みんなの議会

大空町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月14日

(1)観光客の受入れに対する課題について/(2)持続可能な観光客の受け入れとごみ処理の対策について

2023年12月14日、大空町議会の一般質問で、川村淳議員が「観光客の受入れに対する課題について」「持続可能な観光客の受け入れとごみ処理の対策について」について質問し、町長が答弁しました。

質問者
川村淳 議員
答弁者
町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 川村淳

はい、2番。令和5年第4回定例会、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。52私からは、観光と環境の両立についていて2点質問させていただきます。まず一つ目、観光客の受入れに対する課題についてでございます。コロナ感染症が5類となりまして、本格的に国内外からの観光が動き出し、大空町もオホーツクの玄関口として多くの観光客が 流入している状況でございます。世間ではコロナ禍より続くキャンプブームもまだまだ去っておらず、キャンプ場や、道の駅では多くの観光客を目にする日々が続いております。本年度も多くの観光客に訪れていただき、大空町のキャンプ場や、女満別、東藻琴の道の駅を拠点として観光を楽しんでいただけることについては、非常にうれしく思っておりますが、その反面拠点となっている女満別湖畔のキャンプ場、また道の駅として女満別、東藻琴それぞれの道の駅、こちらでは短期も長期も含めて滞在している旅行客のごみの受け入れに対する分別処理に現場は大変苦労されているという声を聞いております。この状況を町としてどの様にとらえているのか、町長の見解を伺います。続いて二つ目として、持続可能な観光客の受け入れとごみ処理の対策についてお伺いいたします。観光客のごみにつきましては、基本的に家庭ごみというものではなく、事業用のごみとして扱われております。その受入れは数年前まではスーパーやコンビニなどでもごみ箱を設置しており、そこで回収をされていたかと思います。ただ、ここ近年のコロナ禍がまん延し始めたころから、そういった各お店からはごみ箱が撤去されまして、今もそのままごみ箱を設置していないスーパーやコンビニが大半でございます。また、過去さかのぼりますと、北海道開発局が主導で観光客から出るごみの調査というものを行われております。これは、旅行者はゴミ箱のある場所を求めて移動するという結果が出ており、これに伴い2006年6月から2007年の7月まで、これは道東を中心にですけれども、エコステーションという取り組みを実施しております。当初、大空町では当時の女満別の道の駅でも、観光客用のごみ袋を販売し受け入れをする体制を整えて試験的に実施しております経過もあります。で、当時はただごみ袋を買うという事に抵抗がまだあったのか、開発局の結果を見ま すと余りうまくいかなかったというようなことで、その時には試験的に終わっているのですけども、実際いまの時代というのは、ごみの処理にお金が掛かっていることは当たり前のことでして、観光客に理解をいただけるものではないかなと思います。また、グーグルで大空町・旅行・ごみと検索しますと、旅行者のブログが結構でてきまして、女満別の道の駅、もしくは東藻琴の道の駅ではごみが捨てることができるという情報がたくさん出てきます。旅行者というのはやっぱり、特にキャンピングカーで移動する観光客につきましては、こういった情報をもとに点々と移動しているというのは現状としてあると思います。今年は、女満別湖畔キャンプ場でもごみの回収をしてないという状況もありまして、その大半が女満別の道の駅で処理されているのではないかというお話も聞いております。この辺につきましても何か対策を講じているのか、また、現在も女満別の道の駅では小さいごみ袋、小さいサイズのごみ袋を販売して受け入れをしているように対策をとっているのですけれども、単にこうい53った受け入れをするのが道の駅だけではなくて、もっともっと持続可能な観光客の受け入れを考えたときに、町全体として取り組むべき事業だと僕は考えております。このことについても、町長の見解をお伺いしたいと思います。以上です。

答弁 町長

川村議員の一般質問にご答弁いたします。観光と環境の両立についてというテーマでご質問をいただきました。まず、観光客の受け入れに対する課題についてでありますが、新型コロナウイルス感染症、感染症法上位置づけが5類になったことも相まって、ここオホーツクにたくさんの観光客が訪れてきてくれております。また、本町においてもコロナ禍によるアウトドアの人気上昇に伴い多くのキャンパーが訪れ、本シーズン2023年シーズン7月から8月末までの実績は、キャンプ利用人数2,589名、総宿泊数3,298泊となっており、シーズン外を加えるともっと多くの利用者が来られていたものと推察しております。議員ご指摘のキャンプ場利用を初めとする旅行客のごみ 受け入れについてでありますが、2021年シーズンから湖畔キャンプ場では新型コロナウイルス感染症の蔓延予防対策として、キャンパーから出るごみの回収を中止したところであります。ごみが捨てられなくて不便になったというお声をいただいたこともありますが、そういう時代ですという趣旨の発言をしていただき、例年通りキャンプを楽しんでくださっているキャンパーの方も多数いらっしゃったところであります。しかしながら一方で湖畔キャンプ場がごみの受け入れを中止したことによって、道の駅等にキャンパーのごみが持ち込まれた事実というのは確認してい るところであります。指定管理者である めまんべつ産業開発公社とも協議をし、次年度に向けての対策を検討しているところです。最後に、持続可能な観光客の受け入れごみと対策について、観光客の旅行者が持ち込むごみ問題は決して単独市町村で対応できる問題ではなくなってきていると感じております。議員がおっしゃるとおり、キャンプ場などの公共スペースはもとより、コロナ禍においてコンビニエンスストアからもごみ箱が消えてごみを捨てることができなくなってきました。また、元々ごみ箱を設置している道の駅自体少なく、本町の道の駅はごみ箱設置している数少ない道の駅としてSNS等で話題になっています。ごみが捨てられる道の駅というような投稿が多く、通過する旅行者が持ち寄り大量のごみを捨てて行くという状況であり、施設利用者のごみというより、近隣市町や長期宿泊などから排出された生活ごみが持ち込まれております。感染症法のフエーズが下がったからごみの回収を再開するという対策で解決できる課題であるのか 、川村議員のご質問の趣旨であり、持続可能性というものをしっかり考えて行くためにはもう少し議論を深めていかなければならないものと考えております。少し時間は掛かるかもしれませんが、今後増加する観光客、来訪者が快適に大空54町に滞在していただくために、近隣市町や関係機関などと十分に連携をしながら、抜本的な対策について検討を進めてまいりたいと考えておりますので、議員におかれましても、さまざまな角度からご助言賜りますようお願い申し上げます。また、議員の質問の中の最後に、大空町として町としてごみの受け入れをしてはどうかというご発言をいただきましたけれども、大空町は 決してごみを捨てる場所ではないと、私は考えておりますし、受け入れた場合にそれをきちんと大空町の分別にあわせて、その事業者が分別をしなければならないという事を考えると一概に町内のさまざまな事業所にご協力をいただいて、ごみを受け入れることはできない、そのように考えているところであります。以上、一回目のご答弁とさせていただきます。

質問 川村淳

はい、2番。町長ありがとうございます。まず1点目の質問の部分につきまして、キャンプ場のごみの処理を再開して行く方向で検討していただけるということで、来シーズンもうすぐ春以降キャンプシーズン始まります。この辺はまず対策をしっかりとしていただいて、なるべく近隣の住民からも、やはりごみが落ちているという状況が見てとられ、僕も朝毎日シジミの関係であそこの前必ず通って処理をし に行くのですけれども、ポツラ、ポツラごみが落ちていることがございます。や はりそういった部分見かけると、やはりキャンプ場としてもっときれいにして行かなくてはと思う部分もありますので、その辺の努力をちょっとしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。続いて二つ目の方の、持続可能な観光客を受け入れとごみの処理の対策の部分なのですけれども、一つ例を挙げますと私の生まれ育った羅臼町では、知床の世界自然遺産登録を契機に地元の観光に関する商店だったり、宿泊施設等でも観光客専用のごみ袋を販売して、ごみ袋の取り扱いをすると同時にごみの回収を行うという事業を展開しております。町長先ほどなかなか難しいのではないかというお話があったのですけれども、僕としては、やはりそのオホーツクの玄関口として、ここの大空町の立ち位置を考えますと、そういった体制も考えていく必要があるのではないかと思っております。また、そこに関しましては、勿論観光協会だったり商工会だったりとの連携というものも必要になってくるのかなと思いますけれども、町長のお考えをもう一度伺いたいと思います。

答弁 町長

まずはキャンプ場のごみでございます。やはり集めなかったことで、本来マナーをきちんと守るキャンパーの方はごみをそこに投げないというのが基本だと思います。そういったマナーを守れないキャンパーの方はやはり、ごみを捨てて行ったりしているのかなと思っております。キャンパーの55ごみの受入れについてはコロナ禍もおさまったので、来年度は管理をいただいているところと協議しながら、ごみ袋を販売することで、販売しそこにゴミを入れていただいて、ある程度時間を区切った中で回収をしたいなと考えておりますけれども、これについてはやはり、今後、キャンパーが利用して、またそのごみを集めてそのまま燃えるごみだとか、燃えないごみ、そういったもので捨てられればいいのですけれども、恐らく大空町の基準に合致したごみの入れ方になっていなくて、それを回収して管理いただいているところが、結果いろいろ分別作業等の手間をかけているのではないかなと思っています。そういったことを考えて、そういった手間の手数料だとかというのも、今後、キャンプ場の利用の見直しの中で考えていく必要があるのかなと考えております。やはり私も子供が小さい時にキャンプをして、ごみの落ちていないそういったキャンプ場で快適にキャンプをしたいというのは、だれしもの願いでありますので、やはりごみが散乱しているところのキャンプ場を利用したいとは思いませんから、きちんと管理をした中でキャンプ場の運営というものに努めてまいりたいと考えております。また、持続可能なごみということで、羅臼町の取り組みのお話をいただきました。確かに羅臼、知床世界自然遺産という中で、その取り組みの一環として地域を挙げてごみを、観光客の出すごみを回収しましょうということを行っておられるのかなとそのように思っております。議員おっしゃられるように、たしかにオホーツクの玄関口女満別、大空町ではございますけども、ただごみを、やはり事業者の方に協力していただいて回収し、それを事業者の方がきちんとうちに合う様に分別をするというのはなかなか難しいし、商工会の皆様のご理解というのもいただかなければならない。さらには、やはり先ほどのキャンプ場のごみと同じですけども、それを区別するという手間というものもあろうかと思いますので、そういったことも含めて、羅臼町のように出来ないかもしれないのですけれども、何か手だてというの を考えていかなければならないのかなと考えております。ただ、先ほどSNSとかでごみが捨てられるというのは出ているかもしれないのですけれども、ごみを捨てて、この場所で何を観光客の方は貢献、大空町あるいはそこの商店、事業所に貢献していただけるか という部分が正直言って私はわかりません。ですので、それを集めることもやはり効果というものが私は必要ではないかなと考えておりますので、そういったものも含めてごみ処理の、町民のごみ処理ではなくて、観光客や来訪される方のごみの出し方、あり方について改めて検討したいと思いますし、先程も申しました様に大空町だけが回収するとなると、本当に隣の町に滞在していた方のごみも大空町に入ってきてしまうし、そういったごみが集まってしまうと、それこそわが町の埋め立て場が早く埋るだとか、さまざまなことにも影響すると思います。そういったところはやはり近隣の市町村と連携しながら、皆で同じ方向性に向かって取り組んでいく必要があるかなと思いますので、私としてはこういったことを、さまざまな管内の首長などの集まりの中で提言させていただければなとその様に思っております。56

質問 川村淳

町長ありがとうございます。今、町長からお話がありました様に、なかなか現状としては受入れが難しい、ごみの受け入れというのはなかなか難しいのかもしれません。こういったときにごみ焼却場建設する事務組合立ち上げ等々始まると思うのですけれども、そういう中でもこういったものの話題を提案していって、何か全体としてごみの受け入れをしていく、しなければきっとそこらへんに捨てていく可能性も十分考えられると思うのですよ。この近隣やっぱりしていないところが多いので、何らかの対策っていうものは考えなければいけないのかなと、僕は個人的に強く思っていますので、ただ、ごみを回収するというだけではなくて、それをちゃんと収益化できるような、システムを作る、ちゃんと作ることによってこの町の財源としても担っていくような形で考えられないのかなと思っております。また、近い将来、女満別空港から高規格道路というのが網走方面に伸びていくとかと思います。こういった場合に、外周を通る案となった場合、町の中に流入するっていうのもなかなか少なくなる可能性も出てきますので、そういった部分将来的な対応として、町に来てもらって、寄ってもらうきっかけになるものかなとも考えております。まだどうなるか分からないのですけれども、将来的にいろいろな観点でシュミレーションしながら、今後も 対応というものを検討していただくことをお願いして、僕の一般質問を終わりたいと思います。以上です。

答弁 町長

ありがとうございます。本当にごみの問題というのは非常に難しくて、私時間が有ったら近隣いろんなところドライブに行くのですけれども、驚いたのは帯広の方はですね、コンビニに行くと普通ごみは回収していなくて、でもペットボトルだとか空き缶、そういったものは回収してくれているなと思って、ペットボトル空き缶を持って中に入って、それすらも回収してくれていないというところも出てきております。ごみの考え方というのはどんどん変わってきていて、やはり、自分で出したごみは自分で持ち帰って自分で奇麗に分別をして、その自分の住んでいる所に出すというのが本来であるのかなというふうに思っておりますけども、そうは言いながら長期滞在者はどうしてもどこかでごみというものを捨てなければならない という中で、繰り返しになりますけれども、近隣の市町と連携して、どこかだけが受け入れるとそこに集中するので、そこをみんなで分散しようという考え方も必要があるかなと考えております。また、高規格幹線道路の延伸の関係で町に寄ってもらうためにゴミを回収という考え方あるのかもしれないのですけれども、私はそういった考え方は持っておりません。申しわけございません。そういった部分で町に引き込むのは、さまざまな魅力を展開して、町に寄っていただく必要があろうかなと思い57ますし、また事業化というとどんな、ちょっと私はイメージがつかないのですけれども、ただ、もし集めていただける事業者の方が、それが事業者の方の少しの利益にでもなるのであれば、そういった取り組みも検討する余地はあるのではないかなと思いますのでそういったことも含めて、本当にすごく難しい問題をご質問いただいたなと思っておりまして、本当にいろんな観点から確認をさせていただきます。検討させていただきますし、ごみの広域化の中間処理施設の整備に当たっても、一緒に取り組んでいる市町に対しても、先ほどではないですけれど、こういった問題ご提案させていただければな とそのように思います。どうもありがとうございました。

質問 川村淳

終わります。

出典:大空町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月14日 議事録 PDF(57ページ) 間違いを知らせる