みんなの議会

更別村議会 平成29年第2回定例会 2017年6月8日

Airbnbの登録による観光客や移住定住者の推進

2017年6月8日、更別村議会の一般質問で、太田綱基議員が「Airbnbの登録による観光客や移住定住者の推進」について質問し、村長が答弁しました。

質問者
太田綱基 議員
答弁者
村長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 太田綱基

通告に従い、一般質問させていただきます。今回の質問事項は、Airbnb登録による観光客や移住定住者の推進についてです。Airbnbとは宿泊サイトのことなのですが、更別村の宿泊施設にカントリーパークがありますが、宿泊する場合の予約は現在電話予約かウェブでの予約となっています。ウェブ上での予約サイトは更別観光公式サイトだけで、予約は1週間前までの予約となっています。これは、カントリーパークを利用する目的が明確にあるか、道の駅さらべつを探したときでなくてはインターネットなどで検索したときにヒットしにくく、利用者が泊まる場所をどこにするか迷ったとき、場所を明確にして検索しなければカントリーパークに宿泊することはできません。カントリーパークを知っていて、なおかつカントリーパークに泊まりたい意思がなければ、宿泊することはできません。お試し住宅も更別村のサイトからでなければ申請できなく、容易に更別お試し住宅を知ることはできませんし、宿泊することもできません。そこで、カントリーパーク、お試し住宅など宿泊できる施設を民泊サイトのAirbnbに登録して利便性を高め、旅行者、移住を考えている人に更別に宿泊してもらいやすくなるツールを利用してもらい、さらにはクレジットカード決済を導入し、利便性を高めてはいかがでしょうか。Airbnbに対して村が先駆者となって積極的に働きかけ、発展していけば、民間を巻き込んだ空き家対策、そういったところにもつながっていくのではないかと思いますが、どうお考えでしょうか、村長の答弁をお願いいたします。

答弁 村長

太田議員さんのAirbnbの登録による観光客や移住定住者の推進についてのご質問にお答えをしたいというふうに思います。ご質問にありますAirbnbにつきましては、主に海外旅行におきまして現地の個人住宅やアパートなどの空き部屋の賃貸を仲介するインターネットサービスでありまして、ホストと呼ばれる空き家などを貸したい人がサイトに登録をし、ゲストと呼ばれる借り手がネットを通じて予約や支払いを行うものであります。宿泊確定のたびに、ホストは宿泊料金の3%から5%、ゲストは宿泊料の6%から12%を手数料としてAirbnb社に支払う仕組みであると存じています。国内におきましても国際的なイベント誘致時の宿泊施設不足など、その解決策として民泊が注目されており、国では国家戦略特別区域外国人滞在施設経営事業を民泊特区として、旅館業法の適用除外の規制緩和が行われているところであります。更別カントリーパークの利用状況につきましては、先般指定管理者である産業振興公社決算についてご報告をさせていただきましたが、昨年の連続台風の影響で8月以降の利用客が減少いたしました。自然災害のためやむを得ないところでありますけれども、公式ホームページのリニューアルによるネット予約の取り組みを初め、観光情報誌やPRサイトなどを活用したPR活動にも努めていただき、ここ数年利用状況の改善が見られてきたことから、産業振興公社には引き続き利用改善に向けた努力をお願いしているところであります。ご提案の民泊仲介サイトは、観光客や旅行者の方にとっては非常に利便性が高いものでありますが、手数料もかかるということから、指定管理者の経営裁量の中で検討すべきもの考えておりますが、指定管理者制度の趣旨を逸脱しない範疇で村としても指導してまいりたいというふうに考えております。また、お試し暮らし短期体験住宅につきましては、移住定住対策事業の一環として本村へ移住を希望される方が一定期間村での生活を体験できる場を提供することを目的に、現在新栄町にあります定住化促進住宅1戸を活用し、実施しているところでございます。利用対象は移住希望者及び移住を検討されている方であり、入居につきましては先着順ではなく、審査、選考により行っております。これは、旅館業者の方への配慮という面と旅行先のホテルがわりに使用されるといった懸念があることから、当初からこのような形をとっているわけであります。お試し暮らし体験住宅のPR方法につきましては、村のホームページへの掲載はもとより、北海道移住促進協議会、NPO法人住んでみたい北海道推進会議のホームページなど、不特定多数の方ではなく、移住を希望される方や関心のある方がアクセスするようなサイトに利用募集広告を掲載するほか、移住PRパンフレットを作成して本州方面や札幌市地下歩行空間などで行われるイベント等の開催にあわせて配布をしております。本村の暮らしやすい環境や交通アクセスの有利性など、移住に向けたPRに努めているところであります。一方、空き家対策につきましては、平成27年に更別村空き地・空き家バンク事業を開始しております。空き家等を所有し、売買や賃貸を希望する方からの申し込みにより、写真や図面などの情報を村のホームページに掲載しており、空き地、空き家物件の有効活用を図っております。現在までに4件の空き家を掲載し、3件が売買等により成約となっております。件数は少ないものの、一定の効果があるものと考えております。議員からのご提案であります民泊仲介サイトにつきましては、基本的には観光客や旅行者の方が不特定多数の中から宿泊先を探すためのサイトでありまして、移住定住対策という視点からいえば、長く本村に住んでもらえる方にお試し暮らし体験住宅を利用していただいていると考えておりますことから、現時点については民泊仲介サイトの登録についてはその効果を十分に検証していく必要があるというふうなことで考えております。なお、お試し暮らし体験住宅について容易に知ることができないとのご指摘もありました。今後も従来の手法にとらわれず、積極的なPRを行うように努めてまいりたいというふうに考えております。以上、お答えといたします。

質問 2番 太田綱基

指定管理者という面に関しても独自で努力していることは十分存じておりますが、そういったことでも課題というのはPR不足、情報の発信力不足があるのではないかなと感じています。そして、手数料云々のこともあるかもしれませんが、そういった料金の見直しというものを図ればよいことだし、知ってもらうためには情報発信、利便性の向上というものでは費用対効果が十分にあり得るものだと、そして更別村が発展してPRしていけるツールなのではないのかなと思っております。お試し体験住宅における定住化対策として、パンフレット等の工夫をして、それも長期で移住してくれる人のために工夫をしているということなのですけれども、私が言いたいことは、移住定住用としても民泊用としても両方利用していくことができるのではないかということなのです。それも例えば短期お試し住宅の対象期間というのは5カ月半あるわけなのですけれども、残りの期間は民泊、旅行という趣旨の目的でもいいではないかと、それが更別に来ていただく、知ってもらうことでまた定住につながる動きという捉え方ができるのではないかなと思っております。そして、私先ほども空き情報、お試し短期住宅ちょっと確認してみたのですけれども、空きがいっぱいあって、無駄になっているというか、もったいないところがあるのではないかなと思いますので、片方だけ、お試しとかいう枠だけで捉えてではなく、きっかけづくりということで民泊も考えてはいかがかなと思います。そして、今回の定例会の一般会計補正予算でもあった昭和区で寄附された物件とかも改修するのですけれども、お試し住宅や定住化の活用とするのみではなくて、定住化促進住宅管理条例というものの枠を超えて新しいものをつくっていくという発展させた形にしていかなければならないのではないかなと思います。もちろんあそこの物件は、村が簡単な気持ちで寄附を受けたわけではないと私は思いますので、それを発展させるために行動していかなければならない、そう思うところであります。住宅の空き期間などの無駄をなくし、更別村を知ってもらう努力、発信、発展させたものをつくっていく取り組みが必要だと思いますが、改めて村長はどう感じているかお聞かせください。

答弁 村長

今太田議員のご指摘、ごもっともだというふうに思います。今PRとか、いろんなツールとしてのAirbnbが大変有効であるということは、例えば海外旅行等でそういうものを実際に使って、ホストの皆さんと、あるいは借り手がうまく融合して、いろんな形で安価に、そして安全に安心してそういうような形の利活用がお互いできてくるというところは非常に進んでいるのかなというようなこともあります。スペースマーケットを提唱する重松さんですか、熱中小学校の講師にもなっていますけれども、今タクシーにしてもウーバーといって、タクシー会社を手を挙げて捉えるのではなくて、スマホでアプリを作動させて、その場に来ていただくということで、そういうような形では東京とかいろんな部分では進んでいるというようなことがあります。まさに情報発信をして、必要とする情報、あるいは必要とするサービスをそういうような形で通信網を使って利活用を図っていくということは非常に重大でありますし、この辺はAirbnbだけではなくて、そういうものも含めて研究をしていく必要がありますし、将来的にはそれが都市部ではなくて地方にも広がっていくことになるというふうに私は認識しております。ということで、その部分についてはしっかりと検討していきたいなというふうなことを思っています。ただ、うちの村の弱点としては、行政懇談会の中でも非常に指摘をされるわけですけれども、ブロードバンド環境ですか、光回線が町の中ではありますけれども、農村部等々では非常に回線が使いづらくなっている。あるいは、時間帯によって大変重くなっているというような状況で、いろいろなインターネットの状況とか、高速通信網が整備されていないところからくる現代にとっては不便さというものが感じ、非常に感じられているということはご指摘を受けています。その整備も含めまして、この部分についてしっかりと対応していくような研究、検討を重ねてまいりたいというふうに考えております。あと、昭和区のところもありまして、改修をお認めいただいたわけですけれども、定住化促進条例等々の部分もあります。その部分についてはお試し住宅と定住化促進住宅の役割、あるいはその部分をしっかりと明記をして、住んでいただけるというところの部分で、今非常に多くの方が更別村に関心を持っていただきまして、移住、定住される方もふえてきております。そういった方たちは、しっかりそういうような部分含めて、そのあり方について、お試し住宅あるいは定住化促進住宅、その条例改定等も含めてしっかり検討していきたいというふうに思いますし、発信というのは非常に大事なところになってくると思うのです。自分としては、就任してから非常に弱点としては、やっぱり村として情報の発信が弱いということです。その部分については、村民の皆さんはもちろんそうですけれども、ほかのところの方々に向けても村のよさ、あるいは住環境、子育て環境、福祉環境等々を含めましてしっかりと情報発信をして、よさを知ってもらって、こちらに移住定住をしていただくということを考えていかなければならないというふうに思います。その辺を十分考慮し、そして情報発信について本当に前向きに取り組んでまいりたいというふうに思っております。以上、お答えとさせていただきます。

質問 2番 太田綱基

更別村として発信力が弱いというところも村長十分に考えていただいているところだと思うのですけれども、ITの発展、世の中がITが物すごいスピードで発展していく中で、更別村もそれに対応したものをつくっていかないと、どこがスタートになっていいかわからないし、何が足りないかということも、一歩踏み出していかないと村として何が必要かということを感じていけないと思うのです。なので、光ケーブルという住民からの要望があると思うのですが、村が少しずつ一歩踏み出したITの発展が光ケーブル、こういったことが足りないのだという住民の意思、意見というものを感じることができるのではないかなと思っております。光ケーブルのことで言わせていただければ、農業地帯、これからドローンを使っていろいろな効率化、IoTを含めいろいろなことが急速なスピードで変わっていくと思います。農業者、私が先ほど言った宿泊者、そのほかに東京の人とかで田舎で暮らしたい、仕事はパソコンでできるといった人の宅地の利用とかも、光ケーブルというものがなければそういった宅地にも選ばれない、選ばれる条件にはならないと思うので、村の発展ということを考えたときに、そういったことも考えていっていけたらいいのかなと思います。あとは、空き家対策につきましても、更別村がITという面では知っている人は知っているのだけれども、なかなか取っつきにくい、だまされやすいとか、そういった感情から利用しにくいところもあるのですが、更別村が例えばAirbnb、民泊などを発展させていったことが住民に対して、大丈夫なのではないか、挑戦してみようか。それが今後大樹町の宇宙開発事業でインバウンドとか人の流れ込みという状況を更別村の発展にしていけたらいいのではないかなと思っております。さらには、更別には熱中小学校ができて、これから宿泊施設も建設される中で、そういった働きかけをみんなで一つになって最大限村をPRしていってほしいと思います。特に答弁要りませんが、もしか一言あれば、何かお願いします。

答弁 村長

今総括的な最後の質問ということでお伺いしました。まさに今日本は、第4次産業革命を迎えております。今からの時代は、これまでのパソコンとかコンピューターから、今はAI、人工知能がいかに人間の労働の中に入ってくるか、あるいは産業の中に進出してくるかというところで、我々が果たす役割、そしてAI、人工知能が果たす役割、効率化、合理化という部分もありますけれども、そういう時代が今本当に大きな時代の返還期として来ております。しかしながら、私はAIがいろいろと台頭してきて、あるいは職業が失われてくる職種もあると思うのですけれども、我々人間でしかできない創造力、思考力、そしていろんな発想力というものは、やはりこれは人間にしかできないのではないかというふうなことがあります。その限り、しっかりと共存しながらといいますか、そういう形が必要ではないかというふうに思っています。大樹町のロケットもそうです。非常に経済効果があるということで、種子島もそうですけれども、むしろ周りの町村が非常に経済効果がたくさんきます。もちろん研究者もそうですけれども、工場関係者あるいはそれに携わる人々ということを考えれば、当然私どもの村もその範疇に入っておりまして、空港から10分の利便性、大樹町と帯広市のちょうど中間地点にあるということから、この辺では限りなく可能性が広がっているのではないかということで、大いに期待をしているところであります。GPSを使ったトラクター、非常に便利だというふうに聞いております。お嫁さんを迎えて、その方が農家出身でなくても、トラクターに乗りながら正確にいろいろな技術を蓄積した部分で畑を耕作することができるというふうに聞いておりますし、あと3つ衛星を打ち上げればこれが完璧に近いものになるということで、本当に大樹の射場にかけられている思いは大きなものがあるというふうに思っています。熱中小学校に東京大学の特命教授が来て、筑波大学、あるいは研究者グループ、あるいは企業がこぞって研究を開始します。これは、AIを使った農業技術の開発ということでありまして、今農業をAI、あるいはそういうような部分で最先端の技術で基盤整備をしていこうと思えば、データが足りないということであります。更別村は日本一の大規模農業の村でありますということで、その部分で研究を重ね、データを蓄積しながら、ビッグデータを活用してその部分をしていくということでは、まさに来られた教授は更別を日本のシリコンバレーにするのだということで、これは本当に夢ではないというふうに私は考えていますし、しっかりその部分は後押しをしていきたいというふうに思っています。空き家もそうですけれども、商店街の空き店舗等々、これは20年先、30年先、いや、10年割きを見据えてしっかりやらなければいけません。今般中小企業振興条例をつくって、その部分のところの居抜きとか、第3次産業とか、いろんな部分で村としてもそういう制度をつくっているわけですけれども、今やらなければ間に合いません。だから、空き家、それと定住移住政策にしても、子育て支援にしても、福祉政策にしても、やっぱり待ったなしの状況なのです。目の前に課題はたくさんあります。しかしながら、今やらなければできません。将来に禍根を残さないためにも、将来持続可能な村にするためにも、住んでよかった、住みたい村にするためにはこのことに今早急に取り組む必要があると考えております。全般的にお話ししましたけれども、太田議員さんの指摘のとおり、しっかり村としても頑張っていきたいというふうにお答え申し上げまして、お答えとさせていただきます。以上でございます。

質問 2番 太田綱基

どうもありがとうございました。これで私の一般質問を終わります。どうもありがとうございます。

出典:更別村議会 平成29年第2回定例会 2017年6月8日 議事録 PDF(44ページ) 間違いを知らせる