みんなの議会

訓子府町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月10日

移住施策の本気度と移住者の受け入れ体制について

2025年9月10日、訓子府町議会の一般質問で、泉愉美議員が「移住施策の本気度と移住者の受け入れ体制について」質問し、町長 伊田彰、経済振興室長 鈴木淳、住宅施設課長 河端健、教育長 高橋治が答弁しました。

質問者
泉愉美 議員
答弁者
町長 伊田彰、経済振興室長 鈴木淳、住宅施設課長 河端健、教育長 高橋治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 泉愉美

5番、泉です。通告書に従って一般質問をさせていただきます。移住施策の本気度と移住者の受け入れ体制について。令和7年7月末現在の本町の人口は4,412人となっています。日本全体で人口減少が進む中、移住者を取り込むための人口獲得競争が過熱化し、多くの自治体で移住促進施策に力を入れています。本町でも人口は減少し続けており、町民からは町の将来を心配する声が聞かれます。そこで、本町の移住施策のこれまでとこれからについて伺います。1、近年の移住フェアと移住相談窓口の実績と成果は。2、移住施策のこれまでの実績および今後の受け入れ体制充実の考えは。3、保育園留学の取り組みの考えは。以上、3点について、町長と教育長に伺います。

答弁 町長 伊田彰

ただいま「移住施策の本気度と移住者の受け入れ体制について」3点のお尋ねがございましたのでお答えをいたします。1点目の質問につきましては、令和5年度は東京で2回、令和6年度は福岡で1回、大阪で1回、東京で2回参加したほか、苫小牧市で開催された移住ドラフト会議にも参加し、合計で約120名の相談を受けております。そのうち、地域おこし協力隊に就任し4名が移住したケースやブースへの訪問をきっかけに本町へ旅行に来られた方が複数いらっしゃいました。また、移住フェアに訪問された方が本町でガラス加工の公民館講座を2年にわたり開催していただくなど、さまざまな動きがございます。常設の移住相談窓口としては、経済振興室で対応しており、過去2年間では電話相談が1件あったのみでございますが、2名の移住に結びついております。2点目の質問につきましては、本町が移住施策としてこれまで実施してきたものは、UIJターン支援事業のみであり、令和5年に1件の実績があり、2名の移住につながっております。また、本年5月からは、移住フェアにおいての要望の声が多かった移住体験施策を試行的に開始しておりますが、現時点までに利用者実績はございません。今後については、利用状況も見ながら、施設の充実について検討していきたいと考えております。3点目の質問につきましては、現状でも実施することが可能でありますが、こども園の保育体制によっては受け入れることができないタイミングもあるため、希望される方については、その都度こども園の保育体制を確認しながら、個別に対応していきたいと考えておりますので、ご理解を願います。以上、お尋ねのありました3点につきましてお答えをいたしましたので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。

再質問 5番 泉愉美

それでは、項目に沿って再質問をさせていただきたいと思います。移住フェアのことでお聞きしたいんですけれども、東京とか大阪などで開催されていることなので、私たち町民は直接見ることができないので、イメージが湧きにくいものだなというふうに思っていました。議会では予算質疑などで、数字的な説明を受けていますけれども、これまでの移住フェアでは、訓子府町の何を売りにして、どのような方法で町のPRをしてきたのかを伺いたいと思います。

答弁 経済振興室長 鈴木淳

移住フェアでどんなことをPRしているかという部分だと思います。東京、大阪、大体どのブースも一緒ですけれども、大体二、三m区画のところにブースが設けられるような、長机2本ぐらいですか、そこにパネルがあって、そこにバナーですとかポスターですとか貼ったり、あとのぼりを立てたりとかパソコンを使って動画を流したりとか、そういった方法でPRを目に留まるような工夫をしているというところです。何をPRするかという部分ですけれども、訓子府町の魅力を最大限、人によるんですけれども何を求めているかという部分も聞きながら、例えば市街地がコンパクトであるよとか、10万人都市の北見市が隣にあって非常にお買い物環境も何でも揃いますよという20分圏内で揃うし、女満別空港までも45分で着きますよとか、農業が盛んな町で玉ネギが日本一の生産を誇ってますよというようなことですとか、子育て環境も良い環境で子育てができますよといったようなこと、移住の相談に来られた方々の希望に沿うような形の相談を受けております。

再質問 5番 泉愉美

少しイメージできました。フェアの目的というのは、最終的には移住につなげることだとは思うんですけども、これ年に数回、いろんなところで開催されているのに参加してると思うんですけど、目標設定のようなことはされているのでしょうか。例えば何人の方をブースの方に呼び込もうとか、このうち何件の方を移住実績につなげるとかという、そういう目標は設定されているのでしょうか。

答弁 経済振興室長 鈴木淳

移住フェアでの目標設定というところでございますけれども、なかなか対応する方の本気度といいますか、ブースを立ち寄ってどんな町なのっていうようなことで二、三分話を聞いて去ってしまう人ですとか、本当に興味を持っていただく方だと1時間なり1時間半なり、しっかり話を聞いていただける方もいるというところで、なかなか目標設定というのが難しい状況にあります。なので多ければ多い方がいいのかもしれないんですけども、多ければ薄いことしか、何て言うんですか、PRできないといいますか、深いところをしっかりと聞く方については時間がかかるというところで、どんな方がいらっしゃるのか分からない状況ということもあって、目標設定はなかなか難しいのかなというふうに考えております。

再質問 5番 泉愉美

相手もあることなので、ちょっといきなり移住にというのは強引な感じもできないので難しいなと思いますけども、毎回目標決めなくとも「今年度は」みたいな感じで、年度目標みたいな感じで、一応決めておいた方がモチベーションも上がるのかなとかって思っていました。それで、このイベント出展に関しては、予算としては今年度でいうと114万程度の予算が計上されていますけれども、この費用対効果についてはどのように捉えていますか。

答弁 経済振興室長 鈴木淳

114万円の予算というところでいきますと出展料になります。移住フェアでの出展の場所代ですね要するに。それの予算の計上で、その効果というところなんですけれども、なかなか効果というのを数字にして表すというのは、はっきり目に見える形で表すというのがなかなか難しいというところです。対面で移住を希望される方ですとか興味を持っていただける方にしっかりと説明して訓子府町を知ってもらう。まず知ってもらうということが将来的な移住とか関係人口につながっていくのかなというふうにも思いますし、なかなか来場1回目で訓子府町を深く知ってもらうということよりは同じ東京でも1回行ってまた2回目行ったときにまた同じ方がいらっしゃるということが結構あって、回数を重ねてより深く知ってもらうということもありますので、なかなかちょっと効果という面でいきますと町長の回答にもありましたように地域おこしの方が4名で移住されたとかですね。公民館講座を開いてくださる方もいるですとか、興味を持って旅行に来ていただけるという方もいるというところが効果なのかなというふうに思っています。

再質問 5番 泉愉美

すぐに目に見える効果はなかなか難しいなとは思うんですけども、地道に名前を売っていただきたいなと思います。フェアでこれまでに120名の方が相談に来てるということで、結構な数字だなというふうに思って聞いておりましたけれども、移住までいかなくても、フェアに来た方とその後つながるようなことはできているのでしょうか。

答弁 経済振興室長 鈴木淳

相談を受けた方でその後もつながるかという部分でいきますと120名相談を受けて120名つながっているかというとなかなかそうではないんですけれども、実際に先ほど申し上げましたように地域おこし協力隊に応募してくださる方、旅行に来ていただける方、あとは移住ドラフト会議という苫小牧市で開催した北海道移住ドラフト会議ですね。こちらについてはちょっとなかなか制度が面白くて、野球のドラフト会議に見立てて、参加される方を選手、自治体とかそういうところを球団として、指名するような制度なんですけども、3人まで指名して交渉権を得るというような制度なんですけれども、その3人指名した方は、その指名を受けたところにキャンプを、実際に来なければいけないというようなこともあったり、そういったことでちょっとつながりはある方とない方といるんですけれども、一定程度あるかなというふうに思っております。

再質問 5番 泉愉美

つながっておけるツールが何か用意できているんだったらいいなというふうに思ってたんですけど、それによって、のちのち働きかけることもできますし、ふるさと応援団とかふるさと納税とかにもつながってくるんじゃないかなというふうに思ってました。フェアに来た方のためには、おそらく配布資料のようなものも用意されていると思うんですけれども、これは移住者向けのようなものを作って用意されているのでしょうか。

答弁 経済振興室長 鈴木淳

特段、移住者向けのパンフレットというのは作ってはおりません。既存のパンフレット、町を紹介するパンフレットを移住フェアに行くとそのパンフレットを置く専用の場所がありまして、大体町によっては、その町を紹介するパンフレットですとか、観光地でしたらその観光パンフレットですとかというのを置いてたりします。場合によっては、地域おこし協力隊の募集要項とかもそこに置くような形で、参加者がそこを見て歩くという形です。今回でいけば移住者用のパンフレットではないんですけれども、プロモーション動画というのを今年度予算計上して作って、それを今、東京で出店してるキッチンカーですとか、移住フェアでも使っていけますし、ホームページに載せたり、そういったことは幅広く使えるのかなというふうに考えております。

再質問 5番 泉愉美

フェアに来た方が即決で訓子府の移住を決めることってまずないと思いますし、何か資料とかを持ち帰って検討できる方がいいなと思ってます。既存のパンフレットを置いているということだったんですけども、町の施設とか、お店については詳しく書かれているパンフレットだと思うんですけども、何か移住者向けに先輩移住者の声が載っていたりとか、移住支援にどんなものがあるかとか、そういうのを載せたこっちに来たときの生活をイメージできるようなものがあった方が親切なんじゃないかなというふうに思いました。フェアについては大体イメージつかめたんですけども、行くからにはやっぱり目標を定めてほしいと思いますし、それなりに予算をかけていますので最大の効果を上げるための努力を今後もしていただきたいなと思います。次に、移住相談窓口のことをお聞きしますけれども、今、答弁では過去2年間で相談件数は1件あっただけっていうことだったんですけども、電話以外での対応方法もあるのかなというふうに思ってたんですけど、この辺は何か対応されているのか、またPRされているのかをお願いします。

答弁 経済振興室長 鈴木淳

相談窓口についてですけれども、過去には1件の相談を受けて2名の移住に結びついているというところでございます。どこから移住されるかという部分もありますので、相談の体制は電話だけではなくて、例えばZoomですとか、道内の方でしたら直接来ていただくことも可能かなというふうには考えております。

再質問 5番 泉愉美

次に、二つ目の移住施策の実績と受け入れ体制の充実についてお話させていただきたいんですけども、これまでは、UIJターン支援事業のみというふうなお話だったんですけども、移住希望者が移住先を選ぼうと思ったときに、どのように探すかなって考えると、先ほどの移住フェアのようなものに積極的に足を運ぶ方もいるとは思いますけれども、地域が限定されますし、常時開催されているわけでもないのでタイミングも難しいのかなと思います。多くの方は自治体のホームページを見るところから始めるのかなというふうに私は思いました。以前から度々ホームページは見ていましたけれども、訓子府のホームページはちょっとやっぱり事務的な感じがして、写真も少ないですし、移住に関してはちょっと来てほしい感じがあんまりしないっていうか、そういう感じを私は印象として持ってます。度々見てたんですけども、移住のページのところに2日前にいい動画が入りましたね、移住者インタビューということで、見やすいし素晴らしい内容だったなというふうに思ってました。ただ移住定住のページ全体を見ると、まだ工夫が必要かなって思うところは多くあるなと思っています。ここ数日で移住者インタビューの動画も載せましたし、移住体験住宅の写真も載せました。ほかにも何か新たな情報掲載とか改善の予定というのはあるのでしょうか。

答弁 経済振興室長 鈴木淳

確かに移住のページというのは議員おっしゃられるとおり少し弱いのかなというふうには経済振興室の方でも考えております。たまたまタイミングが8月までの納期の動画だったもので、最近動画を載せさせていただいたというところがあるんですけれども、今、そういった素材を集めながら、そういったホームページの充実も今後リニューアルを予定されておりますので、そのタイミングに合わせながら、それまでに少しページの構成ですとか、移住を希望する方が見やすいようなホームページの作りというのをちょっと検討して、なるべく多くの素材を載せて希望が興味が湧くようなページづくりに心がけていきたいなというふうに思っております。

再質問 5番 泉愉美

今、ホームページリニューアルのお話もありましたけれども、それにも大いに期待できるなと思ってるんですけど、リニューアルにはおそらく時間も要すると思いますので、その前にできることもあるんじゃないかなっていうふうに思います。移住希望者の気持ちになって、ちょっと見直してみてほしいなというふうに感じておりました。あとは田舎暮らしに憧れたりして訓子府いいなって思ったときに、次は住むところをどうしようって思うと思うんですよね。今年度から移住体験住宅が1軒用意されました。この話については、この後の村口議員が質問しますので、あまり触れないようにしておきたいと思いますけれども、訓子府は住宅事情としては、非常に乏しいなというふうに言われています。このままでは、移住先として選ばれる町にはなり得ないんじゃないかなって思ってて、この現状のまま移住者が来るのをただ待っててもなかなか増えていかない。そこで住宅の関係でいうと、宅地造成とか新築住宅への支援とか、そういう新たな取り組みの考えはないかどうかを伺いたいと思います。

答弁 住宅施設課長 河端健

移住者を受け入れる施策として、宅地造成とか移住者への住宅支援、過去にあけぼの団地、あさひの団地などで宅地造成をしてまいりました。それから30年近くたってるわけですけれども、新たに宅地造成をして受け入れをするような計画というか青写真というのは、現段階では描いておりません。あとは住宅への支援、住宅費用高騰というのは、最近、叫ばれておりまして、なかなか新築を建てる方がそこに踏み出せないといった状況もございますけれども、現段階では、町として、そうした新築支援等については、今考えておらず、後の一般質問でもあるのかなとは思いますけれども、なるべく既存の空き家など既存の施設を生かしながら、それを皆さんに使っていただくような方向で検討しているところでございますので、ご理解願いたいと思います。

再質問 5番 泉愉美

今、課長おっしゃったように建築資材が高騰してるのがずっと続いてて、もう簡単には家を建てられないようなふうになってきたなっていうふうに私も感じていました。北見から一番近い町が訓子府ですし、北見から本町に通勤している方も多い中で、これまでも住宅の議論というのは多くあったなというふうに思います。この町に住みたいって思う方が住めるように、何とか一歩前へ進めることも検討していかなきゃいけないときが来たのかなというふうに思ってます。それから、仕事の話をします。移住を考えるときに働く世代だったら仕事も必須かなと思います。本町でやってきたことは何かなと考えたときに、農業就農支援とか、商工業の企業支援なんかもあったんですけども、どちらもハードルがすごく高いなというのが一般的な考え方かなと思います。会社勤めを希望する方に対して、就業に関わる支援のようなものを何かやってきたことは、あるのでしょうか。

答弁 経済振興室長 鈴木淳

就業に関わる支援というところでいきますと就業支援金補助金ですね、その部分なのかなというふうには思います。そのほか就業に関わる支援というのは、これまでもないかなというふうに思っております。

再質問 5番 泉愉美

以前、ほかの議員が雇用の関係で質問をしたときに、ハローワークに任せるのがベストだという答弁だったなというふうに記憶しております。ハローワークはもちろん専門的な機関ですし、情報量も多いとは思いますけれども、移住に関して先進的な町のホームページなんかを見ると仕事の選択肢も掲載されていて、仕事内容だとか待遇、福利厚生、休日なども明記されています。生き生きと働く職場の写真とかコメントなんかも出ていて、すごくイメージしやすいものになっていました。これが町のホームページで誰でもすぐに見られるようになっているのは魅力的だなというふうに思いました。なので訓子府でも町内事業者の方の協力を得ることは必要になると思いますけど、こういうネットワークづくりみたいなのが必要だとは思いませんか。

答弁 経済振興室長 鈴木淳

移住者にとって仕事と住まいとコミュニティというこの三つってすごく大事だなというふうに認識はしております。確かに雇用の面でいきますと今ホームページ上で町内の事業所紹介するようなページとかっていうのはなくて、ほかの町のホームページでは、町内の企業を紹介するページだったりとか求人なんかも載ってるようなところがあります。ちょっとその辺も今、実は商工会の方とは協議をしている最中でして、どのように運営していくかという部分、事業者の協力というのも当然ありますし、ホームページの持ってない事業者さんもおられるわけなので、求人情報まで行くのか、企業の紹介、こういう企業ありますよというような紹介のページにするのか、その辺はちょっと商工会ともう少し協議が必要なのかなというふうに考えております。以上です。

再質問 5番 泉愉美

希望する仕事に就けるかどうかというのは、移住先として選択肢に入れるかどうかの大事な要素の一つだなというふうに思ってますので、親切な情報がたくさん見せる町の方がやっぱり選ばれると思いますので、ぜひ商工会との協議を進めていただいて、本町でもそのような魅力ある分かりやすいホームページを目指してほしいなと思います。それから、コミュニティの話がさっき出ましたけど、コミュニティの方で移住者の不安を解消する手段の一つとして、先輩移住者との交流の場があるのも受け入れ体制の一つではないかと思います。同じ経験をしてきた先輩の話というのはやっぱり説得力がありますし、孤独感も解消できます。新しい環境に溶け込みやすいというのもあると思いますけども、このような交流の場を設ける考えはありますか。

答弁 経済振興室長 鈴木淳

交流の場ということで、非常にコミュニティの部分っていうのは大事なのかなというふうに思っております。本町ですね、移住の先輩というか、そういった方が今ちょっと少ない状況ではあります。他の市町村から嫁いで来られた方とか、そういった理由で移住されてきた方はいるんですけれども、移住という、何て言うんですか、この地域に限定して移住してきたというような方というのは、なかなか少ない状況ですので、今後、コミュニティというのは大事かなというふうには思いますので、そういった先輩移住者という方を集めていうか情報を拾いながら、将来的にそういった相談の相談役で先輩の移住者の相談というのをコミュニティというのを作っていければなというふうには考えております。

再質問 5番 泉愉美

分かりました。少ないのは承知しておりますけども、やっぱり先輩の移住者が町に来たときに、どんなことに困ったのかなとか、どんなことに驚いたのかなとか、そういうのを知れるというのは、心配事を解消するのに一番いいかなと思いますので、今後、移住者が増えていった暁には、そのような受け入れ体制の充実も考えてほしいなと思います。そもそも訓子府の魅力って何なのかなって思ったときに、よく言われるのは、豊かな自然とかきれいな街並みとか町民の皆さんの温かい人柄とかって言われたりしてますけども、観光要素というのがやっぱりなくって、そういうのを自ら作るのも可能なんじゃないかなというふうに思ってます。人を呼び込むような新たな魅力づくりに挑戦する考えはありませんか。

答弁 経済振興室長 鈴木淳

新たな魅力づくりというところ、先ほど、どうやって移住フェアでPRしているかという部分でも申し上げたとおり、訓子府町独自の魅力というのは確かにあると思っております。それでも観光に弱い部分というのは否めないところでありますし、新たな魅力というのはあった方が当然移住者の興味も持っていただけるのかなというふうにも思っております。新たな魅力、新たな産業ですとか、そういったものも含めて、今、まちづくり会社を来年4月に設立する予定ではありますけれども、そういった部分も含めて、まちづくり会社の準備室の方では検討しているところでございます。

再質問 5番 泉愉美

先月、私、町民社会科見学というのに参加したんですよ。子どもと一緒に参加したんですけども、これ町民でも普段立ち入れないところに連れてってくれるんですけれども、今回は養蜂の現場に連れて行ってくれて、ハチ箱からハチミツをとって、その場で食べさせてもらって、最後、ビンに詰めてお土産まで待たせてくれて、その後には町営牧場に行って広大な牧草地の牛の放牧を見ることができて、町民の皆さんとても喜んでいたんですよね。これ町民向けの企画ではありましたけれども、町外者向けにもこのような訓子府ならではの体験プログラムみたいなのをやって呼び込むこともできるんじゃないかなというふうに考えました。例えば、農業の町ですから農業の収穫体験をやるとか、これはあの銀河農園でも可能かなとも思ったりしてました。あとは酪農家さんの協力を得られるなら搾乳体験をやるとか、あとは町をドライブして周遊ツアーみたいなのをするとか、冬であれば遊ぶアクティビティみたいなのもできるかなとかって考えていまして、都会暮らしの方ってそういうのすごく珍しがって喜んで来るんじゃないかなって思うので、そういう体験プログラム的なものどうかなと思うんですけども、そういうのに挑戦してみる考えはありますか。

答弁 経済振興室長 鈴木淳

体験プログラムに関しましては、自然的な観光がうちの町にはなかなかない部分でして、お金をかけずに観光地にするという面でいきますと体験のプログラムというのは一つの観光になるのかなというふうに考えておりますし、先ほど申し上げられました養蜂体験ですとか、例えば農作業の収穫体験ですとか、そういった部分というのは理解が得られる農家さんですとか、まちづくり会社の方でもそういった部分、体験プログラムというのは考えておりまして、それが収益化できるかとか、そういった部分も少し掘り下げながら、ちょっと今考えてる最中ですので、そういったことは現時点で考えているというところ、検討しているというところでございます。

再質問 5番 泉愉美

やはりソフト面のこういう企画って、比較的少額でできると思いますし、いろいろ考えたらアイデアも出てくるのかなって思います。町民の方って結構厳しい目で見ていて、議会カフェトークって、昨年度から3回やってるんですけども、その来場者の中の声には、町は移住者を受け入れるために何かやってるのかとか、人口がどんどん減ってくのに対策できていないという厳しい意見もありますので、何か思い切った施策で一歩前進させることも必要ではないかなというふうに思っております。次に、3点目の保育園留学のお話をさせていただきたいんですけど、先ほども言いましたけれども、ホームページの移住者インタビューの中にも保育園留学の話が出ていて、本町でも始めようとしているんだなということが分かりました。この保育園留学、北海道内でも各地で子どもの受け入れを行うのが流行っているなというふうに見ていて、なぜ今この取り組みが流行ってきているのか注目してみたんですけれども、おそらく自分たちの暮らす地域で体験できないことを体験できるからじゃないかなというふうに思います。北海道、特に人気あって、自然の中で雪国の体験ができるとか収穫体験ができるということで、1週間から長ければ1カ月以上の設けているところもあるようです。子どもが1人で来るわけではなくて、保護者も一緒に来るので、費用も20万とか、もっとかかるところもあったりして、決して安いものではないなというふうに見ていたんですけど、今とても人気があるようです。既に研究していると思いますけれども、この保育園留学を行った場合の事業効果については、どのようなことが考えられるでしょうか。

答弁 経済振興室長 鈴木淳

保育園留学についてですけれども、体験住宅と合わせて、お子さま連れの場合は保育園で預かることもできますよというようなスタンスで、まだちょっと保育園留学という制度設計までは、いかないんですけれども、将来的には、その反応を見ながらやっていきたいなという思いはありますし、道内の先進のところも調べながら、うちの町でどういったことができるのかという部分も検討していきたいとは思います。効果の方も今おっしゃられたとおり、子どもに、親としては元気に育ってほしい、いろんな体験をしてほしいというようなことで、子どもにかけるお金、経済的な部分でいいますと結構あるのかなというふうには考えておりますし、やるにしても、例えば、受け入れる先ほどもおっしゃられたとおり住宅の問題ですとか、長くいるんであれば仕事の問題も出てくるかもしれませんし、あとは体験プログラムですとか、地元の方との交流といった部分もあったりしますので、ちょっと総合的にさまざまな観点から検討しなきゃいけない部分があるのかなというふうには考えております。

再質問 5番 泉愉美

今おっしゃったように子どもへのいろんな経験ができるということでいい刺激にもなると思いますし、訓子府みたいにこども園から中学校まで同じメンバーで成長していくような子どもたちにとっては、出会いと別れの経験にもなって、いいのかなというふうに思ってました。あと保護者にとっても良い交流の場となるのではないかなって思いますので、訪れる側にとっても受け入れる側にとっても両方にメリットがある取り組みではないかなって思いました。本町がこの取り組みを本格的に始めるとしたら、考えられる課題はどのようなものがあるのでしょうか。

答弁 経済振興室長 鈴木淳

保育園留学をするにあたって、どこに課題があるかという部分なんですけれども、先ほども申し上げましたように、まず受け入れる住宅の関係ですとか仕事の関係、コミュニティの関係、あとはこども園の受け入れ体制の問題、人的な配置の問題、そういったことが考えられますし、今は事前に相談を受けて、受け入れる体制が確認できたら受け入れますよという形なんですけれども、それが恒常的に受け入れられるように、あとは人数の規模、どれぐらいの人数まで受け入れられるかという部分も保育体制の部分に関わってくるのかなと思いますので、その辺は教育委員会の方と移住担当のこちらの方の連携が必要なのかなというふうには感じております。

答弁 教育長 高橋治

今、室長の方からもお話がありましたとおり、受け入れについては回答のあったとおりなんですが、先ほど泉議員おっしゃるとおり、来ていただける方にももちろんメリットありますし、受け入れ側としても同一環境の中で違った環境から来られる方々がっていうことでは、子どもたちにとっても保護者にとってもいい刺激になるというのは十分認識しているところでございます。どうしても、例えば、0歳児というのが年々増えて、0歳児の入園というのが年々増えてるんですが、どうしても基本的に保育士が3人に1人というような割合で、こういった部分になると保育士を1人体制を増やさなきゃならないということもありますので、特に小さいお子さんをお連れの場合ですと、その体制がすぐにじゃあできるかというとなかなか難しいという部分があります。それから、調べてみますと、どうしても春休み、夏休みあたりに保育園留学を希望される方、休みを使って留学されるというケースが多いのかなと見受けられますが、そういうあたりが集中するということでは、どうしてもその点については保育士の体制も手薄になる時期もあるかと思いますので、その辺は総合的に考えながら、連携を図りながら体制を整えていかなきゃなんないなとは思っております。

再質問 5番 泉愉美

今いくつか課題についてお話いただきましたけども、例えば、こども園の定数の関係でいくと開設当初は200人の予定で開設していますので、今、子どもたち110から120ぐらいの人数かなって思いますので、キャパシティ的には大丈夫かなっていうふうに思ってました。今後も町の子どもの人数というのは減少傾向にありますので、何とか受け入れできるようになって、こども園もにぎわいがあるこども園だといいなというふうに思いました。あと保育体制のこともありますけども、急に応募したからといって何十人も殺到するわけでは決してないと思いますので、そこは何とか体制を整えていくことが可能ではないかなというふうに思いました。あと、私、一番心配してたのは、受け入れる住宅ですねやっぱり。今1棟だけ移住体験住宅ありますけれども、それで足りなくなったときにはどうするのかなと思ったら、町有住宅があるので、そういうのを活用できればいいかなとか、あと子どもにとって面白いのはトレーラーハウスを使ったりすると子どもも楽しく過ごせるんじゃないかなとかって、少し予算はかかりますけども、課題は乗り越えていけるんじゃないかなというふうに思いましたけれども、このこども園留学、どんな感じでスタートになるか分かんないけど、大々的に募集するようなことは考えとしてはありませんか。

答弁 教育長 高橋治

ただいまの大々的にこども園留学を検討しませんかというような中身だったと思います。議員もご存知かと思いますが、道南の厚沢部町では年間150組ぐらいの応募があるというようなことをホームページ上でちょっと知ることができました。ここまではと言わなくてもということだと思うんですが、この辺につきましては移住政策とも連携を図りながら、教育委員会だけでうんぬんということにはなりませんので、ただ、先ほど言いました保育の体制、入園枠は確かに定員をかなり余裕のあるような状態にはなってるんですが、保育士につきましては、なかなかこれが集まらないという状況もありますので、やっぱり保育士、保育教諭あっての、こういう園の体制ですので、その辺は十分配慮しながらですね、またあと入園にあたっては、やっぱり保護者の、割と保護者の方ですとか、お子さんの様子ですとかを入念に面談をしながら受け入れてるというところが多いと伺っております。そうしたことにも配慮しながらやっていかなきゃならないということでは、どうしてもマンパワーの部分をきちんと充足させなきゃならないところがありますので、その辺をきちんと検討、充足させながらやっていかなきゃならないということでは、ご理解願いたいと思います。

再質問 5番 泉愉美

さまざま課題もありますけれども、この保育園留学って移住定住につながる可能性もありますし、交流人口としては間違いなく増えてきてくれた方にとっては第2のふるさとみたいな感じになって、効果としてはいいなというふうに思いますので何とか課題をクリアしていただいて、軌道に乗れるように、さらなる研修を進めていただきたいなというふうに思っております。最後に、町の移住施策全体の話になりますけれども、今住んでいる町民の方が安心して豊かに暮らしていくことも守りながら、一方では、町を衰退させないためにも移住者を積極的に受け入れて町を元気にしていくことも同時に力を注いでいくべきだなというふうに思っています。これは簡単ではないことは理解しているつもりですけれども、訓子府は移住に関しては少し消極的だなというふうに感じています。おそらく、移住よりも今住んでいる町民の方の定住の方に力を注いできた結果なんじゃないかなというふうにも思ってます。もちろん今までやってきたことも意味があると思いますし、これからにも期待しているところなんですけれども、最後に町長に今後の移住者受け入れについて、町がどの程度本気で取り組んでいこうとしているのかを伺いたいと思います。

答弁 町長 伊田彰

少しなんか評論家みたいなイメージで答えたくはないんですけど、今まで一つも答えてないんで、少し何点かお答えさせていただきたいなと思います。まず、移住者の効果の部分で少しいろいろうちの室長からも答弁しましたけども、ストレートで出てくるとすると人口1人増えると地方交付税って40万から50万ぐらい需要額が増えて出てくる。そういう意味では、国勢調査の結果の人口なんですけども、そこの部分は非常に大事かな。そして、今までは確かに議員言われるとおり、定住が主としてた部分がありました。移住って、僕は、思いとしては、今盛んに言われてますけども、元々日本の中で奪い合いしてもどうなの、子どもも含めてなんですけども、という思いもありました現実的には。最近だと特に今いろいろ瞬間的にやるとすごく隣から人来るんじゃないっていう話も聞こえてはきます。ただそこの奪い合いが果たして地域にとってどうなんだという思いが少しありまして、ただもう4,500を切って、そのまま今人口でいくと自然減が86人亡くなって16人しか生まれてませんので、60は自然減です。社会減どうやって増やしていくの。最近話題になってる東川あたりがもう非常に伸びてきてるよというところも、いろんな環境の違いはありますから、その辺ってないんですけども、ただ3年ほど前の町長選に出るときに、そういった意味では、そういった外部からの人の目を、外部からの人間が新たなまちづくりをどういうふうに展開していくというところも含めて、やっぱりそういった声を旧態ずっと住民がいろいろ考えてきた部分があるんですけども、そのためにまちづくり株式会社を地域おこし協力隊でやりたい。そこでいくと仕事は自分で作りなさい。町も公のセクターの仕事にはならないけども、やや公に近い仕事っていう部分も含め、そういう部分を立ち上げながらやっていった方がいいっていうことで、自慢じゃないですけど、10人人口増えたんですよね、それでいろいろ地域おこし協力隊も含めてですけど、そのまんま今年の交付税にカウントされると500万ぐらいは増えるかなと思っていますので、そういった意味では、さまざまな部分がございます。移住のフェアというのは大々的に全国のベースでありますんで、全国ベースとか北海道ベースありますんで、すごく興味がある方が来るというところでいくと120人というのは間違いない数字っていうか、その中からもやっぱり拾ってこれるというのはやっぱあるかなというふうに思ってます。そして、一番、仕事はちょっと別なんですけど、住まいが非常にやっぱり困ってます。いざ来たときに「えっどこに住むの」というところがやっぱり一番のネックで、もう町営住宅とか古い公営住宅はなかなか若い方住んでいただけない。いろんな話もありましたけど、せめてエアコンぐらいついてなきゃ駄目だよねって的な部分も含めてあって、そういった部分でいくと非常に今一番、ここ10年来、空き家の対応をすごくやってきました。前町長時代も含めてですけど、それは持ち家としての空き家の対策をやってきて、すなわち定住に向かったというところなんですけども、次というか、次のステップでは、先ほど河端課長からもありましたけども、賃貸としての空き家の活用、ある一定レベルの整備が必要ですけども、リフォーム賃貸というような部分に展開していこうということは、何回かお話もさせていただいておりますけれども、ちょっと国の事業がまだちょっと不透明なところがあって、もう既に7年度までの事業はやってまして、7年度で国も見直しをするというところなんで、そこは情報を取りながら、そういう部分ではいきたいなというふうに思っております。そのほかでいきますと、まちづくり株式会社はさっき言ったとおりなんですけども、ここは先ほどいろいろ観光の問題とか体験の部分とか、いろいろ議員からもご提案をいただいたところですけども、そこってどうやって儲けるというところを少し視点としてあって、それでまちづくり株式会社としてそういうことをやったときに、どういうお金の流れを作るというところがあって、単純にいくと、やります、その体験、体験をやりますと言ったときに、どうしても定額で残るのは心に残る思い出と足跡ぐらいしかないよねというところがあって、そうではなくて、やっぱり持続可能な活動にしていかなきゃ駄目かなというふうに思ってますんで、その辺は今、会社の方ではいろいろ練り上げていくかなというふうに思っておりますので、まさしく保育園留学って、名前は保育園留学なんだけど、基本は体験活動かな、そこにいろんな構成が入ってくるよね。で、何のためにやるの。もちろん住んでる方がいると町内消費が生まれます。居酒屋さんも含めて。そういった流れも小売も含めて必ず出てくるというのがあるんで、そこは大切にしていきたいなというふうに思っております。今年、長野県の泰阜村やすおかむらというところに小さくても自治体フォーラムがありまして、そこのところで行ってきました。泰阜村はもうほとんど子どもいないんですけれども、そこでは自然体験キャンプ村っていうのを20年ぐらい前から民間のNPOかな、認可法人が運営してるんですけども、それと要は留学制度というんですか、学校関係も含めて、そこにもう100人クラスの子どもが来てるっていうところがあって、毎年動き出してる。もう20年やってるんで、すごく流れ的には子どもの流れが、本当に900人ぐらいの村です。何もない。信号も一つもない村なんですけど、そういった意味では、産業なんですかって村長さんに聞くと、第2次産業というか、サービス業ですって基幹産業、福祉です。だから介護員がすごく地域にいるっていうところで、在宅介護で全部やってるというような、そんな村なんですけども、子どもに関してはそういう形を今とりながらいろんな動きをしてるというようなこともお聞きしました。でもやっぱりNPOと言いつつ食べて儲けて食っていくという、もうスタッフ的には20人、30人ぐらいのスタッフいますので、そういった意味では、そういうところが出てきてるかな。プーと鳴りましたんで、いずれにしても爆発的に移住者を100人とか200人とかって、そういうスタンスというか、そういう目標はなかなか立てづらいというところですので、当然そこまでいくと投資をどうするんだ。例えば住宅作らなきゃならないよというところでいくと、100戸200戸をどうやって作っていくんだという問題も出てくるんで、そんな高いレベルではないですけども、徐々にですけども、一定レベルの部分はやっぱりやっていかなきゃならないなというふうに思ってますんで、そういった意味では、さまざまなアイデアも含めて、いろんなものを駆使しながら、そういった部分に進んでいきたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。

再質問 5番 泉愉美

期待しておきたいと思います。これで私の一般質問を終わります。

出典:訓子府町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月10日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる