、本村の幼児教育、保育施設3園体制について、財政負担、行政運営、教育環境の観点から総合的な検証が必要と考えられます。人口減少という予見可能な変化を踏まえ、3園全体を俯瞰した上での中長期的な方向性と時期を含めた検討手順について村長の見解を伺います。本村の園児の減少は将来推計からも傾向は把握できていたはずであり、幼児教育、保育施設の在り方については早い段階から将来像を整理する必要があったと考えます。現在更別幼稚園、認定こども園上更別幼稚園、認定こども園どんぐり保育園の3園がありますが、それぞれの園児数に差が生じており、教育施設の観点から見ても総合的な検証と改革が求められる状況ではないでしょうか。しかし、これまでの議論は更別幼稚園と認定こども園どんぐり保育園を軸とした検討が中心としてなっているように見受けられます。本来であればまず3園体制全体を俯瞰し、財政的負担や運営上の負担、そして子どもたちにとって望ましい教育環境という観点から整理を行い、その上で段階的な方向性を示すことが順序であったと考えます。現在の状況を正しく把握し、未来に備える責任は現世代の行政にあり、将来像を示さないまま部分的な検討を進めることは話がまとまらない原因となり、結果として責任の先送りになります。そこで、村長に伺います。子どもたちや更別村の今後を考えれば3園体制の総合的な検証と中長期的な方向性の提示は避けて通れない段階に来ていることから、3園全体を俯瞰した上で総合的かつ合理的な整理と検討手順について将来を見据えた明確な見解を求めます。
答弁 村長
太田議員さんの幼児教育、保育施設3園体制の将来像と検討手順についてのご質問にお答えをいたします。就学前教育、保育の体制に関しましては、令和3年3月議会、12月議会で一般質問があり、更別幼稚園と認定こども園どんぐり保育園はそれぞれに保護者からのニーズがあり、保護者や住民の方々からいただいた多数のご意見を考慮し、協議検討を重ねた結果、両園の統合につきましては機運や情勢など時期を見ながら判断することとし、当面は両園を存続させていくこととし、現在に至っております。認定こども園上更別幼稚園につきましては、地域住民や上更別小学校などとの関係性を密にしながら、引き続き地域における子育ての支援拠点として運営していくこととしております。また、令和7年12月議会では総務厚生・産業文教常任委員会所管事務合同調査により幼保一元化等、村全体の保育に関わる計画や方向性について理事者側の判断を早い段階で示すことが必要との報告書が出されており、重く受け止めております。入園児数の様子を見ますと、更別幼稚園の園児数は減少傾向にあり、どんぐり保育園の園児数は増加傾向、上更別幼稚園は平成30年度から認定こども園にしていることもあり、大きく減少することなく推移をしております。一方、村の財政事情に目を向けますと、本村は過疎地域持続的発展の支援に関する特別措置法による過疎地域とされ、地方債である過疎対策事業債を発行することが認められています。過疎対策事業債は、元利償還金の70%が普通交付税の基準財政需要額に算入されることになっている非常に有利な財源となります。この法律の有効期限は令和12年度までとなっており、その後も過疎地域の認定が継続されるよう道内関係町村で協力して要請をしていますが、予断を許さない状況であります。仮に過疎地域とされなくなった場合には村財政への影響は非常に大きく、状況によっては行財政改革を検討しなければならないと考えております。本村における出生数につきましては、各種の子育て支援施策を行っているものの減少してきております。当然のことながら出生数の減少は幼稚園や保育園の入園者数に影響します。これらを踏まえた本村の就学前教育、保育の体制でありますが、まず1番目、上更別幼稚園につきましては、認定こども園のほか子育て支援センターやこどもセンターの機能も備えており、地域における重要な子育て支援拠点だと考えております。方向性につきましては上更別地区や上更別小学校の在り方とともに考えていく必要があることから、当面は運営を継続していきたいと考えております。2つ目、更別幼稚園とどんぐり保育園につきましては、子どもの生きる力や生涯にわたる人格形成の基礎を培う上でとても重要な役割を担っています。両園の特色とそれぞれに対するニーズを尊重し、選択できる環境は望ましいと思うところでありますが、出生数の減少や財政的な面から体制の見直しの検討は避けては通れない課題であります。更別幼稚園とどんぐり保育園の在り方検討に当たりましては、園舎の活用方法、維持管理経費、職員の処遇の検討など幾つもの課題があります。子育て委員会等の関係機関と連携しながら、村としての方針を村民の皆様に示していきたいと考えております。以上、質問へのご答弁とさせていただきます。
質問 1番 太田綱基
ただいまご答弁いただきました。まず、論点の確認からしていきたいと思います。今回の答弁では、上更別幼稚園については地域の子育て拠点として当面運営を継続されるとしています。一方で、更別幼稚園と認定こども園どんぐり保育園については体制の見直しに向けては避けて通れない課題なので、検討をしていくというふうに答弁されています。そして、子育て委員会など関係機関と連携しながら方針を進めるということでした。私の質問は、3園体制を全体を俯瞰した検証を行うのかという点でしたが、この答弁は結果として3園全体の検証ではなく、更別幼稚園と認定こども園どんぐり保育園の2園の検証になっているのではないでしょうか。その中でも先ほどの答弁で行政として認定こども園上更別幼稚園は運営を継続したいということは理解しました。しかし、更別幼稚園と認定こども園どんぐり保育園で今起きている議論は、更別幼稚園は園児が少なくスペースが広い、認定こども園どんぐり保育園は園児が多く手狭という中で施設の使い方の問題として議論されているように感じます。本来は更別村として人口減少していく中、訪れる財政面の危機も鑑みた中で幼児教育施設を将来の子どもたち、教育環境と村の持続可能をどう両立させるかという視点で上更別幼稚園、更別幼稚園、認定こども園どんぐり保育園の3園を俯瞰し、どのように配置していくことが合理的なのか、もっと大きな視点で整理していくべきではないでしょうか。個別の施設の使い方から議論を始めると、どうしても保護者同士の感情的な対立になりやすいと思います。だからこそ、村として持続可能で合理的な将来像を示す、このことが重要ではないでしょうか。ここを整理し、全体像を示さない限り認定こども園どんぐり保育園の手狭な応急処置として検討されているスーパーハウスという議論は先に進めるわけにはいかないと思いますし、議員として認めることもできません。なぜなら、根本的な解決にならないし、応急的な処置で時間が経過し、何となく先送りになりかねないからです。3園体制全体を俯瞰した見直しについて計画性のある施設配置の在り方や順序を整理し、子育て世代、若い世代が未来を見通せる持続可能な方法について率直な考えをご答弁願います。
答弁 村長
質問の内容は、太田議員のおっしゃるとおり、俯瞰して3園について全体としてどう見るのだというようなことで、今上更別の認定こども園につきましては、これは拠点として必要であるというようなことを話しましたが、個別にこちらということで、すみません、そういう答弁になってしまっていたということで、私としては財政的なことも含めて、就学前教育、保育の在り方を含めて、村の中でどんな体制でいくのかというのをやっぱりしっかり考える必要がありますし、早急に方針示さなければいけないというふうに思っています。これは議員各位から言われていることですので、だから財政的な維持管理等で、例えば認定こども園上更別幼稚園と認定こども園どんぐり保育園と更別幼稚園3つが、これ維持可能なのかどうなのかという点です。そのこともはっきり言わせなければいけない。それと、入園児数、これについても来年までに、人数が確定してからというようなことでいろいろとお話もさせていただいたり、本当に最初はスペースの問題だけで話をしてきました。一応両園の保護者にも説明会を持ちました。スペースを何とか貸してくれないかということで、村の施設ではありますけれども、やっぱり保護者の意見も聞くということで話しましたけれども、なかなかそういうような、3者では合意に至った、幼稚園と先生方と、それと園長たちと子育て応援課の何回か話合いを重ねてきて、借りる場所とかスペースをどういうふうに活用するのかということについてはずっとしてきましたけれども、最終的に3者の合意ということで幼稚園の遊戯室を週1回借りるというような話で、それも合同で保育をするのだというような話を聞いて、それを説明しに行きました、両園とも。やっぱり両園ともなかなか厳しくて、その部分についてはしっかり細かいところまで決めて提案しろというようなことも言われましたし、いろんな話がありました。ただ、現場の話もありますので、細かいところについてはなかなかそういうものまで決めて話を伺うということは、提示をすることはできなかったのですけれども、当面スペースを確保しなければ、前回の議会でも安村議員さん、ほかの議員さんからも言われましたように、安全上の問題どうするのだと、何か起きてからでは遅いのだぞというような話もあったので、一応なかなかそういうふうなスペースを確保することに結果的には至らなかったというところもありますので、応急処置としてスーパーハウスといいますか、そういうようなトレーラーハウスみたいなものを真ん中の仕切りを全部取って4棟重ねて、そして保育園の近くに。今見積りも取っていますけれども、なかなか結構費用もかかるというようなことで、クーラーも入れたり、暖房も入れたり、床も断熱材とか全部造り替えなければいけないというようなこともありますので、ましてや子どもが入りますのでというようなことで、今それも同時にやっておりますけれども、それは執行方針の中でも言ったように、根源的な解決にはならないということを明言させてもらいました。だから、全体として3園をどうするのかというようなところを今上更の部分については明確にお答えをしたわけですけれども、全体として就学前保育、教育についてどういう施設、施設も含めてです、在り方が望ましいのかというようなところは早急に方針を、村ですから責任を持って、村の施設ですので、出していきたいなというようなことを考えております。以上です。
質問 1番 太田綱基
今村長から答弁いただきましたけれども、やはりこの3園を俯瞰するとした上で、今までのこの議論が認定こども園どんぐり保育園と更別幼稚園、ここの話題になっていたと思うのです。ここの話題になってしまうとどうしても、片やスペースは広いから、片や手狭だよ、だから貸してねなんていう話になったりすると、やっぱりいろんな感情が出てきてしまうと思うのです。それはどちらの言い分ももちろんあると思うのです。でも、その中でどうやっていかなければいけないかということを村が考えたけれども、なかなかそれが保護者に納得されなくて今回スーパーハウスという議論というか、そういった検討も今後されているというふうに聞いているのですけれども、これをそのまんまにしたまんま、ではとりあえず問題解決するからスーパーハウス造ろうよというふうになってくると、片方の園がそれってうちがうまく話まとめれなかったから、もう少し簡単に貸してあげるなんて寄り添ってあげれなかったから、このスーパーハウス建てることになってしまうのかなとか、やっぱりそういった誤解も生まれると思うのです。それって何が駄目だったかというと、村が責任を持ってこの更別の子どもの施設の3園の在り方を本当にどうしていかなければいけないのかということを示してこれなかったというか、協議の仕方なかなかうまくいかなかったということもおっしゃっていましたけれども、そのうまくいかなかった原因をそのままに何となくずるずるきてしまった結果だと思いますし、それででは、だけれども子どものために手狭だからスーパーハウス造らなければいけないよねという話になっても、やっぱり僕たち議員としては納得できないというか、それはそこの関係している保護者、両園の保護者の気持ちも考えたりすると、これって村がしっかり全体像を示す、ここにあった責任があるにもかかわらず、とりあえずでは今回こんなことになってしまったけれども、ごめんなさい。また応急処置でお願いしますと言われても、この施設をもう示さなければいけないという状況で、僕はこれは待ったなしの状況がもう来てしまっているのだなと思います。そこでの、本来であれば中長期的なビジョンで総合計画にのせていく案件だったと思いますし、それができなかったというのはこの行政の責任は重いと思います。だからこそ、その問題はスピードアップしていく、解決にせざる問題だと思います。村長の答弁で上更別幼稚園は運営を継続していくことは理解したところです。なぜなら、上更別地区、上更別小学校とともに考える必要があるから。それは、言葉を換えるなら上更別地区でも小さくても子どものにぎわいを残していきたいという気持ちの表れだと私は思っています。私はそれは大いに賛同します。ただ、財源は有限だということを考えなければいけません。ここでちょっと一緒に村長と整理したいのですけれども、もし3園を維持するよという考えになったときにはどんぐり保育園の増設はもう免れないということですよね。費用も莫大です。大きくかかりますよ、そしてやっぱりこのままではスペースは狭いですよということです。もし2園体制、これを導きますよというふうになったときには、上更別は今村長維持していきたいということがあったので、上更別にある。では、更別地区にもう一つ。では、このときに認定こども園どんぐり保育園と更別幼稚園の一緒になる、統合だ。でも、今抱えている課題のとおり別組織だし、理念も違う。保護者にとっては幼児教育、こういったところに重きを置く人もいる。そういったところで今までも平行線をたどっていると思います。もしくは、では更別幼稚園と上更別幼稚園を統合して、上更別地区には上更別の幼稚園で更別から統合して、認定こども園どんぐり保育園はそのまま残してという、ここの2園体制にすると、それぞれの園における人数は更別幼稚園も上更別幼稚園も少ないので、合わせたらある程度の人数になるのではないかな。お互い幼稚園として、公立として機能も維持できる。先生も今までどおり雇用できる。ここで課題になってくるのが通園の課題なので、バスの充実、これは必須になります。だけれども、その中で更別地区にある認定こども園どんぐり保育園なのか、上更別幼稚園なのか、これを選ぶことができる、これは利点だと思います。もう一つ、1園体制、これ一元化したときだと上更別に子どもがわあっとみんなでこの園児の数を賄うとなればもちろんにぎわいます。だけれども、スペース、費用、先生をどうしていくのという雇用の課題や保育理念、幼児教育と保育との理念が違うということを考えればちょっと違うのかなと思うところがあります。では、どんぐり保育園の一元化だとどうなのか。これも理念が違うというところと、保護者にとって幼稚園に重きを置く人もいる。そして、一元化なので、選べないということもありますので、そして今までどおり話もまとまらなかったという現実を考えれば、これもやはり現実的ではない。では、更別幼稚園に一元化、これも理念が違いますし、そもそもゼロ歳から預かれない。一番現実的ではない。どの道を取っても一元化は現実的ではないと現時点では思います。この問題は時間と手順、整理をもっともっと必要として、大きなビジョンとして策定していかなければこの一元化というものはまず無理です。なので、では3園なのか2園なのかというところになっていくのかなというふうに思っております。このように整理すると、人口も減少していき、子どもの人数は減る中、そして過疎債卒業など、園に対する財政負担、子どもに村がかけられる財源を考えたとき、進むべき道はある程度見えてくるのではないでしょうか。先送りになってしまった状況下からできることからやっていく、もうこれは免れない現実です。なので、この状況になって、ここまでもう待ったなしの状況になったところで今できること、そこを今見いだしていきながら、そしてここの村長の答弁でその考えを基にしてどう進んでいけばいいのかということを今整理した中で村長に改めて質問したいと思います。今のが1点。それと、もう一つ、ただ本質的には上更別地区、更別小学校だけではなく、更別小学校、更別中学校、認定こども園どんぐり保育園、更別幼稚園、上更別幼稚園、更別全体の教育や保育に関する施設全体の再編ビジョンを確立し、ゼロ歳から15歳までの子育てビジョンをつくり上げていくことが本当の議論だったと私は思っています。そこで、後で教育長にもこのことは質問しようと思っていたのですけれども、子どもたちの未来のために、持続的な子どものために中長期再編ビジョンを策定しなければいけないと私は思っていますが、村長はそれを策定する意思はあるのか、どのように考えているのか。以上2点、最後の質問になりますので、村政執行方針でも言っていた一時的なものの解釈をしない根源的な問題解決に向け、村長の責任を持った答弁をお願いいたします。
答弁 村長
中長期的なビジョンは必要だと思いますし、つくりたいと思います。まず、そのことは先に申し上げておきます。ちょっと時間はかかりますけれども、そもそも私が村長に立候補し、そして当選したときの公約に幼保一元化ということを掲げました。そのところは、いわゆる就学前教育、保育、全てこれをしっかりと、同じ3、4、5歳でありますから、ゼロ、1、2はちょっと置いておいて、同じ子どもたちなのだから、同じように、そして学校に行けば、私も小学校にいましたけれども、もう一緒になるわけですから、そういうことも見越した村全体として就学前保育、教育をどう考えるのかというビジョンをしっかり持つべきであるし、ちょうどその頃こども家庭庁ができるということで、そのときに幼稚園の園長もしていましたけれども、その前。両方の、保育園も含めてそうですけれども、両方の免許がなければ認定こども園の教師、保育士にはなれません。だから、私は1年あるいは2年をかけて幼稚園の先生には保育士の免許を取ってくださいと、保育所には幼稚園教諭の免許を取ってくださいというふうにまず最初に指示といいますか、お願いをしました。ほぼ100%に近い先生方が両方の今免許を持っていると思います。それは、こども家庭庁等々で移行したとき、例えば今は幼保一元化という言葉は使いませんけれども、幼稚園であれば幼稚園教育要領ですか、保育所であれば保育指針という、そういうカリキュラムがあります。これがこども家庭庁、認定こども園の制度ができてから幼児期の教育、保育指針ということになって、これは何回も保護者に説明しましたけれども、3、4、5歳は一字一句文言が違いません、目標とするもの。いろんな手だても含めてですよ、カリキュラムの内容。だから、この線に乗っておいて村のそういうような、それぞれの特徴はあるわけですけれども、免許を取って、次に何してほしいかといったら研修をしてくださいと。もしというのですか、本当にこういう一つになってやろうと思えば、やはりそれぞれのカリキュラムを勉強して、そして研修をお互いの園で保育士や教諭が勉強して、そして融合したカリキュラムをつくるということ、それについての研究をしてくださいと。2つ目には、5歳児だけではなくて3、4、5全ての園児の交流をしてくださいと。いわゆる合同保育ですよ、教育。これをしてくださいと言いました。3つ目、保護者同士が仲よくなってくださいということで、保護者同士の交流をしてくださいと。例えばお互いの行事に行くとか、いろんなことで。これを一番最初に幼保一元化の説明会をしたときに、それはいろんな意見が出ました。選ぶ権利があるとか、ニーズがあるのだから、そんな強制的にそういうふうなことはというような話があったので、ではその研修と合同保育と保護者同士の交流含めてこれを何年間かやってくださいと。ただ、今の段階はそういうふうにして、両方のニーズに応えるために当面両園残しましょうと言ったのがそのときの話合いの後です。だから、一応一元化するための計画とか、歴代の課長いますけれども、大変苦労をかけましたし、申し訳ないことをしましたけれども、職員一生懸命頑張ってつくって、年次計画までつくってくれました。でも、そこは決断をしてしばらく様子を見て、やっぱり園児の動向、出生数の動向というようなことも全部見極めないと、なかなかこれはいけないというような話をさせていただきました。そして、今日まできているわけです。いよいよ来年、私は今年の、先月大体終わっているのですけれども、確定するまで園児の入園者数も見てみようというようなことで話をしました。幼稚園に至っては2015年、平成27年43名、22年、令和4年は39名、令和5年は29名、令和6年は24名、令和7年は15名というふうな、今年度3名の入園ということでほぼ確定をしております。認定こども園どんぐり保育園ですけれども、ゼロ、1も含めた部分もありますけれども、全体としては74名、79名、89名、92名、ただ3、4、5歳だけ見ると56名ということになっております。ということで、片方には56名、あるいはそれ以上の、また転勤してきて来るところもあるし、途中認定こども園というふうになりましたので、働いていない1号認定の方も入れるということになっておりますので、両認定も含めるとそういうような形で年々数のバランスというのがそういうふうな状況になっています。これも一つの指標でありますし、ただ数だけで見るのかというようなことを言われますけれども、それはそれとして一つの大事な部分だというふうに思っていますけれども、現実としてそういう状況があると。上更別は、村長になったときにすぐに建設に取りかかりました。これは、私がずっと疑問を抱いていたのは、上更別地域には保育施設がなかったのです。それと、子どもが学校終わってから、上更別には学童がなかった。そしたら、子どもの安全とか放課後のこと、あるいはゼロ、1、2を見てもらうのに認定こども園どんぐり保育園まで通わなければいけないというような状況もありました。だから、何としても新築をして、改築をして、そしてゼロ、1、2も入れる、そして今も土曜日もやっていますけれども、保育をする、そして学校から帰ってきた子どもたちがそこに同じように造られた放課後児童センターですか、そこに集うことができる。ゼロ、1、2は給食が必要なわけですから、離乳食とか、その辺の関係、離乳食ではないですけれども、給食です。だから、給食室をつけたというような形で整備をして、上更別地域の人たちには大変喜んでもらいましたけれども、そういうような拠点を造ったということで、それは歴代村長から言われていたことでありますので、そこは私の段階できちんと建設をするということでありました。ただ、今日に至っては何回も指摘をされていて、崖っ縁というのではないですけれども、もうにっちもさっちもいかないですよね。待ったなしの状況です。太田議員が言うように、3園含めて今本当に具体的な方向性、それは村として出すべきであったというふうに思います。太田議員さんからスリーパターンとか出ました。ただ、私としてはやっぱり3園、今の財政状況で本当にもう一踏ん張りをして、12年に目指して中央要請とかしていますけれども、これは予断の許さない厳しい状況になっています。保育料の無償化ですとか、給食費の無償化ですとか、国も動きありますけれども、いろんな子育て支援は手厚く手厚くやってきました。それは将来この部分が村の発展にとって、子どもたちは本当に、この子たちが村をつくっていくというか、そういうような子育てのしやすい村でというようなこともあったので、そこは頑張ってきたのですけれども、そういう部分含めて非常に厳しい状況になっている。だから、自分の思いとしては、3園を財政的に維持していくというのは非常に厳しい状況に至るというのは、これはもう現実です。だから、それをどうするのだと、それを早く示せということで議員さんからも言われていますので、当然我々が責任を持って、理事者はそこを避けてきたではないかと。でも、一定期間そういう話合いが終わってから間を置いて入園児の児童数の推移とか、あるいはそれぞれの園での様子とか、交流の様子とかを見てきました。でも、もう決断しなければいけません。それはもうはっきりしています。そして、スーパーハウスとか言いましたけれども、保護者の人からはプレハブでごまかすのかというふうな話、それはそのとおりだと思います。それは全然根源的な解決にならないし、応急処置でありますし、ただスペースは確保しなければいけないので、何とかしなければいけない。だからといって、それで更別の幼稚園の保護者が貸さないから悪いとかということは一切ありません。それは間違った考えです。でも、スペースは用意しなければいけない。物理的にスペースを確保しつつ、そちらの方針をしっかり示す。3園として難しいのであればある程度、こちらの市街地のところを統合するということも視野に入れて考えていかなければいけない段階に来ていると思うのです。今日はっきりとはこうしますということは言えないのですけれども、今の私の現状としては3園を維持していくのは財政的には厳しいということと、やはり太田議員の言ったパターンのその幾つかの一つに当てはめなければいけないというようなことを早急に責任を持って村として出さなければいけないというふうに思います。それが責任であるというふうに思います。今までそういう経過もあったので、そういうことも含めていろんな場で質問をたくさん受けました。でも、ここに至ってはやっぱり決断をしなければいけない。そうしないと何よりも子どもたちにとって、例えば集団保育の在り方はどうあるべきなのかということです。そういうような部分、あるいは教育についてどうあるべきなのか、指針はどの指針を使えばいいのかということもあります。それぞれ迫り方は違うのだけれども、ここはやっぱり子どもたちが小学校に上がっていって一緒になるわけです。その部分で考えるならば村全体としての就学前教育をどういうふうに村は持っていきたいのかということをはっきりと示すべきだと思います。それは早急に、今議論をしていますけれども、お示ししたいというふうに思います。子育て委員会もありますし、いろんな保護者の会もありますし、いろんなところもあるのですけれども、まずは村が方針を出して、スーパーハウスも5月の補正で出そうとは思っていたのですけれども、今見積りも建設水道課でしております。ただ、それはあくまでも応急処置であって、スペースの確保でしかありません。できれば早く方向性を出してということもありますけれども、ただ理解を得るための丁寧な手順も踏まなければいけないということも、これは事実なのです。だから、こうするからといって強制的にそういう当てはめることも、私はそれもいけないというふうに考えておりますので、今ご指摘を受けた部分について早急に村としての検討をし、どういう手順で、あるいはどういう方法でということで、一番本当に指針として示すのは、有効なのは、太田議員が言うように中長期的な就学前教育、保育のビジョンを示すということです。これすぐに取りかかります。そして、それをお見せしながら、そして関係機関との連携を図りながら、物理的なスペースも確保しなければいけないというのもあるのですけれども、それはまたお諮りしますので、それを出すにはやっぱりビジョンを出さないと駄目だと思いますので、同時進行という形でそれもやっていきたいと思います。ただ、期間としてどのぐらい必要なのかというのはちょっと検討しなければいけませんけれども、これは自身としても待ったなしというふうな判断をしていますので、それは早急に指し示させていただき、また議員各位に議論をしていただきたいし、ほかの村民の皆さんにもいろいろと意見を頂戴したいというふうに思っていますので、そういう方向でしっかりと提示をしたいというふうに今日のところはお答えとさせていただきたいというふうに思います。以上であります。
質問 1番 太田綱基
3回の質問が終わってしまいましたので、次に行く前にちょっと一言だけ。村長から今力強い答弁いただきました。施設全体、更別地区も上更別地区も全部見通したゼロ歳から15歳までの中長期的なビジョンも策定していくよ、そういった力強い答弁もいただきました。そして、今の現状についてはもう待ったなしの状況で3園体制は厳しい。施設の在り方については考えていかなければいけない。人口も減ってきている。こういった中で3園全体を俯瞰して早急に示すという力強い答弁がいただけたので、ぜひ今の力強い答弁の下、早急に進めていってほしい。子どもたちにとってよりよい環境はどのように確保していくのか、引き続き建設的な議論を進むことを期待し、この質問を終わります。